JPS635119B2 - - Google Patents

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JPS635119B2
JPS635119B2 JP58163605A JP16360583A JPS635119B2 JP S635119 B2 JPS635119 B2 JP S635119B2 JP 58163605 A JP58163605 A JP 58163605A JP 16360583 A JP16360583 A JP 16360583A JP S635119 B2 JPS635119 B2 JP S635119B2
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JP
Japan
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dehydration
timer
semi
level
output
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JP58163605A
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JPS6055998A (ja
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Takeshi Matsumoto
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 <発明の技術分野> 本発明は洗濯機の脱水装置に関するものであ
る。
<従来技術> 従来の洗濯機の脱水装置においては、脱水液の
流路に電極を設けて導通の有無を検出し脱水状態
を検知して脱水工程を制御するもの、若しくは脱
水液の流路に感熱抵抗素子を設けて水の有無を該
感熱抵抗素子の抵抗値変化として検出し脱水状態
を検知して脱水工程を制御するものが提案されて
いるが、何れのものも未だ実用化されておらず、
現状はタイマーにより使用者の勘と経験に基づい
て脱水時間が決定され、該タイマーにより脱水工
程が制御されるものが使用されている。
上記のようにタイマーにより脱水工程を制御す
るものであれば、使用者がタイマーを設定して高
脱水(洗濯物の水を絞りきつた状態)若しくは半
脱水(洗濯物の種類によつては水を絞りきること
により洗濯物にしわがよるとか生地が傷むとか等
の不都合が生じることがあり、これを防止するた
めに主としてしずくとなつて落下する水分を軽く
絞り出した状態)の状態を得ようとすれば、タイ
マーは使用者の勘や経験に基づいて設定されるの
で、正確に高脱水若しくは半脱水の状態を得るこ
とができない欠点があつた。
<発明の目的> 本発明は上記のような欠点を除去した脱水装置
を得ることを目的としたものである。
<発明の実施例> 以下本発明の脱水装置の一実施例を図面ととも
に説明する。
尚、本発明の脱水装置の一実施例においては脱
水液の衝突により電気信号を発生する検知素子と
して圧電効果を利用したセラミツク圧電素子を使
用した場合について説明する。
第1図は本発明の脱水装置の脱水液の衝突によ
り電気信号を発生する検知素子10(圧電ブザー
のような形状のもの)の外観を示したものであ
り、第2図は第1図のA−A′断面図である。該
検知素子10の内部には第3図に示すようにセラ
ミツク圧電素子12を金属製振動板11にはり合
わせたものが納められており、リード線13はセ
ラミツク圧電素子12の一方の面と導通した金属
製振動板11と電子制御回路(後で説明する)の
信号入力側とを接続するものであり、またリード
線14はセラミツク圧電素子12の他方の面と電
子制御回路のグランド側に接続するものであり、
上記リード線13,14はシールド線とする。第
4図は第3図の側面図である。15及び16はそ
れぞれ電気絶縁物性のプラスチツクケースであ
る。
第5図は上記検知素子10を脱水装置に実装し
た時の要部断面図であり、1は桟枠にて、該桟枠
1には緩衝材(例えばバネ)4を介して脱水槽5
を駆動するモーター2がすえつけられている。該
脱水槽5はシヤフト3でモーター2と連結してい
る。6は該脱水槽5の外周にあつて脱水液を受け
る受水槽でその底部の一部には排水管7が接続さ
れている。そして検知素子10が上記脱水槽5の
下部にあけられた穴8a若しくは8b若しくは8
c若しくは8dと対向するように設けられてい
る。(8e,8f,8g等は脱水5の上部にあけ
られた穴を示す。) 検知素子10の実装状態は第6図の要部拡大断
面図に示すように該検知素子10のケース16の
表面が受水槽6にあけられた穴を塞ぐような形で
該ケース16の表面の一部が受水槽6に密着固定
されている。矢印は脱水液が衝突するところを示
している。
第7図は本発明の脱水装置の制御回路の要部ブ
ロツク図であり、検知部20は検知素子10の出
力電圧を増幅する増幅器21と、脱水行程中に発
生する通常の振動による検知素子10からの小さ
な出力電圧を削除するために一定電圧と比較し該
一定電圧以上の時のみ出力するように設けられた
比較器22と、該比較器22を介して出力(1回
の出力は短時間)があると、パルスを発生させる
単安定マルチバイブレーター23と、該単安定マ
ルチバイブレーター23からの出力に応じて第1
5図に示すように比較器25への入力波形(モデ
ル)のように変換する積分回路24と、該入力波
形から一定電圧(検知レベル)以上になると第4
図の如くH(ハイレベル)信号を出す比較器25
とからなつている。
第7図中、26は高脱水行程をスタートさせる
スタートスイツチ、28は半脱水行程をスタート
させる半脱水スイツチ、100はマイクロコンピ
ユータで構成されるコントローラでコントローラ
100の基本構成と外部回路との関係は第8図に
示す。第8図において101はCPU、102は
プログラム・固定データメモリROM、103は
一時記憶メモリRAM、104はタイマー、10
5はI/O部(インプツト/アウトプツト部)で
ある。27はコントローラ100の出力によりモ
ーター2をON−OFFする駆動回路で、第7図で
は駆動回路にリレーを想定し該接点を33として
いる。30,32はモーター2の巻線であり、3
1はモーター2のコンデンサである。
次に本発明の脱水装置の特徴について説明す
る。
第9図は検知素子10からの出力波形(実際に
はもつと短い周期で出力があるが第9図ではわか
りやすくするため、周期の長さ、周期の回数には
こだわらずモデル化して示したものであり、第1
1図、第12図も同様である。)であり、脱水初
期には脱水液が間断なく衝突するため大きな出力
となり、検出レベルaをこえる出力となるがその
後脱水液の小さな水滴1個の衝突による出力bは
小さくなるための間欠的に衝突する水液に対して
はほとんど検知しなくなる。
この検出できる期間というのが半脱水時間に相
当していることを第10図、第11図、第12図
を参照しながら説明する。
第10図は吸収した化せん1(以下化せん1と
称す)(布量1Kg)、吸水した化せん2(以下化せ
ん2と称す)(布量2Kl)についてそれぞれ脱水
開始X分後以降の総脱水量をグラフ化したもので
5分で実験を打ち切つた。5分で脱水装置停止矢
印dで示す。(5分以降は経験的に脱水量はごく
わずかであることが確認されている。)、またe点
は化せん1及び化せん2によつて異なる。第11
図は化せん1の場合の出力波形(モデル)でT1
=15秒であつた。第12図は化せん2の場合の出
力波形(モデル)で、T1=25秒であつた。化せ
ん1のT1=15秒、化せん2のT1=25秒の時点は
第10図で見ると、どちらも急激な脱水から、や
や脱水量が落ちてきたところに相当しており、脱
水の仕上り状態と合わせて考えると半脱水時点と
いえる。
次に半脱水時間の数信(例えば5倍)をとつて
みると、化せん1の場合75秒、化せん2の場合
125秒となるが、それぞれの脱水の仕上り状態は
よく似ており、これ以後の脱水量は所要時間の割
に少ない。これは従来の標準的な脱水時間とよく
一致しており、この時間を高脱水時間(半脱水時
間という表現と対比して)とすることができる。
次に本発明の脱水装置の動作状態を第13図の
フローチヤートを中心にして説明する。
高脱水(従来の脱水)をしたい時には、まずス
タートスイツチ26をONする。(I1のL入力でス
タートスイツチONを確認する)、O1の出力がH
(高)レベルとなり、駆動回路27を介してモー
ター2が駆動されるとともにタイマー104をス
タートさせる。該タイマー104のデータTがT
≧5秒になると、検知部20からの入力(信号が
HレルかL(低)レベルか)がI2=Hレベルかど
うか判断して、I2=Hレベルであれば、タイマー
104のデータTを読み込み、T=T1とする。
T1から高脱水完了時間を演算する。(倍数は前記
の例のように5倍とする。)T2=T1×5。次にタ
イマーデータTがT≧T2かどうか判断してT≧
T2であれば高脱水が完了したので、O1の出力が
Lレベルとなり、駆動回路27を介してモーター
2を停止させる。次にタイマー104をストツプ
しタイマー104(タイマーデータ)をクリヤす
る。
次に、半脱水で止めたい時には、まず半脱水ス
イツチ28をONする。(I3のLレベル入力で半脱
水スイツチONを確認する。)O1の出力がHレベ
ルとなり駆動回路27を介してモーター2が駆動
されるとともにタイマー104をスタートさせ
る。該タイマー104のデータTがT≧5秒にな
ると検知部20からの入力(信号がHレベルかL
レベル)がI2=Hかどうか判断してI2=Hレベル
であれば、半脱水が完了したのでO1の出力がL
レベルとなり、駆動回路27を介してモーター2
を停止させる。次にタイマー104をストツプし
タイマー104(タイマーデータ)をクリヤす
る。
上記のように脱水運転前に繊維の種類により適
宜「高脱水」「半脱水」をセレクトでき、もし
「半脱水」をセレクトしたときは従来にない半脱
水が自動的に行なわれ、脱水しすぎによる衣類の
しわが防げるとともに従来の脱水も自動的に行な
うことができる。
<発明の効果> 本発明の脱水装置は上記のような構成であるか
ら、簡単な構成で正確に高脱水若しくは半脱水の
状態を得ることができ、脱水しすぎによる衣類の
しわを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の脱水装置の検知素子の外観を
示す正面図、第2図は第1図のA−A′断面図、
第3図は第2図の検知素子の内部を示す正面図、
第4図は第3図の側面図、第5図は本発明の脱水
装置に検知素子を実装した時の要部断面図、第6
図は第5図の要部拡大断面図、第7図は本発明の
脱水装置の制御回路の要部ブロツク図、第8図は
第7図のマイクロコンピユータを中心とした制御
回路を示すブロツク図、第9図は第7図の検知素
子からの出力波形図、第10図は吸水した化せん
の脱水開始X分後以降の総脱水量をグラフ化した
説明図、第11図は第10図の化せん1の場合の
検知素子からの出力波形図、第12図は第10図
の化せん2の場合の検知素子からの出力波形図、
第13図は本発明の脱水装置の動作を示すフロー
チヤート、第14図は第7図の比較器25からの
出力波形図、第15図は第7図の比較器25への
入力波形図である。 図面中、10は検知素子、26はスタートスイ
ツチ、28は半脱水スイツチを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 脱水液の衝突により電気信号を発生する電気
    信号発生手段、高脱水か半脱水かを設定する脱水
    設定手段と、該脱水設定手段による設定と上記電
    気信号発生手段による電気信号に基いて脱水工程
    を自動的に所定の脱水状態に制御する制御手段と
    を具備してなることを特徴とする脱水装置。
JP58163605A 1983-09-05 1983-09-05 脱水装置 Granted JPS6055998A (ja)

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JP58163605A JPS6055998A (ja) 1983-09-05 1983-09-05 脱水装置

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JPS6055998A JPS6055998A (ja) 1985-04-01
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JPS628790A (ja) * 1985-07-02 1987-01-16 シャープ株式会社 脱水制御装置
CN106797368B (zh) * 2014-07-07 2022-10-11 安晟信医疗科技控股公司 考虑到至少一个条件的改进装置配对

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