JPS6360226A - 高珪素鉄板の製造方法 - Google Patents
高珪素鉄板の製造方法Info
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- JPS6360226A JPS6360226A JP20139586A JP20139586A JPS6360226A JP S6360226 A JPS6360226 A JP S6360226A JP 20139586 A JP20139586 A JP 20139586A JP 20139586 A JP20139586 A JP 20139586A JP S6360226 A JPS6360226 A JP S6360226A
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Landscapes
- Manufacturing Of Steel Electrode Plates (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は高珪素鉄板の製造方法に関する。
珪素鉄板は優れた軟磁気特性を有するため、従来から電
力用の磁心や回転機用の材料として大量に使用されて来
たが、近年省エネルギー、省資源の観点から変圧器、回
転機などの電気機器の効率化、小型化が強く要請され、
これに伴いその鉄心用材料である珪素鉄板にも、より優
れた軟磁気特性及び鉄損特性が要求されるようになって
きた。
力用の磁心や回転機用の材料として大量に使用されて来
たが、近年省エネルギー、省資源の観点から変圧器、回
転機などの電気機器の効率化、小型化が強く要請され、
これに伴いその鉄心用材料である珪素鉄板にも、より優
れた軟磁気特性及び鉄損特性が要求されるようになって
きた。
この珪素鉄板の軟磁気特性はS1添加量とともに向上し
、特にs、5vts付近で最高の透磁率を示し、さらに
固有電気抵抗も高いことから。
、特にs、5vts付近で最高の透磁率を示し、さらに
固有電気抵抗も高いことから。
鉄損も小さくなることか知られている。
しかし、珪素鉄板はSi含有量が4. 0wt 4以上
となると加工性が急激に劣化し、このため従来では圧延
法(熱間−冷間圧延法)により高珪素鉄板を工業的規模
で製造することは不可能であるとされていた。
となると加工性が急激に劣化し、このため従来では圧延
法(熱間−冷間圧延法)により高珪素鉄板を工業的規模
で製造することは不可能であるとされていた。
このような圧延法に対し、近年超急冷凝固法と称される
方法か研究開発されているが。
方法か研究開発されているが。
この方法により製造される高珪素箔帯は表面性状や表面
の平坦度が劣り、また厚さや板幅か限定されてしまい、
加えて生産性が劣り生産コストも高くつく等、工業規模
で実施する上で多くの問題を有している。
の平坦度が劣り、また厚さや板幅か限定されてしまい、
加えて生産性が劣り生産コストも高くつく等、工業規模
で実施する上で多くの問題を有している。
このようななかで本発明者等は、Sl含有量が4.ow
L%を超える高珪素鉄板の圧延による製造法について検
討を進めてきた。そしてその結果、熱間圧延条件等の選
択により圧延による高珪素鉄板の製造が可能であること
が判ってきた。
L%を超える高珪素鉄板の圧延による製造法について検
討を進めてきた。そしてその結果、熱間圧延条件等の選
択により圧延による高珪素鉄板の製造が可能であること
が判ってきた。
ところで、高珪素鉄板が有する優れた磁気特性を得るた
めには、最適な結晶粒径と磁気的に好ましい結晶方向を
有する再結晶組織を形成する必要があり、このためには
実用性を考慮した最適な焼鈍条件の設定が不可欠である
と考えられる。
めには、最適な結晶粒径と磁気的に好ましい結晶方向を
有する再結晶組織を形成する必要があり、このためには
実用性を考慮した最適な焼鈍条件の設定が不可欠である
と考えられる。
本発明者等はこのような観点から軟磁気特性に優れたS
i 4.0wtチ以上の高珪素鉄板の焼鈍方法について
検討を重ね、焼鈍時の加熱速度を所定の条件に規制する
ことにより優れた軟磁気特性が得られることを見い出し
、この発明を完成させたものである。
i 4.0wtチ以上の高珪素鉄板の焼鈍方法について
検討を重ね、焼鈍時の加熱速度を所定の条件に規制する
ことにより優れた軟磁気特性が得られることを見い出し
、この発明を完成させたものである。
すなわち本発明は、Si : 4.0〜7.0 wt%
を含む高珪素鉄合金スラブを熱間圧延後、脱スケール処
理、圧延、脱脂処理、及び焼鈍を屡次施して高珪素鉄板
を製造するに当り、焼鈍処理における100℃〜SOO
℃温度範囲での平均加熱速度を、板温で10℃/hr〜
500℃/hrとすることを特徴とする高珪素鉄板の製
造方法である。
を含む高珪素鉄合金スラブを熱間圧延後、脱スケール処
理、圧延、脱脂処理、及び焼鈍を屡次施して高珪素鉄板
を製造するに当り、焼鈍処理における100℃〜SOO
℃温度範囲での平均加熱速度を、板温で10℃/hr〜
500℃/hrとすることを特徴とする高珪素鉄板の製
造方法である。
以下、本発明の詳細をその限定理由とともに説明する。
本発明ではSlを4.0〜7.owt%含有した鉄合金
を溶製する。
を溶製する。
Siは結晶磁気異方性及び磁歪を減少させ、特にSi
: 6.5 wt S付近で磁歪がほぼ零となることか
ら、その含有量の近傍では優れた軟磁気特性を示す。同
時に固有電気抵抗も高くなることがら鉄損も低下する。
: 6.5 wt S付近で磁歪がほぼ零となることか
ら、その含有量の近傍では優れた軟磁気特性を示す。同
時に固有電気抵抗も高くなることがら鉄損も低下する。
本発明ではSl:4.0wt%以上を含有する高珪素鉄
合金をその対象としているが、 Siが7.0 wt%
を超えると、製造コストが上昇するほか、飽和磁束密度
も低下し、磁気特性、特に最大透磁率か劣化する。この
ため本発明はSi含有量が4.0〜7、0wtチの鉄合
金を対象とする。
合金をその対象としているが、 Siが7.0 wt%
を超えると、製造コストが上昇するほか、飽和磁束密度
も低下し、磁気特性、特に最大透磁率か劣化する。この
ため本発明はSi含有量が4.0〜7、0wtチの鉄合
金を対象とする。
このようなS1含有量の高珪素鉄合金を、造塊・分塊圧
延若しくは連続鋳造によってスラブとし、このスラブを
粗圧延後、仕上熱延してホットコイルとする。次いで、
このホットコイルを脱スケール処理した後、準温間圧延
(室温〜400℃での圧延)し、最終板厚とする。
延若しくは連続鋳造によってスラブとし、このスラブを
粗圧延後、仕上熱延してホットコイルとする。次いで、
このホットコイルを脱スケール処理した後、準温間圧延
(室温〜400℃での圧延)し、最終板厚とする。
次いで、好ましくはSOO〜1300℃の温度範囲で焼
鈍し、再結晶組織を形成させるが。
鈍し、再結晶組織を形成させるが。
このとき優れた軟磁気特性(最大透磁率が高く、保磁力
が小さい)を得るためには、焼鈍工穆において結晶方位
や結晶粒径をコントロールする必要がある。
が小さい)を得るためには、焼鈍工穆において結晶方位
や結晶粒径をコントロールする必要がある。
鉄合金の磁化容易軸は、<100>方向であるため、(
100) (okt)方位に集積した所揃(100)面
内無方向組織が磁性上好ましい・また、結晶粒径は熱処
理温度と熱処理時間によって決定される。
100) (okt)方位に集積した所揃(100)面
内無方向組織が磁性上好ましい・また、結晶粒径は熱処
理温度と熱処理時間によって決定される。
本発明では高珪素圧延鉄板を上記の温度で焼鈍するに当
り、100〜800℃の温度範囲に詔ける平均加熱速度
が板温で10℃/hr〜500’C/hrである徐加熱
を行う。第1図及び第2図は6.48%Si冷延鉄板に
ついて、焼鈍時の平均加熱速度と焼鈍後の鉄板磁気特性
との関係を示すもので、各磁気特性は1200℃/hr
の値との比をもって表わしている。これによれば、平均
加熱速度が500℃/hrを超えると磁気特性が劣化し
ている。また、平均加熱速度が極めて遅い領域でも磁気
特性の向上が認められるが、工業的な製造コスト等を考
慮すると10℃/hrがその下限となる。また平均加熱
速度の規制を100〜800℃の温度域tこ限定したの
は、上記規制による効果が再結晶湯度以下の温度領域で
発揮されるためである。
り、100〜800℃の温度範囲に詔ける平均加熱速度
が板温で10℃/hr〜500’C/hrである徐加熱
を行う。第1図及び第2図は6.48%Si冷延鉄板に
ついて、焼鈍時の平均加熱速度と焼鈍後の鉄板磁気特性
との関係を示すもので、各磁気特性は1200℃/hr
の値との比をもって表わしている。これによれば、平均
加熱速度が500℃/hrを超えると磁気特性が劣化し
ている。また、平均加熱速度が極めて遅い領域でも磁気
特性の向上が認められるが、工業的な製造コスト等を考
慮すると10℃/hrがその下限となる。また平均加熱
速度の規制を100〜800℃の温度域tこ限定したの
は、上記規制による効果が再結晶湯度以下の温度領域で
発揮されるためである。
本発明による焼鈍法によって軟磁気特性が効果的に改善
するのは、次のような理由によるものと考えられる。
するのは、次のような理由によるものと考えられる。
高珪素圧延鉄板の回復、再結晶勿よぴ粒成長挙動は圧延
による内部歪1によって多少異なるが、概ね600〜7
50℃付近で再結晶が生じ、約800℃以上から粒成長
がはじまる。再結晶粒の核発生頻度と結晶成長速度は歪
エネルギーまたは焼鈍温度によって支配される。
による内部歪1によって多少異なるが、概ね600〜7
50℃付近で再結晶が生じ、約800℃以上から粒成長
がはじまる。再結晶粒の核発生頻度と結晶成長速度は歪
エネルギーまたは焼鈍温度によって支配される。
したがって、再結晶粒の核発生および成長が起こる以前
にある程度歪エネルギーを解放しておくことによって、
焼鈍後の再結晶集合組織を制御することが可能となる。
にある程度歪エネルギーを解放しておくことによって、
焼鈍後の再結晶集合組織を制御することが可能となる。
この点上述した100〜800℃の温度範囲での平均加
熱速度を10℃/h r〜500℃/hrとする徐加熱
焼鈍を行うことにより、a気的に好ましい結晶方位を有
する結晶粒のみが選択的に成長し、このため焼鈍後の粒
径制御と再結晶集合組織の改善が容易となり、得られる
軟磁気特性が改善されるものと推定される。
熱速度を10℃/h r〜500℃/hrとする徐加熱
焼鈍を行うことにより、a気的に好ましい結晶方位を有
する結晶粒のみが選択的に成長し、このため焼鈍後の粒
径制御と再結晶集合組織の改善が容易となり、得られる
軟磁気特性が改善されるものと推定される。
なお、焼鈍温度の好ましい範囲をSOO〜1300℃と
したのは、800℃未満の焼鈍温度では所定の磁性を得
るのに必要な粒径とならず、一方、1300℃を起える
と特殊な焼鈍炉が必要となり、製造コストが高くなって
し才うからである。
したのは、800℃未満の焼鈍温度では所定の磁性を得
るのに必要な粒径とならず、一方、1300℃を起える
と特殊な焼鈍炉が必要となり、製造コストが高くなって
し才うからである。
また焼鈍雰囲気は、真空、還元性ガス、不活性ガスのい
ずれでもよい。
ずれでもよい。
以上のようにして焼鈍処理された高珪素鉄板は通常絶縁
皮膜処理される。この絶縁皮膜は、積層状態で使用され
る高珪素鉄板の層間抵抗を上げるため形成するもので、
例えば、シリカ及び第1リン酸マグネシウムの混合液を
板表面に塗布した後、s o o ’oで焼けを行う処
理がなされる。
皮膜処理される。この絶縁皮膜は、積層状態で使用され
る高珪素鉄板の層間抵抗を上げるため形成するもので、
例えば、シリカ及び第1リン酸マグネシウムの混合液を
板表面に塗布した後、s o o ’oで焼けを行う処
理がなされる。
・実施例(1)
第1表に示す成分組成の高珪素鉄合金スラブを、118
0°0に加熱後熱間圧延して1.5日厚の熱延コイルと
した。この熱延板を脱スケール処理後、冷間圧延により
0.3.厚に仕上げた。この冷延コイルに焼鈍分離剤を
塗布した後、真空焼鈍炉にてそれぞれ100℃/hr
、 20G℃/hr 、 300℃/hrs400℃/
hr、500℃/hr、600℃/hrssoo℃/h
r、1200℃/hrの加熱速度で1200℃x1hr
(均熱)の焼鈍を施したーその後、コイルセンタ一部か
らリング状のサンプルを打ち抜き、各リングサンプルの
最大透磁率及び保磁力を測定した。その結果を第3図な
いし第8図に示す。なお、各サンプルの磁気特性は12
00℃/hrの値との比をもって表わした。これら図面
から明らかなように500℃/hr以下の徐加熱焼鈍を
施すことにより、優れた軟磁気特性が得られている。
0°0に加熱後熱間圧延して1.5日厚の熱延コイルと
した。この熱延板を脱スケール処理後、冷間圧延により
0.3.厚に仕上げた。この冷延コイルに焼鈍分離剤を
塗布した後、真空焼鈍炉にてそれぞれ100℃/hr
、 20G℃/hr 、 300℃/hrs400℃/
hr、500℃/hr、600℃/hrssoo℃/h
r、1200℃/hrの加熱速度で1200℃x1hr
(均熱)の焼鈍を施したーその後、コイルセンタ一部か
らリング状のサンプルを打ち抜き、各リングサンプルの
最大透磁率及び保磁力を測定した。その結果を第3図な
いし第8図に示す。なお、各サンプルの磁気特性は12
00℃/hrの値との比をもって表わした。これら図面
から明らかなように500℃/hr以下の徐加熱焼鈍を
施すことにより、優れた軟磁気特性が得られている。
・実施例(2)
第1表中鉄合金Cについて実施例(1)において得られ
た熱延コイルと同じ熱延コイルを。
た熱延コイルと同じ熱延コイルを。
脱スケール処理後300℃で温間圧延し、最終板厚0.
30mのコイルとした1次に、真空焼鈍炉においてそれ
ぞれ100℃/hr、 200C/hr、 300℃/
hr、400℃/hr 、 500′c7hr、600
℃/hr −800℃/hr−1200℃/h rの加
熱速度で1200℃xihr(均熱)の焼鈍を施した。
30mのコイルとした1次に、真空焼鈍炉においてそれ
ぞれ100℃/hr、 200C/hr、 300℃/
hr、400℃/hr 、 500′c7hr、600
℃/hr −800℃/hr−1200℃/h rの加
熱速度で1200℃xihr(均熱)の焼鈍を施した。
その後、コイルセンタ一部からリング状サンプルを打ち
抜き、各リングサンプルの最大透磁率及び保磁力を測定
した。
抜き、各リングサンプルの最大透磁率及び保磁力を測定
した。
その結果を第9図及び第10図に示す。なお、各サンプ
ルの磁気特性は1200℃/hrの値との比をもって表
わした。これによれば、温間圧延材についても500℃
/hr以下の徐加熱焼鈍を施せば優れた軟磁気特性が得
られていることが判る。
ルの磁気特性は1200℃/hrの値との比をもって表
わした。これによれば、温間圧延材についても500℃
/hr以下の徐加熱焼鈍を施せば優れた軟磁気特性が得
られていることが判る。
以上述べた本発明によれば、軟磁気特性iこ優れた安定
した製品特性を有する高珪素鉄板を製造することができ
る。
した製品特性を有する高珪素鉄板を製造することができ
る。
第1図及び第2図は本発明における焼鈍の効果を加熱速
度と磁気特性との関係で示すものである。第3図ないし
第8図は実施例(1)において得られたサンプルについ
て。 その焼鈍時の加熱速度と磁気特性との関係を示すもので
ある。第9図及び第10図は実施例(2)において得ら
れたサンプルについて、その焼鈍時の加熱速度と磁気特
性きの関係を示すものである。 特許出願人 日本鋼管株式会社 発 明 者 高 1) 芳 −同
稲 垣 淳 −同
日 裏 昭同
藤 1) 文 夫鉱透斜込〆ら、
1200
度と磁気特性との関係で示すものである。第3図ないし
第8図は実施例(1)において得られたサンプルについ
て。 その焼鈍時の加熱速度と磁気特性との関係を示すもので
ある。第9図及び第10図は実施例(2)において得ら
れたサンプルについて、その焼鈍時の加熱速度と磁気特
性きの関係を示すものである。 特許出願人 日本鋼管株式会社 発 明 者 高 1) 芳 −同
稲 垣 淳 −同
日 裏 昭同
藤 1) 文 夫鉱透斜込〆ら、
1200
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 Si:4.0〜7.0wt%を含む高珪素鉄合金スラブ
を熱間圧延後、脱スケール処理、圧延、脱脂処理及び焼
鈍を順次施して高珪素鉄板 を製造するに当り、焼鈍処理における100℃〜800
℃温度範囲での平均加熱速度を、板温で10℃/hr〜
500℃/hrとすることを特徴とする高珪素鉄板の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20139586A JPH0621294B2 (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 | 高珪素鉄板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20139586A JPH0621294B2 (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 | 高珪素鉄板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6360226A true JPS6360226A (ja) | 1988-03-16 |
JPH0621294B2 JPH0621294B2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=16440378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20139586A Expired - Fee Related JPH0621294B2 (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 | 高珪素鉄板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0621294B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7116836B1 (ja) * | 2021-10-29 | 2022-08-10 | PayPay株式会社 | 通知装置、通知方法及び通知プログラム |
JP7189389B1 (ja) * | 2021-10-29 | 2022-12-13 | PayPay株式会社 | 通知装置、通知方法及び通知プログラム |
-
1986
- 1986-08-29 JP JP20139586A patent/JPH0621294B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0621294B2 (ja) | 1994-03-23 |
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