JP2599234B2 - フロアマットおよびフロアマットの製造方法並びに製造装置 - Google Patents

フロアマットおよびフロアマットの製造方法並びに製造装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は堅牢で良質な仕上りを得
られるとともに、これを容易かつ安価に製作できるよう
にした、フロアマットおよびフロアマットの製造方法並
びに製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば近時の自動車用フロアマットに
は、高品位のカーペットマットが使用されるようになっ
たが、このカーペットマットは、従来、合成樹脂等で成
型したマットベースにカーペット部材を接着して製作し
ていた。
【0003】しかし、この方法は接着作業が煩雑で面倒
なうえに、接着ムラや接着時の空気抜き不足によって、
カーペットが剥れる等の問題があった。
【0004】そこで、上記の問題を解決するものとし
て、例えば特開昭60ー131337号公報では、射出
成型機の近接位置に一対の金型を配置し、該金型内に加
熱溶融したマットベース用樹脂を供給するとともに、金
型の間にシート状のカーペットを供給し、これらを型締
め後に一体に接着するようにした製法が提案されている
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方法は射
出成型機を要し、設備費が高価で大掛かりになるととも
に、マットベースの厚さを凹溝の深さで調節しているた
め、金型の製作が難しいうえに型代が高価になり、また
樹脂をカーペットに単に接着しているため、単純で扁平
なカーペットマットしか得られず、しかもその接着強度
や剛性が概して低い等の問題があった。
【0006】本発明はこのような問題を解決し、堅牢で
寿命が長く、しかもシート部材とマットベースとの固着
強度を増強し、それらの剥離を防止できるとともに、マ
ット表面の意匠化を図れ、これを簡単な設備で合理的
つ安価に製作できるようにしたフロアマットおよびフロ
アマットの製造方法並びに製造装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、本発明のフロ
アマットは、パイルを設けたシート部材の一側面にマッ
トベースを固着し、シート部材の他側面の所定位置に突
起を設けたフロアマットにおいて、パイルの表面を同一
平面に形成し、前記突起の内部にパイルを埋設するとと
もに、突起の先端部を平滑面に形成し、堅牢で寿命が長
く、しかもシート部材とマットベースとの固着強度を増
強し、それらの剥離を防止できるとともに、マット表面
の意匠化を図れるようにしたことを特徴にしている。
【0008】この場合、突起を平面的に直線状または曲
線状に形成することで、該突起の形象による模様をパイ
ル側の側面に形成し、マット表面の意匠化を促進して、
その外観の向上を図れる
【0009】本発明のフロアマットの製造方法は、成型
溝を形成した一対の金型の間に、パイルを設けたシート
部材とマットベース素材とを供給し、パイルに面する金
型にパイルの突出高以上の成型溝を設け、該成型溝に一
部のパイルを収容し、シート部材とマットベース素材と
を加圧かつ加熱して固着し、かつパイル側に突起を成型
するフロアマットの製造方法において、加熱したマット
ベース素材をシート部材の裏面からパイル表面側に浸透
させて成型溝に収容し、該溝内のマットベース素材にパ
イルを埋設して突起を成型し、寿命が長く、シート部材
とマットベースとの固着強度を増強でき、しかもマット
表面の意匠化を図れるフロアマットを合理的かつ安価に
製作できるようにしたことを特徴にしている。
【0010】本発明のフロアマットの製造装置は、対向
面に成型溝を形成した互いに近接離反動可能な一対の金
型を設け、上記金型の間にシート部材とマットベース素
材とを供給可能に設け、該金型を加圧かつ加熱して、シ
ート部材の一側面マットベースを固着可能にしたフロ
アマットの製造装置において、金型の対向面を平坦面に
形成し、該金型の間にシート部材を水平に配置可能に
し、マットベース素材を所定の加圧下でシート部材の他
側面に浸透可能にするとともに、マットベース素材を金
型の成型溝に収容して成型可能にし、金型の構成を簡潔
にし、これを安価に製作できるとともに、良質なフロア
マットを製作できるようにしたことを特徴にしている。
【0011】
【実施例】以下、本発明を自動車用フロアマットに適用
した図示実施例について説明すると、図1乃至図にお
いて1は床面2に設置された基枠で、その四隅にはガイ
ドポスト3,3が立設され、また基枠1の中央にシリン
ダー4が上下に伸縮可能に設けられている。
【0012】シリンダー4の作動はコントローラ(図示
略)で制御され、成型時には前後二回に分けて上動し、
その間上動を一旦停止させている。実施例では成型時に
シリンダー4を1分間所定ストローク上動させ、30秒
間上動を停止させた後、3分間上動させている。
【0013】シリンダー4の上端には可動ダイホルダー
5が連結され、該ホルダー5はガイドポスト3に沿って
上下動可能に設けられ、その上部に下側の金型である下
型6が取付けられている。
【0014】下型6の内部にはヒータ(図示略)が設け
られ、その上面にフロアマット7の周囲を画するエンド
リブ8の成型溝9が形成され、該溝9の内側位置に、フ
ロアマット7の意匠的な模様リブ10を形成するパター
ン成型溝11が形成されている。これらのエンドリブ8
や模様リブ10は、フロアマット7の突起を構成し、か
つそれら先端部は平滑面に形成されていて、それらの内
部に後述するパイルが埋設されている。
【0015】実施例では、図5のように格子状の模様リ
ブ10が使用され、このためのパターン成型溝11とし
て、互いに交差する直線的な溝が形成されている。 これ
らの成型溝9,11の深さは、後述するパイルの突出高
さ以上に形成され、該溝9,11内におけるパイルの収
容と埋設、およびエンドリブ8と模様リブ10の先端部
の平滑面の成形を可能にしている。ガイドポスト3の上
端部には固定ダイホルダー12が固定され、該ホルダー
12の下部に上側の金型である上型13が取付けられて
いる。
【0016】上型13の内部には、前記ヒータよりも高
熱を発するヒータ(図示略)が設けられ、その下面に、
フロアマット7の底面に突設する多数のスリップ止め1
4の成型溝15が形成されている。実施例では成型溝1
5は、略円錐状に形成されている。
【0017】可動ホルダー5と固定ホルダー12の対向
位置には、互いに噛合可能なシート押え16,17が設
けられ、それらの間のシート押え16,16側に、シー
ト部材である通気性を備えた、例えばカーペット生地1
8が水平に張設されている。
【0018】カーペット生地18はロール状に捲回さ
れ、そのシートロール19を成型機の近接位置に回転可
能に配設し、該ロール19から繰り出すカーペット生地
18を、パイル20を下向きにして張設し、その先端部
をクランプ21に掛け止めている。
【0019】クランプ21はシートロール19と反対側
の成型機の近接位置に設けられ、該クランプ21にテン
ションスプリング22の一端が接続され、この他端が不
動の壁面23に取付けられている。
【0020】この他、図中24はシートロール19の防
塵カバー、25はゴムまたは合成樹脂製の板状のマット
ベース26の素材で、実施例ではフロアマット7よりも
小形の小片状に裁断されている。
【0021】図は本発明の他の実施例を示し、前述の
実施例と対応する構成部分には同一の符号を用いてい
る。この実施例では、格子状の模様リブ10の代わり
に、フロアマット7に描かれた図柄の一部または全部を
模様リブ10で構成し、これに応じてパターン成型溝1
1を形成することにより、カーペットの模様に模様リブ
10の模様を複合させて上記図柄を構成し、しかも上記
図柄の一部を模様リブ10に分担させることで、カーペ
ット自体の模様の簡潔化と模様リブ10の多様化を図る
とともに、マットベース26とカーペット生地18の接
着強度を強化するようにしたことを特徴にしている。
【0022】
【作用】このように構成した本発明において、金型6に
は成型溝9の他に、パターン成型溝11の形成を要する
が、該成型溝11は金型6の適所に形成するだけで良
く、該溝11を除く面は平坦面に構成されている。
【0023】したがって、従来の金型のようにマットベ
ースの厚さ調整のために成型溝を形成したり、更にはマ
ットベース表面の模様作成のために、成型溝の底面に凹
凸を作成する手間や面倒がなく、金型の構造が簡単で、
これを容易かつ安価に製作できる。しかも、本発明は従
来のような射出成型機を要しないから、設備が高価かつ
大掛かりにならずに済む。
【0024】次に本発明の製造方法および製造装置によ
って、フロアマット7を製造する場合は、可動ダイホル
ダー5に下型6を取付け、固定ダイホルダー12に上型
13を取付ける。この場合、スリップ止め14のパター
ンは、一般に車種間で共通を図れるから、下型6だけを
車種に応じて取り換えればよい。
【0025】また、成型機の近接位置にシートロール1
9を配設し、該ロール19の一端を繰り出して、これを
クランプ21に掛け止める。このようにすると、カーペ
ット生地18はテンションスプリング22によって、繰
り出し方向に引張られ、図3(a)のようにパイル20
を下向きにして下型6の直上に張設される。
【0026】そして、カーペット生地18の上面にマッ
トベース素材小片25を、図3(b)のように互いに離
間して載せる。この場合、マットベース素材小片25の
形状寸法および相互の間隔、並びにそれらの配置は、使
用する下型6とカーペット18およびそのパイル20の
長さに応じて、予め試作した結果を基に行なわれる。
【0027】このような状況と前後して、上下型13,
6に内蔵したヒータをONし、上下型13,6を所定温
度に加熱し、成型工程に備える。
【0028】成型時にはシリンダ4を伸長させ、可動ダ
イホルダー5を上動させて、その上部に取り付けた下型
6を同動させる。
【0029】このようにすると、下型6の上面がカーペ
ット生地18の下面に接近して係合するとともに、下型
6の近接位置に設けたシート押え16が、同様にカーペ
ット生地18の下面に接近して係合する。図3(c)は
このような状況を示している
【0030】そして、可動ダイホルダー5が更に上動す
ると、カーペット生地18が下型6とシート押え16に
係合したまま、図)のようにテンションスプリン
グ22の弾性に抗して押し上げられる。したがって、カ
ーペット生地18はその張設方向に引張られ、そのしわ
を取り除かれ或いは伸ばされて、下型6に密着する。
【0031】この後、可動ダイホルダー5が更に上動す
ると、マットベース素材小片25が上型13の下面に当
接し、該小片25とカーペット生地18とが上下型1
3,6に狭圧され、パイル20の一部が成型溝9,11
内に収容され、同時にシート押え16が上側のシート押
え17と係合し、下型6上のカーペット生地18の張力
が一様に保持される。図)はこのような状況を示
している。
【0032】そして、このようなマットベース素材小片
25の挟圧時には、上下型13,6間の空気が、マット
ベース素材小片25相互の間隙を介して外部に逃げるか
ら、残留空気による成型不良を未然に防げる。
【0033】こうして、マットベース素材小片25が加
圧かつ加熱されると、該小片25が水飴状に軟化し、こ
れがカーペット生地18と上型13との間を移動して押
し広がり、隣接の小片25と接着してマットベース26
を形成するとともに、その一部が成型溝15に押し込ま
れ、また一部がカーペット生地18の下方に滲み出て、
成型溝9,11内に収容される。
【0034】この場合の成型工程は、シリンダー4の作
動を制御するコントローラで実行され、マットベース素
材小片25が軟化し、その一部が成型溝9,11,15
に収容された時期と前後して、シリンダー4の伸長作動
が一時停止される。
【0035】このため、下型6がマットベース素材小片
25の弾性によって下方へ微小距離戻され、その際各成
型溝9,11,15に封じ込まれた空気や生成ガスが外
部へ逃がされる。したがって、それらによる成型不良を
未然に防げる。
【0036】この後、後半の成型作業が再開され、前半
の成型作業よりも長時間成型され、図)のように
マットベース26とカーペット生地18とが一体に接着
し、また成型溝9,11内では、パイル20が軟化した
マットベース素材に埋め込まれ、これらが一体に固着す
る。
【0037】そして、所定の成型時間経過後、シリンダ
ー4を下動させると、下型6とシート押え16が下動
し、マットベース26が上型13から離型するととも
に、シート押え16,17が引き離れる。この場合、マ
ットベース26は凝固過程にあるが、もともと液状に溶
解されていないから、成型後直ちに上下型13,6を開
いても、形崩れを起こすことはない。
【0038】可動ダイホルダー5を下降後、クランプ2
1を操作してカーペット生地18の一端を掛け外すとと
もに、シートロール19側に位置するカーペット生地1
8の適宜位置を切断し、下型6から成型直後のフロアマ
ット7を取り出す。
【0039】図は取り出し後のフロアマット7を示
し、エンドリブ8の外側にマットベース26のバリや、
カーペット生地18およびパイル20が突出している。
したがって、これらをエンドリブ8の外側周縁の適宜位
置(仮想線位置)で切断すれば、一連の成型作業が終了
する。
【0040】このように本発明はマットベース26の厚
さを下型6の変位や圧力で調整し、従来のように金型に
形成した成型溝の深さによる方法を採らないから、下型
6の構造が非常に簡単になり、これを容易かつ安価に製
作できる。
【0041】こうして製作したフロアマット7は、カー
ペット生地18とマットベース26との接着に加えて、
パイル20がエンドリブ8と模様リブ10に埋設されて
一体に固着されているから、カーペット生地18とマッ
トベース26との接着強度が増強され、それらの剥離を
防止できる。
【0042】しかも、エンドリブ8に加えて、模様リブ
10がフロアマット7の全域に設けられているから、フ
ロアマット7の剛性が向上する。また、エンドリブ8や
模様リブ10の先端部が平滑面に形成されているから、
これらの平滑面がパイル20表面から突出し、または同
高位置に位置して、上記平滑面による形象が浮き出し、
マット表面の意匠化を促す更に、パイル20が同一平
面に形成されているから、パイル20が偏って摩耗した
り損傷することがなく、それだけマットの寿命が向上す
しかも、人や物に接触し易いエンドリブ8や模様リ
ブ10の先端部を平滑面に形成し、当該部に予めパイル
20を設けていないから、パイル20の偏った摩耗や損
傷を未然に防止し、上記寿命の向上を増進する。
【0043】
【発明の効果】本発明のフロアマットは、パイルの表面
を同一平面に形成し、該パイルの中に突起を配置したか
ら、パイルが偏って摩耗したり損傷することがなく、そ
れだけマットの寿命を向上することができるまた、突
起の内部にパイルを埋設したから、シート部材とマット
ベースとの固着強度が増強され、それらの剥離を防止す
ることができるしかも、突起の先端部を平滑面に形成
したから、該平滑面がパイル表面から浮き立ち、上記平
滑面による形象が浮き出て、マット表面の意匠化を促す
ことができるとともに、人や物に接触し易い突起の先端
部を平滑面に形成し、当該部に予めパイルを設けていな
いから、パイルの偏った摩耗や損傷を未然に防止し、上
記寿命の向上を増進することができる。したがって、
起を平面的に直線状または曲線状に形成することで、該
突起の形象による模様をパイル側の側面に形成でき、マ
ット表面の意匠化を促進することができる
【0044】また、本発明のフロアマットの製造方法
は、加熱したマットベース素材をシート部材の裏面から
パイル表面側に浸透させて成型溝に収容し、該溝内のマ
ットベース素材にパイルを埋設して突起を成型したか
ら、従来のような大掛かりな射出成形機を要せず、簡単
な設備で、寿命が長く、シート部材とマットベースとの
固着強度を増強でき、しかもマット表面の意匠化を図れ
フロアマットを合理的かつ安価に製作することができ
る。
【0045】本発明のフロアマットの製造装置は、金型
の対向面を平坦面に形成し、該金型の間にシート部材を
水平に配置可能にし、マットベース素材を所定の加圧下
でシート部材の他側面に浸透可能にするとともに、浸透
後のマットベース素材を金型の成型溝に収容して成型可
能にしたから、金型の構成が非常に簡潔になり、これを
安価に製作できるとともに、堅牢で良質なフロアマット
を製作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】本発明の要部を拡大して示す断面図である。
【図3】同図(a)〜()は本発明によるフロアマッ
トの製造過程の要部を順に示す断面図で、製造工程前半
の状況を示している。
【図4】同図(a)〜(c)は本発明によるフロアマッ
トの製造過程の要部を順に示す断面図で、製造工程後半
の状況を示している。
【図5】本発明によるフロアマットの製造過程におい
て、離型直後の状況を示す断面図である。
【図6】本発明により製作されたフロアマットの外観を
示す斜視図である。
【図7】本発明の他の実施例を示す正面図である。
【符号の説明】
6,13 金型 7 フロアマット 8,10 突起 9,11,15 成型溝 18 シート部材 20 パイル 25 マットベース素材 26 マットベース

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイルを設けたシート部材の一側面にマ
    ットベースを固着し、シート部材の他側面の所定位置に
    突起を設けたフロアマットにおいて、パイルの表面を同
    一平面に形成し、前記突起の内部にパイルを埋設すると
    ともに、突起の先端部を平滑面に形成したことを特徴と
    するフロアマット。
  2. 【請求項2】 前記突起を平面的に直線状または曲線状
    に形成し、該突起の形象による模様をパイル側の側面に
    形成した請求項1記載のフロアマット。
  3. 【請求項3】 成型溝を形成した一対の金型の間に、
    イルを設けたシート部材とマットベース素材とを供給
    し、パイルに面する金型にパイルの突出高以上の成型溝
    を設け、該成型溝に一部のパイルを収容し、シート部
    マットベース素材とを加圧かつ加熱して固着し、かつ
    パイル側に突起を成型するフロアマットの製造方法にお
    いて、加熱したマットベース素材をシート部材の裏面か
    らパイル表面側に浸透させて成型溝に収容し、該溝内の
    マットベース素材にパイルを埋設して突起を成型したこ
    とを特徴とするフロアマットの製造方法。
  4. 【請求項4】 対向面に成型溝を形成した互いに近接離
    反動可能な一対の金型を設け、上記金型の間にシート部
    材とマットベース素材とを供給可能に設け、該金型を加
    圧かつ加熱して、シート部材の一側面にマットベースを
    固着可能にしたフロアマットの製造装置において、金型
    の対向面を平坦面に形成し、該金型の間にシート部材を
    水平に配置可能にし、マットベース素材を所定の加圧下
    でシート部材の他側面に浸透可能にするとともに、浸透
    後のマットベース素材を金型の成型溝に収容して成型可
    能にしたことを特徴とするフロアマットの製造装置。
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