JPS635493B2 - - Google Patents

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JPS635493B2
JPS635493B2 JP57225756A JP22575682A JPS635493B2 JP S635493 B2 JPS635493 B2 JP S635493B2 JP 57225756 A JP57225756 A JP 57225756A JP 22575682 A JP22575682 A JP 22575682A JP S635493 B2 JPS635493 B2 JP S635493B2
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JP
Japan
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pile
cutting
pile forming
knitting machine
loop
Prior art date
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Application number
JP57225756A
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English (en)
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JPS58126349A (ja
Inventor
Rihyaruto Shumitsuto Barutaa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
URUSURA DOROTEA SHUMITSUTO
Original Assignee
URUSURA DOROTEA SHUMITSUTO
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by URUSURA DOROTEA SHUMITSUTO filed Critical URUSURA DOROTEA SHUMITSUTO
Publication of JPS58126349A publication Critical patent/JPS58126349A/ja
Publication of JPS635493B2 publication Critical patent/JPS635493B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B9/00Circular knitting machines with independently-movable needles
    • D04B9/12Circular knitting machines with independently-movable needles with provision for incorporating pile threads
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B35/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, knitting machines, not otherwise provided for
    • D04B35/02Knitting tools or instruments not provided for in group D04B15/00 or D04B27/00

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Knitting Machines (AREA)
  • Knitting Of Fabric (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ダイヤルに支承された針と、シリン
ダに支承されたパイル形成部と、各々1個のパイ
ル形成部に配属され、これに対向して移動し、パ
イル形成部に形成されたパイルループを切断する
ための切断部とを有するカツトパイル製造用丸編
機に関する。
この製造法に包含されるループの切開は、特に
経済的な意義がある。なぜなら、仕上加工の際の
せん断操作により後で切開することは、多量のパ
イル材料屑を発生し、かつ補助工程を必要とする
からである。
このための公知の解決方法は、おおむね4つの
部類に分けられる。
第1の部類では、ループを緊張させてナイフ状
の鋭い切刃の作用にさらし、緊張の結果、切刃が
繊維材料に食いこんで、これを切断することによ
つて、ループが切開される。このために、例え
ば、米国特許第1546790号明細書で公知のように、
切刃はシンカリングに支承されたパイルシンカの
パイル系ノツクオーバ面の延長部である。同様に
西独公開特許第2917378号公報で明らかなように、
切刃をシリンダに支承されたパイルシンカに設け
ることもできる。その場合、切刃はシンカの運動
方向に対して傾斜しており、シンカの脱出運動の
時に糸を次第に緊張させ、やがて糸は切刃によつ
て分断される。また例えば西独公開特許第
2704295号公報で明らかなように、上記の切刃を
パイルフツクのフツク開口部の下に配設すること
ができる。その場合、パイルフツクによつて形成
されるパイルループが押さえによつて地に固定さ
れる一方、パイルフツクはパイルループの分断の
ために引続き駆動され、その時緊張の増加が生じ
ることによつて糸を切断する。増大する張力をパ
イルループに加えてこれを切断することは、多く
の点で問題があり、効果がかなり不確実であるこ
とは、明白である。比較的長い時間にわたつて確
実な切開が保証されるのは、パイル材料としてな
るべく細く、撚りが少なく、裂断強さが小さい材
料を使用し、しかも糸を刃先の上に通す時に分断
が実際に行われるように、材料の伸びが極めて限
られている場合だけである。糸が張力の増加と共
に摺動することによつて、切刃が急速に摩滅し、
パイル形成部の破損と共に品物の欠陥、機械の停
止、交換されるパイル形成部や切断部のための多
額の交換部品費が生じる。例えば西独公開特許第
2535197号公報に記載のようにナイフ状の可動切
断部を、直接隣接して並設された2個のパイルフ
ツクのあいだに配設し、これらのパイルフツクが
可動切断部による切断のためにパイル糸を緊張し
て保持するならば、上述の欠点をある程度回避す
ることができる。可動切断部は上側斜め切刃を具
備し、このためシリンダに取付けられた2個のパ
イルフツクのあいだを上方へ、フツク頭部のあい
だを通り抜けて移動させられ、そこに緊張された
糸を切断するのである。その場合、依然として大
きな摩耗の恐れがあるにしても、この丸編機では
前述の欠点が大幅に減少する訳だが、その代わり
に別の欠点が現われる。それは後で改めて詳述す
る。
第2の部類では、ピンチホイールの圧潰作用に
よつてパイルループを分断する。このために、例
えば、米国特許第1596527号明細書の記載によれ
ば、ダイヤルに取付けられたシンカの上でパイル
ループを形成し、次にシンカを下から支え、上か
らピンチホイールを働かせて、糸を押し潰して切
るのである。米国特許第2933907号明細書の場合
は、ダイヤルに取付けられたパイルフツクの中の
パイルループをウエブに引きつけ、ピンチホイー
ルがこのウエブに沿つて糸をこすつて切る。英国
特許第891937号公報の場合はパイルループをわん
曲したシンカ突起部の上に形成し、次の編目形成
過程でシンカ突起部上を後方に移動させ、そこで
ピンチホイールによつて捕捉し、こすつて切るの
である。パイルループの潰し切りまたはこすり切
りは、そのために十分な時間が利用できる場合に
のみ、効果的に適用することができる。このこと
は低速機でしか可能でない。裂断強さが高い糸を
加工する時は、特別な問題が生じる。
第3の部類では、パイルループが別個の切断部
に転送され、そこで切断される。英国特許第
813357号公報によれば、ほぼ同様に構成されたダ
イヤルによつて、あるいは英国特許第813357号公
報によれば、押しのけ車論によつて、パイルルー
プの両辺の一方を他方に対してずらせ、切断のた
めの支えの役割をする受領部材をパイルループの
中に導入する。ところが切断部または支承をこの
ようにパイルループに導入することは、編機のピ
ツチが粗い場合にしかできない。なぜなら、ピツ
チが細かければパイルループの2つの部分があま
りに近寄りすぎるため、これらを所要の精度で異
なる位置に置くことができないからである。
第4の部類では、対向して移動する2個の切刃
によつてパイルループの切開が行われる。このた
めに可動パイルシンカをダイヤルに配設し、パイ
ルループの背後に張出す上記シンカの端部に突起
を具備せしめ、該突起が直立する切刃をパイルル
ープに隣接して着持することが、例えば西独特許
第1153482号公報により公知である。またパイル
シンカのための案内路に固定対向刃物のステムが
配設され、パイルループの反対側に直立する対向
切刃を有する。パイルシンカが引きこまれると、
その切刃がパイルループの円弧を対向切刃の方向
に運び、対向切刃に沿つてこれをせん断する。対
向刃物がパイルシンカの方向にわずかにわん曲
し、このため対向切刃をパイルシンカの側面に弾
性的に押しつけ、こうして切刃と対向切刃のあい
だのすき間を確実に回避する好適な構造が西独特
許第1585051号公報により公知である。同様にし
てパイルシンカの軸をU形刃物に通し、該刃物の
前端部がパイルシンカの両側に2個の対向切刃を
着持することも、西独公開特許第2423700号公報
により公知である。その場合、刃物の一体の安定
構造によつてパイルシンカの両側の2個の対向切
刃を正確に位置ぎめし、こうして切断の際に切刃
と対向切刃のあいだのすき間を回避する訳であ
る。
パイルシンカの運動の際の切刃と対向切刃の相
互作用によつて、切刃が1個しかない第1の部類
と違つて、パイルループの過大な張力によつて切
断力を発生するのでなく、2個の切刃の相対運動
によつて大きな補助張力なしで切断力を得ること
ができるようにしようとするものである。また大
きな張力と共にパイルループをこすりつける引切
り刃として切刃を構成しないでよいから、相互に
移動する切刃による切断方式によつてパイル糸の
研摩効果による切刃の摩耗が減少すると共に、パ
イル糸が切刃を通過する時に完全にまたは部分的
にすり切れることが回避される。しかし、この場
合に特に欠点であるのは、パイルシンカと対向刃
物が共通の案内路にあつて、この中に相互に移動
しうるように保持しなければならないことであ
り、しかも西独公開特許公報の場合はパイルシン
カの軸の両側に対向刃物が配設されているのであ
る。上述の相互運動は過度の相互押圧力が発生し
ないことを前提とする。ところが軽快に相互に移
動しうるために必要な遊びは、切断操作の時に有
害である。なぜなら、その場合は西独公開特許第
2423700号公報の場合のように、切刃と対向切刃
も相応の相互遊隙をもたざるを得ないか、または
西独特許第1153482号公報の場合のように相対的
にわずかに互いに離隔してわん曲することになる
からである。西独特許第1585051号公報で設定さ
れているように、固定刃物をシンカに対して弾性
的に予圧しても、このようなすき間は避けられな
い。なぜなら軽快さが必要であるため、切刃と対
向切刃の離隔を可能にするような僅かなばね力し
か加えることができないからである。従つて、切
刃が初期の摩耗現象を示し、相互に接して案内さ
れる部材の損傷とか例えば繊維に塵埃や樹脂状化
する潤滑油による単なる汚れのような、実際上不
可避の障害要因が現われると、たちまちパイルル
ープが切断不能になり、引掛りが生じることにな
る。
相互に可動の部材を共通の案内路で案内するこ
とは、避接して配設されたパイルフツクのあいだ
の、西独公開特許第2535197号公報の可動ナイフ
状切断部にも必要であるが、この案内の更に大き
な基本的欠点は、これによつて必然的に編機のピ
ツチがあまりに粗大になることである。大多数の
パイル機は、英インチ当り18ないし20で構成され
ている。針のピツチに対して精々1.4mmのうち0.5
mmが既に針自体のためになくなるのである。針の
あいだにパイル形成部を導かなければならず、そ
の際糸の通過のために針とパイル形成部のあいだ
に若干の不可避的な間隔をとらなければならな
い。従つて、パイル形成部は精々約0.5mmの厚さ
しかもたないことになる。つまり西独特許第
1153482号公報または西独特許第1585051号の場合
は、パイルシンカと対向切刃の厚みがそれぞれ約
0.25mmしかない訳である。これでは2個の切断部
に十分な押圧力が与えられないし、切刃の十分な
安定も与えられないから、このように僅かな肉厚
は実用的でない。従つて、もつと粗い針ピツチが
必要になる。
編製法に包含されるパイルループの切開のため
の、すべての公知の方式に共通の問題は、編目側
の地糸が添え糸編によつてパイル糸を隠蔽する均
一な編成状態を得ることである。
針の進出の時にニードルループは針のチエスト
とべらの先端をすべることによつて、または脱出
の時にフツク山を引き通すことによつて、拡が
る。ニードルループの円弧は地糸から横に、かつ
重なり合つて編目と連結されているから、後で再
び元の形をとる。ところがパイルループが形成さ
れた直後に切断されると、パイル糸の拡がつた編
目の円弧を後続の編目の形成の後に再び引き締め
ることはもはや可能でない。従つてパイルループ
をニードルループに編入する際に均斉な編成状態
を得るには、パイルループの編目が別のコースに
よつて編みこまれ、移動する針の上に接触するこ
とによつて編目の変化がもはや起こらないように
なるまで、パイルループの少なくとも一部を張つ
て置くことが必要である。
このことを達成するために、幾つかの方式が公
知である。その幾つかが西独公開特許第2918903
号公報による公知の丸編機の種々の実施例に明示
されている。なお上記西独公開特許公報ではパイ
ルループの切開が西独公開特許第2704925号公報
の記載と同様に、公知の解決方法の前述の第4の
部類に従つて、制止されたパイルループの形成が
完成した後にパイルフツクを更に進出させ、フツ
ク開口部の下にある切刃でパイルループを切断す
ることによつて行われる。その場合、パイルフツ
クはダイヤルに配設されている。西独公開特許第
2918903号公報第2図ないし第9図の実施例によ
れば、西独公開特許第2913378号公報または米国
特許第1596527号公報の記載と同様に各パイル列
の後に通常のコースが形成され、こうしてニード
ルループへのパイルループの定着が得られる。こ
れによつてもちろんパイルはあまり密でなくな
り、編物から起立するパイルループの数が半減す
る。西独公開特許第2918903号公報の第10ない
し19図の実施例によれば、ダイヤルの各案内路
に2個のパイルフツクが配設され、交互にパイル
ループを形成および切断する。このため前述のよ
うにパイルフツクの所要の寸法のもとで編機のピ
ツチが余りに粗くなり、しかもパイルフツクが互
いに妨げ合つて、パイル糸の切断でなく引掛りが
起こる恐れがある。西独公開特許公報の第20な
いし25図の実施例によれば、西独特許第
1153452号公報の記載と同様に、各コースが先針
およびパイル形成部の一部によつてしか形成され
ない。しかも、このため各作動部位で部分列が形
成されるだけで、完全な列は形成されず、丸編機
の生産性が丁度半分になる。
パイルループをニードルループにきれいに編み
入れる、全く別の方式が英国特許第891973号公報
により公知である。この方式は前述の第2の部類
の解決案に属し、ダイヤルのわん曲したシンカ突
起部によつてパイルループが形成されるが、形成
の後に直ちに切断されるのではない。むしろパイ
ルループはわん曲したシンカ突起部の上を後方へ
移動し、一方では新しいパイルループが形成され
るのである。各パイルループは後続のパイルルー
プが完全に編成された後に、更にその次のパイル
ループの形成過程でピンチホイールによつて切断
されるから、切開されたパイルループはそこでシ
ンカ突起部から離脱し、編地の引取り過程で、製
造された編物と共に下へ排出することができる。
シンカ突起部の曲がりは、編地引取り力が既に編
成されたパイルループをピンチホイールの作用区
域ですべらせるように形成されている。もちろん
その場合は、パイルループの形成の時に、シリン
ダに取付けた針によつてパイルループの滑落を確
実に阻止するために、わん曲したシンカ突起部が
おおむね水平であるか、または僅かに傾斜してい
なければならず、一方では同じ方向に働く編地引
取り力が逆に、わん曲したシンカ突起部に沿つた
パイルループのすべり運動を引続き直ちに生起さ
せねばならない。しかも編地引取り力はシンカ突
起部へのパイルループの接触面を実質的に横断し
て作用するという困難が生じる。編成されたパイ
ルループを案内するシンカ突起部がこのようにし
て編地の引取りを著しく妨げるので、大きな編地
引取り力が必要であり、しかも場合によつては、
シンカ突起部との摩擦が異なる異種の糸を編成す
る結果、障害を排除することができない。ピンチ
ホイールからの作用もその一つだが、シンカ突起
部に働く大きな力は、シンカ突起部の安定な構造
を必要とし、それが一方では適当に粗い編機ピツ
チの必要性をもたらす。
米国特許第2933907号明細書、西独公開特許第
2704295号公報、西独公開特許第2423700号公報ま
たは西独公開特許第2535197号公報の場合に行わ
れるように、パイルループをタツク編として地に
編み入れれば、パイルループに対する編目形成べ
ら針の影響はもちろんない。本発明によりパイル
ループをほとんど無張力で切断することにより、
タツク編の場合にパイルループのひきつりが事実
上排除される。
本発明は、西独公開特許第2535197号公報によ
る公知の丸編機の構成を前提として、そこから出
発する。この公知の丸編機では、べら針がダイヤ
ルに、パイル形成部がシリンダに支承され、各パ
イル形成部、すなわちこの場合2個の平行配列の
密接に隣接するパイルフツクから成る形成部にパ
イルループの切開のための、各々1個の相対移動
可能な切断部が配属される。従つて、それぞれの
二ツ割パイル形成部並びに可動切断部に対して、
シリンダの各案内路に3個の部材の厚みに相当す
る必要な通路幅が生じ、シリンダとダイヤルに適
当に粗いピツチが生じることになる。針列を貫通
しなければならないパイル形成部の所要の厚みの
結果、上述の粗いピツチを下まわる訳に行かない
のである。切断そのものは二ツ割パイル形成部の
フツクでパイルループが形成されるのに引続き直
ちに行われるから、パイル糸をニードルループに
編入する際に均斉な編成状態の形成のための張直
しの力が不足するという前述の問題が現われるで
あろう。特別の針でパイプ糸を地の編目に特別に
連結すれば、パイルループのひきつりが減少する
けれども、ニードルループへの編入と共に均斉な
編成状態を得ることは不可能である。
従つて、本発明の目的とするところは、必要な
らば細かい編機ピツチで任意の構造の編物を地糸
とパイル糸の同時編成によつて編製することがで
き、しかも切断操作によつて編目形成が妨げられ
ることのない丸編機を提供することである。
上記目的達成のために、本発明の丸編機は、ダ
イヤルに支承された針と、シリンダに支承された
パイル形成部と、各々1個のパイル形成部に配属
され、これに対向して移動し、パイル形成部に形
成されたパイルループを切断するための切断部と
を有するカツトパイル製造用丸編機を前提とし、
パイル形成部が、立設された切刃をパイル形成区
域の下方に間隔を置いて具備し、対向切刃を具備
する切断部の運動が前記切刃の長手方向に対して
横断する方向に沿うように構成される。
パイル形成部がパイル形成区域の下に間隔を置
いて配設された切刃を有することによつて、各パ
イルループの切断がパイル形成区域と切刃のあい
だの所定の間隔に従つて、ループの形成に対して
場合によつては遅れて、すなわち切断されるパイ
ルループの後方にある少なくとも1個のパイルル
ープが地糸と共に編成された上で初めて行なわれ
る。この観点は、切断操作を網目形成操作に対し
て遅らせて遂行し、編目形成操作が不利な影響を
受けないようにすることによつて、切断操作が編
目形成操作に影響することを回避するという、英
国特許第891973号公報により基本的に公知の思想
と実質的に一致する。しかし、英国特許第891973
号公報のものと異なり、本発明によれば、上述の
思想がシリンダにあるパイル形成部で実現され、
パイル形成区域と切刃先端部のあいだでループが
パイル形成部に沿つて、所定の方向の編物の引取
りを妨げずに、滑動することができる。編み立て
た編物がパイルループの切断によつて解放される
前に、シリンダに立設したパイル形成部にやや長
いあいだ、このようにして簡単に保持される訳で
ある。このことは編地引取り機構と編成操作に何
ら不利な影響がないから、パイルループの切開に
かかわらず均斉な編成状態を得ようとする英国特
許第891973号公報により公知の思想が、本発明に
より初めてパイル形成区域とパイル形成部の切刃
とのあいだに間隔を設けるという簡単な処置によ
つて、摩擦なしに問題なく具体化されるのであ
る。
パイル形成部の切刃は直立して、すなわちシリ
ンダの軸線におおむね平行に配設され、切断部の
対向切刃と共同で動作する。このようにして西独
公開特許第2535197号公報による丸編機と異なり、
パイル形成部は単にナイフ状切断部の切刃に対し
てパイル糸を緊張するために利用されるのでな
く、それ自体が対向切刃として切断部の切刃と相
互作用する切刃をなすのである。その場合、切断
部の運動は切刃の長手横断方向に、すなわち西独
公開特許第2535197号公報のようにシリンダの軸
線と平行でなく、これを横断して経過する。これ
によつて切断部をパイル形成部から独立に、例え
ばシンカリングの半径方向案内路に支承すること
ができ、パイル形成部の区域で通路の幅を相応に
増加すると共に編機のピツチを粗くする必要はな
い訳である。パイル形成部と切断部の相互の擦過
は本来の切断過程でだけ、パイル形成部の切刃が
切断点に至る軸方向区域にだけ必要であり、従つ
てダイヤルの針の平面より下かつシリンダのパイ
ル形成部の案内路より上にある。この場合、編機
のピツチが細かくとも切断部の対向切刃が隣接の
パイル形成部を擦過するために十分な空間があ
る。このため切断部の比較的安定な構造が可能で
あり、本発明の別の好ましい具体例においては、
一方ではきれいで確実な切断を、他方では切刃と
対向切刃の自動研ぎ直しを得るために、真のせん
断効果を達成するように、切断部の対向切刃とパ
イル形成部の切刃を相互に交させることができ
る。
また、切断のために必要なすべての機械運動が
同時に、かつ編目やループの形成のための機械運
動と互いに妨げ合うことなく進行することがで
き、従つて生産性を低下する、切断のための機械
待機時間が全く生じないことが極めて重要であ
る。
一方のパイル形成区域と他方の切刃上端部のあ
いだの間隔も、パイル形成部の切刃の長さおよび
切断部の対向切刃のおおむね同等の長さも十分に
とることができるから、未切断の複数個のパイル
ループはまず切刃の上方にあつて、次いで切刃の
区域に到達する。
切刃の上端とパイル形成区域の間隔はパイル糸
を編目に編入する時に規則的に選定されるから、
均斉な編成状態を得るために、予め形成された編
目の張り直しが可能であり、こうして切断が前述
のように遅れて行われる。タツク編の場合もパイ
ルループのひきつりを抑制するためにこのことが
好都合であるが、必ずしも必要ではない。むしろ
この場合は、切断すべきパイルループの形成の後
に直ちに切断が行われるように、パイル形成区域
と切刃の間隔を縮少すことができる。しかし、い
ずれにしても細かいピツチを得るように努めると
共に、切刃での切断がダイヤルの平面より下で行
われ、ダイヤル針の相互間隔を切断のために拡大
しないでよいように、パイル形成区域と切刃の間
隔を選定しなければならない。
切刃の長さについては、完全な切断の場合は各
パイルループがパイル形成部の切刃の軸方向区域
に到達して、切断サイクルが実施されると直ちに
切断されるが、これによつて、例えば摩耗により
切断効果が阻害される場合に対しても故障を防止
する余裕が生じるように、留意すべきである。な
ぜなら、未切断のパイルループは切刃の上を引続
き移動することができ、その際ループの円弧が同
じ場所で何回も切刃と対向切刃の相互作用の影響
下に置かれるからである。代案として、制御の単
純化のために切断運動を間欠的に、複数個のコー
スの編成の後に初めて行い、次に切刃に共存する
適当数のパイルループを捕捉することができる。
こうして切断運動の回数を減少するために前述の
余裕の一部を省略することができる。
以下、図面を参照して本発明の丸編機の例を詳
述する。
第1図および第2図で明らかなように、本発明
による丸編機は慣用のようにシリンダZを有し、
ここにパイル形成部1が保持され、また第1図、
第2図には詳しく示さないが第4図、第12図、
第13図に示唆したダイヤルRを有し、ここに慣
用のべら針として構成された針Nが水平方向に移
動自在に支承される。第4図と第7図で明らかな
ように、針Nによつて編物Gが編製され、そこに
記入した矢印Wに従つてパイル形成部1とシリン
ダZの内側に沿つてパイル形成部1の長手方向に
引取られ、その際パイル形成部1のドローフツク
として構成され、針Nと相互作用するパイル形成
区域1Aは、編目形成の際に第2図に略図で記載
した位置に後退し、それ自体公知のように編物G
の外側にパイルループHを形成する。
第1図で明らかなように、針NはシリンダZの
上端の上方に適当な間隔を置いて支承される。シ
リンダZの適当な案内路の中のパイル形成部1
を、場合によつては選択装置により柄板Mを介し
て操作することができる。さもなければ適当なカ
ムによつてバツト1dを介して、パイル形成部1
の垂直運動が行われる。
各パイル形成部1に切断部2が配属され、パイ
ル形成部1と同じ平面でシリンダZの同じ案内路
にあつて、ステム2aをパイル形成部1の半径方
向上方に置いて配設される。ステム2aはパイル
形成部1と等しい厚みを有する。切断部2の上端
は、対向切刃2cを備えた切断頭部2bを有す
る。対向切刃2cは後で改めて詳述するように、
パイル形成部1の切刃1cの高さにあつて、これ
と共同で作動する。切断頭部2bは曲折部2dを
介してステム2aの端部から曲げ出され、パイル
形成部1の切刃1cの区域でパイル形成部1の横
にある。第2図で明らかなように、パイル形成部
1をシリンダZの案内路の中に後退させると、切
断部2の切断頭部2bが外側へ旋回し、FKで示
唆した案内路の上方に来る。このようにして切断
頭部2bはシリンダZすなわち案内路FKの上方
の、第1図による位置、または案内路FKの半径
方向外側の、第2図による位置のいずれかにある
から、その幅はパイル形成部1または切断部2の
軸2aの厚みに従つて定めさえすればよい。
切断部2の揺動運動を得るために、切断部2は
パイル形成部1の駆動頭部1eと、該駆動頭部を
円形接触面の中で取囲む、切断部2の駆動孔2e
によつて揺動自在に保持され、こうしてパイル形
成部1と共に垂直に移動させられる。切断部2を
第1図および第2図の位置のあいだで選択的に出
没旋回させるために、切断部2の基部2fおよび
2gに、詳しく図示しない水平押圧カムが作用す
る。
第4図ないし第7図に関連して改めて詳述する
ように、ブレードカツター状の切断頭部2bの対
向切刃2cはパイル形成部1の切刃1cに対して
後退傾斜すると共に交さしており、切断頭部2b
を第2図の位置から第2図の位置に移動し、対向
切刃2cが切刃1cを擦過する時に、はさみで公
知のように相互の押圧のもとでもつぱら点接触が
得られ、これが切刃1cの区域でパイルループH
のきれいな切断を保証する。切断のために必要な
すべての力が切断部2のバツト2fおよび2gに
圧縮力を加えることによつて生じるから、切断の
ためにパイルループの糸の張りは不要である。
編目形成のために針Nとパイル形成部1を進出
させる。編物Gが針Nに支えられて、これと共に
移動することを防止するために、パイル形成部1
の進出を針Nより先に行うことが好ましい。その
場合、パイル形成部1の糸張りわん曲部1bがパ
イルループHを貫いて導かれるように、パイル形
成部1を進出させる。遅くとも針Nの完全な進出
の時にパイル形成部1はやや後退しており、糸張
りわん曲部1bに接するパイルループHが場合に
よつては予め拡げられたパイル糸のワナを針軸に
引きつける。その場合、予め形成されたパイルル
ープHが編地の編製過程で更に下方へすべり、パ
イル形成部1に立設され、パイル形成区域1Aか
ら間隔Aにある切刃1cの作用区域に到達する。
次に切断部2のバツト2fと適当な押圧カムによ
つて切断のための旋回運動が生起され、対向切刃
2cが切刃1cに沿つて導かれ、その際この区域
にあるパイルループHが切断される。このように
して編物Gはパイル形成部1から解放され、収縮
し、編地引取り方向Wに更に引取られる。第1図
には切断終了時の位置を示した。パイル形成区域
1aと各パイル形成部1の切刃1cのあいだに間
隔aを保持することによつて、小なくとも最後に
形成された2つの列のパイルループHが張直しの
ためのループとして残つているように、切刃1
c,2cが配列される。こうしてフツク山によつ
て引張られた編目を後で張直すことが可能にな
る。切断操作の時に針Nはべら抜け位置に置かれ
る。ダイヤル方式で可能なように、ここで地糸と
パイル糸をほぼ同時に送ることができ、続いて針
Nとパイル形成部1が後退させられ、第2図によ
る位置に到達する。遅くともパイル形成部1の後
退開始時に押圧カムによりバツト2gを介して切
断部2を第2図の位置に回しもどさなければなら
ない。こうして切断頭部2bが案内路FKに到達
することなく、なるべく上方に延びるシリンダに
よつてパイル形成部1を正確に案内することが可
能である。
それ自体公知の柄装置によりパイルループHの
形成のためにパイル形成部1を選択し、ないしは
ループの形成の時に種々異なる距離だけ後退させ
ることによつて、柄出しすることが可能である。
その場合、上述の実施例ではパイルループHの形
成が予定されている時だけ切断運動が行われ、切
断部2のバツト2fに押圧カムの適当な作用が行
われない時は、不要な切断運動が起こらないこと
が好ましい。ところが切断は複数個のコースの後
に初めて行われるので、パイル形成部1は少数の
列のあいだだけ作動を停止することが許され、あ
るいはすべてのパイル形成部1が進出するが針N
は進出しない、特別の切断方式によつて、パイル
ループHの規則的な切断を保証しなければならな
い。
こうした制限または補助的切断運動を回避する
ために、第3図により針Nを曲線NVに従つて、
パイル形成部1とこれに軸方向に支承した切断部
2を曲線Vに従つて、また切断部2の切断運動を
曲線VIaに従つて制御することができる。なお曲
線Vaは、半径方向に変化しない切刃1cの位置
を示す。その場合、前述のようにすべてのパイル
形成部1は完全に進出させられ、張直しのために
若干後退させられる。選択装置は切断運動の終了
の直前に、パイルループの形成のために予定され
ないパイル形成部1を曲線Vsに従つて後退し始
める。残りの進出したパイル形成部1と、べら抜
け位置に後退した針Nに、次にパイル糸がパイル
糸案FPにより、また地糸が地糸案内FGにより送
られ、その上で針Nとパイル形成部1が、但しパ
イル形成部1は曲線Vpに従つて、後退させられ
る。この過程でパイルループHを任意に配列する
ことが可能である。
パイル形成部1の駆動頭部1eにより切断部2
をパイル形成部1に沿つて軸方向に駆動する代り
に、切断部2をパイル形成部1に単に遊座させ、
常に同じ高さに置き、切断部2が切断に必要な旋
回運動だけを行い、切断頭部2bが単にシリンダ
Zより上に留まるようにすることもできる。その
場合、切断部2は図示の実施態様に従つてパイル
形成部1のステムの半径方向外側の細幅の側に接
することができる。代案としてパイル形成部1の
ステムを拡幅して、パイル形成部1を当該の案内
路FKから半径方向に張出させ、そのあいだに特
別の案内路を形成し、ここに切断部2のステム2
aを配設することもでき、このために案内路FK
をシリンダZの周囲方向に拡げることは不要であ
り、編機のピツチは粗くならない。
上述の構成の本質的な利点は、編機のピツチが
細かくてもなお十分に安定なパイル形成部1と切
断部2を設けることができることである。ピツチ
が粗ければ、場合によつては案内路FKを適当に
拡げて、2個のパイル形成部を順次配設すること
ができる。
ダイヤルRで編目を形成することによつて、形
成された編物Gがパイル形成部1に平行に引取ら
れる。従つてパイルループHをパイル形成区域1
aから下へ、切刃1cの区域に徐々に導くのに、
別の補助手段は必要でない。切刃1cと、ダイヤ
ルRに取付けられた針Nの下側またはパイル形成
区域1aとの間隔によつて、パイルループHがど
れだけの数の後続列の後に切断区域に到達するか
を、列の密度にかかわりなく、おおむね確定する
ことができる。その間にパイルループHはパイル
形成部1から退出することができず、パイル形成
部1によつて少なくとも部分的に緊張して保持さ
れるから、地糸とパイル糸のシンカの相互の正し
い位置も保証される。
上述の実施例は切断部2が図示のように配属さ
れているため、すこぶる長いパイル形成部1と、
パイル形成部1および切断部2のかなり煩雑な制
御を必要とする。切断部2の垂直運動は必要でな
いから、切断部2をシリンダの外でシンカリング
のようなガイドリングに、いわばシンカの代りに
支承することができる。
このような構成を第4図ないし第7図に示す。
シンカリングをシリンダZに配設することは公知
のことであるから、図をわかりやすくするために
これらの2つの部材を詳しく示さなかつた。
第4図ないし第7図による実施例では、同じ部
分に対して第1図および第2図による実施態様と
同じ参照番号に10を加えたものを付した。従つ
てこの図のパイル形成部11も、ドローフツクと
して構成されたパイル形成区域11a,糸張りわ
ん曲片11b、切刃11cを有し、またこの図の
切断部12もこの場合シンカリングに通されたス
テム12a、切断頭部12b、対向切刃12cお
よび制御のためのバツト12fを有する。パイル
形成部1と切断部2を相互に案内するために、第
1図および第2図の実施例では案内突起1hが設
けられ、切断部2は対向切刃2cの旋回角によつ
て浮き上がりあるいは押しのけられない限り、切
断頭部2bの区域で上記案内突起1hに沿つてあ
らゆる旋回位置に案内される。これに対して第4
図ないし第7図による実施例では切断部12に案
内突起12hが設けてあり、切断部12の後退の
時に切断部12のパイル形成部11のあいだの所
望の相対変位を保証し、切刃11cおよび12c
の相互の整然たる交さを保証する。
第4図ないし第7図による実施例においてもパ
イル形成部11は、詳しく図示しない特別の制御
バツトにより、あるいは選択装置によつて垂直に
制御される。更にシンカリングが設けられ、ここ
にシンカの代りに切断部12が支承され、制御バ
ツト12fを介して水平方向に制御されて進出ま
たは後退させられる。第5図に示す交さ角βを得
るために、対向切刃12cを有する切断部12の
前端の全部または一部をパイル形成部11の軸線
に対して折り曲げることができる。第4図、第5
図および第7図による実施例ではこのために切断
部12が平面状または平坦にに形成され、交さ角
βを形成してシンカリングに支承される。これに
対して第6図の図示による、この点だけ異なる実
施例では、切断部12のステム12aがシンカリ
ングに正確に垂直に支承されるが、第6図の切断
部12の平面図で直ちに分かるように、切断頭部
12bがステム12aおよび案内突起12hの平
面に対して適当に折り曲げられている。いずれに
せよ対向切刃12cは、第4図で明らかなよう
に、切刃11cに対して迎角αを有する。このこ
とはすべての実施例に当てはまる。このようにし
て切刃と対向切刃の相互接触が、せん断技術でそ
れ自体公知のように、唯1個の移動する点で得ら
れるか、常に一定の切断条件が存在すると共に、
切刃の相互研摩を行うことができる。また第6図
の実施例では、切断部12がシンカリングに垂直
に、但し周囲方向に僅かにずれて支承され、従つ
て第6図に鎖線で示唆した針の半径方向方位から
偏つているので、当該のパイル形成部11への切
断部12の弾性的接触が容易になり、その際シン
カリング全体を横にずらせることによつてこの弾
性的接触の押圧力を調整することができる。
パイルループHの形成は第1図および第2図に
よる実施例のように行われる。第4図に示すよう
に、最後のコースの形成の後にパイル形成部11
と針Nが進出させられる。編目が針のべらから針
軸に到達した後、パイル形成部11の適当な制御
によりその糸張りわん曲部11bによつてパイル
ループHを緊張させる。ここで針Nがべら抜け位
置に後退させられるあいだに、第7図に示すよう
に、切断部12の前進によつて適当なカムにより
制御バツト12fを介して切断運動が行われる。
パイル形成部11の前方または後方に地糸とパイ
ル糸に送られるあいだに、切断部12が再び後退
する。やはり第4図で明らかなように、遅くとも
その後に針Nとパイル形成部11が編目またはル
ープの形成のために完全に後退させられる。切断
部12の針Nの下に適当に配設することによつ
て、少なくとも最後に形成されたコースのパイル
ループHが直ちに切断されないことが保証され
る。パイル形成部11の柄出しの場合は、前に第
3図に関連して説明した運動過程に従つて、針
N、パイル形成部11および切断部12の制御を
行うことが好ましい。
しかし代案として、第8図に見られる制御も可
能である。その場合、パイルループはタツク編と
して編入されるのである。これは必ずしも必要で
ないけれども、後述のように十分に可能である。
第4図ないし第7図による実施態様ではそのため
に針Nの一部が曲線NIに従つて、すべてのパイ
ル形成部11が曲線Vに従つて進出させられる。
パイルループHをタツク編する時は糸の張直しが
必要でないから、切断部12の切断運動を針Nの
平面から下に僅かな間隔で行つて、パイルループ
を形成後直ちに切断することができる。場合によ
つてはその後、パイル糸Pの受領を予定しないパ
イル形成部11を曲線Vsに従つて後退させる一
方、針Nをパイルループの形成に必要な位置に進
出させる。そこでパイル糸Pがパイル糸案内FP
によつて、更に進出したパイル形成部11に送ら
れ、続いてパイル形成部11がループの形成のた
めに曲線Vpに従つて後退させられる。パイル形
成部11がもはや針Nの区域になければ直ちに、
これまで回転し続けた針Nの少なくとも一部を曲
線N2に従つて編成位置に、ないしは曲線N3に
従つてタツク位置に置くことができる。所定の針
Nは曲線N4に従つて回転位置に留まることがで
きる。進出したすべての針Nをべら抜け位置にも
どした後、地糸案内FGが地糸を送る。その上で
すべての針が編目形成のために後退させられる。
柄のない平カツトパイル編地の編製のためにパ
イル形成部11の選択を省くことができる場合
は、後に第12図と第13図の実施例に関連して
明示するように、パイル形成部をシリンダにに固
設することも可能である。その場合はパイル形成
部のパイル形成区域が、ダイヤルRの進出した針
のあいだに突出する。パイルループの形成の際に
パイル糸を受けるパイル形成部の支承面をなすパ
イル形成区域と、ダイヤルのノツクオーバ面との
あいだの間隔によつて、パイルループHの長さが
確定される。パイル形成区域の支承面の高さが異
なるパイル形成部を使用することによつて、交換
または所定の配列によりループの高さの変化を得
ることができる。単純な編地の編製のためには、
このような構造はパイル形成部の運動のためにシ
リンダカムが必要でない利点がある。
パイルループHの切断は少なくとも1個の後続
コースの形成の後に初めて行われるから、パイル
形成部が固設されている場合は、切断操作が編目
形成操作にほとんど無関係である。これに対して
パイル形成部1または11が縦に移動しうる場合
は、切断部2または12の運動がパイル形成部1
または11のなるべく小さな運動と共に、すなわ
ち好ましくは回転位置または進出位置で行われな
ければならない。
第1図と第2図の実施例で詳述したように、パ
イル形成部1または11を選択する場合は、少な
くともコースの形成の後に切断操作を設定しなけ
ればならない。常にすべてのパイル形成部と切断
部が切断操作に関与する場合は、上記と同様に丸
編機の所定の作動位置または系統にだけ切断部の
切断運動を設定することができる。それによつて
切刃の摩滅が減少される。
パイルループHをタツク編の形で編入する時
は、パイル形成部の一部だけを逐次続く編成系統
に所定の循環で引き上げることが好ましいから、
切断運動も同一または所定の循環で切断部の一部
分だけで行うことができる。こうして切刃をいた
わることができる。またその場合、編成器具とし
て構成された、比較的少数のパイル形成部と切断
部で操作することが可能である。それぞれ4番目
ごとの針にパイルループを形成し、逐次続く系統
で編入を中央にずらせ、それによつて2番目ごと
の針がパイルループの形成に全く関与しないなら
ば、シリンダとシンカリングにパイル形成部1ま
たは11と切断部2または12の半分だけを支承
すればよい。場合によつては半数の案内しか必要
でないため、これをより幅広くすることができ、
それによつて一層厚いパイル形成部と切断部を使
用することができる。
上述の実施例ではパイルループHがパイル形成
部1または11の周囲にからげられているため、
切刃相互の接触不良、パイルループの高い張力そ
の他の影響によつて機能の過程に支障があると、
対向切刃2cまたは12cがパイルループHによ
つて押しのけられることがある。パイル形成部1
または11の支承面を適当に成形することによつ
て、パイルループHが切刃1cまたは11cに接
触せずにパイル形成部1または11を取囲むなら
ば、上記のことを防止することができる。
第9図ないし第11図には、図示のパイル形成
部21または31を少なくとも切刃21cまたは
31cの区域で二ツ割に構成し、これらの2つの
部分のあいだに切断部22または32の対向切刃
22cまたは32cを貫挿する、2つの方式を示
す。
これらの2つの実施例でも後述の実施例と同様
に、同じ部分に対して同じ参照番号に10を加え
たものを付した。
第9図による実施例ではパイル形成部21は、
扁平な側が側方に隣接して相接する2個の細部、
すなわち例えば分厚いパイル形成部部材21f
と、詳しく図示しない、同形の薄いパイル形成部
部材21gから成る。対向切刃22cを着持する
切断部22の通過区域では、2個のパイル形成部
部材21f,21gは、切刃21cに接する切断
部22がパイル形成部部材21fおよび21gの
あいだに貫挿されるように形成され、例えばパイ
ル形成部部材21fは切欠いてあり、部分21g
は折り曲げられている。切断部22の切断頭部2
2bの交さ結果、切断部22はこうしてパイル形
成部部材21f,21gのあいだに残るスリツト
21hを通過する時に押しのけられ、その際薄い
パイル形成部部材21gを屈曲する。従つてパイ
ル形成部部材21gはパイル形成部部材21fに
弾性的に接することが好ましい。切刃21cの軸
方向区域には薄い弾性パイル形成部部材21gが
切刃21cに対向し、シリンダの軸線に対して半
径方向に後退しており、切断部22の第9図右側
にパイル糸が切断過程で引掛かることを防止す
る。パイル糸はスリツト21hに張り渡され、切
刃21cを有する壁面に直接接触して導かれるの
でなく、対向する部材21gによつて上記壁面か
ら引離されるから、好適な切断条件がもたらさ
れ、切刃21cと22cのあいだにパイル糸が引
掛かることが確実に回避される。
第10図と第11図によるパイル形成部31の
実施例では、パイル形成部31のほんど全体が部
材31fから成り、弾性部材31gは切刃31c
とパイル形成区域31aのあいだで部材31fに
固着される一方、切刃31cの下方では弾性的に
遊支される。こうして対向切刃32cと切断部3
2の運動を妨げることなく、パイルループのあま
りに強い形成が回避される。パイル形成部31の
参照番号31bに示す波形によつて、予め形成さ
れたパイルループの張直しが得られる。
第11図で明らかなように、この場合も第9図
の実施例に関連して既に前に述べたように、一方
ではパイル糸をスリツト31hの上方に保持し、
切刃31cから引離すために、他方では切刃31
cに対向する切断部32の側でパイル糸が部材3
1gに引掛かることを回避するために、部材31
gの前縁が部材31fの切刃31cに対してやや
後方にずれている。
最後に第12図と第13図には、作動時に垂直
に移動する必要がなく、第4図ないし第7図によ
る実施例に関連して垂直移動を行わない代案とし
て既に説明したパイル形成部のように動作するパ
イル形成部41および51が示されている。その
場合、パイルループの長さを迅速に変えることが
できるように、パイル形成部41,51を回転中
心41eおよび51eのを中心に旋回しうるよう
に支承することが好ましい。それによつて針Nと
パイル形成部41,51が逆向きの運動を同時に
遂行し、かつパイル形成部41,51の運動を調
整することができるから、より長いパイルループ
が一層迅速に形成される。
第12図の実施例ではパイル形成部41が第1
0図および第11図について前述した観点に従つ
て部材41gを具備し、案内突起41hがシリン
ダZに沿つて半径方向に案内される。パイル形成
部41はカムリング9によつてその位置に保持さ
れる。パイル形成部41の下側制御バツト41f
はシリンダZの案内から下へ突出する。制御バツ
ト41fは、カム8aおよび8bから成る通路の
中で案内される。カム8aおよび8bは移動可能
な支持体8cに固定される。カムの支持体8cの
変位によつて、カム8a,8bがパイル形成部4
1の種々な旋回運動を制御する。それと共にルー
プ形成区域でパイル形成部41の調整可能な旋回
運動が与えられ、それによつてパイルループの長
さの変化を迅速に調整することができる。
第13図によるパイル形成部51は回転中心5
1eを中心に揺動自在にシリンダZに支承され、
補助制御バツト51dを有し、これによつてパイ
ル形成部51を更に縦軸方向に移動することがで
きる。別の制御バツト51fおよび51′fは押
圧カムと相互作用し、パイル形成部51をループ
の形成のために必要な位置に旋回する。パイル形
成部51が異なる高さまたは異なる配列の制御バ
ツト51dを有するならば、それに対応して指定
された、このように異なる構造のパイル形成部5
1を使用し、別の構造のパイル形成部51とは別
様に、例えばより高く押上げることができる。そ
れによつて制御バツト51′fも異なる高さに分
類される。各分類ごとに別様に作用する押圧カム
によつて、1つの列に異なる長さのパイルループ
を形成することができる。パイル形成部51の選
択は、それ自体公知の選択装置によつて行うこと
もできる。この実施例では、例えば西独公開特許
第1935224号公報(その第5図および第6図)ま
たは西独特許第656588号公報で公知の先行技術と
比較して、ループの長さが各系統または各動作点
ごとにパイル形成部51の異なる支承面によつて
確定されるのでなく、各動作点で任意に調整でき
るという付加的利点が得られる。また種種異なる
上昇によつて、ループ編地やビロード編地を柄に
従つて編製することができるように、特定のパイ
ル形成部51を構成することが可能である。
前述のように、前に説明した実施例における若
い参照番号に関連するそれぞれの実施例の参照番
号には、この明細書の中で言及せずに図に記載し
たものがあるが、これによつて種々の実施例で同
一の部分または同様に存在しうる部分が明示され
ている。これについては、同一または同様の部分
に関する種々の実施例の説明の反復を避けるため
に、前に述べた説明を参照されたい。
【図面の簡単な説明】
第1図は切断部を備えたパイル形成部を示すた
めの本発明による丸編機実施例の側方からみた部
分断面図、第2図はパイル形成部の別の動作位置
での、第1図と同様の図、第3図は第1図と第2
図による丸編機の可能な作動における針、パイル
形成部および切断部の運動を示し、運動曲線が
針、パイル形成部および切断部の制御カム通路に
対応する運動図、第4図は本発明の他の実施例
の、実質的に第1図および第2図と同様の図、第
5図は第4図―線による断面図、第6図は切
断部の配列の変形実施例を同時に示し、針の位置
を鎖線で示唆した第4図―線による断面図、
第7図は丸編機の別の動作位置での、第4図と同
様の図、第8図は第4図ないし第7図による実施
例の可能な作動における針、パイル形成部および
切断部の運動を説明するための、第3図と同様の
図、第9図は本発明の第3の実施例の、第5図と
同様の図、第10図は本発明の第4の実施例の、
第9図と同様の図、第11図は第10図による実
施例の側面図、第12図は本発明の第5の実施例
の、実質的に第1図と同様の図、第13図は本発
明の第6の実施例の第12図と同様の図を示す。 1,11,21,31,41,51……パイル
形成部、1a,11a,21a,31a,41
a,51a……パイル形成区域、1c,11c,
21c,31c,41c,51c……切刃、2,
12,22,32,42,52……切断部、2
c,12c,22c,32c,42c,52c…
…対向切刃、a……パイル形成区域と切刃の間
隔、H……パイルループ、N……針、R……ダイ
ヤル、Z……シリンダ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ダイヤルRに支承された針Nと、シリンダZ
    に支承されたパイル形成部1,11,21,3
    1,41,51と、各々1個のパイル形成部に配
    属され、これに対向して移動し、パイル形成部に
    形成されたパイルループHを切断するための切断
    部2,22,32,42,52とを有するカツト
    パイル製造用丸編機において、パイル形成部1,
    11,21,31,41,51が、立設された切
    刃1c,11c,21c,31c,41c,51
    cをパイル形成区域1a,11a,21a,31
    a,41a,51aの下方に間隔aを置いて具備
    し、対向切刃2c,12c,22c,32c,4
    2c,52cを具備する切断部2,12,22,
    32,42,52の運動が前記切刃の長手方向に
    対して横断する方向に沿うことを特徴とするカツ
    トパイル製造用丸編機。 2 切断部2がパイル形成部1に揺動自在に支承
    されてなる特許請求の範囲第1項に記載の丸編
    機。 3 パイル形成部1のためのシリンダZの案内路
    FKにある切断部2の軸2aが、パイル形成部1
    の平面において、当該形成部に並列して配設され
    てなる特許請求の範囲第2項に記載の丸編機。 4 切断部12,22,32,42,52が、パ
    イル形成部11,21,31,41,51の半径
    方向に沿う外側に配設されたガイドリング、例え
    ばシンカリング、の少なくとも近似的に半径方向
    の案内路に支承されてなる特許請求の範囲第1項
    に記載の丸編機。 5 切断部2,12,22,32,42,52の
    対向切刃2c,12c,22c,32c,42
    c,52cがパイル形成部1,11,21,3
    1,41,51の切刃1c,11c,21c,3
    1c,41c,51cに対向してはさみの刃のよ
    うに交叉し、切刃が互いに接して通過する時に相
    互の点接触のみが行われてなる特許請求の範囲第
    1項ないし第4項のいずれか1に記載の丸編機。 6 前記両切刃が切断運動の平面内において、所
    定の角度αをもつたV形に対置されてなる特許請
    求の範囲第5項に記載の丸編機。 7 少なくとも一方の切刃が、切断運動の平面か
    ら所定の交叉角βだけ外側に配置されてなる特許
    請求の範囲第5項または第6項に記載の丸編機。 8 パイル形成部21,31,41,51が当該
    切刃21c,31c,41c,51cの区域に切
    断部22,32,42,52の対向切刃22c,
    32c,42c,52cの通過のためのスリツト
    21h,31h,41h,51hを有し、当該ス
    リツトにパイルループHが張り渡されるようにし
    てなる特許請求の範囲第1項ないし第7項のいず
    れか1に記載の丸編機。 9 パイル形成部1,11,21,31が、パイ
    ル形成区域1a,11a,21a,31aと当該
    切刃1c,11c,21c,31cのあいだに、
    編物Gから遠くなる方向に凸状にわん曲する少な
    くとも1つの糸張りわん曲部1b,11b,21
    b,31bを有してなる特許請求の範囲第1項な
    いし第8項のいずれか1に記載の丸編機。
JP57225756A 1981-12-22 1982-12-22 カツトパイル製造用丸編機 Granted JPS58126349A (ja)

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