JPS61244393A - 洗濯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、洗濯機に関する。

（ロ）従来の技術 洗濯、すすぎ工程を洗濯物の量に応じて自動制御する洗
濯機が、特願昭５９−１００８２４号で提案きれており
、これを各図面に基づいて説明する。

第２図に於いて、（１）は洗濯機の機枠、（２）は機枠
（１）に内股きれ、底部に排水孔（３ンを有する外槽、
（４）が外槽（２）に内設され、周囲及び底部に多数の
脱水孔（５）（５ａ）を有する内槽、（６）は内槽（４
）の開口部に取付けたバランスリング、（７）は同じく
内槽（４）の底部に軸支した回転翼、（８〉は駆動モー
タ、（９）は駆動モータ（８）の回転を伝達制御するク
ラッチ装置を内蔵した軸受ケースである。前記駆動モー
タ（８）は、洗濯時には回転翼（７）を減速機を介して
回転させ、脱水時には内槽（４）をも回転させる。　（
１０）は外槽（２）の下部側壁に取付けた一対の電極、
（１１）は排水孔（３）に排水電磁弁（１２）を介して
接続される排水ホース、（１３）は給水電磁弁（１４）
を有し、内槽（４）内に給水を行なう給水バイブ、＜１
５＞は外装（２）の底部−角に設けられ、槽内の水位に
応じて内部の空気圧を変化させるエアートラップ、（１
６）は後述する半導体圧力センサー、（１７）はエアー
トラップ（１５）と圧力センサー（１６）とを接続する
圧力ホースである。

ここで、第３図に前記圧力センサー（１６）の構造を示
す。ヘッダ（１８）にダイヤフラム部となるシリコンベ
レット（１９）が接着され、外側には圧力ホース（１７
）が接続された圧力導入管（２０）を有するキャップ（
２１）が溶着きれている。シリコンペレット（１９）の
ダイヤフラム部には４本のピエゾ拡散抵抗（２２）〜（
２５）が設置きれている。圧力導入管（２０）よりエア
ートラップ（１５）内の圧力が導入きれると、ダイヤフ
ラム部が変形し、ピエゾ拡散抵抗（２２）〜（２５）の
抵抗値が変化する。ピエゾ拡散抵抗（２２）〜（２５〉
を第４図の如くブリッジ結合することにより、その抵抗
値の変化を感度良く電圧変化に変えて出力端子（２６）
（２６’）より取り出す。第３図で（２７）は定電流回
路でブリッジに１．５［ｍＡ］の定電流を供給する。外
付抵抗＜２８）（２９）（３０）は圧力センサー（１６
）の温度補償及び感度、零点の調整用である。第２図で
（３１）は接着剤、（３２）は絶縁材、（３３）は導線
、（３４）は６本のリード端子で第４図のポイント（Ｐ
）に相当する。

第５図は制御装置のブロック回路図を示し、本実施例の
洗濯機の制御はマイクロコンピュータ（３５）（制御装
置に該当する）により行なっている。

マイクロコンピュータ（３５）には、スタート類（３６
）や水位設定１０（３７）からの情報や圧力センサー（
１６）や電極（１０）からの情報が入力され、この情報
を判断して駆動モータく８）、給水電磁弁（１４）、排
水電磁弁（１２）、ブレーキ装置（３８）、ブザー回路
（３９）、ＬＥＤ表示装置（４０）等を制御する。図で
（４１）及び（４２）はインターフェイスを示す。

給水工程から順に説明をおこなうと、 まず、第６図は、水位に対する半導体圧力センサー（１
６）の出力特性である。即ち、図の如く、半導体圧力セ
ンサー（１６）の出力電圧は水位に比例する。ここで出
力電圧をＹ、水位をＸとしたと、この出力特性式はＹ＝
ａｘ＋ｂで表わすことができる。

以下、第６図及び第７図に於いて説明すると、まず前記
電極（１０）を取付けた位置、即ち外槽（２）の底部か
ら電極（１０）までの高さをｈ（定数）、更に給水完了
時の水位Ｈｏ＝ｎ−ｈを入力しておく。

つまり、高水位の時はｎ”ｎｌ　、低水位の時はｎ−ｎ
ｌ（ｎ＋＞ｎ２）という具合に予めｎを設定しておく。

そして、給水を開始Ｖる。すると、まず水位が零の時の
半導体圧力センサー（１６）の出力（ＡＩ）［ボルト］
を入力し、その後水位りになると、前記電極（１０）が
水を媒体に導通するので、その時の半導体圧力センサー
（１６）の出力（Ａ２）［ボルト］を入力する。従って
ＡＩ、Ａ２が決定するので前記出力特性式は となり、更にＸμＨｏ＝ｎ−ｈを代入すると水位Ｈｏの
時の半導体圧力センサー（１６）の出力Ｙ１を求めるこ
とができる。換言すれば、半導体圧力センサー（１６）
の出力がＹｌになった時点で給水を停止する。

次に、洗濯・すすぎ工程の説明を行なう。

第６図に於いて、給水完了直後の水位ＨＯに対する出力
をＹｌとし、この出力Ｙ１は予め入力されている。

さて、給水完了後洗濯或いはすすぎを行なうために、回
転翼く７〉をｔ１秒ＯＮ、ｔ２秒ＯＦＦの周期で反転き
せる。すると、回転翼（７）が回転している時はポンプ
作用により内槽（４）−外槽（２）間の水が脱水孔（５
ａ）より内槽（４）内に吸い込まれ、内槽（４）−外槽
（２）間の水位が一時的に低下し、半導体圧力センサー
（１６）の出力も減少する。

ここで、予めこの出力の減少分を設定値！ｌとして入力
しておく。

回転翼（７）が停止すると、内槽（４）内に吸い込まれ
ていた水が脱水孔（５）（５ａ）より流出し、その反動
で再び内槽（４）−外槽（２）間の水位が上昇し、半導
体圧力センサー（１６）の出力も増加する。

ここで、予めこの出力の増加分を設定値ｅλとして入力
しておく。

このように、洗濯・すすぎは、回転翼（７）を０Ｎ−Ｏ
ＦＦさせて行なうわけであるが、これら洗濯・すすぎ工
程時間を回転翼（７）が０Ｎ−ＯＦＦする反転回数によ
り決定する。即ち、回転翼く７〉（駆動モータ（８））
のＯＮの信号を数える計数回路を設け、回数がＮになる
と次工程に移るようにする。

以上のことより、第８図及び第９図に基づいて動作を説
明する。

設定水位Ｈｏ（半導体圧力センサー（１６）の出力Ｙ＋
）まで給水を行なうとく図中Ｃ期間）駆動モータ（８）
に通電され、回転翼（７）が回転する（洗濯の時は洗剤
投入後）、すると内槽く４）−外槽く２）間の水位が前
述の如く低下し始め、それに伴なって半導体圧力センサ
ー（１６）の出力が減少し始める。この時駆動モータ（
８）は、半導体圧力センサー（１６）の出力がＹｌより
設定値１＋だけ減少するか或いは駆動モータ（８）のＯ
Ｎ時間であるｔ１秒間経過するまでＯＮ状態を続ける。

このいずれかの条件が満たされた時の半導体圧力センサ
ー（１６）の出力をＭ　Ｌ　ｎ　（ｎ　＝　１．２−Ｎ
）とし、このＭＬｎを入力した後駆動モータ（８）をＯ
ＦＦ状態にする０回転翼〈７ンが停止すると、前述の如
く半導体圧力センサー（１６）の出力が増加し始めるの
で、この時駆動モータ（８）は半導体圧力センサー（１
６）の出力がＭ　Ｌ　ｎより設定値！２だけ増加するか
或いは駆動モータ（８）のＯＦＦ時間であるｔ２秒間経
過するまでＯＦＦ状態を続ける。このいづれかの条件が
満たされた時の半導体圧力センサー（１６）の出力をＭ
　Ｈｎ　＜ｎ　＝１．２．・−−−Ｎ−１）とし、この
ＭＨｎを入力した後駆動モータ（８）を再びＯＮ状態に
する。そして今度は、半導体圧力センサー（１６）の出
力がＭ　Ｈｎからｊ２２だけ減少するか或いは時間ｔ２
が経過するまでＯＮ状態を続ける。

以下同様に駆動モータ（８）がＯＮ−ＯＦＦを繰り返し
た後駆動モータ（８）のＯＮの信号が８回計数されると
、駆動モータ（８）を停止し、排水電磁弁（１２）を開
いて排水工程に移る。

以上の如く、本従来例は、洗濯物の量によって変化する
内槽（４）−外槽（２）間の水位を半導体圧力センサー
（１６）により検知したため、洗濯物の量に見合った洗
濯時間を自動的に制御できる。即ち、例えば洗濯物の量
が少ない場合は抵抗が少ないため回転翼〈７）の回転が
早く、内槽（４）−外槽（２）間の水位の低下が早い。

依って半導体圧力センサー（１６）の出力が１１（或い
は！２）だけ減少する時間が早いので駆動モータ（８）
のＯＮ状態が短かくなる。

ここで、一般に、高水位時に於いては、水量及び負荷量
が多く、この負荷量に対して充分な洗浄力を得るために
設定値１＋、Ｒ２を大きな値に設定している。然しなか
ら、この場合低水位時に於いては、水量、負荷量共に少
なく、回転翼（７）が回転し易い状態にあり、前述の如
く高水位時と同様の設定値ｆｌ＋、ｊ２２を用いたので
は、洗濯物の布地が傷んだりからんだりする。

（ハ）発明が解決しようとした問題点 本発明は、洗濯物の量だけでなく、設定水位に応した洗
濯、すすぎを行なうことのできる洗４ｍを提供するもの
である。

（ニ）　　問題点を解決するための手段本発明の洗濯機
は、機枠と、この機枠に内股された外槽と、この外槽に
内股きれ、周囲に脱水孔を有する内槽と、この内槽の底
部に軸支された回転翼と、この回転翼を間欠回転きせる
駆動モータと、前記外槽内の水位の変動を検知する水位
検知手段と、前記水位検知手段からの変動検知信号が既
定の設定値に達した場合に前記駆動モータの作動状態と
非作動状態を切換える制御装置とを備え、前記制御装置
は、設定水位に応じて前記設定値を変更するものである
。

（ホ）　作用 即ち、水位によって外槽内の水位の変動状態は変化する
わけであり、制御装置は水位を高く設定する程、前記設
定値を大きなものに定め、この設定値に基づいて駆動モ
ータの作動を制御するものである。

（へ）実施例 本発明の実施例の構成は、従来例と同様であり、ここで
は主要部のみ説明する。

一般に、低水位の時には、洗濯物が少量であったり薄物
であったりする場合が多く、高水位時と同様に長時間の
洗濯、すすぎを行なうと布地を傷める恐れがあるので、
水位が低い程前記設定値Ｑ＋、Ｑ２及び反転回数Ｎを小
さな値とし、駆動モータの総作動時間を短かくする。

つまり、表−１に示す通り、水位設定釦（３７）による
水位設定（高、中、低）に対応して設定値１ａ（１回目
の水位変動出力）、ｌｂ（２回目以後の水位変動出力）
及び反転回数Ｎｎを定める。

以下余白 即ち、設定水位が低くなる程、前記設定値！ａ、ｊ！ｂ
及び反転回数Ｎｎの値を小きくする。以下第１図に於い
て、マイクロコンピュータ（３５）は、水位設定釦（３
７）からの入力信号を受け、設定された水位に対応する
Ｎａ、ｊ！ｂ及びＮｎを設定し、それに基づいて洗濯、
すすぎ工程を制御する。

尚、本実施例では、設定水位に応じて！ａ、ｌｂ、Ｎｎ
の全てを異ならせたが、ｊ！ａ、ｊ！ｂ又はＮｎだけで
もよい。

（ト）発明の効果 本発明の洗濯機は、洗濯物の量だけでなく水位に応じた
洗濯、すすぎを行なうことができるので、布傷みの発生
及び洗浄力のばらつきを抑えることができる。

【図面の簡単な説明】

第１ｒ！Ａは本発明の洗濯機に於ける水位設定及び袷、
本工程を示すフローチャート、第２図は従来例に於ける
洗濯機の断面図、第３図は半導体圧力センサーの構成図
、第４図は半導体圧力センサーと定電流回路の関係を示
す回路図、第５図はブロック回路図、第６図は半導体圧
力センサーの水位に対する出力特性図、第７図は給水工
程を示すフローチャート、第８図は洗濯・すすぎ工程時
に於ける半導体圧力センサーの時間に対する出力特性図
、第９図は洗濯・すすぎ工程を示すフローチャートであ
る。 （１）・・・機枠、（２）・・・外槽、（４）・・・内
槽、（５）（５ａ）・・・脱水孔、（７）・・・回転翼
、（８）・・・駆動モータ、（１４）・・・給水電磁弁
、（１５）・・・エアートラップ、（１６）・・・半導
体圧力センサー、（３５）・・・マイクロコンピュータ
（制御装置）、（３７）・・・水位設定ボタン。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）洗濯機の機枠と、この機枠に内設された外槽と、
   この外槽に内設され、周囲に脱水孔を有する内槽と、こ
   の内槽の底部に軸支された回転翼と、この回転翼を間欠
   回転させる駆動モータと、前記外槽内の水位の変動を検
   知する水位検知手段と、前記水位検知手段からの変動検
   知信号が既定の設定値に達した場合に前記駆動モータの
   作動状態と非作動状態を切換える制御装置とを備え、前
   記制御装置は、設定水位に応じて前記設定値を変更する
   ことを特徴とした洗濯機。
2. （２）前記制御装置は前記駆動モータの作動状態と非作
   動状態を切換えた回数により洗濯時間を制御し、設定水
   位に応じてこの回数を変更することを特徴とした特許請
   求の範囲第１項記載の洗濯機。