JPS6355050A - 筒状体運搬保管用パレツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、印刷用シリンダー等の各種筒状体を複数本ま
とめて運搬保管するためのパレットに関するものである
。

（従来の技術及びその問題点） 複数本のパレットをまとめて運搬保管する場合、従来は
既存の所謂ボックスパレットを使用していた。即ち、ボ
ックスパレットの収納空間内に筒状体を横置きの状態で
積み重ねて収納するか又は、立てた状態で詰め込んでい
た。

このような従来の方法では、パレット内の筒状体どうし
が擦れ合って傷がつくばかりでなく、パレット内から特
定の筒状体を選択的に取り出す所謂オーダーピッキング
作業が極めて困難であった（問題点を解決するための手
段〉 本発明は上記のような従来の問題点を解決し得る筒状体
運搬保管用パレットを提案するものであって、その特徴
は、パレット基台上に、運搬保管する筒状体の全長より
も短く且つ基部で当該筒状体の下端開口部を位置決めす
る芯棒を複数本立設し、この芯棒に嵌合させた筒状体の
上側を覆う複数の開閉自在なカバーを前記パレット基台
上の筒状体支持空間を囲む囲枠上に設け、各カバーには
、閉じたときに下側に位置する筒状体の上端開口部に嵌
合して当該上端開口部を位置決めする突起を設けた点に
ある。

（実施例） 以下に本発明の一実施例を添付の例示図に基づいて説明
すると、１はフォーク挿入空間２を備えた一般的なパレ
ット基台であり、３はパレット基台１上の筒状体支持空
間４を囲む囲枠である。この囲枠３は、パレット基台１
の周辺に立設された側枠部材（図では内部が見通せる枠
組み構造のものを示しているが側板を有するものであっ
ても良い）５と、前記筒状体支持空間４の上端に位置す
る格子枠部材６とから構成されている。

７は、前記格子枠部材６に於ける各基盤目状区画６ａの
中心に対応するようにパレット基台１上に立設された複
数本の８捧であって、上端７ａが前記格子枠部材６より
も若干低い位置に位置するように、その全長は取り扱う
筒状体８の全長よりも短く構成され、基部７ｂは前記筒
状体８の下端開口部８ｂに嵌合して当該下端開口部８ｂ
をパレット基台１上で位置決めする球面状に膨出せしめ
られている。

９は、前記格子枠部材６に於ける基盤目状区画６ａを各
横列毎に開閉する複数の開閉自在カバーであって、夫々
前記格子枠部材６の上側に蝶番１０によって枢着され、
引き上げ式の把手１１を備えている。１２は、各開閉自
在カバー９を閉じたときに各２棒上端７ａの真上に位置
するように当該カバー９の下側に突設された球面状突起
であって、前記筒状体８の上端開口部８ａに嵌合して当
該上端開口部８ａを位置決めするものである。

以上のように構成された本発明のパレットに筒状体８を
収納するときは、第３図に示すように収納位置の２棒７
の上側を覆うカバー９を引き上げ式把手１１を使用して
開き、２棒７に下端開口部８ｂを嵌合させるように筒状
体８を垂直に吊り降ろし、当該芯棒７をガイドにして筒
状体８をパレット基台１上まで下降させる。筒状体８が
パレット基台１上に乗ったときには、下端開口部８ｂ内
に８捧基部７ｂが嵌合して当該下端開口部８ｂをパレッ
ト基台１上で位置決めする。このとき筒状体８の上端部
は格子枠部材６の基盤目状区画６ａ内に嵌合しており、
上端開口部８ａは２棒上端７ａには嵌合しない。係る状
嘘でカバー９を閉じることにより、当該カバー９の突起
１２が収納されている筒状体８の上端開口部８ａに嵌合
して当該上端開口部８ａを位置決めすることになる。

収納されている筒状体８を取り出すときは、カバー９を
開いて所定の筒状体８を２棒７をガイドにして垂直に吊
り上げれば良い。

尚、筒状体８の出し入れ作業に際しては、作業者は閉じ
られているカバー９の上に乗ることが出来る。

カバー９は各筒状体収納区画毎に分割して設けることも
出来る。

（発明の作用及び効果） 以上のように本発明の筒状体運搬保管用パレットによれ
ば、パレット基台上の筒状体支持空間内に収納された筒
状体は、２棒基部と筒状体下端開口部との嵌合及び、閉
じられたカバーの下側突起と筒状体上端開口部との嵌合
により、上下両端が確実に位置決めされて遊動出来ない
状態となるので、筒状体どうしが擦れ合うことがなくな
り、筒状体表面が損傷する恐れがなくなる。又、規定本
数の筒状体を収納していない状態でも安全に運搬するこ
とが出来る。

又、筒状体の出し入れ作業時に於いても、２棒をガイド
にして筒状体を所定位置で垂直に昇降させることが出来
るので、筒状体表面を損傷する恐れがない。そして当該
作業に際して作業者は閉じられているカバーの上に乗る
ことが出来るので、当該作業も容易に行うことが出来る
。

更に、２棒はその基部に於いて筒状体の下端開口部の位
置ぎめを行うものであるから、運搬作業時に筒状体に作
用する横向きの外力により芯棒上部に無理な曲げ力が作
用する恐れはなく、従って２棒を筒状体の出し入れ作業
時に筒状体の昇降をガイドするのに必要十分な長さを有
せしめることが出来、又、比較的細い材料で構成するこ
とが出来る６

【図面の簡単な説明】

第１図は側面図、第２図は平面図、第３図は筒軟体の出
し入れ作業を説明する要部の縦断側面図である。 １・・・パレット基台、３・・・囲枠、４・・・筒状体
支持空間、５・・・側枠部材、６・・・格子枠部材、６
ａ・・・基盤目状区画、７・・・芯棒、７ｂ・・・球面
状膨出基部、８・・・筒状体、８ａ、８ｂ・・・開口部
、９・・・開閉自在カバー、１０・・・蝶番、１１・・
・引き上げ式の把手、１２・・・球面状突起。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. パレット基台上に、運搬保管する筒状体の全長よりも短
   く且つ基部で当該筒状体の下端開口部を位置決めする芯
   棒を複数本立設し、この芯棒に嵌合させた筒状体の上側
   を覆う複数の開閉自在なカバーを前記パレット基台上の
   筒状体支持空間を囲む囲枠上に設け、各カバーには、閉
   じたときに下側に位置する筒状体の上端開口部に嵌合し
   て当該上端開口部を位置決めする突起を設けて成る筒状
   体運搬保管用パレット。