JPS6350611Y2 - - Google Patents

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JPS6350611Y2
JPS6350611Y2 JP1983014903U JP1490383U JPS6350611Y2 JP S6350611 Y2 JPS6350611 Y2 JP S6350611Y2 JP 1983014903 U JP1983014903 U JP 1983014903U JP 1490383 U JP1490383 U JP 1490383U JP S6350611 Y2 JPS6350611 Y2 JP S6350611Y2
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JP1983014903U
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自動車用空調装置に用いられる積
層型熱交換器特にエバポレータに関するものであ
る。
一般に、この種の積層型エバポレータ4は、第
1図に示すように助手席側のインストルメントパ
ネル1の下方に配される空調ケース3内に収納さ
れている。
しかしながら、積層型エバポレータ4は、細長
い通路とこの通路の両側にタンクとを有する所定
寸法の素管とコルゲート状のフインを交互に複数
段積み重ねて構成されているので、全体として方
形状を有し、空調ケース3もこれに合わせて方形
状となり、足元スペースを十分にとることができ
ないという欠点がある。しかも、近年の自動車は
車高を低く流線形を呈するに至り、第1図に示す
ようにインストルメントパネル1の下面が傾斜さ
れ、インストルメントパネル1と床面2との空間
が狭くなり、前記欠点がさらに増長されている。
これを解決する手段として、積み重ねる素管の
枚数を減らすことが考えられるが、熱交換の効率
が悪くなるので採用することはできない。
この考案は、熱交換の効率を従来通り保持しつ
つ、しかも、足元スペースを確保することが可能
な積層型熱交換器を提供することを課題とする。
しかして、その要旨とするところは、細長い通
路とこの通路の両側にタンクとを有する素管とコ
ルゲート状のフインを交互に複数段積み重ねて成
る積層型熱交換器において、積層方向両側に位置
する前記素管のそれぞれを1つ又は複数個長手方
向に短かく形成し、この短かく形成された素管を
隣り合う通常の長さの素管の一方側端に合せると
共に、前記短く形成された素管と隣り合う通常の
長さの素管とのそれぞれの反合わせ側端を独立し
た室を有する接続部材を介して連通するようにし
た積層型熱交換器にある。したがつて、短く形成
された素管と通常の長さの素管との反合せ側端に
接続部材を介在することで反合せ側端の角部に凹
みが構成出来るものであり、その凹みの形成は容
易であるし、また、従来に比べて1つ又は複数枚
の素管のみを短かく形成するので、熱交換の効率
は従来に比してほとんど変らず、そのため、上記
課題を達成することができるものである。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
第2図乃至第5図において、この考案の第1の
実施例が示され、第2図において、助手席側のイ
ンストルメントパネル1の下面は、前方に広がつ
て下方に傾斜しており、このインストルメントパ
ネル1と床面2との間に空調ケース3内に収納さ
れた積層型エバポレータ4が設けられている。
積層型エバポレータ4は、第3図にその詳しい
構成が示され、中央に浅い凹部5aと両端に深い
凹部5bを有する成形プレート5が2枚接合され
て、細長い通路6とこの通路6の両側にタンク7
a,7bとを有する通常の長さの素管8が構成さ
れ、該素管8が複数段積層され、更に該通常の長
さの素管8より成る熱交換器の前後に、中央に浅
い凹部5a′と両側に深い凹部7a′,7b′より成る
長手方向に短かく形成されている成形プレート
5′が2枚接合されて構成の短かく形成された素
管8′が複数段積層され、そして、隣り合う通路
6,6間には、コルゲート状のフイン9が介在さ
れて空気通路10が形成され、最後に積層方向両
側には端板11が設けられている。
前記積層方向にある短かく形成された素管8′
は、この実施例では2個で、該短かく形成された
素管8′はその一方側端を前記通常の長さの素管
8の一方側端に合せて接合している。図中左側の
短かく形成された素管8′にあつては下方側端を
合せて、該素管8′のタンク7b′を通常の長さの
素管8のタンク7bと連通させ、図中右側の短か
く形成された素管8′にあつては上方側端を合せ
て、該素管8′のタンク7a′を通常の長さの素管
8のタンク7aと連通させている。従つて、図中
左側の短かく形成された素管8′の上方側端(反
合せ側)であつて、タンク7a′は、下記する接続
部材17を介して通常の長さの素管8のタンク7
aに連通され、図中右側の短かく形成された素管
8′の下方側端にあつて、タンク7a′は、下記す
る接続部材17を介して通常の長さの素管8のタ
ンク7aに連通されている。
接続部材17は、第5図に示すように、長手方
向に三つの小孔21が二条にわたり形成の連通部
18と、半円筒部19とを有する接続プレート2
0が互に接合されて構成され、連通部18で室が
そして半円筒部19で冷媒の出入口22が形成さ
れている。
この接合部材17を介して通常の長さの素管8
と短かく形成された素管8′との接続にあつて、
第4図に示すように、接続に供される通常の長さ
の素管8の成形プレート5は、その一端に深い凹
部5bがなく、浅い凹部5aとなつているが、前
記接続部材17の小孔21に対応すべく三つの小
孔21が短か手方向に形成されているし、また、
接続に供される短かく形成された素管8′の成形
プレート5′もその一端に深い凹部5b′がなく、
浅い凹部5a′となつているものであり、図示しな
いが、前記接続部材17の小孔21に対応すべく
三つの小孔が短か手方向に形成されている。
まず、接続に供される通常の長さの素管8上に
接続部材17を載置し、そして更に接続に供され
る短かく形成された素管8′を載置して接合する。
すると、接続部材17の連通部18に形成の小孔
21と、素管8の小孔16、素管8′の小孔(図
示せず)とが連通して、通常の長さの素管8のタ
ンク7a,7bと短かく形成された素管8′のタ
ンク7a′,7b′とが連通するようになる。
なお、接続部材17の短かく形成された素管
8′側で開いている無用の小孔21は、小プレー
ト24で閉塞される。
積層型エバポレータ4の各素管8,8′のタン
ク7a,7a′より成るタンク群は、第3図A部に
て連通ができないように、予かじめ小孔のない成
形プレートが配され、二つのタンク群12と13
に分けられて、また、各素管8,8′のタンク7
b,7b′より成るタンク群は第3図Bにて連通で
きないようにされ、二つのタンク群14,15と
に分けられている。したがつて、冷媒は、その下
方の出入口22から流入されると、接続部材17
を介して素管8のタンク7bと素管8′のタンク
7b′とに分流され、各タンクから7個の通路6を
上昇して上方のタンク7a,7b′に入る。そして
4個の通路7を介して下方へ流れタンク7b,7
b′に至り、反転して4個の通路6を上昇し、タン
ク7a,7a′から接続部材17を介して集めら
れ、上方の出入口22から流出されるものであ
る。
なお、積層型エバポレータは、一体に炉中ロー
付されるために、成形プレート5,5′、接続プ
レート20にはろう材が塗布又はクラツドされて
おり、炉内において、熱でろう材が溶けて成形プ
レート5,5′、接続プレート20、フイン9等
が溶着される。
このように、積層型エバポレータ4を構成した
ので、両端側の短かく形成された素管8′により
対角線上の角部付近に凹みが形成されるようにな
る。
従つて、この積層型エバポレータ4を収納する
空調ケース3の形状をそれに合せて変形させるこ
とができるようになり、一方の凹み側をインスト
ルメントパネル1の傾斜部分に、他方の凹み側を
足元付近になるようにしている。従つて、積層型
エバポレータ4が相対的に上方に位置すると共
に、空調ケース3の足元付近のスペースが充分に
確保されるものである。
また、出入口22がタンクより構成されるタン
ク群12,15のほぼ中央にあるから、出入口2
2からタンク群12,15につらなる通路6への
分配又は出入口22への集合時における通路抵抗
が減少し、冷媒循環量が増大するものである。
第6図及び第7図において、第2の実施例が示
され、前記第1の実施例と比較して、短かく形成
された素管8′と通常の長さの素管8との接続構
造及び冷媒の出入口の取付位置とが相違するもの
であり、他の構成は第1の実施例と同様であるた
め、同一符号を付して説明を省略する。
短かく形成された素管8′と通常の長さの素管
8との接続は、接続に供される通常の長さの素管
8の成形プレート5に形成の深い凹部5bを長手
方向に拡大しており、この深い凹部5bであつて
中央側に三つの小孔16が短か手方向に形成され
ている。
従つて、接続に供される通常の長さの素管8と
接続に供される短かく形成された素管8′を載置
して接合すると、短かく形成された素管8′の成
形プレート5′の小孔(図示せず)と通常の長さ
の素管8の小孔16とが整合して、タンク7a′と
タンク7aとは連通するようになるものである。
なお、25は補強用の小プレートである。
冷媒の出入口22は、端部付近で凹みがない側
に設けられ、短かく形成された素管8′のタンク
7a′と端板11及び素管8′のタンク7b′と端板
11との間に介在されて設けられた出入口部材2
6により構成され、該出入口部材26は、図示し
ないが二枚の部材を接合して筒状に形成し、一方
側には素管8′のタンク7a′,7b′に形成の小孔
16′と対応する小孔が形成されてなるもので、
接合時には、出入口22がタンク7a′,7b′と連
通するようになる。
この実施例においても、積層型エバポレータの
対向する2つの角部付近に凹みが形成されるもの
で、前記実施例と同様に足元のスペースを確保で
きるものである。
なお、この考案の実施例について、積層型エバ
ポレータのみ説明したが、これに限定されず、積
層型の熱交換器に広く使用ができるものである。
以上述べたように、この考案によれば、熱交換
器を構成する多数の素管のうち外側の小数枚の素
管のみを短く形成すると共に、反合せ側のタンク
を連通する接続部材を介在することで角部付近に
凹みができるようになり、この凹みの一方をイン
ストルメントパネルの下面の傾斜部分に、他方を
足元付近になるように配することで、熱交換効率
を保持しつつ、充分なる足元スペースを確保でき
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の積層型エバポレータの取付状態
を示す図であり、第2図乃至第5図はこの考案の
第1の実施例を示し、第2図は積層型エバポレー
タの取付状態を示す図、第3図は積層型エバポレ
ータの正面図、第4図は通常の長さの素管と短か
く形成された素管との接続を示す分解斜視図、第
5図は接続プレートの正面図と側面図、第6図及
び第7図は第2の実施例を示し、第6図は積層型
エバポレータの正面図、第7図は通常の長さの素
管と短かく形成された素管との接続を示す分解斜
視図である。 4…積層型エバポレータ、5,5′…成形プレ
ート、6…通路、7a,7b,7a′,7b′…タン
ク、8…通常の長さの素管、8′…短かく形成さ
れた素管、17…接続部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 細長い通路とこの通路の両側にタンクとを有
    する素管とコルゲート状のフインを交互に複数
    段積み重ねて成る積層型熱交換器において、積
    層方向両側に位置する前記素管のそれぞれを1
    つ又は複数個長手方向に短く形成し、この短く
    形成された素管を隣り合う通常の長さの素管の
    一方側端に合せて設けると共に、前記短く形成
    された素管と隣り合う通常の長さの素管とのそ
    れぞれの反合せ側端を独立した室を有する接続
    部材を介して連通するようにしたことを特徴と
    する積層型熱交換器。 2 接続部材には出入口が設けられたことを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の積
    層型熱交換器。
JP1490383U 1983-02-03 1983-02-03 積層型熱交換器 Granted JPS59124872U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1490383U JPS59124872U (ja) 1983-02-03 1983-02-03 積層型熱交換器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1490383U JPS59124872U (ja) 1983-02-03 1983-02-03 積層型熱交換器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59124872U JPS59124872U (ja) 1984-08-22
JPS6350611Y2 true JPS6350611Y2 (ja) 1988-12-26

Family

ID=30146244

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1490383U Granted JPS59124872U (ja) 1983-02-03 1983-02-03 積層型熱交換器

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6038372U (ja) * 1983-08-18 1985-03-16 カルソニックカンセイ株式会社 積層型熱交換器
JPS6043881U (ja) * 1983-08-26 1985-03-28 株式会社ボッシュオートモーティブ システム 積層型熱交換器
JPS6048064U (ja) * 1983-09-09 1985-04-04 カルソニックカンセイ株式会社 エバポレ−タ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5341819U (ja) * 1976-09-14 1978-04-11

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5341819U (ja) * 1976-09-14 1978-04-11

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JPS59124872U (ja) 1984-08-22

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