JPS6352408B2 - - Google Patents
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- JPS6352408B2 JPS6352408B2 JP17124983A JP17124983A JPS6352408B2 JP S6352408 B2 JPS6352408 B2 JP S6352408B2 JP 17124983 A JP17124983 A JP 17124983A JP 17124983 A JP17124983 A JP 17124983A JP S6352408 B2 JPS6352408 B2 JP S6352408B2
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- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 8
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
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- Switches With Compound Operations (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はスイツチ用の接点構造に関する。特に
単一の可動片を上下左右の四方向に摺動させるこ
とにより回路を選択的に開閉することのできる四
方向切換えスイツチに用いる接点構造に関する。
単一の可動片を上下左右の四方向に摺動させるこ
とにより回路を選択的に開閉することのできる四
方向切換えスイツチに用いる接点構造に関する。
従来のこの種のものは、基盤上に配設した複数
の導電部と、該導電部を選択的に接触せしめる接
触片とから成つているが、単一の可動片を摺動さ
せて選択的に切換えを行うものにおいては、導電
部の構成がきわめて複雑なものとなつてしまつて
いる。従つて、製作工数も多く、経済的に不利な
ばかりでなく、故障が生ずる可能性も大きい。
の導電部と、該導電部を選択的に接触せしめる接
触片とから成つているが、単一の可動片を摺動さ
せて選択的に切換えを行うものにおいては、導電
部の構成がきわめて複雑なものとなつてしまつて
いる。従つて、製作工数も多く、経済的に不利な
ばかりでなく、故障が生ずる可能性も大きい。
ところで、この種の接点構造を用いる四方向切
換えスイツチは、このスイツチにより操作される
被駆動部材が、スイツチの操作部材を操作するの
と同じ方向に駆動されるようにするのが望まし
い。このようにして、操作する者の操作感覚と被
駆動部材の駆動方向とを同一にすることにより、
駆動操作が容易になるとともに誤操作も少なくな
る。ところが、従来のこの種のものは、このよう
に駆動方向と操作方向とを同一にすることが困難
であつた。
換えスイツチは、このスイツチにより操作される
被駆動部材が、スイツチの操作部材を操作するの
と同じ方向に駆動されるようにするのが望まし
い。このようにして、操作する者の操作感覚と被
駆動部材の駆動方向とを同一にすることにより、
駆動操作が容易になるとともに誤操作も少なくな
る。ところが、従来のこの種のものは、このよう
に駆動方向と操作方向とを同一にすることが困難
であつた。
また、この種のスイツチ用接点構造は、できる
だけ電極の数を少なくして、構造を簡単にしてお
くことが望ましい。
だけ電極の数を少なくして、構造を簡単にしてお
くことが望ましい。
本発明は、前記の如き事情に鑑み、導電部の構
成が簡明で製作容易で、接点の故障が少なく、し
かもスイツチの操作部材を操作するのと同じ方向
に被駆動部材を駆動するようにすることが可能
で、かつ使用電極もできるだけ少なくした構造の
簡単な接点構造を提供することを目的とする。
成が簡明で製作容易で、接点の故障が少なく、し
かもスイツチの操作部材を操作するのと同じ方向
に被駆動部材を駆動するようにすることが可能
で、かつ使用電極もできるだけ少なくした構造の
簡単な接点構造を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明は、平面部材
上に配置した複数の導電部と、該導電部に対して
摺動可能な第1および第2接触片とよりなり、各
接触片には互いに導通する第1乃至第3接触部を
突設し、これを四方向に摺動せしめることにより
所望の導電部間の開閉を行なう如く構成したスイ
ツチにおいて、導電部が第1乃至第5導電部から
なり、中立位置においては、第1接触片の第1乃
至第3接触部は導電部に接触せず、同位置におい
て第2接触片の第1乃至第3接触部も導通部に接
触せず、各接触片を導通部に対して上方向に摺動
させた位置においては、第1接触片の第1接触部
は第1導電部と接触し第2接触部は第2導電部と
接触し第3接触部は導電部に接触せず、同位置に
おいて第2接触片の第1接触部は第4導電部と接
触し第2接触部は導電部と接触せず第3接触部は
第3導電部と接触し、各接触片を導電部に対して
下方向に摺動させた位置においては、第1接触片
の第1接触部は第1導電部と接触し第2接触部は
第3導電部に接触し第3接触部は導電部と接触せ
ず、同位置において第2接触片の第1接触部は第
4導電部と接触し第2接触部は導電部と接触せず
第3接触部は第2導電部と接触し、各接触片を導
電部に対して左方向に摺動させた位置において
は、第1接触片の第1接触部は第1導電部と接触
し第2接触部は導電部と接触せず第3接触部は第
2導電部と接触し、同位置において第2接触片の
第1接触部は第4導電部と接触し第2接触部は第
5導電部と接触し第3接触部は導電部と接触せ
ず、各接触片を導電部に対して右方向に摺動させ
た位置においては、第1接触片の第1接触部は第
1導電部と接触し第2接触部は導電部とは接触せ
ず第3接触部は第5導電部と接触し、同位置にお
いて第2接触片の第1接触部は第4導電部と接触
し第2接触部は第2導電部と接触し第3接触部は
導電部と接触しないように構成したことを特徴と
する。
上に配置した複数の導電部と、該導電部に対して
摺動可能な第1および第2接触片とよりなり、各
接触片には互いに導通する第1乃至第3接触部を
突設し、これを四方向に摺動せしめることにより
所望の導電部間の開閉を行なう如く構成したスイ
ツチにおいて、導電部が第1乃至第5導電部から
なり、中立位置においては、第1接触片の第1乃
至第3接触部は導電部に接触せず、同位置におい
て第2接触片の第1乃至第3接触部も導通部に接
触せず、各接触片を導通部に対して上方向に摺動
させた位置においては、第1接触片の第1接触部
は第1導電部と接触し第2接触部は第2導電部と
接触し第3接触部は導電部に接触せず、同位置に
おいて第2接触片の第1接触部は第4導電部と接
触し第2接触部は導電部と接触せず第3接触部は
第3導電部と接触し、各接触片を導電部に対して
下方向に摺動させた位置においては、第1接触片
の第1接触部は第1導電部と接触し第2接触部は
第3導電部に接触し第3接触部は導電部と接触せ
ず、同位置において第2接触片の第1接触部は第
4導電部と接触し第2接触部は導電部と接触せず
第3接触部は第2導電部と接触し、各接触片を導
電部に対して左方向に摺動させた位置において
は、第1接触片の第1接触部は第1導電部と接触
し第2接触部は導電部と接触せず第3接触部は第
2導電部と接触し、同位置において第2接触片の
第1接触部は第4導電部と接触し第2接触部は第
5導電部と接触し第3接触部は導電部と接触せ
ず、各接触片を導電部に対して右方向に摺動させ
た位置においては、第1接触片の第1接触部は第
1導電部と接触し第2接触部は導電部とは接触せ
ず第3接触部は第5導電部と接触し、同位置にお
いて第2接触片の第1接触部は第4導電部と接触
し第2接触部は第2導電部と接触し第3接触部は
導電部と接触しないように構成したことを特徴と
する。
以下、添付図面について本発明の実施の一例を
説明する。本発明においては、平面部材3上に配
置した第1乃至第5導電部41〜45からなる導
電部4と、該導電部4に対して摺動可能な第1お
よび第2接触片1,2からなり、その第1接触片
1には互いに導電しかつ下方に突出した第1乃至
第3接触部11〜13を備え、第2接触片2には
互いに導通しかつ下方に突出した第1乃至第3接
触片21〜23を備える。
説明する。本発明においては、平面部材3上に配
置した第1乃至第5導電部41〜45からなる導
電部4と、該導電部4に対して摺動可能な第1お
よび第2接触片1,2からなり、その第1接触片
1には互いに導電しかつ下方に突出した第1乃至
第3接触部11〜13を備え、第2接触片2には
互いに導通しかつ下方に突出した第1乃至第3接
触片21〜23を備える。
このような接点構造は、第1図に示すような良
電導性の金属によつて形成した略直角三角形の接
触片1,2を用い、その三角形の頂点に相当する
位置付近に接触部11,12,13及び21,2
2,23を突設し、この接触片1,2を略正方形
の不良導体の平面部材3上にそれぞれの直角三角
形の直角部が対角する正方形の頂点部に対応する
ように配置し、さらに、略正方形の平面部材3上
の一方の隅角部に略正方形状に形成した第1導電
部41と、これに対向する隅角部に同様な形状に
形成した第4導電部44と、第1導電部41を囲
うように平面部材3の2辺の略中央から延びて平
面部材3の中央部で合し、更に第4導電部44を
囲うように2分するとともに平面部材3の他の2
辺の略中央3分の1程度にわたつて位置する第2
導電部42と、他の隅角部から横L字形に伸びて
いる第3導電部3と、この隅角部と対向する隅角
部から逆L字形に伸びている第5導電部とにより
得られる。従つて、この導電部は、第1導電部4
1の隅角部と第4導電部44の隅角部とを結ぶ対
角線に関して線対称な形状になつている。第1導
電部41と第4導電部44の中央やや内側よりに
は円形の切欠部41′及び44′を設ける。
電導性の金属によつて形成した略直角三角形の接
触片1,2を用い、その三角形の頂点に相当する
位置付近に接触部11,12,13及び21,2
2,23を突設し、この接触片1,2を略正方形
の不良導体の平面部材3上にそれぞれの直角三角
形の直角部が対角する正方形の頂点部に対応する
ように配置し、さらに、略正方形の平面部材3上
の一方の隅角部に略正方形状に形成した第1導電
部41と、これに対向する隅角部に同様な形状に
形成した第4導電部44と、第1導電部41を囲
うように平面部材3の2辺の略中央から延びて平
面部材3の中央部で合し、更に第4導電部44を
囲うように2分するとともに平面部材3の他の2
辺の略中央3分の1程度にわたつて位置する第2
導電部42と、他の隅角部から横L字形に伸びて
いる第3導電部3と、この隅角部と対向する隅角
部から逆L字形に伸びている第5導電部とにより
得られる。従つて、この導電部は、第1導電部4
1の隅角部と第4導電部44の隅角部とを結ぶ対
角線に関して線対称な形状になつている。第1導
電部41と第4導電部44の中央やや内側よりに
は円形の切欠部41′及び44′を設ける。
このような接点構造において、接触片1,2を
導電部4に対して摺動せしめることにより切換え
を行なうのであるが、この摺動のための機構とし
ては各種のものを用いることができる。例えば、
第1図に示すように、2枚の長方形板状部材5
1,52を互いに十字形に交差せしめ、その各部
材の交差部に透孔53を設け、該交差部の四隅に
当接する突起61,62,63,64を有する可
動片6を前記長方形板状部材51,52の下方に
配設し、この可動片6の下面に略三角形状の第1
及び第2接触片1,2を取付けて、両接触片1,
2を導電部4を配置した平面部材3上において該
導電部4に対して摺動可能に配設し、操作棒7を
前記透孔53に挿通せしめるとともにプレート8
を用いて可動片6に取付け、該操作棒7を操作す
ることにより前記両接触片を導電部に対して摺動
せしめる如く構成して切換え機構とすることがで
きる。この構成の切換え機構では、操作棒7を操
作すると、可動片6は、その突起61,62,6
3,64が長方形板状部材51,52にガイドさ
れることにより、その可動方向は第2図bにおけ
る上下及び左右の四方向のみに限定されることに
なり、従つて該可動片6と連動する接触片1,2
は、前述したような上下左右の四方向にのみ摺動
可能となり、所望の切換えを行うことができる。
導電部4に対して摺動せしめることにより切換え
を行なうのであるが、この摺動のための機構とし
ては各種のものを用いることができる。例えば、
第1図に示すように、2枚の長方形板状部材5
1,52を互いに十字形に交差せしめ、その各部
材の交差部に透孔53を設け、該交差部の四隅に
当接する突起61,62,63,64を有する可
動片6を前記長方形板状部材51,52の下方に
配設し、この可動片6の下面に略三角形状の第1
及び第2接触片1,2を取付けて、両接触片1,
2を導電部4を配置した平面部材3上において該
導電部4に対して摺動可能に配設し、操作棒7を
前記透孔53に挿通せしめるとともにプレート8
を用いて可動片6に取付け、該操作棒7を操作す
ることにより前記両接触片を導電部に対して摺動
せしめる如く構成して切換え機構とすることがで
きる。この構成の切換え機構では、操作棒7を操
作すると、可動片6は、その突起61,62,6
3,64が長方形板状部材51,52にガイドさ
れることにより、その可動方向は第2図bにおけ
る上下及び左右の四方向のみに限定されることに
なり、従つて該可動片6と連動する接触片1,2
は、前述したような上下左右の四方向にのみ摺動
可能となり、所望の切換えを行うことができる。
なお、この切換え機構は、第2図aに示すよう
に略立方体のハウジング9中に配設し、長方形板
状部材51,52はハウジング9中にその長手方
向と直角方向に摺動しうるように配設し、この長
方形板状部材51,52の上方においてすり鉢状
の凹面101を有するガイド部材10をハウジン
グ9に固定し、このガイド部材10の凹面101
上に半球状の球継手102を球面を下にして滑動
自在に配設し、この球継手102とその上方のも
う一つの球継手103との間にスプリング104
を配設し、両球継手102,103とこのスプリ
ング104とにより操作棒7が中立位置に自動復
帰できるように構成する。また、可動片6と接触
片1,2との間にはスプリング105,106を
配設するとともに、可動片6の四辺の小突起10
7,107,107,107に、接触片1,2の
係合部14,14,24,24が係合することに
より、両者を組付ける。
に略立方体のハウジング9中に配設し、長方形板
状部材51,52はハウジング9中にその長手方
向と直角方向に摺動しうるように配設し、この長
方形板状部材51,52の上方においてすり鉢状
の凹面101を有するガイド部材10をハウジン
グ9に固定し、このガイド部材10の凹面101
上に半球状の球継手102を球面を下にして滑動
自在に配設し、この球継手102とその上方のも
う一つの球継手103との間にスプリング104
を配設し、両球継手102,103とこのスプリ
ング104とにより操作棒7が中立位置に自動復
帰できるように構成する。また、可動片6と接触
片1,2との間にはスプリング105,106を
配設するとともに、可動片6の四辺の小突起10
7,107,107,107に、接触片1,2の
係合部14,14,24,24が係合することに
より、両者を組付ける。
上記詳述したスイツチ用接点構造は、以下のよ
うにして用いることができる。すなわち、車輛用
後視鏡の傾動などに適用する場合であつて、第1
導電部41と第4導電部44とに電源Vの両端子
を接続し、第2導電部42と第3導電部43とに
モータM1の両端子を接続し、第2導電部42と
第5導電部45とにモータM2の両端子を接続す
る。このようにして、任意の摺動機構例えば第1
図に示す機構を利用して接触片1,2を摺動させ
て所望の切換えを行う。
うにして用いることができる。すなわち、車輛用
後視鏡の傾動などに適用する場合であつて、第1
導電部41と第4導電部44とに電源Vの両端子
を接続し、第2導電部42と第3導電部43とに
モータM1の両端子を接続し、第2導電部42と
第5導電部45とにモータM2の両端子を接続す
る。このようにして、任意の摺動機構例えば第1
図に示す機構を利用して接触片1,2を摺動させ
て所望の切換えを行う。
すなわち、中立位置においては第1接触片1の
第1接触部11は切欠部41′上に位置し、第2
接触部12は第2導電部42と第3導電部43と
の間の絶縁部上に位置し、第3接触部13は第2
導電部42と第5導電部45との間の絶縁部上に
位置するように配置する。同様に、第2接触片2
もそれと対称に配置し、各接触部がいずれも導電
部とは接触しないようにする。このように設定し
て、接触片1,2を上方に摺動させると、第1接
触片1の第1接触部11は切欠部41′からはず
れて第1導電部41と接触し、第2接触部12は
第2導電部42と接触する。第3接触部は導電部
に接触しないままである。同位置において第2接
触片2の第1接触部21は切欠部44′からはず
れて第4導電部44と接触する。第2接触部22
は導電部とは接触しない。第3接触部23は第3
導電部43と接触する。従つてこの位置において
は電源V→第1導電部41→第1接触片1→第2
導電部42→モータM1→第3導電部43→第2
接触片2→第4導電部44→電源という回路が閉
じ、モータM1が回転する。次に、接触片1,2
を下方に摺動させると、第1接触片1の第1接触
部11は切欠部41′からはずれて第1導電部と
接触し、第2接触部12は第3導電部43に接触
する。第3接触部13は導電部とは接触しない。
同位置において第2接触片2の第1接触部21は
やはり第4導電部と接触する。第2接触部22は
導電部と接触しない。第3接触部23は第2導電
部42と接触する。従つて、この位置においては
電源V→第1導電部41→第1接触片1→第3導
電部43→モータM1→第2導電部→第2接触片
→第4導電部44→電源Vという回路が閉じ、モ
ータM1に通電されるが、さきほどとは電流の向
きが逆になるので、モータM1は逆回転する。次
に、接触片1,2を左方向に摺動させると、第1
接触片1の第1接触部11は第1導電部41と接
触する。第2接触部12は導電部と接触しない。
第3接触部13は第2導電部42と接触する。同
位置において第2接触片2の第1接触部21は第
4導電部44と接触し、第2接触部22は第5導
電部45と接触する。第3接触部は導電部とは接
触しない。従つて、この位置においては、電源V
→第1導電部41→第1接触片1→第2導電部4
2→モータM2→第5導電部45→第2接触片2
→第4導電部44→電源Vという回路が閉じ、モ
ータM2が回転する。次に、接触片1,2を右方
向に摺動させると、第1接触片1の第1接触部1
1は第1導電部41と接触する。第2接触部12
は導電部とは接触しない。第3接触部13は第5
導電部45と接触する。同位置において第2接触
片2の第1接触部21は第4導電部44と接触
し、第2接触部22は第2導電部と接触する。第
3接触部23は導電部と接触しない。従つて、こ
の位置においては、電源V→第1導電部41→第
1接触片1→第5導電部45→モータM2→第2
導電部42→第2接触片2→第4導電部44→電
源Vという回路が閉じ、モータM2はさきほどと
は逆に回転する。
第1接触部11は切欠部41′上に位置し、第2
接触部12は第2導電部42と第3導電部43と
の間の絶縁部上に位置し、第3接触部13は第2
導電部42と第5導電部45との間の絶縁部上に
位置するように配置する。同様に、第2接触片2
もそれと対称に配置し、各接触部がいずれも導電
部とは接触しないようにする。このように設定し
て、接触片1,2を上方に摺動させると、第1接
触片1の第1接触部11は切欠部41′からはず
れて第1導電部41と接触し、第2接触部12は
第2導電部42と接触する。第3接触部は導電部
に接触しないままである。同位置において第2接
触片2の第1接触部21は切欠部44′からはず
れて第4導電部44と接触する。第2接触部22
は導電部とは接触しない。第3接触部23は第3
導電部43と接触する。従つてこの位置において
は電源V→第1導電部41→第1接触片1→第2
導電部42→モータM1→第3導電部43→第2
接触片2→第4導電部44→電源という回路が閉
じ、モータM1が回転する。次に、接触片1,2
を下方に摺動させると、第1接触片1の第1接触
部11は切欠部41′からはずれて第1導電部と
接触し、第2接触部12は第3導電部43に接触
する。第3接触部13は導電部とは接触しない。
同位置において第2接触片2の第1接触部21は
やはり第4導電部と接触する。第2接触部22は
導電部と接触しない。第3接触部23は第2導電
部42と接触する。従つて、この位置においては
電源V→第1導電部41→第1接触片1→第3導
電部43→モータM1→第2導電部→第2接触片
→第4導電部44→電源Vという回路が閉じ、モ
ータM1に通電されるが、さきほどとは電流の向
きが逆になるので、モータM1は逆回転する。次
に、接触片1,2を左方向に摺動させると、第1
接触片1の第1接触部11は第1導電部41と接
触する。第2接触部12は導電部と接触しない。
第3接触部13は第2導電部42と接触する。同
位置において第2接触片2の第1接触部21は第
4導電部44と接触し、第2接触部22は第5導
電部45と接触する。第3接触部は導電部とは接
触しない。従つて、この位置においては、電源V
→第1導電部41→第1接触片1→第2導電部4
2→モータM2→第5導電部45→第2接触片2
→第4導電部44→電源Vという回路が閉じ、モ
ータM2が回転する。次に、接触片1,2を右方
向に摺動させると、第1接触片1の第1接触部1
1は第1導電部41と接触する。第2接触部12
は導電部とは接触しない。第3接触部13は第5
導電部45と接触する。同位置において第2接触
片2の第1接触部21は第4導電部44と接触
し、第2接触部22は第2導電部と接触する。第
3接触部23は導電部と接触しない。従つて、こ
の位置においては、電源V→第1導電部41→第
1接触片1→第5導電部45→モータM2→第2
導電部42→第2接触片2→第4導電部44→電
源Vという回路が閉じ、モータM2はさきほどと
は逆に回転する。
よつて、このような接点構造を例えば自動車用
後視鏡の傾動に用いると、接触片1,2の摺動と
同方向に傾動を行うことができる。
後視鏡の傾動に用いると、接触片1,2の摺動と
同方向に傾動を行うことができる。
このような接点構造は、第4図に示すように、
各端子から直接コネクタC1に配線し、その内2
本を電源Vへ配線し、3本をモータ側コネクタ
C2に配線することにより、コネクタC1からコネ
クタC2間の中間ハーネスを3本にすることがで
きる。このようにすることにより、モータM1,
M2の端子を直接第2導電部に配線する場合に比
し(その場合ハーネスは4個となる。)、ハーネス
の数を少なくすることができる。
各端子から直接コネクタC1に配線し、その内2
本を電源Vへ配線し、3本をモータ側コネクタ
C2に配線することにより、コネクタC1からコネ
クタC2間の中間ハーネスを3本にすることがで
きる。このようにすることにより、モータM1,
M2の端子を直接第2導電部に配線する場合に比
し(その場合ハーネスは4個となる。)、ハーネス
の数を少なくすることができる。
上記の実施例からも明らかな如く、本発明のス
イツチ用接点構造は、平面部材上に配置した第1
乃至第5の導電部と、該導電部に対して摺動可能
な第1及び第2接触片とよりなり、その各接触片
および各導電部の関係を前記の如く構成したの
で、各接触片を上下および左右の四方向に摺動せ
しめることにより所望の導電部間の開閉を行な
い、かつ、導電部の構成が簡明で製作容易で接点
の故障も少なく、しかもスイツチの操作部材を操
作するのと同じ方向に被駆動部材を駆動するよう
にすることが可能なスイツチを提供することがで
きる。
イツチ用接点構造は、平面部材上に配置した第1
乃至第5の導電部と、該導電部に対して摺動可能
な第1及び第2接触片とよりなり、その各接触片
および各導電部の関係を前記の如く構成したの
で、各接触片を上下および左右の四方向に摺動せ
しめることにより所望の導電部間の開閉を行な
い、かつ、導電部の構成が簡明で製作容易で接点
の故障も少なく、しかもスイツチの操作部材を操
作するのと同じ方向に被駆動部材を駆動するよう
にすることが可能なスイツチを提供することがで
きる。
添付図面は本発明の実施の一例を示すもので、
第1図は内部機構を示す分解斜視図、第2図aは
縦断面図、第2図bは第2図aにおけるB−B断
面図、第3図は導電部と該導電部への接続例を示
す説明図である。第4図はその場合の配線例を示
す配線図である。 1……第1接触片、2……第2接触片、11,
12,13,21,22,23……接触部、3…
…平面部材、4……導電部、41……第1導電
部、42……第2導電部、43……第3導電部、
44……第4導電部、45……第5導電部。
第1図は内部機構を示す分解斜視図、第2図aは
縦断面図、第2図bは第2図aにおけるB−B断
面図、第3図は導電部と該導電部への接続例を示
す説明図である。第4図はその場合の配線例を示
す配線図である。 1……第1接触片、2……第2接触片、11,
12,13,21,22,23……接触部、3…
…平面部材、4……導電部、41……第1導電
部、42……第2導電部、43……第3導電部、
44……第4導電部、45……第5導電部。
Claims (1)
- 1 平面部材上に配置した複数の導電部と、該導
電部に対して摺動可能な第1及び第2接触片とよ
りなり、各接触片には互いに導通する第1乃至第
3接触部を突設し、これを四方向に摺動せしめる
ことにより所望の導電部間の開閉を行なう如く構
成したスイツチにおいて、導電部が第1乃至第5
導電部から成り、中立位置においては、第1接触
片の第1乃至第3接触部は導電部に接触せず、同
位置において第2接触片の第1乃至第3接触部も
導通部に接触せず、各接触片を導通部に対して上
方向に摺動させた位置においては、第1接触片の
第1接触部は第1導電部と接触し第2接触部は第
2導電部と接触し第3接触部は導電部に接触せ
ず、同位置において第2接触片の第1接触部は第
4導電部と接触し第2接触部は導電部と接触せず
第3接触部は第3導電部と接触し、各接触片を導
電部に対して下方向に摺動させた位置において
は、第1接触片の第1接触部は第1導電部と接触
し第2接触部は第3導電部に接触し第3接触部は
導電部と接触せず、同位置において第2接触片の
第1接触部は第4導電部と接触し第2接触部は導
電部と接触せず第3接触部は第2導電部と接触
し、各接触片を導電部に対して左方向に摺動させ
た位置においては、第1接触片の第1接触部は第
1導電部と接触し第2接触部は導電部と接触せず
第3接触部は第2導電部と接触し、同位置におい
て第2接触片の第1接触部は第4導電部と接触し
第2接触部は第5導電部と接触し第3接触部は導
電部と接触せず、各接触片を導電部に対して右方
向に摺動させた位置においては、第1接触片の第
1接触部は第1導電部と接触し第2接触部は導電
部とは接触せず第3接触部は第5導電部と接触
し、同位置において第2接触片の第1接触部は第
4導電部と接触し第2接触部は第2導電部と接触
し第3接触部は導電部と接触しないように構成し
たことを特徴とするスイツチ用接点構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17124983A JPS5973817A (ja) | 1983-09-19 | 1983-09-19 | スイツチ用接点構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17124983A JPS5973817A (ja) | 1983-09-19 | 1983-09-19 | スイツチ用接点構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5973817A JPS5973817A (ja) | 1984-04-26 |
JPS6352408B2 true JPS6352408B2 (ja) | 1988-10-19 |
Family
ID=15919813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17124983A Granted JPS5973817A (ja) | 1983-09-19 | 1983-09-19 | スイツチ用接点構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5973817A (ja) |
-
1983
- 1983-09-19 JP JP17124983A patent/JPS5973817A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5973817A (ja) | 1984-04-26 |
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