JPS6357859B2 - - Google Patents
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- JPS6357859B2 JPS6357859B2 JP55125283A JP12528380A JPS6357859B2 JP S6357859 B2 JPS6357859 B2 JP S6357859B2 JP 55125283 A JP55125283 A JP 55125283A JP 12528380 A JP12528380 A JP 12528380A JP S6357859 B2 JPS6357859 B2 JP S6357859B2
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- Japan
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- track
- recording medium
- light beam
- circuit
- tracking control
- Prior art date
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Links
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B7/0938—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following servo format, e.g. guide tracks, pilot signals
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/007—Arrangement of the information on the record carrier, e.g. form of tracks, actual track shape, e.g. wobbled, or cross-section, e.g. v-shaped; Sequential information structures, e.g. sectoring or header formats within a track
- G11B7/00718—Groove and land recording, i.e. user data recorded both in the grooves and on the lands
Landscapes
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は溝状のトラツクを有する記録媒体に信
号を記録する、あるいは、溝状のトラツク上に記
録された信号を再生する光学式記録再生装置に関
するものである。
号を記録する、あるいは、溝状のトラツク上に記
録された信号を再生する光学式記録再生装置に関
するものである。
従来、溝を有する樹脂等の基材に記録材料を塗
布または蒸着し、記録媒体上に照射した光ビーム
が溝上にあるように制御して、記録時には光ビー
ムの強度を変化させて信号を記録し、再生時には
光ビームを弱い一定の光量にし記録媒体からの反
射光を検出して溝上に記録されている信号を再生
する装置が提案されている。この装置は溝の深さ
をλ/8(λは光ビームの波長)程度にし、溝の
幅を狭くし、溝と溝の間を広くして溝上にのみ信
号を記録していた。従つて記録密度が小さく、記
録媒体を有効に利用していなかつた。
布または蒸着し、記録媒体上に照射した光ビーム
が溝上にあるように制御して、記録時には光ビー
ムの強度を変化させて信号を記録し、再生時には
光ビームを弱い一定の光量にし記録媒体からの反
射光を検出して溝上に記録されている信号を再生
する装置が提案されている。この装置は溝の深さ
をλ/8(λは光ビームの波長)程度にし、溝の
幅を狭くし、溝と溝の間を広くして溝上にのみ信
号を記録していた。従つて記録密度が小さく、記
録媒体を有効に利用していなかつた。
本発明の目的は溝すなわち凹部と、溝と溝の間
の凸部の両方に信号が記録出来るように構成した
記録媒体を提案し、さらにこの記録媒体を使つて
信号の記録及び再生を行なう、光学式記録再生装
置を提供せんとするものである。
の凸部の両方に信号が記録出来るように構成した
記録媒体を提案し、さらにこの記録媒体を使つて
信号の記録及び再生を行なう、光学式記録再生装
置を提供せんとするものである。
従来提案されている記録媒体は信号を記録する
凹部の幅を記録媒体上に照射する光ビーム径より
も小さくし、凸部の幅を凹部の幅よりも広くして
いた。従つて凹部に信号を記録する場合には何ら
問題はなかつたが、凸部に信号を記録しようとす
ると、記録媒体上に照射した光ビーム径よりも凸
部の幅が広いために信号の記録再生が困難であつ
た。
凹部の幅を記録媒体上に照射する光ビーム径より
も小さくし、凸部の幅を凹部の幅よりも広くして
いた。従つて凹部に信号を記録する場合には何ら
問題はなかつたが、凸部に信号を記録しようとす
ると、記録媒体上に照射した光ビーム径よりも凸
部の幅が広いために信号の記録再生が困難であつ
た。
本発明の記録媒体は、上記欠点を除去し、凹部
の幅と凸部の幅を記録媒体上に照射する光ビーム
径以下にしたものである。凹部と凸部の幅をほぼ
等しくすればさらに安定した記録再生が出来る。
記録材料としては、例えばBiのように強い光ビ
ームが照射した部分の材料が光ビームの熱により
蒸発するもの、MnBiのように強い光ビームが照
射した部分の材料の温度が上り、周囲または外部
の磁界によつて磁化されるもの、あるいは光ビー
ムの熱により非晶質化あるいは結晶化し濃淡変化
を生じるもの等がある。
の幅と凸部の幅を記録媒体上に照射する光ビーム
径以下にしたものである。凹部と凸部の幅をほぼ
等しくすればさらに安定した記録再生が出来る。
記録材料としては、例えばBiのように強い光ビ
ームが照射した部分の材料が光ビームの熱により
蒸発するもの、MnBiのように強い光ビームが照
射した部分の材料の温度が上り、周囲または外部
の磁界によつて磁化されるもの、あるいは光ビー
ムの熱により非晶質化あるいは結晶化し濃淡変化
を生じるもの等がある。
上述した本発明の記録媒体を用いる本発明の光
学式記録再生装置は、光源より発生した光ビーム
を記録媒体上に照射する為の光学系と、記録媒体
上に照射した光ビームの強度を記録する信号に応
じて変化させる光変調手段と記録媒体上に照射し
た光ビームと記録媒体をトラツク方向と略々垂直
な方向に相対的に移動させる走査移動手段と、記
録媒体上に照射した光ビームが、記録媒体上のト
ラツク上にあるように走査移動手段を駆動し制御
するトラツキング制御手段とを有し、凹部のトラ
ツクに信号を記録する場合には凹部のトラツクに
トラツキング制御をかけて、光変調手段により少
なくとも記録用の光ビームの強度を変化させて信
号を記録し、凸部のトラツクに信号を記録する場
合には、凸部のトラツクにトラツキング制御をか
けて、同様にして信号を記録するように構成した
ものである。記録媒体上に記録されている信号の
再生は光源より発生した光ビームを弱い一定の光
量にし、凹部または凸部にトラツキング制御をか
けて、記録媒体からの反射光または記録媒体を透
過した透過光を検出して行なう。
学式記録再生装置は、光源より発生した光ビーム
を記録媒体上に照射する為の光学系と、記録媒体
上に照射した光ビームの強度を記録する信号に応
じて変化させる光変調手段と記録媒体上に照射し
た光ビームと記録媒体をトラツク方向と略々垂直
な方向に相対的に移動させる走査移動手段と、記
録媒体上に照射した光ビームが、記録媒体上のト
ラツク上にあるように走査移動手段を駆動し制御
するトラツキング制御手段とを有し、凹部のトラ
ツクに信号を記録する場合には凹部のトラツクに
トラツキング制御をかけて、光変調手段により少
なくとも記録用の光ビームの強度を変化させて信
号を記録し、凸部のトラツクに信号を記録する場
合には、凸部のトラツクにトラツキング制御をか
けて、同様にして信号を記録するように構成した
ものである。記録媒体上に記録されている信号の
再生は光源より発生した光ビームを弱い一定の光
量にし、凹部または凸部にトラツキング制御をか
けて、記録媒体からの反射光または記録媒体を透
過した透過光を検出して行なう。
また本発明の光学式記録再生装置は複数個の光
学系を設け、例えば凸部に信号を記録し再生する
光学系と、凹部に信号を記録し再生する光学系と
を設けてもよい。この場合、光源から発生した光
ビームを反射鏡等により分割または切り換えて、
同一の光源を用いるよう構成することも出来る
し、複数個の光源を用いてもよい。
学系を設け、例えば凸部に信号を記録し再生する
光学系と、凹部に信号を記録し再生する光学系と
を設けてもよい。この場合、光源から発生した光
ビームを反射鏡等により分割または切り換えて、
同一の光源を用いるよう構成することも出来る
し、複数個の光源を用いてもよい。
また1つの光学系により、記録媒体上の凹部及
び凸部の両方に信号を記録し再生するように構成
することも出来る。すなわち、光源より発生した
光ビームを記録媒体上に照射する為の光学系と、
記録媒体上に照射した光ビームと記録媒体をトラ
ツク方向と略々垂直な方向に相対的に移動させる
為の走査移動手段と、記録媒体上に照射した光ビ
ームが記録媒体上の凹部または凸部にあるように
走査移動手段を駆動し制御するトラツキング制御
手段と記録媒体上に照射した光ビームを記録媒体
上の凹部のトラツク上にあるようにする場合と凸
部のトラツク上にあるようにする場合とでトラツ
キング制御手段の制御系の極性を反転させる為の
極性反転手段とで構成し、凹部のトラツクに信号
を記録する場合には凹部にトラツキング制御をか
けて光ビームを変調して信号を記録し、凸部のト
ラツクに信号を記録する場合には凹部にトラツキ
ング制御をかけていた時の制御系の極性と反対の
極性にして凸部のトラツクにトラツキング制御を
かけて光ビームを変調して信号を記録する。また
記録媒体上に記録されている信号を再生する場合
には、光ビームの光量を一定にし、同様にしてト
ラツキング制御をかけ、記録媒体からの反射光ま
たは記録媒体を透過した透過光を検出して、凹部
及び凸部に記録されている信号を再生する。
び凸部の両方に信号を記録し再生するように構成
することも出来る。すなわち、光源より発生した
光ビームを記録媒体上に照射する為の光学系と、
記録媒体上に照射した光ビームと記録媒体をトラ
ツク方向と略々垂直な方向に相対的に移動させる
為の走査移動手段と、記録媒体上に照射した光ビ
ームが記録媒体上の凹部または凸部にあるように
走査移動手段を駆動し制御するトラツキング制御
手段と記録媒体上に照射した光ビームを記録媒体
上の凹部のトラツク上にあるようにする場合と凸
部のトラツク上にあるようにする場合とでトラツ
キング制御手段の制御系の極性を反転させる為の
極性反転手段とで構成し、凹部のトラツクに信号
を記録する場合には凹部にトラツキング制御をか
けて光ビームを変調して信号を記録し、凸部のト
ラツクに信号を記録する場合には凹部にトラツキ
ング制御をかけていた時の制御系の極性と反対の
極性にして凸部のトラツクにトラツキング制御を
かけて光ビームを変調して信号を記録する。また
記録媒体上に記録されている信号を再生する場合
には、光ビームの光量を一定にし、同様にしてト
ラツキング制御をかけ、記録媒体からの反射光ま
たは記録媒体を透過した透過光を検出して、凹部
及び凸部に記録されている信号を再生する。
従来の光学式記録再生装置において所望する信
号例えば静止画等を得る為にトラツキング制御を
不動作にし、走査移動手段を駆動し、隣りのトラ
ツクに光ビームを移動させた後に再びトラツキン
グ制御を動作させてトラツクの飛び越し走査を行
なわせる方法が提案されている。
号例えば静止画等を得る為にトラツキング制御を
不動作にし、走査移動手段を駆動し、隣りのトラ
ツクに光ビームを移動させた後に再びトラツキン
グ制御を動作させてトラツクの飛び越し走査を行
なわせる方法が提案されている。
本発明の光学式記録再生装置においてもトラツ
クの飛び越し走査を行なわせることが出来、この
場合、例えば凹部のトラツクから凸部のトラツク
への飛び越し走査となり、トラツクの飛び越し走
査を行なうごとにトラツキング制御の極性が反転
するように極性反転手段を動作させる。
クの飛び越し走査を行なわせることが出来、この
場合、例えば凹部のトラツクから凸部のトラツク
への飛び越し走査となり、トラツクの飛び越し走
査を行なうごとにトラツキング制御の極性が反転
するように極性反転手段を動作させる。
またトラツキング制御を不動作にし、走査移動
手段を駆動し、記録媒体上に照射した光ビームが
トラツクを横切つたのを計数し、所望するトラツ
ク上に光ビームが来たのを検出して再びトラツキ
ング制御を動作させて、複数本のトラツクを飛び
越し走査させる場合には、トラツク飛び越し走査
の本数が偶数本であれば、例えば凹部のトラツク
から凹部のトラツクへのトラツク飛び越し走査と
なり、トラツキング制御系の極性を反転させず、
奇数本であれば、例えば凹部のトラツクから凸部
のトラツクへのトラツク飛び越し走査となり、ト
ラツキング制御系の極性を反転させるように、極
性反転手段を動作させる。トラツク飛び越し走査
の本数が偶数か奇数かを検出するには、例えばト
ラツクの飛び越しを行なわせる本数を2進変換し
たものの最下位の桁で検出することが出来、奇数
の場合にのみ信号を発生させ、この信号をフリツ
プフロツプ等に入力し、このフリツプフロツプの
信号でトラツキング制御手段の極性を反転させる
ように構成することが出来る。
手段を駆動し、記録媒体上に照射した光ビームが
トラツクを横切つたのを計数し、所望するトラツ
ク上に光ビームが来たのを検出して再びトラツキ
ング制御を動作させて、複数本のトラツクを飛び
越し走査させる場合には、トラツク飛び越し走査
の本数が偶数本であれば、例えば凹部のトラツク
から凹部のトラツクへのトラツク飛び越し走査と
なり、トラツキング制御系の極性を反転させず、
奇数本であれば、例えば凹部のトラツクから凸部
のトラツクへのトラツク飛び越し走査となり、ト
ラツキング制御系の極性を反転させるように、極
性反転手段を動作させる。トラツク飛び越し走査
の本数が偶数か奇数かを検出するには、例えばト
ラツクの飛び越しを行なわせる本数を2進変換し
たものの最下位の桁で検出することが出来、奇数
の場合にのみ信号を発生させ、この信号をフリツ
プフロツプ等に入力し、このフリツプフロツプの
信号でトラツキング制御手段の極性を反転させる
ように構成することが出来る。
また凹部及び凸部のトラツクに番地信号を記録
しておき、所望するトラツクを検索し、その所望
するトラツクに信号を記録する、あるいはその所
望するトラツクに記録されている信号を再生また
は消去する装置においては、光源より発生した光
ビームを記録媒体上に照射する為の光学系と、記
録媒体上に照射した光ビームと記録媒体をトラツ
ク方向と略々垂直な方向に相対的に移動させる為
の第1の走査移動手段と、記録媒体上に照射した
光ビームが記録媒体上のトラツク上にあるように
第1の走査移動手段を駆動し制御するトラツキン
グ制御手段と、記録媒体上に照射した光ビームと
記録媒体をトラツク方向と略々垂直な方向に第1
の走査移動手段よりも広い範囲に渡つて相対的に
移動させる為の第2の走査移動手段と、記録媒体
上に照射した光ビームが凹部のトラツク上にある
ようにする場合と凸部のトラツク上にあるように
する場合とでトラツキング制御手段の制御系の極
性を反転させる為の極性反転手段とで構成し、現
在光ビームが位置しているトラツクの番地と所望
するトラツクの番地よりトラツクの飛び越し本数
を求めトラツキング制御を不動作にし、第2の走
査移動手段を駆動し、横切つたトラツクの本数を
計数して、所望するトラツク上に光ビームが来た
ことを検出し、所望するトラツクにトラツキング
制御がかかるように極性反転手段を動作させ、再
びトラツキング制御を動作させて所望するトラツ
クの検索を行なう。所望するトラツクにトラツキ
ング制御がかかるように極性反転手段を動作させ
るには、所望するトラツクが凹部のトラツクなの
か凸部のトラツクなのかを検出して行なうが、所
望するトラツクが凹部のトラツクなのか凸部のト
ラツクなのかの検出は、番地信号より検出するこ
とが出来る。例えばトラツクの番地が1、2、
3、…Nのように順次記録してある場合には、番
地が奇数か偶数かで検出することが出来、また現
在光ビームが位置しているトラツクの番地と、所
望するトラツクの番地の差より検出することも出
来る。番地差が奇数の場合には現在光ビームが位
置しているトラツクのトラツキング制御の極性と
所望するトラツクのトラツキング制御の極性を反
転させ、差が偶数の場合には極性を反転させな
い。
しておき、所望するトラツクを検索し、その所望
するトラツクに信号を記録する、あるいはその所
望するトラツクに記録されている信号を再生また
は消去する装置においては、光源より発生した光
ビームを記録媒体上に照射する為の光学系と、記
録媒体上に照射した光ビームと記録媒体をトラツ
ク方向と略々垂直な方向に相対的に移動させる為
の第1の走査移動手段と、記録媒体上に照射した
光ビームが記録媒体上のトラツク上にあるように
第1の走査移動手段を駆動し制御するトラツキン
グ制御手段と、記録媒体上に照射した光ビームと
記録媒体をトラツク方向と略々垂直な方向に第1
の走査移動手段よりも広い範囲に渡つて相対的に
移動させる為の第2の走査移動手段と、記録媒体
上に照射した光ビームが凹部のトラツク上にある
ようにする場合と凸部のトラツク上にあるように
する場合とでトラツキング制御手段の制御系の極
性を反転させる為の極性反転手段とで構成し、現
在光ビームが位置しているトラツクの番地と所望
するトラツクの番地よりトラツクの飛び越し本数
を求めトラツキング制御を不動作にし、第2の走
査移動手段を駆動し、横切つたトラツクの本数を
計数して、所望するトラツク上に光ビームが来た
ことを検出し、所望するトラツクにトラツキング
制御がかかるように極性反転手段を動作させ、再
びトラツキング制御を動作させて所望するトラツ
クの検索を行なう。所望するトラツクにトラツキ
ング制御がかかるように極性反転手段を動作させ
るには、所望するトラツクが凹部のトラツクなの
か凸部のトラツクなのかを検出して行なうが、所
望するトラツクが凹部のトラツクなのか凸部のト
ラツクなのかの検出は、番地信号より検出するこ
とが出来る。例えばトラツクの番地が1、2、
3、…Nのように順次記録してある場合には、番
地が奇数か偶数かで検出することが出来、また現
在光ビームが位置しているトラツクの番地と、所
望するトラツクの番地の差より検出することも出
来る。番地差が奇数の場合には現在光ビームが位
置しているトラツクのトラツキング制御の極性と
所望するトラツクのトラツキング制御の極性を反
転させ、差が偶数の場合には極性を反転させな
い。
また番地信号に関係なく、検索を行なわせる時
に所望するトラツクが凹部なのか凸部なのかを指
定し、トラツキング制御の極性を決め、例えば凸
部のトラツクにトラツキング制御がかかるように
して所望するトラツクの検索を行なつてもよい。
に所望するトラツクが凹部なのか凸部なのかを指
定し、トラツキング制御の極性を決め、例えば凸
部のトラツクにトラツキング制御がかかるように
して所望するトラツクの検索を行なつてもよい。
極性反転手段を動作させるタイミングは、トラ
ツキング制御を不動作にするのと同時に動作させ
るか、あるいは、所望するトラツク上に光ビーム
が来たのを検出しトラツキング制御を再び動作さ
せるのと同時に動作させることが望ましいが、ト
ラツキング制御が不動作の状態の期間に動作させ
ればよい。
ツキング制御を不動作にするのと同時に動作させ
るか、あるいは、所望するトラツク上に光ビーム
が来たのを検出しトラツキング制御を再び動作さ
せるのと同時に動作させることが望ましいが、ト
ラツキング制御が不動作の状態の期間に動作させ
ればよい。
また記録媒体が円盤上でトラツクがスパイラル
状になつている場合には、凹部にトラツキング制
御をかけるのか、凸部にトラツキング制御をかけ
るのかを指定し、これによつてトラツキング制御
の極性を動作させ、連続した信号の記録または再
生を行なうようにすることが出来る。
状になつている場合には、凹部にトラツキング制
御をかけるのか、凸部にトラツキング制御をかけ
るのかを指定し、これによつてトラツキング制御
の極性を動作させ、連続した信号の記録または再
生を行なうようにすることが出来る。
以下本発明を図面と共に詳細に説明する。尚図
面の説明に用いる番号において、同じ番号のもの
は同一のものを表わす。
面の説明に用いる番号において、同じ番号のもの
は同一のものを表わす。
第1図は本発明の記録媒体の1実施例であり、
aは円盤状の記録媒体(以下記録円盤と呼ぶ)1
の概略図、bは記録円盤1の表面の一部分を拡大
した図、cはX軸で記録円盤1を切断した時の断
面の拡大図である。2は同心円状の溝すなわち凹
部、3は凹部と凹部の間の凸部、4は記録円盤1
上に塗布または蒸着された記録材料、5は記録円
盤1の基材である。凹部2と凸部3の幅はほぼ等
しくまた溝の深さはλ/8程度になつている。こ
のような記録円盤は例えば基材5側から光ビーム
を照射し、凹部のトラツク2及び凸部のトラツク
3に信号を記録するのに適している。この場合凹
部2からの反射光の方が凸部3からの反射光より
も光量が大きい。従つて凸部3の信号を再生する
場合、クロストークが大きくなり、信号のS/N
も低下する。基材5側から光ビームを照射する場
合には、凹部2上の信号を再生し、基材5側と反
対側から光ビームを照射する場合には、凸部3上
の信号を再生するようにすればクロストークを減
少し、信号のS/Nも向上させることが出来る。
この場合の記録円盤は第2図のようにすることが
望ましい。すなわち、保護層6は基材5と同一の
ものを用い、厚さも同じにすればレンズの収差も
少なくなり、光ビームを小さく絞れる。基材5と
保護層6の材質を異ならせる場合には、基材5の
厚さをd1、光の屈折率をn1、保護層6の厚さを
d2、光の屈折率をn2とすると、d2=n1/n2d1になる ように保護層6の厚さを決めればよい。また保護
層6と記録材料4の間に空間を設けてもよい。
aは円盤状の記録媒体(以下記録円盤と呼ぶ)1
の概略図、bは記録円盤1の表面の一部分を拡大
した図、cはX軸で記録円盤1を切断した時の断
面の拡大図である。2は同心円状の溝すなわち凹
部、3は凹部と凹部の間の凸部、4は記録円盤1
上に塗布または蒸着された記録材料、5は記録円
盤1の基材である。凹部2と凸部3の幅はほぼ等
しくまた溝の深さはλ/8程度になつている。こ
のような記録円盤は例えば基材5側から光ビーム
を照射し、凹部のトラツク2及び凸部のトラツク
3に信号を記録するのに適している。この場合凹
部2からの反射光の方が凸部3からの反射光より
も光量が大きい。従つて凸部3の信号を再生する
場合、クロストークが大きくなり、信号のS/N
も低下する。基材5側から光ビームを照射する場
合には、凹部2上の信号を再生し、基材5側と反
対側から光ビームを照射する場合には、凸部3上
の信号を再生するようにすればクロストークを減
少し、信号のS/Nも向上させることが出来る。
この場合の記録円盤は第2図のようにすることが
望ましい。すなわち、保護層6は基材5と同一の
ものを用い、厚さも同じにすればレンズの収差も
少なくなり、光ビームを小さく絞れる。基材5と
保護層6の材質を異ならせる場合には、基材5の
厚さをd1、光の屈折率をn1、保護層6の厚さを
d2、光の屈折率をn2とすると、d2=n1/n2d1になる ように保護層6の厚さを決めればよい。また保護
層6と記録材料4の間に空間を設けてもよい。
基材5側から光ビームを照射し、凹部2及び凸
部3に信号を記録し再生する一実施例について第
3図と共に説明する。記録円盤1上の凹部2及び
凸部3のトラツク上には内周から外周に向つて順
番に1、2、3、…Nのように番地が記録されて
おり、記録円盤1はモータ31により軸32を中
心に回転している。光源33(例えば半導体レー
ザ)から発生した光ビーム34はカツプリングレ
ンズ35により平行光にされ、半透明鏡36、反
射鏡37を介して収束レンズ38に入射され、記
録円盤1上に収束される。記録円盤1で反射され
た反射光39は収束レンズ38、反射鏡37、半
透明鏡36を介して光検出器40上に照射され
る。
部3に信号を記録し再生する一実施例について第
3図と共に説明する。記録円盤1上の凹部2及び
凸部3のトラツク上には内周から外周に向つて順
番に1、2、3、…Nのように番地が記録されて
おり、記録円盤1はモータ31により軸32を中
心に回転している。光源33(例えば半導体レー
ザ)から発生した光ビーム34はカツプリングレ
ンズ35により平行光にされ、半透明鏡36、反
射鏡37を介して収束レンズ38に入射され、記
録円盤1上に収束される。記録円盤1で反射され
た反射光39は収束レンズ38、反射鏡37、半
透明鏡36を介して光検出器40上に照射され
る。
記録円盤1をモータ31により回転した場合、
同心円状の凹部2及び凸部3のトラツクは偏心を
生じる為に、記録円盤1上に収束された光ビーム
34が凹部2または凸部3のトラツクを追跡する
ようにトラツキング制御することが必要である。
このトラツキング制御について説明すると、光検
出器40は2分割構造になつており、その分割線
方向は反射光39に含まれる凹部2のトラツクの
パターンのトラツク方向になつている。差動増幅
器41で光検出器40のそれぞれの出力の差を得
て、この信号をスイツチ42または反転回路43
とスイツチ44を介してトラツキング制御系の位
相を補償する為の補償回路45に入力し、補償回
路45の出力を回転可能な素子46を駆動する為
の駆動回路47に入力し、素子46を回転させて
トラツキング制御を行なう。反射鏡37は素子4
6に取り付けられており、素子46によつて回転
し、記録円盤1上に収束された光ビーム34を凹
部2及び凸部3のトラツクのトラツク方向と略々
垂直な方向(記録円盤1の略々半径方向)に走査
するように構成されている。凹部2のトラツクに
トラツキング制御をかけるか、凸部3のトラツク
にトラツキング制御をかけるかは、スイツチ42
及び44の切り換えによつて行ない、例えば、凹
部2のトラツクにトラツキング制御をかける場合
には、スイツチ42を短絡、スイツチ44を開放
にし、差動増幅器41の出力をスイツチ42を介
して補償回路45に伝達させてトラツキング制御
を行ない、凸部3のトラツクにトラツキング制御
をかける場合には、スイツチ42を開放、スイツ
チ44を短絡し、差動増幅器41の出力を、トラ
ツキング制御の極性を反転させる為の反転回路4
3及びスイツチ44を介して補償回路45に伝達
させてトラツキング制御を行なう。
同心円状の凹部2及び凸部3のトラツクは偏心を
生じる為に、記録円盤1上に収束された光ビーム
34が凹部2または凸部3のトラツクを追跡する
ようにトラツキング制御することが必要である。
このトラツキング制御について説明すると、光検
出器40は2分割構造になつており、その分割線
方向は反射光39に含まれる凹部2のトラツクの
パターンのトラツク方向になつている。差動増幅
器41で光検出器40のそれぞれの出力の差を得
て、この信号をスイツチ42または反転回路43
とスイツチ44を介してトラツキング制御系の位
相を補償する為の補償回路45に入力し、補償回
路45の出力を回転可能な素子46を駆動する為
の駆動回路47に入力し、素子46を回転させて
トラツキング制御を行なう。反射鏡37は素子4
6に取り付けられており、素子46によつて回転
し、記録円盤1上に収束された光ビーム34を凹
部2及び凸部3のトラツクのトラツク方向と略々
垂直な方向(記録円盤1の略々半径方向)に走査
するように構成されている。凹部2のトラツクに
トラツキング制御をかけるか、凸部3のトラツク
にトラツキング制御をかけるかは、スイツチ42
及び44の切り換えによつて行ない、例えば、凹
部2のトラツクにトラツキング制御をかける場合
には、スイツチ42を短絡、スイツチ44を開放
にし、差動増幅器41の出力をスイツチ42を介
して補償回路45に伝達させてトラツキング制御
を行ない、凸部3のトラツクにトラツキング制御
をかける場合には、スイツチ42を開放、スイツ
チ44を短絡し、差動増幅器41の出力を、トラ
ツキング制御の極性を反転させる為の反転回路4
3及びスイツチ44を介して補償回路45に伝達
させてトラツキング制御を行なう。
素子46の回転で、記録円盤1上に収束された
光ビーム34をトラツク方向と垂直な方向に走査
する範囲は600μm程度が限界であり、記録円盤
1の全面に渡つて光ビーム34を走査するには移
送モータ48によつて移送台49を記録円盤1の
略々半径方向に移送させ、移送台49には、光源
33、カツプリングレンズ35、半透明鏡36、
反射鏡37、収束レンズ38、光検出器40及び
素子46が取りつけてあり、これらは移送台49
と一体となつて移動する。スイツチ42及び44
の出力は接続されており、補償回路50に入力さ
れている。補償回路50の出力は駆動回路51に
入力され、駆動回路51の出力で移送モータ48
を駆動し、素子46が自然の状態を中心に回転す
るようにつまり、駆動回路47の出力が平均的に
零になるように移送台49を移送し制御してい
る。(以下この制御のことを移送制御と呼ぶ。)補
償回路50は移送制御系の位相を補償する為のも
のである。トラツキング制御と移送制御の関係
は、偏心あるいは振動等の高い応答性を要するト
ラツクずれに対してはトラツキング制御で補償
し、DC的なものに対しては主として移送制御で
補償する。
光ビーム34をトラツク方向と垂直な方向に走査
する範囲は600μm程度が限界であり、記録円盤
1の全面に渡つて光ビーム34を走査するには移
送モータ48によつて移送台49を記録円盤1の
略々半径方向に移送させ、移送台49には、光源
33、カツプリングレンズ35、半透明鏡36、
反射鏡37、収束レンズ38、光検出器40及び
素子46が取りつけてあり、これらは移送台49
と一体となつて移動する。スイツチ42及び44
の出力は接続されており、補償回路50に入力さ
れている。補償回路50の出力は駆動回路51に
入力され、駆動回路51の出力で移送モータ48
を駆動し、素子46が自然の状態を中心に回転す
るようにつまり、駆動回路47の出力が平均的に
零になるように移送台49を移送し制御してい
る。(以下この制御のことを移送制御と呼ぶ。)補
償回路50は移送制御系の位相を補償する為のも
のである。トラツキング制御と移送制御の関係
は、偏心あるいは振動等の高い応答性を要するト
ラツクずれに対してはトラツキング制御で補償
し、DC的なものに対しては主として移送制御で
補償する。
記録する信号の予め決められているトラツク、
または所望する信号が記録されているトラツクの
検索について説明する。番地入力装置52に所望
するトラツクの番地Aを入力すると、情報処理制
御装置53は光検出器40のそれぞれの出力を合
成する合成回路54及び合成回路54の出力より
番地を抜き取る為の番地抜き取り回路55を介し
て、現在光ビーム34が位置しているトラツクの
番地Bを読み取り、(A−B)を計算する。(A−
B)の絶対値がM(Mは正の整数)よりも大きい
場合には、(A−B)の値を計数回路56にライ
ンL1を介して記憶させた後に移送モータの移送
を開始させる為のスタート信号をラインL2を介
してフリツプフロツプ57に送る。計数回路56
はプリセツタブルなアツプダウンカウンターで構
成することが出来る。計数回路56の出力はD−
A変換器58に入力されており、D−A変換器5
8は計数回路56の出力に応じた信号を発生す
る。フリツプフロツプ57はトラツキング制御及
び移送制御を不動作にさせる為の信号をラインL
3を通じてAND回路59に入力し、同時にD−
A変換器の出力を駆動回路51に伝達する為のス
イツチ60をラインL4を通じて短絡させる。駆
動回路51は移送モータ48を駆動し、移送モー
タ48は移送台49を記録円盤1の略々半径方向
に移送する。移送台49が移送されると、光検出
器40のそれぞれの出力が入力されているトラツ
ク横切り信号発生回路61は記録円盤1上に収束
された光ビーム34がトラツクを横切るごとに信
号を発生し、計数回路56はトラツク横切り信号
発生回路から出力される信号を計数する。一致回
路62には計数回路56の出力が入力されてお
り、記録円盤1上に収束されている光ビーム34
が所望するトラツク上に来た時フリツプフロツプ
57及び情報処理制御装置53にラインL5を通
じて一致信号を送る。フリツプフロツプ57はラ
インL4を通じてスイツチ60を開放にし、駆動
回路51にD−A変換器58の信号を伝達するの
を停止し、同時にラインL3を通じてトラツキン
グ制御及び移送制御を動作させる為の信号を
AND回路59に送る。情報処理制御装置53は
一致回路62から出力された一致信号を検出する
と、再び光ビーム34が位置しているトラツクの
番地B1を読み取り所望するトラツクの番地Aと
一致している場合には検索を終了し、一致してい
ない場合で(A−B1)の絶対値がMよりも大き
い場合には上述した検索を行なわせ、(A−B1)
の絶対値がM以下の場合には、(A−B1)の絶対
値とジヤンピング走査の方向信号をラインL6を
通じてジヤンピング回路63に伝達する。ジヤン
ピング回路63はモータ31より回転に同期した
信号をラインL7を通じて受け、この同期信号を
検出してジヤンピング走査を開始する。ジヤンピ
ング走査について説明すると、ジヤンピング回路
63はトラツキング制御及び移送制御を不動作に
する為の信号をAND回路59に送り、さらに素
子46を駆動する為の信号を駆動回路45に送
る。素子46が駆動され、記録円盤1上に収束さ
れた光ビーム34がトラツクを横切るとトラツク
横切り信号発生回路61は信号を発生し、この信
号をラインL8を通じてジヤンピング回路63に
送る。ジヤンピング回路63は横切つたトラツク
を計数し、所望するトラツク上に光ビーム34が
来たことを検出し、トラツキング制御及び移送制
御を動作させる為の信号をAND回路59に送り、
さらにジヤンピング走査終了信号を情報処理制御
装置53に送る。情報処理制御装置53は光ビー
ム34が位置しているトラツクの番地を読み取り
所望するトラツクの番地と一致している場合には
検索を終了する。
または所望する信号が記録されているトラツクの
検索について説明する。番地入力装置52に所望
するトラツクの番地Aを入力すると、情報処理制
御装置53は光検出器40のそれぞれの出力を合
成する合成回路54及び合成回路54の出力より
番地を抜き取る為の番地抜き取り回路55を介し
て、現在光ビーム34が位置しているトラツクの
番地Bを読み取り、(A−B)を計算する。(A−
B)の絶対値がM(Mは正の整数)よりも大きい
場合には、(A−B)の値を計数回路56にライ
ンL1を介して記憶させた後に移送モータの移送
を開始させる為のスタート信号をラインL2を介
してフリツプフロツプ57に送る。計数回路56
はプリセツタブルなアツプダウンカウンターで構
成することが出来る。計数回路56の出力はD−
A変換器58に入力されており、D−A変換器5
8は計数回路56の出力に応じた信号を発生す
る。フリツプフロツプ57はトラツキング制御及
び移送制御を不動作にさせる為の信号をラインL
3を通じてAND回路59に入力し、同時にD−
A変換器の出力を駆動回路51に伝達する為のス
イツチ60をラインL4を通じて短絡させる。駆
動回路51は移送モータ48を駆動し、移送モー
タ48は移送台49を記録円盤1の略々半径方向
に移送する。移送台49が移送されると、光検出
器40のそれぞれの出力が入力されているトラツ
ク横切り信号発生回路61は記録円盤1上に収束
された光ビーム34がトラツクを横切るごとに信
号を発生し、計数回路56はトラツク横切り信号
発生回路から出力される信号を計数する。一致回
路62には計数回路56の出力が入力されてお
り、記録円盤1上に収束されている光ビーム34
が所望するトラツク上に来た時フリツプフロツプ
57及び情報処理制御装置53にラインL5を通
じて一致信号を送る。フリツプフロツプ57はラ
インL4を通じてスイツチ60を開放にし、駆動
回路51にD−A変換器58の信号を伝達するの
を停止し、同時にラインL3を通じてトラツキン
グ制御及び移送制御を動作させる為の信号を
AND回路59に送る。情報処理制御装置53は
一致回路62から出力された一致信号を検出する
と、再び光ビーム34が位置しているトラツクの
番地B1を読み取り所望するトラツクの番地Aと
一致している場合には検索を終了し、一致してい
ない場合で(A−B1)の絶対値がMよりも大き
い場合には上述した検索を行なわせ、(A−B1)
の絶対値がM以下の場合には、(A−B1)の絶対
値とジヤンピング走査の方向信号をラインL6を
通じてジヤンピング回路63に伝達する。ジヤン
ピング回路63はモータ31より回転に同期した
信号をラインL7を通じて受け、この同期信号を
検出してジヤンピング走査を開始する。ジヤンピ
ング走査について説明すると、ジヤンピング回路
63はトラツキング制御及び移送制御を不動作に
する為の信号をAND回路59に送り、さらに素
子46を駆動する為の信号を駆動回路45に送
る。素子46が駆動され、記録円盤1上に収束さ
れた光ビーム34がトラツクを横切るとトラツク
横切り信号発生回路61は信号を発生し、この信
号をラインL8を通じてジヤンピング回路63に
送る。ジヤンピング回路63は横切つたトラツク
を計数し、所望するトラツク上に光ビーム34が
来たことを検出し、トラツキング制御及び移送制
御を動作させる為の信号をAND回路59に送り、
さらにジヤンピング走査終了信号を情報処理制御
装置53に送る。情報処理制御装置53は光ビー
ム34が位置しているトラツクの番地を読み取り
所望するトラツクの番地と一致している場合には
検索を終了する。
記録円盤1上の凹部2にトラツキング制御をか
けるのか、あるいは凸部3にトラツキング制御を
かけるのかはトラツキング制御の極性によつて決
められるが、トラツキング制御の極性は極性決定
回路64によつて決められる。極性決定回路64
の動作については後に説明するが、(A−B)の
絶対値がMよりも大きく、移送モータ48を駆動
して検索を行なう場合には、ラインL1を通じて
計数回路56に(A−B)の数値がプリセツトさ
れるのと同時に極性決定回路64が動作し、(A
−B)の絶対値がM以下で、素子46を駆動して
検索を行なう場合には、(A−B)の絶対値とジ
ヤンピング走査の方向信号がラインL6を通じて
ジヤンピング回路63に伝達された後の最初の回
転同期信号がラインL7を通じてジヤンピング回
路63に伝達されてジヤンピングを開始するのと
ほぼ同時に極性決定回路64が動作する。極性決
定回路64の出力は反転回路65及びAND回路
66に入力されており、反転回路65の出力は
AND回路67に入力されている。またAND回路
59の出力はAND回路66及び67に入力され
ている。通常の状態においてAND回路59の両
入力はHIGHとなつており、従つてAND回路5
9の出力もHIGHとなつている。極性決定回路6
4の出力がHIGHの場合には、AND回路66の
出力がHIGH、AND回路67の出力がLOWとな
つており、スイツチ44が短絡している。また極
性決定回路64の出力がLOWの場合にはAND回
路66の出力がLOW、AND回路67の出力が
HIGHとなつており、スイツチ42が短絡してい
る。番地入力装置52に所望するトラツクの番地
Aが入力されると、情報処理制御装置53は(A
−B)の計算と、(A−B)の絶対値がMより大
きいか、あるいはM以下かを判定し、Mより大き
い場合には極性決定回路64を所望するトラツク
にトラツキングがかかるように動作させ、ほぼ同
時にスタート信号をフリツプフロツプ57に送
る。フリツプフロツプ57はLOW信号をAND回
路59に送り、従つてAND回路59の出力は
LOWとなり、AND回路66及び67の出力も
LOWとなり、スイツチ42及び44は開放の状
態となる。移送モータ48が駆動され、一致回路
62より一致信号がフリツプフロツプ57に入力
されると、フリツプフロツプ57はHIGH信号を
AND回路59に送り、極性決定回路64の出力
に応じて、スイツチ42かスイツチ44のどちら
か一方が短絡される。また(A−B)の絶対値が
M以下の場合にもジヤンピングが開始されるのと
同時に所望するトラツクにトラツキングがかかる
ように極性決定回路を動作させ、ジヤンピング走
査を行なわせる。
けるのか、あるいは凸部3にトラツキング制御を
かけるのかはトラツキング制御の極性によつて決
められるが、トラツキング制御の極性は極性決定
回路64によつて決められる。極性決定回路64
の動作については後に説明するが、(A−B)の
絶対値がMよりも大きく、移送モータ48を駆動
して検索を行なう場合には、ラインL1を通じて
計数回路56に(A−B)の数値がプリセツトさ
れるのと同時に極性決定回路64が動作し、(A
−B)の絶対値がM以下で、素子46を駆動して
検索を行なう場合には、(A−B)の絶対値とジ
ヤンピング走査の方向信号がラインL6を通じて
ジヤンピング回路63に伝達された後の最初の回
転同期信号がラインL7を通じてジヤンピング回
路63に伝達されてジヤンピングを開始するのと
ほぼ同時に極性決定回路64が動作する。極性決
定回路64の出力は反転回路65及びAND回路
66に入力されており、反転回路65の出力は
AND回路67に入力されている。またAND回路
59の出力はAND回路66及び67に入力され
ている。通常の状態においてAND回路59の両
入力はHIGHとなつており、従つてAND回路5
9の出力もHIGHとなつている。極性決定回路6
4の出力がHIGHの場合には、AND回路66の
出力がHIGH、AND回路67の出力がLOWとな
つており、スイツチ44が短絡している。また極
性決定回路64の出力がLOWの場合にはAND回
路66の出力がLOW、AND回路67の出力が
HIGHとなつており、スイツチ42が短絡してい
る。番地入力装置52に所望するトラツクの番地
Aが入力されると、情報処理制御装置53は(A
−B)の計算と、(A−B)の絶対値がMより大
きいか、あるいはM以下かを判定し、Mより大き
い場合には極性決定回路64を所望するトラツク
にトラツキングがかかるように動作させ、ほぼ同
時にスタート信号をフリツプフロツプ57に送
る。フリツプフロツプ57はLOW信号をAND回
路59に送り、従つてAND回路59の出力は
LOWとなり、AND回路66及び67の出力も
LOWとなり、スイツチ42及び44は開放の状
態となる。移送モータ48が駆動され、一致回路
62より一致信号がフリツプフロツプ57に入力
されると、フリツプフロツプ57はHIGH信号を
AND回路59に送り、極性決定回路64の出力
に応じて、スイツチ42かスイツチ44のどちら
か一方が短絡される。また(A−B)の絶対値が
M以下の場合にもジヤンピングが開始されるのと
同時に所望するトラツクにトラツキングがかかる
ように極性決定回路を動作させ、ジヤンピング走
査を行なわせる。
記録円盤1上の凹部2のトラツクにトラツキン
グ制御をかける場合と、凸部3のトラツクにトラ
ツキング制御をかける場合とで極性が反転するこ
とについて第4図と共に説明する。
グ制御をかける場合と、凸部3のトラツクにトラ
ツキング制御をかける場合とで極性が反転するこ
とについて第4図と共に説明する。
第4図は光ビーム34がトラツクを横切つた時
の波形を時間tを横軸にとつて簡単に表わしたも
のであり、aは記録円盤1を表わし、0点から光
ビームがトラツクを横切る方向が反対になつた場
合を示している。b及びcは光検出器40のそれ
ぞれの出力、dは差動増幅器41の出力である。
差動増幅器41の出力波形dにおいて光ビーム3
4が凹部2を横切る場合と、凸部3を横切る場合
とで傾斜方向が逆となつており、従つて凹部2に
トラツキング制御をかける場合と凸部3にトラツ
キング制御をかける場合とでトラツキング制御の
極性が反対であり、所望するトラツクが凹部2な
のか凸部3なのかを極性決定回路64で検出しト
ラツキング制御の極性を決めて所望するトラツク
にトラツキング制御がかかるようにする。
の波形を時間tを横軸にとつて簡単に表わしたも
のであり、aは記録円盤1を表わし、0点から光
ビームがトラツクを横切る方向が反対になつた場
合を示している。b及びcは光検出器40のそれ
ぞれの出力、dは差動増幅器41の出力である。
差動増幅器41の出力波形dにおいて光ビーム3
4が凹部2を横切る場合と、凸部3を横切る場合
とで傾斜方向が逆となつており、従つて凹部2に
トラツキング制御をかける場合と凸部3にトラツ
キング制御をかける場合とでトラツキング制御の
極性が反対であり、所望するトラツクが凹部2な
のか凸部3なのかを極性決定回路64で検出しト
ラツキング制御の極性を決めて所望するトラツク
にトラツキング制御がかかるようにする。
ジヤンピング回路63及び極性決定回路64に
ついて第5図と共に説明する。ジヤンピング回路
63は計数回路70、OR回路71、R・Sフリ
ツプフロツプ72、AND回路73及び74、モ
ノステーブルマルチバイブレータ75,76及び
77、ジヤンピング信号発生回路78より構成さ
れている。計数回路70はγビツト(γは正の整
数)のプリセツタブルなダウンカウンターであ
り、数値Mをプリセツト出来るものである。入力
端D0,D1…D〓-1には情報処理制御装置53より
(A−B)の絶対値を2進変換したものが入力さ
れ、LOAD入力端及びモノステーブルマルチバ
イブレータ75には(A−B)の絶対値をプリセ
ツトする為の同期信号が入力されている。またジ
ヤンピング走査の方向信号はジヤンピング信号発
生回路78に入力されており、素子46を回転さ
せる方向を決める。計数回路70の入力端D0,
D1…D〓-1に入力される信号、LOAD入力端に入
力される信号及びジヤンピング信号発生回路78
に入力されるジヤンピング走査方向信号は第3図
ではラインL6で示している。計数回路70の出
力端Q0,Q1…Q〓-1はOR回路71に入力され、
OR回路71の出力はR・Sフリツプフロツプ7
2のR入力端に入力されている。モータ31の回
転同期信号はL7を通じて、AND回路73に入
力されている。計数回路70のLOAD入力端及
びモノステーブルマルチバイブレータ75に信号
が入力されると計数回路70の出力端Q0,Q1…
Q〓-1には(A−B)の絶対値がプリセツトされ、
OR回路71の出力はHIGHとなり、モノステー
ブルマルチバイブレータ75のQ出力端もHIGH
となる。モノステーブルマルチバイブレータ75
のQ出力端はAND回路73に入力されており、
AND回路73の出力はモノステーブルマルチバ
イブレータ76に入力されている。モノステーブ
ルマルチバイブレータ76の出力端はR・Sフ
リツプフロツプ72のS入力端、モノステーブル
マルチバイブレータのCLR入力端に接続されて
おり、計数回路70のLOAD入力端及びモノス
テーブルマルチバイブレータ75に信号が入力さ
れた後の最初の回転同期信号がL7を通じて
AND回路73に入力されると、モノステーブル
マルチバイブレータ76に伝達され、モノステー
ブルマルチバイブレータ76は立下りで信号を発
生し、モノステーブルマルチバイブレータ76の
Q出力により、モノステーブルマルチバイブレー
タ75のQ出力端はLOWとなり、同時にR・S
フリツプフロツプ72のQ出力端はHIGH、出
力端はLOWとなる。R・Sフリツプフロツプ7
2のQ出力端はAND回路74、モノステーブル
マルチバイブレータ77及びジヤンピング信号発
生回路78のそれぞれ入力端に接続されており、
また出力端は第3図のAND回路59の入力端
に接続されている。ジヤンピング信号発生回路7
8の出力は駆動回路47に入力されており、R・
Sフリツプフロツプ72の出力によりトラツキ
ング制御及び移送制御を不動作にし、ジヤンピン
グ信号発生回路78の信号により素子46を回転
させると、光ビーム34はトラツクを横切り、ト
ラツク横切り信号発生回路61より発生したトラ
ツク横切り信号はAND回路74を介して計数回
路70のCLOCK入力端に伝達され、計数回路7
0は減算を行なう。計数回路70の出力端Q0,
Q1…Q〓-1が全てLOWになると、OR回路71の
出力もLOWとなり、R・Sフリツプフロツプ7
2のQ出力端はLOW、出力端はHIGHとなつ
て、ジヤンピング信号発生回路78は信号を発生
するのを停止し、同時にトラツキング制御及び移
送制御も動作する。モノステーブルマルチバイブ
レータ77はR・Sフリツプフロツプ72のQ出
力の立下りで信号を発生し、この信号をジヤンピ
ング走査終了信号として、情報処理制御装置53
に伝達する。次に極性決定回路64について説明
すると、極性決定回路64はAND回路79及び
80、反転回路81、OR回路82及びJ・Kフ
リツプフロツプ83より構成されている。AND
回路79には計数回路70の最下位の出力Q0と、
モノステーブルマルチバイブレータ76のQ出力
がそれぞれ入力されており、AND回路79の出
力はOR回路82に入力されている。J・Kフリ
ツプフロツプ83のCLOCK入力端には、OR回
路82の信号が入力されており、(A−B)の絶
対値が奇数の場合には、ジヤンピング走査を開始
するのと同時にOR回路82に信号が伝達され、
J・Kフリツプフロツプは反転するが、(A−B)
の絶対値が偶数の場合には、OR回路82に信号
が伝達されず、J・Kフリツプフロツプ83は動
作しない。J・Kフリツプフロツプ83の出力は
反転回路65及びAND回路66に入力されてお
り、従つて、ジヤンピング本数が奇数本の場合に
のみトラツキング制御の極性が反転する。(A−
B)の絶対値がMより大きい場合には移送モータ
48を駆動して検索を行なうが、この時の極性決
定回路64の動作について説明すると、AND回
路80には(A−B)の値を2進変換した時の最
下位桁の信号が入力されており、反転回路81に
は、計数回路56に(A−B)の値をプリセツト
する為の同期信号が入力されている。反転回路8
1の出力はAND回路80に入力され、AND回路
80の出力はOR回路82に入力されている。従
つて(A−B)の値が奇数の場合にAND回路8
0に信号が発生し、OR回路82の出力により
J・Kフリツプフロツプ83が反転し、トラツキ
ング制御が反転する。(A−B)の値が奇数の場
合には、AND回路80に信号が発生せず、従つ
てJ・Kフリツプフロツプ83は反転せず、トラ
ツキング制御も反転しない。
ついて第5図と共に説明する。ジヤンピング回路
63は計数回路70、OR回路71、R・Sフリ
ツプフロツプ72、AND回路73及び74、モ
ノステーブルマルチバイブレータ75,76及び
77、ジヤンピング信号発生回路78より構成さ
れている。計数回路70はγビツト(γは正の整
数)のプリセツタブルなダウンカウンターであ
り、数値Mをプリセツト出来るものである。入力
端D0,D1…D〓-1には情報処理制御装置53より
(A−B)の絶対値を2進変換したものが入力さ
れ、LOAD入力端及びモノステーブルマルチバ
イブレータ75には(A−B)の絶対値をプリセ
ツトする為の同期信号が入力されている。またジ
ヤンピング走査の方向信号はジヤンピング信号発
生回路78に入力されており、素子46を回転さ
せる方向を決める。計数回路70の入力端D0,
D1…D〓-1に入力される信号、LOAD入力端に入
力される信号及びジヤンピング信号発生回路78
に入力されるジヤンピング走査方向信号は第3図
ではラインL6で示している。計数回路70の出
力端Q0,Q1…Q〓-1はOR回路71に入力され、
OR回路71の出力はR・Sフリツプフロツプ7
2のR入力端に入力されている。モータ31の回
転同期信号はL7を通じて、AND回路73に入
力されている。計数回路70のLOAD入力端及
びモノステーブルマルチバイブレータ75に信号
が入力されると計数回路70の出力端Q0,Q1…
Q〓-1には(A−B)の絶対値がプリセツトされ、
OR回路71の出力はHIGHとなり、モノステー
ブルマルチバイブレータ75のQ出力端もHIGH
となる。モノステーブルマルチバイブレータ75
のQ出力端はAND回路73に入力されており、
AND回路73の出力はモノステーブルマルチバ
イブレータ76に入力されている。モノステーブ
ルマルチバイブレータ76の出力端はR・Sフ
リツプフロツプ72のS入力端、モノステーブル
マルチバイブレータのCLR入力端に接続されて
おり、計数回路70のLOAD入力端及びモノス
テーブルマルチバイブレータ75に信号が入力さ
れた後の最初の回転同期信号がL7を通じて
AND回路73に入力されると、モノステーブル
マルチバイブレータ76に伝達され、モノステー
ブルマルチバイブレータ76は立下りで信号を発
生し、モノステーブルマルチバイブレータ76の
Q出力により、モノステーブルマルチバイブレー
タ75のQ出力端はLOWとなり、同時にR・S
フリツプフロツプ72のQ出力端はHIGH、出
力端はLOWとなる。R・Sフリツプフロツプ7
2のQ出力端はAND回路74、モノステーブル
マルチバイブレータ77及びジヤンピング信号発
生回路78のそれぞれ入力端に接続されており、
また出力端は第3図のAND回路59の入力端
に接続されている。ジヤンピング信号発生回路7
8の出力は駆動回路47に入力されており、R・
Sフリツプフロツプ72の出力によりトラツキ
ング制御及び移送制御を不動作にし、ジヤンピン
グ信号発生回路78の信号により素子46を回転
させると、光ビーム34はトラツクを横切り、ト
ラツク横切り信号発生回路61より発生したトラ
ツク横切り信号はAND回路74を介して計数回
路70のCLOCK入力端に伝達され、計数回路7
0は減算を行なう。計数回路70の出力端Q0,
Q1…Q〓-1が全てLOWになると、OR回路71の
出力もLOWとなり、R・Sフリツプフロツプ7
2のQ出力端はLOW、出力端はHIGHとなつ
て、ジヤンピング信号発生回路78は信号を発生
するのを停止し、同時にトラツキング制御及び移
送制御も動作する。モノステーブルマルチバイブ
レータ77はR・Sフリツプフロツプ72のQ出
力の立下りで信号を発生し、この信号をジヤンピ
ング走査終了信号として、情報処理制御装置53
に伝達する。次に極性決定回路64について説明
すると、極性決定回路64はAND回路79及び
80、反転回路81、OR回路82及びJ・Kフ
リツプフロツプ83より構成されている。AND
回路79には計数回路70の最下位の出力Q0と、
モノステーブルマルチバイブレータ76のQ出力
がそれぞれ入力されており、AND回路79の出
力はOR回路82に入力されている。J・Kフリ
ツプフロツプ83のCLOCK入力端には、OR回
路82の信号が入力されており、(A−B)の絶
対値が奇数の場合には、ジヤンピング走査を開始
するのと同時にOR回路82に信号が伝達され、
J・Kフリツプフロツプは反転するが、(A−B)
の絶対値が偶数の場合には、OR回路82に信号
が伝達されず、J・Kフリツプフロツプ83は動
作しない。J・Kフリツプフロツプ83の出力は
反転回路65及びAND回路66に入力されてお
り、従つて、ジヤンピング本数が奇数本の場合に
のみトラツキング制御の極性が反転する。(A−
B)の絶対値がMより大きい場合には移送モータ
48を駆動して検索を行なうが、この時の極性決
定回路64の動作について説明すると、AND回
路80には(A−B)の値を2進変換した時の最
下位桁の信号が入力されており、反転回路81に
は、計数回路56に(A−B)の値をプリセツト
する為の同期信号が入力されている。反転回路8
1の出力はAND回路80に入力され、AND回路
80の出力はOR回路82に入力されている。従
つて(A−B)の値が奇数の場合にAND回路8
0に信号が発生し、OR回路82の出力により
J・Kフリツプフロツプ83が反転し、トラツキ
ング制御が反転する。(A−B)の値が奇数の場
合には、AND回路80に信号が発生せず、従つ
てJ・Kフリツプフロツプ83は反転せず、トラ
ツキング制御も反転しない。
トラツキング制御方式としては3本ビーム方
式、ウオブリング方式等あるが、いかなる方式で
あつても凹部2にトラツキング制御をかける場合
と、凸部3にトラツキング制御をかける場合とで
制御系の極性は反転する。
式、ウオブリング方式等あるが、いかなる方式で
あつても凹部2にトラツキング制御をかける場合
と、凸部3にトラツキング制御をかける場合とで
制御系の極性は反転する。
本発明によれば、記録密度を従来のものより、
約倍にすることが出来、極めて有効に記録媒体を
利用することが出来る。
約倍にすることが出来、極めて有効に記録媒体を
利用することが出来る。
第1図、第2図は本発明の記録媒体の説明図、
第3図は、本発明の装置の一実施例を示す図、第
4図は光ビームがトラツクを横切つた時の光検出
器及び差動増幅器の出力の説明図、第5図は、第
3図におけるジヤンピング回路及び極性決定回路
の説明図である。 1……記録円盤、2……凹部、3……凸部、3
1……モータ、33……光源、40……光検出
器、47,51……駆動回路、48……移送モー
タ、49……移送台、52……番地入力装置、5
3……情報処理制御装置、55……番地抜き取り
回路、56……計数回路、61……トラツク横切
り信号発生回路、62……一致回路、63……ジ
ヤンピング回路。
第3図は、本発明の装置の一実施例を示す図、第
4図は光ビームがトラツクを横切つた時の光検出
器及び差動増幅器の出力の説明図、第5図は、第
3図におけるジヤンピング回路及び極性決定回路
の説明図である。 1……記録円盤、2……凹部、3……凸部、3
1……モータ、33……光源、40……光検出
器、47,51……駆動回路、48……移送モー
タ、49……移送台、52……番地入力装置、5
3……情報処理制御装置、55……番地抜き取り
回路、56……計数回路、61……トラツク横切
り信号発生回路、62……一致回路、63……ジ
ヤンピング回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 凹凸の形態のトラツクを有する記録媒体と、
光源より発生した光ビームを前記記録媒体上に照
射する為の光学系と、 前記記録媒体上に照射した光ビームと前記記録
媒体をトラツク方向と略々垂直な方向に相対的に
移動させる走査移動手段と、 前記記録媒体上に照射した光ビームが前記記録
媒体上のトラツク上にあるように前記走査移動手
段を駆動し制御するトラツキング制御手段とを有
し、前記記録媒体上の凹部のトラツクと凸部のト
ラツクに信号を記録するように構成したことを特
徴とする光学式記録再生装置。 2 前記トラツキング制御手段が、前記記録媒体
上に照射した光ビームを前記記録媒体上の凹部の
トラツク上にあるようにする場合と凸部のトラツ
ク上にあるようにする場合とで、前記トラツキン
グ制御手段の制御系の極性を反転させる為の極性
反転手段を含むことを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の光学式記録再生装置。 3 凹凸の形態のトラツクを有する記録媒体と、
光源より発生した光ビームを前記記録媒体上に照
射する為の光学系と、 前記記録媒体上に照射した光ビームの反射光ま
たは透過光を検出する為の光検出手段と、 前記記録媒体上に照射した光ビームと前記記録
媒体をトラツク方向と略々垂直な方向に相対的に
移動させる走査移動手段と、 前記記録媒体上に照射した光ビームが前記記録
媒体上のトラツク上にあるように前記走査移動手
段を駆動し制御するトラツキング制御手段と、 前記記録媒体上に照射した光ビームを光ビーム
が位置しているトラツクから他のトラツクへ光ビ
ームあるいは前記記録媒体を移動させ飛び越し走
査させる為の飛び越し走査手段と、 前記記録媒体上に照射した光ビームを前記記録
媒体上の凹部のトラツク上にあるようにする場合
と、凸部のトラツク上にあるようにする場合とで
前記トラツキング制御手段の極性を反転させる為
の極性反転手段とを有し、 前記飛び越し走査手段によつて飛び越し走査さ
せるトラツクの本数により、前記極性反転手段を
動作させることを特徴とした光学式記録再生装
置。 4 前記飛び越し走査手段を動作させて、所望す
るトラツクを検索する場合に、所望するトラツク
の番地により、あるいは、所望するトラツクの番
地と光ビームが位置しているトラツクの番地差に
より前記極性反転手段を動作させることを特徴と
する特許請求の範囲第3項記載の光学式記録再生
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55125283A JPS5750330A (en) | 1980-09-11 | 1980-09-11 | Optical recording and reproducing device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55125283A JPS5750330A (en) | 1980-09-11 | 1980-09-11 | Optical recording and reproducing device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5750330A JPS5750330A (en) | 1982-03-24 |
JPS6357859B2 true JPS6357859B2 (ja) | 1988-11-14 |
Family
ID=14906238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55125283A Granted JPS5750330A (en) | 1980-09-11 | 1980-09-11 | Optical recording and reproducing device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5750330A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0607445A4 (en) * | 1992-05-13 | 1994-10-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Optical disk unit. |
Families Citing this family (37)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5885936A (ja) * | 1981-11-16 | 1983-05-23 | Toshiba Corp | 光学的情報記録再生装置 |
JPS59168939A (ja) * | 1983-03-16 | 1984-09-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | デイスク記録再生装置 |
JP2515721B2 (ja) * | 1985-03-20 | 1996-07-10 | 株式会社日立製作所 | 光デイスク装置 |
JPS6214327A (ja) * | 1985-07-11 | 1987-01-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光学的信号記録再生方法 |
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JPS6233338A (ja) * | 1985-07-30 | 1987-02-13 | オプテイカル ストレツジ インタ−ナシヨナル−ユ−エス | デ−タ記憶装置用記録キヤリア |
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-
1980
- 1980-09-11 JP JP55125283A patent/JPS5750330A/ja active Granted
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---|---|---|---|---|
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---|---|
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