JPS6351008A - 同軸給電線 - Google Patents

同軸給電線

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Publication number
JPS6351008A
JPS6351008A JP19589686A JP19589686A JPS6351008A JP S6351008 A JPS6351008 A JP S6351008A JP 19589686 A JP19589686 A JP 19589686A JP 19589686 A JP19589686 A JP 19589686A JP S6351008 A JPS6351008 A JP S6351008A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spacer
metal cylindrical
groove
cylindrical conductor
thickness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19589686A
Other languages
English (en)
Inventor
晴行 木村
藤井 常幸
池田 佳隆
三枝 幹雄
靖 齊藤
小林 則幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Japan Atomic Energy Agency
Original Assignee
Toshiba Corp
Japan Atomic Energy Research Institute
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Japan Atomic Energy Research Institute filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP19589686A priority Critical patent/JPS6351008A/ja
Publication of JPS6351008A publication Critical patent/JPS6351008A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、高周波等の電力を伝送する同軸給電線に関す
る。
(従来の技術) 一般に同軸給電線は、第5図に示すように径の異なる2
本の金属円筒導体10.11を同軸状に配して成り、外
側に位置する金属円筒導体(以下、外部導体という)1
0と内側に位置する金属で内部導体11を外部導体10
から絶縁し、かつ内部導体11を外部導体10の中心部
に保持した構造となっている。しかし、このように外部
導体10と内部導体11との間に比誘電率が1.0より
大きい絶縁物が介在していると、この部分で同軸給電線
の特性インピーダンスからずれを生じる。
そこで、このずれを補正するために従来は内部導体11
の外周面にスペーサ取付は溝13を設け、このスペーサ
取付は溝13にスペーサ12を嵌め込んで固定し、さら
にスペーサ12とスペーサ取付は溝13の縁部13aと
の間に電界が集中して絶縁破壊を起し易いため上記縁部
13aに丸みをつけ、角部分の電界を弱めるようにして
いる。
しかしながら、スペーサ12とスペーサ取付は溝13の
縁部13aとは第6図に示すように鋭角的に接触し、そ
れらがなす狭い間隙14に大きな電界が発生する。そし
て、このような微小間隙14での電界集中は火花が発生
し易く、これが原因となってスペーサ12の表面を短絡
する沿面放電に成長し、同軸給電線の絶縁耐圧低下を招
いていた。
(発明が解決しようとする問題点) 上述したように従来の同軸給電線は、スペーサ12とス
ペーサ取付は溝13の縁部13aとの間に形成される微
少間隙14に大きな電界が発生し、同軸給電線の絶縁耐
圧を低下させる問題があった。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたも
ので、その目的はスペーサとスペーサ取付は溝との接触
部に発生する電界を低減して絶縁耐圧の向上を図ること
ができ、信頼性の高い同軸給電線を提供することにある
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために第1の本発明は、内部導体の
外周面にスペーサを固定するスペーサ取付は溝を設ける
とともに、このスペーサ取付は溝の底部と接触する部分
を除いて前記スペーサの厚みをスペーサ取付は溝の幅よ
りも薄くしたことを特徴とするものである。
また、第2の本発明は内部導体の外周面および外部導体
の内周面にスペーサを固定するスペーサ取付は溝を設け
るとともに、これらのスペーサ取付は溝の底部と接触す
る部分を除いて前記スペーサの厚みをスペーサ取付は溝
の幅よりも薄くしたことを特徴とするものである。
(作  用) 本発明においては外部導体と内部導体との間に設けられ
るスペーサの厚みをスペーサ取付は溝の底部と接触する
部分を除いてスペーサ取付は溝の幅よりも薄くすること
により、スペーサとスペーサ取付は溝の縁部とは十分に
広い空間部を挟んで対峙することになるので、スペーサ
とスペーサ取付は溝との接触部に発生する電界を低減で
きる。
(実 施 例) 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明の第1実施例を示す同軸給電線の縦断面
図で、図中符号112は外部導体10と内部導体11と
の間に設けられたスペーサである。
このスペーサ112はテフロン等の絶縁物からなり、内
部導体11の外周面に形成されたスペーサ取付は溝13
に嵌め込まれている。また、上記スペーサ112の厚み
tはスペーサ取付は溝13の底部13bと接触する部分
を除いてスペーサ取付は溝13の幅Hよりも薄くなって
おり、スペーサ112とスペーサ取付は溝13の縁部1
3aとの間には空間部114が形成されている。
このようにスペーサ112の厚みtをスペーサ取付は溝
13の底部13bと接触する部分を除いてスペーサ取付
は溝13の幅Hよりも薄くすることにより、スペーサ1
12とスペーサ取付は溝13の縁部13aとは十分に広
い空間部114を挟んで対峙することになるので、スペ
ーサ112とスペーサ取付は溝13の縁部13aとの間
に大きな電界は発生せず、空間部114に発生する電界
は外部導体10と内部導体11との間に現われる通常の
電界とほぼ同程度となる。しかも、スペーサ取付は溝1
3の縁部13aを越えてスペーサ取付は溝13の底部1
3bに入り込む電界はほとんどなく、スペーサ取付は溝
13の底部13bはスペーサ112によって電界遮蔽さ
れた構造となる。従って、本実施例ではスペーサ112
とスペーサ取付は溝13との接触部に発生する電界を低
減できるので、同軸給電線の絶縁耐圧を向上させること
ができる。
次に本発明の他の実施例について説明する。
第2図はスペーサ112の厚みtをスペーサ取付は溝1
3の底部13bと接触する部分を除いてスペーサ取付は
溝13の幅Hよりも薄くし、さらにその厚みをスペーサ
112が内部導体11から外部導体10へ近づくに従っ
て漸次的に薄くしたものである。このようにスペーサ1
12の厚みtを内部導体11から外部導体10へ近づく
に従つて漸次的に薄くすることにより空間部114が増
加するので、スペーサ112の機械的強度を低下させる
ことなく同軸給電線の絶縁耐圧を向上させることができ
る。
また、第3図は内部導体11の外周面および外部導体1
0の内周面にスペーサ取付は溝13゜13をそれぞれ設
け、これらのスペーサ取付は溝13.13の底部13b
、13bと接触する部分を除いてスペーサ112の厚み
【をスペーサ取付は溝13.13の幅Hよりも薄くした
ものである。
このような構造であれば、スペーサ112の内部導体側
および外部導体側の両側で電界集中の発生を防止できる
ので、同軸給電線の絶縁耐圧をさらに向上させることが
できる。
さらに、第4図は第3図に示した構造のスペーサ112
を内部導体11と外部導体10との間の中間位置でその
厚みtが最も薄くなるようにしたものである。このよう
にスペーサ112の厚みtを内部導体11と外部導体1
0との間の中間位置で最も薄くすることにより、第2図
に示した実施例と同様に空間部114を増すことができ
るので、スペーサ112の機械的強度を低下させること
なく同軸給電線の絶縁耐圧をさらに向上させることがで
きる。なお、第3図および第4図に示したスペーサ11
2は外部導体側112Aと内部導体側112Bとに分割
され、組立てが容易な構造となっている。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、スペーサの厚みを
スペーサ取付は溝の底部と接触する部分を除いてスペー
サ取付は溝の幅よりも薄くしたので、絶縁耐圧の向上を
図ることができ、信頼性の高い同軸給電線を提供できる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す同軸給電線の縦断面
図、第2図は本発明の第2実施例を示す同軸給電線の縦
断面図、第3図は本発明の第3実施例を示す同軸給電線
の縦断面図、第4図は本発明の第4実施例を示す同軸給
電線の縦断面図、第5図は従来の同軸給電線の縦断面図
、第6図は第5図に示すスペーサ取付は部分の拡大図で
ある。 10・・・外部導体、11・・・内部導体、13・・・
スペーサ取付は溝、112・・・スペーサ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 13a   112 13b   10第3図 第4図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)径の異なる2本の金属円筒導体を同軸状に配して
    成り、外側に位置する金属円筒導体と内側に位置する金
    属円筒導体との間に絶縁物からなるスペーサを有する同
    軸給電線において、前記内側に位置する金属円筒導体の
    外周面に前記スペーサを固定するスペーサ取付け溝を設
    けるとともに、このスペーサ取付け溝の底部と接触する
    部分を除いて前記スペーサの厚みを前記スペーサ取付け
    溝の幅よりも薄くしたことを特徴とする同軸給電線。
  2. (2)前記スペーサは、前記内側に位置する金属円筒導
    体から前記外側に位置する金属円筒導体側へ近づくに従
    ってその厚みが漸次的に薄くなることを特徴とする特許
    請求の範囲第(1)項記載の同軸給電線。
  3. (3)径の異なる2本の金属円筒導体を同軸状に配して
    成り、外側に位置する金属円筒導体と内側に位置する金
    属円筒導体との間に絶縁物からなるスペーサを有する同
    軸給電線において、前記内側に位置する金属円筒導体の
    外周面および前記外側に位置する金属円筒導体の内周面
    に前記スペーサを固定するスペーサ取付け溝を設けると
    ともに、これらのスペーサ取付け溝の底部と接触する部
    分を除いて前記スペーサの厚みを前記スペーサ取付け溝
    の幅よりも薄くしたことを特徴とする同軸給電線。
  4. (4)前記スペーサは、前記内側に位置する金属円筒導
    体と前記外側に位置する金属円筒導体との間の中間位置
    でその厚みが最も薄いことを特徴とする特許請求の範囲
    第(3)項記載の同軸給電線。
JP19589686A 1986-08-21 1986-08-21 同軸給電線 Pending JPS6351008A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018042033A (ja) * 2016-09-05 2018-03-15 ヒロセ電機株式会社 終端装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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