JP2548796Y2 - 漏電遮断器の引き外し装置 - Google Patents
漏電遮断器の引き外し装置Info
- Publication number
- JP2548796Y2 JP2548796Y2 JP4595491U JP4595491U JP2548796Y2 JP 2548796 Y2 JP2548796 Y2 JP 2548796Y2 JP 4595491 U JP4595491 U JP 4595491U JP 4595491 U JP4595491 U JP 4595491U JP 2548796 Y2 JP2548796 Y2 JP 2548796Y2
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- Japan
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- earth leakage
- leakage breaker
- base
- notch
- pins
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- Expired - Lifetime
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は漏電遮断器の引き外し装
置の改良に関するものである。
置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】漏電遮断器は漏れ電流の検出および引き
外し動作の為、ZCT検出回路、テスト回路、引き外し
コイルで構成されているが、従来はそれぞれをリード線
で配線していた。このため、従来の漏電遮断器の引き外
し装置の配線は、図3に示すように引き外しコイル21の
巻線の末端を巻線の自動化の為にボビン22の両側に立て
た端子ピン23、23に接続し、該端子ピン23、23をベース
24の側面開口に臨ませて一方の端子ピン23に電源側リー
ド線25を、他方の端子ピン23に漏電検出部側リード線26
をそれぞれ接続し、また、テストスイッチ27と電源側リ
ード線25をリード線28により一方の端子23を介して接続
していた。
外し動作の為、ZCT検出回路、テスト回路、引き外し
コイルで構成されているが、従来はそれぞれをリード線
で配線していた。このため、従来の漏電遮断器の引き外
し装置の配線は、図3に示すように引き外しコイル21の
巻線の末端を巻線の自動化の為にボビン22の両側に立て
た端子ピン23、23に接続し、該端子ピン23、23をベース
24の側面開口に臨ませて一方の端子ピン23に電源側リー
ド線25を、他方の端子ピン23に漏電検出部側リード線26
をそれぞれ接続し、また、テストスイッチ27と電源側リ
ード線25をリード線28により一方の端子23を介して接続
していた。
【0003】ところが、このような従来のものにあって
は、リード線および接続部が多いため組立に時間を要す
るばかりでなく、配線の信頼性も低いものであるという
問題がある。
は、リード線および接続部が多いため組立に時間を要す
るばかりでなく、配線の信頼性も低いものであるという
問題がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記した従来
の問題点を解消して、配線が容易で部品点数が少なく、
しかも配線の信頼性の高い漏電遮断器の引き外し装置を
提供するために完成されたものである。
の問題点を解消して、配線が容易で部品点数が少なく、
しかも配線の信頼性の高い漏電遮断器の引き外し装置を
提供するために完成されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、引き外し
コイルの巻線の両端末をボビンの両側に立設したピンに
接続し、該ピンを箱枠状のベースの切欠部に臨ませて引
き外しコイルをベースに組み込み、弾性薄板をコ字状に
折曲させたテストフインガの下板部をベースの切欠部に
臨ませて取り付けたうえ、該下板部を切欠部を通して前
記一方のピンと直接接続したことを特徴とする漏電遮断
器の引き外し装置により解決することができる。
コイルの巻線の両端末をボビンの両側に立設したピンに
接続し、該ピンを箱枠状のベースの切欠部に臨ませて引
き外しコイルをベースに組み込み、弾性薄板をコ字状に
折曲させたテストフインガの下板部をベースの切欠部に
臨ませて取り付けたうえ、該下板部を切欠部を通して前
記一方のピンと直接接続したことを特徴とする漏電遮断
器の引き外し装置により解決することができる。
【0006】
【実施例】次に、本考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。1は漏洩電流が流れた際に可動鉄心を作動
させる引き外しコイルであり、該引き外しコイル1は巻
線の両端末をボビン2の両側に立設したピン3、3に接
続し、該ピン3、3を上側として箱枠状のベース4に組
み込まれている。このベース4は上枠部5の一方のピン
3の上方位置およびその前方位置を切欠部に形成してい
る。
に説明する。1は漏洩電流が流れた際に可動鉄心を作動
させる引き外しコイルであり、該引き外しコイル1は巻
線の両端末をボビン2の両側に立設したピン3、3に接
続し、該ピン3、3を上側として箱枠状のベース4に組
み込まれている。このベース4は上枠部5の一方のピン
3の上方位置およびその前方位置を切欠部に形成してい
る。
【0007】6は漏電検出部が正常に機能するかをテス
トするためのテストスイッチのテストフインガであり、
該テストフインガ6は弾性薄板をコ字状に折曲させたも
ので、ベース4の上枠部5の上面に下板部7を前記切欠
部に臨ませて取り付けられている。そしてこの下板部7
を切欠部を通して前記一方のピン3とハンダ付で接続す
るとともに、切欠部を通して電源側リード線9ともハン
ダ付で接続して、電源側リード線9と引き外しコイル1
は巻線の一方の端末とテストフインガ6を直接接続して
いる。10は他方のピン3と接続する漏電検出部側リード
線、11は先端に前記テストフインガ6と接離する接触子
12を接続したテスト抵抗ユニット13に接続する漏電検出
部側のリード線である。
トするためのテストスイッチのテストフインガであり、
該テストフインガ6は弾性薄板をコ字状に折曲させたも
ので、ベース4の上枠部5の上面に下板部7を前記切欠
部に臨ませて取り付けられている。そしてこの下板部7
を切欠部を通して前記一方のピン3とハンダ付で接続す
るとともに、切欠部を通して電源側リード線9ともハン
ダ付で接続して、電源側リード線9と引き外しコイル1
は巻線の一方の端末とテストフインガ6を直接接続して
いる。10は他方のピン3と接続する漏電検出部側リード
線、11は先端に前記テストフインガ6と接離する接触子
12を接続したテスト抵抗ユニット13に接続する漏電検出
部側のリード線である。
【0008】
【作用】このように構成されたものは、従来のこの種引
き外し装置と同様に図2に示すように遮断機構部31の引
き外し用のバー32に可動鉄心に取り付けたフック33が係
止するように漏電遮断器内に取り付け、漏電検出部にお
いて漏電電流が検出されたときに可動鉄心を作動させ、
フック33が引き外しバー32を作動させて遮断スイッチを
遮断して漏電による事故を防止するものである。また、
テストスイッチを作動させて漏電検出部を漏電状態と
し、漏電検出部が正常に働くことを確認できるものであ
ることは従来のこの種漏電遮断器の引き外し装置と同様
である。
き外し装置と同様に図2に示すように遮断機構部31の引
き外し用のバー32に可動鉄心に取り付けたフック33が係
止するように漏電遮断器内に取り付け、漏電検出部にお
いて漏電電流が検出されたときに可動鉄心を作動させ、
フック33が引き外しバー32を作動させて遮断スイッチを
遮断して漏電による事故を防止するものである。また、
テストスイッチを作動させて漏電検出部を漏電状態と
し、漏電検出部が正常に働くことを確認できるものであ
ることは従来のこの種漏電遮断器の引き外し装置と同様
である。
【0009】しかし本考案にかかるものは、テストスイ
ッチの弾性薄板をコ字状に折曲させたテストフインガ6
の下板部7をベース4の切欠部に臨ませて取り付けたう
え、下板部7を切欠部を通して前記一方のピン3とハン
ダ付で接続することにより、引き外しコイル1の巻線の
一方の端末とテストフインガ6とを直接接続したもので
あるので、従来のようにそれぞれをリード線で接続して
いた構造に比較して配線を簡素化でき、また部品点数を
削減することができる。このために本考案の漏電遮断器
の引き外し装置は配線の信頼性が向上し、組立の作業性
も向上させることができる。
ッチの弾性薄板をコ字状に折曲させたテストフインガ6
の下板部7をベース4の切欠部に臨ませて取り付けたう
え、下板部7を切欠部を通して前記一方のピン3とハン
ダ付で接続することにより、引き外しコイル1の巻線の
一方の端末とテストフインガ6とを直接接続したもので
あるので、従来のようにそれぞれをリード線で接続して
いた構造に比較して配線を簡素化でき、また部品点数を
削減することができる。このために本考案の漏電遮断器
の引き外し装置は配線の信頼性が向上し、組立の作業性
も向上させることができる。
【0010】
【考案の効果】本考案は以上に説明したように、引き外
しコイルの巻線の一方の端末とテストフインガとを、テ
ストフインガの下板部とボビンのピンをもって直接接続
したものであるので、配線の簡素化と部品点数の削減を
図ることができるばかりでなく、配線の信頼性を高める
ことができるものである。よって本考案は従来の漏電遮
断器の引き外し装置の問題とするところを解決したもの
として、その実用的価値は極めて大なものである。
しコイルの巻線の一方の端末とテストフインガとを、テ
ストフインガの下板部とボビンのピンをもって直接接続
したものであるので、配線の簡素化と部品点数の削減を
図ることができるばかりでなく、配線の信頼性を高める
ことができるものである。よって本考案は従来の漏電遮
断器の引き外し装置の問題とするところを解決したもの
として、その実用的価値は極めて大なものである。
【図1】本考案の実施例を示す一部切欠斜視図である。
【図2】本考案の使用状態を示す一部切欠正面図であ
る。
る。
【図3】従来の漏電遮断器の引き外し装置を示す斜視図
である。
である。
1 引き外しコイル 2 ボビン 3 ピン 4 ベース 5 上枠部 6 テストフインガ 7 下板部 9 電源側リード線
Claims (1)
- 【請求項1】 引き外しコイル(1) の巻線の両端末をボ
ビン(2) の両側に立設したピン(3) 、(3) に接続し、該
ピン(3)、(3) を箱枠状のベース(4) の切欠部に臨ませ
て引き外しコイル(1) をベース(4) に組み込み、弾性薄
板をコ字状に折曲させたテストフインガ(6) の下板部
(7) をベース(4) の切欠部に臨ませて取り付けたうえ、
該下板部(7) を切欠部を通して前記一方のピン(3) と直
接接続したことを特徴とする漏電遮断器の引き外し装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4595491U JP2548796Y2 (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | 漏電遮断器の引き外し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4595491U JP2548796Y2 (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | 漏電遮断器の引き外し装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04129456U JPH04129456U (ja) | 1992-11-26 |
JP2548796Y2 true JP2548796Y2 (ja) | 1997-09-24 |
Family
ID=31925664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4595491U Expired - Lifetime JP2548796Y2 (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | 漏電遮断器の引き外し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2548796Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2971309B2 (ja) | 1993-12-07 | 1999-11-02 | 三菱電機株式会社 | 漏電遮断器 |
-
1991
- 1991-05-22 JP JP4595491U patent/JP2548796Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2971309B2 (ja) | 1993-12-07 | 1999-11-02 | 三菱電機株式会社 | 漏電遮断器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04129456U (ja) | 1992-11-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970509 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |