JPS58952Y2 - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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JPS58952Y2
JPS58952Y2 JP16153476U JP16153476U JPS58952Y2 JP S58952 Y2 JPS58952 Y2 JP S58952Y2 JP 16153476 U JP16153476 U JP 16153476U JP 16153476 U JP16153476 U JP 16153476U JP S58952 Y2 JPS58952 Y2 JP S58952Y2
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JP
Japan
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heated
waveguide
slot
heating device
hole
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JP16153476U
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JPS5377458U (ja
Inventor
善 外河
Original Assignee
日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、高周波加熱装置、特に導波管の一内側面に
導波管を狭めるようにリッジ部を設け、その対向面に長
手方向と直交する方向に多数のスロットを形成して、被
加熱物を、これらスロット面上で加熱するようにした所
謂ラダー型加熱装置の励振装置に関するものである。
従来の高周波が供給されたオーブン内で、被加熱物を加
熱する高周波加熱装置では、高周波が、被加熱物内部に
侵透して、内部加熱されるので、シート状被加熱物の乾
燥或は被加熱物にこげ目をつけるような表面加熱に用い
るのは不向きで、第1図に示すような、導波管1の一側
面に、リッジ部2を設け、リッジ部2の対向する面に、
長手方向と直交する方向に多数のスロット3を形成して
、被加熱物を、これらスロット3の面上で加熱するよう
にしたラダー型加熱装置が最適とされている。
すなわち、このような加熱装置では、各スロット3に強
電界が集中的に発生し、この強電界により、被加熱物4
の表面が、集中的に加熱されるというものである。
而して、リッジ部2は、電界の集中効果を増加するため
に設けたものであり、又実際の加熱処理は、被加熱物の
むらやけを防ぐため、被加熱物4を、スロット面上に沿
わせて、導波管の長手方向にベルトコンベア等の手段に
よって、連続的に移動させている。
ところが、この導波管1と高周波発生源(マグネトロン
5)のランチャ一部6との結合に、フランジ7を用いる
必要があるので、このフランジ7が、被加熱物4の通路
を妨害し、このため、被加熱物4を移動させる装置の設
計を困難にし、加熱処理の作業を非能率にしていた。
また、従来は、リッジ部2の入力端側の形状を、テーパ
ー状2′、若しくは、第2図に示すように、高周波の士
波長ごとに立ち上がる階段状2″に形成していた。
これは導波管のインピーダンスを整合させて、マグネト
ロン側への反射波を生じさせてないためであるが、この
部分にはスロットを形成することができず、スロット面
の有効面積を小さくしていた。
本出願人は上記欠点を解決するものとして、第3図に示
す様な装置を考案し、概に出願している。
この装置の導波管10は、リッジ部8の高さが入力側か
ら一様に形成され、入力端側は閉じている。
そして、入力側端部付近にリッジ部8を貫通する孔11
が設けられている。
この孔11の中央には金属棒体12が通され、その一端
が当接するスロット面に固着されている。
この孔11の外向きの部分には、フランジ13が固定さ
れ、その中央部に金属棒体12を絶縁物14で関着・保
持している。
つまり、フランジ13とリッジ部8を貫通する孔11と
で外部導体が形成され、金属棒体12は内部導体どな−
って、同軸構造にて、導波管を励振するものである。
このフランジ13の外周面には、同軸ケーブルが接続で
きるように、螺子が形成してあり、マグネトロンからマ
グネトロンランチャ−内部、導波管−同軸ケーブル変換
器、同軸ケーブルを経て、高周波が入力できるようにし
である。
またスロワI・面に形成されたスロット9の形状は第4
図の導波管上1面図で示すように、入力部ではスロット
長さが短がく、遠ざかるにつれて徐々に長くなり、一定
の距離の後は一定の長さとなっている。
これは入力端からみたインピーダンスが、徐々に変わる
ようにしたもので、高周波の反射を少くシ、伝送効率を
高めたものである。
このような導波管の構造であると、スロット面には、前
述の如きフランジの様な突出部が形成されないので、被
加熱物の進行を妨げない。
またリッジ部の傾斜を必要とせず、入力端がらスロット
を形成できるので、その分だけ有効な長さを長くできる
従って、被加熱物を移動させつつ表面加熱を行なう高周
波加熱装置に用いる導波管として、第1図及び第2図に
示す導波管1の欠点を改良し得、多くの利点を有してい
る。
しかしながら、この種表面加熱方法は、急速表面加熱で
あるため、第1図及び第2図に示す導波管並びに第3図
及び第4図に示す出願人が先に出願した高周波加熱装置
の導波管に於いてもしかり、被加熱物が蒸気を発生し、
この蒸気が導波管のアプリケータ及び被加熱物の表面に
附着する等の問題がある。
そして、これら導波管の対象となる被加熱物は、連続的
に供給されるシート状のものが主であり、特に被加熱物
の表面に蒸気が附着した場合、被加熱物をいため、品質
低下となり問題がある。
そこで、本考案は上記点に鑑みて、表面加熱効果の優れ
た本出願人が先に出願した高周波加熱装置の導波管を更
に改良し、これを除去したものである。
以下この考案の構成を図面に示す実施例に従って説明す
る。
第5図に於いて、15は導波管で、16はそのリッジ部
である。
リッジ部16は、入力側端部附近に於いて、孔17を有
し、この孔17とこれに連続するフランジ付筒体18内
には、内部導体の一部としての中空状の金属棒体19が
、ショート板20及び支持ビード21等によりスタブ支
持されている。
そして、金属棒体19の最先端部は、第4図に示すスロ
ット9の構成と同様に設けられたスロット22を有する
スロット面23に当接し、又その先端部外周には、多数
の小孔24が穿設されている。
25は、マグネトロン(図示せず)と金属棒体19を導
通する結合部材で、金属棒体19と共に内部導体を構成
する。
一方、外部導体は、フランジ付筒体18と孔17の内壁
とにより構成される。
26は、スロット面23上で連続移動供給されるシート
状の被加熱物である。
高周波は、マグネトロンから内部導体に誘導されて、内
部導体と外部導体との空間を伝播し、支持ビード21を
通過して、リッジ部16上がらスロット22を経て被加
熱物26に作用し、急速表面加熱を行なう。
この場合、結合部材25とショート板20λ 間の距離を7(λ=波長)にして、スタブ支持すること
により、高周波の外部への漏洩を阻止している。
被加熱物26は、上記高周波を受けて加熱され、乾燥し
、その時に蒸気を発生する。
本考案は、この蒸気を加熱効果を失う事なく、シがも本
出願人が先に出願した装置を利用してできるだけ低コス
トに構成し、吹き流す事を主な目的とするもので、これ
は次に説明する空気流路により行なわれている。
すなわち、マグネトロンの冷却用ファン等を利用して金
属棒体19の一端側から、その内部を通して、小孔24
に空気を供給し、更には、スロット面23のスロット2
2から、被加熱物に供給する流路である。
この場合、支持ビード21がフランジ付筒体18内の途
中に於いて閉回路を形威し、リッジ回路16の孔17と
フランジ付筒体18内の一部とで、空気溜り室Aを構成
するため、空気の各スロット22に対する供給圧が、空
気溜り室Aにより略一定値に保たれ、被加熱物に対する
略均−な空気の供給がなされる。
これにより、被加熱物26より発生した蒸気は、空気と
共に被加熱物26の排出口(図示せず)等から構成され
る装置のアプリケータや被加熱物26に附着する等が防
止される。
尚、空気流路は、上記流路に限定する必要はなく、例え
ばショート板20及び支持ビード21に小孔を穿設して
設けても良い。
この場合は、上記流路同様の効果をあげる事ができる。
又、リッジ部16のスロット22に対向する面側から供
給する方法や、リッジ部16とスロット面23の所定の
空間を利用して、スロット面23の一側面側27から供
給する方法も考えられるが、前者の場合は電気的特性に
及ぼす影響があり、後者の場合には空気を供給する装置
の装着によりリッジ部16とスロット面23との空間が
大きくなり、装置全体が大きくなるという問題があり好
ましくない。
以上説明した様に、この考案は、導波管のリッジ部が形
成された面にリッジ部を貫通する孔を設け、この孔壁を
外部導体とし、内部導体となる金属棒体をこの孔の中央
部を通し、当接するスロット面に固着して、同軸状の高
周波入力端を形威し、スロット面に設けた多数のスロッ
トを利用して被加熱物を加熱するものにおいて、高周波
入力端より空気を供給して、導波管内に空気流路を形成
したから、この種高周波加熱装置の加熱に伴い発生する
蒸気のアプリケータ及び被加熱物への耐着を防止する事
ができ、装置の長寿命化及び被加熱物の品質向上が促進
される。
又、空気の排出口を特別に設ける必要はなく、構成が簡
単であり、低コストとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、従来の装置の異なる例を示す断面
図、第3図及び第4図は、本考案の前提となる本出願人
が先に出願した装置を示すもので、第3図は第4図の上
面図のX−X線断面図、第5図は本考案に係る装置の断
面図である。 15・・・・・・導波管、16・・・・・・リッジ部、
17・・・・・・孔、19・・・・・・金属棒体、22
・・・・・・スロット、23・・・・・・スロット面、
26・・・・・・被加熱物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 導波管のりツジ部が形成された面にリッジ部を貫通する
    孔を設け、この孔壁を外部導体とし、内部導体となる金
    属棒体をこの孔の中央部を通し、当接するスロット面に
    固着して、同軸状の高周波入力端を形成し、スロット面
    に設けた多数のスロットを利用して被加熱物を加熱する
    ものにおいて、高周波入力端より空気を供給して、導波
    管内に空気流路を形成した事を特徴とする高周波加熱装
    置。
JP16153476U 1976-12-01 1976-12-01 高周波加熱装置 Expired JPS58952Y2 (ja)

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JP16153476U JPS58952Y2 (ja) 1976-12-01 1976-12-01 高周波加熱装置

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JP16153476U JPS58952Y2 (ja) 1976-12-01 1976-12-01 高周波加熱装置

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JPS5377458U JPS5377458U (ja) 1978-06-28
JPS58952Y2 true JPS58952Y2 (ja) 1983-01-08

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ID=28769355

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JP2003347843A (ja) * 2002-05-28 2003-12-05 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> アレーアンテナ装置及び該アレーアンテナ装置を用いた中継装置
JP6715515B2 (ja) * 2016-08-22 2020-07-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 高周波加熱装置
JP6964715B1 (ja) * 2020-05-25 2021-11-10 宏碩系統股▲フン▼有限公司 マイクロ波加熱装置の導波管およびマイクロ波加熱装置

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