JPS6358711A - 同軸給電線 - Google Patents

同軸給電線

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JPS6358711A
JPS6358711A JP20184286A JP20184286A JPS6358711A JP S6358711 A JPS6358711 A JP S6358711A JP 20184286 A JP20184286 A JP 20184286A JP 20184286 A JP20184286 A JP 20184286A JP S6358711 A JPS6358711 A JP S6358711A
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JP
Japan
Prior art keywords
spacer
mounting groove
side wall
groove
conductor
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Pending
Application number
JP20184286A
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English (en)
Inventor
小林 則幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPS6358711A publication Critical patent/JPS6358711A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は高周波電力等を給電する同軸給電線に係り、特
に、絶縁体よりなるスペーサが嵌着される内PiI導体
のスペーサ取付溝を改良した同軸給電線に関する。
(従来の技術) 従来、この種の同軸給電線は第4図に示すように構成さ
れ、金属製円筒導体の外部導体1内に金属製円筒導体の
内部導体2を同軸状に収容すると共に、この内部導体2
の軸方向に所要のピッチ  ′で形成された中実部2a
の外周に、テフロン等の絶縁体よりなる円板状のスペー
サ3をそれぞれ同軸状に外嵌し、内部一体2を外5!導
体1内で電気的に絶縁して支持している。
しかし、このスペーサ3の比誘電率が、例えば1.0を
超える1g合には、このスペーサ3の配置箇所にて静雷
容吊が増大し、同軸給電線としでの特性インピーダンス
にずれを生じ、電力の反射を発生させる。
そこで、このような特性インピーダンスのずれを補正す
るために、第4図に示すように各スペーサ3が外嵌され
る内部導体2の各中実Pl!2 aの外周面に周溝状の
スペーサ取付溝4をそれぞれ形成している。
このスペーサ取付溝4の形成により外部導体1の内周面
と内部導体2の外周面との径方向間隙が、スペーサ3の
取付箇所にて他の箇所よりも径方向に拡張され、スペー
サ3の設置に伴う局部的な静電容量の増大分を相殺する
ように、その静電容量の減少を図っている。
このスペーサ取付?1li4は内部導体2の外周面から
中心部へ向けて半径方向に切り込まれて形成されるので
、一般にアンダーカットといわれ、その開口周縁部はア
ンダーカット周縁部4aといわれる。
そして、これらスペーサ取付溝4の内部にはスペーサ3
がそれぞれ嵌入固着されるが、各スペーサ取付溝4のア
ンダーカット周縁部4aが角状に形成される場合には、
給電時にアンダーカット周縁部4aの角部とスペーサ3
との間に電界が集中し、ここで、絶縁破壊を生じ易くな
るために、各スペーサ取付溝4のアンダーカット周縁部
4aの各角部を面取りして、外方に凸の凸弧面に形成し
、この凸弧面下部をスペーサ3の側壁に接触させている
したがって、このような従来の同軸給電線では、給電時
にスペーサ取付溝4のアンダーカット周縁部4aに電界
が集中し、このアンダーカット周縁部4aの下部と接触
しているスペーサ3の左右、両側壁との間に火花放電が
発生し易くなる。
この火花放電が発生すると、この火花放電がスペーサ3
の側壁表面を電気的に短絡する沿面放電に成長し、同軸
給電線の絶縁耐圧を低下させるようになる。
(発明が解決しようとする問題点) 上述したように従来の同軸給電線では、スペーサ3とス
ペーサ取付溝4のアンダーカット周縁部4aとの間に大
きな電界が発生し易く、同軸給電線の絶縁耐圧を低下さ
せるという問題がある。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたも
ので、その目的はスペーサとスペーサ取付溝との接触部
に発生する電界強度を低減して、スペーサの絶縁耐圧の
向上を図ることができ、信頼性の高い同軸給電線を提供
することにある。
(発明の構成) (問題点を解決するための手段) 本発明は、従来例の問題点が、同軸給電線の給電時に電
界が集中するスペーサ取付溝のアンダーカット周縁部の
下部に、スペーサの側壁を接触させている点にあること
に鑑みてなされたものであり、次のように構成される。
中空筒状の外部導体内に同軸状に収容された内部導体の
周溝状のスペーサ取付溝に、絶縁体よりなるスペーサを
同軸状に嵌着し、このスペーサを介して内部導体を外部
導体内で支持する同軸給電線においI、上記スペーサ取
付溝の半(¥方向内方の内周部にて上記スペーサを嵌着
させる一方、このスペーサ取付溝の開口周縁部の溝幅を
、その内周部のものよりも拡開して、この開口周縁部の
溝側壁と上記スペーサの側壁との間に間隙を設定した。
(作用) 本発明は、スペーサ取付溝の開口周縁部の溝側壁と、ス
ペーサの側壁とを接触せずに、両者間に間隙を設定して
いる。
したがって、同軸給電線の給電時に、スペーサ取付溝の
開口周縁部に電界が集中しても、この開口周縁部の溝側
壁とスペーサの側壁との間の間隙により、スペーサの絶
縁耐圧が保持され、両側壁間の火花放電を防止すること
ができる。
また、スペーサ取付溝の開口周縁部に電界が集中するの
で、その分、スペーサ取付溝の径方向内方への電界強度
が弱められ、スペーサ取付溝の溝側壁と接触するスペー
サ側壁の接触部への電界強度が低減され、その絶縁耐圧
の向上を図ることができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図〜第3図に基づいて説
明する。
第1図は本発明の一実施例の要部縦断面を示しており、
図において、金FQ製円n導体よりなる外部導体11内
に金属51J円局導体よりなる内部導体12が同軸状に
収容されている。
内部導体12は軸方向に所要のピッチで中実部12aを
等配しており、これら中実部12aの軸方向中間部に周
溝状のスペーサ取付溝13をそれぞれ形成し、各スペー
サ取付溝13にはテフロン等の絶縁体よりなる円板状の
スペーサ14をそれぞれ同軸状に嵌着している。
したがって、内部導体12は外部導体11内で各スペー
サ14により電気的に絶縁された状態で支持されている
各スペーサ取(J満13は第1図に示すように内部導体
12の中実部12aの外周面から中心部へ向けて半径方
向に切込み形成されるので、アンダーカットといわれ、
その開口周縁部はアンダーカット周縁部13aといわれ
る。
また、スペーサ取付溝13はその半径方向に2段に形成
され、アンダーカット周れ部13aを含む外周部13b
と、この外周部13bより半任方向内方の内周部13G
とを右し、この内周部13Cの底壁にスペーサ14の中
心孔148/fi密に嵌入され、固着されている。
一方、スベー1)取付溝13の外周部13bはその内周
部13cよりも溝幅を拡間させて形成され、この外周部
13bの図中左右、両側壁と、スペーサ14の左右、両
側壁との間には、スベー1114の絶縁耐圧を十分に保
持することができる間隙15が溝幅方向に沿ってそれぞ
れ設定されている。
寸なわら、第2図の要部正面図に示すように、スペーサ
取付溝13はそのアンダーカット周縁部13aを含む外
周部13bの溝幅d2を、内周部13cの溝幅d1より
も(d、、−dl)だけ拡間し、内周部13bの一側壁
と、これと同一側に起立する外周部13aの一側壁との
間には(62−d、)/2の間隙15がそれぞれ設定さ
れてa3す、この間隙15はスペーサ14の絶縁耐圧を
十分に保つために、例えば約1履以上が必要になる。
また、スペーサ取付溝13のアンダーカット周縁部13
aの角部と、外周部13bおよび内周部13cとの段差
周縁部の角部どは面取りされており、外方に凸の凸弧面
に形成されている。これは電界が鋭角部に集中するので
、その電界集中を防止するために行なわれている。
本実施例はこのように構成されているので、給電時には
スペーり取付溝13のアンダーカット周れ部13aに゛
電界が集中する。
しかし、このアンダーカット周縁部13aは面取りされ
て凸弧面に形成されており、しかも、このアンダーカッ
ト周縁部13aを含む外周部13bでは、その溝側壁と
スペーサ14の側壁との間に、間隙15が設定されてお
り、非接触であるので、この溝側壁とスペーサ14の側
壁との間は間隙15により絶縁され、火花放電ないし沿
面放電が防止されて、絶縁破壊を防止することができる
また、同軸給電線の給電時に、スペーサ取付溝13のア
ンダーカット周縁部13aに電界が集中するので、その
分、アンダーカッl−周縁部13aより内方の内周部1
3cに作用する電界強度が低減され、この内周部13C
1″満側壁とスペーサ14の側壁とが接触する接触部に
お番ノる電界強度が低減され、スペーサ14の絶縁破壊
が防止される。
すなわち、本実施例ではスペーサ14の側壁とスペーサ
取付溝13の側壁とが接触する接触部に発生ずる電界強
度を低減することができ、スペーサ14の絶縁耐IFの
向上を図ることができる。
第3図は本発明の他の実施例を示し、本実施例はスペー
サ取付溝13の外周部13bにおける図中、左右の溝側
壁の上部を、内部導体12の外周面より外径方向にそれ
ぞれ突出させて、環状7ランジ状の環状突起16をそれ
ぞれ突設したものであり、他の構成は上述実施例と同様
であるので、その重複した説明は省略する。
すなわち、環状突起16はスペーサ取付溝13のアンダ
ーカット周縁部13aにて外径方向に1.フ状に突出し
、しかも、その突出先端部は面取りされて、上方に凸の
凸弧面に形成されている。
一般に、電界集中は電力伝送路の突起部等に発生するか
ら、本実施例では上述実施例のアンダーカット周縁部1
3aへの電界集中よりもさらに高い電界集中が環状突起
16に発生する。
このために、スペーサ取付溝13の内周部13Cへ作用
する電界が、環状突起16へ集中した分だけ、なお−層
弱められて、電界遮蔽の効果が高められ、この内周部1
3cにおけるスペーサ14との接触部の絶縁耐圧を一層
高めることができる。
なお、上記各実施例ではスペーサ取付溝13の溝幅を内
周部13cと外周部13bとの2段で異にするように形
成しているが、本発明はこれに限定されるものではなく
、例えばスペーサ取付溝13の半径方向に沿って、その
溝幅を3段以上で異なるように形成してもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、スペーサ取付溝の開口周
縁部の溝側壁と、スペーサの側壁との間に溝幅方向に間
隙を設定したので、スペーサ取付溝の開口周縁部に電界
が集中しても、この間隙によりスペーサの絶縁耐圧を保
持することができる。
また、スペーサ取付溝の内周部では、上記スペーサが嵌
着されており、両者が接触しているが、この接触部の電
界強度は開口周縁部への電界集中により弱められるので
、スペーサの絶縁破壊を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る同軸給電線の要部縦断面図、第2
図は第1図で示す内部導体の外観正面図、第3図は本発
明の伯の実施例の要部縦断面図、第4図は従来の同軸給
電線の一部縦断面図、第5図は第4図の部分1広大図で
ある。 11・・・外部導体、12・・・内部導体、13・・・
スペーサ取付溝、13a・・・アンダーカット周縁部(
開口周縁部>、13b・・・外周部、13C・・・内周
部、14・・・スペーサ、15・・・間隙、16・・・
環状突起。 第3図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、中空筒状の外部導体内に同軸状に収容された内部導
    体の周溝状のスペーサ取付溝に、絶縁体よりなるスペー
    サを同軸状に嵌着し、このスペーサを介して内部導体を
    外部導体内で支持する同軸給電線において、上記スペー
    サ取付溝の半径方向内方の内周部にて上記スペーサを嵌
    着させる一方、このスペーサ取付溝の開口周縁部の溝幅
    を、その内周部のものよりも拡開して、この開口周縁部
    の溝側壁と上記スペーサの側壁との間に間隙を設定した
    ことを特徴とする同軸給電線。 2、スペーサ取付溝の開口周縁部の溝側壁は、その上部
    が内部導体の外周面よりも外径方向へ突出して、内部導
    体と同心状の環状突起に形成されている特許請求の範囲
    第1項に記載の同軸給電線。
JP20184286A 1986-08-29 1986-08-29 同軸給電線 Pending JPS6358711A (ja)

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JP20184286A JPS6358711A (ja) 1986-08-29 1986-08-29 同軸給電線

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JP20184286A JPS6358711A (ja) 1986-08-29 1986-08-29 同軸給電線

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JPS6358711A true JPS6358711A (ja) 1988-03-14

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ID=16447796

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JP20184286A Pending JPS6358711A (ja) 1986-08-29 1986-08-29 同軸給電線

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