JPH03168190A - 洗濯機の制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は洗濯物の汚れあるいはすすぎ状態を検出して洗
い，すすぎあるいは脱水を制御する洗濯機の制御装置に
関する。

従来の技術 洗濯液の汚れを検出するために、発光素子と受２　・ 光素子を設け、光学的に濁度を検出する透過度検出装置
によう、洗いあるいはすすぎ等を制御する洗濯機は従来
よシ種々提案されていた。しかし、透過度検出方法が不
完全であシ汚れ判定方法に問題があって、その時の表示
方法は特公平１−１　９９１　８号公報に示すように、
おおざっぱな進行表示方法しか提案されていなかった。

発明が解決しようとする課題 全自動洗濯機が普及し、さらに汚れ，すすぎ状態を検出
して洗い，すすぎ等を自動的に制御する全自動洗濯機が
開発されることにより、使用者にとって洗いあるいはす
すぎ等の細かな工程進行表示は不必要となる。使用者に
とって必要な情報は、あと何分で終了するかという残ｂ
時間表示であう、残ｂ時間を表示する汚れセンサ制御の
洗濯機の提案はなされていなかった。

本発明は、上記課題に鑑み洗濯液の汚れあるいはすすぎ
状態を、洗いあるいはすすぎの早期に検出して汚れ状態
等を判定し、洗い，すすぎを制御するだけでなく、ほぼ
正確な残り時間表示を行なうことを目的とする。

課題を解決するための手段 上記目的を達或するために本発明は、すすぎ攪拌前の給
水中の透過度を基準値とし、基準値からの変化によシ汚
れあるいはすすぎ状態を早期に検知して、最適洗いある
いはすすぎ時間を推論設定し、残ｂ時間を表示するもの
で、しかも、検知と判定の都度、残り時間の修正を行な
うものである。

作　　　用 すすぎ攪拌前の給水中、または洗剤投入前の洗い給水中
は清水状態で透過度１００％であり、清水からの透過度
変化によジ汚れ，すすぎ状態を検知できるので、早期に
この透過度変化を検出して、最適洗し時間あるいはすす
ぎ時間等を推論できる。

早期推論によｂ時間設定を行なうので残υ時間も設定と
同時にできるので、残り時間表示が正確になう、さらに
検知設定毎に修正を行なうので使用者に早い時期から実
使用に近い残り時間を知らせることが可能となる。

実施例 第１図は本発明による洗濯機の制御装置のブロックダイ
ヤグラムの一実施例である。交流電源１よＤ制御装置２
へ交流電力を加え、制御装置２はモータ３，排水弁４，
給水弁６を制御する。３ｌはモータ用進相コンデンサで
ある。６は制■の中心となるマイクロコンピュータで、
７は表示装置であシ、一部操作スイッチも含まれる。８
は透過度検知装置で、９は洗曜槽の水位を検知する水位
センサである。１０は洗濯物の量を検知する布量センサ
で、洗い攪拌中におけるモータ休出時の攪拌翼の惰性回
転数を検知し布量を判定する。布量が小さければ、攪拌
制御中の七ータ休止時における攪拌翼およびモータの惰
性回転数が大きく、進相コンデンサ３′の減衰パルス数
は大きくなる。また布量が大きければ、逆に減衰パルス
数は小さくなり布量検知ができる。１１は記憶回路で、
透過度検知装置８の発光出力制御データあるいは基準設
定値等を記憶し読み書きするものである。１２はスイッ
チング装置で、マイクロコンピュータ６からの制御信号
により、モータ３等の電力部品を制御する。

第２図は透過度検知装置の一実施例を示す。

９０は発光素子９０ａと受光素子９０ｂよりなる光セン
サで、９１ａは発光素子９０ａの逆耐圧劣化保護用ダイ
オード、９１ｂは保護川ツェナーダイオードである。光
センサは洗濯槽の排水口近傍に配設される。マイクロコ
ンピュータ６の出力ポートＰ１　　よυＤ／Ａ変換回路
９２に発光出力制御ディジタル信号を加え、Ｄ／Ａ変換
回路９２の出力信号により、発光素子９０ａと直列関係
に接続されたトランジスタ９３のベース電圧を制御し、
発光素子９０ａの発光出力を制御する。トランジスタ９
３のエミッタ端子には抵抗９４を接続し、定電流作用を
持たせる。受光素子ｅｏｂの出力端子には、出力抵抗９
５ａ，９５ｂを直列関係に接続し、出力電圧ＶｅをＡ／
Ｄ変換回路９６を介してマイクロコンピュータ６０入力
端子Ｐ２に加える。発光素子９０ａの順方向電流を制御
して光センサ９０の出力電圧Ｖｅを制御するが、設定電
圧に制御できない場合を考慮して、マイクロコンビ６，
、 ュータの出力端子Ｓ１　　よシベース抵抗９７を介して
トランジスタ９８をオンオフ制御し、光センサ９０の出
力抵抗値の切替え出力電圧を調整する。

第３図は残ｂ時間表示装置の一実施例であジ、１３が残
シ時間表示の２ケタ７セグメント表示器で、３２分の表
示例である。１４は進行表示器で洗い，すすぎ，脱水の
各工程を表示し、点灯点滅から順次消灯してゆく。

第４図は、洗濯運転中の光センサ出カ電圧変化の一例を
示す。Ｔｏ時１で給水で、Ｔ０がらＴ２１でか洗い運転
である。Ｔ２時点で排水開始し、排水後、泡の影響によ
ｂセンサ電圧は低下する。

Ｔ３１では中間脱水で、Ｔ３からＴ４筐で給水中で、こ
の期間にセンサ出力電圧が、基準値ｖ８となるように、
発光素子９０ａの発光出方制御を行なう。筐た、出力抵
抗９５ａ，９５ｂの抵抗切替も必要に応じて行なう。Ｔ
４〜Ｔ６期間はすすぎ攪拌工程で、すすぎ攪拌の一定時
間経過後（　Ｔ５時点）の光センサ出力電圧変化，ＪＶ
に応じて以降のすすぎ時間，すすぎ回数を制御し、残シ
時間表７　、 示も修正する。洗い工程中における汚れ検知方法は、洗
い攪拌開始後、センサ電圧変化がほとんどなくなる飽和
時点Ｔ　に卦けるセンサ電圧ｖ１の１ 大小によう汚れ判定を行なう。すなわち、飽和時間Ｔ８
　（一Ｔ１−Ｔｏ）とその時ノ透過度（Ｖ１／Ｖ８）筐
たはセンサ電圧ｖ１により、追加洗い時間を制御するも
ので、第５図のテーブルにより追加洗い時間ＪＴを定め
る。汚れが大きいほど飽和電圧ｖ１が低下し、透過度も
低下する。汚れは清水からの変化が大なるほど、飽和時
間Ｔ　が大なるほど大８ きいので、飽和時間Ｔ８が長くなるほど、飽和電圧ｖ１
が低下するほど、洗い時間Ｔｗは長くなり、Ｔｗ＝Ｔ，
＋ＪＴとなる。飽和時点Ｔ１　にて汚れ判定をし、洗い
時間を設定し、残ジ時間を布量に応じて設定した値から
修正して表示する。日常の洗濯物では、飽和時間は４〜
６分であシ、追加洗い時間は同様に４〜６分である。す
すぎ工程にかける透過度変化ＪＶと以降のすすぎ設定は
第ｅ図に示すテーブルによって行なわれる。１回目のす
すぎ攪拌の早期にすすぎ制御内容を設定するので、残Ｄ
時間がほぼ正確に表示できる。

第７図は本発明による制御方法を示すフローチャートの
一実施例である。

６０にて洗濯スタートし、６１にて記憶回路１１から発
光出力制御データを読み出し、発光出力を一定に制御す
る。スタート時の表示は「一一」表示である。前回のす
すぎ給水中のＤ／Ａ変換データ及び、抵抗切替えデータ
により制御される。６２は布量検知サブルーチンで極少
量水位１で給水して攪拌制御して布量を判定し、布量に
応じた水位を設定する。この時、残ｂ時間は布量に応じ
た標準時間が表示される。６３は給水工程で、６４にて
設定水位かどうか判定し、設定水位に達すれば、６６の
洗い攪拌工程を実行する。６６は光センサ信号を入力し
、６７にて光センサ出力信号を変化率を調べ飽和に達し
たかどうか判断する。飽和に達すると，６８のサブルー
チンにより、飽和時間Ｔ８　と透過度に応じて、汚れを
判定し、洗い追加時間を設定し、残υ時間表示の修正を
行なう。６９は洗い終了判定で、洗いが終了すると、排
水Ｔｏ，？　・ 中間脱水７１を実行し、７２のすすぎの給水工程に移る
。この給水中に、７３の発光出力調整サブルーチンを実
行する。すなわち、光センサ出力電圧が基準値ｖ８とな
るように発光素子電流および光センサ出力抵抗を調整す
る。発光出力調整が完了すれば、記憶回路にデータを書
き込む。すすぎ攪拌開始一定時間に、すすぎ状態の判定
を行ない、すすぎ時間と回数の設定を行なうが、詳細は
省略する。

なお実施例として述べなかったが、中間脱水あるいは最
終脱水中の光センサ出力信号変化より脱水状態が判別で
き、この時に脱水時間の変更及び残ｂ時間の修正を行な
う。

発明の効果 以上述べたように本発明は、洗いあるいはすすぎ等の完
了検知ではなく、光センサにより汚れ，すすぎ，脱水状
態を早期に検知して推論制御し、残り時間表示を早期に
行なうものである。よって、洗い完了，すすぎ完了して
から残り時間表示するものに比べて、早期に、かつほぼ
正確■残υ時間１０．、 表示が可能となる。１た、推論制御設定の都度残り時間
を設定または修正するため、残り時間の誤差も少ない特
徴がある。

特に本発明によればファジィ推論による制御を行なう場
合に有用であう、ファジィ推論制御にょυ制御性能を高
めると同時に残ｂ時間表示の精度も高められる。１た、
つけ洗いの如き長時間洗う場合においても、つけ洗い初
期に汚れ検知をして最適洗い時間を推論制御し、残Ｄ時
間表示を行なうことによう誤差を少なくすることができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による洗濯機の制御装置のブロック図、
第２図は本発明による透過度検知装置の一実施例を示す
回路図、第３図は表示装置の一実施例を示す正面図、第
４図は洗い，すすぎ，脱水工程における光センサ出力信
号変化を示す図、第６図は本発明による追加洗い時間制
御テーブルの一実施例を示す図、第６図はすすぎ攪拌時
における制御テーブルの一実施例を示す図、第７図は本
発明による制御のフローチャートである。 １１　　、 ２・・・・・・制御装置、６・・・・・・マイクロコン
ピュータ、７・・・・・・表示装置、８・・・・・・透
過度検知装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　洗濯液の汚れ等を検知する発光素子と受光素子よりな
   る透過度検知装置と、残り時間を表示する表示装置と、
   洗い、すすぎ、脱水運転を制御するマイクロコンピュー
   タよりなり、前記透過度検知装置により、洗い、すすぎ
   あるいは脱水運転の早期に汚れあるいはすすぎ状態等を
   検知して最適制御時間を推論設定し、その都度残り時間
   表示を設定あるいは修正することを特徴とする洗濯機の
   制御装置。