JPS6354632A - 電子計算機の命令先読み制御方法 - Google Patents

電子計算機の命令先読み制御方法

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JPS6354632A
JPS6354632A JP61198720A JP19872086A JPS6354632A JP S6354632 A JPS6354632 A JP S6354632A JP 61198720 A JP61198720 A JP 61198720A JP 19872086 A JP19872086 A JP 19872086A JP S6354632 A JPS6354632 A JP S6354632A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子計算機の命令読出し制御方式に係り、特に
バッファメモリを備えた電子計算機におけるバッファメ
モリから命令の先読み制御方式に関する。
〔従来の技術〕
電子計算機における処理の高速化の一つの方法としてバ
ッファ記憶方式がある。これはメインメモリ上の命令あ
るいはデータの一部の写しを高速バッファメモリに格納
しておき、所望の命令あるいはデータをバッファメモリ
から読み出すというものである。なお、目的の命令ある
いはデータがバッファメモリに存在しない場合は、メイ
ンメモリからバッファメモリへブロック転送が行われる
電子計算機における処理の高速化の他の方法としては命
令の先読み方式があるが、上記バッファメモリを備えた
電子計算機では、命令の先読みはバッファメモリに対し
て行われる。この種合金の先読み方式の従来技術につい
ては、例えば「日経エレクトロニクスJ 1979年1
2月24日号の104〜130頁に”LSI技術の助け
を借りてパイプライン方式を強化した最高速の商用汎用
コンピュータ”と題して記載されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の命令先読み方式においては、上記文献にも見られ
るように、多くのレジスタ、バッファメモリの半サイク
ル切替え制御、複雑な制御等が必要であり、コスト、開
発の難しさの問題があった。
本発明の目的は、少ない金物量、簡単な制御で性能のよ
い命令の先読み制御を実現しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、バッファメモリから命令を読出すに際し、バ
ッファメモリ上に該命令がない場合にはブロック転送を
起動するタイプAと、該命令がない場合にはブロック転
送を起こさずに無効となるタイプBの二つの命令読出し
アクセス形式を設け、命令読出しの対象命令よりも先行
する命令が処理中のときはタイプBの読出しを行い、先
行命令がないときの命令読出しではタイプAの読出しを
行い、タイプAの読出しのブロック転送ではブロック転
送完了前でも所望データの届いた時点で命令ステージを
起動し、該ブロック転送終了時点でも該命令の命令全体
が読出されていなければ、再度、タイプAの命令読出し
を起動する。
〔作 用〕
先行制御中は処理中のオペランドのバッファメモリ・ア
クセスの間隙をぬってタイプBを発行することにより、
実行中の命令処理に乱れを与えないようにする。一方、
先行制御が乱れて、次に実行すべき命令が命令バッファ
に取込まれていないときにはタイプAを発行して命令の
ブロック転送を行うようにし、該命令ブロック転送処理
中は、所望の命令が転送されてきた時点が命令ステージ
を起動する。これにより、少ない金物量、簡単な制御で
性能のよい命令読出し処理が実現する。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例について図面により説明する。
第1図は本発明の一実施例のブロック図を示す。
図で1はメインメモリ、2はメインメモリ1の写しを格
納する高速アクセスタイムのバッファメモリ(BS)、
3はBS2の登録アドレスを保持するアドレスアレイ(
AA) 、4と5は共に8バイトの命令バッファレジス
タ (I BRA、I BRB)、6と7はIBRA4
とIBRB5の有効性表示子(IBVA、IBVB)で
ある。8は命令切出し回路、16は命令切出しポインタ
(IP)、9は切出した命令を保持する4バイトの命令
レジスタ(IR)である。10は命令アドレスレジスタ
(NIA)、11は命令読出しアドレスを計算するイン
フレメンタ (INCA)、12はNlAl0を更新す
るインフレメンタ(INC,B)を示す。
14はオペランドアドレスレジスタ(ADH)である。
17はオペランドアドレス制御回路である。
50は命令処理の制御を司どる制御回路(I CTL)
を、51はAA3.BS2の制御を行う制御回路(BC
TL)を示す。70は命令のブロック転送下でデコード
成功の表示子(TS)である。
次に、動作を第2図により説明する。第2図(イ)は4
バイト長の命令がメインメモリ1に入っている状態を示
す。この写しがBS2にも入っており、該アドレスがA
A3に登録されている。
いま、命令アドレスがNlA10に、初期値として10
0番地をセットして、命令実行スタートがかNっだ場合
について説明する。
初期状態は、IBVA6.IBVB7が共に“0”であ
る。即ち、I’BRA4.IBRB5が共に空状態であ
る。スタート指示で、第2図(ハ)の命令読出しステー
ジ■が起動される。即ち、ICTL50にて、NIAL
O(7)内容(100番地が入っている)をINCAI
Iにて第2図(ロ)の加算(本ケースはN I A十〇
)を行い、このアドレス(100番地)をセレクタ15
を経由して、線22にてAA3に送る制御を行う。これ
と同時に、ICTL507!11らBCTL51に制御
線60にて、命令読出し指示(AI指示)が出される。
これを受けて、BCTL51では該アドレスにてAA3
の参照を行う。また、アドレス線22の8バイト単位で
の偶・奇を示すビット値をフリップフロップIFP13
にセットしておく、(本ケースでは、100番地ゆえ、
IFP13は“0″になる。) 以上が、第2図(ハ)の第1サイクル■のAIステージ
の動作である。次サイクル■では、LIステージの動作
を行う、このステージでは、ICTL5oからBCTL
51に、LIステージの指示が出される。これを受けた
BCTL51では、AIステージでのAA3の参照結果
に基づいて、100番地がAA3に登録されていれば、
BS2から該命令を8バイト読出して、IBRA4及び
IBRB5に送る。同時に、ICTL50に、線61を
通じてその旨の報告を行う。これにより、ICTL51
では、事前にセットしてあったIFP13の値(本ケー
スでは“0”)に従い、IBRA4に8バイトのデータ
を取込み、同時にtBVA6を1′1”にセットする。
もし、100番地がAA3に登録されていなければ、B
CTL51は該アドレスをメインメモリ1に送り、メイ
ンメモリ1からBS2へブロック転送を行う。そして、
アドレスをAA3に登録する。この間、BCTL51か
らのブロック転送指示で、ICTL50は動作を一時停
止する。このブロック転送は後で、詳述する。
以上のようにして、AI−LIステージによりIBRA
4に8バイトの命令がセットされる。
一方、スタートと同時に、ICTL50では、第2図(
ハ)に示すように、サイクル■からのDステージが起動
される。これは、命令解読ステージであり、IBRA4
.IBRB5から命令切出しポインタIP16に従って
、命令切出し回路8にて命令(命令(1))を切出して
IRQにセットし、さらにそのオペランドをアドレス制
御回路17に送り、この中でオペランドアドレスを算出
し、結果をADR14にセットする。このDステージは
、サイクル■ではまた命令読出しが成功していないから
Dステージ失敗となる。サイクル■でも同様である。そ
して、命令がIBRA4に取込みれた後のサイクル■に
てDステージは成功する。この時、IP16は初期状態
It Ol#になっている(100番地スタートゆえ)
ため、IBRA4の先頭4バイトがIRQに切出されて
セットされる。この切出し後、IP16は、命令要分だ
け更新されて′4″がセットされる。
ICTL50では、サイクル■のDステージが成功した
ので、サイクル■ではAステージを起動する。即ち、オ
ペランドアドレスをADR14から、セレクタ15を経
由してAA3に送る。同時に、BCTL51にA動作を
指示する。BCTL51では、該アドレスでのAA3の
参照動作を行う。次のサイクル■では、L動作がICT
L50からBCTL51に指示され、BCTL51では
、該アドレスがAA3にあれば、対応するデータをBS
2から読出し、オペランドレジスタ0BR70にセット
し、AA3になければブロック転送処理が行われる。次
のサイクル■では、ICTL50からマイクロプログラ
ム制御回路に指示が出されて、マイクロプログラムに従
った動作が行われる。
次命令(命令(2))のDステージはサイクル■でIC
TL50にて開始される。これは、命令(1)の命令コ
ードをみて、命令(1)のEステージが1マシンサイク
ルで完了することを認確して開始するものである。もし
、Eが2サイクル以上の命令においては、最終Eステー
ジの直前のステージにて−、マイクロプログラムによる
次命令のDステージ起動がICTL50に出される。
以上のようにして、次々と命令が処理されていく。命令
(2)のDステージ成功時に、IBVA6は“0′″に
リセットされる。(IBRA4を使い切った\め) 一方、命令読出し第2図(ハ)の■、■サイクルのAI
−LI以降は、以下のように行われる。
即ち、サイクル■の先頭では、まだDステージが成功し
ていないので、サイクル■にて再度AIステージを起動
する。但し、このときのI NCAl1の動作は第2図
(ロ)に示すように、IBVA6がZ# I I+のた
め、NIA+8 (即ち、108番地)が出力される。
このアドレスにてAA3が参照される。一方、IFP1
3は“1”にセットされる。
サイクル■の終りでDステージ成功状態になると、サイ
クル■ではLp指示がICTL50からBCTL51に
出される。このLp指示を受けたBC:TL51は、A
A3の参照結果で以下の動作を行う。即ち、該アドレス
(108番地)が、AA3上にあれば該当データ(命令
)をBS2を読出して命令バッファに送るが、もしAA
3上になければ何もしない。つまり、ブロック転送を発
生しない。
今、108番地がAAa上にあるとすると、BS2から
読出した8バイトの命令はIFP13が1″′のため、
IBRBiに取込まれ、同時によりVB7が“1”にセ
ットされる。
NlAl0は、命令処理のLステージにて、工N CB
 12にて、命令長だけ加算される。即ち、100に4
が加えられ、サイクル■で104に更新される。分岐命
令時は、分岐先アドレスがADR14からのパスでNl
Al0にセットされる。
次にICTL50にて、Aステージのサイクル■の次サ
イクル■で次の命令読出しが起動される。
このときは、先行命令(1)のA−Eステージ中である
ため、ICTL50にて1次サイクル■でAp指示が出
される。アドレスは第2図(ロ)により116である。
これは、先行命令(1)のEステージが完了していない
ときの命令先取り指示であり、AIステージとの差は、
Apの次ステージは必ずLpステージになり、Apステ
ージのAA3の参照の結果、該命令アドレスがAA3に
ないことが判明しても。
次命令(2)のDステージの成功、不成功に拘らずブロ
ック転送は起動されない。
Ap−Lpは、先行制御用命令先取りとして、第2図(
ハ)の■、■、■、■で起動される。
然るに、命令先取り動作■のAp−Lpをみてみると、
第2図(ロ)に従い、■のAIのアドレスは、NIA+
16、即ち、104+16=120番地であり、IP1
6は“0”を指している。Lpステージ(第■サイクル
)でBS2から読出してきた8バイトの命令(アドレス
120番地)は、IP16が“O”のため、IBRA4
に取込もうとする。然るに、IBVA6が“1”のまシ
のため、IBRA4には取込めず、読出したデータ(命
令)は捨てられる。
このようにして、第2図(ハ)に示すように命令が処理
されてゆく。
分岐命令での分岐成功のように、命令アドレスがシーケ
ンシャルに更新されない場合は、IBVA6.IBVB
7は共に一担“0”にリセットされた後、新しく読出さ
れた命令がIBRA4.IBRB5にセットされる。こ
の読出しは、分岐命令タイプによっては、オペランド読
出しとしてBS2から読出されたデータが、命令読出し
に化かされて、そのま> I BRA4またはIBRB
5に取込まれる。詳細は公知の技術につき省略する。
次に、命令先取りAp−Lpで該当アドレスがAAa上
になかった場合について述べる。このときは該命命読出
しは失敗とする。そして、新たにAp−Lpを起動して
も、(オペランドの読出しでのブロック転送で該命令が
同じブロックのために持ってこられる場合を除いて)成
功はしない。
そのうちに、IBRA4.IBRB5上の先取り命令を
使い切ると、第3図(イ)に示すように、命令(2)の
ステージの先行制御を失敗し、命令(1)終了後、改め
て命令読出し■がAI−L工の形で起動され、命令(2
)がブロック転送により読出されることになる。
ブロック転送では、メインメモリ1から64バイト(以
下、バイトはBと略す)がBS2に転送されて書込まれ
る。この時、パス20を8Bとすると、8回に分けて転
送されてくる。従って、データの転送順は、所望の8B
が一番目に転送されるとき限らない。ブロック転送中は
、所望の88がBS2に届くまでは、ICTL50は待
ち状態となる。所望の8Bが転送されてくると、ICT
L50は再び動き出し、命令処理のDステージを起動す
る。これ以降の処理は、命令アドレスの値、次命令の処
理タイプによる異なってくる。
ブロック転送での所望の8Bデータがメモリ1から転送
されてきたとき、該データはBS2に書込まれるとNも
に、IFP13の値により、IBRAまたは、I BR
B5にも取込まれる。同時にIBVA6またはI BV
B7がIt I ITにセットされる。この状態にIC
TL50は、Dステージを起動するが、このDステージ
が成功(即ち1次命令が全て命令バッファ上に入ってい
る)したときは、このDステージでTS70を4111
1にセットする。そして、Aステージを起動する。この
Aステージでは、オペランドをメモリアクセスする命令
と、オペランドをメモリアクセスしない(例えばレジス
タのデータを用いる)命令とで動作が異なってくる。メ
モリアクセスしない命令では、Aステージの次にLステ
ージに入力、引続いてEステージ(即ち、命令の演算処
理)に入る。そして、この命令処理の裏でAp−Lpが
起動されるが、このAp−Lp動作は、ブロック転送処
理が完了していなければ無視されて、見かけ上、Ap起
動がなかったかのように(即ち、待ち状態は起きずに)
命令処理は継続されていく。
第3図(イ)を更に詳述する。AI−LIステージ■に
より、ブロック転送が行われ、データが8Bずつ8回転
送されてBS2に書込まれる。
今、所望の8Bが、■にて転送されてくると、命令■は
Dステージ成功となり、TS70を111”にセットす
る。このTS70は、ブロック転送終了時にKI OI
Tにリセットされる。命令(2)、命令(3)は共にオ
ペランドとしてBS2をアクセスしない命令ゆえ、命令
ステージD−A−L−Eと流れるが、命令(4)はオペ
ランドがメモリアクセスを必要とすると、命令(4)の
Dステージ終了後に、ブロック転送の完了待ち状態とな
り、命令(3)のEステージ、命令(4)のEステージ
が、ブロック転送完了まで持される。ブロック転送が完
了すると、命令(4)のオペランドのBS2アクセスが
A−Lステージとして処理され、命令(3)のEステー
ジも実行される。
また、命令のブロック転送時、所望の8Bデータが来て
も、Dステージが不成功になるときがある。例えば、デ
コード対象命令が8B境界をクロスしている場合である
。このときは、所望の8Bデータ(これを、ターゲット
アドレスの指す8Bと言う)に隣接したアドレス(ター
ゲットアドレス+8)の指す8Bデータが転送されてき
て、これがIFP13の指す反対側のI−BRA4また
はIBRB5に取込まれた時点でDステージが成功とな
る。このDステージが成功するまで、命令制御ステージ
はDステージが連続することになる。
第3図(ロ)にこのケースを示す。ブロック転送のデー
タ■で所望の8Bが、データ■でターゲットアドレス+
8のデータが転送されて来たケースである。命令(3)
は、オペランドがBS2ヘアクセスするたる、待ち状態
が発生している。
次に、命令のブロック転送が完了しても、Dステージが
成功しない場合を説明する。この場合はデコード対象命
令が64B境界をまたがって存在しているケースである
。このケースでは、ブロック転送の完了後、改めてAI
ステージを起動する。
即ち、Ta2Oが“O”のまへ、命令読出しのブロック
転送が終了する場合、終了時のAIステージを開始する
。このAI−LIにより、デコード対象命令の未フェッ
チ分がBS2から命令バッファ4または5にフェッチさ
れる。このとき、再び、該当ブロックがBS2の中にな
ければ、ブロック転送が起動される。
次に、分岐命令のターゲット命令(分岐成功時の分岐先
命令)の読出しで、該ブロックがBS2にないときの動
作について述べる。この場合は、分岐命令の完了を待た
ずに分岐命令自身のA−Lステージ(これは本来、オペ
ランドステージであるが、分岐命令ではターゲット命令
のフェッチ動作となる)にて、ターゲット命令のブロッ
ク転送を行う。第4図(イ)にこの例を示す。分岐命令
の分岐成功、不成功はLステージにて判定する。
分岐成功で且つ、ターゲット命令がBS2にないと、ブ
ロック転送を起動し、データ■にてターゲット命令がフ
ェッチされると、分岐命令自身のEステージ及びターゲ
ット命令のDステージを起動する。
第4図(ロ)には、ターゲット命令がブロック境界をま
たがるケースについて図示しである。この時は、ブロッ
ク転送終了後、改めてターゲットアドレス+8のアドレ
スにて、AI−LIステージが起動される。
また、マイクロプログラムで制御するEステージが1サ
イクルで終らないときは、第5図に示すように、マイク
ロプログラム指示で命令読出し■や、次命令(2)のD
ステージが起動される。
本実施例では、命令バッファレジスタは8バイトが2本
としたが、これは任意の構成でも適用できることは明白
である。
また、実行制御は、基本命令処理で2マシンサイクルず
らして次命令を起動するとしたが、これは1マシンサイ
クルまたは3マシンサイクル以上ずらしてもよい。なお
、1マシンサイクルずらす場合、オペランドの読出しが
必要で、且つ:演算サイクルが1マシンサイクルの命令
が連続するとき、バッファメモリは毎サイクルがオペラ
ンド読出しで占有されて、命令先取りアクセスが行われ
ないことになる。しかし、オペランドのバッファメモリ
アクセスが不要な命令(例えば、レジスターレジスタオ
ペランド同士の演算命令)が一つでも現われると、その
A−Lステージそのものが、Ap−Lpステージとして
動作させることができる。
上記実施例では、命令のブロック転送のデータは、連続
して転送されるとしたが、これはメモリ構成によっては
途中で途切れることがある。また、所望データは常に先
頭に転送されてくるような構成でも本発明は適用される
ことは明らかである。
また、転送ピッチは1マシンサイクルとしたが、任意の
ピッチで転送する場合でも、またデータ幅、ブロック・
サイズが任意の場合にも、本発明の実施は可能である。
また、ステージはD−A−L−Eとしたが、これは任意
でもよい。例えば、DはD−Mと2つのステージ(Dは
デコード、Mはオペランドアドレス計算)に分けて行い
、次命令とは2ステージずらして流す場合にも適用でき
る。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、命令の先取りは、
先行命令のオペランドのメモリアクセスを乱さないよう
に隙間をぬってバッファメモリをアクセスして行い、該
命令がバッファメモリ上にないときはその時点ではブロ
ックを起こさないようにし、次に実行すべき命令が命令
バッファレジスタにないときに初めてブロック転送を開
始し。
命令のブロック転送中に所望データが転送されてきた時
点で命令処理ステージを再開するようにしたので、少な
い命令系レジスタと簡単な制御で、性能の良い命令読出
し処理を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図は本発
明の基本動作を説明する図、第3図は命令のブロック転
送処理の動作を説明する図、第4図は分岐命令の動作を
説明する図、第5図は演算サイクルが1サイクルで終ら
ない場合の動作を説明する図を示す。 1・・・メインメモリ、  2・・・バッファメモリ、
3・・・アドレス・アレイ。 4.5・・・命令バッファ、 6.7・・・命令バッファ有効性表示子、8・・・命令
切出し回路、 9・・・命令レジスタ。 10・・・命令アドレスレジスタ。 11・・・アドレスインフレメンタ、 70・・・命令のブロック転送下のデコード成功の表示
子。 第  1   図 第  2  図 (ハ)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)バッファメモリを備えた電子計算機において、バ
    ッファメモリから命令を読出すに際し、バッファメモリ
    上に該当命令がない場合にはブロック転送を起動するタ
    イプAと、該当命令がない場合にはブロック転送を起こ
    さずに無効となるタイプBの二つの命令読出しアクセス
    をタイプを設け、命令読出しの対象命令よりも先行する
    命令が処理中のときはタイプBの読出しを行い、先行命
    令がないときの命令読出しではタイプAの読出しを行い
    、タイプAの読出しのブロック転送ではブロック転送完
    了前でも所望命令が転送された時点で命令ステージを起
    動し、該ブロック転送終了時点でも該当命令の命令全体
    が読出されていなければ、再度、タイプAの命令読出し
    を起動することを特徴とする命令読出し制御方式。
  2. (2)分岐命令のオペランド読出し処理をタイプAの命
    令読出しとして処理することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の命令読出し制御方式。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02224023A (ja) * 1988-10-11 1990-09-06 Mips Computer Syst Inc 命令ストリーム機能を有するプロセサ制御型インターフェイス

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS524741A (en) * 1975-06-30 1977-01-14 Hitachi Ltd Memory control system

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