JPS6356316A - 形状記憶合金板の成形方法 - Google Patents
形状記憶合金板の成形方法Info
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- JPS6356316A JPS6356316A JP19896386A JP19896386A JPS6356316A JP S6356316 A JPS6356316 A JP S6356316A JP 19896386 A JP19896386 A JP 19896386A JP 19896386 A JP19896386 A JP 19896386A JP S6356316 A JPS6356316 A JP S6356316A
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- 229910001285 shape-memory alloy Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 51
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 18
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims abstract description 57
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 57
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims abstract description 38
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract description 17
- 238000003466 welding Methods 0.000 abstract 1
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 3
- 239000010960 cold rolled steel Substances 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 229910000979 O alloy Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910001069 Ti alloy Inorganic materials 0.000 description 2
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- KHYBPSFKEHXSLX-UHFFFAOYSA-N iminotitanium Chemical compound [Ti]=N KHYBPSFKEHXSLX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 1
- 229910001000 nickel titanium Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は、形状記憶合金板を部分的に曲げ加工した後、
その形状を記憶させる熱処理を行う方法に関するもので
ある。
その形状を記憶させる熱処理を行う方法に関するもので
ある。
Ni−Ti合金などの形状記憶合金は通常の金属に比べ
、曲げ加工後のスプリングバックがきわめて大きいとい
う性質がある。例えば冷間圧延鋼板に906曲げ試験を
行うとスプリングバックは約1°程度であるが、Ni−
Ti合金板では90″曲げ試験で20〜45°程度のス
プリングバックが生じる。このため形状記憶合金板を通
常の方法で曲げ加工しても、曲げ加工のための荷重を取
り除くと、スプリングバックでほぼ元の形状に戻ってし
まうという現象がおきる。またスプリングバックする分
を見越して大きく曲げ加工すると、形状記憶合金板が破
断するおそれがある。
、曲げ加工後のスプリングバックがきわめて大きいとい
う性質がある。例えば冷間圧延鋼板に906曲げ試験を
行うとスプリングバックは約1°程度であるが、Ni−
Ti合金板では90″曲げ試験で20〜45°程度のス
プリングバックが生じる。このため形状記憶合金板を通
常の方法で曲げ加工しても、曲げ加工のための荷重を取
り除くと、スプリングバックでほぼ元の形状に戻ってし
まうという現象がおきる。またスプリングバックする分
を見越して大きく曲げ加工すると、形状記憶合金板が破
断するおそれがある。
また曲げ加工により所望の形状が得られたとしても、そ
の後で形状を記憶させるための熱処理が必要であり、そ
の熱処理の際には、曲げ加工後の形状が元に戻らないよ
うに形状記憶合金板を保持具に入れて、その形状を拘束
した状態で熱処理を行う必要がある。このため、保持具
の製作あるいは保持具の取付け、取外しが必要となり、
これがコストアップの要因となっている。
の後で形状を記憶させるための熱処理が必要であり、そ
の熱処理の際には、曲げ加工後の形状が元に戻らないよ
うに形状記憶合金板を保持具に入れて、その形状を拘束
した状態で熱処理を行う必要がある。このため、保持具
の製作あるいは保持具の取付け、取外しが必要となり、
これがコストアップの要因となっている。
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決した形
状記憶合金板の成形方法、特に形状記憶合金板を部分的
に曲げ加工して、形状記憶処理する場合に適する方法を
提供するもので、その方法は、形状記憶合金板の曲げの
外側になる面に、曲げ加工を加える部分と加えない部分
を含めて、曲げ加工後のスプリングバックが小さい第一
の金属板を当てると共に、形状記憶合金板の曲げの内側
になる面の少なくとも曲げ加工を加えない部分に第二の
金属板を当て、かつ曲げ加工を加えない部分を両金属板
で挾み付けて固定した状態で、上記形状記憶合金板を上
記第一の金属板と共にその第一の金属板を曲げの外側に
して曲げ加工を行い、次いで形状記憶のための熱処理を
行った後、上記両金属板を取り外すことを特徴とするも
のである。
状記憶合金板の成形方法、特に形状記憶合金板を部分的
に曲げ加工して、形状記憶処理する場合に適する方法を
提供するもので、その方法は、形状記憶合金板の曲げの
外側になる面に、曲げ加工を加える部分と加えない部分
を含めて、曲げ加工後のスプリングバックが小さい第一
の金属板を当てると共に、形状記憶合金板の曲げの内側
になる面の少なくとも曲げ加工を加えない部分に第二の
金属板を当て、かつ曲げ加工を加えない部分を両金属板
で挾み付けて固定した状態で、上記形状記憶合金板を上
記第一の金属板と共にその第一の金属板を曲げの外側に
して曲げ加工を行い、次いで形状記憶のための熱処理を
行った後、上記両金属板を取り外すことを特徴とするも
のである。
上記のように形状記憶合金板を第一と第二の金属板で挾
んで曲げ加工および熱処理を行うと、形状記憶合金板の
スプリングバックが抑制され、曲げ加工後の形状が確実
に保持できると共に、熱処理の際に形状記憶合金板が元
の形状に戻ることがなくなり、正確な形状を記憶させら
れる。
んで曲げ加工および熱処理を行うと、形状記憶合金板の
スプリングバックが抑制され、曲げ加工後の形状が確実
に保持できると共に、熱処理の際に形状記憶合金板が元
の形状に戻ることがなくなり、正確な形状を記憶させら
れる。
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示す。
第1図(′b)は曲げ加工前の形状記憶合金板1を示す
。
。
この形状記憶合金板1は平板をほぼ十字形に打ち抜いた
もので、ここでは中央部2を花芯部、そこから四方に延
びる部分3を花びら部と呼ぶこととする。この実施例は
、上記のような形の形状記憶合金板1の花びら部3をカ
ールさせて第4図(al (blのような形に曲げ加工
し、その形状を記憶させようとするものである。つまり
花芯部2は曲げ加工を加えない部分、花びら部3は曲げ
加工を加える部分である。
もので、ここでは中央部2を花芯部、そこから四方に延
びる部分3を花びら部と呼ぶこととする。この実施例は
、上記のような形の形状記憶合金板1の花びら部3をカ
ールさせて第4図(al (blのような形に曲げ加工
し、その形状を記憶させようとするものである。つまり
花芯部2は曲げ加工を加えない部分、花びら部3は曲げ
加工を加える部分である。
形状記憶合金板1を曲げ加工する当たり、まずそれより
一回り大きい第1図+alのような十字形の金属板(第
一の金属板)4と、形状記憶合金板1の花芯部2より一
回り大きい第1図(C)のような正、 方形の金属板
(第二の金属板)5を用意する。第一の金属板4として
は曲げ加工によるスプリングバックの小さいもの例えば
冷間圧延鋼板が用いられる。また第二の金属板5は曲げ
加工を加えないのでどのような材料でもよいが、第一の
金属板4と同じ材料にすることが好ましい。
一回り大きい第1図+alのような十字形の金属板(第
一の金属板)4と、形状記憶合金板1の花芯部2より一
回り大きい第1図(C)のような正、 方形の金属板
(第二の金属板)5を用意する。第一の金属板4として
は曲げ加工によるスプリングバックの小さいもの例えば
冷間圧延鋼板が用いられる。また第二の金属板5は曲げ
加工を加えないのでどのような材料でもよいが、第一の
金属板4と同じ材料にすることが好ましい。
次に第2図+a) (b)に示すように、第一の金属板
4の上に形状記憶合金板1を載せ、さらにその上に第二
の金属板5を載せた後、第二の金属板5の四隅を第一の
金属板4にスポット溶接する。6がその溶接部である。
4の上に形状記憶合金板1を載せ、さらにその上に第二
の金属板5を載せた後、第二の金属板5の四隅を第一の
金属板4にスポット溶接する。6がその溶接部である。
これにより形状記憶合金板1の花芯部2が両金属板4と
5により挟持された状態となる。
5により挟持された状態となる。
この状態で、公知のプレス加工手段により、第3図に示
すように花びら部3を、第一の金属板4と共に、かつ第
一の金属板4を曲げの外側にして、曲げ加工する。この
ようにすると曲げ荷重を取り除いた後の、形状記憶合金
板1のスプリングバックが第一の金属板4により抑制さ
れるから、曲げ加工後の形状を確実に保持することがで
きる。次にそのままの状態で形状記憶のための熱処理を
行う。熱処理条件は加工硬化したNi−Ti合金の場合
、400〜500℃で1時間程度である。この熱処理の
際にも形状記憶合金板1は両金属板4と5によりその形
状を拘束されているので、元の形状にもどることがない
。
すように花びら部3を、第一の金属板4と共に、かつ第
一の金属板4を曲げの外側にして、曲げ加工する。この
ようにすると曲げ荷重を取り除いた後の、形状記憶合金
板1のスプリングバックが第一の金属板4により抑制さ
れるから、曲げ加工後の形状を確実に保持することがで
きる。次にそのままの状態で形状記憶のための熱処理を
行う。熱処理条件は加工硬化したNi−Ti合金の場合
、400〜500℃で1時間程度である。この熱処理の
際にも形状記憶合金板1は両金属板4と5によりその形
状を拘束されているので、元の形状にもどることがない
。
熱処理後、上記のスポット溶接部6にドリルで穴をあけ
、両金属板4.5を分離して取り外せば、第4図(a)
(blに示すように花びら部3がカールした形状記憶
合金板1aが得られる。この形状記憶合金板1aは例え
ば板ばねとして使用されるものである。
、両金属板4.5を分離して取り外せば、第4図(a)
(blに示すように花びら部3がカールした形状記憶
合金板1aが得られる。この形状記憶合金板1aは例え
ば板ばねとして使用されるものである。
第5図ないし第7図は本発明の他の実施例を示す。この
実施例は長方形の形状記憶合金板11の右半分13だけ
に曲げ加工を加え、左半分12には曲げ加工を加えない
場合である。
実施例は長方形の形状記憶合金板11の右半分13だけ
に曲げ加工を加え、左半分12には曲げ加工を加えない
場合である。
まず第5図(a) (blに示すように形状記憶合金板
11の両面に、それより一回り大きい第一と第二の金属
板14.15を当てる。この場合の金属板14.15は
両方とも曲げ加工後のスプリングバックが小さいt)の
例えば冷間圧延鋼板を用いる。次に両金属板14.15
の左半分をボルト・ナツト16で締めつけて、形状記す
、0合金板11の左半分12を両金属板14.15で挟
め付ける。
11の両面に、それより一回り大きい第一と第二の金属
板14.15を当てる。この場合の金属板14.15は
両方とも曲げ加工後のスプリングバックが小さいt)の
例えば冷間圧延鋼板を用いる。次に両金属板14.15
の左半分をボルト・ナツト16で締めつけて、形状記す
、0合金板11の左半分12を両金属板14.15で挟
め付ける。
この状態で第6図に示すように形状記憶合金板11の右
半分13を両金属板14.15と共に曲げ加工す・る。
半分13を両金属板14.15と共に曲げ加工す・る。
曲げ荷重を取り除いた場合、曲げの外側にある第一の金
属板14が主として形状記憶合金板11のスプリングバ
ックを拘束する働きをする。第二の金属板15の右半分
は、曲げの内側にあって補助的に形状記憶合金板11の
スプリングバックを拘束する働きをする。
属板14が主として形状記憶合金板11のスプリングバ
ックを拘束する働きをする。第二の金属板15の右半分
は、曲げの内側にあって補助的に形状記憶合金板11の
スプリングバックを拘束する働きをする。
次にそのままの状態で形状記憶のための熱処理を行い、
熱処理後、ボルト・ナツト16を外して、両金属板14
.15を取り除くと、第7図のような形状を記憶した形
状記憶合金板11aが得られる。
熱処理後、ボルト・ナツト16を外して、両金属板14
.15を取り除くと、第7図のような形状を記憶した形
状記憶合金板11aが得られる。
本発明ではこのほか第8図に示すように、枠形の形状記
憶合金板21の、内側に突出する部分23だけを曲げ加
工し、その形状を記憶させることも可能である。
憶合金板21の、内側に突出する部分23だけを曲げ加
工し、その形状を記憶させることも可能である。
以上説明したように本発明によれば、形状記憶合金板の
曲げ加工後のスプリングバックが第一と第二の金属板に
よって抑制されるため、形状記憶合金板を容易に所望の
形状に曲げ加工することができる。また曲げ加工後はそ
のまま熱処理を行えばよいので、従来のような保持具の
製作あるいはその取付けが不要となり、大幅なコストダ
ウンが図れるという利点がある。
曲げ加工後のスプリングバックが第一と第二の金属板に
よって抑制されるため、形状記憶合金板を容易に所望の
形状に曲げ加工することができる。また曲げ加工後はそ
のまま熱処理を行えばよいので、従来のような保持具の
製作あるいはその取付けが不要となり、大幅なコストダ
ウンが図れるという利点がある。
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図(alは第一の金属板の平面図、同図(blは形
状記憶合金板の平面図、同図fc)は第二の金属板の平
面図、第2図(al (blは形状記憶合金板を第一と
第二の金属板で挟み付けた状態を示す平面図および正面
図、第3図はそれを曲げ加工した状態を示す断面図、第
4図(al (blは成形後の形状記憶合金板を示す平
面図および正面図、第5図ないし第7図は本発明の他の
実施例を示すもので、第5図(al (blは形状記憶
合金板を第一と第二の金属板で挾みイ」けた状態を示す
平面図および正面図、第6図はそれを曲げ加工した状態
を示す正面図、第7図は成形後の形状記1a合金板を示
す斜視図、第8図は本発明のさらに他の実施例における
成形後の形状記憶合金板を示す斜視図である。 1・11〜成形前の形状記憶合金板、1a・lla〜成
形後の形状記憶合金板、2・12〜曲げ加工を加えない
部分、3・13〜曲げ加工を加える部分、4・14〜第
一の金属板、5・15〜第二の金属板、6〜溶接部、1
6〜ボルト・ナンド。 1N開昭63−56316(4) 第51ン1 +2 13 15 第8計・1
第1図(alは第一の金属板の平面図、同図(blは形
状記憶合金板の平面図、同図fc)は第二の金属板の平
面図、第2図(al (blは形状記憶合金板を第一と
第二の金属板で挟み付けた状態を示す平面図および正面
図、第3図はそれを曲げ加工した状態を示す断面図、第
4図(al (blは成形後の形状記憶合金板を示す平
面図および正面図、第5図ないし第7図は本発明の他の
実施例を示すもので、第5図(al (blは形状記憶
合金板を第一と第二の金属板で挾みイ」けた状態を示す
平面図および正面図、第6図はそれを曲げ加工した状態
を示す正面図、第7図は成形後の形状記1a合金板を示
す斜視図、第8図は本発明のさらに他の実施例における
成形後の形状記憶合金板を示す斜視図である。 1・11〜成形前の形状記憶合金板、1a・lla〜成
形後の形状記憶合金板、2・12〜曲げ加工を加えない
部分、3・13〜曲げ加工を加える部分、4・14〜第
一の金属板、5・15〜第二の金属板、6〜溶接部、1
6〜ボルト・ナンド。 1N開昭63−56316(4) 第51ン1 +2 13 15 第8計・1
Claims (1)
- 形状記憶合金板を部分的に曲げ加工した後、形状記憶処
理する方法において、形状記憶合金板の曲げの外側にな
る面に、曲げ加工を加える部分と加えない部分を含めて
、曲げ加工後のスプリングバックが小さい第一の金属板
を当てると共に、形状記憶合金板の曲げの内側になる面
の少なくとも曲げ加工を加えない部分に第二の金属板を
当て、かつ曲げ加工を加えない部分を両金属板で挟み付
けて固定した状態で、上記形状記憶合金板を上記第一の
金属板と共にその第一の金属板を曲げの外側にして曲げ
加工を行い、次いで形状記憶のための熱処理を行った後
、上記両金属板を取り外すことを特徴とする形状記憶合
金板の成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19896386A JPH0633446B2 (ja) | 1986-08-27 | 1986-08-27 | 形状記憶合金板の成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19896386A JPH0633446B2 (ja) | 1986-08-27 | 1986-08-27 | 形状記憶合金板の成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6356316A true JPS6356316A (ja) | 1988-03-10 |
JPH0633446B2 JPH0633446B2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=16399839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19896386A Expired - Lifetime JPH0633446B2 (ja) | 1986-08-27 | 1986-08-27 | 形状記憶合金板の成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0633446B2 (ja) |
-
1986
- 1986-08-27 JP JP19896386A patent/JPH0633446B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0633446B2 (ja) | 1994-05-02 |
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