JPS6350867Y2 - - Google Patents

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JPS6350867Y2
JPS6350867Y2 JP1982139137U JP13913782U JPS6350867Y2 JP S6350867 Y2 JPS6350867 Y2 JP S6350867Y2 JP 1982139137 U JP1982139137 U JP 1982139137U JP 13913782 U JP13913782 U JP 13913782U JP S6350867 Y2 JPS6350867 Y2 JP S6350867Y2
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JP
Japan
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tip
laser
lead wire
solder
laser beam
Prior art date
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Expired
Application number
JP1982139137U
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English (en)
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JPS5944669U (ja
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Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1982139137U priority Critical patent/JPS5944669U/ja
Publication of JPS5944669U publication Critical patent/JPS5944669U/ja
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Publication of JPS6350867Y2 publication Critical patent/JPS6350867Y2/ja
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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Wire Bonding (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (1) 考案の技術分野 本考案は、レーザー光を照射して半田めつきパ
ツドにリード線を半田付けするレーザーボンデイ
ングに使用するボンデイングチツプに関する。
(2) 従来技術と問題点 従来、プリント基板上の半田めつきパツドにリ
ード線を接続するボンデイングチツプは、ヒータ
ーを利用した通電加熱チツプがほとんどであつ
た。この通電加熱チツプでは、チツプ先端で上記
リード線を押圧しながらその輻射熱で半田めつき
をとかしていた。しかし、半田がうまくとけずに
作業者が拡大鏡等を利用して見ながら、ヒーター
への通電時間を調節したり、或いは半田付けのや
り直し等をしていた。したがつて、半田めつきパ
ツドへのリード線の半田付け作業が難しいと共
に、自動化することも困難であつた。また、通電
加熱チツプの先端はあまり小さくできないのでリ
ード線が密集した部分の半田付けは非常に困難又
は不可能に近いものであつた。
そこで、このような事情に対処して、安定した
エネルギを有すると共に光の直径を非常に小さく
できるレーザー光を利用して半田めつきパツドに
リード線を容易に半田付けできるレーザーボンデ
イングが提案されるようになり、そのためのボン
デイングチツプの開発が要望されている。
(3) 考案の目的 本考案は上記要望に応えるべくなされたもの
で、レーザーボンデイングにおいてレーザー光を
半田めつきパツド及びリード線の部分に照射する
先端部であるレーザーボンデイングチツプを提供
することを目的とする。
(4) 考案の構成 そして上記の目的は本考案によれば、レーザー
光を照射して半田めつきパツドにリード線を半田
付けするレーザーボンデイングにおいて、中心軸
部に先端に行くに従つて先細とされたレーザー光
通過孔を有すると共にこの通過孔の内周面は光を
反射するように仕上げられ、外形は先端に行くに
従つて先細とされた細長い円錐形とされ、その先
端にはレーザー光の射出口を有すると共に上記リ
ード線を押圧する端面が形成されたことを特徴と
するレーザーボンデイングチツプを提供すること
によつて達成される。
(5) 考案の実施例 以下、本考案の実施例を添付図面に基いて詳細
に説明する。
第1図及び第2図は、本考案によるレーザーボ
ンデイングチツプ1を示す中央縦断面図及び底面
図である。このレーザーボンデイングチツプ1
は、例えばチタンまたはステンレス等の熱伝導率
の小さい金属ででき、その外形は先端に行くに従
つて先細とされた細長い円錐形に形成されてい
る。この細長い円錐形の中心軸2の部分には、レ
ーザー光通過孔3が穿設されている。このレーザ
ー光通過孔3は、図示外のレーザーボンデイング
装置から発射されたレーザー光4を後述の射出口
8まで導びくもので、上記中心軸2の長手方向に
沿つて先端に行くに従つて先細とされた細長い円
錐形状とされると共にその内周面は光を反射する
ように仕上げられている。
このレーザーボンデイングチツプ1の基端部5
には図示外のレーザーボンデイング装置にセツト
するためのフランジ6を有しており、また、先端
部7にはレーザー光4の射出口8を有している。
この射出口8は、第3図に示すように、プリント
基板9の上面に設けられた半田めつきパツド10
及びリード線11にレーザー光4を照射するもの
で、例えば該射出口8の外径は約0.6mm、内径は
約0.4mm程度とされている。さらに、上記射出口
8の周囲の肉厚部には、第4図に示すように、リ
ード線11を押圧する端面12が形成されてい
る。したがつて、この端面12でリード線11を
半田めつきパツド10に押圧しながらレーザー光
4を照射することができ、レーザー光4の熱作用
で半田13が溶けても該リード線11が浮き上が
ることなく、第4図に示すように、半田めつきパ
ツド10の銅板にリード線11が直接接触した状
態で半田13で該リード線11の外周面を覆つて
強固に半田付けできる。このとき、このレーザー
ボンデイングチツプ1は、熱伝導率の小さい金属
でできているので、レーザー光4の照射で加熱さ
れたリード線11及び半田めつきパツド10の温
度を奪つて該チツプ1の上部に伝導することはあ
まりない。
なお、第1図ないし第3図では、先端部7の円
錐形の傾斜がその上部に比べて変化して二段の傾
斜としたものを図示したが、これは拡大鏡等で半
田めつきパツド10の部分を見易いようにしたも
ので、半田付けの作業において半田めつきパツド
10の部分が十分に見えるならば上記先端部7の
傾斜はその上方の部分と同一であつてもよい。
(6) 考案の効果 本考案は以上のように構成されたので、レーザ
ーボンデイングにおいて半田めつきパツド10上
にリード線11を押圧しながらレーザー光4を照
射して、上記リード線11を半田めつきパツド1
0に容易に半田付けすることができる。また、レ
ーザー光通過孔3は先端に行くに従つて先細に形
成されているので、集束光としてのレーザー光4
が該通過孔3の内周面に当たることなくスムーズ
に射出口8へ導くことができると共に、上記レー
ザー光通過孔3の内周面は光を反射するように仕
上げられているので、該内周面にレーザー光4が
当つたとしてもボンデイングチツプ1が加熱する
のを防止することができる。さらに、射出口8の
周囲にはリード線11を押圧する端面12が形成
されているので、リード線11が半田めつきパツ
ド10上で浮き上がるのを防止して上記半田めつ
きパツド10に該リード線11を強固に半田付け
できる。さらにまた、このボンデイングチツプ1
の外形は先端に行くに従つて先細とされた細長い
円錐形に形成されているので、第5図に示すよう
に、リード線11,11……が密集した部分であ
つても所望の半田めつきパツド10のところにそ
の先端部7を近づけて必要なリード線11を半田
付けすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるレーザーボンデイングチ
ツプを示す中央縦断面図、第2図はその底面図、
第3図はレーザーボンデイングチツプの下部を示
す要部断面図、第4図はその先端部を示す要部断
面図、第5図はリード線が密集した部分の半田め
つきパツドに本考案によるレーザーボンデイング
チツプを使用してリード線を半田付けする状態を
示す説明図である。 1……レーザーボンデイングチツプ、2……中
心軸、3……レーザー光通過孔、4……レーザー
光、7……先端部、8……射出口、9……プリン
ト基板、10……半田めつきパツド、11……リ
ード線、12……端面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 レーザー光を照射して半田めつきパツドにリー
    ド線を半田付けするレーザーボンデイングにおい
    て、 熱伝導性の小さいチタン、ステンレス等の金属
    で成り、中心軸部は先端に行くに従つて先細にさ
    れ、かつ該中心軸部の内周面は光を反射するよう
    に仕上げられたレーザー光通過孔に形成され、外
    形は先端に行くに従つて先細にされた円錐形とさ
    れ、その先端には上記リード線を押圧する端面を
    有するレーザー光の射出口が形成されたことを特
    徴とするレーザーボンデイングチツプ。
JP1982139137U 1982-09-14 1982-09-14 レ−ザ−ボンデイングチツプ Granted JPS5944669U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982139137U JPS5944669U (ja) 1982-09-14 1982-09-14 レ−ザ−ボンデイングチツプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982139137U JPS5944669U (ja) 1982-09-14 1982-09-14 レ−ザ−ボンデイングチツプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5944669U JPS5944669U (ja) 1984-03-24
JPS6350867Y2 true JPS6350867Y2 (ja) 1988-12-27

Family

ID=30311955

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1982139137U Granted JPS5944669U (ja) 1982-09-14 1982-09-14 レ−ザ−ボンデイングチツプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5944669U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1993013903A1 (fr) * 1992-01-17 1993-07-22 S.L.T. Japan Co., Ltd. Procede de brasage
JP2013219404A (ja) * 2013-08-02 2013-10-24 Sumida Corporation アンテナ部品の製造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50157068A (ja) * 1974-06-07 1975-12-18
JPS51115629A (en) * 1975-03-14 1976-10-12 Lindstroem Olle Battery

Patent Citations (2)

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JPS50157068A (ja) * 1974-06-07 1975-12-18
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JP2013219404A (ja) * 2013-08-02 2013-10-24 Sumida Corporation アンテナ部品の製造方法

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JPS5944669U (ja) 1984-03-24

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