JPS6359095B2 - - Google Patents

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JPS6359095B2
JPS6359095B2 JP54000475A JP47579A JPS6359095B2 JP S6359095 B2 JPS6359095 B2 JP S6359095B2 JP 54000475 A JP54000475 A JP 54000475A JP 47579 A JP47579 A JP 47579A JP S6359095 B2 JPS6359095 B2 JP S6359095B2
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knocking
ignition
circuit
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Testing Of Engines (AREA)
  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動車等のエンジンのノツキングを
検知するノツキング検知装置に関する。
自動車におけるノツキングは、スムーズな走行
及び燃費改善を阻害する1つの要因と考えられて
いる。そしてノツキングが発生した場合には、点
火時期等の制御を行うことにより、ノツキングを
減少あるいは無くすことが可能なことが知られて
いる。本発明は、このようなノツキングを適切に
検知するノツキング検知装置を提供するものであ
る。
従来の技術 従来のノツキング検知装置は、例えば特開昭52
−18503号公報に記載されている。この装置は、
シリンダ内の圧力を圧力センサで検出し、この検
出信号を帯域瀘波回路、ゲート回路を介して取り
出し、検波した後に設定レベル(固定値)と比較
しノツキングの有無を検知するものであつた。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来のノツキング検知装置
のように、ノツキングに基づく信号(燃焼圧力信
号)を設定レベル(固定値)と比較してノツキン
グを判定する場合、センサの感度、エンジン回転
数等によつて上記信号のレベルが変化するため、
ノツキングの有無の判定が異なつてしまう欠点が
あつた。
本発明は、上記従来例の問題点を解決するもの
であり、センサの感度、エンジン回転数等の変化
によつてもノツキング有無の判定結果が異なるこ
とがないノツキング検知装置を提供するものであ
る。
問題点を解決するための手段 本発明は、上記目的を達成するために、内燃機
関に生じる振動を検出する振動ピツクアツプと、
この振動ピツクアツプの出力信号の内所定の周波
数成分を抽出する周波数選択手段と、点火から次
の点火までの区間の内ノツキングが生じ易い第1
の区間のみ上記周波数選択手段の出力を通過させ
る第1のゲード手段と、点火から次の点火までの
区間の内上記第1の区間と異なる第2の区間のみ
上記周波数選択手段の出力を通過させる第2のゲ
ート手段と、上記第1のゲート手段を通過した信
号レベルと上記第2のゲート手段を通過した信号
レベルの相対比較に基づいてノツキングの有無を
検出するノツキング検出手段とを具備することを
特徴とするものである。
作 用 本発明は上記のような構成であり、振動ピツク
アツプの出力信号を第1のゲート手段を介してノ
ツキング信号を取り出し、また振動ピツクアツプ
の出力信号を第2のゲート手段を介して雑音を取
り出し、両信号の相対比較によりノツキングの有
無を検出するものであり、振動ピツクアツプの感
度が異なつて出力信号レベルが変化しても、また
エンジン回転数が変化して振動ピツクアツプの出
力信号レベルが変化しても、上記両信号の相対比
較でノツキングの有無を検出するため、振動ピツ
クアツプの感度、エンジン回転数による影響を受
けることなく、ノツキングの有無を正確に検知で
きる。
実施例 第1図は、本発明の一実施例におけるノツキン
グ検知装置の構成を示している。第1図におい
て、1はエンジンの振動を検出する振動ピツクア
ツプ、2は上記振動ピツクアツプ1の出力信号の
内6〜9KHzの信号成分を抽出して増幅する選択
増幅器、3,4はそれぞれ第1、第2のゲート回
路であり、第1のゲート回路3はタイミング信号
aにより制御され、点火から次の点火までの区間
の内ノツキングが発生し易い区間、例えば20CA゜
(点火タイミングからのクランクアングル)〜
110CA゜(点火タイミングからのクランクアング
ル)の区間のみ閉成して選択増幅器2の出力信号
を通過させ、また第2のゲート回路4は、上記区
間以外の区間のみ閉成して選択増幅器2の出力信
号を通過させる。5は入力端子13に入力される
点火同期ピツクアツプ信号に基づいてタイミング
信号a,b,c(第2図B,C,D)を発生する
タイミング信号発生回路であり、このタイミング
信号発生回路5の構成を第3図に示す。6はタイ
ミング信号aの極性を反転するインバータ、7は
第1のゲート回路3を通過した信号レベルを減衰
させるアツテネータ、8,9はそれぞれ第1、第
2のピークホールド回路であり、第1のピークホ
ールド回路8は、アツテネータ7の出力のピーク
値を保持し、また第2のピークホールド回路9
は、第2のゲート回路4の出力のピーク値を保持
する。この第1、第2のピークホールド回路8,
9はタイミング信号bによりリセツトされピーク
ホールドが解除される。10はタイミング信号c
の印加タイミングで第1のピークホールド回路
8,9の出力を比較し、第1のピークホールド回
路8の出力レベルが第2のピークホールド回路9
の出力レベルより大きい場合に“H”を出力し、
他の場合に“L”を出力するコンパレータであ
り、このコンパレータ10の構成を第5図に示
す。11はコンパレータ10の出力の立上りタイ
ミングでパルス(第2図L)を発生するフリツプ
フロツプ回路である。
次に上記実施例の動作について第2図とともに
説明する。第2図Aはタイミング信号発生回路5
に入力された点火同期ピツクアツプ信号を矩形波
に変換した波形を示しており、この信号の点火か
ら次の点火までの期間クロツクパルスを計数し、
この計数値より1゜CA(クランクアングル)当たり
のクロツクパルス数を演算により求め、この
1゜CA当たりのクロツクパルス数を基にして、点
火から所定のクランクアングル経過したことを検
出することにより、タイミング信号a,b,c
(第2図B,C,D)を得ることができる。第2
図Eは振動ピツクアツプ1の出力信号であり、レ
ベルが大きい部分e1,e2がノツキングによる振動
である。この振動ピツクアツプ1の出力が選択増
幅器2に印加され、第2図Fに示すようにノツキ
ング特徴周波数成分のみの信号が出力される。こ
の選択増幅器2の出力は、第1、第2のゲート回
路3,4に入力される。第1のゲート回路3は、
タイミング信号aの“H”区間のみ閉成して選択
増幅器2の出力を通過させる。第2図Gは第1の
ゲート回路3の出力信号を示している。この第1
のゲート回路3は、ノツキングが生じ易い区間の
み閉成するため、ノツキング信号e1,e2は第1の
ゲート回路3を通過する。また第2のゲート回路
4は、タイミング信号aの“L”区間のみ閉成し
て選択増幅器2の出力を通過させる。この第2の
ゲート回路4は、ノツキングが発生しない区間の
み閉成するため、ノツキング信号以外の信号が通
過する。第2図Hは第2のゲート回路4の出力信
号を示している。上記第1のゲート回路3の出力
信号(第2図G)はアツテネータ7で減衰されて
第1のピークホールド回路8に入力され、また第
2のゲート回路4の出力信号(第2図H)は第2
のピークホールド回路9に入力される。第1のピ
ークホールド回路8はアツテネータ7の出力のピ
ーク値を保持し、また第2のピークホールド回路
9は第2のゲート回路4の出力のピーク値を保持
する。コンパレータ10は第1のピークホールド
回路8のピークホールド値(第2図I5と第2の
ピークホールド回路9のピークホールド値(第2
図J)とをタイミング信号c(第2図D)の立上
りタイミングで比較し、第1のピークホールド回
路8のピークホールド他G1が第2のピークホー
ルド回路9のピークホールド値G2より大きい場
合に“H”を出力する(第2図K)。コンパレー
タ10による比較が終了するとタイミング信号b
(第2図C)により、第1、第2のピークホール
ド回路8,9はリセツトされ、ピークホールドを
解除する。フリツプフロツプ回路11はコンパレ
ータ10の出力(第2図K)の立上りタイミング
でセツトされ、タイミング信号b(第2図C)立
上りタイミングでリセツトされる。フリツプフロ
ツプ回路11の出力(第2図L)がノツキング
有・無信号として出力端子12に出力される。
第3図は上記実施例のタイミング信号発生回路
5を示し、また第4図はタイミング信号発生回路
5の各部の信号を示している。第3図において、
20はコンパレータであり、このコンパレータ2
0には点火同期ピツクアツプの出力(第4図A)
が入力され、所定レベルと比較され、第4図Bに
示す矩形波に変換される。21は立上り検出回路
であり、この立上り検出回路21は、第4図Bに
示す矩形波の立上りを検出し、第4図Cに示すパ
ルスを出力する。22は第1のモノステーブルマ
ルチバイブレータ(MM1)であり、このMM1
第4図Cに示すパルスでトリガーされ第4図Dに
示す矩形波を出力する。23は所定の周期のクロ
ツクパルスを発生するクロツクパルス発生回路で
あり、このクロツクパルス発生回路23で発生し
たクロツクパルスは、カウンタ24に入力されク
ロツクパルス数が計数される。カウンタ24の計
数値はMM1の出力信号によりホールドされる。
25はMM1の出力パルス(第4図D)の立下り
タイミングでトリガーされパルス(第4図E)を
発生する第2のモノステーブルマルチバイブレー
タMM2、26はMM2の出力パルス(第4図E)
の立上りを検出する立上り検出回路、27は
MM2の出力パルス(第4図E)の立下りを検出
する立下り検出回路であり、上記立上り検出回路
26の出力により、カウンタ24はリセツトされ
ホールドされていたクロツクパルス計数値を
“0”にし、また上記立下り検出回路27の出力
によりカウンタ24はセツトされてクロツクパル
スの計数を開始する。すなわち、上記カウンタ2
4は、MM2の出力パルス(第4図E)の立下が
りタイミングよりクロツクパルスの計数を開始
し、MM1の出力パルス(第4図D)によりそれ
までのクロツクパルスの計数値をホールドし、
MM2の出力パルスの立上りタイミングでリセツ
トされ、ホールドされていたクロツクパルスの計
数値を“0”とする。以後同様の動作を繰り返
す。なお、第4図D,Eに示すパルスのパルス幅
は非常に狭く、従つてMM2の出力パルスの立下
りからMM1の出力の立上りまでのクロツクパル
ス計数期間(t)は、ほぼ点火から次の点火まで
の期間となる。カウンタ24にホールドされた計
数値は、MM1の出力タイミングで分周回路28
に転送され、1/180に分周され、1゜CAに相当する
クロツク数が出力され、レジスタ29に転送され
る。30はクロツクパルス発生回路23からのク
ロツクパルスを計数するカウンタ、31はカウン
タ30の計数値がレジスタ29に保持されている
値に一致する毎にパルスを出力するコンパレータ
であり、このコンパレータ31の出力パルスはカ
ウンタ32で計数される。またコンパレータ31
の出力パルスによりカウンタ30はリセツトされ
る。すなわち、コンパレータ31からは、1゜CA
に相当するクロツクパルス数を計数する毎に1パ
ルス出力されることになり、カウンタ32は点火
時からのクランプアングルが計数されることにな
る。33〜36は点火時からのクランクアングル
を予め設定するレジスタであり、レジスタ33に
は20゜CAが設定され、レジスタ34,35には
110゜CAが設定され、またレジスタ36には
90゜CAが設定される。37〜40はそれぞれ上記
各レジスタ33〜36の設定値とカウンタ32の
計数値とを比較し、一致した際にパルスを出力す
るコンパレータであり、例えばコンパレータ37
はカウンタ32で点火時より計数されているクラ
ンクアングルが20゜CAになつた際にパルスを出力
する。同様にコンパレータ38,39は点火時よ
り110゜CA経過した際にパルスを出力し、またコ
ンパレータ40は、点火時より90゜CA経過した際
にパルスを出力する。41はコンパレータ37の出
力パルスでセツトされ、コンパレータ38の出力
パルスでリセツトされるフリツプフロツプであ
り、このフリツプフロツプ41の出力は、第4図
Gに示すように、点火から20゜CA経過した際に立
上り、点火から110゜CA経過した際に立下る矩形
波信号(タイミング信号a)となる。42はコン
パレータ39の出力パルスでトリガーされるモノ
ステーブルマルチバイブレータMM3であり、こ
のMM3は、点火から110゜CA経過した際にパルス
(タイミング信号b)を出力する。43はモノス
テーブルマルチバイブレータMM4であり、この
MM4は、点火から90゜CA経過した際にパルス
(タイミング信号c)を出力する。上記タイミン
グ信号aは、第1図に示すように第1、第2のゲ
ート回路3,4を開閉する制御信号として用いら
れ、タイミング信号bは、ピークホールド回路
8,9をリセツトしピークホールドを解除すると
ともに、フリツプフロツプ11をリセツトする信
号として用いられ、またタイミング信号cは、コ
ンパレータ10の比較動作を開始する信号として
用いられる。
第5図は、上記実施例におけるコンパレータ1
0を示しており、14は第1、第2のピークホー
ルド回路8,9の出力を比較する比較器であり、
この比較器14は第1のピークホールド回路8の
出力G1が、第2のピークホールド回路9の出力
G2より大きい場合に“H”を出力する。15は
AND回路であり、このAND回路15は比較器1
4とタイミング信号cとのANDをとり、両入力
が“H”の場合にのみ“H”を出力する。
第6図は、6気筒エンジンの場合における同期
信号等を示している。第6図Aは点火同期ピツク
アツプの出力波形を示し、また第6図Bは、タイ
ミング信号aを示している。本実施例は、6気筒
エンジンであるため、点火から次の点火までの区
間は120゜CAである。
点火同期ピツクアツプの出力信号(第6図A)
から作るタイミング信号a(第6図B)は、ノツ
キングが発生するタイミングのみノツキング信号
検出用ゲート回路を開き、他の区間は周囲雑音を
検出するためのゲート回路を開く信号として使用
する。なお、第6図Bにおけるθ1は、点火時点よ
りタイミング信号aが立上がるまでのクランクア
ングルを示し、またθ2は点火時点よりタイミング
信号aが立下るまでのクランクアングルを示して
おり、最適なθ1,θ2は、エンジン型式によつて定
まるものであり、第7図に6気筒エンジンの場合
の例を示す。
第7図は、x、y軸にθ1,θ2をとり、縦軸にノ
ツキング検出のS/N比を示したものである。
S/N比とは、ノツキングが発生していない場合
のセンサ出力と、ノツキング発生時のセンサ出力
の比を示したものである。しかし、ここでのセン
サ出力は、デイジタルであるため、各々点火100
回あたりのセンサ出力で正規化し、S/N比とし
て求めた。第7図において、S/N比が高くなる
ほど誤動作の少ないθ1,θ2の設定であることが分
かる。6気筒エンジンでのθ1,θ2の最適値は、各
種θ1,θ2で比較をした実験結果によれば、θ1
10゜CA、θ2=60゜CAであつた。なお、第7図は、
θ1,θ2、S/Nを3次元で示しており、θ1
10゜CAから、又はθ2が60゜CAから外れると、S/
Nが急激に低下するものであり、各ゲート回路の
開閉のタイミングは、実験結果から最適値を求め
るものである。
発明の効果 本発明は、上記のような構成であり、ノツキン
グが発生し易い第1の区間の信号レベルと、ノツ
キングが発生しない第2の区間の信号レベルとの
相対比較に基づいてノツキングの有無を検出する
ため、振動ピツクアツプの感度が異なつても、ま
たエンジン回転数が変化して振動ピツクアツプの
出力レベルが変化しても、これらの影響を受ける
ことなく正確にノツキングの有無を検知できる利
点を有するものである。また、本発明では、振動
ピツクアツプの出力に含まれる種々の周波数成分
の内、所定の周波数成分のみ抽出する周波数選択
手段を設けているため、S/Nが向上するととも
に、回路構成が簡単になる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるノツキング
検知装置のブロツク図、第2図は同装置の動作説
明図、第3図は同装置のタイミング信号発生回路
のブロツク図、第4図は同タイミング信号発生回
路の動作説明図、第5図は同装置のコンパレータ
の電気回路図、第6図は本発明の他の実施例の信
号波形を示す図、第7図は第6図のθ1,θ2とS/
Nとの関係を示す図である。 1………振動ピツクアツプ、2……選択増幅
器、3,4……ゲート回路、5……タイミング信
号発生回路、6……インバータ、7……アツテネ
ータ、8,9……ピークホールド回路、10……
コンパレータ、11……フリツプフロツプ、12
……出力端子、13……入力端子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 自動車用内燃機関に生じる振動を検出する振
    動ピツクアツプと、この振動ピツクアツプの出力
    信号の内所定の周波数成分を抽出する周波数選択
    手段と、点火から次の点火までの区間の内ノツキ
    ングが生じ易い第1の所定区間のみ上記周波数選
    択手段の出力を通過させる第1のゲート手段と、
    点火から次の点火までの区間の内上記第1の区間
    と異なる第2の所定区間のみ上記周波数選択手段
    の出力を通過させる第2のゲート手段と、上記第
    1のゲート手段を通過した信号レベルと上記第2
    ゲート手段を通過した信号レベルの相対比較に基
    いてノツキングの有無を検出するノツキング検出
    手段とを具備してなるノツキング検知装置。
JP47579A 1979-01-05 1979-01-05 Knocking detector Granted JPS5593028A (en)

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JP47579A JPS5593028A (en) 1979-01-05 1979-01-05 Knocking detector

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