JPS63502556A - ぶどう酒および/またはりんご酒からアルコ−ルの一部または全部を除去する方法、およびこの方法を実施するための装置 - Google Patents

ぶどう酒および/またはりんご酒からアルコ−ルの一部または全部を除去する方法、およびこの方法を実施するための装置

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JPS63502556A
JPS63502556A JP62500039A JP50003987A JPS63502556A JP S63502556 A JPS63502556 A JP S63502556A JP 62500039 A JP62500039 A JP 62500039A JP 50003987 A JP50003987 A JP 50003987A JP S63502556 A JPS63502556 A JP S63502556A
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ジラール,ジャン‐マルク
キュエナ,フィリップ
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フエデラシヨン デ コオペラテイヴ ミグロス
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    • C12HPASTEURISATION, STERILISATION, PRESERVATION, PURIFICATION, CLARIFICATION OR AGEING OF ALCOHOLIC BEVERAGES; METHODS FOR ALTERING THE ALCOHOL CONTENT OF FERMENTED SOLUTIONS OR ALCOHOLIC BEVERAGES
    • C12H3/00Methods for reducing the alcohol content of fermented solutions or alcoholic beverage to obtain low alcohol or non-alcoholic beverages
    • C12H3/04Methods for reducing the alcohol content of fermented solutions or alcoholic beverage to obtain low alcohol or non-alcoholic beverages using semi-permeable membranes

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ぶどう酒および/またはりんご酒からアルコールの一部または全部を除去する方 法、およびこの方法を実施するための装置 本発明は、逆浸透法と呼ばれる技術を用いてぶどう酒またはりんご酒からアルコ ールの一部または全部を除去する方法に関するものである。
本発明はまた、この方法を実施するための装置にも関する。
ぶどう酒、ビール、りんご酒等の様々なアルコール飲料からアルコールを除去す るには色々な方法が用いられている。
その中でも最も古くから行われているのは蒸発による方法である。この方法を用 いる場合には熱処理を施すことになるため、生成物の品質が低下して「焦げた」 味になるとともに香気が処理中に変化してしまう。さらに、従来の方法を実施す るにはいずれも大量のエネルギを必要とする。従って、最終製品の値段が設備の 運転費用に大きく左右されることになる。
ぶどう酒のアルコールを一部除去するための逆浸透法は、手を加えていないぶど う酒を膜を用いて濾過することによりこのぶどう酒から水とアルコールの混合物 である透過物を分離し、この透過物をまったく同じ体積の水で置換するという方 法である。置換用の水は、脱イオン水でもそうでない水でもよい。この逆透過法 については既に多数の試験が行われており、その結果がいくつかの文献に記載さ れている。それを以下に検討する。
ヨーロッパ特許出願公開! 0.162.240号には、逆透過法を用いてアル コール飲料からアルコールを除去する方法とそのための設備が記載されている。
この特許出願に記載の方法によると、逆浸透装置から取出した透過物を真空中で 蒸留してこの透過物からアルコールを除去し、次いでこのアルコール除去済の透 過物を残留物に加えて、もとのアルコール飲料に含まれていた香気を回復させる とともに水の添加量が少なくなるようにする。場合によっては水をまったく加え なくてもよいようにするため、抽出したアルコールの代わりに真空中で蒸留した ぶどう酒を浸透装置の出口で透過物に加えることもある。
透過物から香気を分離するために真空中で蒸留を行うと香気が悪くなる。つまり 、蒸留後に残った物質を上記の残留物に加えても、この残留物にもとのアルコー ル飲料の風味を取り戻すことは決してできない。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第2339206号には、逆浸透の原理を応用し てぶどう酒またはその他のアルコール飲料からアルコールを除去する別の方法が 記載されている。この方法によると、水と抽出したアルコールの混合物を水で置 換し、この処理後に、わずかに醗酵させた果実のジュースを加えて残留物の風味 をもとのアルコール飲料の風味に似せる。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第2323094号には、やはり逆浸透法を用い てビールからアルコールを除去する方法が記載されている。この方法では、先に 説明したヨーロッパ特許出願公開に記載されているのと同様の原理に従って透過 物からアルコールを抽出し、このアルコール除去済の透過物を残留物またはもと のアルコール飲料に添加したものを浸透装置に導入する。
上記の様々な方法を検討してみると、逆浸透法に従ってアルコール飲料からアル コールを除去する場合の基本的な問題点の1つが、処理後に得られるアルコール 飲料の風味および香気が低下している点であることがはっきりとわかる。この問 題点を解決するために現在までにいろいろと努力がなされたが、今のところ満足 のゆく結果は得られていない。透過物からアルコールを除去するのに熱処理を施 すと必ず風味と香気が低下してしまう。もとのアルコール飲料を少量加えても大 きく薄められてしまうために処理された液体全体にこのアルコール飲料の添加の 効果が及ぶことはなく、もとの風味と香気と回復することは決してできない。特 に、最終製品中のアルコール度を0.7°未渦に押さえておきたい場合にはもと の風味と香気の回復が不可能である。
従って、現在知られている方法を用いて得られるアルコール除去飲料、特にアル コールを除去したぶどう酒からは、消費者が高く評価するような風味や香気がも はや失われてしまっている。
本発明は、この欠点を改良して、風味と香気が従来よりもよく残っている製品を 製造することができるようにしてぶどう酒および/またはりんご酒からアルコー ルを一部または全部除去する方法を提供することを目的とする。
この目的を達成するための本発明の方法は、アルコールを除去すべき液体を非酸 化性雰囲気にしたアルコール除去回路内に貯えて処理し、この液体を逆浸透装置 内を通過させ、透過物を分離することにより失われた体積を完全に塩素を除去し た脱イオン水を注入して常に補給し、もとの液体から熱処理によって抽出したの ではない複数の天然成分または合成成分を残留物に添加し、このようにして補完 された残留物に清澄操作および濾過操作を施した後、殺菌を行うことを特徴とす る。
本発明の特に好ましい一実施態様によると、上記成分は非酸化雰囲気の密閉容器 内に保持される。
残留物に天然成分または合成成分を添加するためには、アルコール除去回路内で 採取した所定量の上記残留物に所定量の上記成分を溶解させ、この結果得られる 混合物をこのアルコール除去回路内に再注入することが好ましい。
残留物中に溶解させた上記成分は、逆浸透装置内の圧力を逆浸透法を実施できる 最低圧力よりも低くしてから再注入することが望ましい。
使用する成分は、果実の濃縮ジュース、食用の酸、砂糖、酒石および/またはタ ンニンの中から選択することが好ましい。
残留物中に溶解させた上記成分をアルコール除去回路内に再注入する際には、亜 硫酸ガス(SO2)が存在していることが好ましい。
好ましい実施例によると、特に、アルコールを除去した白ぶどう酒またはアルコ ールを除去した発泡性ぶどう酒の場合には、アルコールを除去したこの液体に対 して清澄操作を施した後にこの液体に所定量の炭酸ガス(Co2)を導入する。
逆浸透法と呼ばれる技術を用いてぶどう酒および/またはりんご酒からアルコー ルの一部または全部を除去する上記の方法を実施するための装置は、処理する上 記液体を収容するための第1のタンクと、この第1のタンクおよびアルコール除 去用閉回路の内部を非酸化性雰囲気にする手段と、このアルコール除去用閉回路 内に設置されており、上記第1のタンクとの間で上記液体が連続的に循環するこ とになる逆浸透装置と、透過物を分離することによ失われた体積を脱イオン水を 注入して連続的に補う手段と、この脱イオン水から塩素を完全に除去する手段と 、上記のもとの液体からの抽出物ではない天然成分または合成成分を混合する手 段と、この成分を残留物に添加する手段と、清澄および濾過手段と、上記残留物 を殺菌する手段とを備えることを特徴とする。
本発明は、上記の方法を実現するのに使用される装置の一実施例に関して図面を 参照して行う以下の説明によりさらによく理解することができよう。
第1図は、本発明の方法を工業的規模で実施することのできる設備の概略図であ る。
第2図は、処理する液体のアルコール除去曲線を時間の関数として示したグラフ である。
第1図に示した設備を用いて工業的規模で開発した本発明の方法を以下に詳しく 説明する。
まず最初に、処理するぶどう酒の品質に対する要求が極めて厳しいものであるこ とを指摘しておく。1つには、ぶどう酒が細菌の観点から見て完璧なものでなく てはならない。すなわち、全細菌数が処理するぶどう酒100mj!につき最大 200個までで、しかも酵母が処理するぶどう酒11につき最大20個までなら このぶどう酒は合格である。さらに、ぶどう酒は従来通りの方法で低温で品質安 定化処理を施し、澄ませておかなくてはならない。また、前もってぶどう酒を濾 過して澄んだ状態にしておく必要がある。このためには、K10タイプのフィン 型フィルタ、すなわちステリル ドウ フィルトロ(Steril de Pi ltrox :登録商標)を用いるのが好ましい。輸送のためにはS02を添加 してぶどう酒を消毒する。S02の添加量はぶどう酒11につき最大で35mg であるが、この添加量は20mgとすることが好ましい。赤ぶどう酒に関しては 、11につきタンニンが1.5gよりも多く含まれないようにすること、あるい はピノ種のぶどうが多いところではブレンドの使用を避けることが好ましい。
ぶどう酒をタンク内に入れるときの温度は4〜15℃にする。
温度が4℃よりも低いと酒石の問題があり、温度が15℃よりも高い場合には細 菌の問題があるからである。
ぶどう酒からアルコールを除去する方法は以下の通りである。参照番号1の地点 から取込まれたぶどう酒はポンプ2により吸込まれて、メータ3と3チヤネルの 弁4を通って処理容器5に入る。この処理容器5は温度が4〜10℃に保たれた 場所に設置されている。自然状態で温度がこの範囲に収まっている場合もあるし 、人工的に温度をこの範囲の値にする場合もある。この処理容器は酸化作用のな いガスをそれぞれ含む2つのガス源6.7に交互に接続されている。ガス源は、 一方が窒素源(N2、赤ぶどう酒用)で、もう一方が炭酸ガス源(Co2、白ぶ どう酒用)であることが好ましい。ぶどう酒を処理容器5内に導入する前に上記 の非酸化性ガスのいずれかでこの処理容器を満たし、この処理容器と処理の際に 利用される部分を所定の圧力の非酸化性雰囲気にする。処理容器はさらに、底部 に低速の撹拌手段8を備えている。この撹拌手段を用いて、アルコールが除去さ れたぶどう酒の全構成成分を処理中および処理後に一様に撹拌する。
処理するぶどう酒をポンプによりすべて処理容器5内に導入してから、3チヤネ ルの弁4を閉じてこのぶどう酒処理設備のアルコール除去回路の掃気を行う。こ の設備には処理容器5のほかにポンプ9.10.11.12、逆浸透装置13、 それに、フィン型熱交換器14が備え付けられている。熱交換器14としては例 えばユニベクチーヌ(Unipectine:登録商標)を用いる。
ポンプ9.10.11.12の役割について以下に説明する。アルコール除去回 路の掃気を行うには高圧ポンプ11とポンプ12を止め、ポンプ9と10を作動 させる。他方では、処理容器5に接続された3チヤネルの弁15を作動させて処 理容器とポンプ9を接続している回路を開放する。マノメータ16を用いること により、ポンプ9の出口の圧力を制御することができる。
また、流量計17を用いることにより、このポンプ9の出口でのガスの流量を制 御することができる。ポンプ9とポンプ10を接続する回路19上に警告用プロ ーブ18が配置しであるため、ぶどう酒がなくなったときには警告信号が発生し て操作者にそのことが知らされる。あるいは、この警告用プローブ18により設 備の動作が自動的に停止するようにしておく場合もある。
ポンプ10とポンプ11の間に設置された回路20には、この回路内に蓄積した 滓を回収するためのフィルタ21と、0〜4バールの圧力制御用のマノメータ2 2と、温度計23と、サーモスタット24が備え付けられている。サーモスタッ ト24は、温度が閾値を越えたときに警告信号を発生する。温度の閾値は例えば 45℃に設定しておく。迂回回路25があるため、脈動減衰器26が接続されて いる高圧ポンプ11を迂回して回路間を接続することができる。高圧ポンプ11 とポンプ12の間に設置されている回路27には公知の圧力制御システム29が 接続された圧力制御用プローブ28が取り付けられている。
ポンプ12と逆浸透装置13の間に配置された回路30は、熱交換器で構成され た冷却器31と逆浸透装置13の入口の圧力制御用の安全装置32とを備えてい る。
帰還回路33にはフィン型熱交換器14が備え付けられている。
この帰還回路上には、代表的なものとして、逆浸透装置13の出口の位置に設置 したマノメータ34と、この逆浸透装置13の圧力制御用の電磁弁35と、帰還 回路33内を循環する残留物を光学的に制御するロタメータ36と、手動弁37 とが取り付けられている。手動弁37の役割についてこれから説明する。手動弁 39を備える分岐回路38がポンプ12と帰還回路上の地点40とを接続してい るため、手動弁37にはぶどう酒が十分に供給される。手動弁39は、アルコー ル除去回路の掃気を行うときに使用する。
アルコール除去回路の掃気を行うときにはポンプ11と12を停止させ、手動弁 39を閉じておく。従って、処理容器5からのぶどう酒は、ポンプ9と10によ り迂回回路25を経て逆浸透装置13に送られ、次いでフィン型熱交換器14を 経て弁4の方向に向かう。アルコール除去回路内に存在していたゆすぎ用の水は 弁4の位置にある排水路に送られる。手動弁39は掃気が終わるまで開放される ことはない。
ゆすぎ用の水と混合していない純粋なぶどう酒が弁4ののぞき窓に現れたときに 掃気とアルコール除去準備が終了する。
この時点でアルコール除去回路全体を専用の水で浄化する。
ここで迂回回路25を封鎖して2台のポンプ11と12を作動させることにより 、ぶどう酒をポンプ11白を通過させる。ぶどう酒は、このポンプ11によって 逆浸透法によるアルコール除去に必要な35〜40バールの圧力に加圧される。
圧力制御用プローブ28により圧力がこの目標値に調整され、圧力制御システム 29によりこの圧力が維持される。様々な安全装置、例えば、何らかの事情でぶ どう酒がなくなったときにそのことを知らせる警告用プローブ18や圧力制御用 安全装置32のほか電子式ロタメータまたはプローブ46をはじめとする温度プ ローブが設置されているため、本設備は自動運転が可能である。
アルコール除去中には、圧力安定化装置(図示せず)を2台用いて回路内および 処理容器内の窒素または炭酸ガスの圧力を制御して、処理するぶどう清白に溶け るガスの量を一定に維持することができる。
冷却器の機能をもつフィン型熱交換器14には5〜10℃の冷水を供給する。こ の水の温度が5℃未満だと残留アルコールの割合が少なくなったときに残留物が 凝結する恐れがある。
使用する逆浸透装置13の膜の表面積は約19ばである。膜は、酢酸セルロース または合成ポリマー製であることが好ましい。
特に後者の膜には、ぶどう酒の風味が悪くなったときに硝酸(82NO,)等の 強力な化学薬品を用いて処理することが可能であるという利点がある。
アルコール除去処理を施すぶどう酒は、処理容器5と逆浸透装置13の間のアル コール除去回路内を連続的に循環させる。
残留物中のアルコール度が所定の値に達した時点でぶどう酒の循環を停止させる 。逆浸透装置13により分離されるアルコールと水の混合物である透過物は、回 収バイブ47を介して回路48に排出される。回路48には、電子式ロタメータ 49、逆流防止弁50、それに3チヤネルの弁51が取り付けられている。
接排出させることができる。透過物はまた、3チヤネルの弁51に接続された回 路55を介して貯蔵タンク54内に導くこともできる。透過物は、アルコール度 に応じて貯蔵タンク54内に回収する。回収した透過物は例えば酢の製造に使用 する。逆流防止弁50には、この弁の出口での透過物をわずかに加圧状態にして ぶどう酒から炭酸ガスが抜けるのを防ぎ、五感で感じうるぶどう酒の品質がより よく維持されるようにする機能がある。透過物を排出することにより失われた体 積を補充するために、地点56においてアルコール除去回路に脱イオン水を連続 的に注入する。この脱イオン水は脱イオン水タンク57からのもので、回路58 上のメータ59、手動弁60、配水網の入口62に接続されたロタメータ61、 フィルタ63、アルコール除去回路内の圧力の制御用マノメータ64、逆流防止 弁65、電子式ロタメータ66、それに、電磁弁67を順に通過してから地点5 6に達する。脱イオン水タンク57内の脱イオン水は、水源68の水を脱イオン 装置69を通過させたものである。フィルタ63は、脱イオンぶどう酒をかび臭 い味にする塩化物を除去するのに特に適している。このフィルタはまた、脱イオ ン水の滅菌濾過を行うのにも役立つ。電子式ロタメータ66と49は、透過物と 脱イオン水の流量を比較し、この比較結果に応じて弁67を制御することにより 失われた透過物の量とまったく同じ量の脱イオン水を導入する機能がある。必要 な場合には弁67は手で操作することができる。この手動操作を行うのは、例え ば清掃や処理済の液体を濃縮する場合である。表示装置(図示せず)が設けられ ていて、排出された透過物と使用した脱イオン水の流量および全量を瞬間的に表 示したり、他のパラメータの表示、例えば本設備の動作時間、マノメータ、温度 計、あるいは流量計を定期的に読み取った値の表示に用いられる。ロタメータ6 1を介して配水網の水を極めて少量回路内に導入して、誘導率の測定値に基づい て動作する電子式ロタメータ66を正しく動作させる。回路内に導入する水の量 は例えば脱イオン水の流量0.5m’/時に対して91/時である。
以下に数値の一例を挙げる。膜の表面積が19rri″の逆浸透装置を備える上 記の設備を使用してアルコール度が11.5°の白ぶどう酒を6831処理した 。5時間処理を行ったところアルコール度が0.5°になった。アルコールを除 去するため、逆浸透装置13内の圧力は32〜33バールにした。処理容器内の 炭酸ガスの圧力は0.8〜0.9バールにした。処理中の白ぶどう酒の温度は約 10℃に保った。透過物の初期流量を23017時にした。この流量は本設備を 動作させ始めてから2時間後に44017時にし、処理の最後には560A/時 にした。弁51からアルコール度が6°の透過物760I2とアルコール度が1 .8゜の透過物14001を排出させた。処理操作中には限外濾過用の水を22 001使用した。
先に説明したように、アルコールを除去したぶどう酒に様々な成分を添加して香 気を再び与えてから、このぶどう酒を澄ませ、濾過し、好ましくはさらに殺菌し 、所望の量を適当に取り出したりビンに詰めたりする。処理開始時間に処理容器 内に含まれていたぶどう酒の量がわかっているため、この量を使用した限外濾過 用の水と排出された透過物との和の表示値と比較することにより、処理後に処理 容器内に残っているアルコール未除去のぶどう酒の量を知ることができる。アル コールが除去されていないぶどう酒のこの残量を基準として残留物中に導入する 成分の量を計算する。導入する成分は1つまたは複数の容器70内で混合してか ら弁15を介して処理容器5内に導入する。この導入法に関して以下に説明する 。
ぶどう酒のアルコール度が所定の値になったとき1ご圧力制御システム29を制 御して逆浸透装置内の圧力をアルコール除去に適した値よりも小さくし、2台の ポンプ11と12を停止させ、脱イオン水導入用の弁60を閉鎖する。さらに、 手動弁39を開放して、ぶどう酒が回路38のみを通り逆浸透装置13内は通ら ないようにする。
3チヤネルの弁4を用いて、容量が100〜2001の導入成分混合用の容器7 0内に、所定量の成分を溶解させるのに丁度必要な量のアルコール除去済のぶど う酒を導入する。この容器は必要に応じて密閉容器として内部を所定の圧力の非 酸化性ガス雰囲気にすることもできる。次に、この容器内の混合物をポンプ9を 用いて吸引し、弁15を通して通常のアルコール除去回路内に注入する。すなわ ち、この混合物を逆浸透装置を介して処理容器5に戻す。成分の添加は何回かに 分けて行うことができる。すなわち、成分を1回添加するごとにジュースも同時 に処理容器5内に送り込む。このあとでこの処理容器内から新たに液体を所定量 採取して成分混合用容器70内に導入し、次に導入する成分を溶解させる。酸化 防止のため、容器70内で成分を溶解させるときにはこの容器内に所定量の亜硫 酸ガスを注入することが好ましい。
成分を回路内に導入している間はポンプ9と10だけが稼働している。ポンプ1 1と12は停止させておくため、ぶどう酒は回路25を通過する。このようにす ると逆浸透装置内の圧力が十分大きくなることはないので逆浸透は起こらず、成 分が傷むことはない。この結果、成分中の香気が保たれる。また、この成分が透 過物中に排出されることもない。
数値の一例を以下に示す。アルコールを除去してアルコール度が0.5°になっ たぶどう酒1000kgに食用の酸0.4%と砂糖2.8%と果実の濃縮ジュー ス3.5%を添加する。このぶどう酒の風味をよくするためにぶどう酒または果 実の天然の香気を約0.5gと酒石を最大0.2%までとタンニンを最大で0. 03%までを加えることが可能である。再構成したこのぶどう酒を撹拌手段8を 用いて処理容器内で撹拌する。アルコールを除去したこのぶどう酒は、アルコー ル除去および再構成の遅くとも2日後にビン詰めするか無菌回路内で濾過する。
澄ませたぶどう酒は弁4を介してプレート付の濾過装置72に向けて送り出し、 出ロア3または出ロア4から排出させる。出ロア3は所望の量を適当に取り出す ための出口であり、出ロア4は炭酸ガス添加、殺菌およびビン詰めを行う設備に 接続されている。
アルコール除去が終わったときに回路からぶどう酒を除くためには弁15からゆ すぎ用の水を導入する。すなわちこの水を用いてアルコール除去回路および逆浸 透装置内のアルコール除去済ぶどう酒を除去する。この操作は、弁4ののぞき窓 にぶどう酒の混ざっていない水が現れるようになるまで続ける。次に手動弁39 を開放して回路38を完全に空にする。
水が弁4ののぞき窓に現れるようになると弁4と15を閉鎖する。すると、逆浸 透装置の製作者の処方に従ってアルコール除去回路と逆浸透装置を独立に化学的 に洗浄することが可能になる。この洗浄のためには、手動弁37と、容器44を 備えるゆすぎ回路に接続された回路43に取り付けられた第2の手動弁とを通し て水を送り込み、地点41で排出路に洗浄後の汚水を排出する。容器44は一般 にCI P (Claining in Place)と呼ばれている。
逆浸透装置とアルコール除去回路の洗浄および殺菌に使用する水は、水源75か らの水を活性炭フィルタ76を通過させたものである。この水からは塩素を除去 して自由状態の塩素が0、01mg/ 11未満となるようにし、ぶどう酒にか びや栓の味が混ざるのを防ぐ。この活性炭フィルタを用いると、処理済の水の流 量を約5m′/時にすることができる。
このようにアルコール度を所定の値にし、所定の成分を添加したぶどう酒は、熱 殺菌処理を施すことが好ましい。このぶどう酒はあらかじめベントニットーナカ リット(Bentonit−Nacalit:登録商標)の混合物を用いて澄ま せておき、例えばフィルタ機能のあるプレートを用いて濾過することにより透明 にする。次いで、白ぶどう酒の場合には炭酸ガスを1.5〜2 g / 12、 発泡性ぶどう酒の場合には炭酸ガスを4〜6g/lの割合で添加して清澄作業中 に失われた炭酸ガスを補充する。ぶどう酒および果実の香気は、前もって添加し ておく他の成分とは別にして清澄操作後に添加することが可能である。
ぶどう酒が炭酸ガスを含んでいる場合には逆圧にして濾過を行うことが好ましい 。
アルコールを除去し、かつ再構成した上記のぶどう酒は、ビンの中で直接殺菌す ることもできる。このためには、残留アルコール度が0.5°のぶどう酒の場合 、65〜68℃の温度を約20分間保つ。アルコール度が4°以上のぶどう酒の 場合に、は50〜55℃の温度を約30分維持すれば十分である。ぶどう酒を殺 菌する代わりに無菌状態でビン詰めしてもよい。しかし無菌状態でのビン詰めは 設備投資に極めて費用がかかる。アルコールを除去したぶどう酒の風味をバラン スのとれたものにするためには、飲むまでの間の約3週間、10〜15℃の温度 で熟成させる必要がある。上記の処理を施したぶどう酒は、少なくとも12力月 間は細菌の問題や化学的な問題がまったく生じない。
第2図の曲線AとBは、それぞれ、上記の条件でぶどう酒の処理を施している間 の透過物中のアルコール度の時間変化を表している。点線で示した曲線Bは、透 過物のアルコール度をぶどう酒のアルコール除去処理時間の関数として示したも のである。この図の縦軸はアルコール度であり、横軸は処理時間を分で表した値 である。
本発明がここに記載した実施例に限定されないことはもちろんである。従って、 本発明に対して様々な変更を施すことが可能であり、当業者には明らかな多数の 変形例が考えられる。
国際調査報告

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.アルコールを含有する液体、特にぶとう酒および/またはりんご酒からアル コールの一部または全部を逆浸透法により除去する方法において、アルコールを 除去すべき上記液体を非酸化性雰囲気にしたアルコール除去回路内に貯えて処理 し、この液体を逆浸透装置内を通過させ、透過物を分離することにより失われた 体積を完全に塩素を除去した脱イオン水を注入して常に補給し、もとの液体から 熱処理によって抽出したのではない複数の天然成分または合成成分を残留物に添 加し、このようにして補完された残留物に清澄操作および濾過操作を施した後、 殺菌を行うことを特徴とする方法。
  2. 2.上記成分を非酸化雰囲気の密閉容器内に保持することを特徴とする請求の範 囲第1項に記載の方法。
  3. 3.アルコール除去回路内で採取した所定量の上記残留物に所定量の上記成分を 溶解させ、このようにして混合物をこのアルコール除去回路内に再注入すること を特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法。
  4. 4.上記逆浸透装置内の圧力を逆浸透法を実施できる最低圧力よりも低くしてか ら、上記残留物に溶解させた上記成分を再注入することを特徴とする請求の範囲 第3項に記載の方法。
  5. 5.上記成分のおのおのを所定量の残留物に次々に導入して予め溶解させ、この 残留物中に溶解させた成分を連続した複数の操作の実施中に再注入することを特 徴とする請求の範囲第4項に記載の方法。
  6. 6.上記成分を果実の濃縮ジュース、食用の酸、砂糖、酒石および/またはタン ニンの中から選択することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法。
  7. 7.亜硫酸ガス(SO2)の存在下で、上記アルコール除去回路内に上記残留物 中に溶解させた上記成分を再注入することを特徴とする請求の範囲第3項に記載 の方法。
  8. 8.アルコールを除去した上記液体に清澄操作を施した後にこの液体に所定量の 炭酸ガス(CO2)を導入することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法 。
  9. 9.逆浸透法と呼ばれる技術を用いてぶどう酒および/またはりんご酒からアル コールの一部または全部を除去するための装置であって、処理する上記液体を収 容するための第1のタンク(5)と、この第1のタンク(5)およびアルコール 除去用閉回路の内部を非酸化性雰囲気にする手段(6と7)と、このアルコール 除去用閉回路内に設置されており、上記第1のタンク(5)との間で上記液体が 連続的に循環することになる逆浸透装置(13)と、透過物を分離することによ り失われた体積を脱イオン水を注入して連続的に補う手段(57)と、この脱イ オン水から塩素を完全に除去する手段(63)と、上記のもとの液体からの抽出 物ではない天然成分または合成成分を混合する手段(70)と、この成分を残留 物に添加する手段(71)と、清澄および濾過手段(72)と、上記残留物を殺 菌する手段(74)とを備えることを特徴とする装置。
  10. 10.成分混合用の上記手段(70)内の成分を溶解させるのに十分な量の残留 物を採取する手段(4)と、この残留物内に溶解させた成分を含む混合物を吸引 して上記アルコール除去用閉回路内に再注入する手段(71,15,9)とを備 えることを特徴とする請求の範囲第9項に記載の装置。
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