JPS6350555Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6350555Y2 JPS6350555Y2 JP1984027506U JP2750684U JPS6350555Y2 JP S6350555 Y2 JPS6350555 Y2 JP S6350555Y2 JP 1984027506 U JP1984027506 U JP 1984027506U JP 2750684 U JP2750684 U JP 2750684U JP S6350555 Y2 JPS6350555 Y2 JP S6350555Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head cover
- cover
- engine
- cylinder head
- covers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 5
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、オーバーヘツドカム型の自動２輪
車用４サイクルエンジンに関する。
車用４サイクルエンジンに関する。
自動２輪車では、第１図に例示するように、車
体１前部の燃料タンク２下方に設けたスペース３
内にエンジン４を搭載するのが一般的である。ス
ペース３はコンパクト化、軽量化の要求から縮減
の傾向にありエンジン４および付属する機器のレ
イアウトが窒密になる。オーバーヘツドカム型４
サイクルエンジン４は、シリンダブロツク５の上
にシリンダヘツド６を重ね、その上面の動弁機構
をヘツドカバー７で被覆する。動弁機構を点検補
修する場合はヘツドカバーを外すが、外すのには
少くともその深さ分を持上げる必要がある。上記
のように窒密なレイアウトを採り、燃料タンク下
底との隙間が少いと、カバー脱着の作業が困難に
なる。従つてエンジン上方にある程度の隙間を必
要とし、この面で車体中央部のコンパクト化軽量
化を阻害するうらみがあつた。
体１前部の燃料タンク２下方に設けたスペース３
内にエンジン４を搭載するのが一般的である。ス
ペース３はコンパクト化、軽量化の要求から縮減
の傾向にありエンジン４および付属する機器のレ
イアウトが窒密になる。オーバーヘツドカム型４
サイクルエンジン４は、シリンダブロツク５の上
にシリンダヘツド６を重ね、その上面の動弁機構
をヘツドカバー７で被覆する。動弁機構を点検補
修する場合はヘツドカバーを外すが、外すのには
少くともその深さ分を持上げる必要がある。上記
のように窒密なレイアウトを採り、燃料タンク下
底との隙間が少いと、カバー脱着の作業が困難に
なる。従つてエンジン上方にある程度の隙間を必
要とし、この面で車体中央部のコンパクト化軽量
化を阻害するうらみがあつた。
この考案は、上記の点に鑑み、上方に隙間がな
くてもシリンダヘツドカバーを容易に脱着でき、
左右のヘツドカバーを確実かつ安定的に締付ける
ことができるようにした自動２輪車用４サイクル
エンジンを提供するものである。
くてもシリンダヘツドカバーを容易に脱着でき、
左右のヘツドカバーを確実かつ安定的に締付ける
ことができるようにした自動２輪車用４サイクル
エンジンを提供するものである。
上記目的を達成するため、この考案の４サイク
ルエンジンは、全体がほぼＨ型形状をなすシリン
ダヘツドカバーを左右２分割に成形し、ヘツドカ
バーの凹部内をねじ止めすることによつてほぼ水
平方向に分離可能に合接したものである。
ルエンジンは、全体がほぼＨ型形状をなすシリン
ダヘツドカバーを左右２分割に成形し、ヘツドカ
バーの凹部内をねじ止めすることによつてほぼ水
平方向に分離可能に合接したものである。
第２図はこの考案を実施したヘツドカバーの分
解斜視図である。ヘツドカバー８は右カバー８ａ
と左カバー８ｂによつて左右２分割に形成して備
える。ヘツドカバー８は左右のカムシヤフト９と
中央を横切るチエーン１０とを主に被覆するので
ほぼＨ型の形状をなし、上記分割面１１はＨ字横
棒の巾を２分する位置に設定する。その中央の狭
隘部でボルト１２とナツト１３で締付けることに
よつて左右ケース８ａ，８ｂを合接する。１４は
ガスケツトである。合接一体化したヘツドカバー
８をビスねじ１５によつてシリンダヘツドに被着
する。
解斜視図である。ヘツドカバー８は右カバー８ａ
と左カバー８ｂによつて左右２分割に形成して備
える。ヘツドカバー８は左右のカムシヤフト９と
中央を横切るチエーン１０とを主に被覆するので
ほぼＨ型の形状をなし、上記分割面１１はＨ字横
棒の巾を２分する位置に設定する。その中央の狭
隘部でボルト１２とナツト１３で締付けることに
よつて左右ケース８ａ，８ｂを合接する。１４は
ガスケツトである。合接一体化したヘツドカバー
８をビスねじ１５によつてシリンダヘツドに被着
する。
以上のように、この考案の自動２輪車用４サイ
クルエンジンは、シリンダヘツドカバーを左右２
分割に構成したもので、ヘツドカバーの脱着は左
右の分割ケースを側方へ抜き挿しすることで行わ
れ、上方へ持上げなくてもよい。従つて、ヘツド
カバー上面と燃料タンクもしくは上部フレームと
の間に隙間を設定する必要がないので、エンジン
部分のレイアウトを緻密にして車体前部を小型、
軽量化でき、また動弁機構部メンテナンスの作業
性を向上する。
クルエンジンは、シリンダヘツドカバーを左右２
分割に構成したもので、ヘツドカバーの脱着は左
右の分割ケースを側方へ抜き挿しすることで行わ
れ、上方へ持上げなくてもよい。従つて、ヘツド
カバー上面と燃料タンクもしくは上部フレームと
の間に隙間を設定する必要がないので、エンジン
部分のレイアウトを緻密にして車体前部を小型、
軽量化でき、また動弁機構部メンテナンスの作業
性を向上する。
また、全体がほぼＨ型形状をなすシリンダヘツ
ドカバーの凹部内をねじ止めして合接させたか
ら、ボルト等の締付ねじが目立たなく、さらに、
左右のヘツドカバーは最短寸法部をねじ止めされ
るので締付けが確実かつ安定しており、左右のヘ
ツドカバーの相対的ずれ等の変位を有効的に防止
できる等の効果を奏する。
ドカバーの凹部内をねじ止めして合接させたか
ら、ボルト等の締付ねじが目立たなく、さらに、
左右のヘツドカバーは最短寸法部をねじ止めされ
るので締付けが確実かつ安定しており、左右のヘ
ツドカバーの相対的ずれ等の変位を有効的に防止
できる等の効果を奏する。
第１図は４サイクルエンジンを搭載した自動２
輪車の１例を示す側面図、第２図はこの考案の実
施例を示すシリンダヘツドカバーの分解斜視図で
ある。 １……車体、２……燃料タンク、４……エンジ
ン、５……シリンダブロツク、６……シリンダヘ
ツド、７，８……ヘツドカバー、８ａ……右カバ
ー、８ｂ……左カバー、１１……分割面、１２…
…ボルト、１３……ナツト、１４……ガスケツ
ト、１５……ビスねじ。
輪車の１例を示す側面図、第２図はこの考案の実
施例を示すシリンダヘツドカバーの分解斜視図で
ある。 １……車体、２……燃料タンク、４……エンジ
ン、５……シリンダブロツク、６……シリンダヘ
ツド、７，８……ヘツドカバー、８ａ……右カバ
ー、８ｂ……左カバー、１１……分割面、１２…
…ボルト、１３……ナツト、１４……ガスケツ
ト、１５……ビスねじ。
Claims (1)
- 全体がほぼＨ型形状をなすシリンダヘツドカバ
ーを左右２分割に成形し、左右のヘツドカバーの
凹部内をねじ止めすることによつてほぼ水平方向
に分離可能に合接したことを特徴とする自動２輪
車用４サイクルエンジン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2750684U JPS60139991U (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 自動２輪車用４サイクルエンジン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2750684U JPS60139991U (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 自動２輪車用４サイクルエンジン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60139991U JPS60139991U (ja) | 1985-09-17 |
| JPS6350555Y2 true JPS6350555Y2 (ja) | 1988-12-26 |
Family
ID=30524522
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2750684U Granted JPS60139991U (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 自動２輪車用４サイクルエンジン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60139991U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5845924B2 (ja) * | 1979-10-06 | 1983-10-13 | 新鋼工業株式会社 | 木材切削機における定加圧装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5845924U (ja) * | 1981-09-24 | 1983-03-28 | 三菱自動車工業株式会社 | ロツカカバ−の遮音装置 |
-
1984
- 1984-02-29 JP JP2750684U patent/JPS60139991U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5845924B2 (ja) * | 1979-10-06 | 1983-10-13 | 新鋼工業株式会社 | 木材切削機における定加圧装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60139991U (ja) | 1985-09-17 |
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