JPS6357470B2 - - Google Patents

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JPS6357470B2
JPS6357470B2 JP59269612A JP26961284A JPS6357470B2 JP S6357470 B2 JPS6357470 B2 JP S6357470B2 JP 59269612 A JP59269612 A JP 59269612A JP 26961284 A JP26961284 A JP 26961284A JP S6357470 B2 JPS6357470 B2 JP S6357470B2
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Dow Corning Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明はエラストマーおよび被覆材として特に
有用な新規の硬化性フルオロシリコーン素材に関
する。 シリコーン被覆材は一般に全く公知である。シ
リコーン被覆材のうち、本発明に関連するものは
米国特許第4322518号(1982年3月30日、ブリザ
ード(J.Blizzard)に対して発行され、本発明の
譲受入に譲渡された)に記載された硬化性シリコ
ーン組成物である。前記米国特許において開示さ
れている組成物は次の成分から成る。すなわち、
(1)SiO4/2単位、ケイ素に結合した水酸基および/
またはケイ素に結合した水素基から成るある種の
液体共重合体のオルガノポリシロキサン、および
(2)有機置換基が一価の炭化水素基であるポリジオ
ルガノシロキサン、とから成る。各ポリジオルガ
ノシロキサン分子は平均して少なくとも二つのビ
ニル基またはケイ素に結合した水酸基を含有す
る。 米国特許第4322518号に記載されたようなシリ
コーンエラストマーと被覆材は有利な特性を備え
ることに成功した。例えば、シリコーンエラスト
マーと被覆材は通常粘着性の材料の良好な剥離、
低温における弾性、高温における耐劣化性、およ
び種々な他の有利な特性を有する。その上、シリ
コーンエラストマーと被覆材は加工し易く、例え
ば基材への被覆により、押出しにより、または多
種多様の成形技術によつて容易に加工される。 それにも拘わらず、主として炭化水素置換基か
ら成るシリコーンエラストマーと被覆材によつて
備えられている以上の炭化水素液に対する耐久性
を必要とするある種の用途環境がエラストマーと
被覆材にとつて存在する。その比較的重要な炭化
水素液の若干の例をあげると、燃料(例えばガソ
リン、灯油、ヂーゼル燃料、軽油など)、溶媒
(例えばナフサ、ミネラルスピリツト、ヘキサン、
ヘンタン、イソオクタン、トルエン、キシレンな
ど)、食用油(例えばコーン油、シヨートニング、
ピーナツツ油、オリーブ油など)、およびその他
の重要な炭化水素液が含まれる。 炭化水素液に対する耐久性とはここでは炭化水
素液に長い期間さらされる場合に有用な機械的性
質および寸法安定性を維持することを意味する。
従つて、炭化水素液に対して耐久性のあるエラス
トマーは炭化水素液に、例えば30分またはそれ以
上の、長い時間さらされた時に実質的に膨潤しな
いし、また例えば引張強さにおいて実質的に減少
を示すこともないであろう。炭化水素に耐久性の
被覆材はそのようにさらされても溶解もせず、実
質的に外観を変えず、または膨潤もしないであろ
う。 シリコーンエラストマーおよび被覆材の炭化水
素液耐久性を高めるために、基本的な炭化水素置
換シリコーンエラストマーおよび被覆材の種々な
改造が試みられた。そのような改造の比較的成功
した例の一つはフツ素化炭化水素によつて置換さ
れたシリコーンの合成と商業的開発であつた。そ
のようなシリコーンをここではフルオロシリコー
ンと呼ぶことにする。 硬化してエラストマーになり得るフルオロシリ
コーン組成物の典型は米国特許第3179619号
(1965年4月20日発行)に開示された組成物であ
る。その組成物は、高い割合のフツ素化基を含有
するポリジオルガノシロキサン重合体、充填材、
有機過酸化物およびその他の成分から成る。硬化
すると、その組成物は良好な機械的強度のエラス
トマーを生成する。しかし不幸にも、前記の組成
物の極めて高い粘度のために、例えば0.025mm以
下の厚さの薄い膜として使用することは、不可能
ではないとしても、困難である。 米国特許第4041010号(1977年8月9日発行)
はビニル基末端のフルオロシリコーン重合体、ビ
ニル基含有重合体または樹脂、水素含有フルオロ
シリコーン、および白金触媒から成る二液系、室
温硬化フルオロシリコーンを開示している。 米国特許第3050411号(1962年8月21日発行)
は本質的にメチル水素ポリシロキサンに加えてフ
ルオロアルキル基を含むポリジオルガノシロキサ
ンから成る剥離性被覆材を開示している。米国特
許第3050411号の被覆材は優れた剥離性と炭化水
素溶媒に対する適当な耐久性を備えているが、そ
の被覆材は充填された高粘度フルオロシリコーン
エラストマーに備わる強度に欠けている。 従つて、炭化水素液に対して耐久性があり、良
好な強度を有し且つ基材に薄い膜として都合よく
塗布できるフルオロシリコーンを提供することは
望ましいことであつた。 本発明の一つの目的は強度のあるフルオロシリ
コーンエラストマーに硬化できる素材を提供する
ことである。さらにまた前記の硬化性素材を基材
上に薄い膜として容易に塗布できるほどの粘度に
おいてそのような素材を提供することも目的の一
つである。もう一つの目的は硬化すると強度があ
り且つ炭化水素液に耐久性のあるエラストマーに
なり得る素材を提供することである。さらにまた
一つの目的は硬化して耐炭化水素性エラストマー
または耐炭化水素性被覆になり得る溶媒を含まな
い素材を提供することである。 これらの目的は本発明の組成物およびその硬化
生成物によつて達成される。その他の目的はこの
明細書を読むと明確になるであろう。 本発明において、(A)ある種の液体共重合ポリシ
ロキサン、(B)フツ素化アルキル置換基を含有する
ポリジオルガノシロキサン、および(C)触媒、が組
合される。 本発明は次の各成分の組合せから成る硬化性素
材に関する。すなわち、 (A) (i) 本質的にR3SiO1/2単位とSiO4/2単位(上
式中Rは一価の炭化水素基を表わし、そして
R3SiO1/2単位のSiO4/2単位に対する比が0.6/
1〜0.9/1である)とから成る有機ケイ素
樹脂と (ii) ポリオルガノ水素シロキサン、 の反応生成物、 (B) 一般式 R″R′2SiO(R′2SiO)x(R′QSiO)ySiR′2R″ を有するポリジオルガノシロキサン、 〔上式中、 Qは一般式 CF3(CnF2nq(CH2o− (但し、m,nおよびqは0から5までの値
を有する。)を有する基であり、 R′は一価の炭化水素基を表わし、 R″はR′基、Q基、ビニル基および水酸基よ
り成る群から選択され、且つビニル基および水
酸基より成る群から選択される基が分子当り少
なくとも一つ存在し、 xは0から7000までの値を有し、 yは2から5000までの他を有する。〕、および (C) 触媒有効量の触媒、 上記(A),(B)および(C)の組合せから成る硬化性
素材である。 その他の態様において、本発明は、本発明の
硬化性素材を硬化させて生ずるエラストマーと
被覆材に関する。 本発明の硬化性素材の成分(A)は、 (i) 本質的にR3SiO1/2単位とSiO4/2単位とから成
り、上式中Rは一価の炭化水素基を表わし、そ
してR3SiO1/2単位のSiO4/2単位に対する比が
0.6/1〜0.9/1である有機ケイ素樹脂と (ii) ポリオルガノ水素シロキサン、 の反応生成物である。 本発明の硬化性素材の成分(A)は、1982年1月12
日ブリザードとスウイハート(Blizzard and
Swihart)に対して発行され、本発明の譲受人に
譲渡された米国特許第4310678号に開示されてい
る。米国特許第4301678号の明細書は本発明の成
分(A)を記載し且つその成分(A)を合成する方法を教
示している。 要約すると、成分(A)は次の成分(i)と(ii)を互いに
反応させることによつて合成することができる。
すなわち、 (i) R3SiO1/2とSiO4/2単位とから前記の比率にお
いて本質的に成る有機ケイ素樹脂、および (ii) ポリオルガノ水素シロキサン。 反応体(i)中のRは一価の炭化水素基、すなわち
水素原子と炭素原子とから構成される一価の基、
を表わす。従つて、Rはアルキル基(例えばメチ
ル、エチル、ブチル、プロピルなどの基)、アル
ケニル基またはシクロアルケニル基(例えばビニ
ル、アリル、シクロペンテニルなどの基)、アリ
ール基(例えばフエニル、トリル、キシリルなど
の基)、アリールアルキル基(例えばβ―フエニ
ルエチル、β―フエニルプロピルなどの基)、ま
たは脂環式基(例えばシクロヘキシル、シクロペ
ンチル、シクロヘプチルなどの基)であり得る。
好ましくは、Rは例えばメチル、エチル、または
プロピルのような低級アルキル基である。Rがメ
チル基であることが最も好ましい。少量のビニル
基がR基として存在するとある場合には反応性を
高めるために有利である。反応体(i)は、反応体(i)
の全重量に基づいて、0.1%〜5%(重量)のケ
イ素原子に結合した水酸基を含有する。低い比率
のアルコキシ基が有機ケイ素樹脂中に無作為に存
在することがしばしばある。アルコキシ基の存在
は終極の硬化性素材に効果があるとは考えられな
い。 好ましくは、反応体(i)はケイ素に結合した水酸
基を、反応体(i)の全重量に基づき、1〜5%(重
量)に含む。 成分(A)を製造するために、反応体(i)は有機溶媒
に分散して供給される。特に如何なる溶媒である
かは決定的に重要ではないが、水と共沸混合物を
作る有機溶媒を選ぶと有利である。その様な有機
溶媒はこの目的のために公知であり、例をあげれ
ば、ベンゼン、トルエン、キシレンおよびトリク
ロロエタンがこれに含まれる。 反応体(i)として役立つ有機ケイ素樹脂は公知で
ある。米国特許第2676182号(1954年4月20日発
行)には前記の樹脂およびその合成法が記載され
ており、そして同特許は反応体(i)の合成法を教示
している。 反応体(i)の好ましい合成法を要約すると、次の
工程が実施される。すなわち、 1 ケイ酸ナトリウム水溶液を約5より低いPH値
まで酸性にする。 2 その得られた混合物をR3SiO1/2単位の原料で
処理する。 3 第2工程からの混合物を加熱し、次に冷却す
る。 4 第3工程の生成物を適当な且つ水と混合しな
い有機溶媒によつて分別抽出する。 反応体(i)として使用するに適する有機ケイ素樹
脂はその時有機溶媒の画分中に単離されるであろ
う。 R3SiO1/2単位の原料には一般式R3SiXを有する
化合物(上式中Xは例えばハロゲン基またはアル
コキシ基のような加水分解性の基である)、一般
式(R3Si)2Oのジシロキサン、またはその他の当
業者に周知のR3SiO1/2の原料が含まれる。 好ましくは、上記第4工程における抽出は、反
応体(i)のグラム当り0.0018〜0.018当量の酸が溶
媒/反応体(i)画分中に残るような方法で行なわれ
る。 本発明の硬化性素材の成分(A)の反応体(ii)は米国
特許第4322518号に記載されたようなポリオルガ
ノ水素シロキサンである。ポリオルガノ水素シロ
キサンとはここでは平均分子当り少くとも一つの
ケイ素に結合したH基を含有する液体ポリオルガ
ノシロキサンを意味する。 反応体(ii)は線状、環状また枝分れのある重合体
構造を有し、またはその反応体(ii)が液体であるな
らば、これらの構造の適当な組合せを有するもの
であつてよい。反応体(ii)の基であつて、ケイ素に
結合した水素基でないものは、前記の一価の炭化
水素基から選択される。本質的に(CH3)(g)SiO
単位から成り、且つ25〜75反復単位の重合度を有
する線状ポリオルガノ水素シロキサンは好ましい
反応体(ii)である。 反応体(ii)としての使用に適するポリオルガノ水
素シロキサンは公知であり、市場で入手可能であ
る。そのようなポリオルガノ水素シロキサンにつ
いてここでさらに詳細に述べる必要はない。 好ましくは、反応体(i)と反応体(ii)は次の方法に
よつて互いに反応させられて成分(A)を生成する。 反応体(i)は有機溶媒中に分散されており、まず
反応体(ii)と完全に混合される。かくして得られた
混合物を加熱して、混合物から有機溶媒を蒸発さ
せて除く。その加熱は2段階に行なうのが好まし
い。第1段階では、加熱および若干の有機溶媒の
除去は周囲圧において行なわれる。第2段階で
は、加熱および溶媒の除去は減圧で継続される。
第2段階は、有機溶媒が実質的に除去されてしま
うまで継続されることが望ましい。 実質的に除去されるとはここでは、混合物の全
重量に基づいて、有機溶媒の濃度が1%(重量)
より少なくなることを意味する。 使用される反応体(i)と反応体(ii)の相対量は余り
重要ではない。一般に、10〜90重量部の反応物(i)
を90〜10重量部の反応体(ii)と反応させる。さらに
好ましくは、大体等重量部の反応体(i)と反応体(ii)
が使用される。例えば40〜60重量部の反応体(i)と
60〜40重量部の反応体(ii)を反応させる。但し、上
記の部はすべて成分(A)の100重量部に基づく。 本発明の硬化性素材の成分(B)は下記の一般式を
有する。 R″R′2SiO(R′2SiO)x(QR′SiO)ySiR′2R″ 〔上式中、 QはCF3(CnF2nq(CH2o−基を表わし、但し
m,nおよびqは夫々0から5までの整数値を有
する。 R′は前記成分(A)の反応物(i)について述べた通
りの一価の炭化水素基を表わす。 R″はR′基、Q基、ビニル基および水酸基より
成る群から選択される。 ポリジオルガノシロキサン成分(B)は、平均して
分子当り少なくとも一つのビニル基または水酸基
を含有しなければならない。 ポリジオルガノシロキサン成分(B)についての上
記の式中のxの値は0〜7000であり、そして上式
中のyの値は2〜5000である。従つて、ポリジオ
ルガノシロキサン成分(B)は粘度において流し込み
可能な液体から、25000000センチポイズ以上の粘
度を有する高粘度のガムまでの範囲に亘り得る。 本発明の硬化性素材のより好ましい態様におい
ては、上式中のQはCF3CH2CH2−基を表わし、
R′はCH3−基を表わし、R″は水酸基を表わし、
xは0〜20の値を有し、そしてyは200〜1600の
値を有する。このxとyについての好ましい範囲
の値は、置換基が上に列挙した好ましい基である
場合に、粘度として約1000センチポイズ〜40000
センチポイズに相当する。 ここに成分(B)として述べられたポリジオルガノ
シロキサンは公知であり、市販されているものが
多い。またその代りに、前記ポリジオルガノシロ
キサンは、フルオロシリコーを合成する公知の方
法、例えば適当なシクロトリシロキサンの塩基性
重合のような方法によつて合成することができ
る。 簡単に述べれば、適当なフルオロアルキル置換
ポリジオルガノシロキサンは次のようにして合成
することができる。 シクロトリシロキサン、例えば
【式】および
【式】を 適当な割合に混合する。かくして得られた混合物
に次に塩基性触媒を加えてから、外部より加熱す
ることによつて重合を起させる。重合反応が実質
上終了した後、反応混合物に水を加えることによ
つて水酸末端基を導入することができる。ビニル
末端基は、重合反応が実質上終了した後、ビニル
基を含む末端閉塞剤を添加することによつて与え
ることができる。ビニル基を含む末端閉塞剤の例
には下記のものがある。
【式】
【式】
【式】 上式中Xは本発明の硬化性素材の成分(A)の反応
物(i)の説明において前記に述べたような加水分解
性基である。他の適当なビニル基を含む末端閉塞
剤は当業者によく知られているであろう。 本発明の硬化性素材の成分(C)は、ヒドロシリル
化触媒、シラノール縮合触媒および塩基性触媒よ
り成る群から選択される。 ヒドロシリル化触媒、すなわち、下記の一般反
応用の触媒 SiH+CH2=CH−→SiCH2CH2− は公知である。ヒドロシリル化触媒の例はある種
の金属、例えばPt,Pd,Ni,Ru,Rh,Cu,
Os,およびIr,の錯体および塩である。成分(C)
として使用するために好ましいヒドロシリル化触
媒は上記の金属の塩および錯体であつて、本発明
の硬化性素材の成分(B)中に可溶なものである。特
に好ましいものは成分(B)中に可溶な白金の錯体で
あり、例えばテトラメチルジビニルジシロキサン
に塩化白金酸を加えることによつて生成する錯体
である。 シラノール縮合触媒、すなわち、下記の一般反
応用の触媒 ≡SiOH+HOSi≡→≡SiOSi≡+H2O もまた公知である。シラノール縮合触媒に含まれ
るのはアミンおよびPb,Zn,Zr,Sb,Fe,Cd,
Sn,Ba,Ca,およびMnのカルボン酸塩である。
好ましいシラノール縮合触媒は成分(B)中に可溶な
塩である。特に好ましいものは、例えばオクタン
酸第一スズのような、スズのカルボン酸塩であ
る。 本発明の硬化性素材の成分(C)として有用な塩基
性触媒に含まれるのはNH3,アルカリ金属水酸
化物、例えばKOH,NaOH,などである。 本発明の硬化性素材の成分(A)と(B)の相対量は狭
く限定されるものではない。その相対量は広く変
動し得るから、多様の硬化性素材ができる。従つ
て、10部〜90部(重量)の成分(A)と90部〜10部
(重量)の成分(B)を組合せて、有用な硬化性素材
を作ることができる。さらに好ましくは、40〜60
部(重量)の成分(A)と60〜40部(重量)の成分(B)
を組合すことである。但し、上記の部(重量)は
成分(A)と成分(B)の合計の重量100部に基づいてい
る。 成分(C)は本発明の組成物中に触媒有効量に存在
する。触媒有効量とはここでは、適度の高温(例
えば50℃〜250℃)で適度の時間(例えば1時間
以内)に成分(A)と成分(B)の混合物を硬化させるに
十分な量を意味する。硬化とはここでは、硬化さ
れたエラストマーまたは被覆材が、未硬化の組成
物を溶解する溶媒に可溶でないことを意味する。
そのような溶媒の典型的な例は芳香族炭化水素溶
媒で、例えばベンゼン、トルエンまたはキシレン
である。従つて、未硬化のエラストマーはそのよ
うな溶媒中に膨潤し且つ1時間以内に溶解するで
あろう。未硬化の被覆材は基材上で膨潤し、溶解
しおよび/またはスミア(smear)するであろ
う。 ある特定の触媒の触媒有効量の決定は日常試験
の問題であつて、全く広く変動し得るものであ
る。一般に、硬化性素材の全重量に基づき、
0.001%〜1%(重量)を触媒有効量の適度な範
囲として採用することができる。 特別な例として、ある場合に金属として約
0.007%(重量)の白金がヒドロシリル化触媒の
有効量であることが判つた。 本発明の硬化性素材を硬化させるに十分な硬化
時間は50゜〜250℃の温度において数秒から数時間
に亘り得る。ある特定の素材のために十分な硬化
時間は成分(C)の相対量の変動および/または温度
の変動に従つて変えることができる。一般に、最
短硬化時間は硬化温度に逆比例し、また成分(C)の
濃度に逆比例する。 本発明の硬化性素材は望みの量の成分(A),(B)お
よび(C)を単純混合物が得られるまで互いに混合す
ることによつて製造される。単純混合物とはここ
では、目に見える不連続を含まれない混合物を意
味する。 成分(A),(B)および(C)から単純混合物を得るため
に、適当な装置は容易に入手でき且つ公知であ
る。成分(B)が比較的低い粘度、例えば5〜1000セ
ンチポイズ、の液体である硬化性素材のために
は、機械的撹拌機、かい形撹拌機などのような公
知の装置が単純混合物を製造するために十分であ
ろう。もし望みの組成物が比較的高粘度の成分(B)
を含む場合、例えば成分(B)が1000〜100000センチ
ポイズの粘度を有する場合には、三本ロール練り
機、シグモイドブレードミキサー、生パン練り機
などのような装置がまた単純混合物を製造するた
めに十分であろう。成分(B)が100000センチポイズ
を超過する粘度を有する場合には、二本ロール練
り機、ベーカー・パーキンス・ミキサーなどが成
分(A),(B)および(C)の単純混合物を製造するために
十分なものであろう。 成分(A),(B)および(C)の混合は望みの量の三成分
を適当な混合装置へ単純に供給することによつて
達成できるが、ある場合にはその混合物を二つの
部分に分けて供給することが有利であろう。第一
の部分として、成分(B)と(C)の混合物を供給するこ
とができる。第二の部分として、成分(A)を供給す
ることができる。その二つの部分を次に硬化の直
前に混合すればよい。硬化性素材を二つ以上の部
分に分割して、使用の直前に混合することは公知
の実施方法である。そのような方法の利点は貯蔵
寿命を最大にすることである。 本発明の硬化性素材はその他の任意選択成分を
含有してもよい。そのような任意選択成分の代表
的例は、充填材(例えば増量用充填材または強化
用充填材)、有機染料、顔料、制菌剤および殺菌
剤、制かび剤および殺かび剤、硬化制御剤、有機
溶媒、およびその他の任意選択成分である。 予期される特効のある硬化制御剤は不飽和基を
含有するオルガノシリコンオリゴマーおよびヒド
ロシリル化抑制剤である。 オルガノシリコンオリゴマー硬化制御剤の例は
低分子量のメチルビニルシロキサン、またメチル
ビニルシロキシ単位とジメチルシロキシ単位から
成る共重合オリゴマー、メチルアリルシロキサ
ン、メチルビニルシクロシロキサンなどである。 ヒドロシリル化抑制剤はヒドロシリル化反応を
抑制することが知られている有機化合物で、加熱
すると蒸発するものである。ヒドロシリル化抑制
剤の代表例は、炭素―炭素三重結合を含むある種
の揮発性化合物であつて、例えばブチルブチノー
ルおよびその他種々のアセチレン誘導体がある。 有機溶媒は本発明の硬化性素材に加えられて、
その硬化性素材の粘度を下げることができる。適
当な有機溶媒の例に含まれるが、これに限定され
ないものに、脂肪族炭化水素(例えばペンタン、
ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン、イソオク
タンなど)、芳香族炭化水素(例えばベンゼン、
トルエン、キシレン、メシチレンなど)、および
市販の溶媒混合物(例えば中性ミネラルスピリツ
ト、ナフサなど)がある。その他の適当な有機溶
媒は当業者によく知られているものである。 有機溶媒は成分(A),(B),(C)および有機溶媒の合
計重量に基づいて0〜99%(重量)の量に存在し
得る。より好ましくは、溶媒が使用される場合、
その有機溶媒は上記に基づいて30%〜70%(重
量)に存在する。最も好ましくは、溶媒が使用さ
れる場合、その溶媒は上記に基づいて40%〜60%
(重量)に存在する。 有利なことに、本発明の硬化性素材は溶媒なし
で使用できる。そのように溶媒なしに使用するこ
とはむしろ好ましい。 強化用充填材に含まれるのは、未処理のヒユー
ムドシリカまたは沈降シリカ、あるいは処理され
た熱分解法シリカまたは沈降シリカのようなシリ
カである。増量用充填材の例に含まれるのは石英
粉末、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、炭
酸カルシウム、およびその他公知の増量用充填材
である。 本明細書において挙げられる成分(A),(B)および
(C)の量は上記のような他の、任意選択成分を除外
するものと理解されるべきである。 任意選択成分を混入している硬化性素材の代表
的組成の例をあげると次のようである、 成分(A):40〜60重量部 成分(B):40〜60重量部 成分(C):0.005〜0.010重量部の白金 (但し、白金の化合物として供給され
る。) メチルブチノール:0〜2重量部 メチルビニルシクロシロキサン:0〜2重量部 上記中重量部は成分(A)と(B)の合計重量を100部
としている。 比較的低分子量の、従つて低粘度の成分(B)を含
む本発明の硬化性素材は特に薄い被覆材(例えば
約0.0025mm〜約0.050mmの厚さの)として有用で
ある。比較的高分子量の成分(B)を含む本発明の硬
化性素材は厚い被覆材(例えば0.025mm〜0.500mm
の厚さの)として有用である。 本発明の硬化性素材でその上を被覆することの
できる基材の例に次のものが含まれるが、これら
に限定されない。すなわち、セルロース基材(例
えば紙または木材)、鉱物基材(例えばガラス、
石、コンクリートおよびセメント)、金属および
合金基材(例えばアルミニウム、鋼、ケイ素、マ
グネシウム、銅、黄銅および青銅)、ゴム基材
(例えば天然ゴム、SBR、シリコーンゴムおよび
ブチルゴム)、タンパク質基材(例えば羊毛、人
の皮膚、人の毛髪、羽毛、毛皮など)、およびプ
ラスチツク(例えばポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリメチルペンテンなどのポリオレフイン)、
ポリイミド、ポリアミド(例えば種々の公知のナ
イロン組成物)、およびポリエステル(例えばポ
リエチレンテレフタレートおよびポリブチレンテ
レフタレート)。 適当な被覆材塗布法は流し塗、漬け塗、ローラ
ー塗、キースロール塗、吹付け塗、手動はけ塗、
およびその他の公知の塗布方法である。 本発明の硬化性素材であつて、その成分(B)が比
較的高分子量を有するものはそれ自体で、トラン
スフアー成形、圧縮成形、射出成形または押出成
形のような手法によつて製品に加工することもで
きると信じられる。 本発明の硬化性素材が被覆材として役立つと信
じられる特有の用途の例に次のものが含まれる
が、これらに限定されない。すなわち、剥離紙、
耐油性ガスケツト被覆材、金属製装置または金属
性部品用の保護被覆材、電気部品および電子部品
の保護被覆材、異なる基材を結合してラミネート
を形成させる被覆材、ゴム(例えばシリコーンゴ
ム)用の耐摩擦および耐油被覆材、およびその他
の用途。上記の特有用途のリストはただ例示のた
めに提示されたものであつて、本発明の硬化性素
材の応用範囲を限定するものと解されるべきでは
ない。 次の実施例は本発明をさらに例証するためにこ
こに提供されるものである。これらの例は本発明
に限界を設けるものと解されるべきではない。各
実施例における部および百分率はすべて特に明記
されなければ重量によるものである。 記号Meは次の実施例中においてメチル基を表
わす。 実施例 1 混合物を撹拌機を備えた容器に仕込んだ。その
混合物は次の組成から成る。(i)0.6Me3SiO1/2単位
対1SiO4/2単位の割合にMe3SiO1/2単位とSiO4/2
位から成る有機ケイ素樹脂41.2部、(ii)平均の構造
式Me3SiO(MeHSiO)35SiMe3を有するポリオル
ガノ水素シロキサン41.2部、およびキシレン17.6
部。この混合物を、連続撹拌をしながら、150℃
の温度に加熱した。容器内の圧を徐々に減じて、
40mmHgと50mmHgの間の圧にした。減圧下の加熱
を約2時間続けた。この間に、蒸発したキシレン
を除き、それを混合物を収容する容器と別の受器
の中に凝縮させた。2時間後、反応生成物を採取
した。それは実質的に溶媒を含まない液体有機ケ
イ素樹脂であり、本発明の硬化性素材の成分(A)と
して前記した通りのものであつた。 上記の成分(A)の50部を下記のものと均質に混合
した。 50部の下記の構造式を有する重合体(成分B)、 0.25部の3―メチル―1―ブチン―3―オー
ル、 0.75部の平均重合度約5のメチルビニルシクロ
シロキサン混合物、および 1.0部の白金錯体(塩化白金とテトラメチルジ
ビニルジシロキサンとの反応によつて生成したも
ので、0.7重量%の白金を含む)。 単純な撹拌を行なうと、上記混合物は不透明だ
が、均質な素材を形成した。 上記の均質素材をアルミニウム板上に塗布し、
薄い膜として板を被覆した。その被覆された板を
空気循環炉中に置き、温度を150℃に調整して、
5分間処理した。その後被覆した板を炉から取り
出し、室温に戻らせた。 次にその被覆した板を検査した。被覆はゴム状
であることが観察された。次の各物質の一滴を夫
夫その被覆の上に直接置き、各滴を60分間被覆上
に留めておいた。この60分間の暴露の後、被覆を
検査して、次の観察を行なつて、その結果を記録
した。物 質 観 察 キシレン 被覆に変化なし 水 被覆に変化なし トルエン 被覆に変化なし アセトン 被覆に僅かの膨潤あり 軽 油 被覆に変化なし 実施例 2 実施例1を夫々の点において繰返したが、ただ
異なる点は次の平均構造式の重合体50部を成分(B)
として使用したことである。 得られた硬化被覆を検査して、半チーズ状であ
ることが観察された。次の各物質に60分間暴露し
た結果は以下の通りであつた。物 質 観 察 キシレン 被覆に変化なし 水 被覆に変化なし トルエン 被覆に変化なし アセトン 被覆に若干の膨潤あり 軽油 被覆に変化なし。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A) (i) 本質的にR3SiO1/2単位とSiO4/2単位
    (上式中Rは一価の炭化水素基を表わし、そ
    してR3SiO1/2単位のSiO4/2単位に対する比が
    0.6/1〜0.9/1である) とから成る有機ケイ素樹脂と、 (ii) ポリオルガノ水素シロキサン、 の反応生成物、 (B) 一般式R″R′2SiO(R′2SiO)x(R′QSiO)y
    SiR′2R″ を有するポリジオルガノシロキサン、 〔上式中、 Qは一般式、 CF3(CnF2nq(CH2o−、 (但し、m,nおよびqは夫々0から5まで
    の値を有する。)を有する基であり、 R′は一価の炭化水素基を表わし、 R″はR′基、Q基、ビニル基および水酸基よ
    り成る群から選択され、且つビニル基および水
    酸基より成る群から選択される基が分子当り少
    なくとも一つ存在し、 Xは0から7000までの値を有し、 yは2から5000までの値を有する。〕、および (C) 触媒有効量の触媒、 の組合せから成る硬化性素材。
JP59269612A 1983-12-23 1984-12-20 硬化性フルオロシリコ−ン素材 Granted JPS60155266A (ja)

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