JPS6361462A

JPS6361462A - カ−ド搬送装置

Info

Publication number: JPS6361462A
Application number: JP20445186A
Authority: JP
Inventors: Yoshihiro Tada; 多田　祥浩
Original assignee: Omron Tateisi Electronics Co
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 1986-08-30
Filing date: 1986-08-30
Publication date: 1988-03-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）発明の分野この発明は、例えば現金自動預金支払機で取扱われるキ
ャシュカード等のカードを搬送する場合に使用されるよ
うなカード搬送装置に関する。

（ロ）発明の背景一般に、この種のカード搬送装置は、カードを上下一対
の搬送ベルトで挟持して搬送することにより、搬送力の
強い安定したカード送りが行なわれ、この搬送ベルトを
介してカードを内部のカードリーダ等に導くようにして
いる。

ところで、このカードリーダに尋がれたカードは、カー
ド搬送路の片側基準面に片寄せし、この片寄せした定位
置で、カード情報を読取っている。

しかし、この片寄せ時にあっては、カードを、上下のベ
ルト対接圧に流して幅方向に滑り移動させるため、ガイ
ド部材等で間中に片寄せすることができず、特にベルト
張力が常に一定であるために、片寄せ後にベルトの弾力
によって、カードが元に戻ってしまうことがあった。

（ハ）発明の目的この発明は、カードの挟持搬送力を強弱いずれかに切換
え可能に設けて、カードの搬送状態および読取り状態に
適したカード処理が行なえるカード搬送装置の提供を目
的とする。

（ニ）発明の要約この発明は、取引情報を備えたカードを挟持して搬送す
る搬送手段と、この搬送手段の搬送力を強い搬送力と、
これより弱い搬送力とに切換える搬送力切換え手段とを
備えたカード搬送装置であることを特徴とする。

（ボ）発明の効果この発明によれば、搬送力切換え手段によって、カード
の搬送力を強弱いずれかに設定できるため、カード搬送
時は強い搬送力にして、カードを安定して送り動作する
ことができ、またカード読取り位置でカードを幅方向に
ズラせるようなときは、カードの搬送力を弱めて、円滑
に幅方向に滑り移動させることができる。

このため、カードの幅方向の移動を、ガイド部材によっ
て簡単に移動させることができ、またこのとぎは強いベ
ルト対接圧を受けないために、読取り位置に高精度に対
応させることができる。

（へ）発明の実施例この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。

図面はカードリーダを示し、第１図〜第３図において、
このカードリーダ１１は、磁気カード１２を挟持搬送す
る搬送ベルト１３と、該搬送ベルト１３の搬送力を強弱
に切換える搬送力切換え機構１４とから構成される。

上述の搬送ベルト１３は、上ベルト１５と下ベルト１６
を上下一対に対設し、この対設面間を磁気カード１２の
挟持搬送路に形成しており、これら上下ベルト１５．１
６は、両側を駆動プーリ１７．１７と従動プーリ１８．
１８によって、張設支持している。

そして、この上ベルト１５側に対して、後述する搬送力
切換え機構１４が対設される。

この搬送力切換え機構１４は、ソレノイド１９に接続し
た対接ローラ２０（、上ベルト１５の上面中間部に上方
より押下加圧可能に対接し、カード搬送時はソレノイド
１つをＯＮ動作して、対接ローラ２０を下動させ、上ベ
ルト１５面を押し下げてベルト張力を高めた緊張状態に
維持する・これにより、上下ベルト１５．１６面間でカ
ードを挟持搬送するのに適した強対接圧に設定している
。

逆に、ソレノイド１９をＯＦＦ動作すると、対接ローラ
２０が上動し、上ベルト１５に対する加圧が解かれてベ
ルト張力が弱められた弛緩状態となり、カード搬送力が
働かず、カードを搬送幅方向に円滑に滑り移動させるこ
とが可能となる。

そして、搬送ベルト１３の両側に配設される固定フレー
ム２１．２２の一方で、上述の搬送ベルト１３を張設す
る各ブーりの回転軸２３・・・を軸支すると共に、この
フレーム２１の内壁面側には、基端側を支点に自由端側
を傾動許容して、バネ２４で他側の固定フレーム２２側
に付勢して傾斜突出してなる片寄せガイド板２５を備え
ている。この片寄せガイド板２５により、この位置に導
かれたカード１２を自動的に片側に寄せるようにしてい
る。

また、他側の固定フレーム２２の内面を、磁気カード１
２の読取り位置基準面２６に設定し、この基準面２６と
対応する位置に、カード１２の磁気ストライプ２７と対
応する磁気ヘッド２８を対設している。図中、Ｓｌはカ
ード取込み検知用の第１検知センサ、８２はカード送出
し検知用の第２検知センサである。

このように構成されたカードリーダは、第１図に示すよ
うに、第１検知センサＳ１を介してカード１２が、この
カードリーダ１１に導かれＩにとを検知すると、ソレノ
イド１９をＯＮして対接ローラ２０を上ベルト１５の上
面より押下加圧し、水平状態のベルト面をＶ字形の緊張
状態にして、これら上下ベルト１５．１６面間を強圧対
接させて、カードの送り動作に適した搬送状態にする。

そして、カード１２がこの搬送ベルト１３に挟持されて
読取り位置近くに導かれると、′Ｐ、４図に示寸ように
、ソレノイド１９を０ＦＦＩ、で、対接ローラ２０を上
動させる。これにより、上ベルト１５は弛緩状態となり
、上下ベルト１５．１６面間の対接圧が弱まり、カード
１２を搬送幅方向に滑り移動可能な状態にし、この位置
に搬送されてきたカード１２は、片寄Ｖガイド板２５の
付勢力を受けて、自然に読取り位置基準面２６側に位置
規制される。

ここで、磁気ス１−ライブ２７と磁気ヘッド２８とが対
応して、所要の読取り、書込処理が行なわれる。そして
、これら磁気処理が終了すると、カード１２を後段に搬
送づべく、再び第５図に示すように、ソレノイド１９を
ＯＮして対接［１−ラ２０を下動し、上ベルト１５上に
押下加圧した緊張状態に戻して、上下ベルト１５．１６
面間でカード１２を強圧保持し、搬送ベルト１３の駆動
力で後段へと確実に送出され、そして、このカード１２
が送出されたことを第２検知センサＳ２が検知すること
で、磁気処理が終了する。

第６図はこの発明の他の実施例を示し、これは搬送力切
換え機構６１として、ソレノイド６２と対接ローラ６３
とを中間部を支点に傾動する連結杆６４を介して接続し
たものであって、これによりソレノイド６２のＯＮ・○
ＦＦ動作を、上述の実施例と逆方向に上下動作するよう
にした一例である。

上述のように、搬送力切換え機構によって、ｈ−ドの搬
送力を強弱いずれかに設定できるため、カード搬送時は
強い搬送力にして、カードを安定して送り動作すること
ができ、また）Ｊ−ド読取り位置でカードを搬送幅方向
に移動さゼるようなときは、カードの搬送力を弱めて、
円滑に幅方向に滑り移動させることができる。

このため、カードの幅方向の移動を、弱付勢する片寄往
ガイド部材等で簡単に移動させることができ、またこの
とき１；（強いベルト対接圧を受けないために、位置合
ｌ！精度が正確で、またベル１〜やカードに過負荷がか
からず、カードの縦横の移動に適した搬送路が得られる
。

この発明の構成と、上述の一実施例との対応において、この発明の）ｊ−ド搬送装置は、実施例のカードリーダ
１１に対応し、以下同様に、カードは、磁気カード１２に対応し、搬送手段は、搬送ベルト１３に対応し、搬送力切換え手
段は、搬送力切換え機構１４，６１としてのソレノイド
１９．６２と対接ローラ２０．６３とに対応するも、この発明の構成は、上述の実施例の構成のみに限定され
るものではない。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示し、第１図はノＪ−ドリーダの要部側面図、第２図はカード
リーダの要部正面図、第３図はカードリーダの平面図、第４図および第５図はカードリーダの処理動作を承り側
面図、第６図はこの発明の他の実施例を示す搬送力切換え門構
の説明図である。

Claims

【特許請求の範囲】１、取引情報を備えたカードを挟持して搬送する搬送手
段と、この搬送手段の搬送力を強い搬送力と、これより弱い搬
送力とに切換える搬送力切換え手段とを備えたカード搬
送装置。２、搬送手段はカードを挟持搬送する搬送ベルトで形成
し、搬送力切換え手段は搬送ベルト面にソレノイドを介して
、ベルト張力を可変可能に可動する対接ローラで構成し
た特許請求の範囲第１項記載のカード搬送装置。