JPS6353007B2 - - Google Patents

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JPS6353007B2
JPS6353007B2 JP53076774A JP7677478A JPS6353007B2 JP S6353007 B2 JPS6353007 B2 JP S6353007B2 JP 53076774 A JP53076774 A JP 53076774A JP 7677478 A JP7677478 A JP 7677478A JP S6353007 B2 JPS6353007 B2 JP S6353007B2
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JP
Japan
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hook
base fabric
male
mold
synthetic resin
Prior art date
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Expired
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JP53076774A
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English (en)
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JPS552469A (en
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Kyoshi Takeda
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Individual
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Publication of JPS552469A publication Critical patent/JPS552469A/ja
Publication of JPS6353007B2 publication Critical patent/JPS6353007B2/ja
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  • Slide Fasteners, Snap Fasteners, And Hook Fasteners (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、合成樹脂製ホツクの製造方法に関す
るものである。
合成樹脂製ホツクとしては、第1図及び第2図
に示すように、ホツク取付用基布1A,1Bの片
面に位置する雄嵌合部材2A、雌嵌合部材2B
と、前記基布1A,1Bの他面に位置する取付部
材3A,3Bとを別個に成形しておき、取付部材
3A,3Bの突起3a,3bを前記基布1A,1
Bに刺し通して雄、雌嵌合部材2A,2Bの中央
の孔2a,2bに挿通し、その突出端部を押し潰
して、両部材を一体化することにより雄ホツク
A、雌ホツクBを形成するようにしたものが、最
も一般的である。
また、雄又は雌嵌合部材と尖鋭な筒形突起状あ
るいはそれに類した直線的な形状の取付部材とを
合成樹脂材料で一体成形しておき、当該取付部材
をホツク取付用基布に刺し通した後、その突出先
端部を押し潰すことにより、両部材で前記基布を
挟持するようにした合成樹脂製ホツクも、特開昭
50−65344号公報、実開昭47−1303号公報、実開
昭50−19602号公報、実開昭51−135705号公報等
によつて既に知られている。
後者の合成樹脂製ホツクは、成形用金型ならび
にホツクの構成部品点数を半減した点で非常に優
れたものであるが、ホツクの成形工程とは別に、
ホツク打ち機によるホツク取付工程を必要とする
点では、前者の合成樹脂製ホツクと大差がなく、
しかも、基布に刺し通した取付部材の突出先端部
を打撃して押し潰すので、圧壊部分(拡張変形部
分)の形状が一定せず、表面も成形時よりも平滑
さがなくなり、見栄えがしないという欠点があつ
た。また予め成形されたホツク材をホツク打ち機
によつて自動的又は半自動的に基布に取り付ける
都合上、雄嵌合部材や雌嵌合部材を、方向性のな
い形状(円形)に成形することが必要とされた。
本発明は、これらの従来欠点を一掃できる合成
樹脂製ホツクの製造方法を提案するものである。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第3図乃至第7図は本発明方法により製造され
た合成樹脂製ホツクを例示する。図において、A
は雄ホツク、Bは雌ホツク、1A,1Bは、テー
プ状の布よりなるホツク取付用基布である。2A
は前記基布1Aの片面に位置する略円筒状の雄嵌
合部材、3Aは前記基布1Aの他面に位置する取
付部材、4Aは両部材2A,3Aを一体に結合す
る脚部である。2Bは前記基布1Bの片面に位置
する略円筒状の雌嵌合部材、3Bは前記基布1B
の他面に位置する取付部材、4Bは両部材2B,
3Bを一体に結合する脚部である。5A,5Bは
前記基布1A,1Aに設けられた小孔である。
上記の合成樹脂製ホツクの製造方法は、次の通
りである。
先ず、製造装置の概要を説明すると、第11図
に示す7は長尺テープ状のホツク取付用基布1
A,1Bの繰出しロール、8は巻取りロール、9
は基布1A,1Bに小孔5A,5Bを穿設するた
めの針をもつた穿孔装置、10は穿孔装置9を往
復運動させるための流体圧シリンダ装置、11は
穿孔装置9に対向位置する小孔付きの受台、12
は雄、雌嵌合部材成形用の凹部12aを有する第
一金型、13は取付部材成形用の凹部13aを有
する第二金型、14は第二金型13を第一金型1
2に対して遠近移動させる流体圧シリンダ装置、
15は第一金型12に対する溶融樹脂供給源、1
6は第一、第二金型12,13に対する冷却媒体
供給源である。
合成樹脂製ホツクを製造するにあたつては、第
11図の穿孔装置9によつて所定数の小孔5Aを
穿設した基布1Aを、第12図イ,ロに示す如
く、第一、第二金型12,13間に送り込み、両
金型12,13で基布1Aを挟持する。
この挟持状態において、第一金型12に形成し
た雄嵌合部材成形用凹部12a内に溶融樹脂Pを
注入する。凹部12a内に注入充満された溶融樹
脂Pは基布1Aの小孔5Aを通つて第二金型13
に形成した取付部材成形用の凹部13a内に注入
され、第12図ハに示す如く、両凹部12a,1
3aに溶融樹脂Pが充満する。
そして、注入樹脂が所定の硬さまで硬化した
ら、第12図ニに示す如く、第二金型13を後退
させ、脱型する。この場合、第一金型12の凹部
12a中央部を出退自在な可動部材とし、この可
動部材で雄嵌合部材2Aを第一金型12の凹部1
2aから押し出すように構成することが望まし
い。
以上は、雄ホツクAの製造方法についての説明
であるが、雌ホツクBについても全く同様に実施
できる。従つて、説明は省略する。
尚、上記の実施例では、一体成形に先立つて基
布1A,1Bに小孔5A,5Bを積極的に穿設し
ているが、基布1A,1Bの種類によつては、基
布1A,1Bを織成又は編成する繊維間隙が小孔
5A,5Bとして機能し、溶融樹脂がこの繊維間
隙を流通する。従つて、穿設装置9による特別な
穿孔工程は不要である。
第8図乃至第10図は、各々本発明方法により
製造された合成樹脂製ホツクを例示している。
第8図に示す合成樹脂ホツクは、脚部4A,4
Bを複数本(図面上では3本である。)にして、
雄、雌嵌合部材2A,2Bと取付部材3A,3B
との結合強度、つまり、各基布1A,1Bに対す
る雄ホツクA及び雌ホツクBの取付強度を増大し
た点に特徴がある。
第9図に示す合成樹脂製ホツクは、雄嵌合部材
2Aの外周及び雌嵌合部材2Bの外周に、雄、雌
ホツクA,Bの嵌合状態において、互いに当接す
る環状リブ6A,6Bを形成して、雄、雌ホツク
A,Bの相対的な傾動を防止することにより、
雄、雌ホツクA,Bの嵌合を外れにくくした点に
特徴がある。
第10図に示す合成樹脂製ホツクは、雄嵌合部
材2A、雌嵌合部材2Bの夫々を、互いに平行な
直線状の係合用突片a…,b…から形成して、両
部材2A,2Bの嵌合方向に対する直角な方向に
相対移動可能に構成した点に特徴がある。この構
成によれば、基布1Aに対する雄ホツクAの取付
けピツチと基布1Bに対する雌ホツクBの取付け
ピツチとがずれていても、所期の嵌合連結が可能
となり、基布1A,1Bにシワが生じない。また
両基布1A,1Bを他物の湾曲面に沿つて縫着す
る等して使用する場合、雄ホツクAと雌ホツクB
の取付けピツチが同一であると、湾曲箇所内外の
基布では曲率が異なるため、雄ホツクAと雌ホツ
クBの位置が内外で若干ずれることになるが、
雄、雌嵌合部材2A,2Bが相対移動してこのず
れを吸収した状態で嵌合するため、湾曲箇所内外
の基布にしわを生じることがない。
以上の実施例によつて明らかな通り、本発明の
合成樹脂製ホツクの製造方法は、雄又は雌嵌合部
材の成形用凹部を有する第一金型と取付部材の成
形用凹部を有する第二金型との間にホツク取付用
基布を挟持する第一工程と、一方の凹部に溶融樹
脂を注入することにより前記基布の小孔を通つて
他方の凹部内に注入させる第二工程と、注入され
た溶融樹脂の硬化後、第一、第二金型を分離して
脱型する第三工程とからなるため、次の効果を奏
し得るのである。
ホツクの成形と基布に対するホツクの取付け
とを同時に行うことができる。
一方の凹部に溶融樹脂を注入することによ
り、当該溶融樹脂を基布の小孔を通つて他方の
凹部に注入させるので金型に対する溶融樹脂の
供給路の加工が容易である。
ホツク取付け後においても取付部材は成形時
の形状、表面を維持しており、従来のように、
基布に刺し通した取付部材の突出先端部を打撃
して押し潰す工程がないので、取付部材の圧壊
部分(拡張変形部分)の形状が不規則になつた
り、表面が平滑でなくなつて、見栄えが悪くな
るといつた従来欠点を回避できる。
ホツク打ち機で取付部材の突出先端部を打撃
して押し潰すホツクのように取付部材の材料樹
脂の種類が限定されず、しかもホツクの成形と
基布への取付けが同時に行われるが故に、雄又
は雌嵌合部材の形状も方向性のない形状に限ら
ず、任意の形状とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す合成樹脂製ホツクの構成
部品の斜視図、第2図は従来例を示す合成樹脂製
ホツクの断面図である。第3図乃至10図は本発
明の製造方法により製造された合成樹脂製ホツク
を例示し、第3図は雄ホツクの側面図、第4図は
第3図の−線断面図、第5図は雌ホツクの側
面図、第6図は第5図の−線断面図、第7図
は雄、雌ホツクの嵌合状態における断面図、第8
図と第9図は各々雄、雌ホツクの嵌合状態におけ
る断面図、第10図は雄、雌ホツクの斜視図であ
る。第11図以降が本発明に係る合成樹脂製ホツ
クの製造方法の実施態様を例示し、第11図は製
造装置の概念図、第12図イ〜ニは製造工程を示
す概略断面図である。 A……雄ホツク、B……雌ホツク、1A,1B
……ホツク取付用基布、2A……雄嵌合部材、2
B……雌嵌合部材、3A,3B……取付部材、5
A,5B……小孔、12……第一金型、13……
第二金型、12a,13a……凹部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 雄又は雌嵌合部材の成形用凹部を有する第一
    金型と取付部材の成形用凹部を有する第二金型と
    の間にホツク取付用基布を挟持する第一工程と、
    一方の凹部に溶融樹脂を注入することにより前記
    基布の小孔を通つて他方の凹部内に注入させる第
    二工程と、注入された溶融樹脂の硬化後、第一、
    第二金型を分離して脱型する第三工程とからなる
    合成樹脂製ホツクの製造方法。 2 前記小孔が穿孔装置によつて基布に穿設され
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の合成樹脂製ホツクの製造方法。 3 前記小孔が基布を織成又は編成する繊維間隙
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載の合成樹脂製ホツクの製造方法。
JP7677478A 1978-06-23 1978-06-23 Synthetic resin hook and method Granted JPS552469A (en)

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JP7677478A JPS552469A (en) 1978-06-23 1978-06-23 Synthetic resin hook and method

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JPS552469A JPS552469A (en) 1980-01-09
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JPS62155805A (ja) * 1985-12-27 1987-07-10 モリト株式会社 スナツプフアスナ−及びその製造方法
US4735753A (en) * 1986-07-28 1988-04-05 Ackermann Walter T Method of making a fastener

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5065344A (ja) * 1973-10-11 1975-06-03

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JPS5065344A (ja) * 1973-10-11 1975-06-03

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