JPS6356802A - 回転結合器 - Google Patents
回転結合器Info
- Publication number
- JPS6356802A JPS6356802A JP20247086A JP20247086A JPS6356802A JP S6356802 A JPS6356802 A JP S6356802A JP 20247086 A JP20247086 A JP 20247086A JP 20247086 A JP20247086 A JP 20247086A JP S6356802 A JPS6356802 A JP S6356802A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- microstrip line
- microstrip
- microstrip lines
- forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000008878 coupling Effects 0.000 title description 6
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 title description 6
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 title description 6
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims abstract description 62
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 7
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 5
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 239000003989 dielectric material Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000000644 propagated effect Effects 0.000 description 1
- 230000001902 propagating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、回転部の回転中心を中心とする同心円周上に
配置形成され互いに対向するマイクロストリップライン
を回転部と固定部との対向面に設け、回転部側のマイク
ロストリップラインと固定部側のマイクロストリップラ
インとの間で高周波信号の授受を行うようにした回転結
合器に関し、例えば回転磁気ヘッド型ビデオテープレコ
ーダ等に適用される。
配置形成され互いに対向するマイクロストリップライン
を回転部と固定部との対向面に設け、回転部側のマイク
ロストリップラインと固定部側のマイクロストリップラ
インとの間で高周波信号の授受を行うようにした回転結
合器に関し、例えば回転磁気ヘッド型ビデオテープレコ
ーダ等に適用される。
(発明の概要〕
本発明は、回転部の回転中心を中心とする同心円周上に
配置形成され互いに対向するマイクロストリップライン
を回転部と固定部との対向面に設け、回転部側のマイク
ロストリップラインと固定部側のマイクロストリップラ
インとの間で高周波信号の授受を行うようにした回転結
合器において、マイクロストリフブラインを形成する接
地導体にて近似的な導波管構造を形成することにより、
上記マイクロストリップラインを形成する誘電体基板の
接地導体間に発住する不要な平行平板モードによるエネ
ルギー伝播を抑圧して、広い周on帯域の互って平坦な
周波数特性を得ることができるようにしたものである。
配置形成され互いに対向するマイクロストリップライン
を回転部と固定部との対向面に設け、回転部側のマイク
ロストリップラインと固定部側のマイクロストリップラ
インとの間で高周波信号の授受を行うようにした回転結
合器において、マイクロストリフブラインを形成する接
地導体にて近似的な導波管構造を形成することにより、
上記マイクロストリップラインを形成する誘電体基板の
接地導体間に発住する不要な平行平板モードによるエネ
ルギー伝播を抑圧して、広い周on帯域の互って平坦な
周波数特性を得ることができるようにしたものである。
一般に、回転磁気ヘッド型ビデオテープレコーダでは、
回転部に設けられている回転磁気ヘッドに対する記録ビ
デオ信号や再生ビデオ信号の授受を行うのに、コイル間
の磁気結合を利用して信号伝送を行うロータリートラン
スが広く用いられている。なお、この種のロータリート
ランスでは、コイルのインダクタンスや浮遊容量の影響
により、伝送できる信号帯域中が狭く、60MHz程度
が限界であった。
回転部に設けられている回転磁気ヘッドに対する記録ビ
デオ信号や再生ビデオ信号の授受を行うのに、コイル間
の磁気結合を利用して信号伝送を行うロータリートラン
スが広く用いられている。なお、この種のロータリート
ランスでは、コイルのインダクタンスや浮遊容量の影響
により、伝送できる信号帯域中が狭く、60MHz程度
が限界であった。
本件出願人は、デジタルVTR、データレコーダ、高品
位テレビジョン等の開発に伴い取り汲う信号の広帯域化
に迄み、回転部の回転中心を中心とする同心円周上に配
置形成され互いに対向するマイクロストリップラインを
回転部と固定部との対向面に設け、回転部側のマイクロ
ストリップラインと固定部側のマイクロストリップライ
ンとの間で高周波信号の授受を行うようにした回転結合
器を先に提案している(特願昭59−228259号等
参照)、上記マイクロストリップラインを利用した回転
結合器は、第5図に基本的な構成を示すように、それぞ
れFAQ体材料にて円筒形状に形成された回転部51お
よび固定部52を備え、上記回転部51の内周面が全面
に亘って接地導体53で覆れており、また上記固定部5
2の外周面が全面に亘って接地導体54で覆れており、
上記回転部51および固定部52の互いに対向する各周
面にトリップ導体55.56が互いに対向するように配
置して設けられており、上記各ストリップ導体55.5
6と上記各全面接地導体53.54によって形成される
マイクロストリップライン間が方向性結合器として働い
て高周波信号の授受を行い、極めて広帯域の信号伝送特
性を実現することができる。
位テレビジョン等の開発に伴い取り汲う信号の広帯域化
に迄み、回転部の回転中心を中心とする同心円周上に配
置形成され互いに対向するマイクロストリップラインを
回転部と固定部との対向面に設け、回転部側のマイクロ
ストリップラインと固定部側のマイクロストリップライ
ンとの間で高周波信号の授受を行うようにした回転結合
器を先に提案している(特願昭59−228259号等
参照)、上記マイクロストリップラインを利用した回転
結合器は、第5図に基本的な構成を示すように、それぞ
れFAQ体材料にて円筒形状に形成された回転部51お
よび固定部52を備え、上記回転部51の内周面が全面
に亘って接地導体53で覆れており、また上記固定部5
2の外周面が全面に亘って接地導体54で覆れており、
上記回転部51および固定部52の互いに対向する各周
面にトリップ導体55.56が互いに対向するように配
置して設けられており、上記各ストリップ導体55.5
6と上記各全面接地導体53.54によって形成される
マイクロストリップライン間が方向性結合器として働い
て高周波信号の授受を行い、極めて広帯域の信号伝送特
性を実現することができる。
ところで、マイクロストリップラインを利用した回転結
合器では、回転部51例のマイクロストリップラインを
形成するストリップ導体55と対向する内周側接地導体
53と、固定部52例のマイクロストリップラインを形
成するストリップ導体16と対向する外周側接地導体5
4とが第6図に示すように互いに平行に配置されるため
に、上記マイクロストリップラインを通ってエネルギー
が伝播するマイクロストリップラインモードの他に−1
−記各接地導体53.54の間をエネルギーが伝播する
平行平板モードが存在する。この平行平板モードは、上
記マイクロストリップラインモードと伝播定数が異なる
ために、伝送の周波数特性上にリフプルを生じる原因と
なる。また、回転結合器における平行平板すなわち上記
各全面接地導体53.54は、1周に亘って連続してお
り、共振器を構成しているので、マイクロストリップを
分散して設けるような場合に不要な結合の原因となり伝
送特性を著しく劣化させる原因となっている。
合器では、回転部51例のマイクロストリップラインを
形成するストリップ導体55と対向する内周側接地導体
53と、固定部52例のマイクロストリップラインを形
成するストリップ導体16と対向する外周側接地導体5
4とが第6図に示すように互いに平行に配置されるため
に、上記マイクロストリップラインを通ってエネルギー
が伝播するマイクロストリップラインモードの他に−1
−記各接地導体53.54の間をエネルギーが伝播する
平行平板モードが存在する。この平行平板モードは、上
記マイクロストリップラインモードと伝播定数が異なる
ために、伝送の周波数特性上にリフプルを生じる原因と
なる。また、回転結合器における平行平板すなわち上記
各全面接地導体53.54は、1周に亘って連続してお
り、共振器を構成しているので、マイクロストリップを
分散して設けるような場合に不要な結合の原因となり伝
送特性を著しく劣化させる原因となっている。
そこで、本発明は、上述の如きマイクロストリップライ
ンを利用した回転結合器における問題点に恵み、平行平
板モードによる悪影響を防止して、広い周波数帯域の頁
って平坦な周波数時セ1を得ることができるようにする
ことを目的とするものである。
ンを利用した回転結合器における問題点に恵み、平行平
板モードによる悪影響を防止して、広い周波数帯域の頁
って平坦な周波数時セ1を得ることができるようにする
ことを目的とするものである。
本発明は、上述の問題点を解決するために、同転部の回
転中心を中心とする同心円周子に配置形成され互いに対
向するマイクロストリップラインを回転部と固定部との
対向面に設け、回転部側のマイクロストリップラインと
固定部側のマ・イクロストリップラインとの間で高周波
信号の授受を行うようにした回転結合器において、上記
各マイクロストリップラインを形成する誘電体基板の周
端面に上記マイクロストリップラインを形成するトリッ
プ導体と対向する接地導体と電気的に4通し7た端面導
体を設けたことを特徴としている。
転中心を中心とする同心円周子に配置形成され互いに対
向するマイクロストリップラインを回転部と固定部との
対向面に設け、回転部側のマイクロストリップラインと
固定部側のマ・イクロストリップラインとの間で高周波
信号の授受を行うようにした回転結合器において、上記
各マイクロストリップラインを形成する誘電体基板の周
端面に上記マイクロストリップラインを形成するトリッ
プ導体と対向する接地導体と電気的に4通し7た端面導
体を設けたことを特徴としている。
本発明に係る回転結合2;では、回転部および同足部に
形成した各マイクロストリップライン間が電磁的に結合
して方向性結合器として働き高周波信号の授受を行うこ
とができる。また、上記回転部および固定部の各マイク
ロストリップラインを形成する各誘電体基板の各片面覆
う接地導体と各周端面に設けた端面導体が、その断面寸
法により決まる遮断周波数を有する近似的な導波管構造
を形成し、上記各接地導体間の平行平板モードによるエ
ネルギー伝播を抑える。
形成した各マイクロストリップライン間が電磁的に結合
して方向性結合器として働き高周波信号の授受を行うこ
とができる。また、上記回転部および固定部の各マイク
ロストリップラインを形成する各誘電体基板の各片面覆
う接地導体と各周端面に設けた端面導体が、その断面寸
法により決まる遮断周波数を有する近似的な導波管構造
を形成し、上記各接地導体間の平行平板モードによるエ
ネルギー伝播を抑える。
以下、本発明に係る回転結合器の一実施例について、図
面に従い詳細に説明する。
面に従い詳細に説明する。
第1図に示す実施例の回転結合器は、それぞれ誘電体材
料にて形成された回転部10および固定部20を備え、
上記回転部10の内周面が全面に亘って接地導体11で
覆れており、また上記固定部20の外周面が全面に亘っ
て接地導体21で覆れており、上記回転部10および固
定部20の互いに対向する各周面にストリップ導体12
.22A、22Bが互いに対向するように設けられてお
り、上記各ストリップ4体12.22A、22Bと上記
各接地導体11.21によってマイクロストリップライ
ンが形成されている。そして、この実施例の回転結合器
では、上記各マイクロストリップラインが形成されてい
る回転部10および固定部20に、各ストリップ導体1
2.22と平行な各端面がそれぞれ上記各接地導体11
.21と電気的に導通した各端面導体13.23にて覆
われている。上記接地導体11.21および端面導体1
3.23は、近似的に導波管構造を形成している。上記
全面接地導体11.21および各端面導体13.23に
て形成される導波管構造は、その断面寸法にて決まる4
断周波数が上記マイクロストリップラインに伝播させる
キャリア周波数よりも高く設定される。さらに、上記各
ストリップ導体12.22A、22Bとからは、外部接
続用の引出線として同軸ケーブル14,24八、24B
がそれぞれ導出されている。
料にて形成された回転部10および固定部20を備え、
上記回転部10の内周面が全面に亘って接地導体11で
覆れており、また上記固定部20の外周面が全面に亘っ
て接地導体21で覆れており、上記回転部10および固
定部20の互いに対向する各周面にストリップ導体12
.22A、22Bが互いに対向するように設けられてお
り、上記各ストリップ4体12.22A、22Bと上記
各接地導体11.21によってマイクロストリップライ
ンが形成されている。そして、この実施例の回転結合器
では、上記各マイクロストリップラインが形成されてい
る回転部10および固定部20に、各ストリップ導体1
2.22と平行な各端面がそれぞれ上記各接地導体11
.21と電気的に導通した各端面導体13.23にて覆
われている。上記接地導体11.21および端面導体1
3.23は、近似的に導波管構造を形成している。上記
全面接地導体11.21および各端面導体13.23に
て形成される導波管構造は、その断面寸法にて決まる4
断周波数が上記マイクロストリップラインに伝播させる
キャリア周波数よりも高く設定される。さらに、上記各
ストリップ導体12.22A、22Bとからは、外部接
続用の引出線として同軸ケーブル14,24八、24B
がそれぞれ導出されている。
この実施例において、上記回転部10例のストリップ導
体12は、伝送する高置e信号の波長λの整数n倍の長
さn・λに形成され、上記回転部10の外周に半周すな
わち1801だけ設けられている。さらに、上記ストリ
ップ導体12は、第2図に模式的に示すように、その一
端が無反射終端抵抗15にて終端されているとともに、
他端が上記同軸ケーブル14を介して変調回路31の出
力端に接続されている。上記変調器31は、回転磁気へ
ラド32から再生増1tIi器33を介して再生ビデオ
信号が供給されるとともに、高周波発振器34から例え
ば周波数が10GHz程度の高周波信号が供給され、上
記高周波信号を上記再生ビデオ信号にて変調して、その
変調出力信号を上記回転部10のトリップ導体12に供
給する。また、上記固定部20例のストリップ導体22
A、22Bは、上記回転部10の回転中心に対する回転
対称位置すなわち互いに180”ずれた位置に配設され
ており、各一端がそれぞれ無反射終端抵抗25Δ、25
Bにて終端されているとともに、各他端が上記同軸ケー
ブル24A、24Bを介して信号加算器41に接続され
ている。そして、上記信号加算器41の加算出力信号が
復調回路42に供給されるようになっている。
体12は、伝送する高置e信号の波長λの整数n倍の長
さn・λに形成され、上記回転部10の外周に半周すな
わち1801だけ設けられている。さらに、上記ストリ
ップ導体12は、第2図に模式的に示すように、その一
端が無反射終端抵抗15にて終端されているとともに、
他端が上記同軸ケーブル14を介して変調回路31の出
力端に接続されている。上記変調器31は、回転磁気へ
ラド32から再生増1tIi器33を介して再生ビデオ
信号が供給されるとともに、高周波発振器34から例え
ば周波数が10GHz程度の高周波信号が供給され、上
記高周波信号を上記再生ビデオ信号にて変調して、その
変調出力信号を上記回転部10のトリップ導体12に供
給する。また、上記固定部20例のストリップ導体22
A、22Bは、上記回転部10の回転中心に対する回転
対称位置すなわち互いに180”ずれた位置に配設され
ており、各一端がそれぞれ無反射終端抵抗25Δ、25
Bにて終端されているとともに、各他端が上記同軸ケー
ブル24A、24Bを介して信号加算器41に接続され
ている。そして、上記信号加算器41の加算出力信号が
復調回路42に供給されるようになっている。
上述の如き構成の実施例において、上記1r1生ビデオ
信号にて上記高周波信号を変調した変調出力信号が上記
変調器31から上記回転部10例の上記ストリップ導体
12に供給されると、この変調出力信号は、上記回転部
10例の上記ストリップ導体12の終端側に向かって1
方向に伝送され、該ストリップ導体12と対向している
上記固定部20例のストリップ導体22A、22Bに電
磁的な結合によりに伝送される。そして、上記ストリッ
プ導体21に伝送された信号は、上記信号加算器41に
より加算合成して上記復調器42に供給され、該復調器
42により復調される。
信号にて上記高周波信号を変調した変調出力信号が上記
変調器31から上記回転部10例の上記ストリップ導体
12に供給されると、この変調出力信号は、上記回転部
10例の上記ストリップ導体12の終端側に向かって1
方向に伝送され、該ストリップ導体12と対向している
上記固定部20例のストリップ導体22A、22Bに電
磁的な結合によりに伝送される。そして、上記ストリッ
プ導体21に伝送された信号は、上記信号加算器41に
より加算合成して上記復調器42に供給され、該復調器
42により復調される。
この実施例のように、周波数がl0GH2程度の高周波
信号を再生ビデオ信号にて変調した変調出力信号をマイ
クロストリップラインの’Hf(f的な結合により伝送
するようにした回転結合器では、数100MHz程度の
極めて広帯域な信号伝送特性を実現することができる。
信号を再生ビデオ信号にて変調した変調出力信号をマイ
クロストリップラインの’Hf(f的な結合により伝送
するようにした回転結合器では、数100MHz程度の
極めて広帯域な信号伝送特性を実現することができる。
また、この実施例では、上記各マイクロストリ、プライ
ンが形成されている回転部10および固定部20の各全
面接地導体12.22間には直流成分まで伝送可能な平
行平板のTEMモードが形成されることになるが、上記
全面接地導体11.21および各端面導体13.23に
て形成される風波管構造の断面寸法にて決まる遮断周波
数を上記マイクロストリップラインに伝播させる高周波
信号の周波数よりも高く設定しておくことにより、上記
平行平板のTEMモードによるエネルギー伝播を抑える
ことができ、マイクロストリップラインモードにより広
帯域に亘って平坦な周波数特性が得られる。
ンが形成されている回転部10および固定部20の各全
面接地導体12.22間には直流成分まで伝送可能な平
行平板のTEMモードが形成されることになるが、上記
全面接地導体11.21および各端面導体13.23に
て形成される風波管構造の断面寸法にて決まる遮断周波
数を上記マイクロストリップラインに伝播させる高周波
信号の周波数よりも高く設定しておくことにより、上記
平行平板のTEMモードによるエネルギー伝播を抑える
ことができ、マイクロストリップラインモードにより広
帯域に亘って平坦な周波数特性が得られる。
なお、上記各マイクロストリップラインが形成されてい
る回転部10および固定部20に、各ストリップ導体1
2.22A、22Bと平行な各端面がそれぞれ上記各全
面接地導体11.21と電気的に導通した各端面導体1
3.23にて覆うようにした上記実施例の回転結合器と
上記各端面導体13.23を設けない回転結合器(比較
例)について、周波数特性を実測したところ、比較例で
は第3図に破線にて示すように平行平板モードの影響で
周波数特性にリップルが存在していたが、実施例では第
3図に実線にて実施例の特性を示すように広帯域に亘っ
て平坦な周波数特性が得られた。
る回転部10および固定部20に、各ストリップ導体1
2.22A、22Bと平行な各端面がそれぞれ上記各全
面接地導体11.21と電気的に導通した各端面導体1
3.23にて覆うようにした上記実施例の回転結合器と
上記各端面導体13.23を設けない回転結合器(比較
例)について、周波数特性を実測したところ、比較例で
は第3図に破線にて示すように平行平板モードの影響で
周波数特性にリップルが存在していたが、実施例では第
3図に実線にて実施例の特性を示すように広帯域に亘っ
て平坦な周波数特性が得られた。
ここで、上記平行平板モードによるエネルギー伝播は平
行平板すなわち各接地導体11.21間の全領域に亘っ
て略均−に行われるが、上記マイクロストリップライン
モードによるエネルギー伝播は各ストリップ導体12.
22近傍にエネルギーが集中しているので、第4図に要
部縦断面図を示す他の実施例のように、上記マイクロス
トリップラインモードの電磁エネルギーが集中”4−る
領域以外の部分にフェライト等の電磁波吸収部材18゜
28を配設して、上記平行平板モードによる伝Fδエネ
ルギーを一ヒ記電磁波吸収部材18.28にて吸収する
ことにより、さらに伝送特性をit+7−、hさせるこ
とができるようになる。
行平板すなわち各接地導体11.21間の全領域に亘っ
て略均−に行われるが、上記マイクロストリップライン
モードによるエネルギー伝播は各ストリップ導体12.
22近傍にエネルギーが集中しているので、第4図に要
部縦断面図を示す他の実施例のように、上記マイクロス
トリップラインモードの電磁エネルギーが集中”4−る
領域以外の部分にフェライト等の電磁波吸収部材18゜
28を配設して、上記平行平板モードによる伝Fδエネ
ルギーを一ヒ記電磁波吸収部材18.28にて吸収する
ことにより、さらに伝送特性をit+7−、hさせるこ
とができるようになる。
上述の実施例の説明から明らかなように本発明に係る回
転結合器では、回転部および固定部に形成した各マイク
ロストリップライン間が!磁的に結合して方向性結合器
として働き高周波信号の(受受を行うことができる。し
かも、上記回転部および固定部の各マイクロストリップ
ラインを形成ずろ各誘′電体基板の各片面覆う接地導体
と各周端面に設けた端面導体にて近似的な風波管構造を
形成することによって、上記各接地導体間の平行平板モ
ードによるエネルギー伝播を抑えて、マイクロストリッ
プラインモードにより広帯域に亘って平坦な周波数特性
が得られ2、極めて広帯域な信号伝送特性を実現するこ
とができる。従って、本発明によれば、広帯域信号伝送
が必要なデジタルVTR等に最適な回転結合器を提供す
ることができ、所期の目的を十分に達成することができ
る。
転結合器では、回転部および固定部に形成した各マイク
ロストリップライン間が!磁的に結合して方向性結合器
として働き高周波信号の(受受を行うことができる。し
かも、上記回転部および固定部の各マイクロストリップ
ラインを形成ずろ各誘′電体基板の各片面覆う接地導体
と各周端面に設けた端面導体にて近似的な風波管構造を
形成することによって、上記各接地導体間の平行平板モ
ードによるエネルギー伝播を抑えて、マイクロストリッ
プラインモードにより広帯域に亘って平坦な周波数特性
が得られ2、極めて広帯域な信号伝送特性を実現するこ
とができる。従って、本発明によれば、広帯域信号伝送
が必要なデジタルVTR等に最適な回転結合器を提供す
ることができ、所期の目的を十分に達成することができ
る。
第1図は本発明に係る回転結合器の一実施例を示す一部
断面外観斜視図であり、第2図:よ上記実施例の回転結
合器の構成を模式的に示す模式図であり、第3図は上記
実施例の回転結合器における信号伝送特性を示す特性線
図である。第4図は本発明に係る回転結合器の他の実施
例の要部構成を模式的に示す要部縦断面図である。 第5図は従来の回転結合器の構造を示す一部断面外観斜
視図であり、第6図は上記従来例の要部縦断面図である
。 lO・・・回転部 11.21・・・接地4体 12.22A、22B・・・ストリップm体13.23
・・・端面導体 20・・・固定部 31・・・変調23 33・・・回転磁気ヘッド 35・・・高周波発振器 36・・・復調器 第3図 第4図 従栗例 第5図 第6図
断面外観斜視図であり、第2図:よ上記実施例の回転結
合器の構成を模式的に示す模式図であり、第3図は上記
実施例の回転結合器における信号伝送特性を示す特性線
図である。第4図は本発明に係る回転結合器の他の実施
例の要部構成を模式的に示す要部縦断面図である。 第5図は従来の回転結合器の構造を示す一部断面外観斜
視図であり、第6図は上記従来例の要部縦断面図である
。 lO・・・回転部 11.21・・・接地4体 12.22A、22B・・・ストリップm体13.23
・・・端面導体 20・・・固定部 31・・・変調23 33・・・回転磁気ヘッド 35・・・高周波発振器 36・・・復調器 第3図 第4図 従栗例 第5図 第6図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 回転部の回転中心を中心とする同心円周上に配置形成さ
れ互いに対向するマイクロストリップラインを回転部と
固定部との対向面に設け、回転部側のマイクロストリッ
プラインと固定部側のマイクロストリップラインとの間
で高周波信号の授受を行うようにした回転結合器におい
て、 上記各マイクロストリップラインを形成する誘電体基板
の周端面に上記マイクロストリップラインを形成するス
リップ導体と対向する接地導体と電気的に導通した端面
導体を設けたことを特徴とする回転結合器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20247086A JPS6356802A (ja) | 1986-08-28 | 1986-08-28 | 回転結合器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20247086A JPS6356802A (ja) | 1986-08-28 | 1986-08-28 | 回転結合器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6356802A true JPS6356802A (ja) | 1988-03-11 |
Family
ID=16458053
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20247086A Pending JPS6356802A (ja) | 1986-08-28 | 1986-08-28 | 回転結合器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6356802A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5746916A (en) * | 1994-01-26 | 1998-05-05 | Mitsubishi Rayon Co., Ltd. | Microporous membrane made of non-crystalline polymers and method of producing the same |
US6042783A (en) * | 1996-03-21 | 2000-03-28 | Kaneka Corporation | Hollow yarn membrane used for blood purification and blood purifier |
US7538640B2 (en) | 2005-03-03 | 2009-05-26 | The Doshisha | Waveguide and attenuation pole waveguide bandpass filter |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5834401B2 (ja) * | 1979-04-16 | 1983-07-26 | 株式会社井上ジャパックス研究所 | 炭素の焼結方法 |
JPS61105903A (ja) * | 1984-10-30 | 1986-05-24 | Sony Corp | 回転結合器 |
-
1986
- 1986-08-28 JP JP20247086A patent/JPS6356802A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5834401B2 (ja) * | 1979-04-16 | 1983-07-26 | 株式会社井上ジャパックス研究所 | 炭素の焼結方法 |
JPS61105903A (ja) * | 1984-10-30 | 1986-05-24 | Sony Corp | 回転結合器 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5746916A (en) * | 1994-01-26 | 1998-05-05 | Mitsubishi Rayon Co., Ltd. | Microporous membrane made of non-crystalline polymers and method of producing the same |
US6042783A (en) * | 1996-03-21 | 2000-03-28 | Kaneka Corporation | Hollow yarn membrane used for blood purification and blood purifier |
US7538640B2 (en) | 2005-03-03 | 2009-05-26 | The Doshisha | Waveguide and attenuation pole waveguide bandpass filter |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6580335B1 (en) | Waveguide-transmission line transition having a slit and a matching element | |
JPS649763B2 (ja) | ||
US4692721A (en) | Dielectric rotary coupler | |
US5192923A (en) | Rotary coupler | |
JPS61105903A (ja) | 回転結合器 | |
JPS6356802A (ja) | 回転結合器 | |
JP2913636B2 (ja) | 回転結合器 | |
JPH04271501A (ja) | 導波管−マイクロストリップ線路変換器 | |
JP2803551B2 (ja) | マイクロストリップ導波管変換回路 | |
JP2508989B2 (ja) | 回転結合器 | |
JPS6356801A (ja) | 回転結合器 | |
JPH0633689Y2 (ja) | 回転結合器 | |
JPH0311926Y2 (ja) | ||
JPS61105905A (ja) | 回転結合器 | |
JPH0828608B2 (ja) | 回転結合器 | |
JPH0230202A (ja) | 回転結合器 | |
JPS61105904A (ja) | 回転結合器 | |
JP3144576B2 (ja) | 伝送線路変換部の構造 | |
JPS61116402A (ja) | 誘電体回転結合器 | |
JPH07240608A (ja) | ストリップ線路/同軸線路変換器 | |
JPS5823962B2 (ja) | 高周波結合器 | |
JPH09167903A (ja) | サーキュレータ | |
JPS58962Y2 (ja) | 送受分離装置 | |
JPH02152173A (ja) | マイクロ波共平面線路接栓 | |
JPS61248203A (ja) | 誘電体回転結合器 |