JPS6351931B2 - - Google Patents
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- JPS6351931B2 JPS6351931B2 JP59116709A JP11670984A JPS6351931B2 JP S6351931 B2 JPS6351931 B2 JP S6351931B2 JP 59116709 A JP59116709 A JP 59116709A JP 11670984 A JP11670984 A JP 11670984A JP S6351931 B2 JPS6351931 B2 JP S6351931B2
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- JP
- Japan
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- dough
- conveyor
- supply
- roller
- constant speed
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G47/00—Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
- B65G47/02—Devices for feeding articles or materials to conveyors
- B65G47/16—Devices for feeding articles or materials to conveyors for feeding materials in bulk
- B65G47/18—Arrangements or applications of hoppers or chutes
- B65G47/19—Arrangements or applications of hoppers or chutes having means for controlling material flow, e.g. to prevent overloading
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
- Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
- Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
- Fish Paste Products (AREA)
- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
- Formation And Processing Of Food Products (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、パン生地やカマボコ生地等のように
弾性と粘性とを有する可塑性生地の連続的な帯状
体の成形に際して、該生地の流量の定量化および
巾や厚み等の寸法を一定にすることが出来るよう
にする装置に関する。
弾性と粘性とを有する可塑性生地の連続的な帯状
体の成形に際して、該生地の流量の定量化および
巾や厚み等の寸法を一定にすることが出来るよう
にする装置に関する。
(従来技術)
従来パン等の生地は、スクリユーによる押し出
しあるいは、ピストン―シリンダーを用いた押出
し装置によつて、連続的、または、間欠的な定量
供給を行つていた。
しあるいは、ピストン―シリンダーを用いた押出
し装置によつて、連続的、または、間欠的な定量
供給を行つていた。
しかし、これらの機械的な方法、装置は、重量
化して軽便な方法ではなく、また、その使用時に
圧力や撹拌力が作用するので、パン生地において
は、そのために、生地のゲル構造が破壊されてし
まうことになり、後工程で生地のゲル構造の回復
を行うための一定時間の寝かし工程などを用意し
なければならなかつた。
化して軽便な方法ではなく、また、その使用時に
圧力や撹拌力が作用するので、パン生地において
は、そのために、生地のゲル構造が破壊されてし
まうことになり、後工程で生地のゲル構造の回復
を行うための一定時間の寝かし工程などを用意し
なければならなかつた。
(目的)
本発明は、簡便かつ圧力の伴わない方法および
装置によつて、パン生地のような、粘性と弾性を
有する可塑性生地をその供給の過程で、連続的に
一定化させ、かつ、その幅と厚みを一定にした帯
状体に成形するための装置を提供することを目的
とする。
装置によつて、パン生地のような、粘性と弾性を
有する可塑性生地をその供給の過程で、連続的に
一定化させ、かつ、その幅と厚みを一定にした帯
状体に成形するための装置を提供することを目的
とする。
(構成)
本発明は、パン等の生地を供給装置から受取つ
て搬送する2つの直列状に連接された供給コンベ
アと、その下流側の供給コンベアの終端部に連椄
される定速コンベアとからなるコンベア、およ
び、2つの供給コンベアの間に設けられる秤量装
置と、その秤量装置の荷重センサーによつて秤量
された値を入力し、生地の重量に応じて供給コン
ベアの駆動ローラを駆動する制御装置とを設けて
いる。
て搬送する2つの直列状に連接された供給コンベ
アと、その下流側の供給コンベアの終端部に連椄
される定速コンベアとからなるコンベア、およ
び、2つの供給コンベアの間に設けられる秤量装
置と、その秤量装置の荷重センサーによつて秤量
された値を入力し、生地の重量に応じて供給コン
ベアの駆動ローラを駆動する制御装置とを設けて
いる。
さらに、定速コンベアの上には、生地延展機構
を設け、その生産延展部材のローラによつて、生
地を横方向に広げて、生地の流量の定量化を図つ
ている。
を設け、その生産延展部材のローラによつて、生
地を横方向に広げて、生地の流量の定量化を図つ
ている。
従つて、本発明の装置によつて、生地は、その
搬送の過程で厚みと巾とが一定に成形され、安定
した状態でつぎの工程に送られることが出来るよ
うになつている。
搬送の過程で厚みと巾とが一定に成形され、安定
した状態でつぎの工程に送られることが出来るよ
うになつている。
(実施例)
本発明の構成を実施例に基づいて説明すると、
第1図に示すように、本発明の装置は、2つの直
列状に配置された供給コンベア2,4と、その下
流の供給コンベア4の終端部に連接される定速コ
ンベア20とから構成される搬送装置を有してい
る。
第1図に示すように、本発明の装置は、2つの直
列状に配置された供給コンベア2,4と、その下
流の供給コンベア4の終端部に連接される定速コ
ンベア20とから構成される搬送装置を有してい
る。
また、下流の供給コンベア4に連接される定速
コンベア20には、その搬送面と直角な方向に往
復移動するローラ23を設けた生地延展装置21
を設けていて、生地1をその幅方向に延展するよ
うにしている。
コンベア20には、その搬送面と直角な方向に往
復移動するローラ23を設けた生地延展装置21
を設けていて、生地1をその幅方向に延展するよ
うにしている。
前述した2つの供給コンベア2,4の間には、
その搬送ベルト2a,4aと同一のレベルで、自
転ローラ11を有する秤量装置10を設け、その
ローラに接触して移動される生地1を単位長さA
毎に分割した状態で、荷重センサー12によつて
生地1の単位重量を秤量するようにしている。
その搬送ベルト2a,4aと同一のレベルで、自
転ローラ11を有する秤量装置10を設け、その
ローラに接触して移動される生地1を単位長さA
毎に分割した状態で、荷重センサー12によつて
生地1の単位重量を秤量するようにしている。
本発明の秤量装置10において、自転ローラ1
1を用いる理由は、これをフリーのローラにした
場合には、その前後の供給コンベア2,4の駆動
の影響を受ける恐れがあり、また、このローラと
別体に形成した駆動装置にベルトまたはチエーン
によつて連動させるようにすると、その駆動トル
クによりその秤量値が影響されたりして、正確な
秤量値を得ることが出来なくなるためである。
1を用いる理由は、これをフリーのローラにした
場合には、その前後の供給コンベア2,4の駆動
の影響を受ける恐れがあり、また、このローラと
別体に形成した駆動装置にベルトまたはチエーン
によつて連動させるようにすると、その駆動トル
クによりその秤量値が影響されたりして、正確な
秤量値を得ることが出来なくなるためである。
また、下流の供給コンベア4の従動ローラ6に
対応した位置には、その上部に押さえ装置13を
設け、これを供給コンベア4と同調して駆動させ
るようにしている。以下に示す実施例において
は、押さえ装置13として第4図に示すような、
その外周にスパイラル状の突起を複数本所定の間
隔で形成した押さえローラ14を用いている。そ
して、この押さえローラ14の突起14aによ
り、生地1に所定の間隔で圧力部1aを形成し、
この圧力部1aを介して生地1の伸縮を行う。
対応した位置には、その上部に押さえ装置13を
設け、これを供給コンベア4と同調して駆動させ
るようにしている。以下に示す実施例において
は、押さえ装置13として第4図に示すような、
その外周にスパイラル状の突起を複数本所定の間
隔で形成した押さえローラ14を用いている。そ
して、この押さえローラ14の突起14aによ
り、生地1に所定の間隔で圧力部1aを形成し、
この圧力部1aを介して生地1の伸縮を行う。
供給コンベア2,4は、その駆動ローラ3,5
がモータ7にベルトまたはチエーンを介して設定
された速度で駆動されるようになつているもの
で、その速度は、生地1の秤量値を入力し、制御
装置のマイクロコンピユータにより演算された値
とされるものであり、さらに、上流側の供給コン
ベア2の駆動ローラ3にはクラツチ8を設け、供
給コンベア2のみを停止させることが出来るよう
にしている。
がモータ7にベルトまたはチエーンを介して設定
された速度で駆動されるようになつているもの
で、その速度は、生地1の秤量値を入力し、制御
装置のマイクロコンピユータにより演算された値
とされるものであり、さらに、上流側の供給コン
ベア2の駆動ローラ3にはクラツチ8を設け、供
給コンベア2のみを停止させることが出来るよう
にしている。
制御装置は、第6図に示すように、駆動ローラ
5に連動される回転トランスジユーサー9から発
生されたパルスと、荷重センサー12の秤量値を
マイクロコンピユータ18に入力し、その演算さ
れた値に応じて、インバータ19を介してモータ
7の回転速度を制御するようにしているもであ
る。そして、その制御に際しては、所定の長さA
または、Aより短い一定の長さを生地1が移動す
る毎に、回転トランスジユーサー9が秤量の指令
を発生し、その値をマイクロコンピユータ18に
入力する。
5に連動される回転トランスジユーサー9から発
生されたパルスと、荷重センサー12の秤量値を
マイクロコンピユータ18に入力し、その演算さ
れた値に応じて、インバータ19を介してモータ
7の回転速度を制御するようにしているもであ
る。そして、その制御に際しては、所定の長さA
または、Aより短い一定の長さを生地1が移動す
る毎に、回転トランスジユーサー9が秤量の指令
を発生し、その値をマイクロコンピユータ18に
入力する。
そして、生地1の単位長さAの重量が重いとき
には、その秤量した部分が下流のコンベア4の終
端部Pに来たときにコンベア4の速度を遅くし、
生地1の単位重量が軽いときには、コンベア4の
速度を速くするようにモータ7の回転の制御を行
うのである。
には、その秤量した部分が下流のコンベア4の終
端部Pに来たときにコンベア4の速度を遅くし、
生地1の単位重量が軽いときには、コンベア4の
速度を速くするようにモータ7の回転の制御を行
うのである。
また、本発明の装置においては、2つの供給コ
ンベア2,4の間には、秤量装置10を設け、こ
の秤量装置10によつて秤量した秤量値に基づい
て2つの供給コンベア2,4を駆動するようにし
ている。そして、秤量された生地1の重量に部分
的な不均衡が大きく存在している場合には、クラ
ツチ8を制御して、上流側の供給コンベア2を停
止させ、生地1をコンベア2,4間で引伸ばすこ
とも可能なようにしている。
ンベア2,4の間には、秤量装置10を設け、こ
の秤量装置10によつて秤量した秤量値に基づい
て2つの供給コンベア2,4を駆動するようにし
ている。そして、秤量された生地1の重量に部分
的な不均衡が大きく存在している場合には、クラ
ツチ8を制御して、上流側の供給コンベア2を停
止させ、生地1をコンベア2,4間で引伸ばすこ
とも可能なようにしている。
供給コンベア4に連接される定速コンベア20
は、一定の速度V3で駆動されるもので、そのベ
ルトの上の面に接するようにして、ローラ23が
ベルトと直角な方向に往復移動する生地延展装置
21を設けている。
は、一定の速度V3で駆動されるもので、そのベ
ルトの上の面に接するようにして、ローラ23が
ベルトと直角な方向に往復移動する生地延展装置
21を設けている。
生地延展装置21は、コンベア20の上に設け
られたフレームに支持されるものであり、モータ
22によつて駆動されるスプロケツト24にチエ
ーン25をかけ渡して、このチエーンを一方向に
循環させるようにしている。
られたフレームに支持されるものであり、モータ
22によつて駆動されるスプロケツト24にチエ
ーン25をかけ渡して、このチエーンを一方向に
循環させるようにしている。
チエーン25には、ローラなどの係合子26を
設け、この係合子26が移動体28に形成した縦
溝からなる係合部27に係合し、チエーン25と
ともに係合子26が循環回動するのに応じて、係
合部27の中を上下に摺動しながら、移動体28
をガイド30に沿つて往復移動させるようにして
いる。
設け、この係合子26が移動体28に形成した縦
溝からなる係合部27に係合し、チエーン25と
ともに係合子26が循環回動するのに応じて、係
合部27の中を上下に摺動しながら、移動体28
をガイド30に沿つて往復移動させるようにして
いる。
そして、移動体28の下方にアーム29を介し
て設けたローラ23によつて、生地1を横方向に
広げるようにして延展するのである。
て設けたローラ23によつて、生地1を横方向に
広げるようにして延展するのである。
また、前記係合部27と係合子26は、溝とロ
ーラに限定されるものではなく、その他のカムと
カムフオローワーとを用いることが可能であり、
さらに、ローラ23は、第3図に示すようにその
先端部をテーパー状に形成したものを用いると、
その延展の効果が向上されるのである。
ーラに限定されるものではなく、その他のカムと
カムフオローワーとを用いることが可能であり、
さらに、ローラ23は、第3図に示すようにその
先端部をテーパー状に形成したものを用いると、
その延展の効果が向上されるのである。
また、前記した実施例においては、供給コンベ
アとして、ベルトコンベア装置を用いているが、
本発明の装置としては、ベルトに代えて、ローラ
装置を用いることも可能である。すなわち、この
場合には、第5図に示すように、秤量装置10の
前後のコンベアを自転ローラ15,16で構成し
て、フレーム17の上に平行に設けるようにし、
これ等のコンベアの搬送面を秤量装置10の自転
ローラ11と同一の面に形成するようにしてい
る。
アとして、ベルトコンベア装置を用いているが、
本発明の装置としては、ベルトに代えて、ローラ
装置を用いることも可能である。すなわち、この
場合には、第5図に示すように、秤量装置10の
前後のコンベアを自転ローラ15,16で構成し
て、フレーム17の上に平行に設けるようにし、
これ等のコンベアの搬送面を秤量装置10の自転
ローラ11と同一の面に形成するようにしてい
る。
このローラ15,16は、ローラに駆動装置を
内装したもので構成されるが、その他に、通常の
ローラコンベアのように、多数のローラを1つの
駆動装置によつて同時に駆動するように構成して
も良い。
内装したもので構成されるが、その他に、通常の
ローラコンベアのように、多数のローラを1つの
駆動装置によつて同時に駆動するように構成して
も良い。
そして、秤量装置10の上流側の自転ローラ1
5を含むコンベアと、下流側の自転ローラ16を
含むコンベアとを制御装置によつて所定の速度で
回転させることによつて、前述したように、ベル
トコンベアを用いた場合と同様な速度の制御を行
うことを可能にしている。また、この場合には、
下流側のコンベアの終端部に対応して押さえロー
ラを設けることによつて、定速コンベア20との
間で、生地1の伸縮を行うようにしているのであ
る。
5を含むコンベアと、下流側の自転ローラ16を
含むコンベアとを制御装置によつて所定の速度で
回転させることによつて、前述したように、ベル
トコンベアを用いた場合と同様な速度の制御を行
うことを可能にしている。また、この場合には、
下流側のコンベアの終端部に対応して押さえロー
ラを設けることによつて、定速コンベア20との
間で、生地1の伸縮を行うようにしているのであ
る。
上記した実施例において、供給コンベア4の終
端部に対応して設けた押さえ装置13を、押さえ
ローラ14で構成したもので示しているが、本発
明においては、これを、突起を外周に形成したロ
ーラに限定することなしに、他の部材で置換する
ことも可能である。すなわち、生地1が柔かいも
のである場合には、突起を設けないローラを用い
ても良く、さらに、板状のものを供給コンベアと
同調させて上下動させるようにし、生地1を供給
コンベアとの間で押圧するようにしても良いので
ある。
端部に対応して設けた押さえ装置13を、押さえ
ローラ14で構成したもので示しているが、本発
明においては、これを、突起を外周に形成したロ
ーラに限定することなしに、他の部材で置換する
ことも可能である。すなわち、生地1が柔かいも
のである場合には、突起を設けないローラを用い
ても良く、さらに、板状のものを供給コンベアと
同調させて上下動させるようにし、生地1を供給
コンベアとの間で押圧するようにしても良いので
ある。
(作用)
次に、本発明の装置を用いて生地1の流量の定
量化を行う場合の例について説明する。
量化を行う場合の例について説明する。
2つの生地供給コンベア2,4によつて運搬さ
れる生地1が秤量装置10の上方を通過するとき
に、回転トランスジユーサー9が秤量装置10の
長さAと同じ距離だけ、あるいは、Aの距離より
も少ない一定の距離だけ生地供給コンベアが移動
したことを確認する度に、荷重センサー12が秤
量を行い、その秤量値Xa、Xb……をマイクロコ
ンピユータ18に入力する。そして、第6図に示
す制御回路において、それぞれの秤量値Xnの記
憶を持つたそれぞれの生地部分Anが供給コンベ
ア4の終端Pに到達したことをマイクロコンピユ
ータ18は回転トランスジユーサー9の情報に基
づいて確認し、その部分の重量に応じて、供給コ
ンベア2,4の排出速度を変化させるようにして
いる。
れる生地1が秤量装置10の上方を通過するとき
に、回転トランスジユーサー9が秤量装置10の
長さAと同じ距離だけ、あるいは、Aの距離より
も少ない一定の距離だけ生地供給コンベアが移動
したことを確認する度に、荷重センサー12が秤
量を行い、その秤量値Xa、Xb……をマイクロコ
ンピユータ18に入力する。そして、第6図に示
す制御回路において、それぞれの秤量値Xnの記
憶を持つたそれぞれの生地部分Anが供給コンベ
ア4の終端Pに到達したことをマイクロコンピユ
ータ18は回転トランスジユーサー9の情報に基
づいて確認し、その部分の重量に応じて、供給コ
ンベア2,4の排出速度を変化させるようにして
いる。
この場合の速度の制御は、マイクロコンピユー
タ18によつて演算された値に応じて、インバー
タ19により周波数が調整され、モータ7が変速
されるようになつているもので、その速度は、秤
量値に反比例した1/Xnの値となる。
タ18によつて演算された値に応じて、インバー
タ19により周波数が調整され、モータ7が変速
されるようになつているもので、その速度は、秤
量値に反比例した1/Xnの値となる。
そして、Xnは生地の長さAnの部分の重量であ
るから、連続的に秤量される生地1の各部分Aa、
Ab、……における重量Xa、Xb、……は、全て
が異なることになる。従つて、供給コンベア2,
4の速度は、生地の秤量長さAの排出の都度変化
することになり、その変化の状態は、秤量値が標
準値よりも重いときには遅くなり、軽いときには
速くされて、生地1を供給コンベア4から定速コ
ンベア20へと移し換えるのである。
るから、連続的に秤量される生地1の各部分Aa、
Ab、……における重量Xa、Xb、……は、全て
が異なることになる。従つて、供給コンベア2,
4の速度は、生地の秤量長さAの排出の都度変化
することになり、その変化の状態は、秤量値が標
準値よりも重いときには遅くなり、軽いときには
速くされて、生地1を供給コンベア4から定速コ
ンベア20へと移し換えるのである。
つまり、この場合の速度は、
Xa・Va=Xb・Vb=Bとなる。
(上の式において、Bは流量の一定値である。)
また、秤量値Aを求めるための秤量手段は、A
の長さを極端に小さくした微分計測であつても同
じである。
の長さを極端に小さくした微分計測であつても同
じである。
供給コンベア4の終端部の上方に設けられた生
地押え装置13が、コンベア間を移し換えられる
生地を強く押圧することによつて、その部分の生
地1は、両方のコンベアの速度差の分だけ強制的
に引伸ばされ、または、縮められることになるの
で、その結果、Aの単位間の重量ムラは解消さ
れ、定速コンベア20の上には流量の定量化され
た生地として移し換えられることになる。この場
合の定速コンベア20の上に移し換えられた生地
1の単位長さAは、その重さXに反比例した伸縮
を受けるので、第3図に示すように、Aa、Ab
は、その長さが一定でなくなり、生地の流量は、
一定以下の誤差の範囲内に収められる。つまり、
その長さAa、Abの内部の部分的な重量誤差を残
すだけとなるのである。
地押え装置13が、コンベア間を移し換えられる
生地を強く押圧することによつて、その部分の生
地1は、両方のコンベアの速度差の分だけ強制的
に引伸ばされ、または、縮められることになるの
で、その結果、Aの単位間の重量ムラは解消さ
れ、定速コンベア20の上には流量の定量化され
た生地として移し換えられることになる。この場
合の定速コンベア20の上に移し換えられた生地
1の単位長さAは、その重さXに反比例した伸縮
を受けるので、第3図に示すように、Aa、Ab
は、その長さが一定でなくなり、生地の流量は、
一定以下の誤差の範囲内に収められる。つまり、
その長さAa、Abの内部の部分的な重量誤差を残
すだけとなるのである。
このように、誤差の範囲の狭められた生地1
は、定速コンベア20上で高さHの位置に設けら
れたローラ23の作用部分に搬送されて、その上
方からローラ23によつて直交方向に転動圧を受
け、厚さHに圧縮を受ける。
は、定速コンベア20上で高さHの位置に設けら
れたローラ23の作用部分に搬送されて、その上
方からローラ23によつて直交方向に転動圧を受
け、厚さHに圧縮を受ける。
この場合に、生地1はローラ23の下部に侵入
してくるときの厚みよりも薄く延展されるので、
延展された生地1は、その幅方向に広げられるこ
とになる。
してくるときの厚みよりも薄く延展されるので、
延展された生地1は、その幅方向に広げられるこ
とになる。
この時の生地1の幅方向の広がり量(W)は、
本発明における生地流量の一定値Bとの関係にお
いて、B=Vm・H・W・G=一定(Gは、生地
の比重である)となる。
本発明における生地流量の一定値Bとの関係にお
いて、B=Vm・H・W・G=一定(Gは、生地
の比重である)となる。
すなわち、生地供給コンベア4より定速コンベ
ア20上に載り移つた時の生地は、その幅におい
ても厚さにおいても不定であるが、流量において
は引伸ばし、または、縮めの作用を受けて、その
限定された長さの中での部分的な不定という、限
られた範囲内での誤差となつている。
ア20上に載り移つた時の生地は、その幅におい
ても厚さにおいても不定であるが、流量において
は引伸ばし、または、縮めの作用を受けて、その
限定された長さの中での部分的な不定という、限
られた範囲内での誤差となつている。
そして、その誤差の解消は、生地の厚さを一定
にすると同時に、生地の幅を生地供給コンベアで
運ばれるときよりも広げることによつてなされる
のである。すなわち、ローラ23の往復移動時に
おける定速コンベア20の搬送距離を、ローラ2
3の長さLよりも少なくすることにより、つま
り、LをAa、Ab、……のいずれよりも長くする
ことによつて、生地1の内圧の均衡効果により、
幅Wは常に一定となり、寸法と流量の誤差の少な
い一定化された生地が生産されるのである。
にすると同時に、生地の幅を生地供給コンベアで
運ばれるときよりも広げることによつてなされる
のである。すなわち、ローラ23の往復移動時に
おける定速コンベア20の搬送距離を、ローラ2
3の長さLよりも少なくすることにより、つま
り、LをAa、Ab、……のいずれよりも長くする
ことによつて、生地1の内圧の均衡効果により、
幅Wは常に一定となり、寸法と流量の誤差の少な
い一定化された生地が生産されるのである。
また、本発明において用いられるローラ23
は、円筒形のものでも良いが、第2〜3図に示す
ような先端部がテーパ状になつているものの方
が、生地の延展効果がより向上することになる。
は、円筒形のものでも良いが、第2〜3図に示す
ような先端部がテーパ状になつているものの方
が、生地の延展効果がより向上することになる。
なお、上記した実施例においては、パン生地の
流量の定量化を行う場合についてのみ記載した
が、本発明の装置は、この実施例に限定されるも
のではなく、その他に、麺類や、カマボコ類等の
可塑性生地にも適用できることは、その構成より
当然可能なものである。
流量の定量化を行う場合についてのみ記載した
が、本発明の装置は、この実施例に限定されるも
のではなく、その他に、麺類や、カマボコ類等の
可塑性生地にも適用できることは、その構成より
当然可能なものである。
(発明の効果)
本発明は、コンベア上に連続して供給される生
地を一定長さ、あるいは、連続的に秤量し、コン
ベアの速度は、その秤量値に反比例した変則的速
度として生地をその下流の定速コンベアに移し換
えるものであり、さらに、生地供給コンベアの終
端上方に生地押え装置を設けて、供給コンベアと
同調運動をさせ、生地が供給コンベアから定速コ
ンベアに移し換えられるときに両コンベア間の速
度差に応じた伸縮を行わせることによつて、流量
が不定な生地が供給されても、生地の単位重量の
誤差を少なくして定速コンベアに移し換えること
が出来るのである。
地を一定長さ、あるいは、連続的に秤量し、コン
ベアの速度は、その秤量値に反比例した変則的速
度として生地をその下流の定速コンベアに移し換
えるものであり、さらに、生地供給コンベアの終
端上方に生地押え装置を設けて、供給コンベアと
同調運動をさせ、生地が供給コンベアから定速コ
ンベアに移し換えられるときに両コンベア間の速
度差に応じた伸縮を行わせることによつて、流量
が不定な生地が供給されても、生地の単位重量の
誤差を少なくして定速コンベアに移し換えること
が出来るのである。
さらに、本発明では、定速コンベアの上面に
は、その搬送方向と直交する方向にローラが往復
移動する生地延展機構を設けているものであるか
ら、生地延展機構によつて、生地幅を広げながら
延展することにより、生地の内圧は平均化され、
その生地の内圧の均衡効果により、一定した生地
幅と生地厚を成形することができるのである。
は、その搬送方向と直交する方向にローラが往復
移動する生地延展機構を設けているものであるか
ら、生地延展機構によつて、生地幅を広げながら
延展することにより、生地の内圧は平均化され、
その生地の内圧の均衡効果により、一定した生地
幅と生地厚を成形することができるのである。
第1図は、本発明の装置の構成を示す側面図、
第2図は、その平面図、第3図は、生地の延展の
状態を示す説明図、第4図は、押さえローラの斜
視図、第5図は、他の実施例を示す側面図であ
り、第6図は、制御装置のブロツク図である。 図中の符号 1……生地、2,4……生地、
3,5……駆動ローラ、6……従動ローラ、7…
…モータ、8……クラツチ、9……回転トランス
ジユーサー、10……秤量装置、11……自転ロ
ーラ、12……荷重センサー、13……押さえ装
置、14……押さえローラ、14a……突起、1
5,16……自転ローラ、17……フレーム、1
8……マイクロコンピユータ、19……インバー
タ、20……定速コンベア、21……生地延展装
置、22……モータ、23……ローラ、24……
スプロケツト、25……チエーン、26……係合
子、27……係合部、28……移動体、29……
アーム、30……ガイド。
第2図は、その平面図、第3図は、生地の延展の
状態を示す説明図、第4図は、押さえローラの斜
視図、第5図は、他の実施例を示す側面図であ
り、第6図は、制御装置のブロツク図である。 図中の符号 1……生地、2,4……生地、
3,5……駆動ローラ、6……従動ローラ、7…
…モータ、8……クラツチ、9……回転トランス
ジユーサー、10……秤量装置、11……自転ロ
ーラ、12……荷重センサー、13……押さえ装
置、14……押さえローラ、14a……突起、1
5,16……自転ローラ、17……フレーム、1
8……マイクロコンピユータ、19……インバー
タ、20……定速コンベア、21……生地延展装
置、22……モータ、23……ローラ、24……
スプロケツト、25……チエーン、26……係合
子、27……係合部、28……移動体、29……
アーム、30……ガイド。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 2つの供給コンベアと、定速コンベアとをそ
の搬送面が平面を形成するようにして直列状に連
接して搬送部を構成し、 前記2つの供給コンベアの間に秤量装置を設
け、該秤量装置の検知値を搬送装置の駆動制御装
置に入力して、前記供給コンベアの制御の情報と
して用い、 下流側の供給コンベアの終端の上方に生地押さ
え装置を設け、該生地押え装置は前記生地供給コ
ンベアと同調して回転されて生地に凹部を形成す
るような作用を行う部材として構成され、 下流側の供給コンベアに連椄して定速コンベア
を設け、定速コンベアの上面には、搬送方向と直
角方向にローラが転がり移動を反復する生地延展
機構を設けるとともに、 前記2つの供給コンベアの速度は生地の秤量値
に反比例した速度で運行しながら、生地を供給コ
ンベアから定速コンベアに移し換えて、 該定速コンベア上で生地延展機構によつて生地
延展を行うことを特徴とする寸法および流量の一
定した生地帯の連続生産装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59116709A JPS60262715A (ja) | 1984-06-08 | 1984-06-08 | 寸法および流量の一定した生地帯の連続生産装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59116709A JPS60262715A (ja) | 1984-06-08 | 1984-06-08 | 寸法および流量の一定した生地帯の連続生産装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60262715A JPS60262715A (ja) | 1985-12-26 |
JPS6351931B2 true JPS6351931B2 (ja) | 1988-10-17 |
Family
ID=14693874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59116709A Granted JPS60262715A (ja) | 1984-06-08 | 1984-06-08 | 寸法および流量の一定した生地帯の連続生産装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60262715A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016027622A1 (ja) * | 2014-08-21 | 2016-02-25 | レオン自動機株式会社 | 連続生地の秤量切断システム |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2733393B2 (ja) * | 1991-09-02 | 1998-03-30 | 食品機械基盤技術開発株式会社 | 食品の定量分割方法および同定量分割装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5445072Y2 (ja) * | 1975-04-01 | 1979-12-24 |
-
1984
- 1984-06-08 JP JP59116709A patent/JPS60262715A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016027622A1 (ja) * | 2014-08-21 | 2016-02-25 | レオン自動機株式会社 | 連続生地の秤量切断システム |
JPWO2016027622A1 (ja) * | 2014-08-21 | 2017-07-13 | レオン自動機株式会社 | 連続生地の秤量切断システム |
TWI676424B (zh) * | 2014-08-21 | 2019-11-11 | 日商雷恩自動機股份有限公司 | 連續麵糰之秤量切斷系統 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60262715A (ja) | 1985-12-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |