JPS635798A - 電気洗濯機のすすぎ制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はマイクロコンピュータ（以下マイコンという）
を利用した電気洗濯機のすすぎ制御装置に関するもので
ある。

従来の技術 従来、この種の電気洗濯機のすすぎ制御装置は、すすぎ
度合を指定することは不可能であり、あらかじめ定めた
ある一定のすすぎ度合に達するとすすぎ終了とみなす仕
様になっていた。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の仕様では、すすぎ終了とみなすすすぎ
度合は、その洗濯機によって決定されており、使用者の
判断は無視されていた。従って、使用者が充分にすすげ
たと判断しても、その洗濯機のセンサーにこれを感知し
て信号を出す部分がない以上、すすげてないと判断され
てしまう。

従って、すすぎは！！続され、すすぎすぎによる洗）ζ
物の傷み、水の使用量が多いというクレーム、あるいは
逆の場合において、充分にすすげていないというクレー
ムにつながるという問題点を有していた。

本発明は上記のような問題点を解決するもので、異なる
複数個のすすぎ度合の中から使用者の好みのすすぎ度合
を設定でき、そのすすぎ度合になったならばすすぎを中
止し、次の行程に進むことのできる装置を提供しようと
するものである。

問題点を解決するための手段 本発明は上記目的達成のため、洗い・すすぎ働脱水の一
連の進行を制御する逐次進行制御手段と、すすぎ槽内に
設けられ、かつすすぎ液の透明度を検出するすすぎ度合
検出手段と、あらかじめ定められた複数個の基準となる
すすぎ度合を記憶しておく記憶部と、前記すすぎ度合検
出手段の出力と記憶部の出力とを入力とするすすぎ度合
判別手段と、前記複数個の基準となるすすぎ度合を選択
できる入力設定手段と、前記入力設定手段によす設定さ
れたすすぎ度合を表示する表示手段とを設け、前記すす
ぎ度合判別手段による出力ですすぎを中止し、逐次進行
制御手段により次の行程に進むように制御する電気洗Ｗ
Ａ機のすすぎ制御装置とした。

作用 この発明では、上記のようにすすぎ度合をＪ　ｔＥ’で
きる入力設定手段があり、使用者の好みに合ったすすぎ
度合が設定でき、満足できるすすぎ度合が得られること
になる。すすぎ度合検出手段によってすすぎ度合が検出
され、使用者の設定した度合になれば、すすぎを中止し
、逐次進行制御手段により次行程に進むようになった。

従って、使用者の不満は解消され、それに伴う洗濯物の
傷み、水の使用量が多い等のクレームを防げるとともに
、すすぎ度合が表示されるため視覚的にすすぎ度合を知
ることができる。

実施例 以下、実施例として示した図面を説明する。１は洗いφ
すすぎ・脱水の一連の進行を制御する逐次進行制御手段
、２はすすぎ度合検出手段で、すすぎ槽内に設けられ、
かつすすぎ液の透明度を検出する。３は記憶部で、あら
かじめ定められた複数個の基準となるすすぎ度合を記憶
しておく、４はすすぎ度合判別手段で、前記すすぎ度合
検出手段２の出力と記憶部３の出力とを入力としている
。出力は逐次進行制御手段１を通じて次順位へ移行する
制御をする。５は表示手段、６は入力設定手段で、前記
複数個の基準となるすすぎ度合を選択できるようになっ
ている。

第１図及び第３図により、入力設定手段６によって使用
者の好みのすすぎ度合が設定されると、逐次進行制御手
段１の命令に従ってすすぎ中にすすぎ度合検出手段２が
すすぎ液の透明度を測定し、そのすすぎ度合をすすぎ度
合判別手段４によって、記憶部３に記憶されているすす
ぎ度合と比較し、すすぎ度合が一致したならば、そのす
すぎ度合を表示手段５に表示する。つまり、すすぎ度合
が良くなるに従って１表示手段５の表示方法は逐次変化
する。

また、同時に設定されたすすぎ度合も、表示手段５に表
示され、設定されたすすぎ度合と、検出されたすすぎ度
合が一致した時に、すすぎ終了と判断し、すすぎを中止
し、次行程に移るように逐次進行手段１が制御するよう
になっている。

なお、すすぎ度合を設定せずに動作を開始した場合には
自動的に最も良いすすぎ度合に設定されるようにしてお
く。

第２図は、本発明の制御を示す全体図である。

７はマイコンで、第１図の逐次進行制御手段１と記憶部
３とすすぎ度合判別手段４とを含んでいる。８は負荷部
で、マイコン７からの出力により駆動し、第１図のすす
ぎ度合検出手段２はこの中に含まれる。９は交流電源で
、負荷を駆動させる。１０は直流電源で、マイコン７を
動作させる。

第４図は第１図の表示手段５と入力設定手段６の実施例
である。

発明の効果 上記のように本発明によれば、すすぎ度合の入力設定手
段を用いて、使用者の好みに合わせて度合の設定をする
ことができるため、使用者の満足が得られ、設定値にな
ると、すすぎ度合判別手段からの出力により、逐次進行
制御手段による制御が働き、すすぎすぎとか、すすぎ不
足というクレームが生じるのを防ぎ、使用者の納得でき
るすすぎ度合が得られるようになった。さらに、すすぎ
による布傷み等を防ぐことができるとともに、設定し忘
れた場合でも、すすぎ度合判別手段で最良点で、逐次進
行制御手段へ出力がでて、きれいにすすぎができる。

ざらに表示手段によって視覚的にすすぎ度合を確かめら
れるため、すすぎ時間の予測が可能である等の効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の主要部間の関連を示す説明図、第
２図は本発明装置の全体を示す結線図、第３図はすすぎ
の終了を検知する時のフローチャート図、第４図は入力
設定手段と表示手段の実施例である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）洗い・すすぎ・脱水の一連の進行を制御する逐次
   進行制御手段と、すすぎ槽内に設けられ、かつすすぎ液
   の透明度を検出するすすぎ度合検出手段と、あらかじめ
   定められた複数個の基準となるすすぎ度合を記憶してお
   く記憶部と、前記すすぎ度合検出手段の出力と記憶部の
   出力とを入力とするすすぎ度合判別手段と、前記複数個
   の基準となるすすぎ度合を選択できる入力設定手段と、
   前記入力設定手段により設定されたすすぎ度合を表示す
   る表示手段とを設け、前記すすぎ度合判別手段による出
   力ですすぎを中止し、逐次進行制御手段により次の行程
   に進むように制御することを特徴とする電気洗濯機のす
   すぎ制御装置。
2. （２）表示手段として、入力設定手段により設定された
   すすぎ度合と、すすぎ度合検出手段により検出されたす
   すぎ度合とを同時に表示できる手段を設けた特許請求の
   範囲第１号記載の電気洗濯機のすすぎ制御装置。