JPS63503417A - 電気抵抗シ−ト及びそれを製造する方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 電気抵抗シート及びそれを製造する方法挟権分更： 本発明は、電気抵抗シート及びそれを製造する方法に関する。

背景となる技術： たとえば、天井や床を加熱するために加熱を行なうことができる大きい表面手段 を作ることはよく知られている。従来から伝統的に使用されている抵抗材料は金 属であるが、金属の弾性特性は非常に悪い、とくに温度の低い時期に鋳造を行な うことができるようにするため、遮閉部に加熱抵抗を設置することもよく知られ ている。しかし、容易に成形することができる加熱シートまたは加熱可能な型を 用意することが問題であった。

月亙亘貫丞： 電気抵抗シートを製造する方法であって、炭素繊維の不織布または織布の繊維が 熱可塑性プラスチックを包有したプラスチックにより結合されていて、これによ り電気的に加熱することができる成形可能なシートまたは物品が作られることを 特徴とする方法が本発明に従って提供されたのである。

さらに、電気抵抗シートが、成形可能であるよう大部分が熱可塑性プラスチック により結合された炭素繊維の不織布または織布の層を包有していることを特徴と する電気シートも本発明に従って提供されたのである。

本発明は、炭素繊維の布が熱可塑性プラスチックのシートの一部分を形成する場 合における炭素繊維の布の成形可能性に係る特性にもとづくものである。炭素繊 維を形成する前または形成したあと熱可塑性プラスチックが液体または粉末とし て添加されるかあるいは完成した不織布マット上に添加され、これにより均一な プラスチック・シートが得られる。炭素繊維のマットに加えて、このシートは、 その他の不織繊維マットまたはゆるく製織された繊維の布より成る他の層を包有 してさしつがえない、この目的にそって本来公知の電気的な入力に使用される金 属製のストリップまたは他の適当な導体または電極が炭素繊維マットの縁に接続 されるかあるいはマット上の隔置された個所に接続される。このタイプのトーン は、加圧状態のもとあるいは圧力を作用させない状態で型の中で再加熱すること により形成することができ、また可変直流を使用してシートを加熱することがで きる。

このようにして作られた製品はがなり形状を変えることができ、しかもこのよう な形状はもとの形状から大幅に異なったものにすることができる。もし、この製 品を家具に使用する場合、関係のある国が定めた規格を守らなければならない、 諸規則は製品の電気的な接続を規定しているものであることは当然のことである ０本発明は、他の公知の成形可能な加熱要素と比べ、とくに経済的にすぐれてい る。不織布の代わりに製織された炭素繊維布を使用することができるが、最終製 品は成形可能なものではなく、また経済的ではない、炭素繊維は、加熱要素とし てのほか、もっとも好ましい充填材として使用することができる。なぜなら、炭 ｓ繊維は強度を付加するものであるとともに、軽量でありまたレーダー反射の機 能を付加する金属成分を包有していないがらである。テスト・サンプルによれば 、２４　ｋ　Ｗ／　ｍ”　の加熱能力が得られている。

日を　する　の 添付図面を参照しながら、実例にもとづいて本発明の詳細な説明する。

第１図は、加熱可能な壁面要素として使用するに適したシート要素すなわちシー ト装置の概略正面図であって、本発明の一実施例を示す。

第２図は、第１図に示されているシート装置の横断面図である。

第３図は、本発明の第２の実施例に係るシート装置から作られた加熱可能な型の 一部分を示す概略斜視図である。

第１図と第２図は、加熱または加温可能な壁要素の第１の実施例を形成している 弾性要素の実施例を示す、アクリル・ラテックスのごとき熱可塑性プラスチック ９゜％とメラミン樹脂のごとき熱硬化性プラスチック１０％より成るバインダー により繊維が結合された炭素繊維フェルト１にＰｖＣまたは他のフィルム形成ポ リマー２が被覆されている。たとえば、接着性鋼テープのごとき電極３が壁要素 の端部または縁に接続されている。壁要素と向かい合った側にはＰｖＣまたはそ の他のポリマーのごとき機械的あるいは化学的に作られた発泡材が被覆されてい て、断熱層４を形成している。

炭素繊維フェルトの抵抗値に応じて設定された適当な電圧で壁要素を通って直流 または交流の電流を流すと、壁要素は昇温しはじめる。

別の実施例においては、シート装置は固い板状の要素として作られていて、この 板状の要素は加熱可能な壁要素の第２の例を構成している。炭素繊維要素と熱可 塑性プラスチック（図示せず）から構成された壁要素は型の中に取り付けられる 。いろいろな大きさと厚さの壁要素は圧縮状態を変えることにより得られ、電流 を流すことにより壁要素の端部の間で熱が発生する。

このような固い壁要素を使用する特長は、いろいろな形状をもった大きな表面を 作ることが可能であり、これにより発生した熱を快適に感じることができるよう 、たとえば、床と壁の表面温度を低く保持することができることである０表面温 度とポリマーに左右されるが、代表的な加熱容量の値は０．１から１ｋＷ／ｍ” までの範囲内にある。

、第３図は、ボートを作るさいに使用される型を概略的に示した部分的な斜視図 であり、本発明を利用して昇温させることができる型の一例を図示したものであ る。

プラスチックを硬化せしめるとともに、プラスチックの強度を改善するため、硬 化プラスチックの多くは熱を必要としている。

よく知られているように、ボート（やその他の成形品）を作るにさいし強化プラ スチックが使用されており、このような構成のさいに使用される型の一部分が第 ３図に図示されている。単位重量がダラムで表わして約２０から３０ｇ／ｍ”　 までであり、スチレンの中では溶けないバインダーを包有した炭素繊維フェルト ６がボートの型５の表面の近傍でボートの型５上に積層状に取り付けられている 。溶接用変圧器（図示せず）から直流を供給するため、適当な距離をへだてて接 着性の銅テープ７が配置されている。温度を制御するため、鉄の含有量が一定の ワイヤが積層体の中に配置されている。温度は、変圧器により直接調節される。

硬化時間を短縮することができるとともに、硬化の質を改善することができる。

建物の温度が変化する場合でも型の温度を一定に保持することができる。型の温 度は、マイクロプロセッサ−により容易に調節することができる。

炭素繊維の織布のダラムで表わした単位重量を５から５０ｇ／ｍ”　までの範囲 に設定することができる。重量で表わしたプラスチック・バインダーの割合は１ ０から２５％までである。バインダーのうち、好適には少なくとも５０％、より 好適には８０から１００％までを熱可塑性プラスチックが占めている。

産業上の　可　： 本発明は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、付記の請求の範囲によ り限定された発明の概念から逸脱しない限り、適宜いろいろなやり方で本発明を 変更して使用することができる。

手続補正書 昭和６２年８月６日 特許芹長官　小川邦夫　殿 １、事件の表示　ＰＣＴ／ＦＩ８６１００１２７２、発明の名称　電気抵抗シー ト及びそれを製造する方法３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 住　所　フィンランド、ニスエフ　−２９６００ヌールマルツク（番地なし） 名　称　ニー・アールストロム　コーポレーション４、代理人 住所　〒１００ ５、補正の対象　（１）「明細書の翻訳文」（２）「請求の範囲の翻訳文」 ６、補正の内容　別紙のとおり （明細書の翻訳文及び請求の範囲 の翻訳文の浄書内容に変更なし） 国際調査報告 一一＾−に−１１ａＰＣ′ｒ／Ｆ工８６１０ｏ１２７

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．電気抵抗シートを製造する方法であって、炭素繊維の不織布または織布の繊 維が熱可塑性プラスチックを包有したプラスチックにより結合されていて、これ により電気的に加熱することができる成形可能なシートまたは物品が作られるこ とを特徴とする方法。
2. ２．炭素繊維の不織布のマットがガラス繊維で補強された樹脂またはプラスチッ クより成る物品を作る型の中で加熱要素として使用されることを特徴とする請求 の範囲第１項に記載の方法。
3. ３．電気抵抗シートが、成形可能であるよう大部分が熱可塑性プラスチックであ るプラスチックにより結合された炭素繊維の不織布または織布の層を包有してい ることを特徴とする電気抵抗シート。
4. ４．布が７５から９０％までの炭素繊維と１０から２５％までのプラスチックの バインダーを包有していることを特徴とする請求の範囲第３項に記載の電気抵抗 シート。
5. ５．少なくとも熱可塑性プラスチックを５０％包有したプラスチックがバインダ ーとして使用されていることを特徴とする請求の範囲第３項に記載の電気抵抗シ ート。
6. ６．バイダーが約８０から１００％までの熱可塑性プラスチックと０から２０％ までの熱硬化性プラスチックを包有していることを特徴とする請求の範囲第４項 または第５項に記載の電気抵抗シート。
7. ７．電気抵抗シートが、ガラス繊維で補強された樹脂またはプラスチックから作 られる物品のための型と組み合わせて使用されるとともに、該電気抵抗シートが 型の加熱要素を包有していることを特徴とする請求の範囲第３項より第６項まで のいずれか１項に記載の電気抵抗シート。
8. ８．隔直された電導体がシートに取り付けられ、電流を印加してシートを加熱す ることを特徴とする請求の範囲第３項より第７項までのいずれか１項に記載の電 気抵抗シート。
9. ９．結合されたシートにＰＶＣまたはその他の皮膜形成ポリマーが被覆されてい ることと、銅テープのごとき電導体がシートの縁に接続されていることと、シー トの一方の表面に断熱層が取り付けられていることとを特徴とする請求の範囲第 ３項より第６項までのいずれか１項に記載の電気抵抗シート。
10. １０．加熱の前に圧縮される結果、シート状の材料が固いことを特徴とする請求 の範囲第９項に記載の電気抵抗シート。