JPS635149Y2 - - Google Patents

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JPS635149Y2
JPS635149Y2 JP1977142619U JP14261977U JPS635149Y2 JP S635149 Y2 JPS635149 Y2 JP S635149Y2 JP 1977142619 U JP1977142619 U JP 1977142619U JP 14261977 U JP14261977 U JP 14261977U JP S635149 Y2 JPS635149 Y2 JP S635149Y2
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lever
switch
cam
automatic return
lever switch
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JP1977142619U
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【考案の詳細な説明】 本考案はレバースイツチの構造に関するもので
あり、操作感触が良好で、かつ構造が簡単で製作
の容易な自動復帰型レバースイツチに関するもの
である。又公知の節動的動作をするレバースイツ
チのレバーの1部であるカム部分の形状を変更す
るのみで他のスイツチ構成部品はほとんど同一の
ものを用いて自動復帰動作をする自動復帰型レバ
ースイツチに関するものである。
レバースイツチの今迄の例として実開昭50−
62671、あるいは実開昭52−52668等に記載された
考案があり使い易いスイツチとしてオーデイオ機
器で好評であるが、近時音響機器のミユーテング
等への利用において、切換えの必要な時間だけレ
バーを押え、不要になつた時は、自動的に元の状
態に復帰するスイツチの需要が増加しており、又
レバースイツチの動作感触としても従来のレバー
スイツチのレバー操作で操作部の変位対作用力が
直線的な形式のスイツチだけでなく一層適切な
種々のスイツチ操作感触のスイツチも望まれてい
る。さらに機器の機能の多様化に対応してパネル
面に多くのスイツチが配置され、この際各種節動
形スイツチ及び自己復帰形スイツチを同一形状と
して適宜配置させることも要望されてきた。従来
この種の自己復帰型スイツチは自動車航空機等の
コントロール及び表示スイツチとして利用されて
きた。例えば米国特許明細書第2977432号にはこ
の種のスライドスイツチの1例が示されている。
本考案はレバースイツチについてこのような要
望に応える自己復帰作動レバースイツチであり、
以下図面を用いて説明する。
自動復帰型レバースイツチではないが、本考案
と構成上関係がある従来の節動形レバースイツチ
の実施例は、第1図イ,ロに示すように、枠1に
レバー2が枠1に固着された回動支点7の回りに
回転自在に取付けられ、枠1の前板に設けた窓1
1を貫通して外部にレバー2のレバー作動アーム
2cを突出させている。第1図イはレバー2のレ
バー作動アーム2cを上方に操作したとき、第1
図ロは同じくレバー2を下方に操作したときの状
態を示す。このレバー2の回動支点7附近には金
属バネ材よりなる可動接触片8を装着した絶縁物
よりなる摺動体3の凹部3Aと係合する突起2A
が設けられ、レバー2の回動により摺動体3を左
右に移動させ可動接触片8が絶縁物よりなる基板
10に固着された金属固定接点端子群9を切換え
てスイツチ動作を行なう。さらに上記レバー2の
回動支点附近には図に示すごとき歯状のカム部2
Bが設けられ、当該カム部2Bは枠体1の側壁間
に係合固着された絶縁モールドよりなる収納体4
の内部丸孔に収容されたコイルバネ5により回動
支点中心方向に付勢されたボール6と当接し、レ
バーの回動に所定角度K(実施例では25゜)の節動
を与えている。一方レバー2の回転角は窓11の
上下縁11A,11Bにより制限され所定のレバ
ー操作角度Kを超えることはない。以上のべたレ
バー2の節動動作とレバーに設けた突起2Aによ
る摺動体3の動作の組み合わせにより、所要の節
動形スイツチ切換えを行なうものである。
第2図イ,ロは本考案の自動復帰型レバースイ
ツチの1実施例の図面であり、第2図イは第1図
イ、第2図ロは第1図ロに対応する状態を示して
おり、レバー2′を除いて他の部品の形状組み合
わせは第1図イ,ロと同じであり、同一部品は同
じ番号で示してある。同図においてレバー2′に
は回動支点7の附近に下方向に摺動体3を駆動す
る突起2′Aおよび回動支点7に対してレバー
2′の作動アーム2′Cと反対側に1つの山状に形
成されたレバー2′を時計回り方向の下側の始め
の位置に復帰せしめる突起カム部2′Bを設けて
いる。ここで突起2′Aは第1図イ,ロに示す節
動型レバースイツチの突起2Aと機能も形状も同
一である。カム部2′Bは第2図イ,ロに示すよ
うにコイルバネ5によつて回動支点7の中心方向
に付勢されたボール6に向つて山状の突起を形成
したインボリユート曲線形状をなす突起カムであ
り、その曲線はつぎのように作図して求める。
(第4図参照) すなわち、レバーの回転角をK度、ボールの半
径をR、ボールの中心が回動支点の中心Oに最も
近づいたときレバーの中心点OよりL、最も遠ざ
かつたときL+ΔLの位置にあるものとする。実
施例ではK=25゜、R=2.381mm、L=8.0mm、ΔL
=2.5mmとした。上記レバーの中心点Oを通り
K/n度づつ距つた直線群M1、M2、……Mo+1
を順次反時計方向に引き、上記M1、M2、……
Mo+1上にOよりそれぞれL、L+ΔL/n、L+
2ΔL/n、……L+ΔL距つた点P1、P2、……P1
を求め、P1、P2、……Po+1を中心として半Rの
円群を画く。これらn+1個の円群のOに画する
側の円周に接する滑らかな包絡曲線を作図する。
この曲線がほぼ求める外方に凸であるインボリユ
ート曲線形状をなすカム曲線である。そうして後
述するように第6図、第7図においてNo.1カーブ
として示している。第4図の実施例ではn=5と
して作図している。上記のほぼインボリユート曲
線形状をなす突起カム部2′Bを備えたレバース
イツチでは第2図イの状態にあるときはボール6
はレバー2′を反時計方向に回動させようとする
トルクをレバーにレバー2′のカム部2′Bを介し
て加えているが窓11の上縁11Aにレバーが当
接してレバーは位置決めされている。次にこの反
時計方向のトルクに抗してレバー2′を時計回り
方向に下側に回動させると、ここではレバーの回
転角の増加とともに作動トルクはほぼ比例して増
加する。
つぎにスイツチ作動感触がさらに優れ、スイツ
チ切替の機能も改善されたインボリユート曲線形
状を改善した突起カムの他の参考例を説明する。
これは自動復帰型レバースイツチとしてさらに位
置決めが良い上にon,offの接触動作が早く確実
性がある構成のものである。すなわち、実際のカ
ム形状としては前記ボール6が第2図において左
方に押込まれたときバネ圧力が増加するためスイ
ツチ動作感触が重くなるのを緩和するためレバー
の操作によりレバーの変移角が増すとともにカム
の傾斜を緩くするように形成したものであり、第
6図に示すように自動復帰型レバースイツチのス
イツチ動作としてレバーの動作角θのスタート部
θa、中間部θb、ラスト部θcにほぼ3分して、ス
タート部θaの中間から中間部θbの大部分の間で
必要とする力の増加を大きくし、中間部後半及び
ラスト部θcでは力の増加を減じ、又ラスト部θcの
最終部ではストツパーの衝撃を減らすこともあつ
て力を増加することが前述のスイツチの感触上望
ましい。このためのカムの形状としては第6図及
び第7図に示す前記のインボリユート曲線形状を
なすNo.1カーブを部分的に変更したNo.2カーブに
示すようにレバーの動作角Kに対応する回動支点
7に対するカム角度をスタート部θa、中間部θb、
ラスト部θcとし、スタート部の初期O〜θa1及び
中間部の後半からラスト部θcの前半で角度変化θ
に対する斜僕度の低いカム高さ変化dl/dθをほぼ
c線で示し、スタート部の中間θa1から中間部の
中間θb1迄及びラスト部の後半θc2付近の斜傾度の
高いカムの高さ変化dl/dθをほぼa線で示してい
る。そうしてこの傾斜比a/cを250%程度以下
としている。ここで低い傾斜度cの範囲を最低で
設計にもよるがほぼ全操作角度の40%以上とす
る。以上は一般的なカム形状であり使用目的によ
つて多少異なつてよい。そうしてこのインボリユ
ート曲線形状を部分的に変更したNo.2カーブでは
レバー2′は操作時に自動復帰作用の外、ある程
度の節動作用も多少加わることになる。
ここで第2図で示す当接ボール6は当接体6と
してボールの外ローラーでもよくバネ板でもよ
い。又第5図に示すように前述のインボリユート
曲線形状をなす突起カム2′Bの替りに前記2′B
突起カムを対称に1対組み合わせた外形がハート
形曲線形状をなすカム2″Bとして中央復帰型切
替スイツチを構成すると、切換スイツチとしてレ
バーを上下いずれに操作してもそれぞれスイツチ
動作し、かつ中点の位置におけるレバー2の安定
性も改善される。
ここで単なる自動復帰レバースイツチであれば
第8図に示すように単投又は切換スイツチに対応
して (イ) 切換レバースイツチではレバー2の回転中心
線を通る線上のコイルバネ15、片側操作レバ
ーでは通常の附勢コイルバネ15′を使用して
もよい。
又このとき (ロ) 節度機構として節動カム部2B及びこれと当
接係合するボール6、附勢コイルバネ5及び以
上を収容する収納体4は付けなくともよい。
(ハ) しかし操作感触上必要であれば適当に附勢コ
イルバネ5のバネ圧を調整して付けてもよい。
ここで(イ)では操作は軽快であるが作動力が直線
的であり、スイツチの感触として所望の操作感触
は得にくい。そうして節度機構を追加し、かつそ
の附勢コイルバネ5を所期の圧力に調整する(イ),
(ハ)でそれぞれのコイルバネ15及び5のバネ圧を
調整することでほぼ理想的な自動復帰型レバース
イツチの感触が得られるが工数がかかり、スイツ
チ相互間の互換性も乏しくなる。
本考案においては通常の節動型のレバースイツ
チにおいてレバーをインボリユート曲線形状をな
す突起カム2′Bを備えたレバー2′に取り換える
だけで、前述のように一応の望ましいスイツチ感
触を有する自動復帰レバースイツチが得られた。
さらに参考例として第9図に示すように自動復帰
及び節動型レバー2″の回動支点附近に節動カム
2″Cと自動復帰用山形カム2″B′とを互に干渉
しない一定角度θB例えば90゜離して設け、必要に
応じて以上に係合しスプリング5′で付勢された
当接体6′を装着した第3図に示すような収納体
4をその両側面に設けた突出部4aで枠1の側面
係合孔と係合固着してレバー節動カム2″Cと係
合する節動レバースイツチとし、あるいは枠体1
の側面の回動中心より角θB離れた枠体1両側面
の自動復帰用係合孔と係合して収納体4′を自動
復帰用山形カム2″B′に係合させる自動復帰型ス
イツチとすることも可能である。
以上説明したように本考案は、自動復帰型レバ
ースイツチとして従来の部品加工及び組立加工を
含めて面倒な自動復帰スイツチに較べて加工容易
であり、かつ構造が簡単で信頼性が高い。又本考
案の自動復帰レバースイツチは動作は滑かでかつ
同一の動作特性を容易に得ることができる特徴が
ある。又、スプリングで付勢された当接体に接す
る凹凸部を有する回動自在のレバーを備えた節動
型レバースイツチの上記レバーをインボリユート
曲線形状のNo.1カーブ、No.2カーブの突起カム
2′B又は外形がハート形をなすカム2″Bを有す
るレバーに交換するのみで容易かつ安価に各種の
自動復帰型レバースイツチを実現できるものであ
る。さらにレバーの山形カムの形状をインボリユ
ート曲線形状をなすNo.1カーブ形状でなく、イン
ボリユート曲線形状を部分的に多少変更した動作
感触がなめらかなNo.2カーブ曲線のように形成
し、又、切換スイツチ等ではインボリユート曲線
形状カムを対称組み合わせた外形がハート形曲線
形状をなすカム2″Bとすることにより、作動感
触を良好とし、かつ当接体の復帰時の安定を良く
することも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図イ、ロは従来の節動型レバースイツチの
側断面図及び正面図、第2図イ、ロは本考案実施
例の側断面図及び正面図、第3図はスプリング及
びボール収納体4の斜視図、第4図はレバーのイ
ンボリユートカム曲線作図説明図、第5図はレバ
ーインボリユートカムの他の実施例説明図、第6
図及び第7図はスイツチ動作感触を良好にしたカ
ムの曲線説明図、第8図は従来の自動復帰レバー
スイツチの例、第9図は節動型及び自動復帰型い
ずれにもなり得るレバースイツチの参考例を示
す。 1……外枠、2……レバー、3……摺動体、4
……スプリング及びボール収納体、5……コイル
バネ、6……ボール、7……回動支点、8……接
触片、9……接点、10……基板、11……窓。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 複数の固定接点端子9を植設した基板10上
    に可動接触片8を備えた摺動体3を配置し、上
    記基板10を固着した枠1にレバー2′を回動
    し得るように枢着し、このレバー2′と摺動体
    3を係合連結してレバー2′の回動力が摺動体
    3に伝達されるようにし、かつ上記枠1の両側
    面間にスプリング5で回転中心方向に付勢した
    当接体6を装着した収納体4を保持するレバー
    スイツチにおいて、レバー2′の回動支点附近
    に当接体6と当接係合してレバー2′を始めの
    位置に復帰せしめるインボリユート曲線形状を
    なす突起カム2′Bを設けた自動復帰型レバー
    スイツチ。 (2) 当接体6を金属ボールとした実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の自動復帰型レバースイツ
    チ。 (3) レバー2′にインボリユート曲線形状の突起
    カム2′Bを対称に一対組合わせた外形がハー
    ト形曲線形状のカム2″Bを設けた実用新案登
    録請求の範囲第1項又は第2項記載の自動復帰
    型レバースイツチ。
JP1977142619U 1977-10-24 1977-10-24 Expired JPS635149Y2 (ja)

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JP1977142619U JPS635149Y2 (ja) 1977-10-24 1977-10-24

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Publication Number Publication Date
JPS5468179U JPS5468179U (ja) 1979-05-15
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ID=29119529

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4840941U (ja) * 1971-09-16 1973-05-24
JPS5243819U (ja) * 1975-09-23 1977-03-28

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4840941U (ja) * 1971-09-16 1973-05-24
JPS5243819U (ja) * 1975-09-23 1977-03-28

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JPS5468179U (ja) 1979-05-15

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