JPS635861Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS635861Y2 JPS635861Y2 JP1982094214U JP9421482U JPS635861Y2 JP S635861 Y2 JPS635861 Y2 JP S635861Y2 JP 1982094214 U JP1982094214 U JP 1982094214U JP 9421482 U JP9421482 U JP 9421482U JP S635861 Y2 JPS635861 Y2 JP S635861Y2
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- JP
- Japan
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- sheet
- tiered
- tension
- applying member
- tiered sheet
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Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 15
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 8
- 239000003292 glue Substances 0.000 description 12
- 239000000123 paper Substances 0.000 description 8
- 239000002356 single layer Substances 0.000 description 3
- 238000004026 adhesive bonding Methods 0.000 description 2
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 2
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 2
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 2
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、段ボールシート製造機即ちコルゲ
ーテイングマシンにて両面段ボールや複両面段ボ
ール等を製造する際の片段シートの弛みを防止す
るテンシヨン付与装置に関するものである。
ーテイングマシンにて両面段ボールや複両面段ボ
ール等を製造する際の片段シートの弛みを防止す
るテンシヨン付与装置に関するものである。
シングルフエーサ部で貼合された片段シート
は、搬送コンベヤ(ブリツジ)から固定ガイド或
はブレーキロール、加熱ドラム、片段シートの段
頂に糊を転写するグルーマシンを経てヒーテイン
グによる乾燥部を持つダブルフエーサに送られ
る。
は、搬送コンベヤ(ブリツジ)から固定ガイド或
はブレーキロール、加熱ドラム、片段シートの段
頂に糊を転写するグルーマシンを経てヒーテイン
グによる乾燥部を持つダブルフエーサに送られ
る。
一方、架台にセツトしてあるライナ紙は、加熱
ドラムを経て前記片段シートと貼合されるダブル
フエーサに送られる。
ドラムを経て前記片段シートと貼合されるダブル
フエーサに送られる。
このとき、片段シートにテンシヨンを付与する
固定ガイド或はブレーキロールに片段シートの中
芯側を接触させると大きな騒音の発生原因とな
り、また中芯の段つぶれや、段流れによる強度低
下を招くので、片段シートのライナ側を固定ガイ
ド或はブレーキロールに接触させて、上記の欠点
を解消するようにしたことは、すでに知られてい
る。
固定ガイド或はブレーキロールに片段シートの中
芯側を接触させると大きな騒音の発生原因とな
り、また中芯の段つぶれや、段流れによる強度低
下を招くので、片段シートのライナ側を固定ガイ
ド或はブレーキロールに接触させて、上記の欠点
を解消するようにしたことは、すでに知られてい
る。
この公知のテンシヨン付与部材は第1図で示し
たように搬送コンベヤ(ブリツジ)から引き出さ
れた片段シートSは、第1ガイドG1とこの第1
ガイドG1の前方に配置した第2ガイドG2とでU
字状に屈曲し、上記第1ガイドG1と第2ガイド
G2との間に設けたブレーキロールRの下部周面
に上記U字状に屈曲した片段シートSを接触させ
る形式となつている。
たように搬送コンベヤ(ブリツジ)から引き出さ
れた片段シートSは、第1ガイドG1とこの第1
ガイドG1の前方に配置した第2ガイドG2とでU
字状に屈曲し、上記第1ガイドG1と第2ガイド
G2との間に設けたブレーキロールRの下部周面
に上記U字状に屈曲した片段シートSを接触させ
る形式となつている。
このような形式にあつては、ブレーキロールR
と片段シートSとの間に弛みが生じやすく、テン
シヨンのバラツキにより大きな弊害が発生する。
即ち、搬送コンベヤの搬送速度は、シングルフエ
ーサの速度よりも低速にしてあるので、上記搬送
コンベヤ上では、片段シートが互にラツプする倒
れ波状に屈曲しながら滞留している。
と片段シートSとの間に弛みが生じやすく、テン
シヨンのバラツキにより大きな弊害が発生する。
即ち、搬送コンベヤの搬送速度は、シングルフエ
ーサの速度よりも低速にしてあるので、上記搬送
コンベヤ上では、片段シートが互にラツプする倒
れ波状に屈曲しながら滞留している。
この波状にラツプした片段シートをダブルフエ
ーサのスピードで引き出す際に片段シートがラツ
プ状態であるため、ラツプ状態の上方から引き出
される時と、下方から引き出される時とに片段シ
ートの自重により片段シートに付加される重量が
異なるので、片段シートは間歇的に弛みをもつて
引き出され、その結果、第1図で示したように、
ブレーキロールRに対し片段シートSがすべり落
ちて弛みが発生する。
ーサのスピードで引き出す際に片段シートがラツ
プ状態であるため、ラツプ状態の上方から引き出
される時と、下方から引き出される時とに片段シ
ートの自重により片段シートに付加される重量が
異なるので、片段シートは間歇的に弛みをもつて
引き出され、その結果、第1図で示したように、
ブレーキロールRに対し片段シートSがすべり落
ちて弛みが発生する。
このため、ブレーキロールRと片段シートSと
の間に発生する間〓と、この間〓をなくする繰り
出しとの交互作用によつて片段シートに強弱のテ
ンシヨンが働き、片段シートへの糊付け量の増
大、糊付けムラが生じて不良品の発生及び無駄な
糊の消費となる。又、薄物の貼合せ時には、切断
することもあつた。
の間に発生する間〓と、この間〓をなくする繰り
出しとの交互作用によつて片段シートに強弱のテ
ンシヨンが働き、片段シートへの糊付け量の増
大、糊付けムラが生じて不良品の発生及び無駄な
糊の消費となる。又、薄物の貼合せ時には、切断
することもあつた。
特に、マシントラブルによつてダブルフエーサ
が停止すると、ブレーキロールと片段シートとの
間に大きな間〓が発生したままとなるので、マシ
ントラブルの解消後にスピードアツプをはかる
と、急激に片段シートの弛みを吸収すると共に、
ブレーキロールと片段シートの間に間歇的な接触
を生じ、接触時片段シートに大きなテンシヨンが
働くので、上記接触時に片段シートが切断する欠
点があつた。
が停止すると、ブレーキロールと片段シートとの
間に大きな間〓が発生したままとなるので、マシ
ントラブルの解消後にスピードアツプをはかる
と、急激に片段シートの弛みを吸収すると共に、
ブレーキロールと片段シートの間に間歇的な接触
を生じ、接触時片段シートに大きなテンシヨンが
働くので、上記接触時に片段シートが切断する欠
点があつた。
上記の切断箇所は、水分を吸収するグルーマシ
ンにおいて顕著である。
ンにおいて顕著である。
この考案は、片段シートに接触してのテンシヨ
ンを付与するテンシヨン付与部材に対し、上記の
片段シートに弛みが発生しないようにして、上述
の欠点を解消することを目的としている。
ンを付与するテンシヨン付与部材に対し、上記の
片段シートに弛みが発生しないようにして、上述
の欠点を解消することを目的としている。
この考案は、片段シートの搬送部と、この搬送
部の前方加熱部との間に、前記片段シートにテン
シヨンを付与するテンシヨン付与部材と、片段シ
ートのライナ側が上記テンシヨン付与部材に接す
るように前記片段シートを反転案内すると共に、
片段シートの前記テンシヨン付与部材への進入が
下り勾配とならないようにする片段シートの反転
案内部材とを設けて、テンシヨン付与部材に対し
片段シートに弛みが発生しないようにした段ボー
ルシート製造機に於ける片段シートのテンシヨン
付与装置を提供する。
部の前方加熱部との間に、前記片段シートにテン
シヨンを付与するテンシヨン付与部材と、片段シ
ートのライナ側が上記テンシヨン付与部材に接す
るように前記片段シートを反転案内すると共に、
片段シートの前記テンシヨン付与部材への進入が
下り勾配とならないようにする片段シートの反転
案内部材とを設けて、テンシヨン付与部材に対し
片段シートに弛みが発生しないようにした段ボー
ルシート製造機に於ける片段シートのテンシヨン
付与装置を提供する。
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
説明する。
第2図は、コルゲーテイングマシンの片段シー
トとライナ紙との貼合せ工程を示すものであつ
て、シングルフエーサ部(図示省略)で貼合され
た片段シートSは、搬送速度がシングルフエーサ
の速度よりも低速である搬送コンベヤAから加熱
ドラムB、片段シートSの段頂に糊を転写するグ
ルーマシンCを経てヒーテイングによる乾燥部を
持つダブルフエーサDに送られる。
トとライナ紙との貼合せ工程を示すものであつ
て、シングルフエーサ部(図示省略)で貼合され
た片段シートSは、搬送速度がシングルフエーサ
の速度よりも低速である搬送コンベヤAから加熱
ドラムB、片段シートSの段頂に糊を転写するグ
ルーマシンCを経てヒーテイングによる乾燥部を
持つダブルフエーサDに送られる。
一方架台Eにセツトしてあるライナ紙S′は、加
熱ドラムBを経て前記片段シートSと貼り合され
るようダブルフエーサDに送られる。
熱ドラムBを経て前記片段シートSと貼り合され
るようダブルフエーサDに送られる。
前記の搬送コンベヤAと加熱ドラムBとの間に
は、片段シートSにテンシヨンを付与するテンシ
ヨン付与部材Fが設けられている。
は、片段シートSにテンシヨンを付与するテンシ
ヨン付与部材Fが設けられている。
上記のテンシヨン付与部材Fは、図示の場合ブ
レーキ装置1付のロール2を架設して、このロー
ル2に片段シートを接触させたが、かまぼこ形の
固定ガイドに接触させてテンシヨンを付与しても
よい。
レーキ装置1付のロール2を架設して、このロー
ル2に片段シートを接触させたが、かまぼこ形の
固定ガイドに接触させてテンシヨンを付与しても
よい。
上記のブレーキ装置1は、図示の場合ロール2
と共に回転する円板3と、作動により円板3を挾
持するよう側板4に取付けたデイスクブレーキ5
とで構成されていて、円板の挾持力によつて片段
シートのテンシヨンを調整することができる。
と共に回転する円板3と、作動により円板3を挾
持するよう側板4に取付けたデイスクブレーキ5
とで構成されていて、円板の挾持力によつて片段
シートのテンシヨンを調整することができる。
また、テンシヨン付与部材Fの手前には、片段
シートSのライナ側が上記テンシヨン付与部材F
に接するように前記片段シートSを反転案内する
と共に、前記片段シートSの前記テンシヨン付与
部材Fへの進入が下り勾配とならないようにする
片段シートの反転案内部材Gが設けられている。
即ち、テンシヨン付与部材Fに対する片段シート
Sの接触開始点は、片段シートの巻き角が大きく
なるよう上記テンシヨン付与部材Fの上周面にな
つている。
シートSのライナ側が上記テンシヨン付与部材F
に接するように前記片段シートSを反転案内する
と共に、前記片段シートSの前記テンシヨン付与
部材Fへの進入が下り勾配とならないようにする
片段シートの反転案内部材Gが設けられている。
即ち、テンシヨン付与部材Fに対する片段シート
Sの接触開始点は、片段シートの巻き角が大きく
なるよう上記テンシヨン付与部材Fの上周面にな
つている。
上記の反転案内部材Gは、第4図で示した場
合、上下に二本の並列するロール6を設けて、ま
ず上側のロールによつて下方に片段シートSを案
内し、次に下側ロール6によつて上方に片段シー
トSを反転させながら、テンシヨン付与部材Fに
登り勾配となるよう片段シートSを案内したが、
第5図で示したように一本の大径ロール6′或は
第6図で示したように弧状の屈曲板6″によつて
上述の目的を達成するようにしてもよい。
合、上下に二本の並列するロール6を設けて、ま
ず上側のロールによつて下方に片段シートSを案
内し、次に下側ロール6によつて上方に片段シー
トSを反転させながら、テンシヨン付与部材Fに
登り勾配となるよう片段シートSを案内したが、
第5図で示したように一本の大径ロール6′或は
第6図で示したように弧状の屈曲板6″によつて
上述の目的を達成するようにしてもよい。
また、モータ7の駆動によりチエン、スプロケ
ツト伝達機構8を介し前記ロール2を回転できる
ようにして運転開始時或は紙切れ時の紙通しの際
の簡便化をはかつてある。
ツト伝達機構8を介し前記ロール2を回転できる
ようにして運転開始時或は紙切れ時の紙通しの際
の簡便化をはかつてある。
なお、図示のようにロール2の外周に耐熱性、
耐摩性にすぐれ、摩擦抵抗の大きい合成ゴム等の
被膜9を設けておくことにより、スリツプをなく
して良好に制動することができる。
耐摩性にすぐれ、摩擦抵抗の大きい合成ゴム等の
被膜9を設けておくことにより、スリツプをなく
して良好に制動することができる。
この考案に係る片段シートのテンシヨン付与装
置は、以上の構成であつて、搬送コンベヤAから
搬送されてくる片段シートSは、反転案内部材G
によりテンシヨン付与部材Fに向け反転案内さ
れ、テンシヨン付与部材Fの表面に接触している
ライナ紙の摩擦抵抗によりブレーキがかかつて、
片段シートSにテンシヨンが付与される。
置は、以上の構成であつて、搬送コンベヤAから
搬送されてくる片段シートSは、反転案内部材G
によりテンシヨン付与部材Fに向け反転案内さ
れ、テンシヨン付与部材Fの表面に接触している
ライナ紙の摩擦抵抗によりブレーキがかかつて、
片段シートSにテンシヨンが付与される。
そして、前方の加熱ドラムBからグルーマシン
Cを経てダブルフエーサDに向う片段シートSに
は、ライナ紙S′が貼合される。
Cを経てダブルフエーサDに向う片段シートSに
は、ライナ紙S′が貼合される。
また、搬送コンベヤA上で互にラツプする倒れ
波状に屈曲しながら滞留している片段シートS
は、ダブルフエーサのスピードで引き出される
が、第7図で示したように片段シートSがラツプ
状態であるため、ラツプ状態の上方から引き出さ
れる時と、下方から引き出される時には、片段シ
ートSに付加される重量が異なるので、片段シー
トSは間歇的に弛みをもつて引き出される。
波状に屈曲しながら滞留している片段シートS
は、ダブルフエーサのスピードで引き出される
が、第7図で示したように片段シートSがラツプ
状態であるため、ラツプ状態の上方から引き出さ
れる時と、下方から引き出される時には、片段シ
ートSに付加される重量が異なるので、片段シー
トSは間歇的に弛みをもつて引き出される。
このとき、片段シートSは反転案内部材Gによ
りガイドされながら後方に反転し、そしてテンシ
ヨン付与部材Fの上部周面に向うので、第4図の
実施例の場合は上下のロール6間、第5図の実施
例の場合は大径ロール6′の表面、第6図の実施
例の場合屈曲板6″の板面上で弛みが発生し、テ
ンシヨン付与部材Fの部分での弛みを防止する。
りガイドされながら後方に反転し、そしてテンシ
ヨン付与部材Fの上部周面に向うので、第4図の
実施例の場合は上下のロール6間、第5図の実施
例の場合は大径ロール6′の表面、第6図の実施
例の場合屈曲板6″の板面上で弛みが発生し、テ
ンシヨン付与部材Fの部分での弛みを防止する。
このため、テンシヨン付与部材Fに対する片段
シートSの遊離(浮き上がり)を防止し、常に変
動のない摩擦抵抗により片段シートSに一定のテ
ンシヨンが付与される。
シートSの遊離(浮き上がり)を防止し、常に変
動のない摩擦抵抗により片段シートSに一定のテ
ンシヨンが付与される。
以上は、両面段ボールシートの製造の場合につ
いて述べたが、例えば更に片段シートの貼合せを
一つ増やした複両面段ボールシートの製造の場合
には、前記の搬送コンベヤA、反転案内部材G、
テンシヨン付与部材F、加熱ドラムB、グルーマ
シンC等と同様のものを、各それら装置の上に位
置する所に設けて、シングルフエーサから搬送さ
れてくる二つの片段シートとライナ紙とをダブル
フエーサDで貼合せればよい。
いて述べたが、例えば更に片段シートの貼合せを
一つ増やした複両面段ボールシートの製造の場合
には、前記の搬送コンベヤA、反転案内部材G、
テンシヨン付与部材F、加熱ドラムB、グルーマ
シンC等と同様のものを、各それら装置の上に位
置する所に設けて、シングルフエーサから搬送さ
れてくる二つの片段シートとライナ紙とをダブル
フエーサDで貼合せればよい。
以上のように、この考案に係る段ボールシート
製造機に於ける片段シートのテンシヨン付与装置
によれば、片段シートの搬送部と、この搬送部の
前方加熱部との間に、前記片段シートにテンシヨ
ンを付与するテンシヨン付与部材と、前記片段シ
ートのライナ側が上記テンシヨン付与部材に接す
るように前記片段シートを反転案内すると共に、
前記片段シートの前記テンシヨン付与部材への進
入が下り勾配とならないようにする片段シートの
反転案内部材とを設けてあるので、搬送部からダ
ブルフエーサのスピードで片段シートを引き出し
たときに発生する片段シートの弛みを、上記反転
案内部材で弛ませることができる。
製造機に於ける片段シートのテンシヨン付与装置
によれば、片段シートの搬送部と、この搬送部の
前方加熱部との間に、前記片段シートにテンシヨ
ンを付与するテンシヨン付与部材と、前記片段シ
ートのライナ側が上記テンシヨン付与部材に接す
るように前記片段シートを反転案内すると共に、
前記片段シートの前記テンシヨン付与部材への進
入が下り勾配とならないようにする片段シートの
反転案内部材とを設けてあるので、搬送部からダ
ブルフエーサのスピードで片段シートを引き出し
たときに発生する片段シートの弛みを、上記反転
案内部材で弛ませることができる。
このため、テンシヨン付与部材に対する片段シ
ートの遊離を防止し、常に変動のない摩擦抵抗に
より片段シートに一定のテンシヨンを付与して、
糊付けムラによる不良品の発生、糊付け量の増大
をなくすることができる。
ートの遊離を防止し、常に変動のない摩擦抵抗に
より片段シートに一定のテンシヨンを付与して、
糊付けムラによる不良品の発生、糊付け量の増大
をなくすることができる。
また、従来のようにマシントラブルによるダブ
ルフエーサを止めた場合、ブレーキロールと片段
シートとの間に大きな間〓が発生(片段シートの
すべり落ちによる)したままとなり、マシントラ
ブルの解消にともなうスピードアツプにより急激
に片段シートの弛みが吸収されると共に、ブレー
キロールと片段シートの間に間歇的な接触を生
じ、接触時片段シートに大きなテンシヨンが働
き、そして上記接触時に片段シートを切断すると
いう欠点、および薄物の貼合せ時に切断すること
があつた欠点は、テンシヨンを付与するテンシヨ
ン付与部材に対する片段シートの弛みがないの
で、解消することができる。
ルフエーサを止めた場合、ブレーキロールと片段
シートとの間に大きな間〓が発生(片段シートの
すべり落ちによる)したままとなり、マシントラ
ブルの解消にともなうスピードアツプにより急激
に片段シートの弛みが吸収されると共に、ブレー
キロールと片段シートの間に間歇的な接触を生
じ、接触時片段シートに大きなテンシヨンが働
き、そして上記接触時に片段シートを切断すると
いう欠点、および薄物の貼合せ時に切断すること
があつた欠点は、テンシヨンを付与するテンシヨ
ン付与部材に対する片段シートの弛みがないの
で、解消することができる。
さらに、片段シートの蛇行による貼合せ耳縁の
不揃いや加熱ドラムに対する片段シートの密着性
のバラツキによる加熱の不足や糊付けムラをなく
することができる。
不揃いや加熱ドラムに対する片段シートの密着性
のバラツキによる加熱の不足や糊付けムラをなく
することができる。
第1図は、従来の片段シートの弛みを示す側面
図、第2図はこの考案に係る装置の使用状態を示
す側面図、第3図は同上の要部を示す拡大側面
図、第4図は同縦断側面図、第5図及び第6図は
反転案内部材の他の実施例を示す縦断側面図、第
7図は搬送コンベヤ上の片段シートを示す拡大側
面図である。 A……搬送コンベヤ、B……加熱ドラム、C…
…グルーマシン、D……ダブルフエーサ、E……
架台、F……テンシヨン付与部材、G……反転案
内部材、S……片段シート、1……ブレーキ装
置、2……ロール、3……円板、4……側板、5
……デイスクブレーキ。
図、第2図はこの考案に係る装置の使用状態を示
す側面図、第3図は同上の要部を示す拡大側面
図、第4図は同縦断側面図、第5図及び第6図は
反転案内部材の他の実施例を示す縦断側面図、第
7図は搬送コンベヤ上の片段シートを示す拡大側
面図である。 A……搬送コンベヤ、B……加熱ドラム、C…
…グルーマシン、D……ダブルフエーサ、E……
架台、F……テンシヨン付与部材、G……反転案
内部材、S……片段シート、1……ブレーキ装
置、2……ロール、3……円板、4……側板、5
……デイスクブレーキ。
Claims (1)
- 段ボールシートの製造機において、片段シート
の搬送部と、この搬送部の前方の加熱部との間に
前記片段シートにテンシヨンを付与するテンシヨ
ン付与部材と、前記片段シートのライナ側が上記
テンシヨン付与部材に接するように前記片段シー
トを反転案内すると共に、前記片段シートの前記
テンシヨン付与部材への進入が下り勾配とならな
いようにする片段シートの反転案内部材とを設け
たことを特徴とする段ボールシート製造機に於け
る片段シートのテンシヨン付与装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9421482U JPS58194022U (ja) | 1982-06-21 | 1982-06-21 | 段ボ−ルシ−ト製造機に於ける片段シ−トのテンシヨン付与装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9421482U JPS58194022U (ja) | 1982-06-21 | 1982-06-21 | 段ボ−ルシ−ト製造機に於ける片段シ−トのテンシヨン付与装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58194022U JPS58194022U (ja) | 1983-12-23 |
JPS635861Y2 true JPS635861Y2 (ja) | 1988-02-18 |
Family
ID=30100996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9421482U Granted JPS58194022U (ja) | 1982-06-21 | 1982-06-21 | 段ボ−ルシ−ト製造機に於ける片段シ−トのテンシヨン付与装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58194022U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006088458A (ja) * | 2004-09-22 | 2006-04-06 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 複両面段ボール製造装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2302449A1 (de) * | 1973-01-18 | 1974-08-01 | Bhs Bayerische Berg | Heizvorrichtung fuer eine bewegte materialbahn, insbesondere vorheizer fuer papier- bzw. pappebahn in wellpappenanlagen |
JPS5547382B2 (ja) * | 1972-05-30 | 1980-11-29 | ||
JPS5626236B2 (ja) * | 1975-06-09 | 1981-06-17 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5547382U (ja) * | 1978-09-26 | 1980-03-28 | ||
JPS5922982Y2 (ja) * | 1978-12-18 | 1984-07-09 | レンゴ−株式会社 | 段ボ−ルシ−ト製造機の片段シ−トのテンション調整用ロ−ル |
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-
1982
- 1982-06-21 JP JP9421482U patent/JPS58194022U/ja active Granted
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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