JPS635169Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS635169Y2 JPS635169Y2 JP1981128954U JP12895481U JPS635169Y2 JP S635169 Y2 JPS635169 Y2 JP S635169Y2 JP 1981128954 U JP1981128954 U JP 1981128954U JP 12895481 U JP12895481 U JP 12895481U JP S635169 Y2 JPS635169 Y2 JP S635169Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- microwave
- waveguide
- cavity
- light source
- cavity wall
- Prior art date
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- Expired
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- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 5
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 11
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はマイクロ波放電を利用した光源装置
に関するものである。
に関するものである。
最近、放電利用の光源装置として高周波放電,
特に高周波にマイクロ波を用いた光源装置が注目
されている。
特に高周波にマイクロ波を用いた光源装置が注目
されている。
この光源装置は、従来の有電極の光源装置では
放電灯の寿命が電極の消耗により決定されていた
が、マイクロ波を用いていることにより放電灯を
無電極にできるため、放電灯の寿命が長くなると
いう特長がある。
放電灯の寿命が電極の消耗により決定されていた
が、マイクロ波を用いていることにより放電灯を
無電極にできるため、放電灯の寿命が長くなると
いう特長がある。
また、電極による熱損失がなく、放電のインピ
ーダンスが初期状態と安定状態で差が小さいた
め、初期状態での電力注入が容易であり、さらに
放電電力が放電灯の管壁に偏つている等のために
最大出力到達までの時間が短かくなるという特長
もある。
ーダンスが初期状態と安定状態で差が小さいた
め、初期状態での電力注入が容易であり、さらに
放電電力が放電灯の管壁に偏つている等のために
最大出力到達までの時間が短かくなるという特長
もある。
一方、このマイクロ波放電光源装置は、一般に
小型の放電灯で大きな出力を得ることができるも
のであり、これらの特長を十分に発揮するために
は、放電灯や空胴壁の冷却が重要な条件となる。
小型の放電灯で大きな出力を得ることができるも
のであり、これらの特長を十分に発揮するために
は、放電灯や空胴壁の冷却が重要な条件となる。
即ち、一般にマイクロ波を漏出させないため
に、大きな開口部を導波管に設けることはできな
い。一方冷却のため所定の冷却風量を得るために
は、開口部ができるだけ大きい方が圧力損失が少
なくて好ましい。また送風機の吹出口をダクト
や、パイプによつて直接導波管やマイクロ波空胴
内に連結する通常の方法では、ダクトやパイプ中
での動圧が大きくなり、圧力損失が大きくなつ
て、結論的に送風機の容量を大きくしなければな
らない問題が生ずる。
に、大きな開口部を導波管に設けることはできな
い。一方冷却のため所定の冷却風量を得るために
は、開口部ができるだけ大きい方が圧力損失が少
なくて好ましい。また送風機の吹出口をダクト
や、パイプによつて直接導波管やマイクロ波空胴
内に連結する通常の方法では、ダクトやパイプ中
での動圧が大きくなり、圧力損失が大きくなつ
て、結論的に送風機の容量を大きくしなければな
らない問題が生ずる。
この考案は、これら機能上の問題点に鑑みなさ
れたもので、放電灯、マイクロ波空胴、導波管、
マイクロ波発振器などの発熱部、もしくは熱の伝
導部を効率良く冷却でき、高出力化が図れるマイ
クロ波放電光源装置を提供することを目的とす
る。
れたもので、放電灯、マイクロ波空胴、導波管、
マイクロ波発振器などの発熱部、もしくは熱の伝
導部を効率良く冷却でき、高出力化が図れるマイ
クロ波放電光源装置を提供することを目的とす
る。
上記の目的を達成するため、この考案ではマイ
クロ波空胴の一部と、導波管のマイクロ波空胴近
傍およびマイクロ波発振器近傍にそれぞれ貫通孔
を設け、さらにマイクロ波空胴壁に設けられた貫
通孔と導波管のマイクロ波空胴近傍に設けられた
貫通孔を覆う函体を設け、この函体に送風手段を
接続したことを特徴とする。
クロ波空胴の一部と、導波管のマイクロ波空胴近
傍およびマイクロ波発振器近傍にそれぞれ貫通孔
を設け、さらにマイクロ波空胴壁に設けられた貫
通孔と導波管のマイクロ波空胴近傍に設けられた
貫通孔を覆う函体を設け、この函体に送風手段を
接続したことを特徴とする。
以下、図面とともにこの考案の一実施例につき
説明する。
説明する。
第1図はこの考案の一実施例を示すマイクロ波
放電光源装置の断面図である。図において、1は
マイクロ波発振器、2はマイクロ波発振器1のア
ンテナで、導波管3の内部に突出するように配設
されている。導波管3の一端は、無電極の放電灯
6を通る軸を回転中心とする光学的、かつマイク
ロ波的な反射面5と、開口した面をマイクロ波的
に封じるメツシユ板7とで構成されるマイクロ波
共振空胴4に、スロツトアンテナ(給電口)15
を介してマイクロ波的に結合されている。
放電光源装置の断面図である。図において、1は
マイクロ波発振器、2はマイクロ波発振器1のア
ンテナで、導波管3の内部に突出するように配設
されている。導波管3の一端は、無電極の放電灯
6を通る軸を回転中心とする光学的、かつマイク
ロ波的な反射面5と、開口した面をマイクロ波的
に封じるメツシユ板7とで構成されるマイクロ波
共振空胴4に、スロツトアンテナ(給電口)15
を介してマイクロ波的に結合されている。
また8はリング状のメツシユ固定板で、反射面
5の終端に外側に延出させて設けられたフランジ
9に、メツシユ板7を挾持する構成で、図示して
いない固定手段により固定されている。11は反
射面5の一部で、かつ上記回転中心上に設けられ
た貫通孔で、漏出するマイクロ波を減衰させるた
めのノズル部116を有している。12は導波管
3のマイクロ波共振空胴4近傍に設けられた貫通
孔、また、16は導波管3のマイクロ波発振器1
近傍に設けられた貫通孔である。10はこれらの
貫通孔11,12,16の内マイクロ波共振空胴
4に設けられ貫通孔11におよびマイクロ波共振
空胴近傍の導波管3に設けられた貫通孔12と対
応した箇所に開口部11a,12aが位置するよ
うに、導波管3と空胴4に跨つて固定された函
体、14はこの函体10の側部に設けられた通風
口13に連結された送風機で、函体10の空間部
10aに向けて送風するようになつている。
5の終端に外側に延出させて設けられたフランジ
9に、メツシユ板7を挾持する構成で、図示して
いない固定手段により固定されている。11は反
射面5の一部で、かつ上記回転中心上に設けられ
た貫通孔で、漏出するマイクロ波を減衰させるた
めのノズル部116を有している。12は導波管
3のマイクロ波共振空胴4近傍に設けられた貫通
孔、また、16は導波管3のマイクロ波発振器1
近傍に設けられた貫通孔である。10はこれらの
貫通孔11,12,16の内マイクロ波共振空胴
4に設けられ貫通孔11におよびマイクロ波共振
空胴近傍の導波管3に設けられた貫通孔12と対
応した箇所に開口部11a,12aが位置するよ
うに、導波管3と空胴4に跨つて固定された函
体、14はこの函体10の側部に設けられた通風
口13に連結された送風機で、函体10の空間部
10aに向けて送風するようになつている。
以上説明したように、この考案の構成によれ
ば、函体の空間部によつて送風機の吹出口(函体
通風口)と、貫通孔に至るまでの間の動圧を極小
に押えることができるので、小さな容量の送風機
でも大きな冷却風量を得ることができる。したが
つて冷却効率が良好となり高出力の向上が可能と
なる。
ば、函体の空間部によつて送風機の吹出口(函体
通風口)と、貫通孔に至るまでの間の動圧を極小
に押えることができるので、小さな容量の送風機
でも大きな冷却風量を得ることができる。したが
つて冷却効率が良好となり高出力の向上が可能と
なる。
また、貫通孔を同一の函体空間部と接続するこ
とができるので、構造が簡単なのはもとより、ダ
クトやパイプの曲がりによる開口部直前での圧力
(全圧)の差異も生ぜず、設計的にもまた時系列
的にも安定した冷却風量が得られる。さらにマイ
クロ波発振器のアンテナの近くにも貫通孔を設け
ているので、導波管が冷却風のガイドとなり、ア
ンテナに向けても十分な風量を確保でき、しかも
導波管内を通つて空胴内へ向かう冷却風の流れ
が、空胴壁の熱を導波管内へ伝わるのを阻むよう
に作用し、このためアンテナの冷却を一層効果的
に行うことができ、マイクロ波発振器の長寿命化
が図れる。さらにまた、1つの送風機により放電
灯、反射面、導波管、アンテナを同時に冷却する
ことが可能になるなどの効果がある。
とができるので、構造が簡単なのはもとより、ダ
クトやパイプの曲がりによる開口部直前での圧力
(全圧)の差異も生ぜず、設計的にもまた時系列
的にも安定した冷却風量が得られる。さらにマイ
クロ波発振器のアンテナの近くにも貫通孔を設け
ているので、導波管が冷却風のガイドとなり、ア
ンテナに向けても十分な風量を確保でき、しかも
導波管内を通つて空胴内へ向かう冷却風の流れ
が、空胴壁の熱を導波管内へ伝わるのを阻むよう
に作用し、このためアンテナの冷却を一層効果的
に行うことができ、マイクロ波発振器の長寿命化
が図れる。さらにまた、1つの送風機により放電
灯、反射面、導波管、アンテナを同時に冷却する
ことが可能になるなどの効果がある。
なお上記実施例において貫通孔11は、反射面
5の回転中心上に配したが、これは放電灯6や反
射面5の冷却における冷却風の偏流を考慮したも
のであつて、他の場所であつても冷却を効率良く
行なうという点に関しては、実施例のものと同等
の効果があることは言うまでもない。
5の回転中心上に配したが、これは放電灯6や反
射面5の冷却における冷却風の偏流を考慮したも
のであつて、他の場所であつても冷却を効率良く
行なうという点に関しては、実施例のものと同等
の効果があることは言うまでもない。
図はこの考案によるマイクロ波放電光源装置の
一実施例を示す概略断面図である。 図中、1はマイクロ波発振器、3は導波管、4
はマイクロ波共振空胴、6は放電灯、10は函
体、11,12,16は貫通孔、13は通風口、
14は送風手段。なお、各図中同一符号は同一ま
たは相当部分を示す。
一実施例を示す概略断面図である。 図中、1はマイクロ波発振器、3は導波管、4
はマイクロ波共振空胴、6は放電灯、10は函
体、11,12,16は貫通孔、13は通風口、
14は送風手段。なお、各図中同一符号は同一ま
たは相当部分を示す。
Claims (1)
- マイクロ波発振器、このマイクロ波発振器によ
り発振されたマイクロ波を導く導波管、この導波
管に給電口を通じて接続され、一面にマイクロ波
を遮断し、光を通過する部材を有するマイクロ波
空胴、この空胴内に配設された無電極放電灯から
なるマイクロ波放電光源装置において、上記マイ
クロ波空胴壁の一部および上記導波管の上記マイ
クロ波発振器近傍と上記マイクロ波空胴近傍に貫
通孔を形成するとともに、通風口を介して送風手
段に接続され、かつ上記マイクロ波空胴壁および
この空胴壁近傍の上記導波管に形成された上記貫
通孔を覆う函体を設けたことを特徴とするマイク
ロ波放電光源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12895481U JPS5834356U (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | マイクロ波放電光源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12895481U JPS5834356U (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | マイクロ波放電光源装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5834356U JPS5834356U (ja) | 1983-03-05 |
JPS635169Y2 true JPS635169Y2 (ja) | 1988-02-12 |
Family
ID=29922633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12895481U Granted JPS5834356U (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | マイクロ波放電光源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5834356U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0665178B2 (ja) * | 1988-02-23 | 1994-08-22 | 株式会社オーク製作所 | 環状の無電極放電光源装置およびその点灯方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5482876A (en) * | 1977-12-15 | 1979-07-02 | Mitsubishi Electric Corp | Fluorescent lamp without electrode |
JPS55154055A (en) * | 1979-05-18 | 1980-12-01 | Oak Seisakusho:Kk | No-electrode discharge tube device |
-
1981
- 1981-08-31 JP JP12895481U patent/JPS5834356U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5482876A (en) * | 1977-12-15 | 1979-07-02 | Mitsubishi Electric Corp | Fluorescent lamp without electrode |
JPS55154055A (en) * | 1979-05-18 | 1980-12-01 | Oak Seisakusho:Kk | No-electrode discharge tube device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5834356U (ja) | 1983-03-05 |
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