JPS6350225Y2 - - Google Patents

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JPS6350225Y2
JPS6350225Y2 JP8738280U JP8738280U JPS6350225Y2 JP S6350225 Y2 JPS6350225 Y2 JP S6350225Y2 JP 8738280 U JP8738280 U JP 8738280U JP 8738280 U JP8738280 U JP 8738280U JP S6350225 Y2 JPS6350225 Y2 JP S6350225Y2
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JP
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chassis
frame
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horizontal support
horizontal
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JP8738280U
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JPS5710979U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、無限軌道走行式車輌のシヤーシ構造
に関するものである。
(ロ) 従来の技術 無限軌道走行式車輌におけるシヤーシ構造の従
来技術としては、例えば、実開昭53−87544号公
報、実開昭53−158047号公報、実開昭54−79632
号公報などにみられるものがある。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 従来の技術のシヤーシ構造では、上記の各刊行
物から把握されるように、左右のトラツクフレー
ムと車台とを結合する連結部材を、丸又は角の単
純断面形状のパイプ材を必要寸法に切断して左右
別々のものに形成し、左右の連結部材の下端をト
ラツクフレームに、上端を車台に各々突合せ状に
接合させ、各々の突合せ状の接合部を溶接して枠
組みするものとなつているのであり、これにおい
ては、連結部材が左右個別で部品点数が多く、組
立時には多くの部品を的確に位置維持して枠組み
一体化しなければならないから、製作難で寸法精
度の保持も難しい問題があり、また、連結部材が
単純断面形状部材で、その連結部材の端部が突合
せ状に相手方に接合溶接されるだけのものである
ため、偏荷重などに対する剛性を確保するために
は大きな材料を用いなければならなくて全体が大
型で重量大になる問題点があつた。
本考案は、従来の技術の有する上記の問題点を
解消することを目的として実施したもので、軽量
構造で、しかも製作易に精度よく組成できるもの
でありながら、偏荷重などに対する剛性が充分に
確保されるように改良された無限軌道走行式車輌
のシヤーシ構造を提供するものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 すなわち、上記の目的を達成するために、本考
案においては、左右のトラツクフレームと上方の
車台とを結合する横架支持部材を、凹凸のある縦
長箱状断面の単一部品に成形組成し、その横架支
持部材の正面視における中央部分に中高部を形成
し、該中高部の上部を前記車台の横フレームに広
い横幅で対向させ、この横フレームに対向する部
分の断面形状を凹状にして、該凹状部に前記横フ
レームの一部を嵌入させて溶接一体化してなるシ
ヤーシ構造にしているものである。
(ホ) 作用 本考案によるシヤーシ構造にあつては、車台と
左右のトラツクフレームとを結合連結する横架支
持部材が、単一部品で、しかも単純断面形状では
なくて凹凸のある縦長箱状の断面形状体に一体に
成形組成されるので、部品点数が少なくなるとと
もに、薄板で構成しても充分な強度が得られて軽
量構造になり、しかも、横架支持部材と車台との
結合は、横架支持部材の広い横幅の中高部におけ
る凹状部に横フレームを嵌入させて溶接一体化す
るので、組立時の部品相互の位置維持精度が向上
され、枠組み後の強度、剛性も向上される。
(ヘ) 実施例 実施例について、図面を参照して説明する。
第1図および第2図において、Aは左右一対の
無限軌道走行装置、Bは車台であつて、いずれも
従来構造と同様のものであり、1はトラツクフレ
ーム、2は転輪、3は駆動スプロケツト、4は従
動スプロケツト、5は履帯、6は駆動スプロケツ
ト支持フレーム、7は転輪の支軸、8は従動スプ
ロケツト伸縮支持装置、9は従動スプロケツト伸
縮支持装置8の補助フレーム8aを伸縮自在に案
内するためのガイドパイプである。
第2図において、車台Bは、横フレーム10と
進行方向に向く縦パイプ11、縦フレーム12と
による枠構成の他に、運転装置、籾受台、脱穀装
置等を支持するための補助フレーム13、支持板
14等が一体的に取付けられている。
本考案のシヤーシ構造は、上述のトラツクフレ
ーム1と横フレーム10とを、前後2箇所又は3
箇所以上で、単一部品の横架支持部材15で第3
図に示す如く一体化するものであり、横架支持部
材15は、第4図及び第5図に示す如く、断面形
状を凹凸のある縦長箱状とするものである。つま
り、薄板を適宜の段部がある椀状断面に屈曲プレ
ス成形した半体15A,15Bを互いに対向させ
て両者の周縁部を合接して溶接W1し、凹凸のあ
る縦長長方形の略箱状断面体とするものである。
そして、横架支持部材15の正面視における中
央部分には中高部0を形成して、中高部Oの上部
を前記車台Bの横フレーム10に広い横幅で対向
させ、この横フレームに対向する部分、つまり、
縦長箱状断面部の上方部分を凹状断面部に形成し
て、該凹状断面部に横フレーム10の下部10a
を嵌入させて、凹状断面部の上縁Qと横フレーム
10の側面10bとを溶接W5して一体化してい
る。
また、横架支持部材15の中高部Oの左右両側
から一体連続で外側下方に延出する両裾部P,P
は、殊に第3図に顕著に表われているように、中
高部Oから段付きに低くなつて、掛回履帯の内面
に接近しながら履帯の掛回内方に入り込む形状で
垂下され、各下端をトラツクフレーム結合部にな
してあり、その結合部にトラツクフレーム1,1
をそれぞれ溶着W2している。
尚、実施例においては、従動スプロケツト4側
の横架支持部材15については、従動スプロケツ
ト伸縮装置8のガイドパイプ9に裾部Pの側縁を
溶着W3するとともに、駆動スプロケツト3側の
横架支持部材15については、駆動スプロケツト
支持フレーム6の端面に裾部Pの支持フレーム6
対向面が溶着されて、横架支持フレーム15の剛
性が高められている。
さらに、実施例においては、支軸7の存在する
位置でトラツクフレーム1に取付け、支軸7の端
部と溶着W4している。
車台Bに掛かる重量負荷は、横架支持フレーム
15を介してトラツクフレーム1,1に加わり無
限軌道走行装置Aに支持され、また無限軌道走行
装置Aからの突き上げ荷重は、トラツクフレーム
から横架支持部材に及ぼされるが、横架支持部材
が凹凸のある縦長箱状の断面形状体に成形組成さ
れて剛性が高いので、それらの荷重が強固に受け
止められる。そして、横架支持部材が両裾部より
中央部が高くなる門型で中央部に高さhの空間を
確保して車輌の地上高を高くし、湿田走行を容易
とする。
また、横架支持部材15の両裾部Pの上縁16
を水平状にし、履帯5の内面と接近させ両者間の
隙間を小さくして、垂直部17と履帯5の中心部
との距離を短縮し横架支持部材の強度を高めると
ともに、履帯5内面に接近する上縁16がスクレ
ーパ作用を発揮する。
18は、スクレーパ機能を高めるとともに、上
縁16を保護するためのカバーである。
(ト) 考案の効果 以上に説明したように、本考案における無限軌
道走行式車輌のシヤーシ構造は、左右のトラツク
フレーム1,1と上方の車台Bとを結合する横架
支持部材15を、凹凸のある縦長箱状断面の単一
部品に成形組成して、その横架支持部材15の正
面視における中央部分に中高部Oを形成し、該中
高部Oの上部を前記車台Bの横フレーム10に広
い横幅で対向させ、この横フレームに対向する部
分の断面形状を凹状にして、該凹状部に前記横フ
レーム10を嵌入させて溶接一体化したものとし
ているから、次に記載する効果を奏する。
車台Bと左右のトラツクフレーム1,1とを結
合連結する横架支持部材15が、単一部品で、し
かも凹凸のある縦長箱状の断面形状体に成形組成
されて、部品点数が少なくなるとともに、薄板で
構成しても充分な強度が得られるので軽量構造に
なり、さらに、横架支持部材15と車台Bとの結
合は、中高部Oにおける広い横幅の凹状部に横フ
レーム10を嵌入させて溶接一体化する構造で行
われるので組立時の部品相互間の位置維持精度が
向上されて枠組み後の剛性が高まることとなつ
て、シヤーシ全体として、軽量構造で製作易に精
度よく組成できるものとなりながら、車台に受け
る荷重および無限軌道走行装置から受ける突き上
げ荷重のいずれに対しても剛性充分なものとなつ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施したシヤーシ構造を示す
側面図、第2図は同じく平面図、第3図は第2図
のS1−S1線における縦断面図、第4図は第3
図のS2−S2線における縦断面図、第5図は第
3図のS3−S3線における縦断面図で横架支持
部材の断面形状を示すものである。 A……無限軌道走行装置、B……車台、O……
中高部、1……トラツクフレーム、10……横フ
レーム、15……横架支持部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右のトラツクフレーム1,1と上方の車台B
    とを結合する横架支持部材15を、凹凸のある縦
    長箱状断面の単一部品に成形組成し、その横架支
    持部材15の正面視における中央部分に中高部O
    を形成し、該中高部Oの上部を前記車台Bの横フ
    レーム10に広い横幅で対向させ、この横フレー
    ムに対向する部分の断面形状を凹状にして、該凹
    状部に前記横フレーム10の一部を嵌入させて溶
    接一体化してなる無限軌道走行式車輌のシヤーシ
    構造。
JP8738280U 1980-06-20 1980-06-20 Expired JPS6350225Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8738280U JPS6350225Y2 (ja) 1980-06-20 1980-06-20

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JP8738280U JPS6350225Y2 (ja) 1980-06-20 1980-06-20

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JPS5710979U JPS5710979U (ja) 1982-01-20
JPS6350225Y2 true JPS6350225Y2 (ja) 1988-12-23

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JP8738280U Expired JPS6350225Y2 (ja) 1980-06-20 1980-06-20

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JPH0120281Y2 (ja) * 1986-08-11 1989-06-15
JPH0732363Y2 (ja) * 1989-01-31 1995-07-26 三菱農機株式会社 移動農機における支持フレーム構造

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JPS5710979U (ja) 1982-01-20

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