JPS635161Y2 - - Google Patents

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JPS635161Y2
JPS635161Y2 JP11223979U JP11223979U JPS635161Y2 JP S635161 Y2 JPS635161 Y2 JP S635161Y2 JP 11223979 U JP11223979 U JP 11223979U JP 11223979 U JP11223979 U JP 11223979U JP S635161 Y2 JPS635161 Y2 JP S635161Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は漏電ブレーカに関するものである。
従来、漏電ブレーカにおいて、外部の負荷回路
に漏電が発生した状態を人為的に作り出す常開接
点として構成されたテスト機構は、それぞれの接
片からリード線を介して零相変流器の巻線中心孔
を通過させた主回路部材に接続されていた。
しかしながら、このものではリード線の処理等
が困難で、コストアツプの原因となつていたし、
テスト機構自体もスペースが大きくブレーカの大
形化を招来していた。
本考案はこのような欠点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、テスト機構をコンパクトに構成
でき、その配線にまつたくリード線を使用せず、
容易かつ安価に組立てることのできる漏電ブレー
カを提供することにある。
以下、本考案を一実施例である添付図面に従つ
て説明する。
第1図ないし第4図は本考案に係る漏電ブレー
カを示し、引きはずし装置10は電磁石装置11
を操作ボタン15と操作レバー20とコイル状の
接触ばね25とから構成されている。操作ボタン
15は、第7図ないし第9図に示すように、切欠
き孔16、ストツパ17、アークバリヤ18,1
8を有し、ケース1の孔2に上下動自在に設けた
もので、上端はケース1の上面から突出してい
る。また、操作ボタン15の上部に形成した環状
の溝部19に操作ゴム36の開口縁部64aを嵌
合させることによりケース1内部の防水、防塵を
図つており、操作ゴム63の開口周部65は操作
ボタン15の上下動を阻止しないように十分な可
撓性・復元性を有している。さらに、操作ボタン
15の上部は操作ゴム63とは異なる色に着色さ
れ、上下動位置の識別を容易ならしめている。操
作レバー20は、第10図ないし第11図に示す
ように、略中央部に支軸21、該支軸21より若
干後端側に軸部22,22を設けたもので、支軸
21を上記操作ボタン15の切欠き孔16に遊嵌
することにより支軸21を支点として揺動自在に
装着されている。接触ばね25は上端を上記電磁
石装置11のフレーム12に係止し、下端を操作
レバー20の軸部22,22、即ち操作レバー2
0の両側に1個づつ係止したものである。
また、上記操作レバー20の後端段部23は電
磁石装置11の可動鉄片13の下端に係合可能で
あり、先端操作部24は主可動接点36a,36
bを有する可動片37a,37bの先端に下方か
ら当接可能である。
主接点機構30は一対の主固定接点31a,3
1bと主可動接点36a,36bとで構成され、
主固定接点31a,31bは第14図,第15図
に示す固定片32a,32b(同一形状のものを
180゜設置角度を変えて使用する)の孔33a,3
3bにカシメたもので、固定片32a,32bは
ケース1に打込みねじ35にて固定されている。
主可動接点36a,36bは第16図,第17図
に示す可動片37a,37bの孔38にカシメた
もので、可動片37a,37bは打込みはねじ2
9にてケース1に固定した電源端子39a,39
bに固定して片持ち支持されている。
主回路は周知の零相変流器40の巻線中心孔4
1に第18図ないし第21図に示す導電性金属板
からなる主回路片42a,42bの折曲片43を
挿通して構成したもので、折曲片43の下端は上
記固定片32a,32bの孔34a,34bにハ
ンダ付されている。また、制御回路を備えたプリ
ント基板46は、第2図に示すように、主回路片
42a,42b上に該主回路片42a,42bの
突片44にて挾着固定され、第25図に示すよう
に、制御回路48は電磁石装置11、零相変流器
40、負荷端子42a,42bに接続されてい
る。
そして、制御回路48は主回路片42a,42
bとの接続は上記突片44をプリント回路にハン
ダ付けすることにより行われる。さらに、ケース
1の天井部から突出した突起3がプリント基板4
6の孔47を通じて主回路片42a,42bに当
接し、外的な衝撃が直接プリント基板46に及ぶ
のを防止している。また、上記零相変流器40の
周囲はプリント基板46、主回路片42a,42
bを含んで樹脂モールドされる。
補助接点50は、第3図,第4図に示すよう
に、補助接片51の先端に固着され、上記主可動
接点36aの下方に位置して該接点36aとで常
開接点を構成している。補助接片51は後端をケ
ース1に片持ち固定したもので、該後端はブザー
装置52(電磁石装置にて構成されている)のコ
イルに図示しないリード線で接続され、該コイル
の他端は電源端子39bに図示しないリード線で
接続されている。
一方、上記電源端子39a,39b、主回路片
42a,42bに一体に形成した端子部45a,
45bは、第4図に示すように、同一平面上であ
つて本漏電ブレーカを設置した際の下部位置に並
設されている。この電源端子39a,39bと端
子部45a,45bはベース5に設けたバリヤ6
にて仕切られるとともに端子カバー8にて覆わ
れ、かつそれぞれ独立した配線導入孔9,9が形
成されている。
テスト機構55は、第1図,第3図に示すよう
に、ケース1の上面に設けたもので、テスト用可
動片56と単一の銅線58と抵抗59とで構成さ
れ、テスト用可動片56は基部をケース1に片持
ち固定され、自由端側の折曲部57と銅線58と
で常開接点を構成している。抵抗59はケース1
の上面に形成した凹部4aに配置され、足60は
テスト用可動片56の基部にハンダ付けされ、い
まひとつの足61はケース1を貫通して主回路片
42bにハンダ付けされている。銅線58はケー
ス1の上面に形成した凹部4bに設置され、ケー
ス1を貫通して主回路片42aにハンダ付けされ
ている(第25図参照)。
また、このテスト機構55は、第22図ないし
第24図に示す操作ゴム63にて覆われ、周部6
7が可撓性・復元性を有する操作部66を押圧す
ることにより、テスト用可動片56の先端折曲部
57が銅線58と接触する。この操作ゴム63は
上述のように操作ボタン15からのケース1内部
への防水・防塵を図るとともに、テスト機構55
からのケース1内部への防水・防塵を図り、かつ
下面に形成した突起68にて上記銅線58の端部
58aを押圧し、該端部58aの浮き上りを防止
する。
さらに、操作ゴム63はケース1の上面に貼着
した銘板70にて保持され、その一部69a,6
9bはテスト用可動片56,抵抗59と銘板70
との絶縁を図つている。銘板70上には必要な表
示がなされ、操作ボタン15とテスト用操作部6
6に対応する部分が開口されている。
次に、以上の構成からなる漏電ブレーカの動作
を説明する。
まず、引きはずし装置10は、第5図に示すよ
うに、操作ボタン15が上動位置にあるとき、操
作レバー20は謡動支点である支軸21に対して
接触ばね25の係止部である軸部22が若干後端
側に変移しているために、該接触ばね25のばね
力にて反時計回り方向に付勢され、先端操作部2
4がベース5の床面5aに当接して揺動角度を位
置決めされている。このとき、主可動接点36
a,36bは主固定接点31a,31bから開離
し、主可動接点36aは補助接点50を閉成して
いる。
いま、操作ボタン15を押し下げると、操作レ
バー20は下動しつつ先端操作部24が床面5a
を摺動しながら時計回り方向に揺動し、後端段部
23が電磁石装置11の可動鉄片13の下端に係
合する(第6図参照)、さらに、操作ボタン15
の押圧力を解除すると、操作レバー20は後端段
部23が可動鉄片13の下端に係合しているため
に、接触ばね25のばね力にて時計回り方向に揺
動しつつ若干上動し、先端操作部24が可動片3
7a,37bの先端を押し上げ、主可動接点36
aは補助接点50から離れ、主可動接点36a,
36bが主固定接点31a,31bを閉成する
(第3図参照)。このとき、操作レバー20は前後
が可動片37a,37bと可動鉄片13に当接し
て略水平状態を保持され、操作ボタン15は第6
図に示した押込み位置より若干上方へ復帰してい
る。
本漏電ブレーカはこの状態で使用され、第25
図に示す電源回路71からの電流は、電源端子3
9a,39b、可動片37a,37b、接点36
a,36b,31a,31b、固定片32a,3
2b、主回路片42a,42bを介して負荷回路
72へ供給される。
負荷回路72に漏電が発生して主回路片42
a,42bに異常電流が発生し、零相変流器40
が動作すると、その検出信号は制御回路48から
電磁石装置11に入力され、可動鉄片13が第3
図中反時計回り方向に回動し、操作レバー20の
後端段部23に対する係合を解除する。この解除
によつて操作レバー20は反時計回り方向に揺動
しつつ操作ボタン15とともに上動し(第5図参
照)、先端操作部24が可動片37に対する押し
上げを解除し、主可動接点36a,36bが主固
定接点31a,31bから離れ、主可動接点36
aが補助接点50を閉成する。即ち、負荷回路7
2への電流が遮断され、ブザー装置52へ通電さ
れて警報音を発する。
また、操作ボタン15が第3図の位置に押圧さ
れたままで上動しないように固定されていたとし
ても、主回路片42a,42bに異常電流が流れ
ると、上記と同様に電磁石装置11が零相変流器
40による検出信号にて動作し、操作レバー20
が可動鉄片13との係合を解除されて反時計回り
方向に揺動することとなり、主可動接点36a,
36bが主固定接点31a,31bを開離し、負
荷回路72への電流を遮断する(引きはずし自
由)。
一方、テスト機構55は、操作ゴム63の操作
部66を押圧すると、テスト用可動片56の折曲
部57が銅線58に接触して抵抗59を介して主
回路片42a,42bに電流が流れ、負荷回路7
2に漏電が発生したのと同じ状態を発生せしめ
る。
なお、本考案に係る漏電ブレーカは上記実施例
に限定するものではなく、特に引きはずし装置1
0、補助接点50等は種々の構成のものが考えら
れる。
以上の説明で明らかなように、本考案は、主回
路を導電性金属板からなる一対の主回路片にて構
成する一方、テスト用可動片と単一の銅線とでテ
スト用常開接点を構成し、抵抗の一方の足をテス
ト用可動片に接続するとともに他方の足を主回路
片に接続し、上記銅線をいまひとつ主回路片に接
続したために、テスト機構の配線には処理が煩雑
なリード線がまつたく不要となり、容易かつ安価
に組立てることができる。また、上記テスト機構
は可動片,銅線,抵抗というコンパクトな構成か
らなり、スペース的に小さく、しかもケースの上
面に形成した凹部に設置したために、容易かつ正
確に位置決めすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る漏電ブレーカ及びその部品
を示し、第1図は操作ゴムを取外した状態の平面
図、第2図は第1図の−線断面図、第3図は
第1図の−線断面図、第4図はベースを取外
した状態の底面図、第5図,第6図は引きはずし
装置の動作説明図である。第7図,第8図,第9
図は操作ボタンの正面図、側面図、平面図であ
る。第10は操作レバーの平面図で、第11図は
その正面図、第12図,第13図は第10図の
−線,−線断面図である。第14図は固定
片の平面図で、第15図はその側面図、第16図
は可動片の平面図で、第17図はその正面図であ
る。第18図,第20図は負荷端子の正面図で、
第19図,第21図はその底面図である。第22
図は操作ゴムの平面図で、第23図はその−
線断面図、第24図は第22図の底面図である。
第25図は回路図である。 1……ケース、4a,4b……凹部、10……
引きはずし装置、30……主接点機構、31a,
31b……主固定接点、36a,36b……主可
動接点、32a,32b……固定片、37a,3
7b……可動片、39a,39b……電源端子、
40……零相変流器、41……巻線中心孔、42
a,42b……主回路片、43……折曲片、45
a,45b……端子部、55……テスト機構、5
6……テスト用可動片、58……銅線、59……
抵抗、60,61……足、71……電源回路、7
2……負荷回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 巻線の中心を異常電流が流れることにより動作
    する零相変流器と、上記零相変流器の巻線中心孔
    を貫通し、一端に外部の負荷回路が接続可能な端
    子部を有する一対の主回路部材と、上記主回路部
    材の他端に接続された主固定接点及び可動片の自
    由端に固着された主可動接点とからなり、可動片
    のばね力で常時閉成状態を保持する主接点機構
    と、上記可動片の基部に接続され、外部の電源回
    路が接続可能な電源端子と、手動操作又は上記零
    相変流器の検出信号に基づいて上記主接点機構を
    強制開離させる引き外し装置とを備えた漏電ブレ
    ーカにおいて、 上記主回路部材を導電性金属板からなる一対の
    主回路片から構成する一方、抵抗を接続した基部
    で片持ち支持されたテスト用可動片の自由端を単
    一の銅線に対向せしめてテスト用常開接点とした
    テスト機構をケースの上面に形成した凹部に設置
    するとともに、上記抵抗の足と銅線とをそれぞれ
    ケースの下部に貫通させて上記一対の主回路片に
    接続したことを特徴とする漏電ブレーカ。
JP11223979U 1979-08-14 1979-08-14 Expired JPS635161Y2 (ja)

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JPS5629857U JPS5629857U (ja) 1981-03-23
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