JPS6358655A - 磁気ヘツド - Google Patents
磁気ヘツドInfo
- Publication number
- JPS6358655A JPS6358655A JP20138586A JP20138586A JPS6358655A JP S6358655 A JPS6358655 A JP S6358655A JP 20138586 A JP20138586 A JP 20138586A JP 20138586 A JP20138586 A JP 20138586A JP S6358655 A JPS6358655 A JP S6358655A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic head
- head
- cores
- heads
- gimbal spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000005484 gravity Effects 0.000 claims description 5
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 abstract description 12
- 230000007423 decrease Effects 0.000 abstract description 4
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000008094 contradictory effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は磁気記録再生装置に係り、特に円盤型磁気記録
媒体用の磁気ヘッドに関する。
媒体用の磁気ヘッドに関する。
(従来の技術)
可撓性の円盤型磁気記録媒体(以下フロッピディスクと
略記する)の上下に1対の磁気ヘッドを置いて情報を記
録再生する装置において、フロッピディスクと対面して
摺動している磁気ヘッドは半径方向および接線方向の軸
線周りの揺動(以下前者をピッチング後者をローリング
と呼称する)のモーメントをうけて振動する。このため
磁気ヘッドをピッチングおよびローリング方向に運動可
能なジンバルバネを用いて支持し振動を防止するととも
に、ピボットによって磁気ヘッドとフロッピディスクと
の間に適正な面圧を加えるように構成されている。
略記する)の上下に1対の磁気ヘッドを置いて情報を記
録再生する装置において、フロッピディスクと対面して
摺動している磁気ヘッドは半径方向および接線方向の軸
線周りの揺動(以下前者をピッチング後者をローリング
と呼称する)のモーメントをうけて振動する。このため
磁気ヘッドをピッチングおよびローリング方向に運動可
能なジンバルバネを用いて支持し振動を防止するととも
に、ピボットによって磁気ヘッドとフロッピディスクと
の間に適正な面圧を加えるように構成されている。
フロッピディスクの記録は、より高密度化が要望される
なかで、磁気ヘッドとフロッピディスクとの接面効率(
コンタクト性)を向上させ、コアのギャップ近傍に生ず
る空隙による空隙損失(スペーシングロス)を低減する
ためスライダ端面にコアを貼り合せ、フロッピディスク
を挟んでコアと対向するスライダを押圧する構造を有す
るものがある。フロッピディスクと磁気ヘッドとの上記
接面効率の向上を図る手段として、フロッピディスクと
対面する中央部分に、溝を形成し前記振動による磁気ヘ
ッドのスライダ部の中央が浮上するのを防止したり、上
記空隙損失防止のため磁気ヘッドとフロッピディスクと
の対面面積を小さくするなどの対策が講じられてきた。
なかで、磁気ヘッドとフロッピディスクとの接面効率(
コンタクト性)を向上させ、コアのギャップ近傍に生ず
る空隙による空隙損失(スペーシングロス)を低減する
ためスライダ端面にコアを貼り合せ、フロッピディスク
を挟んでコアと対向するスライダを押圧する構造を有す
るものがある。フロッピディスクと磁気ヘッドとの上記
接面効率の向上を図る手段として、フロッピディスクと
対面する中央部分に、溝を形成し前記振動による磁気ヘ
ッドのスライダ部の中央が浮上するのを防止したり、上
記空隙損失防止のため磁気ヘッドとフロッピディスクと
の対面面積を小さくするなどの対策が講じられてきた。
(発明が解決しようとする問題点)
上記従来技術では、スライダの高さとローリング、ピッ
チングとは二律背反的な要因を有することが発明者らの
実験で明らかとなった。すなわち第3図に示すようにピ
ッチング振動の角度θ1は、スライダの高さを低くすれ
ば小さくなるが、逆にローリング振動角度θ、は大きく
なる。特にスライダの高さを低くしていく過程でコア側
重量がスライダ側重量を超えると、逆にローリング振動
角度θ1が顕著に増加し、磁気ヘッドの接面効率が低下
するという問題点を生じた。またこの対策として、コア
の近傍をピボットにより押圧すればローリング振動は減
少に向かうが、下側磁気ヘッドのコアに対する押圧力が
低下し、上下の磁気ヘッドの再生出力が不均衡となるな
どの問題点を生じていた。本発明はこれら上記の問題点
を解決することにより、コアのギャップ近傍における空
隙損失を減少し、上下磁気ヘッドの再生出力を安定的に
均衡化することを目的として創作されたものである。
チングとは二律背反的な要因を有することが発明者らの
実験で明らかとなった。すなわち第3図に示すようにピ
ッチング振動の角度θ1は、スライダの高さを低くすれ
ば小さくなるが、逆にローリング振動角度θ、は大きく
なる。特にスライダの高さを低くしていく過程でコア側
重量がスライダ側重量を超えると、逆にローリング振動
角度θ1が顕著に増加し、磁気ヘッドの接面効率が低下
するという問題点を生じた。またこの対策として、コア
の近傍をピボットにより押圧すればローリング振動は減
少に向かうが、下側磁気ヘッドのコアに対する押圧力が
低下し、上下の磁気ヘッドの再生出力が不均衡となるな
どの問題点を生じていた。本発明はこれら上記の問題点
を解決することにより、コアのギャップ近傍における空
隙損失を減少し、上下磁気ヘッドの再生出力を安定的に
均衡化することを目的として創作されたものである。
(問題点を解決するための手段)
上記の目的は第1.2図に示すジンバルバネ1の下面と
、フロッピディスク4との間隔すなわちスライダ3の高
さhをおおむね1.1mm以下とし、磁気ヘッド10.
10′のコア2とコア2′の水平距離の中間点をピボッ
ト5がジンバルバネ1上から押圧するようにし、フロッ
ピディスク4上の磁気ヘッド10の位置における矢印S
に示す走行線の接線に平行なジンバルバネ1の支持軸線
r−rと、磁気ヘッド10の重心Cgを通る鉛直線v
−vとが互いに直交するように構成することによって達
成される。
、フロッピディスク4との間隔すなわちスライダ3の高
さhをおおむね1.1mm以下とし、磁気ヘッド10.
10′のコア2とコア2′の水平距離の中間点をピボッ
ト5がジンバルバネ1上から押圧するようにし、フロッ
ピディスク4上の磁気ヘッド10の位置における矢印S
に示す走行線の接線に平行なジンバルバネ1の支持軸線
r−rと、磁気ヘッド10の重心Cgを通る鉛直線v
−vとが互いに直交するように構成することによって達
成される。
(作用)
フロッピディスク4上において磁気ヘッド10はピッチ
ングおよびローリング振動が減少することにより接面効
率が向上し、空隙損失が低減する。
ングおよびローリング振動が減少することにより接面効
率が向上し、空隙損失が低減する。
またピボット5の押圧力は上下の磁気ヘッド10゜10
′に対して均等に付加され、上下磁気ヘッド10゜10
′の再生出力が安定する。
′に対して均等に付加され、上下磁気ヘッド10゜10
′の再生出力が安定する。
(実施例)
以下本発明の実施例を図面によって説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す主要部の斜視図、第2
図は第1図p−p線断面図であって上下1対の磁気ヘッ
ド10,510′はそれぞれスライダの長手方向の端面
にコア2.2′を貼り合わせて成り、上側磁気ヘッド1
0のコア2は下側磁気ヘッド10′のスライダ3′と下
側磁気ヘッド10′のコア2′は上側磁気ヘッド10の
スライダ3とフロッピディスク4を挟んで対向する構造
となっており、ジンバルバネ1は上側磁気ヘッド10に
付設されている。
図は第1図p−p線断面図であって上下1対の磁気ヘッ
ド10,510′はそれぞれスライダの長手方向の端面
にコア2.2′を貼り合わせて成り、上側磁気ヘッド1
0のコア2は下側磁気ヘッド10′のスライダ3′と下
側磁気ヘッド10′のコア2′は上側磁気ヘッド10の
スライダ3とフロッピディスク4を挟んで対向する構造
となっており、ジンバルバネ1は上側磁気ヘッド10に
付設されている。
ジンバルバネ1は中心○を通りフロッピディスク4の走
行線矢印Sの接線に平行なr −r軸線とこれに直角な
半径を通るp−p軸線を有して、弾性的に磁気ヘッド1
0を支持している。
行線矢印Sの接線に平行なr −r軸線とこれに直角な
半径を通るp−p軸線を有して、弾性的に磁気ヘッド1
0を支持している。
第3図はピボット5がコア2.2′の中間点(第2図)
を18〜25grfで押圧しているときのスライダ3の
高さhと磁気ヘッド10のピッチング振動角OPの関係
を示す特性図であるが、発明者らの実験によると幅2.
5mm内外、長さ3.5mm内外の磁気ヘッドにおいて
、磁気ヘッド10の高さhは、1 、1mm以下で02
は±0.005″′以下となり良好な接面性が得られた
ことを示している。
を18〜25grfで押圧しているときのスライダ3の
高さhと磁気ヘッド10のピッチング振動角OPの関係
を示す特性図であるが、発明者らの実験によると幅2.
5mm内外、長さ3.5mm内外の磁気ヘッドにおいて
、磁気ヘッド10の高さhは、1 、1mm以下で02
は±0.005″′以下となり良好な接面性が得られた
ことを示している。
しかしスライダ3の高さを低くしていく過程で。
コア2側の重量がスライダ3の重量よりも重くなると顕
著にローリング振動が増すが、ピボット5の押圧点をコ
ア2の方向に近づけるとローリングモーメントは小さく
なり、従ってローリング振動も減少することが確認され
た。第5図(b)は同図(a)に示す条件下におけるピ
ボット位置と振動角θ7、再生出力、モジュレーション
(最大出カー最少出力/最大出力+最少出力)との関係
を示す特性図であるが、これによるとピボット5はコア
2.2′の距離りの中間点(5mm近傍の位置)におい
てローリング振動角0.、はおおむね±o、oio。
著にローリング振動が増すが、ピボット5の押圧点をコ
ア2の方向に近づけるとローリングモーメントは小さく
なり、従ってローリング振動も減少することが確認され
た。第5図(b)は同図(a)に示す条件下におけるピ
ボット位置と振動角θ7、再生出力、モジュレーション
(最大出カー最少出力/最大出力+最少出力)との関係
を示す特性図であるが、これによるとピボット5はコア
2.2′の距離りの中間点(5mm近傍の位置)におい
てローリング振動角0.、はおおむね±o、oio。
となり上下の磁気ヘッド10.10’の再生出力が安定
し、モジュレーション6%内外と良好な値を示している
。
し、モジュレーション6%内外と良好な値を示している
。
本発明は上記実験結果に基づいて創作されたものであっ
て、第1図に示すようにジンバルバネ4のr −r軸線
とp−p軸線の交点Oを通りジンバルバネ4の面に鉛直
なり−vitfl線と、ピボット5、磁気ヘッド10の
高さhならびに重心C8との関係は、 (a)スライダ3の高さを概ね1 、1mm以下(第2
図)とし くb)ピボット5の押圧点はp−p線断面においてコア
2.2′間の距離りの中間点(第2図)とし くe)上側磁気ヘッド10の重心Cgを通る鉛直線とジ
ンバルバネr−r軸線とが互いに直交する(第1図)よ
うに構成したものである。
て、第1図に示すようにジンバルバネ4のr −r軸線
とp−p軸線の交点Oを通りジンバルバネ4の面に鉛直
なり−vitfl線と、ピボット5、磁気ヘッド10の
高さhならびに重心C8との関係は、 (a)スライダ3の高さを概ね1 、1mm以下(第2
図)とし くb)ピボット5の押圧点はp−p線断面においてコア
2.2′間の距離りの中間点(第2図)とし くe)上側磁気ヘッド10の重心Cgを通る鉛直線とジ
ンバルバネr−r軸線とが互いに直交する(第1図)よ
うに構成したものである。
第4図、第6図は本発明および従来の、ジンバルバネ4
と磁気ヘッド10.10′の位置関係を示す平面図であ
るが、これらの図で明らかのように本発明はジンバルバ
ネ4の平面において磁気ヘッド10の重心がr −r軸
線」二にあり、ピボット5の位置はコア2.2′の距離
の中間点にあってr −r軸線上にはなく、半径方向の
軸線p−p線上に偏位している。
と磁気ヘッド10.10′の位置関係を示す平面図であ
るが、これらの図で明らかのように本発明はジンバルバ
ネ4の平面において磁気ヘッド10の重心がr −r軸
線」二にあり、ピボット5の位置はコア2.2′の距離
の中間点にあってr −r軸線上にはなく、半径方向の
軸線p−p線上に偏位している。
本実施例においてはジンバルバネとピボットがフロッピ
ディスクの片側のみにあるものを示したが両面にある場
合も本実施例に準じての適用が可能である。
ディスクの片側のみにあるものを示したが両面にある場
合も本実施例に準じての適用が可能である。
(発明の効果)
本発明の実施により磁気ヘッドのピッチング50−リン
グ振動が減少し、コアのギャップ近傍に発生しやすい空
隙損失がなく接面効率も向上し磁気記録、再生出力が安
定する。
グ振動が減少し、コアのギャップ近傍に発生しやすい空
隙損失がなく接面効率も向上し磁気記録、再生出力が安
定する。
第1図は本発明の一実施例の磁気ヘッド周りの斜視図、
第2図は第1図の縦断面図、第3図はスライダ高さとヘ
ッド振動の関係を示す特性図、第4図は第1図実施例の
平面図、第5図はピボット位置とヘッド振動、ヘッドの
再生出力、モジュレーションの関係を示す特性図、第6
図は従来の磁気ヘッド周りの平面図である。
第2図は第1図の縦断面図、第3図はスライダ高さとヘ
ッド振動の関係を示す特性図、第4図は第1図実施例の
平面図、第5図はピボット位置とヘッド振動、ヘッドの
再生出力、モジュレーションの関係を示す特性図、第6
図は従来の磁気ヘッド周りの平面図である。
Claims (1)
- 1、円盤型磁気記録媒体の上下に設けた1対のコアなら
びにスライダと、ジンバルバネおよびピボットを備える
円盤型磁気記録媒体用磁気ヘッドにおいて、スライダと
、前記1対のコアとコアとの水平距離の中間点を前記ジ
ンバルバネを介して押圧するように設けたピボットとを
備え、前記磁気ヘッドの設置位置における前記円盤型磁
気記録媒体の走行線の接線に平行な前記ジンバルバネの
支持軸線と、前記磁気ヘッドの重心を通る鉛直線にが互
いに直交するように構成されていることを特徴とする磁
気ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20138586A JPS6358655A (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 | 磁気ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20138586A JPS6358655A (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 | 磁気ヘツド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6358655A true JPS6358655A (ja) | 1988-03-14 |
Family
ID=16440205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20138586A Pending JPS6358655A (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 | 磁気ヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6358655A (ja) |
-
1986
- 1986-08-29 JP JP20138586A patent/JPS6358655A/ja active Pending
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