JPS6352863A - 飲料に繊維質を均質に分散させる方法 - Google Patents

飲料に繊維質を均質に分散させる方法

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JPS6352863A
JPS6352863A JP61196063A JP19606386A JPS6352863A JP S6352863 A JPS6352863 A JP S6352863A JP 61196063 A JP61196063 A JP 61196063A JP 19606386 A JP19606386 A JP 19606386A JP S6352863 A JPS6352863 A JP S6352863A
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JP
Japan
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beverage
added
agar
fiberous material
sol
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Pending
Application number
JP61196063A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Fujii
和之 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
San Ei Kagaku Co Ltd
Sanei Kagaku Kogyo KK
Original Assignee
San Ei Kagaku Co Ltd
Sanei Kagaku Kogyo KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (所属の産業分野) この発明は、食品飲料例えば牛乳、グレープジューヌ、
ソーダ水、ミカンジュース、その池に係るものである。
(発明の目的) 飲料自体は、繊維質例えば、リグニン、セルロース、ヘ
ミセルロー・スその他を含まないのが一般である。
しかして、飲料の腸内消化にあたっては、これに適当量
の繊維質を含有させたものの方が有利であるという医学
上の定説がある。この発明は、この定説に従って、飲料
に繊維質を工業的に有利に均質分散させることを目的と
する。
(従来法とその欠点) 従来、繊維質を含む飲料としては、ミカンジュースある
いは天然繊維質(以下、繊維質という)を添加した種々
の飲料例えば、グレープジュースその他が知られている
が、これらのものは欠点がある。その欠点としては、繊
維質の分散がきわめて偏っていて、飲料の口腔内ざ゛ら
つきが著しく商品価値を減ヂる、さらに、飲料の製造後
の時間が長くなるにつれて含有繊維質の浮上あるいは沈
澱が起シ、その均質性が損われるという点である。
(発明の課題) この発明は、飲料に不足する繊維質を添加して繊維質飲
料に改質すると同時に、経時的にも繊維質の均質分散の
破壊の生じない、かつ、繊維質の口腔内ざらつきの少な
い、飲料を収得することを課題とし、その解決に成功し
たものである。
この発明を以下に詳しく説明する。
(発明の構成) この発明は、飲料内における添加繊維質の均一分散を可
能とさせる助剤として特定の膠質を採用する。このよう
な膠質としては、水性ゲルを形成することのできる膠質
一般である。このようなものトシては、寒天、カラギー
ナン、フ1−セレラン、ローカストビーンガム、キサン
タンガム、アルギン酸、その塩、コンニャクマンナン、
ゼラチン、ジェランガム、ペクチン、タマリンド種子そ
の他があげられる。これらは、一種又は二種以上併せて
用いてもよい。なお、これらの物質のうちで、単独では
ゲル化せずアルカリ金属、アルカリ土類金属その他の金
属イオンの共在を必要とするもの例えば、ローカストビ
ーンガム、ジェランガム、その他については、カルシウ
ム塩、カリウム塩、ナトリウム塩その他の必要量を併用
することが必要である。
採用する繊維質としては、天然系のもの例えば、難消化
性の多糖類例えば、セルロース、ヘミセルロース、リグ
ニン、ペクチンその他、及び非ヘミセルロース多糖類例
えばカラギーナン、ファーセレラン、寒天その他があげ
られる。これらは一種又は二種以上併せて使用される。
このようなものの給源としてはトウモロコシ種皮、大豆
種皮、米糠、ミカン類の皮その他から採収したものが知
られている。
次に、均質分散化の工程を説明する。
繊維質及び又は1図質の水性分散系を作る。この際、膠
質及び繊維質のそれぞれの水に対する使用割合は任意で
あるが、多くの場合膠質、繊維質のそれぞれが約1.5
%(重量、以下同じ)程度が好都合でおる。この糸をゾ
ル化して均一分散系とする。この際要すれば攪拌、振と
うその他の手段を用いてもよく、また、加熱しなければ
ゾル化が困難な膠質の場合例えば寒天にあっては、ゾル
化点以上の温度に加熱することが必要である。なお、こ
のゾル系を添加すべき飲料すなわち対象飲料の粘度、比
重とこのゾルのそれらと猷小の相違が著しい場合には、
このゾルに比重側整剤として砂糖、グルコース、食塩そ
の他の可食性物質を添加することができる。
対象飲料に、このゾルを添加する。この際、ゾルの態様
は、ゾルのままでもよいし、これを冷却してゲル化させ
たものであってもよい。しかして、ゲル化したものを添
加する場合は、このゲルを掴潰して均質流動物としてお
くことが必要である。
ゾルの添加量は、任意であるが、対象飲料にだいしゾl
しに含有する繊維質の量が概ね5%(重量、以下同じ)
以下量でよい。要すれば、この系を攪拌その他の手段を
使って均質にすればよい。
このようにして収得したものが目的の繊維質を均質に安
定に分散させた飲料である。
ここに、この発明は、目的を達しおえる。
(発明の効果) この発明の目的物は、安定に口腔内感触の温和に繊維質
を分散保持するものである。その故は、膠質の薄層によ
シ繊維質の局面が被覆されていることまた、膠質によシ
繊維の分散が均一に保持されていることからである。
実施例1 下記の膠質0〜3,0%を水に添加し、膠質を85°C
・10分間にて加熱溶解し、次に攪拌しながら60″C
まで冷却した後、トウモロコシの外皮から採取した繊維
質(以下、コーンファイバーという)を10%添加分散
し、全量100%とした。
これを20℃まで水冷してゲルを調製した後5問角に切
断し、これを水に対して20%添加した。
因みに繊維質としては、日本食品化工■製“日食七ルフ
ァー#200″を使用した。
上記表中におけるざらつきを男女各20人計40名のパ
ネル(平均年令23才)によって、官能評価によって判
別した。表中の数字は、ざらつきがないとした人の数で
ある。
実験例2 0一メトキシベクチン1%を80’Cの水に分解溶解さ
せ、次に乳酸カルシウム1%を徐々に添加し、85°C
・10分間保持し、これにコーンファイバーを下記の添
加量添加分散した。これを40°Cまで水冷してゲルを
調製した後、攪拌(回転数250 Orpm )にてゲ
ル状物を分断して、これを水にたいして20%添加した
上記表中におけるざらつきをバネ/L/ 40名によっ
て実験例1同様にテストした。また、沈澱は、ゲル状物
を調整した後、室温に静置したとき、1時間及び12時
間経過したときの容器の基部から回帰沈澱物が堆積した
かを計測した。なお、用いた容器はガラヌ容器で高さ1
0.5d1直径4tynの円柱型のものを用い、全体の
高さは10mで行った。
実施例3 寒天1%を水に添加し、寒天を85°C・1o分間にて
加熱溶解し、次に攪拌しなから60°Cまで冷却した後
、コーンファイバーを10%添加分散した。これを20
’Cまで水冷してゲルを調整した後10酎角に切断し、
これを水に対して各添加量添加した。
つぎに、この発明の実施例を示す。
例1 アップルジュース ゲル状物配合 砂   糖            10  %アップ
ル香料       0.1= アイオータ型カラギーナン     1.o〃コーンフ
ァイバー       10.0#水        
      78.9/l飲料配合 ゲル状物         20 % 砂   糖             10  =7ア
ツプル香料       01ツノ 水               69.91/アイオ
ータ型カラギーナンを水に添加し、8゜°C・10分間
にて加熱溶解し、攪拌しながら4゜°Cまで冷却した後
、コーンファイバー、アップル香料を添加分散した。こ
れを20’Cまで水冷してゲルを調整した後5陥角に切
断した。これに砂糖、アップル香料、水を添加し砂糖を
攪拌溶解し、93°Cまで加熱した後瓶詰めした。
例2 (オレンジソー・ダ) ゲル状物配合 砂   糖            12.0%オレン
ジ香料        0.2〃7μギン酸ソーダ  
     1.o#乳酸カルシウム        1
.0//ミカン果皮フアイバー    10.0#水 
            ?5.8#飲料配合 ゲル状物        10.0% 砂   糖            12.0//オレ
ンジ香料       0.2〃 水               2.8〃計    
         100 %アルギン酸ソーダを水に
添加し、80℃−10分間にて加熱溶解し、攪拌しなが
ら40’Cまで冷却した後、コーンファイバー、オレン
ジ香料を添加分散し、次いで乳酸カルシウムを添加した
。これを20°Cまで水冷してゲルを調整した後撞潰し
て流動状とした。これに、砂糖、オレンジ香料、水、炭
酸水を添加し、瓶詰め後85°C・30分間殺菌した。
収得した飲料を室温下に30日間放置したが、)繊維質
の分離がなく、かつ口腔内ざらつきのないものであった

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. トウモロコシ種皮、みかん果皮その他の天然繊維質のも
    のから採取した繊維質と寒天、ファーセレラン、その他
    の膠質との均一分散水性ゾルを牛乳、ミカンジュース、
    その他の飲料に均質に添加することを特徴とする飲料に
    繊維質を均質に分散させる方法。
JP61196063A 1986-08-20 1986-08-20 飲料に繊維質を均質に分散させる方法 Pending JPS6352863A (ja)

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WO2016181830A1 (ja) * 2015-05-08 2016-11-17 株式会社明治 保存性の良好な容器詰めの弾力性のあるナチュラルチーズの製造方法

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