JPS63503132A - 異なる様式の印刷媒体を扱うことができる印刷装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は例えばインクジェットプリンタ等の印刷装置に係シ、特に異なる様式 の印刷媒体を取シ扱うことができる印刷装置に関する。

従来技術 近年のコンビーータやワードプロセッサ装置の普及に伴ない、異なる様式の印刷 媒体を取シ扱うことができる融通性のある印刷装置が必要とされている。例えば 、異なる様式の印刷媒体としては、用紙片や、また折シたたまれ、もしくはロー ル状に巻かれた連続紙があシ、さらにこれらには端部に、トラクタフィーダ用の 穴がおいているものや、穴がないものがある。

従来技術の中には、単一の印刷装置で、紙を歪めることなく、また無理に拘束す ることなく、幾つかの異なる様式の印刷媒体を取シ扱うことができるものがある 。米国特許第４，５６９，６１０号にはこの種の印刷装置が開示されておシ、こ の印刷装置では異なる様式の印刷媒体が、夫々異なる供給経路を通るようになっ ている。しかしながら、上記特許に示されたような、摩擦力を利用した供給シス テムを有する印刷装置は、大きく、高価で、また構造が複雑であり、とても持ち 運びのできるポータプルなものではなかった。

また、印刷装置としては、印刷済用紙の書見台を有している方が望ましい。これ は、従来の印刷装置においても、アタッチメントを取り付ければ可能であった。

しかしながら、このようなアタッチメントは本来印刷装置に装備されているもの ではないため、印刷装置を持ち運びしたときに、伴わせて運ぶのを忘また、この 種の印刷装置において＋’ｉ、）ラクタフィーダ用の用紙を使用した場合、さら に１再フイードという別の問題が生じる。これは、印刷済の用紙が再び印刷装置 に巻き込まれることをいい、用紙のジャムの原因となる。従来では、用紙捕獲ス タンドを設けて、この問題が生じないようにしていた。しかしながら、この用紙 捕獲スタンドは、また忘れ易く、非常にかさばシ、また、印刷部！を高価にし、 持ち運びのできる簡易な印刷装置からは程遠いものであった。

発明の開示 従って、この発明は異なる様式の印刷媒体を取シ扱うことがで巻る簡易な印刷装 置を提供することを目的とする。この発明の最も顕著な利点は、啄めてポータプ ルな構造で上述の目的を達成した点にある。また、他の利点としては、種々の要 素が全て一体化され、目的に応じて取シ付けたり、取シ外したシするものがない 点である。さらに、本発明に係る印刷装置は小型で、持ち運びが容易で、かつ製 造が容易である。

一つの態様として本発明は、入口部、印刷部及び出口部からなる印刷媒体供給経 路が設けられた印刷装置において（α）印刷媒体を、印刷装置の下部から印刷装 置の上部に向かって進める印刷媒体進行手段と、Ｉｂ）　前記印刷媒体進行手段 及び前記印刷部を覆う閉位置から、略垂直方向に直立し、前記出口部から出力゛ される印刷媒体を支持する第１の１開位置まで移動可能な蓋手段とを有している 。

他の態様として不発明は、入口部、印刷部及び出口部からなる印刷媒体供給経路 が設けられた印刷装置において、（α）印刷媒体を、印刷装置の下部から印刷装 置の上部に向かって進める印刷媒体進行手段と、（ｂ）　前記印刷媒体進行手段 及び前記印刷部を覆う閉位置から、前記入口部を覆い、前記出口部から出力され た印刷媒体が再び巻き込まれるのを防止する開位置まで移動可能な蓋手段とを有 している。

図面の簡単な説明 以下のこの発明の実施例の記載は、添付の図面を参照のこと、第１図はこの発明 に係る印刷装置の実施例を示す斜視図、第２図は第１図に示す印刷装置の一部を 切シ欠き、後方から観た斜視図、 第３図は、第り図に示す印刷装置において、蓋が第１の開位置にある状態を示す 斜視図、 第４図は、第１図に示す印刷装置において蓋が第２の開位置にある状態を示す斜 視図、 第５図は、第１図に示す印刷装置において蓋が閉位置にある状態を示す斜視図、 第６図は、第１図に示す印刷装置において、入口部を示す部分断面図、 第７八ないし第７Ｃ図は本発明に係る印刷装置の蓋係止手段を示す断面図、 第８図は本発明に係る他の蓋係止手段を有する印刷装置を示す部分平面図である 。

実施例 第１図は本発明に係るポータプルな印刷装置ｌＯを示しておシ、この図において は蓋部材２は閉じられている。図に示されているようにこの印刷装置１０は前部 ３、上部４、側部５、後部６及び下部７からなっている。印刷装置の前部には制 御パネル８が設けられており、また蓋部材２には後述する目的のためにスロット ９が形成されている。

第２図は上記印刷装置工０を示す一部切欠斜視図である。印刷装置ｌＯ内には印 刷ヘラＶ駆動モータ１１、プラテン駆動モータ１２及び印刷英ヒ駆動制御回路板 工３が設けられている。

モータ１１は減速機構１４を介して、ジャーナル１６内に設けられたケーブル駆 動スピンドル１５に連結されている。モータ１工が回転することによシ、これに 連結された駆動ケーブルエ９が回転し、印刷ヘッド１７が支持バー１８に沿って 横方向に移動する。モータ１２は、歯車手段、例えば駆動ベル）２１によって印 刷媒体移送機構２０に連結されている。この移送機構２０については以下に詳述 されているが、しかしながら、一般的に言えば、印刷機構２０は印刷媒体進行手 段として機能し、印刷媒体、例えば紙を、駆動して、印刷装置下部から、印刷部 を形成する印刷ヘラ）−”１７の横方向印刷路を通過させ、そして印刷装置の上 部すなわち媒体の出口部へ送る。したがって、制御回路１３の制御によシ、印刷 媒体、例えば用紙片もしくは連続用紙に順次索引が付けられ、そしてこの索引が 付けられた部分を横方向に移動する印刷ヘッドによシ、例えばインクジェット方 式、もしくは感熱方式、もしくはインパクト方式によって印刷が行なわれる。本 実施例においてはインクジェット方式の印刷ヘッド１７（インク吹き出し孔１７ αが設けられている）が用いられている。

第２図によれば、本発明に係る印刷装置は回転プラテン２７を有しておシ、この 回転プラテン２７は、その周囲にスプロケット２２を有している。このスプロケ ット２２はトラクタフィード型の紙を進めるのに用いられる。プラテンの両端２ ３には各々端板２４が連結されておシ、一方の端板２４には駆動ギア２５が設け られ、この駆動ギア２５が歯車手段２１と歯合している。双方の端板２４にはベ アリング面が設けられておシ、これらイアリング面が、印刷装置の内壁から突出 するシャフト２７と係合し、プラテンを回転可能に支持する。印刷装置内にはペ イル組立体２８が設けられており、これがプラテンの周囲に形成された摩擦面３ ６と係合している。

第３図には蓋２が第１の開位置にある印刷装置が示されている。この場合蓋は印 刷済の用紙Ｓの書見台の役目を果たしている。すなわち、蓋２は印刷装置後部６ 付近の上部に位置するヒンジ部材３１によって印刷装置に取り付けられている。

第８図にさらに詳しく示されているように印刷装置は係止部材３２を有しており 、この係止部材３２は選択的に蓋部材２を垂直の第１の開位置に支持するように なっている。さらに詳述すると、係止部材３２は、印刷装置上部の直立する肩部 ３３上において実線と破線で示された間をスライドするようになっている。実線 位置にある時、係止部材は蓋部材２とは係合しない。何故なら、係止部分３４が 蓋部材の端部に形成された凹部３５内に位置しているからである。係止部材が右 に移動し、破線で示された位置に達したときは、係上部分３４が蓋部材２の右端 に形成示すように略直立した状態に保持される。凹部３５及び係止面３６を適宜 の形状にすることにより、蓋部材２の第１の開位置を様々に変化させることがで きる。この場合、゛略垂直に”という言葉（苓蓋が書見に適した位置にあるとい うことを意味している。

蓋部材を適宜の第１の開位置に支持する他の係止手段が第７Ａ図、第７Ｂ図及び 第７Ｃ図に示されている。この実施例においては上壁４のヒンジ部に形成された ヒンジ支持穴４１に係止面４０が形成されている。ヒンジ支持穴４１は、蓋部材 ２が回転できるように、蓋部材２に設けられたヒンジピン４３よシも若干大きく なってい金。図から明らかなように、ヒンジ部／４３にも、また係止部分４４が 形成されている。蓋部材２が回転している際中においては、蓋部材２のヒンジピ ン４３はヒンジ支持穴４工内で、第７Ａ図もしくは第７Ｃ図に示す位置に回転す る。

第７Ａ図が、第３図に示す蓋位置に対応する。第７Ａ図に示すように、係止面４ ０と係止部分４４が係合し、蓋部材が書見台として略垂直位置に保持される。第 ７Ｃ図が第１図に示す蓋位置に対応し、第７Ｂ図が第４図に示す第２の開位置に 対応する。操作方法としては、第１図に示すような閉位置に蓋部材２を進める。

この時ヒンジ部は第７Ｇ図に示す状態にある。蓋部材を持ち上げるにつれて、ヒ ンジピンが第７Ａ図に示−を位ｆｉＫ移動し、ここでは、蓋部材２は、書見台と しての位置にある。

もし望ましければ、第７Ａ図に示すように蓋部材２に上方に向かって力Ｆを加え ることによシ、蓋部材２をさらに回転させることができる。これによって係止面 ４０から係止部が外れ、蓋部材を第４図に示す位置に回転させることができる。

第２の開位置から閉じる場合は部分４４を係止面４０上に移動させ、さらに閉位 置に戻す。この場合、蓋部材は書見位置で係止されることはない。第４図及び第 ６図によれば、印刷装置工０の後部なように底部７の内面には円弧状の表面５１ が立ち上がるように設けられておシ、この円弧状の表面５１が、媒体の先端を導 くようになっている。すなわち、円弧状の表面５Ｉは、入口５０から挿入された 媒体の先端をプラテン２７の前方に向かって上方に導く。弾性部材５２が底部６ に固定されておシ、この弾性部材５２が紙の先端を印刷装置の印刷部へ導く。紙 押え２８が印刷媒体の上部をプラテン２７０表面に保持する。この結果、印刷媒 体はプラテンの回転に伴なって移動し、印刷装置上部から蓋体２上へ、もしくは スロット９全通して出力される。以下、これを詳細に説明する。

再び第４図によれば、蓋部材２は第２の開位置にある。これはトラクターフィー ド型の媒体Ｔに対して有用であシ、印刷済の媒体が、再び入口５０に巻き込まれ るのを防止することができる。したがって、この第２の開位置においては、蓋部 材２は、印刷装置の出口から出力された媒体が入口５０に巻き込まれないように 印刷装置から後方に伸びている。入口５０に巻き込まれないようにするのに加え て、蓋部材が後方に伸びることによって、出力された媒体が入力される媒体と実 質的に逆方向に導ひかれる。これによって出力された媒体が巻いて入口に巻き込 まれるということがなくなる。第８図にさらに詳細に示すように蓋部材２は印刷 装置の後端から内側に入った位置にヒンジ止めされておシ、これによって、後部 ６の上面３Ｂが蓋部材２を略水平方向に支持する。

第５図は連続媒体Ｃ（例えばファンフォールドもしくはロール）に適した操作モ ードヲ示している。第５図に示すように、スロット９はこの様な媒体よシも若干 広くなっている。操作においては、まず蓋が第１の開位置に持ち上げられ、連続 印刷媒体の先端が入口５０に供給される。紙押え２８が持ち上げられ、そして媒 体の先端がスロッ）９に通される。次いで紙押えが第６図に示す係合状態に移動 され、蓋部材２が第５図に示す閉位置に戻される。印刷際中において、仮りに連 続紙がプラテンと紙押えとの間において滑シ始めたとしてはスロット９の端が媒 体の端と接することによって、例えば第５図においてＰによって示され方向に圧 力が加えられ、ズして印刷されることが防止される。閉位置においては、蓋部材 ２が紙押えと若干の距離を置いて配置されるので、接触点において印刷のズレを 防止する圧力Ｐによって印刷媒体にシワが生じタシ、折れたシすることこの発明 は、種々の異なる様式の印枦」媒体を取シ扱うことができる簡易でボータプルな 印刷装置を提供する。印刷媒体を扱う付属品は全て印刷装置と一体化され、置き 忘れるということがなくなる。

ＦＩＧ、　５ 国際調査報告 −−”””−−１，１１””　ＰＣＴ／ＵＳ　８７１００８１６　２ＡＮＮＥＸ 　Ｔｏ　ＴＨＥ　ＩＮＴＥＲＮＡＴＩＯＮＡＬ　５ＥＡＲＣＨＲＥＰＯＲＴ　０ ＮＩＮＴＥλＮＡ丁ｌ０ＮＡＬ　ＡＰＭＪＣＡＴＩＯＮ　Ｎｏ、　ＰＣＴ／ＵＳ 　８７１００８１６　（ＳＡ　１７１７１）ＤＥ−Ａ−３４２２５０５１９／１ ２／１１５　ＮｏｎｅＵＳ−Ａ−４０２２３６５１０１０Ｓ／７７　Ｎｏｎｅ

Claims (18)

【特許請求の範囲】
1. １．印刷入口部、印刷出口部及び印刷部からなる印刷媒体供給経路を有する印刷 装置において、 （ａ）印刷装置の下部から印刷装置の上部に向けて印刷媒体を進行させる印刷媒 体進行手段と、 （ｂ）前記印刷媒体進行手段及び前記印刷部を覆う閉位置と、前記印刷出口部か ら出力される印刷媒体を略垂直方向に支持する第１の閉位置との間で移動可能な 蓋手段と、を有する印刷装置。
2. ２．請求の範囲第１項に記載された印刷装置において、前記蓋手段が、前記出口 部から出力された印刷媒体が再び巻き込まれないように前記印刷入口部を実質的 に覆う第２の開位置に移動可能なことを特徴とする印刷装置。
3. ３．請求の範囲第１項もしくは第２項に記載された印刷装置において、前記蓋手 段には、該蓋手段が前記閉位置にあるときに印刷出口部の開口を形成し、かつそ の端部が出力されている印刷媒体を前記印刷媒体供給経路に沿うように付勢する スロットが形成されていることを特徴とする印刷装置。
4. ４．請求の範囲第１項もしくは第２項に記載された印刷装置において、前記蓋手 段を前記第１の開位置に選択的に保持する係止手段を有することを特徴とする印 刷装置。
5. ５．請求の範囲第１項もしくは第２項に記載された印刷装置において、前記印刷 媒体進行手段が、両端にトラクターフィード手段が設けられた回転可能なプラテ ンを有することを特徴とする印刷装置。
6. ６．請求の範囲第５項に記載された印刷装置において、前記プラテンが、その両 端の間に設けられた摩擦面と、この摩擦面上に印刷媒体を保持する紙押え手段と を有することを特徴とする印刷装置。
7. ７．請求の範囲第１項もしくは第２項に記載された印刷装置において、前記印刷 入口部は、印刷装置の後端に位置していることを特徴とする印刷装置。
8. ８．請求の範囲第１項もしくは第２項に記載された印刷装置において前記蓋手段 が、印刷装置の後端付近においてヒンジ止めされ、前記印刷媒体供給経路と一致 する経路上で移動可能であることを特徴とする印刷装置。
9. ９．請求の範囲第１項もしくは第２項に記載された印刷装置において、前記印刷 入口部の開口は印刷装置の後部の下端に沿つて形成され、さらに印刷装置が、印 刷媒体を前記印刷入口部から前記印刷媒体進行手段に導く、案内手段を有するこ とを特徴とする印刷手段。
10. １０．請求の範囲第８項に記載された印刷装置において、前記蓋手段は、印刷装 置の後部が、第２の開位置にある前記蓋手段を印刷装置の上面と略平行に支持す るようにヒンジ止めされていることを特徴とする印刷装置。
11. １１．印刷入口部、印刷出口部及び印刷部からなる印刷媒体供給経路を有する印 刷装置において、 （ａ）印刷装置の下部から印刷装置の上部へ向けて印刷媒体を進行させる印刷媒 体進行手段と、 （ｂ）前記印刷媒体進行手段及び前記印刷部を覆う閉位置と、前記印刷出口部か ら出力される印刷媒体が再び巻き込まれないように前記印刷入口部を実質的に覆 う開位置との間で移動可能な蓋手段と を有することを特徴とする印刷装置。
12. １２．請求の範囲第１１項に記載された印刷装置において、前記蓋手段には、該 蓋手段が前記閉位置にあるときに印刷出口部の開口を形成し、かつその端部が出 力されている印刷媒体を前記印刷媒体供給経路に沿うように付勢するスロットが 形成されていることを特徴とする印刷装置。
13. １３．請求の範囲第１１項に記載された印刷装置において、前記印刷媒体進行手 段が、両端にトラクタ・フィード手段が設けられた回転可能なプラテンを有する ことを特徴とする印刷装置。
14. １４．請求の範囲第１３項に記載された印刷装置において、前記プラテンが、そ の両端の間に設けられた摩擦面と、この摩擦面上に印刷媒体を保持する紙押え手 段とを有することを特徴とする印刷装置。
15. １５．請求の範囲第１１項に記載された印刷装置において、前記印刷入口部は印 刷装置の後端に位置していることを特徴とする印刷装置。
16. １６．請求の範囲第１１項に記載された印刷装置において、前記蓋手段が、印刷 装置の後端付近にヒンジ止めされ、前記印刷媒体供給経路と一致する経路上で移 動可能であることを特徴とする印刷装置。
17. １７．請求の範囲第１１項に記載された印刷装置において、前記印刷入口部の開 口は印刷装置の後部の下端に沿って形成され、さらに印刷装置が印刷媒体を前記 印刷入口部から前記印刷媒体進行手段に導く案内手段を有することを特徴とする 印刷手段。
18. １８．請求の範囲第１６項に記載された印刷装置において、前記蓋手段は、印刷 装置の後部が、第２の開位置にある前記蓋手段を印刷装置の上面と略平行に支持 するようにヒンジ止めされていることを特徴とする印刷装置。