JPS6356631A - オ−トフオ−カスカメラにおけるレンズとシヤツタの駆動装置 - Google Patents

オ−トフオ−カスカメラにおけるレンズとシヤツタの駆動装置

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JPS6356631A
JPS6356631A JP19995086A JP19995086A JPS6356631A JP S6356631 A JPS6356631 A JP S6356631A JP 19995086 A JP19995086 A JP 19995086A JP 19995086 A JP19995086 A JP 19995086A JP S6356631 A JPS6356631 A JP S6356631A
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lever
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、オートフォーカスカメラに利用するところ
の、撮影レンズとシャッタとの駆動装置に関する。
「従来の技術」 オートフォーカスカメラの自動合焦手段には各種の構成
のものがあるが、その一つの手段として、レンズ鏡胴に
モータ或いは電磁石を組み付け、このような駆動機構か
ら駆動力を得てレンズへリコイドを連動し、撮影レンズ
を光軸に沿って移動させる構成のものが知られている。
また、シャッタ駆動手段としては、モータの回転軸にレ
バーの中程を取り付け、このレバーの一端にシャッタ羽
根を連結すると共にその他端に永久磁石を固着し、さら
に、上記永久磁石の旋回域に所定間隔をおいて第1、第
2の電磁石を配置した電磁駆動シャッタが知られている
この電磁駆動シャッタは、第1の電磁石で永久磁石を吸
着してシャッタの閉成状態を、第2の電磁石で永久磁石
を吸着してシャッタの開放を各々制止し、モータによる
レバーの旋回動によってシャッタの開閉動作を行なうよ
うになっている。
「発明が解決しようとする問題点」 上記したように、オートフォーカスカメラのレンズ鏡胴
には、自動合焦のための撮影レンズの駆動機構が組み込
まれている関係で、このレンズ鏡胴に上記したような電
磁駆動シャッタを組み入れようとすると、構成が複雑化
するばかりでなく、構造が大形となり、実際に製品を生
産するには多くの問題がある。具体的には、部品点数の
増加、部品組み込み手数の煩雑化、製品のコスト高、そ
の化レンズ鏡胴が大形化するなどの問題がある。
「問題点を解決するための手段」 本発明は上記した問題点にかんがみ、簡単な構成のコン
パクトなこの種のレンズ及びシャッタ駆動装置を開発す
ることを目的とする。
しかして、本発明では、測距信号に対応するパルス数の
電気パルスによって給電し、永久磁石をパルス数にした
がって第1位置と第2位置との間で繰返し往復運動させ
る電磁駆動機構と、上記永久磁石が第1位置から第2位
置へ往動する毎に連動されて歩進するラチェット機構に
より撮影レンズを合焦位置に移動させるレンズ駆動機構
と、撮影レンズが合焦位置に移動し、上記永久磁石が第
2位置にある段階で磁性部材を吸着する電磁石を含み、
これら電磁石と磁性部材の一方を上記永久磁石の往復運
動に連動すると共にその他方をシャッタに連動させたシ
ャッタ駆動機構とを備え、撮影レンズが合焦位置に至る
までは上記電磁石と磁性部材とが永久磁石の往復運動に
伴って接離し、合焦位置となったときには、電磁石が磁
性部材を吸着すると共に、これらが永久磁石の第1位置
への復動に連動して位置変化しシャッタ動作させること
を特徴とするオートフォーカスカメラにおけるレンズと
シャッタの駆動装置を提案する。
「作用」 上記した本発明では、電磁駆動機構の永久磁石が往復運
動する毎にラチェット機構が歩進動作し、この歩進動作
により撮影レンズが合焦位置まで繰り出される。
撮影レンズが合焦位置に達することより、シャッタ用電
磁石が磁性部材を吸着して上記電磁駆動機構とシャッタ
とを連動させ、永久磁石の復動によってシャッタを動作
させる。
このように、撮影レンズの繰り出しとシャッタの動作と
が唯一つの電磁駆動機構の駆動力によって行なわれる構
成であるから、構成が簡単で、部品点数の少ないコンパ
クトな駆動装置となる。
「実施例」 次に、本発明の実施例について図面に沿って説明する。
第1図は本発明の第1実施例を示す駆動装置の簡略図で
、この図面は撮影レンズが繰り出される前の状態と、シ
ャッタが閉成している状態を示す。
この図において、1は振子レバーで、これは中程を地板
に設けた支軸2に軸着し、左回動及び右回動するように
なしである。
このレバー1の一方腕の先端面は支軸2を中心とする円
形に沿って曲面形成し、また、この一方腕にはヨーク3
により連結した2つの永久磁石4.5がスペーサー6を
挟んで固着しである。なお、永久磁石4は上端をN極に
、下端をS極に磁化したもので、永久磁石5はそれとは
反対に上端をS極に、下端をN極に磁化しである。
また、振子レバー1の他方腕にはシャッタ用の電磁石7
が固着してあり、さらに、このレバー1の中程には支軸
2を中心とする円形に沿った歯状部1aが設けである。
8は上記永久磁石4.5とで電子駆動機構を構成する電
磁石で、これは、脚端面を永久磁石4.5に対向するよ
うにしたE形コア9と、中央脚に装備した電磁コイル1
0とで構成しである。
1)は上記振子レバー1の歯状部1aに歯合させたセク
タギヤで、このギヤ1)は地板に設けた支軸12に軸着
してあり、また、セクタギヤ1)には連動レバー13の
一端が同軸固定してあり、このギヤ1)と連動レバー1
3とが一体的に回動するようになっている。
14は送り爪で、これはその基部が上記した連動レバー
13の他端に回動自在に軸着しである。この送り爪14
にはばね部材によって常時右旋勢力が与えてあり、常態
では地仮に設けた固定ピン15に突き当って図示する状
態で静止している。
上記送り爪14はラチェット歯車16及び後述する逆止
機構とでラチェット機構を構成しており、このラチェッ
ト機構により撮影レンズが繰り出される。
ラチェット歯車16はばね部材17の線圧勢力で常時左
旋する回動力を有しているが、その一部が地板に設けた
固定ピン18に突き当って図示する状態で静止している
。このラチェット歯車16がレンズへリコイドを連動す
る。
ラチェット歯車16には逆止機構が設けてあり、送り爪
14によって刻み送りされた回動位置が保たれる。
逆止機構は、ラチェット歯車16の山部を係止する逆止
爪19と、この逆止爪19を電磁的に吸引して逆止解放
させるコア20及び電磁コイル21とからなる電磁石3
0とで構成しである。なお、逆止爪19はその基部がコ
ア20の一部に回動自在に軸着してあって、常時はばね
勢力で右旋し、その先端がラチェット歯車16の歯部を
係止するように突入している。
一方、22はシャッタ開閉レバーで、これはその基部が
振子レバー1と共に支軸2に回動自在に軸支してあり、
その先端にはシャッタ羽根23がピン24をもって旋回
自在に連結しである。
このレバー22には締圧作用のばね部材25を係架し、
常時右旋勢力が与えであるが、地仮に設けた固定ピン2
6に当接することで図示位置に静止している。
また、上記レバー22には中程よりやや基部寄りに張出
部が形成してあり、この張出部に磁性部材としてのアー
マチュア27が上記したシャッタ用電磁石7に対向する
ようにして固着しである。このアーマチュア27は振子
レバー1が図示位置から右回動して上記電磁石7が当接
し、この段階でこの電磁石7が給電されているとき吸着
されるように、常態では電磁石7との間に所定間隔を保
つように配置しである。なお、シャッタ用電帷石7は撮
影レンズが合焦位置に達する直前に給電される。
上記シャッタ羽根23はその一部に形成した長孔23a
が地板に設けた固定ピン28に嵌合しており、上記レバ
ー22が図示位置から反時計方向に回動することで、上
記固定ピン28を支点に左旋回し、その開口部23bが
アパーチャ29を開放する。なお、実際には、シャッタ
羽根23の他に今一つのシャッタ羽根を上記レバー22
に連動させ、このレバー22の回動によって今一つのシ
ャッタ羽根が固定ピン28を支点に右旋回し、上記シャ
ッタ羽根23と協同してシャッタを開放する構成とする
また、振子レバー1の一方腕に連動させた2腕レバー3
1によって開閉されるスイッチ32はシャッタ時間(或
いは、露出時間)の始点を決定するトリガースイッチ(
または、タイミングスイッチ)である。
上記2腕レバー31は地板に設けた支軸33に旋回自在
に軸支されたもので、その一端の連動ピン34を振子レ
バー1に、その他端をトリガースイッチ32の可動接片
35aに連繋させてあって、常態では、可動接片35a
のばね勢力を受けて左旋勢力を受け、連動ピン34が振
子レバー1に当接した図示状態で静止している。
上記したトリガースイッチ32は上記した可動接片35
aと、調整ねじ36とによって位置調整可能な固定接片
35bとを有し、振子レバー1が図示する位五にある通
常の状態では、上記接片35a、35bが開放している
。これらの接片35a、35bは振子レバーlが図示位
置から右回動する過程で閉成し、そのレバー1が右回動
位置から図示位置に復動する過程で開放する構成として
あり、撮影レンズが合焦位置に至る直前までは単に接離
を繰り返し電気的に動作しない。撮影レンズが合焦位置
に至る直前では振子レバー1の右回動に連動じてこれら
接片35a、35bが閉成し、これに応じて上記シャッ
タ用電磁石7が給電され、また、合焦位置に至った後は
振子レバー1の左回動に連動してこれら接片35a、3
5bが開放し、シャッタ時間のカウントを開始させるよ
うに働く。
次に、上記した駆動装置の動作について説明する。
先ず、電磁石8の電磁コイル10は極性が順次反転する
正負パルス列からなるパルス電流をもって給電し、そし
て正パルス電流の供給時にはコア9の両外脚端がS極に
、中央脚端がN極に磁化され、負パルス電流の供給時に
は、これら磁極が反転し、両外脚端がN極に、中央脚端
がS極に磁化される構成となっている。
なお、上記した正負パルス列のパルス数は測距信号に対
応するように予め定めである。このことについては後述
する。
したがって、電磁石8を給電し、負パルス電流が電磁コ
イル10に流れると、永久磁石4.5には第1図に示丈
第1位置から右旋する駆動トルクが発生し、永久磁石4
がコア9の中央脚端に、永久磁石5が図示右側の外脚端
に各々対接するように回動し第2位置に往動する。引き
続いて正パルス電流が流れると、永久磁石4.5には上
記とは反対方向の駆動トルクが発生し、これら永久磁石
4.5が第2位置から第1位置に向かって復動する。
このように電磁石8が給電されることにより、永久磁石
4.5の駆動トルクにしたがい振子レバー1が支軸2を
支点として第1位置と第2位置との間で往復運動を繰り
返す。
振子レバー1の往復運動にしたがいセクタギヤ1)が左
回動と右回動とを繰り返し、これより、連動レバー13
を介して駆動される送り爪14が進出と後退とを繰り返
すようになり、ラチェット歯車16を一歯づつ送り出す
第2図及び第3図は送り爪14によるラチェット歯車1
6の歩道動作過程を示す部分拡大図である。
これらの図から分かるように、送り爪14の進出に伴い
その一部に設けた6所14aが固定ピン15から離れ、
送り爪14の先端がばね部材の右旋勢力を受けてラチェ
ット歯車16の歯間に突入し、その後の送り爪14の進
出によってラチェット歯車16が一歯分送り出される。
送り爪14が後退するときには、後退勤に伴って6所1
4aが固定ピン15に突き当たるために、送り爪先端が
僅か左旋しラチェット歯車16の山部から離れる。
送り爪14の上記の動作によって逐次歯送りされたラチ
ェット歯車16は図上右方向に回動してレンズへリコイ
ドを連動する。
撮影レンズが合焦位置に至るまでの上記の動作では、ラ
チェット歯車16が逆止爪19によって戻り止めされ、
また、シャッタ用電磁石7が無給電となっているため、
この電磁石7はアーマチュア27に対して接離を繰り返
す。このことから、シャッタ開閉レバー22はばね部材
25によって引き戻されて固定ピン26に当接した状態
を保っている。
上記の動作過程では、2腕レバー31が振子し・マー1
の往復運動に連動され支軸33を支点に左旋回と右旋回
とを繰り返し、これより、可動接片35aと固定接片3
5bとが接離する。しかし、撮影レンズが合焦位置の直
前に至るまでは、トリガースイッチ32の開閉によって
はシャッタ回路が動作しないように構成してあり、この
動作過程では、上記接片35a、35bが単に機械的に
接離を繰り返す。
第4図は撮影レンズが合焦位置まで繰り出された時点を
示す第2図及び第3図同様の動作過程図である。
この時点では、振子レバー1が図示するように第2位置
に回動し、シャッタ用電磁石7がアーマチュア27に接
触し、また、逆止爪19によって引き続きラチェット歯
車16が戻り止めされている。
この時点に達する直前にシャッタ回路が動作状態に移る
から、トリガースイッチ32の閉成によってシャッタ用
電磁石7が給電される。
なお、トリガースイッチ32の各接片35a、35bは
第4図より分かるように、振子レバー1が第2位置に回
動する直前に閉成される。したがって、撮影レンズが合
焦位置となった上記の動作時点でシャッタ用電磁石7が
アーマチュア27を直ちに吸着し、シャッタ開閉レバー
22と振子レバーlとを連結する。
また、電磁石8には引き続いてパルス電流が流れ、振子
レバー1が第1位置に復動するが、撮影レンズが合焦位
置に至ったことからこのとき加わるパルス電流は最終の
ものとなる。
この動作段階で、シャッタ開閉レバー22が振子レバー
1の復動に連動され支軸2を支点に左旋し、第5図に示
すようにシャッタ羽根23を開放動作する。
また、振子レバー1が第1位置に復動するとき、その前
半回動時点で各接片35a、35bが開放されてトリガ
ースイッチ32がOFFとなる。すなわち、シャッタ羽
根23が助走しその後アパーチャ29を開放する時、ト
リガースイッチ32が0FFL、シャッタ回路がシャッ
タ時間をカウントする。トリガースイッチ32のOFF
のタイミングは調整ねじ36を調整操作し、シャッタ開
放開始時点に合わせる。
第6図は上記のようにしてラチェット歯車16を歩進動
作し、シャッタを開放動作した駆動装置の第1図同様の
簡略図である。
また、シャッタ用電磁石7はシャッタ時間にしたがって
給電するもので、この給電が停止すると、アーマチュア
27の吸着が解放され、これより、シャッタ開閉レバー
22がばね部材25の締圧作用を受けて固定ピン26に
突き当たるまで右旋し、第1図に示すようにシャッタ羽
根23を閉成動作させる。
一方、シャッタ羽根23が閉成動作した後に、電磁石3
0に給電し、逆止爪19をラチェット歯車16の歯部か
ら後退させ逆止状態を解除する。
この解除によって、ラチェット歯車16がばね部材17
により引き戻されて左回動し、第1図に示す初期位置に
戻る。
第7図は上記した駆動装置の動作順序を示すタイムチャ
ートであり、第7図(a)は電磁石8を給電するパルス
電流、第7図(b)は振子レバー1の往復運動位置(b
l:第1位置、b2:第2位置)、第7図(c)はシャ
ッタ用電磁石7の給電電流、第7図(d)はシャッタ動
作、第7図(e)は逆止機構の給電々流、第7図(「)
はトリガースイッチ32の動作を各々示す。
この図より分かる通り、時点T、−T3の間にラチェッ
ト歯車16が逐次歩進され、撮影レンズが合焦位置に向
かって繰り出され、時点T3で合焦位置となる。
この時点T3では、振子レバーlが第2位置b2となり
、また、トリガースイッチ32のONによりシャッタ用
電磁石7には時点T3に達する直前(時点T2)で給電
してあり、振子レバーlが第2位置b2に往動すると同
時にアーマチュア27を直ちに吸着する。
シャッタ用電磁石7の給電々流が図示実線Pc1で示す
ように、時点T5で終わるような場合には、シャッタ開
閉レバー22が時点T3〜T5の間振子レバー1と一体
的に旋回動じ、シャッタ羽根23の助走終了時点T4か
らシャッタを開放動作し、時点T5ではシャッタ用電磁
石7がアーマチュア27を解放することから、上記レバ
ー22が時点T7の間にばね部材25の線圧作用によっ
て戻り、シャッタを閉成する。このように、シャッタ用
電磁石7の給電々流が図示実線Pclのようになる場合
には、シャッタが全開する前に閉成する。このシャッタ
動作は実線Pdlのようになってシャッタ羽根を絞りに
兼用したプログラムシャッタとなる。
プログラムシャッタとなる場合にはシャッタ用電磁石7
の給電停止時点T5から所定時間の経過時点T8で逆上
機構の電磁石30をパルスPelで給電し、ラチェット
歯車16を戻り回動させる。
また、シャッタ用電磁石7の給電が点線Pc2となると
きには、振子レバー1が第2位置b2に往動するまでシ
ャッタ開閉レバー22を一体的に駆動するため、シャッ
タが時点T6で全開となる。
この場合には、シャッタ動作が点線Pd2のようになる
から、逆止機構の電磁石30はシャッタ用電磁石7が給
電停止した後の所定時間経過時点で点線で示したPe2
のパルス電流をもって給電し、ラチェット歯車16を戻
り回動させる。
第8図は上記駆動装置の制御回路を示すブロック図であ
る。図示するように、赤外線発光素子から発射され被写
体によって反射された赤外線が測距センサーによって検
出される。測距センサーは、例えば、電荷結合デバイス
CODによって構成してあり、反射光が当る位置に応じ
た検出信号を測距演算回路に送り、この演算回路によっ
て測距値が計算され、さらに、計算された測距値にした
がってCPUに予め設定されたパルス数の電気パルスが
発生する。この電気パルスは、例えば、最も近距離(5
0Cm)の場合に1パルス、最も遠距離(無限大)の場
合に14パルスとなるように設定する。
上記した電気パルスは既に説明したようにドライブ回路
を介して電磁石8の給電々流として送られる。
また、測光用受光素子によって検出された被写体の明る
さ情報が測光演算回路によって演算され、この演算値に
もとづぎ、撮影レンズが合焦位置に達する直前にCPU
からドライブ回路を介してシャッタ用電磁石7に給電々
流が送られる。
また、上記CPUはシャッタが閉成した後に逆止機構の
電磁石30に給電々流を送るようになっている。
次に、第9図は本発明の第2実施例を示す駆動装置の簡
略図である。
この実施例は、コア端部を対向させた略C形のコア37
と電磁コイル38とで電磁石39を構成し、コア37の
コア端部間には、地板に設けた支軸40によって軸支し
た永久磁石41を設けると共に、振子レバー42を上記
永久磁石41に一体的に取り付けである。
そして、振子レバー42にはばね部材43により常時左
回動勢力を与え、調整ねじ44に当接して静止するよう
になっている。
また、振子レバー42が図示する静止状態にあるとき、
永久磁石41の両端がコア端部から僅か偏倚し、この状
態が永久磁石41の第1位置となるように定めである。
なお、この実施例では、永久磁石41の左端がN極に、
右端がS極に磁化してあり、また、電磁石39を給電す
ることによって、コア37の左側コア端部がS極に、右
側コア端部がN極に磁化されるように構成しである。
上記のように構成した駆動装置は、電磁石39をパルス
電流をもって給電することにより、コア37のコア端部
が図示する極性に帯磁し、永久磁石41には右回動する
駆動トルクが発生する。
これより、永久磁石41が右回動し、両端の磁極面が各
コア端部に正対向する位置まで回動し第2位置となる。
第1のパルス電流が電磁石39を通過し、コア37が消
磁すると、永久磁石41がばね部材43の線圧作用を受
けて図示する第1状態に戻る。
このことから、所定間隔の同極性パルス電流で電磁石3
9を給電することにより、永久磁石41が第1位置と第
2位置との間で往復運動を繰り返し、同様に振子レバー
42が往復運動する。
その他は上記した第1実施例と変りなく、振子しバー4
2と歯合連結したセクタギヤ1)の回動に連動して送り
爪14がラチェット歯車16を歩進し、撮影レンズが合
焦位置に繰り出された後にシャッタ動作が行なわれる。
ただ、この第2実施例では、正負いずれか一方のパルス
列をもって電磁石39を給電すればよい。
以上、本発明の実施例について説明したが、第1実施例
として示した第1図の永久磁石4.5の構成は図示する
ものにかぎらず、同様に機能するようにすれば、その構
成の変更は任意であり、また、シャッタ用電磁石7とア
ーマチュア27との取り付は位置を反対にし、この電磁
石7をシャッタ開閉レバー22に、アーマチュア27を
振子レバー1に設けてもよく、その他、振子レバーlの
歯状部1aは、支軸2を支点に振子レバーlと一体的に
回動する歯車に換えることができ、さらに、トリガース
イッチ32はこの開放時点からシャッタ時間をカウント
する構成としたが、シャッタ開放時点に合わせて上記ス
イッチ32を閉成させるように構成すれば、このスイッ
チの閉成時点からシャッタ時間をカウントするようにな
し得る。
「発明の効果」 上記した通り、本発明に係る駆動装置では、撮影レンズ
の移動とシャッタ動作とを唯一つの電磁駆動機構によっ
て行なう構成としたから、これらレンズ移動とシャッタ
動作のための部品点数が極めて少なくなると共に、構成
が簡単でコンパクトな駆動装置となる。その結果、組み
込み易く、ローコストで生産可能なオートフォーカスカ
メラ用駆動装置を提供し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す駆動装置の簡略図、
第2図及び第3図は撮影レンズの繰り出し動作過程を示
す上記駆動装置の部分的な拡大図、第4図及び第5図は
シャッタの動作過程を示す第2図及び第3図同様の部分
的な拡大図、′736図は撮影レンズが繰り出された後
シャッタが動作した状態を示す第1図同様の簡略図、第
7図は上記駆動装置の動作順序を示すタイムチャート、
第8図は上記駆動装置の制御回路を示すブロック図、第
9図は本発明の第2実施例を示す駆動装置の駆動部を示
す簡略図である。 1・・・振子レバー 2・・・支軸 4.5・・・永久磁石 7・・・シャッタ用電磁石 8・・・電磁石 1)・・・セクタギヤ 13・・・連動レバー 14・・・送り爪 16・・・ラチェット歯車 19・・・逆止爪 22・・・シャッタ開閉レバー 23・・・シャッタ羽根 27・・・アーマチュア 30・・・電磁石 39・・・電磁石 41・・・永久磁石 42・・・振子レバー。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)測距信号に対応するパルス数の電気パルスによっ
    て給電し、永久磁石をパルス数にしたがって第1位置と
    第2位置との間で繰返し往復運動させる電磁駆動機構と
    、上記永久磁石が第1位置から第2位置へ往動する毎に
    連動されて歩進するラチェット機構により撮影レンズを
    合焦位置に移動させるレンズ駆動機構と、撮影レンズが
    合焦位置に移動し、上記永久磁石が第2位置にある段階
    で磁性部材を吸着する電磁石を含み、これら電磁石と磁
    性部材の一方を上記永久磁石の往復運動に連動すると共
    にその他方をシャッタに連動させたシャッタ駆動機構と
    を備え、撮影レンズが合焦位置に至るまでは上記電磁石
    と磁性部材とが永久磁石の往復運動に伴って接離し、合
    焦位置となったときには、電磁石が磁性部材を吸着する
    と共に、これらが永久磁石の第1位置への復動に連動し
    て位置変化しシャッタ動作させることを特徴とするオー
    トフォーカスカメラにおけるレンズとシャッタの駆動装
    置。
  2. (2)測距信号に対応するパルス数の電気パルスを正負
    パルスとして生成し、上記永久磁石が正負いずれか一方
    のパルスの給電で第1位置へ、その他方のパルスの給電
    で第2位置へ連動する構成とした特許請求の範囲第(1
    )項記載のオートフォーカスカメラにおけるレンズとシ
    ャッタの駆動装置。
  3. (3)測距信号に対応するパルス数の電気パルスを正負
    のいずれか一方のパルスとして生成し、このパルスの給
    電で永久磁石を第2位置へ往動させると共に、この永久
    磁石を第1位置へ復動させるばね勢力部材を設けてなる
    特許請求の範囲第(1)項記載のオートフォーカスカメ
    ラにおけるレンズとシャッタの駆動装置。
  4. (4)上記したシャッタは電磁石が磁性部材を吸着して
    位置変化することで開放するように連動し、露光時間に
    したがう給電停止によって電磁石が磁性部材を解放し、
    シャッタがばね勢力部材によって閉成する構成とした特
    許請求の範囲第(1)項記載のオートフォーカスカメラ
    におけるレンズとシャッタの駆動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006322967A (ja) * 2005-05-17 2006-11-30 Olympus Imaging Corp 撮像装置

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