JPH0631770Y2 - アンテナ装置 - Google Patents
アンテナ装置Info
- Publication number
- JPH0631770Y2 JPH0631770Y2 JP1988076709U JP7670988U JPH0631770Y2 JP H0631770 Y2 JPH0631770 Y2 JP H0631770Y2 JP 1988076709 U JP1988076709 U JP 1988076709U JP 7670988 U JP7670988 U JP 7670988U JP H0631770 Y2 JPH0631770 Y2 JP H0631770Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor plate
- integrated circuit
- conductor
- dielectric
- microwave integrated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
- Waveguide Aerials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は小形軽量で損失の小さいアンテナ装置に関す
るものである。
るものである。
第2図は例えば“ソリッドステート・フェーズドアレイ
・レーダの現状”日経エレクトロニクス1972.7.17に示
された従来のアンテナ装置の内送信系だけを示した構成
図であり,図において,(1)は素子アンテナ,(2)は高出
力増幅器,(3)は素子アンテナ(1)と高出力増幅器(2)と
を結ぶ給電線,(4)はピンダイオード移相器,(5)は発振
器である。
・レーダの現状”日経エレクトロニクス1972.7.17に示
された従来のアンテナ装置の内送信系だけを示した構成
図であり,図において,(1)は素子アンテナ,(2)は高出
力増幅器,(3)は素子アンテナ(1)と高出力増幅器(2)と
を結ぶ給電線,(4)はピンダイオード移相器,(5)は発振
器である。
次に動作について説明する。発振器(5)によって発生し
た信号はまずピンダイオード移相器(4)によって量子化
された移相量を与えられる。次に高出力増幅器(2)によ
って増幅され,給電線(3)を通って素子アンテナ(1)を励
振し,空間に電波が放射される。
た信号はまずピンダイオード移相器(4)によって量子化
された移相量を与えられる。次に高出力増幅器(2)によ
って増幅され,給電線(3)を通って素子アンテナ(1)を励
振し,空間に電波が放射される。
従来のアンテナ装置は以上のように構成されているので
装置が大きくなり,かつ増幅器と素子アンテナ間の給電
線による損失が大きいという課題があった。
装置が大きくなり,かつ増幅器と素子アンテナ間の給電
線による損失が大きいという課題があった。
この考案は上記のような課題を解消するためなされたも
ので,低損失にできると共に小形のアンテナ装置を得る
ことを目的とする。
ので,低損失にできると共に小形のアンテナ装置を得る
ことを目的とする。
この考案に係るアンテナ装置は,誘電体の一方の面に,
内部に導体の切除部を有する閉じた環状の導体板を形成
し,上記誘電体の他方の面に接地導体板を形成し,上記
導体板の導体の切除部の,上記誘電体の上記導体板が設
けられた面と同一面にマイクロ波集積回路を配設し,上
記導体板の内端側と上記マイクロ波集積回路とを電気的
に接続してなるものである。
内部に導体の切除部を有する閉じた環状の導体板を形成
し,上記誘電体の他方の面に接地導体板を形成し,上記
導体板の導体の切除部の,上記誘電体の上記導体板が設
けられた面と同一面にマイクロ波集積回路を配設し,上
記導体板の内端側と上記マイクロ波集積回路とを電気的
に接続してなるものである。
この考案のアンテナ装置では,導体板の導体の切除部
の,誘電体の導体板が設けられた面と同一面にマイクロ
波集積回路を配設し,マイクロ波集積回路を閉じた環状
の導体板の中央部に配置したので,アンテナの電磁界へ
の影響が対称的になり,対称性が損なわれず,マイクロ
波集積回路による放射パターンへの影響が低減できる。
また,アンテナが誘電体の一方の面に,内部に導体の切
除部を有する閉じた環状の導体板を形成し,誘電体の他
方の面に接地導体板を形成した構造であるため,マイク
ロ波集積回路と導体板との電気的接続を最低一本の接続
線でできる。
の,誘電体の導体板が設けられた面と同一面にマイクロ
波集積回路を配設し,マイクロ波集積回路を閉じた環状
の導体板の中央部に配置したので,アンテナの電磁界へ
の影響が対称的になり,対称性が損なわれず,マイクロ
波集積回路による放射パターンへの影響が低減できる。
また,アンテナが誘電体の一方の面に,内部に導体の切
除部を有する閉じた環状の導体板を形成し,誘電体の他
方の面に接地導体板を形成した構造であるため,マイク
ロ波集積回路と導体板との電気的接続を最低一本の接続
線でできる。
第1図はこの考案の一実施例を示す構成図である。図に
おいて,(8)は誘電体,(6)は閉じた環状の導体板であっ
て,誘電体(8)の一方の面に形成された内部に円形の穴
を設けた円環導体板,(7)は同じく上記誘電体(8)の他方
の面に形成された接地導体板,(9)は上記円環導体板の
内部円形部に設置され,発振器,受信器,増幅器を設け
た能動デバイスとしてのマイクロ波集積回路である。
おいて,(8)は誘電体,(6)は閉じた環状の導体板であっ
て,誘電体(8)の一方の面に形成された内部に円形の穴
を設けた円環導体板,(7)は同じく上記誘電体(8)の他方
の面に形成された接地導体板,(9)は上記円環導体板の
内部円形部に設置され,発振器,受信器,増幅器を設け
た能動デバイスとしてのマイクロ波集積回路である。
上記のように構成されたアンテナ装置においては,放射
素子である円環導体板(6)に囲まれた部分に発振器,受
信器,増幅器を設けたマイクロ波集積回路(9)が設置さ
れているために放射素子,即ち円環導体板(6)の給電点
に近く,マイクロ波集積回路(9)と円環導体板(6)との電
気的接続を行う給電線(3)を短くでき,送信では低損失
な送信が可能となる。また,受信では受信した微弱な電
波を低損失でローノイズ増幅器に導くことができるため
低雑音化が可能となる。さらにマイクロ集積回路(9)は
円環導体板(6)に囲まれた部分に設置されているのでア
ンテナ装置が小形に構成でき,複数個配列して使用する
アレーアンテナでは他のアンテナの邪魔になることはな
い。
素子である円環導体板(6)に囲まれた部分に発振器,受
信器,増幅器を設けたマイクロ波集積回路(9)が設置さ
れているために放射素子,即ち円環導体板(6)の給電点
に近く,マイクロ波集積回路(9)と円環導体板(6)との電
気的接続を行う給電線(3)を短くでき,送信では低損失
な送信が可能となる。また,受信では受信した微弱な電
波を低損失でローノイズ増幅器に導くことができるため
低雑音化が可能となる。さらにマイクロ集積回路(9)は
円環導体板(6)に囲まれた部分に設置されているのでア
ンテナ装置が小形に構成でき,複数個配列して使用する
アレーアンテナでは他のアンテナの邪魔になることはな
い。
なお,上記実施例においては,導体の切除部が円形穴で
ある円環導体板の例を示したが,導体の切除部および外
形は円形に限らず他の形状でも良く,また,給電線(3)
は一本に限らず複数本で電気的に接続しても良いことは
言うまでもない。
ある円環導体板の例を示したが,導体の切除部および外
形は円形に限らず他の形状でも良く,また,給電線(3)
は一本に限らず複数本で電気的に接続しても良いことは
言うまでもない。
以上のように,この考案によれば,誘電体の一方の面
に,内部に導体の切除部を有する閉じた環状の導体板を
形成し,誘電体の他方の面に接地導体板を形成し,導体
板の導体の切除部の,誘電体の導体板が設けられた面と
同一面にマイクロ波集積回路を配設したので,対称性が
損なわれず,マイクロ波集積回路による放射パターンへ
の影響を低減でき,また,マイクロ波集積回路と導体板
との電気的接続を最低一本の接続線でできる効果があ
る。
に,内部に導体の切除部を有する閉じた環状の導体板を
形成し,誘電体の他方の面に接地導体板を形成し,導体
板の導体の切除部の,誘電体の導体板が設けられた面と
同一面にマイクロ波集積回路を配設したので,対称性が
損なわれず,マイクロ波集積回路による放射パターンへ
の影響を低減でき,また,マイクロ波集積回路と導体板
との電気的接続を最低一本の接続線でできる効果があ
る。
第1図はこの考案の一実施例を示す構成図であり(a)は
平面図,(b)は断面図,第2図は従来のアンテナ装置の
構成図である。 図において,(3)は給電線,(6)は円環導体板,(7)は接
地導体板,(8)は誘電体,(9)はマイクロ波集積回路であ
る。 なお,図中同一符号は同一または相当部分を示す。
平面図,(b)は断面図,第2図は従来のアンテナ装置の
構成図である。 図において,(3)は給電線,(6)は円環導体板,(7)は接
地導体板,(8)は誘電体,(9)はマイクロ波集積回路であ
る。 なお,図中同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】誘電体の一方の面に,内部に導体の切除部
を有する閉じた環状の導体板を形成し,上記誘電体の他
方の面に接地導体板を形成し,上記導体板の導体の切除
部の,上記誘電体の上記導体板が設けられた面と同一面
にマイクロ波集積回路を配設し,上記導体板の内端側と
上記マイクロ波集積回路とを電気的に接続してなること
を特徴とするアンテナ装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988076709U JPH0631770Y2 (ja) | 1988-06-09 | 1988-06-09 | アンテナ装置 |
US07/363,050 US4987421A (en) | 1988-06-09 | 1989-06-08 | Microstrip antenna |
AU36274/89A AU614625B2 (en) | 1988-06-09 | 1989-06-09 | Microstrip antenna |
CA000602331A CA1328503C (en) | 1988-06-09 | 1989-06-09 | Microstrip antenna |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988076709U JPH0631770Y2 (ja) | 1988-06-09 | 1988-06-09 | アンテナ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01179614U JPH01179614U (ja) | 1989-12-22 |
JPH0631770Y2 true JPH0631770Y2 (ja) | 1994-08-22 |
Family
ID=31301722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988076709U Expired - Lifetime JPH0631770Y2 (ja) | 1988-06-09 | 1988-06-09 | アンテナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0631770Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007060782A1 (ja) * | 2005-11-24 | 2007-05-31 | National University Corporation Saitama University | 多周波共用マイクロストリップアンテナ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5923481B2 (ja) * | 1978-02-10 | 1984-06-02 | パイオニア株式会社 | マイクロストリツプアンテナ |
JPH01216603A (ja) * | 1988-02-24 | 1989-08-30 | Matsushita Electric Works Ltd | 平板アンテナ |
-
1988
- 1988-06-09 JP JP1988076709U patent/JPH0631770Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007060782A1 (ja) * | 2005-11-24 | 2007-05-31 | National University Corporation Saitama University | 多周波共用マイクロストリップアンテナ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01179614U (ja) | 1989-12-22 |
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