JPS58962Y2 - 送受分離装置 - Google Patents
送受分離装置Info
- Publication number
- JPS58962Y2 JPS58962Y2 JP1977170625U JP17062577U JPS58962Y2 JP S58962 Y2 JPS58962 Y2 JP S58962Y2 JP 1977170625 U JP1977170625 U JP 1977170625U JP 17062577 U JP17062577 U JP 17062577U JP S58962 Y2 JPS58962 Y2 JP S58962Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- circulator
- section
- power
- transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Non-Reversible Transmitting Devices (AREA)
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はサーキュレータを利用したレーダ等無線機器の
送受分離装置に係わり、特に送受信電力の損失の低減お
よびサーキュレータの小形化をはかろうとするものであ
る。
送受分離装置に係わり、特に送受信電力の損失の低減お
よびサーキュレータの小形化をはかろうとするものであ
る。
従来より送信電波と受信電波との分離にはしばしばサー
キュレータが用いられており、特にマイクロ波帯または
それ以上の周波数帯のレーダテユプレクサーには送信部
と負荷のアイソレーションを大きくとるため4端子型が
多く用いられていて主流となっている。
キュレータが用いられており、特にマイクロ波帯または
それ以上の周波数帯のレーダテユプレクサーには送信部
と負荷のアイソレーションを大きくとるため4端子型が
多く用いられていて主流となっている。
第1図にはこのような送受分離装置の一例が示されてお
り、送信機10からの送信電力は4端子サーキユレータ
の第1サーキユレータ部7−1の端子1から入って信号
伝送の順方向にしたがって端子2に達し、次いで第2サ
ーキユレータ部7−2の端子3を通って端子4に達し、
空中線9から放射される。
り、送信機10からの送信電力は4端子サーキユレータ
の第1サーキユレータ部7−1の端子1から入って信号
伝送の順方向にしたがって端子2に達し、次いで第2サ
ーキユレータ部7−2の端子3を通って端子4に達し、
空中線9から放射される。
目標物からの反射波は再び空中線で捕えられ、信号伝送
の順方向にしたがって受信端子5に到達する。
の順方向にしたがって受信端子5に到達する。
端子6には送信、受信電力の電気的分離、いわゆるアイ
ソレーションを確実にするために、無反射終端8が接続
されている。
ソレーションを確実にするために、無反射終端8が接続
されている。
かかる構造は導波管接合部形で、送信電力が順方向で2
度サーキュレータ部を通過する構成をなしている。
度サーキュレータ部を通過する構成をなしている。
しかしこのような構成では次のような欠点があって好ま
しいものではない。
しいものではない。
すなわち、送信電力が第1.第2サーキユレータ部7−
1.7−2を通過するため、その挿入損失が大きくなる
。
1.7−2を通過するため、その挿入損失が大きくなる
。
また第1.第2サーキユレータ部7−1.7−22段と
も高耐電力計とするため、連成部品のフェライトの材質
、放熱設計、寸法等にも注意して設計する必要があり、
その結果構造的に大形となり、その製作費も高価となる
。
も高耐電力計とするため、連成部品のフェライトの材質
、放熱設計、寸法等にも注意して設計する必要があり、
その結果構造的に大形となり、その製作費も高価となる
。
また、一般にサーキュレータ夕は高電力および低電力双
方に対して低損失特性を持たせることが困難であるため
、サーキュレータが高耐電力設計の場合には、受信信号
のように低電力信号に対する損失が大きくなる欠点があ
った。
方に対して低損失特性を持たせることが困難であるため
、サーキュレータが高耐電力設計の場合には、受信信号
のように低電力信号に対する損失が大きくなる欠点があ
った。
本考案はかかる事情に鑑みてなされたものであって、送
信電力のサーキュレータ通過時の損失を少なくし、電力
損失による熱的影響の低減をはかったサーキュレータを
利用した送受分離装置を提供しようとするものである。
信電力のサーキュレータ通過時の損失を少なくし、電力
損失による熱的影響の低減をはかったサーキュレータを
利用した送受分離装置を提供しようとするものである。
以下本考案の詳細をその実施例の回路構成を示す第2図
とサーキュレータ部の構造を示す第3図、第4図によっ
て説明する。
とサーキュレータ部の構造を示す第3図、第4図によっ
て説明する。
第1サーキユレータ部7−1は、信号伝送の順方向にし
たがって、第1.第2および第3の端子L2,6を有し
、各端子1,2.6の交叉部にはフェライト12が配置
され、磁石13により磁界が印加される構成になってい
る。
たがって、第1.第2および第3の端子L2,6を有し
、各端子1,2.6の交叉部にはフェライト12が配置
され、磁石13により磁界が印加される構成になってい
る。
第1の端子には送信機10が接続され送信機よりの送信
電力は導波管部分11を経て、フェライト12、磁石1
3によって構成されるY形の接合形サーキュレータ部に
導入され、その作用により空中線9が接続された第2の
端子2に到達し、空中線9かも空中に放射される。
電力は導波管部分11を経て、フェライト12、磁石1
3によって構成されるY形の接合形サーキュレータ部に
導入され、その作用により空中線9が接続された第2の
端子2に到達し、空中線9かも空中に放射される。
目標物からの反射波は同じ空中線で受信されて第2の端
子2に到達し、再び上記のサーキュレータ作用によって
第3の端子6に到達する。
子2に到達し、再び上記のサーキュレータ作用によって
第3の端子6に到達する。
この端子6には第2サーキユレータ部7−2の入力端子
である第1の端子3が接続されている。
である第1の端子3が接続されている。
また、第2サーキユレータ部7−2は第1の端子3から
信号伝送の順方向に第2および第3の端子4,5を有し
ている。
信号伝送の順方向に第2および第3の端子4,5を有し
ている。
また各端子3,4゜5の交叉部にはフェライト14が配
置され、磁石15によって磁界が印加される構成になっ
ている。
置され、磁石15によって磁界が印加される構成になっ
ている。
このような構成ではこの第2サーキュレータ剖7−2は
送信電力が直接通過しないので、送信信号のような高電
力での損失を考慮する必要がなく、受信信号等の低電力
での損失だけを考え、各端子3.4.5の交叉部に位置
するフェライト14に印加する磁界を第1サーキユレー
タ部7−1に比較して小女る低磁界とした薄形のサーキ
ュレータ構造でよく、第1サーキユレータ部7−1の導
波管の第3の端子60部分より延長する小区域に上記の
第2サーユレータ部7−2を構成することができる。
送信電力が直接通過しないので、送信信号のような高電
力での損失を考慮する必要がなく、受信信号等の低電力
での損失だけを考え、各端子3.4.5の交叉部に位置
するフェライト14に印加する磁界を第1サーキユレー
タ部7−1に比較して小女る低磁界とした薄形のサーキ
ュレータ構造でよく、第1サーキユレータ部7−1の導
波管の第3の端子60部分より延長する小区域に上記の
第2サーユレータ部7−2を構成することができる。
第2サーキユレータ部7−2の第2の端子4は受信機が
接続される受信機端子で、この端子4でのミスマツチン
グによる反射波は第3の端子5に設けられた無反射終端
8に終端される。
接続される受信機端子で、この端子4でのミスマツチン
グによる反射波は第3の端子5に設けられた無反射終端
8に終端される。
従って端子2の空中線および受信機端子4からまわり込
んで送信機端子1へ到達する電力は第2サーキユレータ
部7−2の第2の端子4と第1サーキユレータ部7−1
の第1の端子1との間のアイソレーションによって抑制
される。
んで送信機端子1へ到達する電力は第2サーキユレータ
部7−2の第2の端子4と第1サーキユレータ部7−1
の第1の端子1との間のアイソレーションによって抑制
される。
このような構成のため、高電力サーキュレータである第
1.第2サーキユレータ部7−1.7−22個を使用す
る従来のものと異なり、第2サーキユレータ部7−2は
受信以降の小電力を取扱うものであるので、フェライト
は小信号の挿入損失特性のみを考慮すればよく、大電力
時の損失を考慮する必要がなくなるため、受信信号のよ
うな小電力に対する損失を少なくした設計ができる。
1.第2サーキユレータ部7−1.7−22個を使用す
る従来のものと異なり、第2サーキユレータ部7−2は
受信以降の小電力を取扱うものであるので、フェライト
は小信号の挿入損失特性のみを考慮すればよく、大電力
時の損失を考慮する必要がなくなるため、受信信号のよ
うな小電力に対する損失を少なくした設計ができる。
また材質や寸法も放熱の考慮が少なくてすむため導波管
の寸法の各設計も低電力用でよく、小形化も可能であり
、また経済的にも有利である。
の寸法の各設計も低電力用でよく、小形化も可能であり
、また経済的にも有利である。
上記においては導波管で構成した場合を例にあげて説明
したが、本考案は同軸型集積回路にも適用できるのは勿
論であって、同様な効果を得ることができる。
したが、本考案は同軸型集積回路にも適用できるのは勿
論であって、同様な効果を得ることができる。
第1図および第2図は従来および本考案の送受分離装置
の簡略回路図、第3図は本考案の実施例の斜視図、第4
図は第3図のA−A’線矢視断面図である。 7−1.7−2・・・・・・第1.第2サーキュレータ
部、8・・・・・・無反射終端、10・・・・・・送信
機、12゜14・・・・・・フェライト、13,15・
・・・・・磁石。
の簡略回路図、第3図は本考案の実施例の斜視図、第4
図は第3図のA−A’線矢視断面図である。 7−1.7−2・・・・・・第1.第2サーキュレータ
部、8・・・・・・無反射終端、10・・・・・・送信
機、12゜14・・・・・・フェライト、13,15・
・・・・・磁石。
Claims (1)
- 信号伝送の順方向に第1.第2および第3の端子を有し
、前期第1の端子に送信機を接続し、前記第2の端子に
空中線を接続し、かつ各端子の交叉部に位置するフェラ
イトに磁界を印加した第1サーキュレータ部と、信号伝
送の順方向に第1゜第2および第3の端子を有し、前記
第1の端子を前記第1サーキュレータ部の第3の端子に
接続し、前記第2の端子に受信機を接続し、かつ各端子
の交叉部に位置するフェライトに前記第1サーキュレー
タ部のフェライトに印加される磁界より小なる磁界を印
加した第2ザーキユレータ部とを具備することを特徴と
する送受分離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977170625U JPS58962Y2 (ja) | 1977-12-20 | 1977-12-20 | 送受分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977170625U JPS58962Y2 (ja) | 1977-12-20 | 1977-12-20 | 送受分離装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5496130U JPS5496130U (ja) | 1979-07-07 |
JPS58962Y2 true JPS58962Y2 (ja) | 1983-01-08 |
Family
ID=29173793
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977170625U Expired JPS58962Y2 (ja) | 1977-12-20 | 1977-12-20 | 送受分離装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58962Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-12-20 JP JP1977170625U patent/JPS58962Y2/ja not_active Expired
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
IRE TRANSACTIONS ON MICROWAVE THEORY AND TECHNIGUES=1960US * |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5496130U (ja) | 1979-07-07 |
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