JPS6356801A - 回転結合器 - Google Patents

回転結合器

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JPS6356801A
JPS6356801A JP20246986A JP20246986A JPS6356801A JP S6356801 A JPS6356801 A JP S6356801A JP 20246986 A JP20246986 A JP 20246986A JP 20246986 A JP20246986 A JP 20246986A JP S6356801 A JPS6356801 A JP S6356801A
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JP
Japan
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microstrip line
rotating part
microstrip
rotary
electromagnetic
Prior art date
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Pending
Application number
JP20246986A
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English (en)
Inventor
Yasutoshi Komatsu
康俊 小松
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は、回転部の回転中心を中心とする同心円周上に
配置形成され互いに対向するマイクロストリップライン
を回転部と固定部との対向面に設け、回転部側のマイク
ロストリップラインと固定部側のマイクロストリップラ
インとの間で高周波信号の授受を行うようにした回転結
合器に関し、例えば回転磁気ヘッド型ビデオテープレコ
ーダ等に適用される。
(発明の概要〕 本発明は、回転部の回転中心を中心とする同心円周上に
配置形成され互いに対向するマイクロストリップライン
を回転部と固定部との対向面に設け、回転部側のマイク
ロストリップラインと固定部側のマイクロストリップラ
インとの間で1猜周波信号の授受を行うようにした回転
結合器において、上記回転部および固定部のマイクロス
トリップラインを形成する各誘電体基板の接地導体間に
に発生する平行平板モードによる不要な電磁エネルギー
を電磁波吸収部材にて吸収することによって、広い周波
数帯域の亘って平坦な周波数特性を得ることができるよ
うにしたものである。
〔従来の技術〕
−mに、回転磁気ヘッド型ビデオテープレコーダでは、
回転部に設けられている回転磁気ヘッドに対する記録ビ
デオ信号や再生ビデオ信号の授受を行うのに、コイル間
の磁気結合を利用して信号伝送を行うロータリートラン
スが広く用いられている。なお、この種のロータリート
ランスでは、コイルのインダクタンスや浮遊容量の影響
により、伝送できる信号帯域中が狭く、60MHz程度
が限界であった。
本件出願人は、デジタルVTR、データレコーダ、高品
位テレビジョン等の開発に伴い取り扱う信号の広帯域化
に鑑み、回転部の回転中心を中心とする同心円周上に配
置形成され互いに対向するマイクロストリップラインを
回転部と固定部との対向面に設け、回転部側のマイクロ
ストリップラインと固定部側のマイクロストリップライ
ンとの間で高周波信号の授受を行うようにした回転結合
器を先に提案している(特願昭59−228259号等
参ft<0.上記マイクロストリップラインを利用した
回転結合器は、第7図に基本的な構成を示すように、そ
れぞれ誘電体材料にて円筒形状に形成された回転部51
および同定部52を備え、上記回転部51の内周面が全
面に亘って接地導体53で覆れており、また上記固定部
52の外周面が全面に亘って接地導体54でIWれてお
り、上記回転部51および固定部52の互いに対向する
各周面にトリップ導体55.56が互いに対向するよう
に配置して設けられており、上記各ストリップ導体55
.56と上記各接地導体53.54によって形成される
マイクロストリップライン間が方向性結合器として働い
て高周波信号の授受を行い、極めて広帯域の信号伝送特
性を実現ずろことができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、マイクロストリップラインを利用した回転結
合器では、回転部51例のマイクロストリップラインを
形成するストリップ導体55と対向する内周側接地導体
53と、固定部52側のマイクロストリップラインを形
成するストリップ導体56と対向する外周側接地導体5
4とが第8図に示すように互いに平行に配置されるため
に、上記マイクロストリップラインを通ってエネルギー
が伝播するマイクロストリップラインモードの他に上記
各接地導体53.54の間をエネルギーが伝播する平行
平板モードが存在する。この平行下1反モードは、上3
己マイクロストリフブラインモードと伝旙定敗が異なる
ために、伝送の周波数特性上にリップルを生じる原因と
なる。また、回転結合器における平行平板すなわち上記
各接地導体53.54は、1周全面に亘って連続して形
成されおり、共振器を構成しているので、マイクロスト
リップを分散して設けるような場合に不要な結合の原因
となり伝送特性を著しく劣化させる原因となっている。
そこで、本発明は、上述の如きマイクロストリップライ
ンを利用した回転結合器における問題点に鑑み、平行平
板モードによる悪影響を防市して、広い周波数帯域の亘
って平坦な周波数特性を得ることができるようにするこ
とを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上述の問題点を解決するために、回転部の回
転中心を中心とする同心円間−トに配置形成され互いに
対向するマイクロストリップラインを回転部と固定部と
の対向面に設け、回転部側のマイクロストリップライン
と固定部側のマイクロストリップラインとの間で高周波
信号の授受を行うようにした回転結合器において、上記
マイクロストリップラインを形成するBMN体基板のマ
イクロストリップラインモードの電(nエネルギーが集
中する領域以外の部分にストリップ導体に沿って電磁波
吸収部材を配設したことを特徴としている。
〔作用〕
本発明に係る回転結合器では、電磁的に結合して方向性
結合器として働き高周波信号の授受を行うことができる
。また、上記マイクロストリップラインモードによるエ
ネルギー伝播はW Gilエネルギーが各ストリップ導
体近傍に集中し、接地導体間の平行平面モードでは電磁
エネルギーが全領域に亘り略均−に伝播されるので、上
記マイクロストリップラインモードの電磁エネルギーが
集中する領域以外の部分に配設した電磁波吸収部材によ
り、上記マイクロストリップラインモードのエネルギー
伝播に影響を与えることなく、上記平行平面モードの電
磁エネルギーを吸収して不要な結合を抑制することがで
きる。
〔実施例〕
以下、本発明に係る回転結合器の一実施例について、図
面に従い詳細に説明する。
第1図に示す実施例の回転結合器は、それぞれ誘電体材
料にて形成された回転部10および固定部20を備え、
上記回転部10の内周面が全面に亘って接地導体11で
覆れており、また上記固定部20の外周面が全面に亘っ
て接地導体21で覆れており、上記回転部lOおよび固
定部20の互いに対向する各周面にストリップ導体12
.22A、22Bが互いに対向するように設けられてお
り、上記各ストリップ導体i2,22A、22Bと上記
各接地導体11.21によってマイクロストリップライ
ンが形成されている。そして、この実施例の回転結合器
では、上記各マイクロストリップラインが形成されてい
る回転部10および固定部20の各ストリップ導体12
.22と平行な各端面部分を覆うように、それぞれフェ
ライトや誘電体にて円環状に形成した電磁波吸収部材1
3゜23が配設されている。
さらに、上記各ストリップ導体12.22A、22Bと
からは、外部接続用の引出線として同軸ケーブル14.
24A、24Bがそれぞれ導出されている。
この実施例において、上記回転部10例のストリップ導
体12は、伝送する高周波信号の波長λの整数n倍の長
さn−Aに形成され、上記回転部10の外周に半周すな
わち180°だけ設けられている。さらに、上記ストリ
ップ導体12は、第2図に模式的に示すように、その一
端が無反射終端抵抗15にて終端されているとともに、
他端が上記同軸ケーブル14を介して変調回路31の出
力端に接続されている。上記変調器31は、回転磁気へ
ラド32から再生増幅器33を介して再生ビデオ信号が
供給されるとともに、高周波発振器34から例えば周波
数が10GHz程度の高周波信号が供給され、上記高周
波信号を上記再生ビデオ信号にて変調して、その変調出
力信号を上記回転部10のトリップ導体12に供給する
。また、上記固定部20例のストリップ導体22A、2
2Bは、上記回転部10の回転中心に対する回転対称位
置すなわち互いに180’ずれた位置に配設されており
、各一端がそれぞれ無反射終端抵抗15A、15Bにて
終端されているとともに、各他端が上記同軸ケーブル2
4A、24Bを介して信号加算器41に接続されている
。そして、上記信号加算器41の加算出力信号が復調回
路42に供給されるようになっている。
上述の如き構成の実施例において、上記再生ビデオ信号
にて上記高周波信号を変調した変調出力信号が上記変調
器31から上記回転部lo側の上記ストリップ導体12
に供給されると、この変調出力信号は、上記回転部10
例の上記ストリップ導体12の終端側に向かって1方向
に伝送され、該ストリップ導体12と対向している上記
固定部20側のストリップ導体22A、22Bに電磁的
な結合によりに伝送される。そして、上記ストリップ導
体21に伝送された信号は、上記イ言号加算器41によ
り加算合成して上記復調器42に供給され、該復調器4
2により復調される。
この実施例のように、周波数が10Gt(z程度の高周
波信号を再生ビデオ信号にて変調した変調出力信号をマ
イクロストリップラインの電(51的な結合により伝送
するようにした回転結合器では、数100MHz程度の
極めて広帯域な13号伝送特性を実現することができる
。また、この実施例では、上記各マイクロストリップラ
インが形成されている回転部10および固定部20の各
接地導体12.22間には直流成分まで伝送可能な平行
平板の72Mモードが形成されることになるが、上記平
行平板モードによるエネルギー伝播は平行平板すなわち
各接地導体11.21間の全領域に亘って略均−に行わ
れるが、上記マイクロストリップラインモードによるエ
ネルギー伝1番は各ストリップ導体12.22近傍にエ
ネルギーが集中しているので、上記マイクロストリップ
ラインモードの電磁エネルギーが集中している以外の部
分に配設した各電磁波吸収部材13.23により、上記
マイクロストリップラインモードのエネルギー伝播に影
響を与えることなく、上記平行平面モードの電磁エネル
ギーを吸収して不要な結合を抑制し、マイクロストリッ
プラインモードによる広帯域に亘って平坦な周波数特性
が得られる。
なお、上記各マイクロストリフプラインが形成されてい
る回転部lOおよび固定部20に、各ストリップ導体1
2.22A、22Bと平行な各端面部分にTl 451
波吸収部材13.23にて覆うようにした上記実施例の
回転結合器と上記電磁波吸収部材13.23を設けない
回転結合器(比較例)について、周波数特性を実測した
ところ、比較例では第3図に破線にて示すように平行平
板モードの影響で周波数特性にリップルが存在していた
が、実施例では第3図に実線にて実施例の特性を示すよ
うに広帯域に亘って平坦な周波数特性が得られた。
ここで、上記実施例では誘電体にて形成した回転部10
と固定部20の各端面部分をそれぞれ覆うように電磁波
吸収部材13.23を配設したが、上記電磁波吸収部材
13.23はマイクロストリフブラインモードの電磁エ
ネルギーが集中している各ストリップ導体12.22か
ら離れた位置に配置すれば良く、例えば第4図に示すよ
うに回転部10と固定部20の両端対向面部分に各電磁
波吸収部材13A、23Aを配設したり、第5図に示す
ように回転部lOと固定部20の両端部分に各電磁波吸
収部材13B、23Bを埋設するようにしても良い。さ
らに、第6図に示すように、−、I−述の第1図に示し
た実施例において回転部10と固定部20に配設した各
電磁波吸収部材13,23の各端面部分を部分を覆うよ
うにそれぞれ端面導体18.28を設け、上記各接地導
体11,21に電気的に導通させることにより、上記全
面接地導体11.21および端面導体18.28にて近
イ以的に導波管構造を形成し、その断面寸法にて決まる
遮断周波数が上記マイクロストリップラインに伝播させ
るキャリア周波数よりも高く設定しておくことにより、
上記平行平板の72Mモードによるエネルギー伝播を抑
えて、さらに、伝送特性を向上させることができる。
〔発明の効果〕
上述の実施例の説明から明らかなように本発明に係る回
転結合器では、回転部と固定部との対向面に設けた各マ
イクロストリップライン間の電磁的な結合により、上記
回転部と固定部との間で高周波信号の授受を行い、 また、電磁エネルギーつく各ストリップ導体近傍に?l
iエネルギーが集中するマイクロストリップラインモー
ドによるエネルギー伝播に影響を与えることなく、接地
導体間の全領域に亘り略均−に伝播される平行平板モー
ドのM、mエネルギーを電(■波吸収部材により吸収し
て、上記平行平板モートによるエネルギー伝播を抑える
ことができ、マイクロストリップラインモードにより広
帯域に亘って平坦な周波数特性が得られ、極めて広帯域
な信号伝送特性を実現することができる。従って、本発
明によれば、広帯域信号伝送が必要なデジタルVTR等
に最適な回転結合器を提供することができ、所期の目的
を十分に達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る回転結合器の一実施例を示す一部
断面外観斜視図であり、第2図は上記実施例の回転結合
器の構成を模式的に示す模式図であり、第3図は上記実
施例の回転結合器における信号伝送特性を示す特性線図
である。第4図、第5図および第6図1よそれぞれ本発
明に係る回転結金品の他の各実施例の要部構成を模式的
に示す要部縦断面図である。 第7図は従来の回転結合器の構造を示す一部断面外観斜
視図であり、第8図は上記従来例の要部縦断面図である
。 10・・・回転部 11.21・・・接地導体 12.22.22A、22B ・・・ストリップ導体 13.13A、23.13B、23A、23B・・・電
磁波吸収部材 20・・・固定部 31・・・変調器 33・・・回転磁気ヘッド 35・・・高周波発振器 36・・・復調器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 回転部の回転中心を中心とする同心円周上に配置形成さ
    れ互いに対向するマイクロストリップラインを回転部と
    固定部との対向面に設け、回転部側のマイクロストリッ
    プラインと固定部側のマイクロストリップラインとの間
    で高周波信号の授受を行うようにした回転結合器におい
    て、 上記マイクロストリップラインを形成する誘電体基板の
    マイクロストリップラインモードの電磁エネルギーが集
    中する領域以外の部分にストリップ導体に沿って電磁波
    吸収部材を配設したことを特徴とする回転結合器。
JP20246986A 1986-08-28 1986-08-28 回転結合器 Pending JPS6356801A (ja)

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JP20246986A JPS6356801A (ja) 1986-08-28 1986-08-28 回転結合器

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JPS6356801A true JPS6356801A (ja) 1988-03-11

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JP20246986A Pending JPS6356801A (ja) 1986-08-28 1986-08-28 回転結合器

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5368890A (en) * 1976-12-01 1978-06-19 Mitsubishi Electric Corp Suspended line type microwave circuit
JPS61105903A (ja) * 1984-10-30 1986-05-24 Sony Corp 回転結合器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5368890A (en) * 1976-12-01 1978-06-19 Mitsubishi Electric Corp Suspended line type microwave circuit
JPS61105903A (ja) * 1984-10-30 1986-05-24 Sony Corp 回転結合器

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