JPS6350866A - 静電潜像現像剤用キヤリア - Google Patents

静電潜像現像剤用キヤリア

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JPS6350866A
JPS6350866A JP61196813A JP19681386A JPS6350866A JP S6350866 A JPS6350866 A JP S6350866A JP 61196813 A JP61196813 A JP 61196813A JP 19681386 A JP19681386 A JP 19681386A JP S6350866 A JPS6350866 A JP S6350866A
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JP
Japan
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carrier
group
binder
toner
type carrier
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Pending
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JP61196813A
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English (en)
Inventor
Oichi Sano
央一 佐野
Junji Otani
淳司 大谷
Junji Machida
純二 町田
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/10Developers with toner particles characterised by carrier particles
    • G03G9/113Developers with toner particles characterised by carrier particles having coatings applied thereto
    • G03G9/1132Macromolecular components of coatings
    • G03G9/1135Macromolecular components of coatings obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • G03G9/1136Macromolecular components of coatings obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds containing silicon atoms

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 葭!直Δ秤1外敷 本発明は磁気プラン現像法に適したキャリアに関する。
従来技術 従来、磁力により現像スリーブ表面に磁性現象剤の磁気
刷子を形成させ、該磁気刷子を、静電潜像担体として機
能する感光体表面等に摺接させてその表面に担持された
静電潜像を顕像化する現像剤としては、平均粒径100
〜200μm程度の鉄粉粒子等からなる磁性キャリアと
、平均粒径lO〜20μm程度の絶祿性トナーとを混合
したものが使用されていた。しかし、この現像剤では、
磁気刷子形成時にキャリア粒子間の磁気吸引力が強過ぎ
て磁気刷子の穂が硬く、しかもキャリア粒子が現像スリ
ーブ上で連鎖状もしくはフィン状に凝集するため、現像
画像中に白スジ等を発生するなどのトラブルを生じる他
、一般的にキャリア自体の体積固有電気抵抗が10″Ω
・cm以下と低い為、連続使用等により現像剤中のトナ
ー濃度が低下すると、静電潜像担体上の電荷がキャリア
を介して逃げてしまい潜像が乱れ、画像に欠損等を生じ
たり、キャリアが現像スリーブからの注入電荷により静
電潜像担体の画像部に付着したりする問題がある。しか
もキャリアが感光体上の静電潜像上に付着した場合、キ
ャリア粒子が硬いため感光体表面をブレードクリーナ等
で清掃する際、感光体表面が損傷する欠点があった。
他方、鉄粉等の磁性体単体からなるキャリアの欠点を解
決する手段として、磁性体微粉末を樹脂などの絶縁材料
に分散させた平均粒径5〜30μmのバインダー型キャ
リア、磁性体微粉末を樹脂で被覆したキャリア(例えば
特開昭59−200262号公報)あるいは磁性粉の表
面をシランカップリング剤で被覆したキャリア(例えば
特開昭60−50543号公報、特開昭59−2010
64号公報)等が提案されている。
バインダー型キャリアは、一般の現像装置における磁場
中での磁化が約1000ガウス程度と押並べて低く、ソ
フトな穂を形成することができ、キャリアによる白スジ
の発生のない優れた画像を得ることかできる利点を有し
ている。しかし、バインダー型キャリアは高抵抗(体積
固有抵抗が101″Ω・Cm以上)を達成し、それを維
持することは非常に困難であり、前記した低抵抗に起因
する問題が生じやすい。高温高湿下ではキャリアはさ 
  □らに帯電性が不安定で現像不良が発生しゃすく、
常温常湿下においてすらキャリアが感光体へ付着する現
象がみられ、感光体の寿命低下、キャリアのカブリ、キ
ャリア現像によるコピー画質の低下という間層か存在す
る。
バインダー型キャリアにおいてバインダー樹脂よりも磁
性粉の割合が多くなれば成る程、キャリアの電気抵抗か
低くなり、さらに粒径が小さい場合は吸湿性が大きくな
るため上記した問題がより顕著になる。
バインダー型キャリアの概略概念図を第5図に示す。従
来のバインダー型キャリtは、第5図に示したごとく、
磁性粉(1)がバインダー樹脂(2)に完全に被覆され
た状態でなく、かつその表面には、イオン的、親水性の
基(−OH1−COOH)を有する。そのため、バイン
ダー型キャリアは親水性基の水分吸収の影響により表面
伝導性を有し、高抵抗化が実現できずかつ耐湿性が劣る
ものと考えられる。
一方において、複写機は小型軽量化の方向に向かってお
り、現像器のコンパクト化が必要となっている。そのた
めには、(イ)現像剤の少ない混合攪拌で充分な帯電量
が得られること、(ロ)少ないキャリア量で充分な帯電
mが得られること等以上の2条件が主に要求されるが、
従来のバインダー型キャリアでは達成困難であった それは前述した、バインダー型キャリアの表面状聾、抵
抗の低さあるいは耐湿性の悪さ等に影響を受けているた
めと考える。
特開昭60−50543号公報は、無機質キャリア芯材
の表面にシランカップリング剤と界面活性剤、樹脂を主
成分とする被覆層を有するキャリアを開示する。
上記発明は、シランカップリング剤をキャリア被覆層中
に含有させた構成のキャリア、あるいはキャリア芯材の
表面に形成したシランカップリング被覆層の周りにさら
に樹脂を被覆した構成のキャリアを開示するものである
本願発明が開示しようとするシランカップリング剤等で
表面改質されたバインダー型キャリアと上記発明は構成
を異にする。
特開昭59−200262号公報は、塩素を含有するシ
ランカップリング剤と分子1100以上のビニル基含有
化合物で磁性粉体キャリアを被覆することにより、被覆
キャリアとしての耐久性、帯電性、体積抵抗を向上した
キャリアを開示する。
上記発明は、シランカップリング剤をキャリア被覆層中
に含有させるものであり、本願が開示しようとするシラ
ンカップリング剤等で表面処理されたバインダー型キャ
リアとは構成が異なる。
特開昭59−201064号公報は、磁性キャリアを構
成する磁性粉体の表面をシランカップリングの被覆層を
形成することによって、電気抵抗の電圧依存性や湿度依
存性等の諸物理特性を従来のものと同等かまたはそれ以
上とし、帯電性を制御する技術を開示する。
上記発明は、磁性粉体キャリア自体の表面をシランカッ
プリング剤で処理し、キャリアの表面に被覆層を設けた
キャリアに関するものであり、本願発明は、バインダー
型キャリアをシランカップリング剤等で表面改質を行な
うものである。
発明が解決しようとする問題点 本発明は、バインダー型キャリアのもつ前記問題点を解
消し、帯電性および帯電安定性に優れ、カブリ、キャリ
ア付着のない良好な画像を形成でき、かつ感光体へのキ
ャリア付着がなく、感光体の寿命を損なわない、高抵抗
かつ耐湿性の良好なキャリアを提供することを目的とす
る。
問題点を解決するための手段 本発明は少なくとも強磁性粉とバインダー樹脂からなる
バインダー型キャリアにおいて、該バインダー型キャリ
アが一般式[I]: (式中、R1は炭素数1〜3の置換基を有していてもよ
いアルキル基: R2はメチル基を表わし; R3は炭素数1〜3のアルキレン基を表わし;Xはγ−
グリシドキシ基、−9H,モノハロメチル基、4級アン
モニウム塩、アミノエチルアミノ基、トリフルオロメチ
ル基からなるグループから選択される極性基を末端に含
有する基を表し;Qおよびnは1〜3の整数、IはOま
たはlの数を表わし、g+m+n=4を満たす)で表わ
される化合物で表面処理されているバインダー型キャリ
アに関する。
一般式[I]中、R1は炭素数1〜3のアルキル基、例
えばメチル、エチル、プロピル等を表わし、該アルキル
基は置換基、例えばメチル、エチル等を含有していても
よい。
R′はメチル基を表わす。
R3は炭素数1〜3のアルキレン基、例えばエチレン、
トリメチレンを表わす。
Xはγ−グリシドキシ基、−5l−1、モノハロメチル
私、例えばクロロメチル、フルオロメチル、ブロモメチ
ル等、4級アンモニウム塩、アミノエチルアミノ基、ト
リフルオロメチル基からなるグループから選択される極
性基を末端に含有する基を表わす。Xはそれ自体が前記
極性基であってもよい。
Qおよびnは1〜3の整数、mは0またはlの数を表わ
し、Q+m+n=4を満たす。
一般式[+]で表わされる化合物は具体的には、R3C
H2CH2CH2Si(OCl(3)3HtN (CR
2)2N HCH2CI(2CH2S l(OCR3)
31(2N(CH2)2N HCH2CH2CH2S 
i(CH3XOCR3)ICCC)(tcHtcHas
l(OCHz)i(cH3)z CQ−N” CHtCH2CHtSl(OCH3)3C
+eH3s  Hs CFsCHtCHtSi(OCHJt CF3CH1CI(2Si(○ CH3)3CF 、(
CFt)3cHtcHtsi(OCH3)3CF  3
(CP  t)sCHtCH2s  l(OCH3)3
CF 3(CF t)y CHt CH之S j(OC
tH5)3CF3(CFt)scOo(CH−)3Sj
(OCH*)3CF3(CFt)acos(CHt)t
s!(OCII3)sCFs(CF−)scONH(C
Ht)zSi(QC)(3)30  F  3(CF 
 JeS  OtN  H(CHz)sS  i(OC
I(])3!  CFs(CFt)7cH2c’l−1
tSCHzCH2Si(OCHz)3等を挙げることが
できる。
本発明は、バインダー型キャリアを一般式CI]で表わ
されるカップリング剤で表面処理することにより達成さ
れる。表面処理は乾式法、浸漬法、スラリー法あるいは
スプレー法等で行なうことができる。
一般式[1]で表わされるカップリング剤の使用量はバ
インダー型キャリア量の0.1〜20重M%、好ましく
は1〜8重量%である。0.1重】%より少ない量で表
面処理を行なっても、バインダー型キャリアの表面改質
が十分行なわれず、本発明の目的が達成されない。また
20重量%より多く使用すると。カップリング剤が高沸
点であるため、キャリアの凝集が増し、かつ流動性か損
われる等の問題が生じる。
表面処理のその他具体的方法および条件等は、「シラン
カップリング剤によるフィラーの処理方法上テクニカル
・インフォメーション・ブレチン(TECI(NICA
L  INFORMATI−ON BULLETIN)
、DC−003(81104)(日本ユニカー株式会社
発行)を参照することができろ。ここにそれを本明細書
の一部とする。
本発明に従い、一般式[Iっで表わされるカップリング
剤で表面処理されたバインダー型キャリアの該略概念図
を第4図に示す。図中(1)は強磁性粉、(2)はバイ
ンダー樹脂を表わす。
一般式[I]で表わされるカップリング剤で表面処理さ
れたバインダー型キャリアは、表面に存在する一〇ト(
あるいは−COOI(等の親水性基に代わって、 0S
ICHtCH7CH8X(第4図中、はCH! CHt
 CHt Xを表わす)に置換される。
本発明に従い、一般式[l]で表わされるカップリング
剤で表面改質を行ったバインダー型キャリアおよびトナ
ーで構成した現象剤は、トナー帯電量が大きく、その立
ち上がりが非常に速い。それゆえに、本発明キャリアの
荷電性を任意に調整できる利点を宵し、現像器の小型軽
量化が可能となる。
本発明の適用が有効なバインダー型キャリアを構成する
バインダー樹脂としては、カルボキシル基、水酸基、グ
リシジル基、アミノ基などの極性基を有するアクリル系
樹脂、例えば、メタクリル酸、アクリル酸、マレイン酸
、イタコン酸などのアクリル酸系モノマー;ヒドロキシ
ポリプロピレンモノメタクリレート、ポリエチレングリ
コールモノメタクリレート等の水酸基を有するモノマー
;ジメチルアミノエチルメタクリレートなどアミノ基を
有するモノマー:グリシジルメタクリレートなどをアク
リル酸低級アルキルエステルおよび/またはスチレンと
共重合させた乙のがあげられる。また、ポリエステル樹
脂、例えば、エチレングリコール、トリエチレングリコ
ール、1.2−プロピレングリコール、1.4−ブタン
ジオールなどのポリオールと、ジカルボン酸、例えば、
マレイン酸、イタコン酸、マロン酸などを縮合させて得
られるポリエステル樹脂、さらにエポキシ樹脂等の熱可
塑性樹脂があげられる。
本発明は、酸価あるいは水酸価を有する樹脂で構成され
るバインダー型キャリアに適用するとき有用性が認めら
れる。
本発明に適用しうるバインダー型磁性キャリアは、磁性
体微粉末を絶縁性バインダー樹脂中に分散させることに
より製造し得ろが、磁性体微粉末としては体積固有電気
抵抗が10’ΩCm以上の磁性材料であれば何でも良く
制限はない。特に、フェライトが好適である。具体的に
は、フェライトとしては、例えば、特公昭57−190
55号公報に記載の一般式: (式中、MはMn、Ni SCo、Mg、Cu、Znお
よびC,dからなる群から選ばれた少なくとら一種の原
子を示し、0.5≦X≦1.0.1≦y≦0゜571で
ある。)で示されるフェライトなどがあげられる。
これ以外にFeo−Fet03なるマグネタイトや鉄ニ
ッケル、コバルトなどの強磁性を含む金属又はこれらの
合金や化合物がある。
前記磁性体微粉末とバインダー樹脂は、通常、バインダ
ー樹脂100重量部に対し磁性体微粉末200〜900
重量部の割合で配合される。これは磁性体微粉末が20
0重量部未満では前記磁場中で充分な磁化が得られず、
900重量部を超えるとキャリアがもろくなるからであ
る。
本発明の有用性は、従来では体積抵抗性が低くなり過ぎ
使用不可能であったこと、すなわちバインダー樹脂に磁
性体微粉末を500重量部〜9゜O重量部程度に多く使
用してもキャリアの体積抵抗を高く、すなわち1Qlf
fΩ・am以上に維持できることが可能であることにあ
る。
従来は、バインダー樹脂100重量部に対して磁性粉を
200〜900重量部程度多く含有させたキャリアは抵
抗が低すぎて使用できなかった。
これは、磁性粉のバインダー樹脂の分散が不充分で一つ
一つの磁性粉に分散されていない為、磁性粉の抵抗がそ
のまま現れたり、または吸湿性が高くなり表面伝導性が
増大するため、電気抵抗の低いキャリアしか得られなか
ったためである。係るキャリアは、本発明に従い、一般
式[1]で表ゎされるカップリング剤で表面処理を施す
ことにより、高い抵抗を有し、かつ耐湿性に優れたキャ
リアに改質できる。
本発明のキャリアは、磁性粉を多く含有することができ
、かつその体積抵抗を高くv1持できるため、高速で回
転する現像スリーブ回転式複写機に使用することができ
、かつ感光体へのキャリアの付着、また画像部へのキャ
リア現像か生ぜず、画像欠損の無い良質の画像を得るこ
とができる。
なお電気抵抗の点だけを考慮し、キャリアの体積固有電
気抵抗り月08〜1012Ω・cmと低い場合に、トナ
ーの絶縁性を利用し、現像剤中のトナーの含有量を多く
(一般に5wt%以上)し、現像剤の体積固有電気抵抗
を高くしたとしても、エツジ効果が適度に得られず、ま
た現像剤中のトナーの含有量が少なくなった場合には注
入電荷によるキャリアの多量付着がさけられないので好
ましくない。
本発明に適用しうるキャリアは、上記バインダー樹脂と
、磁性粉を、所定の混合比で、充分加熱混合し、冷却後
粉砕し、分級して得ることができ本発明の好ましい実施
態様においては、キャリアの凝集と静電潜像担体への付
着防止をより完全にするため、キャリアの平均粒径が重
量平均粒径で15〜100μmの範囲に設定される。
キャリアの平均粒径り月5μm未満ではキャリアの凝集
、静電潜像担体へのキャリア付着が生じ易くなり、かつ
キャリアの流動性の悪化を招き、100μmを超えると
通常の鉄粉キャリアなどの様にハケムラ等が生じ鮮明な
画像が得られなくなる。
「実施例1」 ガラス転移点60°C) カーボンブラック            5(三菱化
成(株)社製、M/M:8) 樹脂(軟化点132℃、ガラス転移点60’C)カーボ
ンブラック            5(三菱化成(株
)社製、−MA#8) ニグロシン染料(オリエント化学社製、   3ボント
ロンN−01) 上記材料をボールミルで充分混合した後、140°Cに
加熱した3本ロール上で混練した。混練物を放置冷却後
、フェザ−ミルを用い粗粉砕し、さらにジェットミルで
微粉砕した。その後、風力分級し、平均粒径13μ肩の
微粉砕を得た、各極性トナーに対し、以下トナーA((
−)帯電性トナー)、トナーB((+)帯電性トナー)
と称する。
(B)キャリアの調製 11■ ポリエステル樹脂(軟化点123℃、    !00ガ
ラス転移点65°C) 磁性粉(戸田工業(株)社製、EPT−1000)  
500カーボンブランク (三菱化成(株)社製、MA#8) 上記材料をヘンシェルミキサーにより充分混合粉砕し、
次いで、シリンダ部200’C,シリンダヘッド部19
0°Cに設定した押出し混練機を用いて、溶融、混練し
た。混練物を冷却後ジェソトミルで微粉砕したのち、分
級機を用いて分級し、平均粒径55μlの磁性キャリア
を得た。
(C)キャリアの表面処理 (B)項で得られたキャリアに対し、以下に述べるよう
な手順でキャリアの表面処理を行った。γ−(2−アミ
ノエチル)アミノプロピルトリメトキンシラン(トーレ
シリコーン(株)社製、5H−6020)6gをエチル
アルコール:水=1;1溶液500z(に加えた。この
溶液に前記キャリア200gを加え、808Cの水浴上
で1時間攪拌した。
その後、吸引濾過してキャリアを集め、50℃の恒温槽
で5時間加温したのち、シリカゲルデシケータにて24
時間減圧乾燥した。
(D)トナー帯′71X量 (C)で得られたキャリアとトナーAとを用い、トナー
混合比10wt%の現像剤としたときの混合時間とトナ
ー帯111ffiの関係を調べた。その結果を第1図に
示す。後述するが比較例1と比較して、帯電量の立ち上
がりが早く、また高い帯電量で一定値となった。このよ
うにバインダー型キャリアを、(士)極性のアミノ基を
含むシランカップリング剤で表面処理することによって
、帯mff1をよく制御できた。また、流動性も浸れて
いた。
[実施例2コ 実施例Iにおいて、シランカップリング剤としてγ−(
2−アミノエチル)アミノブロビルメヂルジメトキシン
ラン(トーレシリコーン(株)社製、5Z−6023)
を選び、実施例Iと同様にしてキャリアの表面処理を行
った。トナーAをl0wt%含む現像剤の混合時間とト
ナー帯電量の関係を調べ、その結果を第1図に示した。
先の例と同じく、比較例1よりも少ない混合時間で比較
例1と同レベルの帯電量へもってゆくことができること
がわかる。また、流動性に優れていた。
[実施例3] 実施例1において、シランカップリング剤としてγ−ク
ロロプロピルトリメトキシンラン(トーレンリコーン(
株)社製、5H−6076)を用いた。トナーBを10
wt%含む現象剤の混合時間とトナー帯電量の関係を調
べた結果を第2図に示した。後述するが、比較例2と比
較して、帯電量の立ち上がりが早く、また高い帯7ji
mで一定値となった。このようにバインダー型キャリア
を(−)極性のC(2基を含むシランカップリング剤て
表面処理することにより、帯電量をよく制御することが
できた。また、流動性も優れていた。
こ実施例4] 実施例1において、シランカップリング剤としてオクタ
デシルジメチル[3−0リメトキシシリル)プロピル]
アンモニウクロライド(トーレシリコーン(昧)社製、
AY43−006)を用いた。
実施例3と同様にトナーBを10wt%含む現像剤の混
合時間とトナー帯rifflの関係を調べ、その結果を
第2図に示した。実施例3と同様の効果が得られ、比較
例2よりも少ない混合時間で同じ帯電レベルへしってゆ
くことが可能である。流動性ら優れていた。
[実施例5コ 実j匁例1において、シランカップリング剤として(3
,3,3−トリフルオロプロピル)メチルジメトキシシ
ラン(チッソ(株)製、T 2842)ヲ用イた。実施
例3と同様にトナーBをl0wt%含む現像剤の混合時
間とトナー帯電量の関係を調べ、その結果を第3図に示
した。実施例3と同様の効果が得られ、比較例2よりも
少ない混合時間で同じ帯電レベルへもってゆくことが可
能である。また、流動性も優れていた。
し実施例6] 実施例1において、シランカップリング剤として(3,
3,3−4リフルオロプロピル)トリメトキシシラン(
チッソ(昧)製、T2847)を用いた。
実施例3と同様にトナーBをl0wt%含む現像剤の混
合時間とトナー帯電量の関係を調べ、その結果を第3図
に示した。実施例3と同様の効果が得られ、比較例2よ
りも少ない混合時間で同じ帯電レベルへもってゆくこと
が可能である。また、流動性も優れていた。
[比較例1コ 実施例1(B)項で得られ1ニキヤリアを用い、トナー
Aを10wt%含む現像剤の混合時間とトナー帯電mの
関係を調べた結果、第1図に示すような特性を得た。こ
の例ではおおよそ一11μC/9とするのに10分間の
混合時間を要し、その後帯電量が安定することはよいが
、それ以上のトナー帯電量に制御することは不可能であ
る。
[比較例2コ 実施例1(B)項で得られたキャリアを用い、トナーB
を10wt%含む現像剤の混合時間とトナー帯電量の関
係を調べ、第2図にその結果を示した。
すでに述べたように、実施例3.4よりも飽和レベルに
到達するのか緩慢で、それ以上の帯電量に制御すること
は不可能である。
[比較例3] γ−(2−アミノエチル)アミノブロビルトリメトキン
ンラン(トーレシリコーン(株)社l、5H1−、、i
 6020 )を適当量とり、エチルアルコール:水−
I:■溶液に加えた、この溶液に磁性粉(戸田工業(味
)社製、EPT−1000)を、用いたシランカップリ
ング剤の30倍量加え、80℃の水浴上で1時間攪拌し
た。その後、吸引濾過して磁性粉を集め、50°Cの恒
温槽で5時間加温したのち、シリカゲルデシケータにて
24時間減圧乾燥した。
重量部 ポリエステル樹脂(軟化点123℃、    +00ガ
ラス転移点65°C) 上記処理磁性粉           500カーボン
ブラツク            2(三菱化成(株)
社製、MA#8) 上記材料をヘンシェルミキサーにより充分、見合粉砕し
、次いでシリンダ部200℃、ノリンダヘッド部190
℃に設定した押出し、昆練機を用いて、溶融混練した。
混練部を冷却後、ジェットミルで微粉砕したのち、分級
機を用いて分級し、平均粒径55μ屑の磁性キャリアを
得た。しかしながら、このキャリアは第1図中に示すよ
うに、実施例1.2.5に比べ充分な帯電量が得られず
、流動性ら悪かった。
発明の効果 本発明に従い、一般式C1]で表わされる化合物で処理
されたバインダー型キャリアで構成した現像剤は、大き
なトナー帯電量が得られ、かつ帯電量の立ち上がりが非
常に早い。
本発明のバインダー型キャリアは流動性に優れている。
上記特性を応用すると、キャリアの荷電性を任意に制御
でき、かつ現像器の小型軽量化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はトナー帯電量と混合時間の関係を示す
図である。 第4図は本発明に従い表面処理を施したバインダー型キ
ャリアの概略概念図を表わす。 第5図は表面処理されていないバインダー型キャリアの
概略概念図を表わす。 l・・・磁性粉   2・・・バインダー樹脂特許出願
人 ミノルタカメラ株式会社 第5図 昭和61年10月29日 昭和61年特許願第 196813    号2、発明
の名称 静電潜像現像剤用キャリア 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所  大阪市東区安土町2丁目30番地大阪国際ビル
、40代理人 5゜補正命令の日付 (自発) 7、補正の内容 (1)明細書第1頁第4行、特許請求の範囲の項目の欄
、「29発明の詳細な説明」と誤記されておりますので
、「2、特許請求の範囲」と訂正致しまず。 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少なくとも強磁性粉とバインダー樹脂からなるバイ
    ンダー型キャリアにおいて、該バインダー型キャリアが
    一般式[ I ]; ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] (式中、R^1は炭素数1〜3の置換基を有していても
    よいアルキル基; R^2はメチル基を表わし; R^3は炭素数1〜3のアルキレン基を表わし;Xはγ
    −グリシドキシ基、−SH、モノハロメチル基、4級ア
    ンモニウム塩、アミノエチルアミノ基、トリフルオロメ
    チル基からなるグループから選択される極性基を末端に
    含有する基を表し;lおよびnは1〜3の整数、mは0
    または1の数を表わし、l+m+n=4を満たす) で表わされる化合物で表面処理されているバインダー型
    キャリア。
JP61196813A 1986-08-21 1986-08-21 静電潜像現像剤用キヤリア Pending JPS6350866A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02213856A (ja) * 1989-02-15 1990-08-24 Canon Inc 2成分現像剤及びその製造方法
EP0422892A2 (en) * 1989-10-09 1991-04-17 Mita Industrial Co., Ltd. Developer and developing process using said developer

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