JPS63502978A - エンドレスエラストマードライブベルト - Google Patents

エンドレスエラストマードライブベルト

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JPS63502978A
JPS63502978A JP61503305A JP50330586A JPS63502978A JP S63502978 A JPS63502978 A JP S63502978A JP 61503305 A JP61503305 A JP 61503305A JP 50330586 A JP50330586 A JP 50330586A JP S63502978 A JPS63502978 A JP S63502978A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 エン゛レス エース マー ドライブベル〔技術分野〕 本発明は一対のホイール構造の回りで作動するためのエンドレスドライブベルト に関し、さらに詳細には、内部強化を改善された車両のためにベルトの一側への ずれを最小化しつつ所望のこわさを備えたエラストマードライブベルトに関する 。
〔背景技術〕
車両のための従来のマルチジヨイントの金属の軌道チェーンの不都合を避けるた めに、多くの発展的努力が、推進及び支持のために長手方向に間隔をあけて配置 された一対のホイールの回りに掛ける連続的なエラストマ、又はゴムのベルトを 使用することに向けられている。また、以前からホイールとベルトとの間の確動 的なドライブが好まれており、これは、ベルトを摩擦のみによって駆動するため には、実質的な傾斜接触領域、或いはドライブホイールを包み込むこと、並びに ベルトをかなり高程度に相対的に一定の張力にすることが必要だからである。不 運なことに、従来の確動的なドライブの応力を好ましくないほどに高めて寿命を かなり制限させるようなものであった。
特には、ベルトには通常、複数の穴や、ロッドや、金属エレメント等がドライブ ホイールの突出するラグと確動的に連結するために必要とされる。他方、−次的 に摩擦で駆動されるベルトが高く望まれる。何となれば、所望の張力を伝えるた め、及びベルトに所望の程度のこわさ及び構造の一体性を提供するために、使用 される補強プライ層の中断があったとしてもわずかなものでよいからである。
高速及び高負荷の農業、土木、及び軍事上の応用において、そのようなベルトの 要求が特に大きくなっている。各ベルトはドライビングホイールと摩擦により駆 動されるベルトとの間で実質的なスリップを生じないように比較的に大きな張力 を伝えなければならないものであるが、同時に起伏のある土地との追従性を維持 せしめるために周方向の可撓性をもつものでなければならない。横倒方向に対し ては、障害物に出会ったときに変形や蛇行を最小にするのに十分の長手方向(縦 方向)のこわさをもち、且つホイールによく適合しなければならない、最後に、 その横断面の横方向に対しては、曲げに抵抗するものでなければならない。
1970年3月3日にニー・ディー・ハルマンに発行された米国特許第3,49 8.684号は、これらの幾つかの問題点を認識して克服する努力をしたトラク ションベルトを示している。その開示は長手方向に向き且つ相対的に伸びのな% zテキスタイルコード又はストランド状スチールワイヤの形体の間隔をあけたテ ンションメンバと、テンションメンバの両側で横方向に向いたストランド状スチ ールワイヤの補強メンバとを有するベルトを教示している。しかしながら、ベル トの連続性はスプロケットの歯を受ける貫通穴で望ましくないほどに中断され、 そしてベルトは斜め荷重に抵抗するようには構成され古いベルトが1949年7 月19日にニー・ビー・スフロームに発行された米国特許第2.476.828 号に示されており、これは望ましくは中断をもたず、且つ周方向、縦方向、及び 横方向のこわさ特性を得るために3つの強化層をもつものである。
詳しくは、これは、概ね周方向に延びる外方の第一のプライ部分と、これに隣接 する中間の予め選択された傾斜角度の平行なワイヤケーブルをもつ第2のプライ 部分と、内方の第3プライ部分とを含み、この第3プライ部分がベルトの縦平面 に対して予め選択され、第2プライ部分のワイヤケーブルと反対に同じ角度の、 傾斜角度の平行なワイヤケーブルをもつものである。ベルトのエラストマー材料 を強化し且つ種々の角度で横方向に向けられた力によって変形に抵抗する重ねら れた第2及び第3のバイアスプライ部分が、米国特許第2.476.828号の 実質的な特徴であった。
不運なことに、周方向の延びるプライ部分及び類似構造の逆にバイアスされたプ ライ部分を有するベルトが高い張力荷重下で、ホイール構造の回りの曲げモード の中の高速度で作動されるときに、角度をっけたプライ部分はベルトを一方側へ ずらす原因となった。言い換えれば、ベルトは使用時に横方向へ動く、或いは周 上の中間平面からドリフトする傾向があり、これがベルトガイドに望ましくない 摩擦を生じさせ、熱を発生させてベルトの寿命を低下させる。
空気タイヤはこれまで1又はそれ以上のカーカスプライ部分の外側にバイアスブ レーカプライ部分を釡み、種々の幅と種々の角度態様の平行なケーブルやワイヤ を有していた。不運なことに、タイヤがフットプリント領域で変形すると、バイ アスコードの結果として横方向成分を有する応力が発生する。1965年3月3 0日にニー・セグナーに発行された米国特許第3.175.598号は下にある ブレーカ部分よりも幅の狭いブレーカ部分を有するタイヤを開示しており、その 修正点は、外方のブレーカ部分のワイヤの傾斜角度が30度よりも小さく、且つ 下にあるブレーカ部分のワイヤの傾斜角度よりも小さくしたものである。196 7年12月12日にジエイ・マソウバに発行された米国特許第3.357.47 0号は少なくとも2つの隣接するプライ部分にケーブルを有するタイヤクラウン 強化の使用を教示しており、2つの隣接するプライ部分は特定の数学式によって 角度的に関連し、発展する応力がプライのコードに直角に向くようなものとなり 、剪断応力を消滅させるようにしたものである。しかしながら、これらの空気タ イヤの変形の問題を解くために使用される数学的方法を車両用のエンドレスベル トに応用すると、理論的な結果が不満なものであった。
特に、ドライブベルトは存在するベルトよりも少なくともより多く横にドリフト する傾向を示すと信じられ、多くの場合にドリフトはさらに悪くなる。空気タイ ヤプライ部分を設計するためのアプローチを車両用のエンドレスベルトに単に直 接に応用することができないのは明らかである。一方、単独で回転する空気タイ ヤは従来の馬てい形断面を有し、その多くが係止されたカーカスプライの中にあ る弾性的なコードの比較的に変形性の構造によって弾性的に柔らかい乗り心地を 提供しなければならない。他方、車両用のエンドレスベルトは好ましくは矩形断 面を有し、作業時には比較的に高い張力荷重と横方向の横荷重を受ける。そのよ うなドライブベルトはさらに2つ又はそれ以上のホイール構造の間を延び、地面 の踏み固めを最小にし且つ連結棒の牽引特性を提供するために通常ホイール構造 の幅よりも幅が広くなっている。
従って、所望の周方向、長手方向、横方向及び斜め方向の強度特性を提供し且つ 同時に使用時に2又はそれ以上のホイール構造回りでの曲げの間に横にずれる傾 向を最小にするように構造及び構成されたブレーカ層及び/又はプライ部分の形 体の内部強化を採用して、経済的で、信頼性があり、構造が簡単なエンドレスエ ラストマー、又はゴムのドライブベルトが必要になっているのである。好ましく は、このようにして提供されるドライブベルトは最小数の中断されないプライ部 分とその周囲の比較的に一様な断面形状とをもつべきである。
本発明は上記した問題点の1つ又は多(を克服しようとするものである。
〔発明の開示〕
本発明の一つの見方によれば、エンドレスエラストマードライブベルトは内面と 縦方向に通る第1の平面とを有するエンドレスのベルト本体を有し、そして、構 造強化の3つのプライ部分を有している。第1のプライ部分は引っ張り荷重を支 えるために第1の平面に対して実質的に平行に向いた少なくとも1つのケーブル を含む第1のケーブル手段を有し、第1のケーブル手段は第1のケーブル手段と 実質的に連なって内面と平行な第2の平面を規定する。第2のプライ部分は第1 の平面に対して正のバイアス角度で配置され且つ使用時に第1の剪断応力と第1 のひずみレベルを規定する第2のケーブル手段を有し、そして、第3のプライ部 分は第1の平面に対して負のバイアス角度で配置され且つ使用時に第2の剪断応 力と第2のひずみレベルを規定する第3のケーブル手段を有する。好便なことは 、第2及び第3のプライ部分が、第1及び第2のひずみレベルを第1及び第2の ケーブル手段の前記第2の平面からの距離に凡そ比例して配分することによって 、曲げの間にドライブベルトの引っ張り荷重から生じる第1及び第2の剪断応力 を実質的に中立化させるように、異なって構成される。
本発明の一つの見方によれば、エンドレスエラストマードライブベルトは内面を 形成し且つ周上の中間平面を有する゛エンドレスのベルト本体を有し、そして、 構造強化の3つのプライ部分を有している。第1のプライ部分は内面の外側にあ って、引っ張り荷重を支えるために周上の中間中面に対して実質的に平行に周方 向に向いた少なくとも1つの第1のケーブルを含む第1のケーブル手段を有し、 第2のプライ部分は第1のプライ部分の外側にあって、周上の中間平面に対して 予め選択された角度Aで配置された複数の第2のケーブルを含む第2のケーブル 手段を有し、そして、第3のプライ部分は第2のプライ部分の外側にあって、周 上の中間平面に対して前記角度Aよりも大きく且つ反対の符号で予め選択された 角度Bで配置された複数の第3のケーブルを含む第3のケーブル手段を有し、使 用時にドライブベルトの引っ張り荷重から生じる剪断応力を実質的に中立化させ 且つドライブベルトの横方向のずれを最小にするようになっている。
〔図面の簡単な説明〕
第1図は本発明のエンドレスエラストマードライブベルトを採用した作業車の概 略側面図、 第2図は第1図の線■−Hに沿ってとったドライブベルト部分の平面図で、ベル トの上方中央部分を破断してホイール構造、ローラサポートメカニズム及びベル トアラインメントメンバの外方構造をよりよく示すようにした図、第3図はホイ ール構造の概略拡大側面図で、第1図及び第2図のドライブベルトを断面図で示 してホイール構造との関係を示し、 第4図は第1図から第3図のドライブベルトの傾斜図であって、構造の詳細を示 すためにプライが層毎に破断された図、第5図は第1図から第4図のドライブベ ルトの拡大部分横断面図であって、ドライブベルトのプライ部分と外面との間の 寸法関係を示す図、 第6図はホイール構造を部分的に包囲する保合状態にある第1図から第5図のド ライブベルトの断片的な側面図で、ドライブベルトの外方に投影された関連する 理論的ひずみのダイヤグラムと関連して構造の詳細を示すために厚さがスケール を歪めて示され、 第7図は対向する関係で配置され且つ本発明のドライブベルトに従って構成され る2つの角度付きプライ部分の略図で、仮想線で示される変形形状が剪断応力を 合算したときに実質的にOになることを説明する図、 第8図は第5図と同様の図で本発明の第2の変化実施例を示す図、 第9図は第1の変化実施例のドライブベルトの重ね合わせたブレーカ部分の断片 的説明図である。
〔実施例の説明〕
第1図は農業や土木作業に使用される例としての作業車10を示し、これは長手 軸線14をもったシャシ即ちメーンフレーム12を有する。推進装置16は第2 図に代表的に示されており、概ねメーンフレーム12の下方で、横倒に両側にあ る。各側の推進装置16はフロントアイドラホイール構造18と、リヤドライブ ホイール構造20と、複数個のローラ23を有するローラサポートメカニズム2 2と、本発明によって構成され、両ホイール樽造及びローラサポートメカニズム に掛けられたエンドレスエラストマードライブベルト24とを含む。ドライブベ ルト24のエンドレスの特徴は、ベルトがその周囲の回りで連続的であり、そし て望ましくは連結ジヨイントをもたないことである。
リヤドライブホイール構造20は動力を摩擦的にドライブベルト24に伝達する ものであり、固定の軸線25と、比較的剛性で半径方向外方に向いた実質的に円 筒形状の周面26とを有し、この円筒の周面26は第2図に示されるように周方 向のガイド溝28によって2つに分けられている。複数の周方向に間隔を開けて 配置され且つ横方向に延びる溝30が、ドライブホイール構造に設けられ、これ は対応する複数の隆起状突起32を形成し、この隆起状突起32は比較的に鋭角 的で実質的にまっすぐなリーディングエツジ及びトレーリングエツジ34を形成 している。ドライブホイール構造とドライブベルトとの間に泥等が進入したよう なときには、その泥等がインターフェース部から溝の中に絞り出され、そして横 方向外方に排出されることができる。さらに、ドライブホイール構造はリーディ ングエツジと重なった壁とがそのような物質をドライブベルトから溝へ払拭せし めるほどに十分にドライブベルトに対して制限的に回転することができ、そのよ うな物質が溝から横方向外方に押し出される。
フロントアイドラホイール構造18は可動の軸線35と、第2図に部分的にのみ 示されているサポート及びローディング手段37とを有し、このローディング手 段37はフロントアイドラホイール構造18を長手方向前方に、即ち図面で見て 右側に連続的に押してドライブベルト24に比較的に高く且つ一定の張力レベル を維持し且つアイドラホイール構造とドライブベルトとの間に相当な大きさの障 害物が入ったり、又はドライブベルトの前方が障害物に接触したりしたときにエ ネルギーを吸収するために制御下で退却、即ち後方に動(ことができるようにな っている。フロントアイドラホイール構造18も比較的剛性のもので半径方向外 方に向いた実質的に円筒形状の周面36を有し、これも周方向のガイド溝38に よって2つに分けられているが、この実施例においては後方における溝30に相 当するものをもっていない。周方向のフロント及びリヤガイド溝38 、28は 周方向の断面形状において類似しており、そして、この断面形状はフロントアイ ドラホイール構造を側面図で示した第3図を参照することによって留意されるべ きである。ガイド溝の各々はそれぞれにホイール構造によって形成された横方向 内方及び外方位置決め表面40 、42によって境界をつけられる。これらの表 面は、周上の中間平面、或いは縦方向に垂直に向いた第1の平面44に対して対 称に配置され、各々が半径方向外方の回転表面46と半径方向内方の回転表面4 8とを有し、これらは断面で見た外面36に接する面に対してそれぞれ約90度 及び106度の傾斜角度をもっている。
次に第3図、第4図及び第5図によ(示されるドライブベルト24の構造に移る と、留意すべきはこれは閉ループに形成されたエンドレスバンドタイプのベルト 本体49を含むことであり、これは比較的に平坦な内面50と、比較的に平坦な 外面52と、内外両側面54 、56とをそれぞれ有して概ね一様な矩形断面形 状を形成し、これは好ましくは周上の中間平面44によって部分される。内面5 0及び外面52は好ましくはこの周上の中間平面44に対して直角で、ホイール 構造18゜200間で長手方向に延びるときには比較的に平坦であり、ホイール 構造の回りを周回するときには半円形である。複数の地面係合滑り止めクリート 、又はグラウサ−58がベルト本体49の外面から外方に延び、これは好ましく はベルト本体49のエラストマー材料で一体的に形成されて、地面に食い込んで 作業車10の牽引能力を高めるようになっている。。クリートのエラストマー、 又はゴム状材料の特性は図示の作業車をして改善された道路面を損傷させること なしに走行することを許容する。クリート58はほぼまっすぐで周上の中間平面 44に対して予め設定された角度だけ傾斜し、改善された牽引をするとともに泥 等をドライブベルトから横方向に押し出すようになっている。しかしながら、理 解されるべきは、クリートはほとんどあらゆる形状とすることができることであ る。
第2図及び第3図を参照すると、複数の横方向アラインメントメンバ又はガイド 、ブロック62が、内面50から内向きに延び、好ましくはリヤ及びフロントホ イール構造20 、18のホイールのガイド溝28 、38とそれぞれ符合する ようにベルト本体49のエラストマー材料で一体的に形成される。これらのガイ ドブロックは周方向に比較的に限定された距離、例えば5cm(2インチ)だけ 分離して設けられ、各ガイドブロックは対称的な両側の位置決め面64と先端面 66とを有する。
各位置決め面64はベース部分68と連続的な半径方向内方部分70とを有し、 比較的に平坦な内面50に対して例えば約94度と110度の傾斜角度をなして いる。
第4図によく示されるように、ドライブベルト24は内面50から外面52に向 かって連続的な関係で゛それぞれ配置された第1、第2、第3、第4のブライ部 分、又は層別強化部分72 、74 、76 、78を有する。このドライブベ ルトは好ましくは複数の個別に形成されたキュア処理前のエラストマー又はゴム 材料の層と強化材料を含むキュア処理前のエラストマー又はゴム材料の層とを大 きな円筒ドラム(図示せず)に堆積させることによって作られる。この実施例に おいては、作業車におけるベルトの所望の保護を提供するために、第1のブライ 部分72は第5図に73 、75 、77によって示されるような3層のそのよ うな非強化層によって内面50から転置されている。第5図に示されるように、 ドライブベルトは加熱された水又はハイドロフレバス等の圧力容器内の蒸気によ って材料のキユアリングをする前には13層からなり、種々の層を表す仮想線に よって略図的に示されている。
第1のブライ部分72は内面50の外側で周上の中間平面44に対してほぼ平行 に向いた周方向の第1のケーブル手段80を含む。そのようなケーブル手段は少 なくとも1つの比較的に伸びない強化鋼ケーブル82を含み、これは第4図及び 第5図に示されるように内外両側面54 、56から距離を開けた第1のラテラ ルエツジ84から第2のラテラルエッジ86ヘベルト本体49内で縦方向にスパ イラル状に包まれている。
このケーブル手段はドライブベルト24の実質的に全ての引っ張り作用荷重を担 持するように構成され、従って、このケーブルは豊かな断面をもってこの層が残 りの層よりも厚くなっている。例えば、そのような−ケーブル82は従来的に巻 かれたマルチストランドの鋼ワイヤ構造のものであり、直径が約4.42mm( 0,174インチ)、密度がセンチメートル当たり1.85本(インチ当たり4 .7本)である。そのようなケーブルは実際には直径約0.30ミリメートル( 0,012インチ)の細いゲージ鋼フィラメントを7本撚ったものを7束にして 作られたものである。第5図に仮想線によって示される第2の平面87は、断面 でベルト本体49の内面50及び外面52と平行で、第1の平面44に直角であ り、そして第1のケーブル手段80と実質的に連なるものであってこれによって 形成されたものである。この連なるという用語は、第2の平面87が説明したよ うに引っ張りに抗するケーブル手段80を通り、或いは比較的にそれに近接して いることを意味するものである。
第2のブライ部分74は、好ましくは第1のブライ部分72の近く、又はその直 ぐ外側にある。第2のブライ部分74は第2のケーブル手段88を含み、これは 第1のブライ部分72のラテラルエツジ84 、86よりもさらに内外両側面5 4゜56から距離を開けたラテラルエツジ92 、94の間でバイアスに延びる 複数の平行な鋼ブレーカケーブル90として形成されている。ブレーカケーブル 90の各々も従来的に巻かれたマブレー力ケーブルは、直径が約1.19m ( 0,04フインチ)、密度がセンナメートル当たり2.76本(インチ当たり7 .0本)である。ブレーカケーブルは実際には上記した細いゲージ鋼フィラメン トを6本撚りにして作られる。この実施例においては、第4図にAとして特定さ れているブレーカケーブルのバイアス角度は、周上の中間平面44から+45度 である。この角度は正の符号で特定されているが、これは任意の慣習によるもの である。
第3のブライ部分76は第2のブライ部分74に直ぐ隣接してその外側にあり、 且つ第3のケーブル手段96を含み、これは第2のブライ部分74のラテラルエ ツジよりもさらに内外両側面54 、56から距離を開けたラテラルエツジ10 0 、102の間でバイアスに延びる複数の平行な綱ブレーカケーブル98とし て形成されている。ブレーカケーブル98の各々は好ましくはブレーカケーブル 90の各々と等しいが、第4図にBによって特定されているバイアス角度が周上 の中間平面44に対して一60度であり、図面から分かるようにバイアス角度A とは反対方向である。
最後に第4のブライ部分78は第4のケーブル手段104を含み、これは第3の ブライ部分76のラテラルエツジ100゜102よりもさらに内外両側面54  、56から距離を開けたラテラルエツジ108 、110の間で横方向に延びる 複数の平行な飼ブレーカケーブル106として形成されている。ブレーカケーブ ル106の各々は好ましくはブレーカケーブル9直98の各々と等しい構造であ り、略図的に示されているように周上の中間平面44に対して90度で配置され ている。第4のブライ部分78は第5図に示されるようにエラストマー材料のみ の数層によって第3のブライ部分76から間を開けて配置されることができ、同 様に数層によって外面52から間を開けて配置されることができる。この第4の ブライ部分78は特にドライブベルト24の断面における横方向の曲げに抵抗す る作用をするものである。
第3図に代表的に示されるように、第1プライ部分72のラテラルエツジ84  、86は好ましくはホイール構造18の周面36の外エツジよりも横方向外側に はみだして位置し、ドライブベルト24の外エツジにかかる厳しい負荷及びベル ト本体49のクランク進行によく抵抗するようになっている。積み重ねられたブ ライ部分72 、74 、76 、78は、ブライ部分が外面52に近づくにつ れてドライブベルトの内外両側面54 、56から段階的に後退して応力が上昇 するのを防止し、さもなくばケーブルのラテラルエ・7ジ又は端部の整列から応 力が上昇する。
ドライブベルト24の1つは、全幅Wが約40.5CI11 (16インチ)、 全高Hが約3.75cm (1,48インチ)であり、ベルト幅の横1センチメ ートル当たり23.300ニユートンの引っ張り荷重を支えることができる。従 って、本発明のブライ部分72゜74 、76を利用することによって、ベルト 幅の横1センチメートル当たり10.000から40.000ニユートンの範囲 の引っ張り荷重を支持する能力を期待することができる。しかしながら、好まし い範囲はベルト幅の横1センチメートル当たす20,000から32,000ニ ユートンである。
〔第1の変化実施例〕 第3図から第5図に示されるドライブベルト24の実施例はバイアスプライ部分 74 、76に対して等しくないケーブル角度とケーブル90 、98に対して 同じ密度レベルとをもっていたが、これらのブライ部分がバイアスブレーカケー ブルの角度が同じで密度レベルが等しくないように変形されることが考えられる 。第9図においては、第1の変化実施例のドライブベルト24′が第3図から第 5図と実質的に同様の第2プライ部分74を有し、約+45度のバイアス角度で 傾斜したケーブル90を含む第2のケーブル手段90をもっている。しかしなが ら、第3のブライ部分76′は第3のケーブル手段96′をもち、これは約−4 5度の同じバイアス角度で配置されたケーブル98を含んでいる。これらのブレ ーカ層の間の差は、センチメートル当たりのケーブル98の数がセンナメートル 当たりのケーブル9.0の数よりも小さいことだけであり、その理由は後で説明 される。ドライブベルトのその他の部分は第3図から第5図のものと同様である 。
〔第2の変化実施例〕 ドライブベルト24の幅Wは作業車10のより大きな浮揚のためにさらに増大さ れることができる。しかしながら、そのような場合には、例えばケーブル90  、98 、106の大きさ又は密度を増大することによってドライブベルトの横 方向のこわさを増大させることが必要かもしれない。他の場合には、例えば作業 車が木材の切り出しに使用されるときには、第8図に示されるように、足場条件 が、第4のブライ部分78と同様の第5のブライ部分112をドライブベルトの 第1のブライ部分72と内面50との間に付加してドライブベルトの横方向のこ わさ及びその寿命を大きく増大させることを必要とするかもしれない。そのよう な変化実施例のドライブベルト24″においては、同じ参照記号が第5図の実施 例の同様の部材に対応して使用されている。留意すべきは、第8図においては、 第4ブライ部分78の90度のケーブル106が第5図のものよりも横方向外側 に延びていることである。さらに、付加された第5ブライ部分112がこれも周 上の中間平面に対して90度の角度で配置された複数のケーブル114をもち、 これは0度のケーブル82及び90度のケーブル106よりも横方向外側に延び ている。
〔産業上の利用分野〕
0度から90度の実質的なバイアス角度範囲の平行なケーブル90 、98を含 むバイアスプライ部分74 、76は、周方向、長手方向、横方向及び斜め方向 のこわさを増大させるためにドライブベルト24に挿入配置されることができる 。これらはフロント及びリヤホイール構造18 、20の回りを曲がりながら通 過する間に実質的に伸びのない第1のブライ部分87と連なる平面87からの各 々の距離に凡そ比例してひずみを受け或いは伸ばされる。これはドライブベルト が典型的に作業車10のグロス重量の約半分である66、 75ON (15, 000ボンド)以上のかなり高い引っ張り力Tを経験するからである。これは第 6図を参照することによって理解される。ホイール構造18 、20の回りで曲 がるときにバイアスプライ部分74 、76の各個の伸びから剪断ひずみが生じ 、第7図の実線と仮想線を比較することによって分かるように、これはインクレ メント部分の矩形部をゆがめて発展したときに実質的に平行四辺形にさせる。留 意すべきは、高い張力及び円筒ホイール表面26゜36はこれらのインクレメン ト部分の捩じれを防止する作用をする。影響は相互に密接した2つのバイアスプ ライ部分を基本的に0度の向きの第1のブライ部分72に直ぐに隣接して配置す ることにより成る程度低下される。それにもかかわらず、ブライ部分74 、7 6が類似の構造で同じ45度の角度で対向するとすると、結果はまだ不満足なも のとなり、ドライブベルトがホイール構造18 、20に対して又はローラサポ ートメカニズム22のローラ23に対して横に動こうとする。さらに詳しくは、 第3図を参照して分かるように、ガイドブロック62の横方向外側面64は作業 車10の一方向の長手運動でフロントアイドラホイール構造18の表面42と接 触することができる。作業車の反対方向の走行においては、横方向内側ガイド位 置決め面64が位置決め綿40と接触することができる。これはドライブベルト の擦りを生じさせ、望ましくない熱を発生させる。
本発明によれば、ブライ部分74 、76のバイアス角度A、Bが好ましくは予 め選択された程度だけ相違していてそのような剪断応力を特にバランスさせ、中 立化させ、または削除せしめるようになっており、或いはケーブル90 、98 の密度が予め選択された程度だけ相違するように調整されて同じバイアス角度A 、Bで剪断応力を中立化させるようになっている。
好ましくは、ケーブルの密度よりも角度が変えられる。
バイアスプライ部分74 、76の各々は異なって与えられたひずみを有し、第 6図の理論的なひずみのダイヤグラムを見れば分かるように、これば−次的には ドライブベルトの第2の又は中立の平面87からの層までの距離の関数であり、 第6図のダイヤグラムにおいては第4のブライ部分78の影響は考慮されていな い。与えられたひずみは二次的には製造当初にキュアされる形体のサポートホイ ール構造を通るときのベルトの直径へのベルト曲率の関数であるが、近似計算の 目的のためにはこれを無視することができる。ラフな計算のためには、実際は立 体的にずれているけれども、中立平面が張力に抵抗する第1のブライ部分72の 中心平面と見做すことができる。幾つかの基礎的な仮定及び比較的に粗い単純化 をすると、バイアスプライ部分の剪断応力のだめの近似式は、S S =−M  ・1/4(Sin 2B+1/2 Sin 4B) ・R−ASTR+PTとな り、ここで、 SSは単層のための剪断応力、MPa (psi)、Mはケーブルの弾性係数、 MPa (psi)、Bはケーブルの周上の中間平面からの符号(+、−)を含 むバイアス角度、度、 Rはベルト幅の単位によって割ったベルト幅単位におけるケーブル数、数/ミリ メートル(数7インチ)、Aはケーブルの面積、平方11m (平方インチ)、 STRは炭層におけるひずみ、m/−m(インチ/インチ)、RTはプライの厚 さ、ミリメートル(インチ)である。
ドライブベルト24の側方剪断力を引き出す層は第2及び第3のプライ部分74  、76だけであり、というのは他の層のケーブル82 、106はそれぞれ0 度及び90度であるから、この式は第2及び第3のブライ部分74 、76の各 々に対して使用されることができる。ss、+ss−=oとすることが望まれて いるので、各層の剪断ひずみは合算されてOに等しくなる。
同じ構造のケーブル90 、98及び単位幅当たり同じ数のケーブルを使用する ことによって、第3のブライ部分76のひずみが第2のブライ部分74の成る特 定の乗数、例えば2倍とする粗い近似をすることによって、そして、第2のブラ イ部分74のケーブル角度Aを適当な+45度と選択することによって、式を解 (と角度Bが一58度となる。これは比較的に一60度に近いので、製造の便利 のために60度が使用される。このプライ角度選択方法は使用時の曲げの間のド ライブベルトの横方向のドリフトを最小にしながら所望のベルトこわさを提供す るものである。
上記剪断応力の式は、第9図の変形実施例における差を数学的に決定するために 使用されることができ、この場合、ブライ部分74 、76 ’の各々に対して 角度A、Bを反対の符号で同じと仮定し、個々のケーブル90 、98の構造を 同じと仮定し、そして、第2のブライ部分74に対するドライブベルト24′の 単位幅当たりのケーブル数を特定の数に選択する。これは第3のブライ部分76 ′に対してより少ないケーブル数を提供する解を与える。−例においては、角度 A、Bとして45度が選択され、そして第2のブライ部分74に対してセンチメ ートル当たり2.76本(7,0本/インチ)のケーブル密度が選択されるとす ると、第3のブライ部分76′に対しては上記式の解によってセンナメートル当 たり1.38本(3,5本/インチ)のケーブル密度が与えられる。
ドライブベルト24は、引っ張り荷重を支えるために1つの実質的に0度のブラ イ部分72と、所望のこわさ特定を提供するために2つのバイアスプライ部分7 4 、76とを必要とするものであるが、3つの連続的に配置されたバイアスプ ライ部分が組み込まれ、層毎の剪断応力が上記近似式によって計算され、そして 剪断応力が加算されてOと等しくされる。使用時に横方向の最小のずれを示した 成るドライブベルト24は、角度+45度でセンチメートル当たり2.76本( 7,0本/インチ)の密度レベルのケーブル90をもつ半径方向内方のブライ部 分74と、角度−45度でセンナメートル当たり5.52本(14,0本/イン チ)の密度レベルのケーブル98をもつ中間のブライ部分76と、図示しないが 半径方向内方のブライ部分74基本的に類似の構造の、角度+45度でセンチメ ートル当たり2.76本(7,0本/インチ)の密度レベルのケーブルをもつ半 径方向外方のブライ部分とを含むものであった。1又は2の実質的に90度のブ ライ部分78及び/又はブライ部分は、複雑さを追加して価格が嵩むようになり 且つ余り多くの強化層が使用されるとドライブベルトの寿命が低下するようにな るので好ましくなくなる。
図面に示されているようにバイアスプライ部分74 、76を引っ張りに抵抗す る第1のブライ部分72の半径方向内方に位置させるのが好ましいと思われるけ れども、それらを半径方向外方に位置させて上述したようにして剪断応力を中立 化させることも考えれらる。さらに、本発明の実施例としては鋼製のケーブルの みが説明されたけれども、本発明の精神から離れることなく、個々のフィラメン トのために比較的にヤング率の高いその他の金属又は非金属材料を使用すること ができると考えられる。
さらに、ホイール構造18 、20が必ずしも中央のガイド溝38゜28をもつ 必要はないと考えられる。特定すると、本発明のドライブベルト24は前述した 中央に位置するガイドメンバ62よりもむしろ両側面54 、56の近くに一体 的に設けたガイドメンバをもつことができる。
従って、理解されるべきは、本発明のドライブベルト24は実質的に0度のケー ブルの形体の内方の引っ張りに抵抗する第1のブライ部分72と、曲がる時及び 比較的に高い引っ張り荷重及び/又は車両の高速度を受けたときにベルトが横方 向にずれる傾向を最小にするために各々の剪断応力を中立化させるように個別に 特に構成された重ね合わせのバイアスプライ部分74 、76とをもつものであ る。これらあバイアスプライ部分74 、76はホイール構造の回りで曲がる間 に第1のブライ部分から概ね遠い側での変形及び上記した粗い数学的近似に適合 しなければならないという事実を使用することによって、ドライブベルトは与え られた作業環境の下で消耗のこわさを捉供するように構成されたバイアスプライ 部分をもつことができる。これは、車両が不整地や、悪い足場条件で作動される ときやステアリングを切るときにドライブベルトの蛇行運動を最小にしながら、 バイアスプライ部分の不均等な伸びの間にオーバーラツプするケーブル90 、 98の予め定められた量のパンタグラフ作用を許容するであろう。ドライブベル トの内面50は円滑で、平坦なエラストマー又はゴム材料のものであり、これも 好ましくはエラストマー又はゴム材料で作られたホイール構造の好ましくは比較 的に剛性の円筒面26 、36と容易に摩擦係合することができる。ドライブベ ルト24は最大の伸びが約2パーセント又は3パーセントよりも小さいという見 地から実質的に伸びのないものと見ることができる。
本発明のその他の特徴、目的及び利点は図面、説明及び添付の請求の範囲を検討 することによって得られることができるであろう。
昭和62年11月Δ日 特許庁長官 小 川 邦 夫 殿 1、特許出願の表示 PCT/US86101244 2、発明の名称 エンドレスエラストマードライブベルト3、特許出願人 住所 アメリカ合衆国、イリノイ61629−6490゜ベオリア、ノースイー ストアダムズストリート100名称 キャタピラ−インコーホレイティド/4、 代理人 住所 〒105東京都港区虎ノ門−丁目8番10号靜光虎ノ門ビル 電話504 −07215、補正書の提出年月日 1987年を月7日 (受理日) 6、添付書類の目録 +11 補正書の翻訳文 1通 諺」こ1皿 1、(補正有り) エンドレスエラストマードライブベルト(24)であって、 内面(50)と縦方向に通る第1の平面(44)とを有するエンドレスのベルト 本体(49)を備え、 該ベルト本体(49)内にあって、引っ張り荷重を支えるために該第1の平面( 44)に対して実質的に平行に向いた少なくとも1つのケーブル(82)を含む 第1のケーブル手段(80)を有する第1のブライ部分(72)を備え、該第1 のケーブル手段(80)は該第1のケーブル手段(80)と実質的に連なって前 記内面(50)と平行な第2の平面(87)を規定し、該ベルト本体(49)内 にあって、該ドライブベルト(24)のこわさを増大させるために前記第1の平 面(44)に対して正のバイアス角度で配置され且つ使用時に第1の剪断応力と 第1のひずみレベルを規定する第2のケーブル手段(88)を有する第2のブラ イ部分(74)を備え、 該ベルト本体(49)内にあって、該ドライブベルト(24)のこわさを増大さ せるために前記第1の平面(44)に対して負のバイアス角度で配置され且つ使 用時に第2の剪断応力と第2のひずみレベルを規定する第3のケーブル手段(9 6)を有する第3のブライ部分(76)を備え、該第2及び第3のブライ部分( 74、76)が、第1及び第2のひずみレベルを第1及び第2のケーブル手段( 88、96)の前記第2の平面(87)からの距離に凡そ比例し“て配分するこ とによって、曲げの間に該ドライブベルト(24)の引っ張り荷重から生じる第 1及び第2の剪断応力を実質的に中立化させるように、異なって構成されること を特徴とするエンドレスエラストマードライブベルト(24) 。
2、前記第2のケーブル手段(88)が前記第1の平面(44)に対して第1の バイアス角度Aで配置された複数の第2のケーブル(90)を含み、前記第3の ケーブル手段(96)が前記第1のバイアス角゛度Aよりも度数において大きい 第2のバイアス角度Bで配置された複数の第3のケーブル(98)を含むことを 特徴とする請求の範囲第1項に記載のエンドレスエラストマードライブベルト< 24)。
3、前記第2のケーブル手段(88)及び前記第3のケーブル手段(96)がバ イアス角度を除いて等しく構成されることを特徴とする請求の範囲第2項に記載 のエンドレスエラストマードライブベルト(24)。
4、前記第1のバイアス角度Aが約+45度であり、前記第2のバイアス角度B が約−60度であることを特徴とする請求の範囲第3項に記載のエンドレスエラ ストマードライブベルト(24)。
5、前記第2のケーブル手段(88)が平行に配置された複数の第2のケーブル (90)を含み、前記第3のケーブル手段(96)が平行に配置された複数の第 3のケーブル(98)を含み、前記第2のケーブル(90)及び前記第3のケー ブル(98)が個別の構造において等しいことを特徴とする請求の範囲第1項に 記載のエンドレスエラストマードライブベルト(24) 。
6、前記第2のケーブル(90)の該タイミングベルト(24)の単位幅当たり のケーブル数が、前記第3のケーブル(98)の単位幅当たりのケーブル数と等 しいことを特徴とする請求の範囲第5項に記載のエンドレスエラストマードライ ブベルト(24)。
7、前記第2のケーブル(90)が前記第1の平面(44)に対して約+45度 で配置され、前記第3のケーブル(98)が約−60度で配置されることを特徴 とする請求の範囲第6項に記載のエンドレスエラストマードライブベルト(24 )。
8、前記第3のケーブル(98)の該タイミングベルト(24)の単位幅当たり のケーブル数が、前記第2のケーブル(90)の単位幅当たりのケーブル数より 少ないことを特徴とする請求の範囲第5項に記載のエンドレスエラストマードラ イブベルト(24)。
9、前記第2及び第3のケーブル(90、98)が前記第1の平面(44)に対 して同じバイアス角度で配置されることを特徴とする請求の範囲第8項に記載の エンドレスエラストマードライブベルト(24)。
10、前記第2のケーブル(90)が前記第1の平面(44)に対して前記第3 のケーブル(98)よりも異なった角度で配置されることを特徴とする請求の範 囲第5項に記載のエンドレスエラストマードライブベルト(24)。
11、前記第2のプライ部分(74)が前記第1のプライ部分(72)の半径方 向外側に位置し、前記第3のプライ部分(76)が前記第2のプライ部分の半径 方向外側に位置することを特徴とする請求の範囲第10項に記載のエンドレスエ ラストマードライブベルト(24)。
12、(補正有り) 前記ベルト本体(49)が前記内面(50)に平行な外面 (52)を有し、複数の周方向に間隔を開けて配置されたガイドメンバ(62) が該内面(50)から内方に延びることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の エンドレスエラストマードライブベルト(24)。
13、(補正有り) 前記ベルト本体(49)が前記外面(52)から外方に延 びる複数のクリート(58)を有することを特徴とする請求の範囲第12項に記 載のエンドレスエラストマードライブベルト(24)。
14、(補正有り) 一対の長手方向に配置された実質的に円筒形のホイール構 造(18、20>を包囲する関係で使用されることを特徴とする請求 ンドレスエラストマードライブベルト(24) 。
15、(補正有り) 該ドライブベルト(24)がベルト横幅のセンチメートル 当たり約io,oooから40,000ニユートンの範囲の張力支持能力を有す ることを特徴とする請求の範囲第1項から第13項のいずれか1項に記載のエン ドレスエラストマードライブベルト(24)。
16、(補正有り》 エンドレスエラストマードライブベルト(24)であって 、 内面(50》を形成し且つ周上の中間平面(44)を有するエンドレスのベルト 本体(49》を備え、 該ベルト本体(49》内の前記内面(50)の外側にあって、引っ張り荷重を支 えるために前記周上の中間平面(44)に対して実質的に平行に周方向に向いた 少なくとも1つの比較的に伸びない第1のケーブル(82)を含む第1のケーブ ル手段(80)を有する第1のプライ部分(72)を備え、該ベルト本体(49 )内の前記第1のプライ部分(72)の外側にあって、該ドライブベルト(24 )のこわさを増大させるために前記周上の中間平面(44)に対して予め選択さ れた角度Aで配置された複数の第2のケーブル(90)を含む第2のケーブル手 段(88》を有する第2のプライ部分(74)を備え、該ベルト本体(49)内 の前記第2のプライ部分(74)の外側にあって、該ドライブベルト(24)の こわさを増大させるために前記周上の中間平面(44)に対して前記角度Aより も大きく且つ反対の符合で予め選択され、使用時に該ドライブベルト(24)の 引っ張り荷重から生じる剪断応力を実質的に中立化させ且つ該ドライブベルト( 24)の横方向のずれを最小にするのに十分な、角度Bで配置された複数の第3 のケーブル(98)を含む第3のケーブル手段(96)を有する第3のプライ部 分(76)を備えたことを特徴とするエンドレスエラストマードライブベルト( 24)。
17、前記複数の第2のケーブル(90)及び前記複数の第3のケーブル(98 )が単位幅当たり同じケーブル数を有し、個別に同じ構造のものであることを特 徴とする請求の範囲第16項に記載のエンドレスエラストマードライブベルト( 24)。
18、(補正有り)前記ベルト本体(49)内で前記第3のプライ部分(76) の外側に位置する第4のプライ部分(78)を備え、90度で配置された複数の 第4のケーブル(106)を含むことを特徴とする請求の範囲第17項に記載の エンドレスエラストマードライブベルト(24) 。
19、(補正有り) 前記プライ部分(72 、 74 、 76 、 78) のケーブル(82 、 90 、 98>の各々が鋼製材料のものであることを 特徴とする請求の範囲第18項に記載のエンドレスエラストマードライブベルト (24)。
20、前記ベルト本体(49)が前記内面(50)と平行な外面(52)と、概 ね矩形断面を形成する両側面(54 、 56)と、外面(52)から外方に一 体に形成された複数のクリート(58)とを有することを特徴とする請求の範囲 第16項に記載のエンドレスエラストマードライブベルト(24)。
21、前記ベルト本体(49)が一体的に形成され且つ周方向に間隔を開けて配 置され、内面(50)から内方に延びる複数のガイドメンバ(62)を含むこと を特徴とする請求の範囲第20項に記載のエンドレスエラストマードライブベル ト(24)。
22、該ドライブベルト(24)がベルト横幅のセンナメートル当たり約20, 000から32,000ニユートンの好ましい範囲の張力支持能力を有すること を特徴とする請求の範囲第16項に記載のエンドレスエラストマードライブベル ト(24) 。
23、(補正有り) エンドレスエラストマードライブベルト(24)であって 、 周上の中間平面(44》を有する閉ループ構造のエンドレスのベルト本体(49 )を備え、 該ベルト本体(49)内で前記周上の中間平面(44)に対して実質的に平行な 関係で配置された少なくとも1つの比較的に伸びない第1のケーブル(82)を 含み且つ該ドライブベルト(24)の実質的に全ての引っ張り作動荷重を担持す る第1のプライ部分(72)を備え、 該ベルト本体(49)内の前記第1のブライ部分(72)の外側で前記周上の中 間平面(44)に対して正のバイアス角度で配置された複数の平行なケーブル( 90)を含む第2のブライ部分(74)を備え、 該ベルト本体(49)内の前記第2のブライ部分(74)の外側で前記周上の中 間平面(44)に対して負のバイアス角度で配置された複数の平行なケーブル( 98)を含む第3のブライ部分(76)を備え、該角度の大きさが曲げの間に該 ドライブベルト(24)の引っ張り荷重から生じる剪断応力を実質的に中立化さ せるために前記第2のブライ部分(74)の角度よりも大きいことを特徴とする エンドレスエラストマードライブベルト(24)。
24、(補正有り)一対の長手方向に配置された実質的に円筒形のホイール構造 (18、20)を有する車両(10)に使用されるエンドレスエラストマードラ イブベルト(24)であって、前記ホイール構造(18、20>の回りに掛けら れ、且つ内面(50)と、外面(52)と、概ね連続的な矩形断面を形成する両 側面(54、56)と、周上の中間の第1の平面(44)とを有するエンドレス のベルト本体(49)を備え、 該ベルト本体(49)内にあって、引っ張り荷重を支えるために該第1の平面( 44)に対して実質的に平行に向いた少なくとも1つの比較的に伸びない鋼製の ケーブル(82)を含む第1のケーブル手段(80)を有する第1のブライ部分 (72)を備え、該第1のケーブル手段(80)は該第1のケーブル手段(80 )と実質的に連なって前記内面(50)と平行な第2の平面(87)を規定し、 該ベルト本体(49)内にあって、該ドライブベルト(24)のこわさを増大さ せるために前記第1の平面(44)に対して正のバイアス角度で配置された複数 の第2の鋼製のケーブル(90)を含み且つ使用時に第1の剪断応力と第1のひ ずみレベルを規定する第2の鋼製のケーブル手段(88)を有する第2のブライ 部分(74)を備え、 該ベルト本体(49)内にあって、該ドライブベルト(24)のこわさを増大さ せるために前記第1の平面(44)に対して負のバイアス角度で配置された複数 の第3の鋼製のケーブル(98)を含み且つ使用時に第2の剪断応力と第2のひ ずみレベルを規定する第3のケーブル手段(96)を有する第3のブライ部分( 76)を備え、該第2及び第3のブライ部分(74、76)が、第1及び第2の ひずみレベルを第1及び第2のケーブル手段(88゜96)の前記第2の平面( 87)からの距離に凡そ比例して配分することによって、曲げの間に該ドライブ ベルト(24)の引っ張り荷重から生じる第1及び第2の剪断応力を実質的に中 立化させるように、異なって構成されることを特徴とするエンドレスエラストマ ードライブベルト(24)。
25、前記ホイール構造(18、20)が個別に環状のガイド溝(38、28) によって2つの部分に分けられ、前記ベルト本体(49)が該ガイド溝(38、 28)と案内のために協働するために周方向に間隔を開けて配置され、内方に延 びる複数のガイドメンバ(62)を有することを特徴とする請求の範囲第24項 に記載のエンドレスエラストマードライブベルト(24)。
26、前記ベルト本体(49)が半径方向外方に延びる複数のクリ−) (58 )を有することを特徴とする請求の範囲第25項に記載のエンドレスエラストマ ードライブベルト(24)。
27、(新)エンドレスエラストマードライブベルト(24)であって、 内面(50)と縦方向に通る第1の平面(44)とを有するエンドレスのベルト 本体(49)を備え、 該ベルト本体(49)内にあって、引っ張り荷重を支えるために該第1の平面( 44)に対して実質的に平行に向いた少なくとも1つのケーブル(82)を含む 第1のケーブル手段(80)を有する第1のブライ部分(72)を備え、該第1 のケーブル手段(80)は該第1のケーブル手段(80)と実質的に連なって前 記内面(50)と平行な第2の平面(87)を規定し、該ベルト本体(49)内 で該第1のブライ部分(72)の外側に位置し、該ドライブベルト(24)のこ わさを増大させるために複数の平行なケーブル(88、96)を含む個別に他の ケーブル手段(88、96)を有する少なくとも2つのブライ部分(74、76 )を備え、該他のケーブル手段(88、96)の各々が前記第1の平面(44) に対してバイアスした角度関係で配置され、該他のケーブル手段(88、96) の少なくとも1つが残りの他のケーブル手段(88、96)のよりも反対の角度 であり、前記少なくとも2つのバイアスプライ部分(74、76>が、バイアス プライ部分(74゜段(88、96)の前記第2の平面(87)からの距離に凡 そ比例して配分することによって、曲げの間に該ドライブベルト(24)の引っ 張り荷重から生じる個別の剪断応力を合算して実質的に0になるように構造及び 構成され、よって該ドライブベルト(24)の横側のずれを最小にするようにし たことを特徴とするエンドレスエラストマードライブベルト(24)。
28、(新)゛鎖ベルト本体(49)内に、前記第1の平面(44)に対して約 90度で配置される複数の平行なケーブル(106/114)を有するもう1つ のブライ部分(78/112)を含むことを特徴とする請求の範囲第27項に記 載のエンドレスエラストマードライブベルト(24)。
29、(新) 各側に推進装置(16)を取りつけ、該推進装置(16)が個別 にフロントアイドラホイール構造(18)と、リヤドライバホイール構造(ZO )と、請求の範囲第27項に従って構成された地面係合ドライブベルト(24) とを含むことを特徴とする作業車(10)。
30、(新) ドライブベルト(24)に予め選択された張力レベルを維持させ るためにフロントアイドラホイール構造(18)を前方に連続的に押すためのロ ーディング装置(37)を含むことを特徴とする請求の範囲第29項に記載の作 業車(10)。
国際調査報告 一一−^#kvIm m、 PCT1υS 86101244ANNEX To  rKE rNTERNATIONAL 5EARCHREPORT ON

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.エンドレスエラストマードライブベルト(24)であって、内面(50)と 縦方向に通る第1の平面(44)とを有するエンドレスのベルト本体(49)を 備え、該ベルト本体(49)内にあって、引っ張り荷重を支えるために該第1の 平面(44)に対して実質的に平行に向いた少なくとも1つのケーブル(82) を含む第1のケーブル手段(80)を有する第1のプライ部分(72)を備え、 該第1のケーブル手段(80)は該第1のケーブル手段(80)と実質的に連な って前記内面(50)と平行な第2の平面(87)を規定し、該ベルト本体(4 9)内にあって、前記第1の平面(44)に対して正のバイアス角度で配置され 且つ使用時に第1の剪断応力と第1のひずみレベルを規定する第2のケーブル手 段(88)を有する第2のプライ部分(74)を備え、該ベルト本体(49)内 にあって、前記第1の平面(44)に対して負のバイアス角度で配置され且つ使 用時に第2の剪断応力と第2のひずみレベルを規定する第3のケーブル手段(9 6)を有する第3のプライ部分(76)を備え、該第2及び第3のプライ部分( 74,76)が、第1及び第2のひずみレベルを第1及び第2のケーブル手段( 88,96)の前記第2の平面(87)からの距離に凡そ比例して配分すること によって、曲げの間に該ドライブベルト(24)の引っ張り荷重から生じる第1 及び第2の剪断応力を実質的に中立化させるように、異なって構成されることを 特徴とするエンドレスエラストマードライブベルト(24)。 2.前記第2のケーブル手段(88)が前記第1の平面(44)に対して第1の バイアス角度Aで配置された複数の第2のケーブル(90)を含み、前記第3の ケーブル手段(96)が前記第1のバイアス角度Aよりも度数において大きい第 2のバイアス角度Bで配置された複数の第3のケーブル(98)を含むことを特 徴とする請求の範囲第1項に記載のエンドレスエラストマードライブベルト(2 4)。 3.前記第2のケーブル手段(88)及び前記第3のケーブル手段(96)がバ イアス角度を除いて等しく構成されることを特徴とする請求の範囲第2項に記載 のエンドレスエラストマードライブベルト(24)。 4.前記第1のバイアス角度Aが約+45度であり、前記第2のバイアス角度B が約−60度であることを特徴とする請求の範囲第3項に記載のエンドレスエラ ストマードライブベルト(24)。 5.前記第2のケーブル手段(88)が平行に配置された複数の第2のケーブル (90)を含み、前記第3のケーブル手段(96)が平行に配置された複数の第 3のケーブル(98)を含み、前記第2のケーブル(90)及び前記第3のケー ブル(98)が個別の構造において等しいことを特徴とする請求の範囲第1項に 記載のエンドレスエラストマードライブベルト(24)。 6.前記第2のケーブル(90)の該タイミングベルト(24)の単位幅当たり のケーブル数が、前記第3のケーブル(98)の単位幅当たりのケーブル数と等 しいことを特徴とする請求の範囲第5項に記載のエンドレスエラストマードライ ブベルト(24)。 7.前記第2のケーブル(90)が前記第1の平面(44)に対して約+45度 で配置され、前記第3のケーブル(98)が約−60度で配置されることを特徴 とする請求の範囲第6項に記載のエンドレスエラストマードライブベルト(24 )。 8.前記第3のケーブル(98)の該タイミングベルト(24)の単位幅当たり のケーブル数が、前記第2のケーブル(90)の単位幅当たりのケーブル数より 少ないことを特徴とする請求の範囲第5項に記載のエンドレスエラストマードラ イブベルト(24)。 9.前記第2及び第3のケーブル(90,98)が前記第1の平面(44)に対 して同じバイアス角度で配置されることを特徴とする請求の範囲第8項に記載の エンドレスエラストマードライブベルト(24)。 10.前記第2のケーブル(90)が前記第1の平面(44)に対して前記第3 のケーブル(98)よりも異なった角度で配置されることを特徴とする請求の範 囲第5項に記載のエンドレスエラストマードライブベルト(24)。 11.前記第2のプライ部分(74)が前記第1のプライ部分(72)の半径方 向外側に位置し、前記第3のプライ部分(76)が前記第2のプライ部分の半径 方向外側に位置することを特徴とする請求の範囲第10項に記載のエンドレスエ ラストマードライブベルト(24)。 12.前記ベルト本体(49)が平行な内面及び外面(50,52)を有し、複 数の周方向に間隔を開けて配置されたガイドメンバ(62)が該内面(50)か ら内方に延びることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のエンドレスエラスト マードライブベルト(24)。 13.前記ベルト本体(49)が外面(52)から外方に延びる複数のクリート (58)を有することを特徴とする請求の範囲第10項に記載のエンドレスエラ ストマードライブベルト(24)。 14.一対の長手方面に配置された実質的に円筒形の車両構造(18,20)を 包囲する関係で使用されることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のエンドレ スエラストマードライブベルト(24)。 15.該ドライブベルト(24)がベルト横幅のセンチメートル当たり約10, 000から40,000ニュートンの範囲の張力支持能力を有することを特徴と する請求の範囲第14項に記載のエンドレスエラストマードライブベルト(24 )。 16.エンドレスエラストマードライブベルト(24)であって、 内面(50)を形成し且つ同上の中間平面(44)を有するベルト本体(49) を備え、 該ベルト本体(49)内の前記内面(50)の外側にあって、引っ張り荷重を支 えるために前記周上の中間平面(44)に対して実質的に平行に周方向に向いた 少なくとも1つの第1のケーブル(82)を含む第1のケーブル手段(80)を 有する第1のプライ部分(72)を備え、 該ベルト本体(49)内の前記第1のプライ部分(72)の外側にあって、前記 周上の中間平面(44)に対して予め選択された角度Aで配置された複数の第2 のケーブル(90)を含む第2のケーブル手段(88)を有する第2のプライ部 分(74)を備え、 該ベルト本体(49)内の前記第2のプライ部分(74)の外側にあって、前記 周上の中間平面(44)に対して前記角度Aよりも大きく且つ反対の符号で予め 選択され、使用時に該ドライブベルト(24)の引っ張り荷重から生じる剪断応 力を実質的に中立化させ且つ該ドライブベルト(24)の横方向のずれを最小に するのに十分な、角度Bで配置された複数の第3のケーブル(98)を含む第3 のケーブル手段(96)を有する第3のプライ部分(76)を備えたことを特徴 とするエンドレスエラストマードライブベルト(24)。 17.前記複数の第2のケーブル(90)及び前記複数の第3のケーブル(98 )が単位幅当たり同じケーブル数を有し、個別に同じ構造のものであることを特 徴とする請求の範囲第16項に記載のエンドレスエラストマードライブベルト( 24)。 18.前記ベルト本体(49)内に第4のプライ部分(78)を備え、該第4の プライ部分(78)が前記周上の中間平面(44)に対して90度で配置された 複数の第4のケーブル(106)を含むことを特徴とする請求の範囲第17項に 記載のエンドレスエラストマードライブベルト(24)。 19.前記第4のプライ部分(78)が前記第3のプライ部分(76)の外側に 配置されることを特徴とする請求の範囲第18項に記載のエンドレスエラストマ ードライブベルト(24)。 20.前記ベルト本体(49)が前記内面(50)と平行な外面(52)と、概 ね矩形断面を形成する両側面(54,56)と、外面(52)から外方に一体に 形成された複数のクリート(58)とを有することを特徴とする請求の範囲第1 6項に記載のエンドレスエラストマードライブベルト(24)。 21.前記ベルト本体(49)が一体的に形成され且つ周方向に間隔を開けて配 置され、内面(50)から内方に延びる複数のガイドメンバ(62)を含むこと を特徴とする請求の範囲第20項に記載のエンドレスエラストマードライブベル ト(24)。 22.該ドライブベルト(24)がベルト横幅のセンチメートル当たり約20, 000から32,000ニュートンの好ましい範囲の張力支持能力を有すること を特徴とする請求の範囲第16項に記載のエンドレスエラストマードライブベル ト(24)。 23.エンドレスエラストマードライブベルト(24)であって、 同上の中間平面(44)を有する閉ループ構造のエンドレスのベルト本体(49 )を備え、 該ベルト本体(49)内で前記同上の中間平面(44)に対して実質的に平行な 関係で配置された少なくとも1つの第1のケーブル(82)を含む第1のプライ 部分(72)を備え、該ベルト本体(49)内の前記第1のプライ部分(72) の外側で前記同上の中間平面(44)に対して正のバイアス角度で配置された複 数の平行なケーブル(90)を含む第2のプライ部分(74)を備え、 該ベルト本体(49)内の前記第2のプライ部分(74)の外側で前記同上の中 間平面(44)に対して負のバイアス角度で配置された複数の平行なケーブル( 98)を含む第3のプライ部分(76)を備え、該角度の大きさが曲げの間に該 ドライブベルト(24)の引っ張り荷重から生じる剪断応力を実質的に中立化さ せるために前記第2のプライ部分(74)の角度よりも大きいことを特徴とする エンドレスエラストマードライブベルト(24)。 24.一対の長手方向に配置された実質的に円筒形のホイール構造(18,20 )を有する車両(10)に使用されるエンドレスエラストマードライブベルト( 24)であって、前記ホイール構造(18,20)の回りに掛けられ、且つ内面 (50)と、外面(52)と、概ね連続的な矩形断面を形成する両側面(54, 56)と、周上の中間の第1の平面(44)とを有するエンドレスのベルト本体 (49)を備え、該ベルト本体(49)内にあって、引っ張り荷重を支えるため に該第1の平面(44)に対して実質的に平行に向いた少なくとも1つのケーブ ル(82)を含む第1のケーブル手段(80)を有する第1のプライ部分(72 )を備え、該第1のケーブル手段(80)は該第1のケーブル手段(80)と実 質的に連なって前記内面(50)と平行な第2の平面(87)を規定し、該ベル ト本体(49)内にあって、前記第1の平面(44)に対して正のバイアス角度 で配置され且つ使用時に第1の剪断応力と第1のひずみレベルを規定する第2の ケーブル手段(88)を有する第2のプライ部分(74)を備え、該ベルト本体 (49)内にあって、前記第1の平面(44)に対して負のバイアス角度で配置 され且つ使用時に第2の剪断応力と第2のひずみレベルを規定する第3のケーブ ル手段(96)を有する第3のプライ部分(76)を備え、該第2及び第3のプ ライ部分(74,76)が、第1及び第2のひずみレベルを第1及び第2のケー ブル手段(88,96)の前記第2の平面(87)からの距離に凡そ比例して配 分することによらて、曲げの間に該ドライブベルト(24)の引っ張り荷重から 生じる第1及び第2の剪断応力を実質的に中立化させるように、異なって構成さ れることを特徴とするエンドレスエラストマードライブベルト(24)。 25.前記ホイール構造(18,20)が個別に環状のガイド溝(38,28) によって2つの部分に分けられ、前記ベルト本体(49)が該ガイド溝(38, 28)と案内のために協働するために局方向に間隔を明けて配置され、内方に延 びる複数のガイドメンバ(62)を有することを特徴とする請求の範囲第24項 に記載のエンドレスエラストマードライブベルト(24)。 26.前記ベルト本体(49)が半径方向外方に延びる複数のクリート(58) を有することを特徴とする請求の範囲第25項に記載のエンドレスエラストマー ドライブベルト(24)。
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