JPH012735A - クラッド材の打抜き法 - Google Patents

クラッド材の打抜き法

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Publication number
JPH012735A
JPH012735A JP62-157213A JP15721387A JPH012735A JP H012735 A JPH012735 A JP H012735A JP 15721387 A JP15721387 A JP 15721387A JP H012735 A JPH012735 A JP H012735A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cladding material
die
hole
punching
clad material
Prior art date
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Pending
Application number
JP62-157213A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS642735A (en
Inventor
大友 延明
Original Assignee
スズキ株式会社
Filing date
Publication date
Application filed by スズキ株式会社 filed Critical スズキ株式会社
Priority to JP62-157213A priority Critical patent/JPH012735A/ja
Publication of JPS642735A publication Critical patent/JPS642735A/ja
Publication of JPH012735A publication Critical patent/JPH012735A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 a、産業上の利用分野 本発明は、多層構造であるクラッド材の打抜き法に関す
る。
b、従来の技術 クラッド材は、引張強さや硬さ等の機械的性質が全く違
う材料を多層に固着して構成されているので、表層と中
間層の材質が全く異なる。例えば、第4図に示すクラッ
ド材1は、上下両表層2,3の材料としてステンレス鋼
(SUS301)が使用され、中間層4の材料しとてア
ルミニウム合金(A6061)が使用されている。
従来、このようなりラッド材1に所定寸法の穴5を設け
るには、図外のポンチとダイス金具を用いてプレス穴打
抜き加工することにより、穴明けを行なっている(ファ
インブランキング方式)。
C6発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上述した従来の打抜き法にあっては、ク
ラッド材1の上部表層2および中間層4における穴5の
周縁部6が下方へ湾曲して、いわゆる端ブレが形成され
る。例えば、40トンの仮押え力、20トンの逆圧およ
び半径1111のダイス穴の上端エツジ部という条件で
、ポンチとダイス金具を用いて穴打抜き加工を行なうと
、表1に示す結果が得られた。
表  1 表1から明らかなように、打抜き穴の径が100φ寵以
上になると、端ブレの半径Rが極端に大きくなる。
また、瑞ダレのrtl Lはほとんど打抜き穴の径に無
関係であるが、端ダレの高さ[Iは打抜き穴の径が大き
くなるとこれに伴なって大きくなる傾向を示している。
このため、従来のクラッド材の打抜き法では端ブレを切
削する加工工程が必要となり、作業は煩雑となって作業
能率の低下を招来していた。一方、クラッド材lの穴明
けは放電加工あるいはNC加工によっても可能であるが
、プレス加工に比べて生産性が低く加工コストも高いの
で、多量生産には不適当な方法である。
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであって
、その目的は、上述の如き問題点を解消し得るクラッド
材の打抜き法を提供することにある。
d0問題点を解決するための手段 上記従来技術の有する問題点を解決するために、本発明
においては、ダイス穴の上端エツジ部がクラッド材の受
け面より高く形成されたダイス金具を用い、前記クラッ
ド材の打抜き箇所を打抜き方向と反対の側に湾曲させて
凹部を形成し、前記クラッド材の門部内に前記ダ・イス
穴のエツジ部が配置されるように前記クラッド材を前記
ダイス金具の受け面上に載置し、ポンチにて前記クラッ
ド材の凹部の反対箇所を加圧することにより前記クラッ
ド材を打抜くようにしている。
以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する
。なお、第4図に示す従来例と同一の部淋には同一符号
を付して説明を省略する。
第1図は本発明の打抜き法により穴明けされたクラッド
材1を示すものである。クラッド材lの上下表層2.3
および中間層4に穿設された穴5の周縁部6には、プレ
ス穴打抜き加工によっても端ブレが発生しておらず、い
ずれの層も平坦になっている。
このようなりラッド材1の穴5は、第2図および第3図
に示すポンチ7とダイス穴8を有するダイス金具9とを
用いて形成される。すなわち、ポンチ7の外径はダイス
穴8の径口、とほぼ同一に形成されている。また、ダイ
ス金具9におけるダイス穴8とクラッド材lの受け面1
0との交点にて形成される上端エツジ部11は、受け面
lOより高くなるように上方へ傾斜して形成されている
上記クラット材1の穴打抜き法は次のとおりである。先
ず、クラッド材1の打抜き箇所を打抜き方向と反対の側
に湾曲させて凹部12を形成する(第2図参照)。この
凹部12は、図外の油圧プレスとポンチを用いて製作し
、製作する際の諸条件を表2に示す。
これに対応して、第3図に示すダイス金具9の上端工、
ジ部1’lの形状寸法は次の条件を満足することが好ま
しい。すなわち、l≦しl+  h≦11□/2.R1
>Rとする。
表2 次いで、ポンチ7とダイス金具9とを加圧可能に対向し
て配置するとともに、クラッド材1をダイス金具9の受
け而10に載置する。この状態では、ダイス金具9の上
端エツジ部11がクラッド材1の四部12内に配置され
ている。続いて、ポンチ7を圧下させ、クラッド材1の
四部12の反対箇所を加圧するとともに、クラッド材1
をダイス金具9の受け面10とによってクランプする。
さらにポンチ7を圧下させると、クラッド材lの四部1
2の下面がダイス金具9の上端エツジ部11に圧接し、
ダイス穴8との間でクラッド材lの四部12を打抜く。
これに伴い、クラッド材1には第1図に示すような直径
口、の穴5が形成される。なお、上記打抜きにあたって
、クラッド材1の押え力は50〜90トンとし、逆圧は
30〜40トンとしている。
以上、本発明の一実施例につき述べたが、本発明は既述
の実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的思
想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
例えば、既述の実施例におけるクラッド材lは3層構造
となっているが、5層構造その他の多層構造に形成され
たクラッド材にも適用し得る。
e0発明の効果 上述の如く、本発明に係るクラッド材の打抜き法は、ダ
イス穴の上端エツジ部がクラッド材の受け面より高く形
成されたダイス金具を用いる一方クラッド材の打抜き箇
所に凹部を形成し、この凹部内に上端エツジ部が配置さ
れるようにクラッド材をダイス金具の受け面上に載置し
、この状態でポンチにて上記四部の反対箇所を加圧する
ことによりクラッド材を打抜くようにしたので、クラッ
ド材のプレス穴打抜きに特有の端ダレが発注することな
く、穴明けをすることができる。したがって、本発明の
打抜き法によれば、従来法の如き端ブレを切削する加工
工程が不要となり、作業能率の向上が図れる。それに加
えて、クラッド材の穴明けを放電加工やNC加工でなく
プレス加工によって行なうから、多量生産が可能となり
、経済的に極めて有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明に係るクラッド材の打抜き法の
一実施例を示すもので、第1図は穴明けされたクラッド
材の縦断面図、第2図はクラッド材の打抜き状況の縦断
面図、第3図は第2図におけるA部の拡大縦断面図、第
4図は従来の打抜き法により穴明けされたクラッド材を
示す縦断面図である。 1・・・クラッド材、   5・・・穴、7・・・ポン
チ、      8・・・ダイス穴、9・・・ダイス金
具、   10・・・受け面、11・・・上端エツジ部
、  12・・・凹部。 手 続 争甫 正 巷F(自発) 昭和62年7月24日 特許庁長官  小 川 邦 夫  殿 1、 事件の表示 昭和62年特許願第157213号 2、発明の名称 クラッド材の打抜き法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称  (208)  鈴木自動車工業株式会社4、代
理人 〒107 住所 東京都港区赤坂3丁目2番3号 (ほか2名) 5、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄。 6、補正の内容   別紙のとおり 補正の内容 +11  明細書第5百第17行の「h≦11□72」
を[h≦H,/2 Jと訂正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ダイス穴の上端エッジ部がクラッド材の受け面より高く
    形成されたダイス金具を用い、前記クラッド材の打抜き
    箇所を打抜き方向と反対の側に湾曲させて凹部を形成し
    、前記クラッド材の凹部内に前記ダイス穴のエッジ部が
    配置されるように前記クラッド材を前記ダイス金具の受
    け面上に載置し、ポンチにて前記クラッド材の凹部の反
    対箇所を加圧することにより前記クラッド材を打抜くよ
    うにしたことを特徴とするクラッド材の打抜き法。
JP62-157213A 1987-06-24 クラッド材の打抜き法 Pending JPH012735A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62-157213A JPH012735A (ja) 1987-06-24 クラッド材の打抜き法

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62-157213A JPH012735A (ja) 1987-06-24 クラッド材の打抜き法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS642735A JPS642735A (en) 1989-01-06
JPH012735A true JPH012735A (ja) 1989-01-06

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