JPS6355935A - 電子ビ−ム描画装置 - Google Patents

電子ビ−ム描画装置

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JPS6355935A
JPS6355935A JP19910386A JP19910386A JPS6355935A JP S6355935 A JPS6355935 A JP S6355935A JP 19910386 A JP19910386 A JP 19910386A JP 19910386 A JP19910386 A JP 19910386A JP S6355935 A JPS6355935 A JP S6355935A
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JP
Japan
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electron beam
stage
data
deflection
lithography
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Application number
JP19910386A
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English (en)
Inventor
Shiro Ogata
司郎 緒方
Maki Yamashita
山下 牧
Takeshi Yamanaka
猛 山中
Toshio Sasaoka
笹岡 俊雄
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の要約 同心円パターンを描画するために試料ステージとして回
転ステージを採用した。電子ビームを走査する必要はな
く単に偏向させるだけでよく、また各同心円の描画にお
いて電子ビーム照射量を一定に保つことができるので、
描画データ(位置データおよび照射量データ)が少なく
てすみ、かつ描画時間も短縮される。
電子ビーム偏向系の軸に対して回転ステージの回転軸を
電子ビーム最大偏向幅の1/2の距離だけ平行にずらす
ことにより、より大きな径の同心円パターンを描くこと
ができる。
発明の背景 技術分野 この発明は電子ビーム描画装置に関し、とくにフレネル
φゾーン・パターン、レンズ・パターン等の同心円状の
パターンを描画するのに適した電子ビーム描画装置に関
する。
従来技術 電子ビーム描画装置は、もともと超LSIパターンの作
製用に開発されたものであり、直線。
長方形などのXY座標系に平行な直線パターンの描画に
は好適であるが1曲線パターン、とくに円形パターンの
描画には適していない。
近年、電子ビーム描画装置をLSIのパターニング以外
の分野に応用する動きがある。たとえば、フレネル・ゾ
ーン、レンズ・パターン(フレネル・レンズ・パターン
等)などの作製である。
このようなバーンは同心円状であるために、従来の電子
ビーム描画装置を用いてこの円形パターンを描くとする
と、描画データ(位置データ、照射量データ)が膨大と
なる。描画時間が長くかかる。滑らかな描画パターンが
得られないなどの問題がある。
この点について第5図を参照して詳しく説明する。第5
図は電子ビーム描画装置の電子ビーム走査系とステージ
系とを概念的に示すものである。
電子銃のフィラメント51から放出された電子ビームB
は、XおよびY方向(水平走査および垂直走査)の走査
コイル(磁界レンズ)52により発生する磁場中を通過
するときに偏向される。走査コイル52に流す電流の向
きおよび強さを制御することにより、電子ビームBは試
料ステージ50上でX、Y方向にまたは円を描くように
走査される(電界の印加により電子ビームを走査するタ
イプのものもある)。試料ステージ50はXおよびY方
向に移動自在なX、Yステージであり、電子ビームBを
このステージ50上の試料に照射している間はこのステ
ージ50は静止している。
このような電子ビーム描画装置を用いて円形パターンC
iを描画する場合には、各描画点のX。
Y座標(位置データ)と照射量データとが描画エリア内
のすべての点について必要となる。電子ビーム分解能が
0.05μm、描画エリアが半径0.5in+の円の場
合に、各点のX座標データ、Y座標データ、照射量デー
タをそれぞれ1バイトとしても、この描画エリアを描画
するための全データは1ギガ・バイトにも達する。また
必然的に描画時間も長くならざるを得ない。
この従来の電子ビーム描画装置では、ディジタル口とし
てメモリに記憶された位置データに基づいて走査コイル
52に流すべき電流が決定されるがら、電子ビームBは
ディジタル的に走査されることになる。円形パターンを
描画する場合でも描画されたパターンは微視的にみれば
(ミクロン・オーダ)量子化されているので1作製され
たレンズ等の光学的特性に悪影響を与えるという問題も
ある。
もう1つの重要な問題は描画エリアが小さいという点で
ある。第5図に示す従来のタイプの電子ビーム描画装置
を用いて描画できる円形パターンの最大半径R(最大円
Cの半径)は、電子m              m ビームBの最大偏向角の によって定まり、試料ステー
ジ50上での最大偏向ML  の半分である。
この最大偏向角ω (または最大偏向ML  )m  
                         
 mは、電子ビームが偏向されるときに生じる収差の大
きさ、または電子ビームの焦点深度によって定まる。
走査コイル(磁界レンズまたは静電レンズ)の持つ収差
によって、電子ビームの偏向角を大きくすると焦点位置
で非点が生じ(非点収差の発生)。
この収差は光軸からのずれ量(偏向量)に対して指数関
数的に大きくなる。第6図に示すように。
ある偏向角度ω の範囲内では電子ビームのスポットS
oの形状はほぼ円形をしているが、偏向角がそれ以上に
なるとS 、S で示すようにスポット形状が円形から
大きく歪んだ形となる。
第7図に示すように試料50Aに垂1aに電子ビ〜ムB
を照射したときに試料50Aの表面上で焦点を結ぶよう
に電子ビームのフォーカシングを設定した場合、この電
子ビームBが81で示すように偏向されると電子ビーム
の焦点位置Fは上方に円弧状に軌跡を描き、試料面から
高さ方向にずれることになる。描画可能な範囲L は、
その焦点深度dの範囲内に試料面がある領域に限定され
る。
このようにして、電子ビームの非点収差または焦点深度
によって電子ビームの最大偏向角が決定され、その描画
可能範囲に制限があるので、小さいパターンの作製しか
できないという問題が生じる。
発明の概要 発明の目的 この発明は、基本的には滑らかな円形パターンの描画が
可能となるとともに描画データをできるだけ少なくする
ことのできる電子ビーム描画装置を提供することを主目
的とする。
またこの発明の他の目的は、上記の目的を達成する電子
ビーム描画装置において、描画範囲をできるだけ広くと
ることができるようにすることにある。
発明の構成と効果 この発明による電子ビーム描画装置は2発生した電子ビ
ームを集束させかつ所定方向に偏向させる電子ビーム偏
向系、彼描画試料を載置するための回転自在に配置され
たステージ、および回転ステージを所定回転速度で回転
駆動する手段を備えていることを特徴とする。
試料ステージとして回転ステージが採用されており9円
形パターンの描画時にはこの回転ステージが回転する。
したがって、電子ビームの偏向は半径方向のある一直線
上のみで行なえばよ<(1次元偏向)(2次元走査は不
要ということ)、電子ビームの偏向角を一定にしておき
かつステージを回転させれば、試料は電子ビームによっ
て滑らかな円形に相対的に走査されることになる。滑ら
かな円形パターンの描画が可能となる。描画データとし
ては、描画径の大きさく位置データ)とその位置での照
射量のみでよいからきわめて小量ですむことになる。た
とえば半径0.5Hの円の描画エリアの場合20キロ・
バイトのデータですむことになる。さらに、データ量が
少ないからデータの計算時間や読出し走査に要する時間
も短縮されることになる。
電子ビーム偏向系の軸と回転ステージの回転軸とは一致
させておいてもよいし、平行にずらすようにしてもよい
。回転ステージの回転軸を電子ビーム偏向系の軸に対し
て最大描画エリア幅の半分だけずらすようにすると、描
画エリアの一辺の長さまたは半径を2倍にすることがで
きる。このようにして、描画範囲を広くすることができ
るようになる。
好ましくは、電子ビームが常に回転ステージ上の試料上
に焦点を結ぶように、偏向角に応じて電子ビームの焦点
位置を制御する焦点補正手段を設けておく。この焦点補
正手段は収束レンズ(コイル)系である。さらに偏向角
にかかわらず、試料上に焦点を結ぶ電子ビームが円形断
面を保つように制御する非点補正手段を備えておくとよ
い。この非点補正手段は一般には非点収差補正レンズ(
コイル)である。
このような焦点高さ位置や非点収差の補正のために上記
レンズ(コイル)系に加える電流または電圧は電子ビー
ムの偏向角に関してあらかじめ測定しておき、メモリに
記憶させておくとよい。この発明の装置によると電子ビ
ームは上述のように一直線状に偏向されるだけであるか
ら、上記の制御データの測定も比較的容易となり、制御
データ量も少なくてすむ。
実施例の説明 第1図は電子ビーム描画装置の全体構成の概要を示して
いる。
電子ビーム描画装置の筒体10の内部は排気装置(図示
路)によって排気され適切な真空度に保たれる。この筒
体10の上部に鏡筒電子光学系が、下部に試料ステージ
系がそれぞれ収められている。
鏡筒電子光学系は、フィラメントを含む電子銃11、電
子ビームの放射を制御するブランキング電極12.第1
および第2集束レンズ(コイル・・・磁界レンズの場合
、電極・・・静電レンズの場合、以下同じ)13.偏向
コイル(レンズ)14.非点収差補正コイル(レンズ)
15.ならびに対物レンズ(コイル、電極) 16から
構成されている。集束レンズ13と対物レンズ16とに
よって焦点高さ位置の調整が行なわれる。偏向コイル1
4は電子ビームを所定角度偏向させるものである。電子
ビームの偏向は。
鏡筒電子光学系の軸Mに垂直な平面内においてこの軸M
を通る半径方向(R方向)のうちの1つの直線方向にの
み行なえばよい。後述するC RT 29における水平
、垂直走査と同期をとる必要上、このコイル14はXお
よびY方向(X、Yのいずれか一方がR方向と一致する
)に電子ビームを偏向(または走査)できるように配置
されていることが好ましい。非点収差補正コイル15は
、非点収差が顕著となる大きい偏向角において、焦点位
置の電子ビーム・スポット形状を真円に近づけるように
するためのものである。
試料ステージ系は、筒体10内に配置された円板状の回
転ステージ20と、その回転軸21と、この回転軸21
を回転自在に支持しかつ筒体10内を気密に保持する筒
体lOの底部に設けられた軸受2Gと、筒体lOの外部
に設けられたステージ20の回転駆動モータ22とから
構成されている。
この実施例では、鏡筒電子光学系の光軸Mとステージ2
0の回転軸(回転中心)Nとは一致している。したがっ
て、N子ビームが偏向されずにステージ20に垂直に投
射されたときには、この電子ビームはステージ20の回
転中心を照射する。そして、ステージ20上の試料上に
丁度焦点を結ぶように収束制御される。
走査形電子顕微鏡としても使用できるように。
電子ビームで試料表面」二を走査したときに試料から発
生する2次電子を検出するためのシンチレータ、光電子
増倍管等の検出器28と、電子ビームの走査(偏向コイ
ル14による)と同期して検出器28から出力される映
像信号を表示するためのCRT29とが設けられている
この電子ビーム描画装置の全体的な動作、とくに描画動
作は制御装置30によって統括される。この制御装置3
0は、CPU、そのプログラムおよび必要なデータを記
憶するメモリ、ならびに入出力装置とのインターフェイ
スから構成されている。
所定のパターンの電子ビーム描画にあたって。
そのパターンに関するデータ、焦点補正用データ、非点
収差補正用データ等があらかじめ作成され、これらのデ
ータが制御装置30のメモリ内にストアされる。電子ビ
ーム描画はこれらのデータを読出しながらそのデータに
基づいて各種制御を行なうことによって達成される。
パターン・データは所望の描画パターンを得るために用
意されるものであって、描画位置および電子ビーム照射
量を決定するデータである。このパターン・データは、
ブランキング・データ、偏向位置データ、照射量データ
およびステージ位置データに分けられる。
ブランキング・データは電子ビームを試料面に照射する
時間を制御するものである。電子ビーム・ブランキング
は、このデータに基づいて、ブランキング制御装置31
によってブランキング電極12に与える電圧を制御する
ことにより行なわれる。
偏向位置データは試料面に照射する電子ビームの位置を
制御するものである。円パターンを描画する場合には回
転ステージ20が回転することによって電子ビームの相
対的な円状走査が行なわれるから、この位置データによ
って円パターンの半径のみを与えればよい。偏向位置デ
ータはディジタル/アナログ変換器を得て偏向位置制御
装置32に与えられ、このデータに基づいて制御装置3
2から偏向コイル14に与えられる電流(または電圧)
が発生する。
照射量データは、電子ビーム描画にあたって単位面積当
りに照射させる電子ビーム量を制御するデータであり、
放射される電子ビームの密度と回転ステージ20の回転
速度とに関連する。電子ビーム密度が一定と仮定した場
合に2回転ステージ20の回転速度が速いと単位面積当
りの照射量は少なく、逆に遅いと照射量は多くなる。こ
の照射量データに基づいて2回転制御装置33によって
モータ22の回転速度が制御されるとともに、密度制御
装置34によって電子銃IJから放射される電子ビーム
密度が制御される。照射量の制御は1回転速度制御また
は電子ビーム密度制御のいずれか一方によって実現して
もよい。
この実施例では回転ステージ20をXまたはY方向に移
動することはできないから、ステージ位置データは不要
である。このデータについての詳細は後述する。
上述したように、電子ビームの偏向角が大きくなると電
子ビームの焦点位置が上方にずれ、試料面がその焦点深
度の範囲から外れる。焦点補正用データは電子ビームの
偏向角に応じて焦点位置の試料面からのずれを補正する
ものである。この焦点補正用データは次のようにして作
成される。
まず、電子ビームを偏向させずに垂直に試料に入射させ
、試料面に焦点が合うように焦点調整に関するレンズ、
すなわち収束レンズ13.対物レンズ16に流す電流(
または電圧、以下同じ)を、:M整する。このときの各
電流値をメモリに記憶する。
次に、偏向コイル14によって電子ビームを少し偏向さ
せた状態で(その焦点深度領域境界が試料面上に位置す
る程度)、偏向電子ビームの焦点が試料面に位置するよ
うに上記レンズ13.16の電流値を調整し、この電流
値を電子ビーム偏向位置データとともにメモリに記憶す
る。
電子ビームをさらに偏向させ、同じように焦点位置調整
を行ない、そのときの電流値と偏向位置データとを記憶
する。偏向角をしだいに増大させていって同じような処
理を繰返す。
以上の手順によって偏向位置データに対応して焦点位置
調整光学系に与えるべき焦点補正用データが求められた
ことになる。
パターン描画時には、パターン・データ内の偏向位置デ
ータの読出しに合わせて、その偏向位置データに対応す
る焦点補正用データをメモリから取出し、焦点補正制御
装置35でレンズ13.1[i等に与える電流値に変換
してこれらのレンズを制御する。焦点補正用データが粗
く、読出した偏向位置データに対応する焦点補正用デー
タが無い場合には、その前後の焦点補正用データを用い
て補間法などの数値計算によって対応する焦点補正用デ
ータを与えるようにすればよい。
電子ビームの偏向角が大きくなるとまた非点収差が生じ
、電子ビーム・スポット形状が真円からずれ歪んでくる
。非点補正用データは電子ビームの歪みを真円に近い形
に補正するためのものであり、これもまた偏向角(すな
わち偏向位置データ)に対応して作成され、かつ対応し
て読出される。
この非点補正用データは次のようにして作成される。電
子ビームを無偏向の状態でそのビーム・スポットが真円
になるように非点収差補正コイル15に通電して非点収
差補正を行なう。このとき。
゛ コイル15に加えた電流値をメモリに記憶しておく
。電子ビーム・スポットが真円になっているかどうかは
、電子ビーム描画装置を電子顕微鏡モードで使用し2粒
塊状を呈するAu蒸着膜などをCRT 29で観察する
ことによって判断することができる。
次に電子ビームを一定角度偏向させた状態で同じように
非点収差補正を行なう。このときのコイル15に加えた
電流値をその偏向角を与えた偏向位置データとともにメ
モリに記憶する。以下同じように適当な偏向角間隔で電
子ビームを偏向させ。
非点収差補正を行ない、偏向位置データとともに非点補
正電流値を非点補正用データとして記憶する。
描画時においては、焦点補正と同じように、電子ビーム
を偏向させたときにその偏向位置データに対応する非点
補正用データをメモリから読出し、非点補正制御装置3
Bによってそのデータに対応する電流値を非点収差補正
コイル15に与える。
以上の焦点位置補正および非点収差補正によってより広
い偏向角にわたって焦点位置が正しくかつ非点収差のな
い電子ビームが回転ステージ20」;で得られるように
なるから、電子ビーム描画エリアを拡大することができ
る。
第2図および第4図は他の実施例を示している。ここで
は鏡筒電子光学系の光軸Mに対してステージ20の回転
中心Nが平行にずれた状態でスデータ20が配置されて
いる。両軸MとNとの間の距離は、最大描画エリア幅(
径)の半分であることが好ましい。第1図に示す実施例
では電子ビームは軸Mから一方向にのみ偏向させれば充
分であったが、この実施例では電子ビームは軸Mの両側
に一直線状に(この−直線は描画すべき円形パターンの
半径方向に一致する)偏向される。上記の最大描画エリ
ア幅は上述の焦点補正および非点収差補正をしたときの
拡大されたエリア幅であることが好ましいが、必ずしも
そうでなくてもよい。
この実施例によると、第1図に示す実施例に比べて描画
エリア幅(径)がその2倍になる。
第5図に示す従来例と比べてみるとこのことがよく分る
。従来例では、描画できる円形パターンの最大半径Rは
電子ビームの最大偏向uL  のm         
                         
  m半分である。これに対してこの実施例では、第4
図からも分るように、描画できる円形パターンの最大半
径Rは電子ビームの最大偏向量LMに等しい。
上述した焦点補正および非点収差補正によって最大偏向
角ω および最大偏向量LMも従来例に比べて拡大され
るから描画できる円形パターンの最大半径は一層大きく
なる。
第3図はさらに他の実施例、を示している。ここでは2
回転ステージ20およびそのモータ22の全体が、これ
らをX、Y方向(軸N、M1.:垂直な面方向)に移動
させるXY位置調整装置23上に設けられている。これ
らの装置全体は筒体10内に配置されている。したがっ
て2回転ステージ20の回転中心Nを任意の位置に設定
することができる。
上述したステージ位置データはステージ20の中心位置
のXY座標に関するデータを与えるものである。このデ
ータはXY位置制御装置37に供給され、XY位置調整
装置23が制御されることによって、ステージ20が任
意の位置にもたらされる。
ステージ20の回転中心Nを移動できることによって、
ステージ20上に裁置した試料上の異なる場所にそれぞ
れ円パターンを描画することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示すもので、電子ビーム描
画装置の全体的構成を表わすブロックおよび構成図であ
る。 第2図はこの発明の他の実施例を、第3図はさらに他の
実施例をそれぞれ示す構成図である。 第4図は第2図に示された実施例における回転ステージ
近辺の構成を拡大して示す斜視図である。 第5図から第7図は従来例を示すもので、第5図は従来
装置における円パターンの描画の様子を示す斜視図、第
6図は偏向角を大きくすることによって非点収差が生じ
る様子を、第7図は焦点高さ位置がずれる様子をそれぞ
れ示すものである。 14・・・偏向コイル。 20・・・回転ステージ。 22・・・回転駆動モータ。 30・・・制御装置。 以  上 第2図 第3図 第4図 り−11 第5図 U〜51 第6図 第7図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)発生した電子ビームを集束させかつ所定方向に偏
    向させる電子ビーム偏向系、 被描画試料を載置するための回転自在に配置されたステ
    ージ、および 回転ステージを所定回転速度で回転駆動する手段、 を備えている電子ビーム描画装置。
  2. (2)電子ビーム偏向系の軸と回転ステージの回転軸が
    一致している、特許請求の範囲第(1)項に記載の電子
    ビーム描画装置。
  3. (3)回転ステージの回転軸が電子ビーム偏向系の軸に
    対して平行にずれている、特許請求の範囲第(1)項に
    記載の電子ビーム描画装置。
  4. (4)回転ステージを電子ビーム偏向系の軸に垂直な面
    内で移動させるための位置調整装置が設けられている、
    特許請求の範囲第(1)項に記載の電子ビーム描画装置
  5. (5)電子ビームが常に回転ステージ上の試料上に焦点
    を結ぶように、偏向角に応じて電子ビームの焦点位置を
    制御する焦点補正手段が設けられている、特許請求の範
    囲第(1)項に記載の電子ビーム描画装置。
  6. (6)偏向角にかかわらず、試料上に焦点を結ぶ電子ビ
    ームが円形断面を保つように制御する非点補正手段を備
    えている、特許請求の範囲第(1)項に記載の電子ビー
    ム描画装置。
JP19910386A 1986-08-27 1986-08-27 電子ビ−ム描画装置 Pending JPS6355935A (ja)

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