JPS635390Y2 - - Google Patents

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JPS635390Y2
JPS635390Y2 JP19486182U JP19486182U JPS635390Y2 JP S635390 Y2 JPS635390 Y2 JP S635390Y2 JP 19486182 U JP19486182 U JP 19486182U JP 19486182 U JP19486182 U JP 19486182U JP S635390 Y2 JPS635390 Y2 JP S635390Y2
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JP
Japan
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wire
clamp
steel
steel collar
extension
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JP19486182U
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JPS5999610U (ja
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  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は延線される電線先端部と延線用ワイ
ヤーロープ端末とを接続するための延線クランプ
に関するものである。
延線される電線の先端には延線用ワイヤーロー
プが取り付けられるが、この取り付けを行なう延
線クランプには、圧縮形クランプ、くさび式クラ
ンプ、ソツクスグリツプ等が知られている。
従来の圧縮形クランプは第3図に示すように、
電線1を鋼心線Sを残して段むきし、鋼心線Sを
鋼クランプCに圧縮して取り付け、電線と鋼クラ
ンプCとをアルミクランプAの圧縮によつて接続
し、鋼クランプCに延線用ワイヤーロープ2を取
り付けるものである。それ故 (1) 延線作業現場にて鋼クランプとアルミクラン
プの圧縮作業があるため鋼とアルミの2種類の
圧縮機材の持込みが必要となる。
(2) 電線の段むき作業が必要である。
(3) 電線の鋼心部とアルミ部とを圧縮するのでク
ランプ本体が長くなる。
などの欠点があつた。
くさび式クランプは第4図に示すように、電線
1の中心部にくさびWを打込んで、線径を押し拡
げるようにして電線1をクランプ本体Bに取り付
け、延線用ワイヤーロープ2を取り付けたクレビ
スCとクランプ本体Bとは例えばねじT等で接続
している。このくさび式ではくさびの圧入によつ
て把持力を得ているので接続作業性、電線掌握性
能の信頼性に問題があつた。
ソツクスグリツプは第5図に示すように、特殊
鋼のワイヤ素線を用いて作つた三段の波状網目に
編んだ網Nを用い、引張力によつて網目がしぼら
れて電線を把持する構造となつている。従つて電
線の把持力に問題があり、取扱いも面倒であつ
た。
また従来のものは殆んど、延線用ワイヤーロー
プ2の端末が、アイスプライス又はループ圧縮と
なつているため、延線クランプとの接続は、特殊
軸、ボルトによつていたため、非常に小さい金車
を通過させるのに、ボルト部が邪魔となる場合が
多く、困難であつた。
この考案は以上に鑑みてなされたもので、単純
な形状、構造で、小型であり、取扱い簡単容易
で、把持力に信頼性のある延線クランプを提供す
ることを目的とし、この目的を達成するために、
この考案の延線クランプは内孔に延線用ワイヤー
ロープ端末を受入れる鋼カラーと、この鋼カラー
の大部分と電線先端部とを覆い圧縮によつて電線
と鋼カラーとを接続するアルミスリーブと、この
アルミスリーブ端から突出した前記鋼カラーの端
部と前記延線用ワイヤーロープ端末とを覆うゴム
カバーとを備えることを特徴としている。
次に、図示する実施例に関してこの考案の延線
クランプを説明する。第1図、第2図に示すよう
に鋼カラー3はその内孔3aに延線用ワイヤーロ
ープ2の端末部2aを受入れるようになつてい
て、圧縮によりワイヤーロープをよく把持するよ
うに、内孔はナウリングを施したり、増摩剤を塗
布すればより良い。第1図に示す実施例では、鋼
カラー3にワイヤーロープの先端2a挿入し、電
線1aと共に、アルミスリーブ4にて一体的に圧
縮接続される。このとき鋼カラー3は二ツ割や、
スリツトを有しているとより確実である。
また第2図に示す実施例では、鋼カラー3d部
をワイヤーロープを入れて、工場等で予め圧縮接
続してあり、それを現場にて、電線1と共に圧縮
スリーブ4にて一体圧縮する。このタイプの延線
クランプはより強い、安定した把持力が必要な場
合に用いられる。
鋼カラー3は3b,3eの如く外周に凹凸を有
しているとよく、その大部分はアルミスリーブ4
内に挿入されるが、一端はアルミスリーブの端か
ら出ていて、この端にゴムカバー5が接続される
よう、外周突起3cを具えている。
ゴムカバー5(又はプラスチツクでもよい)は
内孔5aに延線用ワイヤーロープ2を受け入れる
ようになつていて、このため二ツ割又はスリツト
付きであるとよく、金車上を案内しやすいように
外形が円錘形が好ましい。ゴムカバー5は端部に
鋼カラー3の外周突起3cを受け入れて、バイン
ド線6を受溝部5bに受入れて締め付けられ、鋼
カラー5と接続される。ゴムカバー5は外周に2
箇所以上の受溝部5bを有し、バインド線6によ
つて、延線用ワイヤーロープ2上に締め付けられ
る。
この考案の延線クランプは以上のように構成さ
れ、次のような特長がある。
(イ) 作業現場における電線と延線用ワイヤーロー
プとの接続は、アルミスリーブの単一圧縮だけ
で済むので、作業は簡単容易である。
(ロ) 鋼カラーの使用は保持力増加に寄与し、作業
性向上及び案内となるゴムカバーとの接続をも
行なう。
(ハ) 電線と共にワイヤーロープをも圧縮接続して
一体化してあるため、全体、特にクランプの長
さが小さくなり、外周に突起物がなく、非常に
小さい金車でも、又、低張力延線で金車の両端
に電線がたるむ場合でも、延線が容易に行なわ
れ、電線の撚りなどで回転しても、曲げ方向性
がなく、金車通過は容易である。
(ニ) 現場での電線の段むき作業がなく、作業性は
向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図この考案の延線クランプの二実
施例を示す縦断面図、第3図、従来の圧縮形クラ
ンプの一例を示す縦断面図、第4図、くさび式ク
ランプの一例を示す側面図、第5図、ソツクスグ
リツプを略示する側面図。 1……電線、1a……先端部、2……延線用ワ
イヤーロープ、2a……端末部、3……鋼カラ
ー、3a……内孔、3b……凹凸、3c,3e…
…外周突起、3d……鋼カラー圧縮部、4……ア
ルミスリーブ、4a……内孔、5……ゴムカバ
ー、5a……内孔、5b……受溝部、6……バイ
ンド線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内孔に延線用ワイヤーロープ端末を受け入れる
    鋼カラーと、この鋼カラーの大部分と電線先端部
    とを覆い圧縮によつて電線と鋼カラーとを接続す
    るアルミスリーブと、このアルミスリーブ端から
    突出した前期鋼カラーの端部と前記延線用ワイヤ
    ーロープ端末とを覆うゴムカバーとを備える延線
    クランプ。
JP19486182U 1982-12-24 1982-12-24 延線クランプ Granted JPS5999610U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19486182U JPS5999610U (ja) 1982-12-24 1982-12-24 延線クランプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19486182U JPS5999610U (ja) 1982-12-24 1982-12-24 延線クランプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5999610U JPS5999610U (ja) 1984-07-05
JPS635390Y2 true JPS635390Y2 (ja) 1988-02-15

Family

ID=30418705

Family Applications (1)

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JP19486182U Granted JPS5999610U (ja) 1982-12-24 1982-12-24 延線クランプ

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JPS5999610U (ja) 1984-07-05

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