JPS6351788A - 映像信号合成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、入力映像信号にて示される画面上に絵や文字
等を重ね合わせて表示するための所謂スーパインポーズ
を行うテロッパ等の映像信号合成装置に関する。

〔発明の概要〕

本発明は、入力映像信号にて示される画面上に絵や文字
等を重ね合わせて表示するための所謂ス−バインポーズ
を行うテロッパ等の映像信号合成装置において、入力映
像信号のバーストレベルに応じたクロマレベルを有する
合成映像信号を上記入力映像信号にスーパーインポーズ
することにより、後段側のテレビジョン受像機やビデオ
テープレコーダに設けられているＡ　ＣＣ（Ａｕｔｏｍ
ａｔｉｃＣｒｏｗ＋ａ　１ｅｖｅｌ　Ｃｏｎｔｒｏｌ　
）回路の動作による画質の劣化を防止できるようにした
ものである。

〔従来の技術〕

従来より、例えば第３図に示すように、テレビジョンチ
ューナ３１、テレビカメラ３２やビデオディスクプレー
ヤ３３等の各種ビデオソースから信号切換回路３４を介
してテロッパ３５に映像信号を供給し、上記テロッパ３
５において、上記映像信号にて与えられる画像に絵や文
字を付加（スーパーインポーズ）するように上記映像信
号に上記絵や文字の映像信号を合成し、その合成画像を
テレビジョン受像機３６の画面に表示したり、映像信号
をビデオテープレコーダ３７にて記録するようにしたヒ
゛デオシステムが知られている。

そして、上記テロッパ３５等の映像（ε号合成装置では
、従来、入力映像信号のバーストレベルに関係なく、常
に一定の色信号レベルを有するテロップ信号すなわちス
ーパーインポーズする絵や文字の信号を上記入力映像信
号に加算合成していた。

また、従来より、テレビジョン受像機やビデオテープレ
コーダ等では、映像信号処理系の周波数特性の変動や、
ダビングの繰り返しによりバーストレベルが変動しても
、常に一定な色再現性を一定にするために、カラーバー
スト信号の信号レベルに応して色信号レベルを制御する
Ａ　ＣＣ（Ａｕｔｏ−ｍａｔｉｃ　Ｃｒｏｍａ　１ｅｖ
ｅｌ　Ｃｏｎｔｒｏｌ　）回路を内蔵している。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところで、上記ＡＣＣ回路を内蔵したテレビジョン受像
機やビデオテープレコーダでは、上述のようにテロッパ
を介して入力映像信号のバーストレベルに関係なく常に
一定の色信号レベルを有するテロップ信号を加算合成し
た映像信号が供給されると、スーパーインポーズされた
テロフブ（８号のクロマレベルが上記ＡＣＣ回路の働き
によって異常に上昇して、テレビジョン画面上で色飽和
度が過飽和状態になってしまったり、ビデオテープレコ
ーダにおいて所謂オーバーモジュレーションが発生する
ことがある。

例えば、定常状態におけるカラーバースト信号の信号レ
ベルは３００　ｍＶｐ−ｐであるが、例えばテレビジョ
ンチューナのチューニングが完全でないとバーストレベ
ルが下がる。そして、上記ＡＣＣ回路は、バーストレベ
ルが例えば１００ｍＶのときにはバーストレベルを基準
に定常状態となるように３倍の利得を持つ。そこで、こ
の信号に６００ｍＶｐ−ｐのクロマ振幅を有するテロッ
プ信号をスーパーインポーズしたとすると、上記テレビ
ジョン受像機やビデオテープレコーダのＡＣＣ回路の働
きにより、クロマ振幅が１８００ｍＶｐ−ｐとなってし
まい、色飽和度が過多となり、オーバーモジュレーショ
ンが発生する。

そこで、本発明は、上述の如き従来の問題点に恵み、後
段に接続されるテレビジョン受像機やビデオテープレコ
ーダに設けられているＡＣＣ回路によりテロップ信号部
分のクロマレベルが異常に上昇されることなく、色再現
性の掻めて良好なスーパーインポーズ画像を得られるよ
うにした新規な構成の映像信号合成装置を提供すること
を目的とするものである。

ｃ問題点を解決するための手段〕 本発明に係る映像信号合成装置は、上述の如き問題点を
解決するために、人力映像信号中のカラーバースト信号
からクロマキャリアを形成するキャリア発生手段と、上
記入力映像信号中のカラーバースト信号部分の信号レベ
ルの信号レベルを検出するレベル検出手段と、上記クロ
マキャリアが供給され、上記人力映像信号による画像に
合成する合成画像を与える合成映像信号としてクロマ信
号と輝度信号を出力する合成信号発生手段と、上記クロ
マ信号の信号レベルを上記レヘル検出手段による検出出
力に応じて制御するクロマレベル制御手段と、上記合成
信号発生手段から供給される輝度信号と上記クロマレベ
ル制御手段を介して供給されるクロマ信号とを加算合成
する信号加算手段と、上記信号加算手段による加算出力
信号と上記人力映像信号とを選択的に出力する信号選択
手段とを備えて成ることを特徴としている。

（作用〕 本発明に係る映像信号合成装置では、入力映像信号のバ
ーストレベルに応じて合成映像信号のクロマレベルを制
御し、上記入力映像信号による画像に上記合成映像信号
による画像を合成した映像信号を出力する。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例について、図面に従い詳細に説
明する。

第１図のブロック図に示す第１の実施例において、入力
映像信号（Ｓ　ｉｎ）は、信号入力端子１から信号選択
回路１１とバンドパスフィルタ（ＢＰＦ）２に供給され
ている。

上記ＢＰＦ２は、上記人力映像信号（Ｓｉｎ）中のクロ
マキャリア成分を取り出して、パーストゲート回路３と
デコーダ５に供給する。上記パーストゲート回路３は、
クロマキャリア成分中のカラーバースト信号を取り出し
て、クロマキャリア発生回路４に供給する。上記クロマ
キャリア発生回路４は、例えばＰ　Ｌ　Ｌ　（Ｐｈａｓ
ｅ　Ｌｏｃｋｅｄ　Ｌｏｏｐ　）を利用してクロマキャ
リア周波数（３，５８ＭＨ２）で上記カラーバースト信
号に位相固定されたクロマキャリア（ＳＣ）を形成し、
このクロマキャリア（ＳＣ）を上記デコーダ５に供給す
るとともに、テロップ信号発生回路８に供給するや上記
デコーダ５は、上記クロマキャリア成分を上記クロマキ
ャリア（ＳＣ）にて同期検波することによりカラーバー
スト信号をふくむＲ−Ｙ軸を復調し、その復調出力をロ
ーパスフィルタ（ＬＰＦ）６を介してサンプル・ホール
ド（Ｓ／Ｈ）回路７に供給する。上記Ｓ／Ｈ回路７は、
サンプルホールドパルスとしてバーストフラグパルスが
供給されており、上記デコーダ５による復調出力のカラ
ーバースト部分の信号レベルをサンプル・ホールドして
、そのホールド出力をレベル制御信号として信号レベル
制御回路９に供給するようになっている。

また、上記テロップ信号発生回路６は、上記入力映像信
号（Ｓ　ｉｎ）による画像に合成するテロップ画像を与
えるテロップ信号として上記クロマキャリア（ＳＣ）に
重畳したクロマ信号（Ｃ）と輝度信号（Ｙ）を形成する
。このテロップ信号発生回路８にて形成したクロマ信号
（Ｃ）が、上記信号レベル制御回路９を介して信号加算
器１０に供給される。上記信号加算器１０は上記クロマ
信号（Ｃ）と上記輝度信号（Ｙ）と加算合成して、その
合成出力をテロップ信号（Ｓｔｅ）として信号選択回路
１１に供給する。

そして、上記信号選択回路１１は、このテロップ信号（
Ｓ　ｔｅ）と上記信号入力端子１から供給される人力映
像信号（Ｓ　ｉｎ）とをキー信号に応じて切り換えて信
号出力端子１２から出力する。

この実施例では、上記入力映像信号（Ｓ　ｉｎ）のバー
ストレベルすなわちカラーバースト信号の信号レベルが
上記Ｓ／Ｈ回路７にサンプル・ホールドされ、そのホー
ルド出力を穣制御信号として上記信号レベル制御回路９
が動作し、上記テロップ信号発生回路６から出力される
クロマ信号（Ｃ）の信号レベルすなわち上記テロップ信
号（Ｓｔｅ）のクロマレベルが上記信号レベル制御回路
９によって上記入力映像信号（Ｓｉｎ）のバーストレベ
ルに応じて自動的に制御される。従って、上記信号選択
回路１１から信号出力端子１２を介して出力される映像
信号（Ｓｏｕｌ）は、上記入力映像信号（Ｓｉｎ）およ
び上記テロップ信号（Ｓｔｅ）の各クロマレベルがとも
にバーストレベルに対応したものとなり、その画像をＡ
ＣＣ回路を備えたテレビジョン受像機やビデオテープレ
コーダを介して再現した場合に、入力映像信号のバース
トレベルの違いによる色飽和度の差やオーバーモジュレ
ーションによる画質劣化等を生ずることが無く、色再現
性の掻めて良好なスーパーインポーズ画像を得ることが
できる。しかも、信号選択回路１１にて入力映像信号（
Ｓ　ｉｎ）とテロップ信号（Ｓ　ｔｅ）とを切り換える
ことによりスーパーインボーズを行っているので、テロ
ップ画像以外の本来の画像部分に画質劣化を与えること
が無い。

なお、上述の第１の実施例において第１図中に３〜７の
指示番号を付して示した構成要素は、第２図のブロック
図に示す第２の実施例のように、従来より集積回路化さ
れているＡＣＣ検波出力機能を有するクロマ復調用集積
回路２０に置き換えることができる。すなわち、第２図
の第２の実施例において、ＢＰＦ２により人力映像信号
（Ｓｉｎ）から取り出されるクロマキャリア成分が供給
されるパーストゲート回路２３は、上記クロマキャリア
成分中のカラーバースト信号を取り出して、ＡＰＣ回路
２４とＡＣＣ検波回路２５に供給するようになっている
。上記ＡＰＣ回路２４は、不連続のカラーバースト信号
から連続したクロマキャリア（ＳＣ）を形成し、テロッ
プ信号発生回路８に供給する。また、上記ＡＣＣ検波回
路２５は、上記カラーバースト信号の信号レベルに応じ
た直流電圧を発生し、この検波出力電圧をレベル制で■
電圧として信号レベル制御回路９に供給する０本発明に
係る映像信号合成装置は、この第２の実施例のようにＡ
ＣＣ検波出力機能を有するクロマ復調用集積回路２０を
利用することにより、極めて簡単な構成にて実現するこ
とができる。

〔発明の効果〕

上述の実施例の説明から明らかなように、本発明に係る
映像信号合成ＶＷでは、人力映像信号に付加する合成映
像信号のクロマレベルが上記入力映像信号のバーストレ
ベルに応じて自動的に制？］されるので、後段に接続さ
れるテレビジョン受像機やビデオテープレコーダに設け
られているＡＣＣ回路により合成映像信号部分のクロマ
レベルが異常に上昇されることなく、色再現性の極めて
良好なスーパーインポーズ画像を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る映像信号合成装置の一実第３図は
従来のテロ）パを接続したビデオシステムの構成例を示
すブロック図である。 １・・・信号入力端子 ２・・・バンドパスフィルタ ３．２３・・・パーストゲート回路 ４・・・クロマキャリア発生回路 ５・・・デコーダ ７・・・サンプル・ホールド回路 ８・・・テロップ信号発生回路 ９・・・信号レベル制御回路 １０・・・信号加算器 １１・・・信号選択回路 １２・・・信号出力端子 ２０・・・クロマ信号復罰用集積回路 ２４・・・ＡＰＣ回路 ２５・・・ＡＣＣ検波回路 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 入力映像信号中のカラーバースト信号からクロマキャリ
   アを形成するキャリア発生手段と、上記入力映像信号中
   のカラーバースト信号部分の信号レベルの信号レベルを
   検出するレベル検出手段と、 上記クロマキャリアが供給され、上記入力映像信号によ
   る画像に合成する合成画像を与える合成映像信号として
   クロマ信号と輝度信号を出力する合成信号発生手段と、 上記クロマ信号の信号レベルを上記レベル検出手段によ
   る検出出力に応じて制御するクロマレベル制御手段と、 上記合成信号発生手段から供給される輝度信号と上記ク
   ロマレベル制御手段を介して供給されるクロマ信号とを
   加算合成する信号加算手段と、上記信号加算手段による
   加算出力信号と上記入力映像信号とを選択的に出力する
   信号選択手段とを備え、 上記入力映像信号のバーストレベルに応じて上記合成映
   像信号のクロマレベルを制御し、上記入力映像信号によ
   る画像に上記合成映像信号による画像を合成した映像信
   号を上記信号選択手段を介して出力するようにしたこと
   を特徴とする映像信号合成装置。