JPS63501953A - 毛管内皮細胞プロテア−ゼ合成、dna合成および遊走を促進することの出来るヒト胎盤血管形成誘導因子 - Google Patents

毛管内皮細胞プロテア−ゼ合成、dna合成および遊走を促進することの出来るヒト胎盤血管形成誘導因子

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JPS63501953A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 毛管内皮IB胞ブOテアーゼ合 、DNA合 およびを促進することの出来るヒ ト胎盤内管ン成誘導囚本出願はHo5catelliらの毛管内皮細胞プロテア ーゼ、DNA合成および遊走を促進することの出来るヒト胎盤血管形成誘導因子 という表題の、1985年12月17日出願の米国特許出願番号Nα809.8 73の継続出願である。
発明の背景 血管形成誘導因子は種々の性質、即ち、(1)内皮細胞増殖;(り内皮細胞プロ テアーゼ合成増加;(3)蛋白質の位置方向への内皮m胞遊走の促進:および( 4)生体内毛管増殖の誘起の能力を有する蛋白質として定義されている。特に血 管形成誘導因子として分類される物質は内皮細胞のDNA合成に影響することで 有糸分裂促進能を有し、従って内皮細胞増殖の速度および血管形成の速度を高め ることが観察されている。
この性質と関連して血管形成誘導因子は内皮細胞によるプロテアーゼ合成を増加 する能力がある。これらプロテアーゼとしてはブラズミノーグン活性化因子(P A)およびコラゲナーゼがある。具体的には血管形成誘導因子はPAおよび潜伏 性コラゲナーゼの合成を促進し、PAはプラスミン前酸素を特異性の広いプロテ アーゼである活性型プラスミンに変換し、これが潜伏性コラゲナーゼを活性型コ ラゲナーゼに変換する。活性型プラスミンおよび活性型コラゲナーゼの2つの酵 素は周囲の組織中のほとんどの蛋白質を分解することができ、従って毛管内皮細 胞等の種々組織の侵蝕を高める。さらに血管形成誘導因子は特に毛管内皮細胞の ようなある種の細胞では化学走性を示し、即ち、血管形成誘導因子はそのような 1!AIIaがそれら因子の方向へ遊走するよう誘導する。
これらの特性を念頭に、血管形成誘導因子を単離することによって器官への血液 供給を増加させることの出来る治療剤を創製することができると考えられた。例 えばある種の心筋梗塞後梗塞の結果中断した心臓への血液供給の再成を促進する こと、或いは慢性閉鎖症で血管の再生長を促進することが望ましい。ざらに、血 管形成誘導因子の使用によりW癒、外科切開および特に老人および糖尿病患者の 遅延冶掴性創傷の回復を促進できる。ざらに本物質をやけどに応用すれば治癒の 速度や程度を高めることができる。従ってヒトに対する治療応用に適した精製血 管形成誘導因子を検索した。さらに血管形成を促進する物質を研究することによ りガン細胞への血液供給を阻害し、ガンを飢死させる方法が見つかると考えてい る科学者もいる。
既に「血管形成誘導因子」と称する蛋白質のクラスが同定されているが、これら の蛋白質はヒト以外の動物から単離されている。ヒト以外の動物から単離される 血管形成誘導因子は異種蛋白質に対する免疫反応副作用の可能性のためにヒトへ の治療剤としての使用に適当でないと考えられる。その上、これらの個々の非ヒ ト蛋白質が上述の血管形成誘導因子としての4つの特質を有するかどうか、また 観察される性状が蛋白質の組合せの間での相互反応に起因するのかどうか確認さ れていない。
事実、内皮Illll系分裂促進作用を有するとされる各種蛋白質は2つのクラ スに分類される:ヘパリン−セファロースより1MのNaC;1で溶出され、酸 性p■を有する外皮細胞生育因子様分子:およびヘパリン−セファロースにより 強度に結合し、塩基性p■を有する線維芽細胞生育因子様分子である。ざらに本 発明者らは最近バーバード医学部のVallceらによりBiochemist ry124巻、5480−5499頁(1985年)に出版された論文で[アン ジオジエニン(angiogenin) Jと記載されている第三の血管形成誘 導因子が存在すると信じている。アンジオジエニンは真の血管形成誘導因子の性 状を有しているが有糸分裂促進作用のみ持たぬ点で区別される。
これらのいろいろな研究を基に本発明者らは検討を重ね、FGF と分類され得 るヒト胎fiilJ1から単離塩基性 されるものと実質的に同質であって単一分子の、上述の性状、即ち、有糸分裂促 進性、化学定性で生体内で毛管の増殖を起させると共にプロテアーゼ合成を促進 する性質を有するヒト血管形成誘導因子を発見した。ざらに本発明者らは本血管 形成誘導因子をヒト胎盤組織より実質的にyI製した状態で単離することを試み た。この単離した血管形成誘導因子のアミノ酸配列が決定された。このアミノ酸 配列の決定により本血管形成誘導因子の合成のための組換えDNA法に有用な染 色体またはcDNA配列を得るのに利用するDNAプローブの入手が可能となる 。
1貝Jと」n・ 本発明は血管形成誘導因子一般、さらに詳しくはF G F 、、A基性と分類 される血管形成誘導因子に関するものである。特に本発明はヒト胎盤組織から単 離され得るものと実質的に同等であり、有糸分裂促進および化学走性能を有し、 プロテアーゼ合成を誘導して生体内で毛管増殖を起させることが出来るF G  F g 基性血管形成誘導因子に関する。
本発明の目的はこれらの性質を有する血管形成誘導因子をti製した状態で提供 することである。ざらに本発明の目的はこのような血管形成誘導因子のアミノ酸 配列を決定することである。さらに本発明の目的としてはプロテアーゼ合成を促 進する能力と共に有糸分裂促進および化学走性能の性質を示す医薬品調製物とし て価値のあるFGF を精製した形で提供することがある。
塩基性 本発明のその他の目的および利点は以下の記載に示され、また記載より明かであ るか、或いは本発明の実施から習得される。これらの目的および利点は特に添付 の請求の範囲に指摘するような方法および手段で実現し、達成できる。
目的の達成のため、また本発明の目的に沿って、有糸分裂促進活性、化学定性活 性、プロテアーゼ合成促進能およびそれらの組合せより成るグループから選ばれ る活性を有する少なくとも1つの活性部位を有する血管形成誘導因子が明かにさ れる。ヒト由来または合成のその血管形成誘導因子はF G F g 基性と分 類され、ヒト胎盤組織から単離され得る天然の血管形成誘導因子と実質的均質性 を呈する。
血管形成誘導因子自体がプロテアーゼ合成を促進できるのが好ましいのであるが 、ここで使用する「プロテアーゼ」という詔は活性型と前駆体とを含む。そのよ うな前駆体としては潜伏性またはブローコラゲナーゼがある。
さらに本発明の範囲内に含まれるがプロテアーゼ合成を直接促進はしないような 血管形成誘導因子を単離することも可能である。しかしそれらの血管形成誘導因 子は生物応答を起し、その結果プロテアーゼ合成を促進する。
従って、本発明の血管形成誘導因子は直接または間接にプロテアーゼ合成を促進 する。
本発明による特に好ましい血管形成誘導因子は以下の中核アミノ酸配列を有す: ざらに次の配列を有するペプチドが中核配列外のポリペプチド内に存在する。
K−L−G−5−に−T−G−P−G−Q−に−A−I−L−F’−L−P−M −5−AmKY−()−s−w−y−v−()−L−()およびここに示す配列 中カッコは完全に同定されていない一つのアミノIji残基の存在を示す。もう 一つの特に好ましい血管形li誘導因子は以下の配列を有す。
G−T−M−A−A−G−5−I−T−T−L−P−A−L−P−E−D−G− G−5−G−A−F−P−P−G−F(−F−に−D−P−に−R−L−Y−C −に−N−G−G−F−F’−L−R−I−H−P−D−G−R−V−D−G− V−R−E−に−5−D−P−H−ニーに−L−0−L−0−人−E−E−R− G−V−V−5−ニーに−G−V−C−A−N−R−Y−L−A−M−に−E− D−G−R−L−L−A−5−に−C−V−T−D−E−C−F−F−F’−E −R−L−E−5−N−N−Y−N−T−Y−R−5−R−に−Y−T’−5− W−Y−V−A−L−に−R−T−G−Q−Y−に−L−G−5−に−T−G− P−G−0−に−A−ニーL−F−L−P−M−5−A−に−5゜上述の略号で 表わされるアミノ酸は以下の「好ましい実1M態様の説明」の中に記載されてい る。
さらに、目的を達成するためそして本発明によってヒト胎盤組織から単離できる 天然の1f[I管形成誘導因子の実質的に精製されたものが開示される。またざ らに、目的を達成するため、また本発明の目的によって少なくとも1つの活性成 分、本発明により記載される血管形成誘導因子を含有する医薬品組成物が開示さ れる。
上記の一般記述および以下の詳細な記載は例示および説明のためのみのものであ って、請求の範囲にある本発明を制限するものではないのは言うまでもない。
好ましい実1M態様の説明 本発明の現状で好ましい実1M態様を記載するが、この上述のように、本発明は 精製された形で単離された血管形成誘導因子に関する。好ましくは本発明の血管 形成誘導因子はヒト胎盤組織から単離され得る天然の血管形成誘導因子と実質的 に同質で、免疫的に同等であって特に好ましくは生物学的に同等である単一ポリ ペプチド鎖蛋白質である。本明細書および請求の範囲で用いている「生物学的に 同等」というのは、本発明の組成物が天然の血管形成誘導因子と同じように、し かし必ずしも同じ程度ではなく有糸分裂促進活性および化学走性能を有し、プロ テアーゼ合成を誘導することが出来るという事を意味する。
以下の明細書および請求の範囲を通して用いている「実質的に同質」というのは 、今までに報告され、精製されている実質的に同質な血管形成誘導因子が示すよ りもより高い天然血管形成誘導因子とのホモロジーを意味する。好ましくはホモ ロジーの程度は50%以上、好ましくは60%、さらに好ましくは75%以上高 く、特に好ましい蛋白質は天然の蛋白質と85%或いは90%のホモロジーであ る。上記ホモロジーの程度は、特に参考文献として採用する^tlas of  Protein 5equences andstructure 、第5巻、 124頁(1972年)、National Biochemical Re5 earch Foundation、 ’17シントン、O,C,、中でH,0 ,Dayhofr k:より記載されルヨウに、配列に加えるために100個の アミノ酸の長さに4ギヤツプを導入し、比較する配列で同一アミノ酸を並べて二 本の配列の短い方の配列で見られるアミノ酸残基のパーセントとして計算する。
ここに記載する本発明の血管形成誘導因子はヒトより単離されるか、または合成 のポリペプチドである。「合成」ポリペプチドという用語は今まで天然から実質 的に精製した形で単離されていないアミノ酸配列のことを言う。この定義を用い ると、「合成」という中には他の物と共に組換えDNA法により創、造されるポ リペプチドまたは全体または一部分を試験管内で合成したものを含む。
特に以下に記載される好ましい配列と1個または2個のアミノ酸が異なる合成ポ リペプチドが企画される。
本発明による好ましい血管形成誘導因子はヒト胎盤組織抽出物より発見され、初 めて精製した形で単離された。
本出願の目的において、ここに開示する血管形成誘導因子に関して使用する「純 粋の形」または「精製した形」というのは血管形成誘導因子以外の他の蛋白質を 実質的に含有していない事をいう。好ましくは本発明の血管形成誘導因子は少な くとも50%の純度、好ましくは70%の純度であり、もつと好ましくは80% または90%の純度である。
さらに、本発明の血管形成誘導因子は種々の肢瘍および正常細胞から単離された 。その例として5K−HepJ細胞、HeLam胞、K562ii1胞およびヒ ト胎児肺線維芽細胞などがある。
本発明の血管形成誘導因子は次のステップより成る方法によりヒト胎盤組織から 純粋に単離できる:Qヒト胎盤組織の採取:(ハ)組織中の蛋白性物質の分画に よるとl−胎盤組織からの血管形成誘導物質の単離;(へ)血管形成誘導因子活 性を有する画分の同定:および(へ)血管形成誘導因子活性を示す両分の濃縮。
好ましい実施態様では、ヒト胎盤組織に存在する蛋白性物質はヘパリンアフイニ テイクロマトグラフイー、イオン交換クロマトグラフィーおよび任意にゲル濾過 クロマトグラフィーの組合せにより分画する。ここで述べる血管形成M導因子は 胎盤蛋白質特異性のモノクローナル抗体を使用しても単離できる。この具体例で は抗原を胎盤蛋白質に対するモノクローナル抗体を含有するマトリックス(樹脂 )に結合し、樹脂を緩衝液で洗滌することにより非抗原性蛋白質を除去する。次 に高いp++または低い1)l(の緩衝液、高イオン強度の緩衝液或いはカオト ロピック剤を単独または組合せで温度を変化させることにより抗原を抗体から除 去する。
このようにして得られた両分につき而管形成誘導因子活性の存在を検索する。好 ましくは適当な内皮細胞培養、好ましくはl乳動物毛管内皮1胞を血管形成誘導 因子の存在下でインキュベートし、培地中の潜伏性コラゲナーゼおよび細胞内の PAを測定することによりPAおよびコラゲナーゼ合成への影響を評価すること により行なった。血管形成誘導因子により誘発された細胞が生成するプロテアー ゼの量はELrSAまたはRIAアッセイ或いは免疫沈降法のような免疫学的方 法により測定する。
血管形成誘導因子の有糸分裂促進活性は好ましくは適当な内皮細胞、好ましくは 哺乳動物の毛管内皮細胞を血管形成誘導因子および放射標識ヌクレオチド、好ま しくは125■−沃化デオキシウリジン(1251−dtJ)の存在下でインキ ュベートすることにより測定する。トリクロール酸不溶性画分に取り込まれる1 25r auの量をDNA合成の程度の指標として測定する。血管形成誘導因子 の化学走性能は、適当な内皮細胞培養、好ましくは哺乳動物毛管内皮m胞を血管 形成誘導因子の存在下でインキュベートし、適当な槽中、好ましくは改良型Bo ydenチャンバー中で細胞の移動性を測定することにより判定する。
上述のように本発明者らは血管形成誘導因子をヒト胎盤組織から今まで得られて いない精製した形で単離することに成功した。本蛋白質をfilEIした形で単 離することは、本蛋白質の正しい配列決定並びに血管形成誘導因子を含む医薬組 成物の開発に必須である。
本発明の好ましい血管形成誘導因子は以下の中核アミノ酸配列を有する: さらにに−L−G−5−に−T−G−P−G−Q−に−A−ニーL−F’−I、 −P−M−5−A−におよびy−0−s−w−y−v−D−L−0 なる配列を有するペプチドが中核配列外に存在する。もう一つの特に好ましい血 管形成誘導因子は次の配列を有する: G−T−8−A−A−G−5−I−T−T−L−P−A−L−P−E−D−G− G−5−G−A−F−P−P−G−H−F’−に−D−P−に−R−L−Y−C −に−蓼一〇−G−F−F−L−R−ニーH−P−C1−G−R−V−D−G− V−R−E−に−5−1)−P−H−I−に−L−Q−L−Q−A−E−E−R −G−V−V−5−I−に−G−V−C−A−N−R−Y−L−A−M−に−E −D−G−R−L−L−A−5−に−C−V−T−D−E−C−F’−F−F− E−R−L−E−5−N−N−Y−:+−T−Y−R−5−R−に−Y−T−5 −W−Y−V−A−L−に−R−T−G−0−Y−に−L−G−5−に−T−G −P−G−0−に−A−I−L−F’−L−P−M−5−Amに−5゜上記略号 は例えばA、 L、 LehningerによるBiochemistry。
第2版、Worth Publishers、 Inc、、ニューヨーク(19 75年)、72頁に記載される標準のアミノ酸配列略号に対応する。請求されて いる血管形成誘導因子の活性は本来のポリペプチドから15.16.17または 18個のN末端アミノ酸残基を除去しても影響されることはないと考えられてい る。従って、これらの省略配列の全てが本発明に含まれる。その上、本来のポリ ペプチドのN−末端アミノ酸に110個のアミノ酸までを延長することも企画さ れる。
また本発明の血管形成誘導因子のC−またはN−末端にポリペプチド鎖を付加す ることも考えられる。特に、ポリペプチド鎖はいずれかの末端に蛋白質融合技術 により結合される。これらの添加ポリペプチドは本発明の血管形成誘導因子の薬 効を高める役割を任う。例えば他のポリペプチドとの融合により本ポリペプチド が低+)Hまたは高温下で活性を保持できるようになるか、或いは得られるポリ ペプチドが長い循環寿命、分解に対するより高い抵抗性を有するようになるかま たは小腸上皮を通しての透過性が増加する。
しかし、これらの変化でアミノ酸配列の変異は本血管形成誘導因子を投与する生 物での免疫応答副作用を起すようであってはいけなく、そのような副作用は血管 形成誘導因子に由来する利点が保証されないほどの損害となり得る。生物活性分 子がそのような免疫応答副作用を起すかどうかの判定方法は通常の技術の熟練者 に周知である。
本発明の血管形成誘導因子および本明細書で開示されるアナログは右糸分裂促進 或いは化学走性能を有し、またプロテアーゼ合成を促進する能力を持つ医薬製品 の形でヒトおよび動物に応用される。少なくとも一つの活性医薬品組成物は目的 の剤形によりまた適当な医薬的に許容される担体、希釈剤、充填剤、結合剤、お よび他の賦形剤を含有する。経口投与用には活性蛋白質の消化管中の分解を防ぐ 手段をとらねばなら゛ない。従って賜溶皮剤形が経口投与に適当な一つの形とし て考えられる。非経口投与を採用する場合には、調製物は水または塩溶液或いは 他の医薬的に許容される溶液剤を含有する。・一般に非経口投与のための調製物 は最終的に全体で体液と同じ浸透圧となる十分濃度の塩化ナトリウムを含むのが 好ましい。本発明の血管形成誘導因子を含む医薬品調製物で傷、外科切開または 皮膚潰瘍の治療のため注射または局部投与のように局所投与用も考えられる。さ らに心筋梗塞後の心臓への血液供給を再開するための投与用に徐放性挿入剤も考 えられる。
上述の各疾病の治療に適当な投与量および前述のデリバリ−法に使用する適量を 決定するのに必要な計算は普通の技術の熟練者により常法で行なわれ、特に標準 アッセイや水明WA書に開示するアッセイを考慮に、不必要な実験をしないで通 常できる植囲のものである。計算した投与量は適当な投与量応答データー合わせ て有効投与量を決定する確立したアッセイを用いることにより確認される。
本発明の牧えの具体的な個々の問題や状況に応じた応用は本明細書に含まれる教 えを考慮して通常の技術熟練者の能力範囲内のものである。本発明の生成物の例 およびその単離および製造の代表的な方法は以下の例に示す。
胎盤組織からのヒト血管形成誘導因子のtliI製A、蛋白質の精製 出産後の満期ヒト胎盤を一20℃で凍l;!iする。凍結胎盤を小片に切り、電 気食品チョッパー(Genera lSlicing、ニューヨーク州、バルデ ン)でひき、食品用加工機でホモジナイズする。ホモジナイズ後の操作は全て一 4℃で行なう。ホモジナイズした胎盤を冷20+aHトリス、pH7,5,3m )I EDTAで希釈し、50W(モデル185ソニケーター、Branson  5onic Power Co、、ニューヨーク州、プレーンビュー)で10 分間ソニックにかける。通常1幻の凍結胎盤から2リツトルの処理物を得る。
音波処理物を塩酸でpH4とし、2分間このpHにインキュベートした後NaO Hで中和する。NaCj!を終濃度0.58となるように添加してから10.O OOXgで60分間遠心分離する。上澄液を0.5HNaC1/3g+HEDT A 120wHトリス、pH7,5で平衡化したヘパリン−セファロース(ファ ルマシア、ニューシャーシー州、ビス力タウエイ)のカラム、85X153an 1にのせる。カラムを同じ緩衝液で洗い、2HNaCJl/3畑HEDTA/2 0腸Hトリス、pH7,5で溶出する。
溶出液を3mHEDTA/201RHトリス、1)87.5で希釈して電導度を 24 mo+hoとし、二回目のヘパリン7セフアロースカラム(16X190 m+)にのせる。カラムを3wHEDTA/20mHトリス、pH7,5、中0 .78NaC1溶液で洗い、同じM功液中NaCj!の0.7から2Hの勾配で 溶出する。
各両分につきプロテアーゼ誘導活性を測定し、活性画分を三回目のヘパリン−セ ファロースカラム(12X75 am )で濃縮する。カラムを先ず3+++H EDTA/20mJ−リス、pH7,5、中0.8M、NaCj!溶液で、次に 0.1Mりん酸ナトリウム、pH6,0、中0.2HNaCj!溶液で洗滌し、 0.1Mりん酸ナトリウム、pH6,0中0.2HNaCJI溶液で溶出する。
三回目のヘパリン−セファロースカラムからの活性画分を20倍員の0.18り ん酸ナトリウム、pH6,0で希釈する。
希釈液を10.OOOxgで30分間遠心分離してから同じ!ll液液平衡化し た9X721mのCM−セファデックスC−50カラム(ファルマシア)にのせ る。カラムを0.1Mりん酸ナトリウム中0.15M50.5Mおよび2MのN aCJ溶液で順次溶出し、各両分のプロテアーゼ誘導活性を測定する。
プロテアーゼ誘導活性を含むCM−セファデックスカラムからの0.58 Na Cj!溶出液を0.5aeのヘパリン−セファロースカラムで濃縮する。このカ ラムは60DIMりん酸ナトリウム、pH6,0,中2HNaC1溶液の0、! Mずつで順次洗う。活性は全て最初の11dに溶出された。この溶出液につき、 2HNaC1,6011Hりん酸ナトリウム、pH6,0を用い、流速0.5d /sinでFPLCスベロース−12のカラム(ファルマシア)にかける。
本発明の請求の範囲にある血管形成誘導因子はこの溶出液から単離される。この 血管形成誘導因子は本例中で「蛋白質」とも呼ぶ。
B、 の性 および血管形成誘導因子活性の確認1、NaDod 5o4−PA GE NaDod S04ポリアクリルアミドゲルを用い、3%の上層ゲルおよび10 −18%勾配の分解ゲルを調製し、特にここに参考文献として採用するNatU re277巻、680−685頁(1970年)に記載されるLaelllll +の方法に従って泳動する。カラムからの活性画分はNaDOd 5o4−PA GEr分子ff118,700の単一バンドであった。
2、蛋白測定 蛋白濃度はウシ血清アルブミンを標準として用いた8io−Rad蛋白アッセイ (Bio−Rad LabOratOrieS、カリフォルニア州、リッチモン ド)により測定する。本蛋白質の配列に関する情報は例4に記載する。
3、有糸分裂促進活性−■−沃化デオキシウリジンの取り込み 屠殺したばかりの一才牛の副腎皮質よりウシ毛管内皮(BCE)細胞を、ここに 参考文献として採用するProc、 Natl、 Acad、 Sci、 03 476巻、5217−5221頁(1979年)に報告されているFOlkll anらの方法により単離する。特にここに参考文献として採用するJ、 Ce1 l Biol、 95巻、974−981頁(1982年)中でGrossらに より記載されるようにマウス肉腫180細胞で条件づけした培地で補足した10 %(V/V)仔つシ血清加アルファ最少必須培地<MEM)中でliI胞をフン フルエンドになるまで生育させる。コンフルエントに到達したら培地を5%仔ウ つ血清加の条件因子を含まぬMEM培地と交換する。
BCEI[l胞のフンフルエンド培養物を5%仔ウつ血清加MEM培地中で7日 間維持する。その後培地を各種濃度の精製胎盤血管形成誘導因子を含む5%仔ウ つ血清加MEM培地に変える。20時間後に培地を5%仔ウシ血清および0.3 μCi/Id!の1251−沃化デオキシウリジン(2000Ci /rAmo te 、 New England Nuclear、マサチュセツツ州ボスト ン)を含有するダルベツコ改良イーグル培地に置換する。標識培地中で16時間 インキュベート後、細胞を冷りん酸緩!ii塩液で洗滌して標識を停止する。細 胞を冷5%トリクロロ酢1(TCA)と30分間インキュベートし、5%TCA および蒸溜水で二回洗滌して酸不溶物に取り込まれる 125I−沃化デオキシウリジンを測定する。
4、 T1走性測定 遊走性測定は、ここに参考文献として採用されるProc、 Natl、 Ac ad、 Sci、USA79巻:5597−5601頁に記載されるCa5te llotの方法に従い、ゼラチンおよびフィブロネクチンで被覆したPVP非含 有のボアサイズ5μ−のポリカーボネート製フィルターを用いて200111の ブラインドウェル(Nucleopore、カリフォルニア州、プレサントン) 中で行なう。0.5%のウシ胎児血清含有のMEM培地で10段階希釈した精製 プロテアーゼ誘導因子をウェルの下層に入れる。次にフィルターを挿入し、20 0μlの0.5%ウシ胎児血清加MEMm地に入った5X10’個のBCEil l胞をウェル上層に添加する。37℃で4時間インキュベート後ウェル上層の培 地を除去し、フィルターの上部表面の細胞を静かに綿棒で取り除く。次にフィル ターを取り外して空温で乾燥し、ライトーギムザ色素(Baker Cheni cal Co、、ニューシャーシー州、フィラデルフィア)で染色する。
フィルターの下部表面の全細胞数を光学顕微鏡(400倍の倍率)で数える。
5、PAおよびコラゲナーゼの誘81測定少なくとも2日間5冗仔ウシ血清含有 のMEMで維持したBCEI胞のフンフルエンド培養物を5%仔ウシ血清および 試験する物質を含む新しいMEM培地と交換する。、37℃で24時間インキュ ベート後培地を集め、参考文献に採用するCe11.20巻:343−351頁 (1980年)中にHo5catelliらにより記載されるようにしてコラゲ ナーゼを測定する。コラゲナーゼは全て潜伏性であるので活性を検出するためト リプシンで活性化する。
この同じ培養物からのm胞単層を冷りんMM衝塩液で2回洗滌し、061Mりん 酸ナトリウム、pH8,1、中の0.5%(v/v)トウィトンx−ioo溶液 で抽出してからcrossら(前述)により記載されるようにPA活性を測定す る。実験の結果、細胞抽出物中のPAfflは条件づけした培地中で見られたa に比例していることがわかった。プロテアーゼ誘導活性の1単位はPAおよびコ ラゲナーゼ合成の最大読導の半分まで誘導するのに必要な量と定義する。
例2 ヒト胎盤組織からの血管形成促進因子の精製例1の方法に従って二回目のヘパリ ン−セファ0−ス力ラムにかける溶出液を得る。カラムを3w+HEDTA/2 001Hトリス、pH7,5、中0.95.HNaC1溶液で洗い、同じ緩衝液 中の28NaCJ溶液で溶出する。
2M溶出液を0.2)I Na(1/201IIHMES、pH6,0、に対し て透析する。透析物を100.0OOXグで60分間遠心分離して不溶物を除き 、Fast ProteinLiquid Chromatography ( F P L C)システムを用いてHono−Sカラムにかける。カラムを0. 2)I NaCz/20118 YES、 pH6,0、で洗滌後20mHME S。
pH6,0中の0.2−28 NaCJ!勾配で溶出する。各両分につきプロテ アーゼ誘導活性を測定する。プロテアーゼ誘導活性は0.45−0.68 Na CJ!で溶出した。
肝癌細胞からの血管形成pk導因子の精製FPLC以外の全ての精製ステップは 4℃で行なう。
S K−He O−1am (Aa+erican Tyge Cu1ture Collection [A T CC]寄託番@klHTB52)のフンフル エンド単層よりmaを冷PBSにかり取り、400×3で10分間遠心分離して 集める。細胞ベレットを10倍容聞のPBSlo、5)I NaCjにけん濁し 、Branson 5onicator にューヨーク州、プレインビュー)を 用いて5ワツトで3分間音波処理を行なう。抽出物を遠心分離にかけ(10,o ooxg、1時間)、上澄液を集める。ベレットは等容iのPBSlo、5HN aC1に再けん濁して音波処理を行ない、遠心分離する。上澄液を合わせr28 X75aeのPBSlo、58Nacj!で平衡化したヘパリン−セファロース カラム(ファルマシア、ニューシャーシー州、ビス力タウエイ)を通す。カラム を0.5HNaC1勾配mHEDTA/100iH1−リス、pH7,5で洗滌 後、同じ緩衝液中の0.5−28 NaC1勾配で溶出する。各両分についてP A誘導活性を測定し、活性画分を集めて伝導率が20mwhoとなるまで3+o HEDTA/2(l)lトリス、p)17.5で希釈する。
次に活性物質を3a+HEDTA/20mHトリス、°IIH7,5中0.5) I NaC1溶液で平衡化した二回目のヘパリン−セファロースカラム(10X 75m)にかける。
カラムを先ず0.5)I NaCjで、次に3mHEDTA/20關Hトリス、 pH7,5、で洗い、同じ緩衝液中の0.9−2)I NaC1勾配で溶出する 。活性画分を三回目のヘパリン−セファロースカラム(7X85m+)にのせて 20mHYES、pH5,0中の0.58 Na(、!で洗滌後、NaC)を2 Hとして溶出する。三回目のヘパリン−セファロースカラムからの活性画分を2 01)IMES1pH6,0、で1:10に希釈して100,000Xg、7時 間の遠心分離で不溶性物質を除く。
これを0.28 NaCj/20mHMES、pH6,0で平衡化したNono  −S F P L Cカラム(ファルマシア)にのせる。カラムを0.2HN aC1で洗ってから溶出をNactの勾配(20IIHMES%pH6,0,中 0.2から28)で溶出する。各画分につきPA誘導活性を測定し、活性画分を 集めて純度をNaDOdSo4−PAGEで検定する。
乳A ヒト胎盤より単層した胎盤通管形成誘導因子(PAF)のアミノ酸配列の決定 A、Ll/S−Cペプチド 上述の例2の方法により20鵬HMES、 1lH6,、、0゜0.5HNaC 1に溶解したM製PAFを得る。天然蛋白質を以下のようにエンド型プロテナー ゼt−ys−cを用いて消化する:2nmo+eの天然蛋白質を350μlの2 0mHMES、pH6,0,0,58NaC1に溶解して含有する反応液を21 (NH+co315μlを添加してpH8,7に調整する。1.17単位のエン ド型プロテナーゼLys−C(ベーリンガー)を添加し、37℃で7時間30分 消化を行なう。次に2−メルカプトエタノールをJil終濃度が1%(■ハ)と なるように添加し、37℃でさらに15分間インキュベートする。トリフルオロ 酢酸(TFA)を最終濃度0.1%(V/V)となるように添加し、消化物を5 ynchroa RP 8カラムを用いた逆相高速液体クロマトグラフィー(H PLC)で分画する。ペプチドは0.1%TEA水溶液および次に0.1%TF A中のアセトニトリル勾配(60分間でO−60%のアセトニトリル)でカラム から溶出する。カラムからのペプチド溶出はA215およびA28oで追跡し、 適当な両分を手動で集める。
19%のアセトニトリルで溶出したペプチドを自動エドマン分解により配列決定 した結果、次の配列を示した:(K )−N−G−G−F−F−L−R−I−H −P−D−G−R−V−D−G−V−RLE−にこの配列および以下の配列中カ ッコ内に示すアミノ酸残基ははっきりと同定されていない残基である。
19.8%のアセトニトリルで溶出したペプチドを配列決定した結果数の配列で あった: (K)−G−V−()−A−N−()−Y−L−(A)−M−に−(E)−D− G−同じ消化物から17.5%アセトニトリルで溶出した他のペプチドは次のア ミノ酸配列を示した:(に)−L−0−L−Q−A−E−E−R−G−V−V− 5−I−に26%のアセトニトリルで溶出したペプチドを自動エドマン分解にか けて次のアミノ酸配列を示した:(K)−(C)−V−T−(DJ−E−(C) −F−F−F−E−()−L−E−5−N−N−Y−N−(T)−16%のアセ トニトリルで溶出したもう二個のペプチドは混合物として得られ、配列決定前に 再精製した。得られ、たペプチド混合物を真空下で乾燥し、100μlの50m Hトリスー塩酸、1)H8,5,8H尿素に再けん渇する。20 n1lioI 8のジチトトライトール(DTT)を添加して37℃15分で存在するS−8結 合を還元する。次に5 Q n1lloIeの3H−沃度酢酸を添加してペプチ ドを力°ルボキシメチル化し、室温で暗所下20分インキュベートする。さらに 5 Q nmoleのDTTを添加して室温で30分間インキュベートした後、 反応液をTFAo、1%に調整し、Altex C−3逆相カラムを用いたHP LCで再分画する。ペプチドはカラムより0.1%TFA水溶液および続くアセ トニトリル勾配(120分間で0−60%アセトニトリル)で溶出する(流速1 m/1n)。
13%アセトニトリルで溶出したペプチドを自動エドマン分解にかけたところ次 の配列を示した:(に)−G−V−C−AmN−R−Y−L−A−M−KB、S MP−ペプチド 天然PAF蛋白質をマウス下顎腺プロテアーゼで消化してさらにペプチドを得る 。
350μfの20m)l MES、pH6,0,0,58NaCf中に2nmo leの蛋白質を含む溶液に25μlの18 NaHCO3、pH9,0、を添加 しTpH8,0ニ1整する。下顎腺ブOテアーゼ(3,6μび)を添加して消化 を37℃で24時間行なう。9 Q nmoleのDTTを添加して37℃のイ ンキュベーションを30分間続ける。
360 nmoleの3ト1−ヨード酢酸を添加してペプチドのカルボキシメチ ル化を行ない、空温暗所で20分間インキュベーションをする。さらに360  nmoleのDTTを添加してから反応液をTF’A中0.1%(v/v)に調 整し、上述のようにペプチド混合物をRP−8HPLCで分画する。
12%アセトニトリルで溶出するペプチド混合物を一つの画分に集め、乾燥して 100μlの50111Hトリス−HCl、pH8,0,8H尿素に再けん濁し てAIteXC−3カラムを用いたHPLCで再分画してLVS−Cペプチドの 精製で記載した溶出スケジュールと同じように溶出した。
14.8%アセトニトリルに)および15.3%アセトニトリル0で溶出した二 つのペプチドを自動エドマン分解にかけて次のようなアミノ酸配列を得た:a)  (R)−G−V−V−()−X−に−G−V−C−A−:T−b) TR)− I、−V−C−に−N−G−G−F−F−天然PAFをs、 aureusプロ テアーゼ(v8)で消化していくつかのペプチドを得た。500tlAの20I IIHI−リス−HC1、pH7,5,28NaCj!に溶解した1 mole の蛋白質をRP−8逆相カラムを用いてHPLCで脱塩する。蛋白含有の脱塩画 分を乾燥し、50mH酢酸、pH4,0の50μmに再けん濁し、1μ9の■8 プロテアーゼを加える。37℃18時間消化を行なう。ペプチドを上述のように RP−8逆相カラムを用いたHPLCで分画する。
17%アセトニトリルで溶出したペプチドを自動エドマン分解にかけ次のアミノ 酸配列を得た:(E)−に−5−()−P−H〜I−に−I、−Q−L−()− A−E■8消化物からの20%アセトニトリル溶出のペプチドも配列決定し、次 の結果を得た: (E)−()−(cl−()−L−r、−A−()−に−21%アセトニトリル で溶出した■8ペプチドを配列決定して次の結果を得た: (E)−5−N−N−Y−N−T−Y−R−(S)−上記アミノ酸配列を整理す ると以下に示すヒト塩基性線維芽精胞増殖因子の中核配列が得られる:さらに他 のペプチドを単離して自動エドマン分解にかけた。それらのアミノ酸配列は上記 中核配列外にあった。
下顎腺消化物(上記参照)の分画で13%のアセトニトリルで溶出したペプチド は次のアミノ酸配列を示した:に−r=−G−s−に−r−G−p−a−0−に 一、z−x−r−−r−L−p−s−s−Amに20%アセトニトリルで溶出し たLys−Cペプチドは次のアミノ酸配列であった: Y−()−5−W−Y−V−()−L−(、)鉄玉 治療剤として臨床応用に適した血管形成誘導因子性状の同定 例1および例2の方法により単離した胎盤由来の因子および肝癌細胞から単離し た因子が血管形成誘導因子に予想される試験管内の三つの全ての性質を示すこと を明かにした。先ず、0.1から10no/at!の範囲の濃度でこれらの分子 はBCE細胞のPAおよび潜伏性コラゲナーゼの合成を促進する。PAは前酵素 プラズミノーゲンを特異性の広いプロテアーゼであるブラズミンに変換すること ができる。ブラズミンは潜伏性コラゲナーゼを活性コラゲナーゼに変換できる。
従って低濃度の本因子の影響で毛管内皮細胞は周囲組織のほとんどの蛋白質を分 解できる少なくとも2つのプロテアーゼを生成し、その結果@胞が組織に、侵入 する。
精製分子はBCE細胞のPAおよびコラゲナーゼを9度依存的に促進する(第3 A図)。コラゲナーゼは全て活性型である。トリプシン処理の後コラーゼ分解活 性が検出された。PAおよび潜伏性コラゲナーゼの両者が相関して促進される。
1/2最大促進は1ng/Idのプロテアーゼ誘導因子の9度で観察される。未 処理細胞で生成するPAおよびコラゲナーゼの量は実験により差があり、従って 促進の割合も変化する。プロテアーゼ誘導因子の濃度を非常に高くすると、化学 走性および有糸分裂促進と同様にPA合成の促進も低下する。BCE細胞をPA およびコラゲナーゼを誘導する濃度のプロテアーゼ誘導因子と24時間インキュ ベートすると、細胞の形態が典型的な玉石型から伸長した紡鉗型に変化する。
第二番目として本因子はBCE![1rIiに対して化学走性能を示す。そこで 試験管内で毛管内皮細胞は本因子の方向に移動する。本因子を0.001および 0.1no/J゛ の範囲の濃度で添加するとBCE細胞の化学定性がブライン ドウェル槽内で促進される。これより高い濃度では化学定性は見られない。上槽 から下槽への細胞移動の増加は下槽に上槽より高濃度の因子が存在する場合のみ 観察され、このことは真の化学走性が起きていることを示す。化学走性は観察さ れる運動性増加の25%以上を占めることはなかった。
第三番目に、本因子はBCE!Ill胞に対して有糸分裂促進を示す。第3B図 はBCE!It胞培養にプロテアーゼ誘導因子を添加した時、その添加量に依存 した125I−ヨードデオキシウリジンのDNAへの取り込み促進を示す。
プロテアーゼ誘導因子の濃度を高めるとこのfl ’J活性は低下する。 ■− ヨードデオキシウリジン取り込みの促進はPAおよびコラゲナーゼ誘導ができる と同じ濃度で観察される。胎盤由来の粗音波処理物による125I−ヨードデオ キシウリジンのDNAへの取り込み促進は他の有糸分裂促進活性と相関している ことを本発明者は既に確認している。従って本因子は真に有糸分裂促進的に作用 している。精製した単一分子が8CE細胞でPAおよびコラゲナーゼを誘導し、 細胞複製を促進し、その運動性を促進する能力があると考えられる。
例6 血管形成活性 血管形成の測定のためにAuat、 Rec、 199巻、33−42頁(19 81年)に報告されているようにDunnらの方法を用いた実験で、例2の血管 形成誘導因子はトリ繊毛法股上で65r+oの投与散で91%の卵で血管形成を 促進した。
上述のようにして(例1および例2参照)ヒト胎m白管形成因子を精製する。2 0 mHM E S緩笥液、pH6,0、および500mHNaCj!Ic溶解 した精製蛋白質をRP−8逆相方ラムを用いた高速液体クロマトグラフィーで脱 塩する。250がら50001oleの脱塩蛋白質を自動エドマン分解するため A31470A気相蛋白質シークエンサーにかける。得られるPTHアミノ酸を シアン逆相カラムを用いた高速液り0で同定する。
これらの実験結果よりPAFのN末端アミノ酸配列は以下のように決定された: G−T−H−A−A−G−S−1−T−T−L−P−A−L−P −Eさらに、 上述のPAFのN末端アミノ酸配列は例4、Aに記載するクロマトグラフィー系 で23%アセトニトリルで溶出したLys−cペプチドの自動エドマン分解によ っても確認された。
b) PAFのC末端アミノ酸配列 PAFのLyS−C消化物より例4に記載のようにC−末端PAFペプチドを単 離した。本ペプチドは22%アセトニトリルで溶出する。このペプチドを自動エ ドマン分解にかけて次のアミノ酸配列を示した:A−ニーL−F−L−P−M− 5−A−に−5(1)例: (ii)PA FのN末端アミノ酸配列;(面PA FのC末端アミノ酸配列;および(M c D N Aのデータを総合してPA Fの全アミノ酸配列は以下のとおりである:1、PAFl型 G−T−M−A−A−G−5−ニーT−T−L−P−A−I、−P−E−D−G −G−5−G−AmF−P−P−G−H−F−に−D−P−に−R−L−Y−C −に−N−G−G−F−F−L−R(−H−P−D−G−R−V−D−G−V− R−E−に−5−D−P−H−X −に−L −Q−L−Q−A−E−E−R− G−V −V−5−工−に−G −VニーC−A−N−R−Y−L−A−M−に −E−D−G−Ft−L−L−A−5−に−C−V−T−D−E−C−F’−F −F−E−R−L−E−5−N−N −Y−N −T−Y−R−5−R−に−Y −T−5−W−Y−V−A−L−に−R−T−G−0−Y−に−L−G−5−に −T−G−P−G−Q−に−A−ニーL−F−L−P−H−5−A−に−5゜2 、PAF2型: N末端ブロックPAF精製PAFおよび天然PAFを自動エド マン分解にかけた多くの実験で、チャージした蛋白質のある部分(50−80% )がエドマン処理で分解しないことがわかった。
PAF蛋白質分子の一部分はN末端がブロックされて存在するものと考えられた 。
ブロックしている基の性状は精製アミノ末端ペプチドの研究により明白になった 。PAFの酵素分解(例4参照)から得られるアミン末端ペプチドはアミノ酸分 析で同定する。また濾紙電気泳動または薄層クロマトグラフィーと参照文献とし て採用するCheIIl、 Ber、87巻、1103−1107頁(1,95 4年)中にF、Re1ndelおよびIJ、 HODDeにより記載される塩素 10−トリジン試薬による染色で同定される。(ブロックされているペプチドは 側鎖のりジン残基による弱い呈色以外には、先ず加水分。
解しない限りニンヒドリンで検出されない。)さらに、小さいN−末端ブロック PAFペプチドは酸性サーモリシンまたはペプシンによるPAF消化物をNar itaら(1975年)によりProtein SequenceDeterm ination 、 30−103頁、spr+nger−ver+ag 。
ベルリン、ハイデルベルグ、ニューヨーク、中に記載されるようにDowex  50、×2(H+型)のりOマドグラフィーで単離するか、■、にfunにより Co11. Czech、 Cheta、 Cotats、 (英語版)44巻 、145−147頁(1979年)に記載されるようにスルホエチル−セファデ ックスのクロマトグラフィーにより単離できる。これらの文献は参考文献として とり上げている。
ブロックされた短かいペプチドの構造は多くの標準手法および方法により決定さ れる。例えば、G、 A11enのSequencing of Protei ns and Peptides ; NorthHolland Publi shing Company、 7ムステルタム、ニューヨーク、オックスフォ ード(1981年)またはそこに記載されている文献で、これらは本出願の参考 文献として採用している。これらの手順および方法はN末端のブロックしたペプ チドのカルボキシペプチダーゼ、プログルタミン酸アミノペプチダーゼによる消 化、ヒドラジン分解、質量分析、核磁器共鳴、ガスクロマトグラフィーおよびB OiSSelら、Proc、 Natl、Acad、 Sci、 LISA 8 2巻、8448−8452 (1985年)により記載されるFAB質m分析な どがある。
3、PAF3型:短縮および伸長P A’ Fウシ腎線維芽細胞生育因子(FG F)はN末端からのアミノ酸の多くを欠損していることがわがっている(八。
ea i rdら、Regul、 pept 、印刷中:1985年)(D、  Gospodarowicz、 Heth、 Enzymol印刷中:1986 年) 、 G、 Neufeldおよびり、 Gospodarowicz、  J、 B111゜Chelll、 260巻、13860−13868頁(19 85年)により示されているように短縮した線維芽細胞生育因子はFGFレセプ ターの結合能力を保持しており、このことは本蛋白質のN末端はFGFの細胞表 層レセプターとの相互作用に重要な役割を持たないことを示している。従って、 PAFの短縮7!!および伸長型の両者ともレセプター結合能を保持すると予想 される。PAFの生物活性を保持したままのN末端最大欠損および伸長はまだ決 定されていない。
肚溢:PAFのCDNAクローン 5K−HEP−11胞を10%ウシ胎児血清、非必須アミノ酸およびPen−8 trep添加の最少必須イーグル培地で培養する。RNAはここに参考文献とし て採用するMo1ecular Cloning : A Laborator y Manual 。
(Cold Spring Harbor Laboratory、 New  York 、 1982年、191−193頁)中にHaniatisらにより 記載されるNP−40溶解法を用いて単離した。Po1l/(^)+mRNAを 文献として採用したProc、 Watt、 Acad、 Sci。
USA69巻、1408頁(1972年)に記載されるu、AvtvおよびP、  Lederの手法を用いたオリゴdTクロマトグラフィー(BRL)により選 択した。こ)に文献として採用したGene、 25巻、263−269頁(1 98・”3年)にGublerおよびHoffmanが記載するように、オリゴ dTによる第−鎖合成およびRNase H−DNAポリメラーゼ関与の第二鎖 合成を用い、5μびのmRNAから8μグの二重鎖CDNAを得た。この操作に はAmershamの試薬を使用した。以下の反応は特に記載しない限り製造元 の指示通り行なった。このCDNAを10単位のT4DNAポリメラーゼ(Am ersham) ヲ用いて平滑末端化した。ECoRI部位は400単位のEC 0RIメチラーゼ(Nev England Biolabs )および100 mHのS−アデノシルメチオニンで保護した。同量のEcoRIリンカ−(Ne w England Biolabs 、 8塩基対)を1単位のT4DNAリ ガーゼ(Promega Biotec)で結合した。過剰のリンカ−は200 単位のECORI(New England Biolabs )で消化して除 去し、100nOのこのCDNAをEcoRI消化のアルカリフォスファターゼ 処理ラムダQ i −10D N A (vector CloninclSy stemS ) 1μ9と連結する。DNAをインビトロでバケツジングしく  Vector Cloning Systems)、E、coli C600H FLaにブレーティングして8.2×105個の形質転換株を得た。
オリゴヌクレオチドプローブのデザイン5K−HEP−1cDNAクローンの単 離のため2種の混合配列オリゴヌクレオチドプローブを使用した。
プローブは決めたアミノ酸配列に対応する全ゆるDNA配列をプールしたものよ り成る。プローブは木明11&tに記載されるPAFの中核アミノ酸配列中の配 列を選択した。プローブ#5はアミノ酸配列 11e−Lys−Gly−Val−Cys−AlaをコードするDNAとハイブ リダイズするように作成し、192配列から成る177−である: # 5 11e Lys Gly Vat Cys Ala5′ ^TZ AA N GGX GTX TGY GC3’192倍低下、17マー、 X−A、TSG*r、:はc N−AまたはG Y−TまたはC Z−T、CまたはA プローブ#8はアミノ酸配列 Tyr−Cys−Lys−Asn−G Iy−G Iy−Phe、をコードする DNAとハイブリダイズするように作成し、256種の配列より成る20マーで ある。
#8 Tyr Cys Lys Asn Gly Gly Phe5° TAY  TGY ′AANAAY GGX GGX TT 3゜256倍低T120マ ー 両プローブともApplied B105l/5teffiS Q N A合成 礪で合成した。いずれもゲルによりR’lJしてT4ボリヌ、タレオチドキナー ゼ(ファルマシア)を用い[γ−32P]ATP (Amersham) t’ 4−6X 106c pm/pmo 1の比活性に放射標識した。
ハイブリダイゼーション温度は文献に特に採用しているs、v、suggsら、 (Developmental Biology UsingPurified  Genes: D、D、BrownおよびC,F、 Fox編集、683−6 93頁:1982年、Acadevtc Press、 二1−9−ク)により 記載されているように、ATの多いもののほとんどで計算したTm(i!1より も2℃低い温度とした。
最後の洗脩については計算値どおりのTmで行なった(即ちハイブリダイゼーシ ョン温度より2℃高い温度)。
cDNAのライブラリーを150aorルリアーベルトニ寒天平板につき50. 000個のプラーク濃度となるように、E、coli C600HFLa株とN ZCYM上層寒天(0,7%)を用いてプレートした。ファージDNAは二枚の ニトロセルロースフィルター(Schleicher and 5chuell 、BA85)にトライス’77−し、文献に採用しティる5cience 、  196巻、180−182頁(1979年)のBentonおよびDavisに より記載されているようにハイブリダイゼーション用に調製−パシタ。フイ/l / ターハロ X S S G (20X S S Cは3HNaC1,0,3 Hクエン酸ナトリウム、1)87.5)、2Xデンハルツ溶液(100xデンハ ルツ溶液は2%ファイコール、2%ポリビニルピロリドンおよび2%8℃で2時 間ブレハイブリダイゼーションを行なう。プローブ#8を0.2pmol/ I dで添加し、16時間ハイブリダイゼーションを行なうニハイブリダイゼーショ ン後、フィルターを以下のように洗蜂した: 6XSSCおよび0.1%SDS 中空温で中空弁間ずつ3回と最後の1回は50℃で8分間。次にフィルターを乾 燥し、コダックXAR5フィルムおよび「ライトニング・プラス」増幅スクリー ンを用いて一70℃で24時間オートラジオグラフィーを行なう。二枚のフィル ターで陽性であるプラークを精製のため吊る。それらのプラークをプローブ#5 および#8を用いて二次選択を行ない、両プローブとハイブリダイズしたプラー クを血管形成誘導因子をコードする候補として選んだ。
文献として特に採用したAdvanced BacterialGenetic s:A manual for Genetic Engineering(C old Pring Hobar Laboratory、ニューヨークコ19 80年)中でR,u、 DaViS 、 D、BO5teinおよびJ、 R, Rothにより記載されている方法に従い、このファージよりプレート溶解法お よびホルムアミド抽出によりDNAを調製した。このDNAのEC0RI消化に より1%アガロースゲルで1.1kbの挿入断片を放出した。この挿入断片をH aniatisら、上述、173−178頁により記載されるようにサブクロー ニングのため5%アクリルアミドゲルから精製した。挿入断片をバクテリオファ ージM13mp19RF DNAのEC0RI消化物に連結し、参考文献のJ、  Hot、 Biol、 94巻、441頁(1975年)に記載されるsan gerのジデオキシヌクレオチド法を用いて配列決定した。得られた配列の解析 の結果、PAFの一時構造をコードする読みワタが得られた。
蛋白質の配列データ(例7参照)および報告されているFGFの情報(Esch ら; Proc、 Natl、 Acad、 Sci、 USA82巻、650 7−6511:1985年)から、PAFのいくつかの活性型が精製されている ものと思われる。PAF i型(例7参照)はこのDNAよりAGTMAAの5 ′側のどこかから翻訳が開始し、まだ解明されていないプロセスによるAG結合 の翻訳後の切断により生成される。ざらにPAF3型はコンセンサス開始部位( Hlにozak、 Hicrobiol、 Rev、 47巻、1−45頁:  1983年)であるMAA配列から翻訳が開始し、任意にメチオニンの分解除去 により精製する。PAF3型はまた他の機能的開始部位からの翻訳開始によって も精製される。そのような部位は技術に熟練した物に容易に理解されるもので、 特に本明細書の記載より明かである。さらに、翻訳−次生成物の翻訳後のプロセ シングも起るが、これは必須ではない。PAF2型は1型または3型からまだわ かっていないプロセスによりN末端のアミノ酸の遊離アミノ基のブロックが起る ことにより生じる。
伊19:PAFの発現 PAF発現の原理は以下のとおりである。ラムダgt10グローンから単離した 1、lkbのEC0RI断片をプラスミドpUc9にサブクローンする。この断 片はPAFの全コード配列を含む。サブクローンの小さい2つの断片が発現シス テムの構築に有用である。1つは367bpのAvaIから3 a m HIま での断片で、これは胎盤由来の1型蛋白質のGTMAA残基を1から5と数えて 17から137までのアミノ酸残基のPAFをコードする配列を含む。もう一つ は405bl)のNC0Iから3amHIまでの断片で、これはPAFの4から 137までのアミノ酸残基をコードする配列を含む。これらの制限断片の両端に 合成アダプターをつけてコード配列を完全し、翻訳開始、終了またはカプリング 配列などを調製して適当な発現ベクターとの連結に必要な配ダJも加える。
ヒト胎盤から単離したPAFはG T M A Aで開始する配列を有する。5 K−Hep−11fU胞から単離したCDNAクローンからGTMAA配列より 少なくとも100アミノ酸上流から、またはMAAでyD始するPAFの他の型 が存在することが示唆される。胎盤型を用いて酵母(S、 CeriViSia e )および細菌(E、coli)で発現した。他の5K−Hep−1型および アミノ末端の短縮型は下に記述する方法の改良で発現させることが出来、その方 法は技術に熟練する者には明白である。その方法はCDNA断片のアミノ末端( NCOI部位またはAVa工部位)を発現ベクターに連結するのに用いる合成ア ダプターを変化させることより成る。また別の方法としては、以下に示すGTM AA型からヌクレオチド−支持欠損変位処理(文献として採用する’ Nucl eicResearch ruture Development ” 、に、  Hizobuc旧、1、 WatanabeおよびJ、 D、 watson i集、Acade+++ic Press。
ニューヨーク、419−436頁:1983年にH,Inouye 、に、 N akamura 、 S、 Inouyeおよびy、 Hasuiにより記載) によって短縮型の発現プラスミドを構築できる。
以下のアダプターをApplied Biosystems D N A合成礪 で合成し、ゲルIIをする。5′末端をT4ポリヌクレオチドキナーゼ(ファル マシア)でりん酸化する。対の相補オリゴヌクレオチドを以下のようにしてアニ ールし、二重鎖アダプターを精製する。等量の核オリゴヌクレオチドを50mH NaCj!、10mHトリス、pl+7.5およびIm)IEDTAに添加する 。この溶液を沸とう温浴中で加熱する。続いて温浴を火がら外し、2時間で室温 まで冷やす。以下が使用したアダプターのリストおよびその説明である。
禿楚ぶ削檜目I貝髄目訂誤訂■弓 訪 肘 討 U 転フ 醇 目ぶ 肘 耳5 ソ茨 吋 昌 眠 東 酩 3? キ3 u ミ昇 U 睦 6困 6旧 蒔 訂 軽3 修ぶ 萄唾 ミ3  u目μ 踪 目! しぶ I l9 恥 I=−:3 v’3 o> 5J  53 F≧ 36 ’g =百コ 訂 詰 転層 日 ■ 吋 U 肘 日 基 託 鷲宕 屈 3X E=すと U 詰 韮 屓 ’e:3 F  E3弱 闘 U 曇ヨ ν3 基 jコ 鮎普茨 混 眠 韮 仔が 韮 訪  I 吋 討 試農 転属 I 狂χ 詩 絡目コ 眠 弱 韮 弓1 日 ソS 託 葬 I ピ2 ―占 写9 旧 卦 東匠旦:酵母発現プラスミドの構築 pUC8をH+nc1mで消化してpUc8由来でポリリンカーのHindI[ 1部位からSmaI部位までの制限酸素部位を欠いているプラスミドpGS 1 85を横築し、それをHind[部位を再生しないHindI[/Sma lア ダプター(Anershaa+、カタログ番号DAI006)と3ma l消化 および希薄溶液(Ina/d)中でライゲーションして連結し、E、colt  JM83を形質転換する。形質転換株から単離したプラスミドDNAをEC0R I、Sma工またはl−1indI[lで消化して正しいプラスミドを同定する 。このようにしてECOR工部位およびSma■部位を有するが)(ind■部 位を欠いているプラスミドを保有する形質転換株を同定した。
酵母MFI遺伝子を含むEC0RI断片をJ、にurganおよびI、 He’ rSkOWitZによりCe1l、30巻:933頁(1982年)中に記載さ れるようにプラスミドpCY17からゲル電気泳動により精製し、EcoRIで 切断した1)GS 185に連結する。このライゲーション反応液を用いてE、 coli HBlolを形質転換し、アンピシリン耐性の形質転換株を選択する 。形質転換株よりプラスミドDNAを単離し、DNAをEC0RIで消化して正 しい挿入の存在を確認する。これがプラスミドpG3285である。
プラスミド1)GS285を)l i n d IIIで完全消化し、希薄状態 (1r+g/IR1)で連結して上述のKurjanおよびHerSkOWit Zにより記載されるMF1遺伝子中の4個のHindn1部位の3個を除去する 。上に記載のようにして正しい構成を選択する。これがプラスミドpG8385 である。
部位特異変異のため、EC0RI消化によりpGS385からMF1遺伝子を除 き、ゲルで精製後(1,5kb)ECORIで消化したM13段1)18RFと 連結する。ライゲーション反応液を用いてE、coli 71−18を形質転換 し、MF1遺伝子が正しい方向性で挿入されているクローンを[32P]標IM FI遺伝子とハイブリダイズにより同定する。MFlの配列をZollerおよ びSo+ith (Methods in Enzymology 、 100 巻、1983年、Acadelc Press Inc、、468頁)が記載す る部位特異インビトロ変異の標準法を用いてGTA TCTTTG GAT A AA AGAからGTA AGCTTG GAT AAA AGAに変える。− ファクター遺伝子変異、MF −Hをジデオキシ法配列決定により確認する。
M13mp18クローンのRF型をECORIで消化してMF−H遺伝子を除去 し、1.5xbのEcoRI断片をアクリルアミドゲル電気泳動により精製し、 EcoRI切断のDGS 185と連結する。得られるライゲーション反応液を 用いてE、Co l i )IBIOIを形質転換し、MF−3ff伝子を有す るプラスミドを保有するコロニーをMF −H遺伝子を含む32P標識の1.5 Kb EcoRI断片とハイブリダイズして同定する。そのようなプラスミドを pGS286と命名する。
PAF遺伝子を以下のとおりpGS286に挿入する。
アダプター#1および#2をPAF NcoI/3amHI断片と連結する。反 応液をポリアクリルアミドゲルで電気泳動し、アダプターを付加したPAFDN AをM Wの増加により同定する。この正しく連結したDNA断片をゲルより溶 出し、H+ ndl[[/Sa l I消化のpGS286と連結する。E、c oli HBlolをこのライゲーション反応液で形質転換し、アンピシリン耐 性のコロニーを選択する。正しい挿入を有するプラスミドを保有する形質転換株 を[γ−”2P]ATPおよびT4ポリヌクレオチドキナーゼとインキュベート して放射標識したアダプターlAl3よび2Aとハイブリダイズして同定する。
このようにして構築し、単離したプラスミドをpGS286−PAFと命名して いる。このプラスミドはMF H遺伝子がMF H遺伝子の”プレープロ“領域 のHi n61部位でPAF遺伝子と融合している。このような′Ia築物は酵 母に導入されると、A、 J、 Brakeら、1981年(PNAS : U SA81巻、4642頁)により示されるように異種蛋白質の合成、プロセシン グおよび分泌を指示することが知られている。
MF H遺伝子およびPAFの融合物を含むEC0RI断片はpGs286−P AFである。この断片はEC0RIによる消化およびポリアクリルアミドゲル電 気泳動により単離する。T4 DNAポリメラーゼにより平滑末端とした後T4  DNAリガーゼを用いてpstエアダブター(ファルマシア)を連結する。こ の断片を次にベクターpci/1 (A、 J、 Brakeら、1981年、 PNAS USA81巻: 4042頁)のPStI消化物に連結し、E、co li HBlolをこの反応液で形質転換してTET のコロニーを選択する。
PAF遺伝子とのハイブリダイゼーションにより正しい構築を同定する。このプ ラスミドをS、 CeriViSiaeDBY 746 (Yeast Gen etic 5tock Center、カリポル−ニア州、バークレイ)にTo h−EおよびWiCkner(J、 BactcrioloOV 、145巻、 1981年、1421−1424頁)により記載されるように欠損させた2ミク ロンDNAプラスミドを用い、標準の形質転換プロトコールにより導入する。P AFを発現する形質転換株は精製波PAF IqGとのアフィニティーの反応性 により選択する。
K1皇:l:、coliペリプラズマ分泌PAF発現をE、coliベリプラズ マへの輸送に適した型に制御するため、以下のようなυ161因子を使用した: 転写開始を高レベルで行なうためのプラスミドpCJ−1上のtacプロモータ ー;転写調節のためのプラスミドI)CJ−1上のIacオペレーター:E、c oli JM107株の染色体上に存在するIacレプレッサー(IacI)、 PAFのペリプラズマへの輸送を行なうため0m1) AリーダーペプチドをP AFをコードするDNAに、前者ペプチドのC−末端A1aとPAFl型のN− 末端Glyとが融合し、−法度物中のA I a−G I V結合がE、co  l iのリーダーペプチダーゼにより切断されて成熟PAFが生成するように連 結する。
E、Go l iの分泌ベクターは以下の通り構築する。
アダプター#5および#4を、PAFのAval:/3amHI断片に連結する 。正しい大きさのDNAをポリアクリルアミドゲルより溶出し、Omp Aリー ダーDNAとおよび、EcoRI/PstI消化M13mp19RFと連結する 。E、coli JM−107をライゲーション反応液で形質転換する。PAF 3!W伝子を含む形質転換株を制限酵素マツピングにより検出し、ジデオキシ法 配列決定により構築物の配列を確認する。
PAF遺伝子を含有するEcoRI/PS、tI断片をEC0RIおよびPSt 工による消化およびポリアクリルアミドゲルからの溶出によりRF DNAから 単離する。これをEC0RI/Pstl消化のpCJ−1に連結し、反応液でE 、coli JM107を形質転換する。PAFを生成するコロニーを7et平 板に生育させアフィニティーで精製した抗PAF IoGで免疫スクリーニング して選択する。
例11 :E、col iの細胞質内発現PAFの発現をl:、coliの細胞 質内に留めるよう制御するために次のような操作因子を用いたニブラスミドI) CJ−1上のtacプロモーター:プラスミドpCJ−1上のlacオペレータ ーおよびE、coliJM107株の染色体上のIacレプレッサー(IacI ”);コンセンサスシャインーダルガーノ配列;高レベルの翻訳を開始するため の翻訳カプラーとして使用するOmp Aリーダーペプチド断片。翻訳カプリン グ配列は○ml) A遺伝子のvA訳開始領域をコードするDNA、Omrl  Aリーダーペプチドの最初の8アミノ酸、上述のコンセンサスシャインーダルガ ーノ配列およびC#訳ターミネータ−より成る。翻訳カプリング配列はlacオ ペレーターとPAF遺伝子の翻訳開始部位との間に後者に重なって挿入する。( 翻訳カプラーの特性は[:、coliの分g発現でアダプターと共に示したDN A配列に組込まれている。) PAF遺伝子はDCJ−17ラスミドに以下のように翻訳カプラーと共に取り込 まれる。アダプター#3およびOmp A翻訳カプラーを例10に記載するM1 3mp19構築物からのPAF AvaT/PstI断片に結合する。この断片 をポリアクリルアミドゲルから精製する。次にこの断片をM13 mp19 R FのEcoRI/PstI消化物に連結し、連結反応液を用いてE、coli  JM107細胞を形質転換する。
PAF遺伝子融合物を含むプラークを制限醍素マツピングにより選択する。PA F遺伝子融合物を含むEcoRI/PstIX片をポリアクリルアミドゲルから 溶出し、pcJ−1のEC0RI/PStI消化物と連結し、E、coli J M107細胞を反応液で形質転換する。テトラサイクリン耐性を示すコロニーを 選択し、PAF生産をアフィニティー精製した抗PAF■gGで免疫スクリーニ ングする。
本発明の方法および生産物について多くの修飾および変異があることは技術の熟 練者には明白である。従って、本発明はそれらが添付の請求の範囲およびそれに 同等なものの範囲内である限りそのような本発明の修飾および変異を含む。
例12:E、Cot iでの細胞質内 例11に記載したM13 ml)19分泌用構築物をNrUIおよびNcoIで 潤化し、大きい断片をゲルから溶出する。次にアダプター#6をNruI/NC 0I切断DNAに連結する。E、coli JM107株を反応液で形質転換す る。PAF遺伝子融合物を含有するプラークをジデオキシ法配列決定により確認 する。
PAF遺伝子融合物を含むEcoRI/PstI断片をポリアクリルアミドゲル より溶出してEcoRI/PstIで消化したpCJ−1と連結し、反応液でE 、coli JM107細胞を形質転換する。テトラサイクリン耐性を示すコロ ニーを選択し、PAF生産をアフィニティーfillした抗−PAF IQGで 免疫スクリーニングする。アダプター#6 $6a On+pの5買−TOI、GS)%CU)、Tfi)ATCCGGAC 3°PAFのNco I#68N、 u■3 ’ GCTAGrTCCrCIT TATTTACCCCTGGTAC5°部位へ部位 例13:肱IUビ11 以下の細胞株より全RNAを単離する: S K = HE P =゛−1ヒト 肝癌細胞、ヒト胎児肺(HEL)細胞、R,PMI 7272ヒト黒・腫細胞お よび肉腫180細胞。
次にpoly AプラスマイナスメツセンジャーRNA(mRNA)をオリゴ( DT)セルロースクロマトグラアガロース/ホルムアルデヒドゲルの電気泳動に より分離する。これらのRNAをゼタブローブメンブレンに移す。ヒト肝癌細胞 SK +#p−1からのヒト塩基性FGFに対するCDNAプローブ(FGF1 5、EC0RI挿入)をニックトランスレーション法により比活性が8.64X 108cpm/μ9となるよう32P−DCTPで15識する。32P−BFG F cDNAプローブのRNAへのハイブリダイゼーションは50パーセントホ ルムアミド、6XSSC,2Xデンハルト溶液、1パーセントSDS、0.05 パーセント ビロリン酸ナトリウムおよび175μ9/all! tRNA中で 42℃16時間行なう。ゼターブローブメンブレンを0.5×SSC/1パーセ ントSDS、0.2XSSC/1パーセントSDS、0.1xSSC/1パーセ ントSDSの各1リツトルで65℃15分洗憬し、さらに0.1×SSC/1パ ーセントSDSで70℃15分間洗う。次にメンブレンを乾燥し、オートラジオ グラフィーを一80℃で1日および3日間行なう。SK HEP−1細胞、HE L細胞およびRPMI 7272細胞はそれぞれ大きさが8.0KB、 4.3 KB、 2.3KBおよび1.0にBの上記cDNAプローブとハイブリダイズ する4種のRNAを含有した。cDNAプローブはマウス肉腫180細胞のどの RNAともハイブリダイズしなかった。
In書j内11++IIalAe仙elu@Nl1a+PCT/l’58610 2669PC′Il/US86102669 ATTACHMENT To FORu PCT/ISA/210. PART  VI。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ヒト胎盤組織から単離できる天然の血管形成誘導因子と実質的ホモロジーを 示す精製したヒト由来または合成一本鎖ポリペプチド蛋白質より成り、該血管形 成誘導因子が有糸分裂促進活性、化学走性活性、プロテアーゼ合成促進能および それらの組合せより成るグループから選ばれた活性を示す少なくとも一つの活性 部位を有する血管形成誘導因子。
  2. 2.有糸分裂促進および化学走性活性およびプロテアーゼ合成促進能を有する少 なくとも一つの活性部位を持つ精製一本鎖ポリペプチド蛋白質より成り、該蛋白 質がヒト胎盤組織から単離できる天然の血管形成誘導因子と実質的なホモロジー を示す血管形成誘導因子。
  3. 3.化学走性活性を有する少なくとも一つの活性部位を持ち、プロテアーゼ合成 促進能を有する請求の範囲第1項の血管形成誘導因子。
  4. 4.有糸分裂促進活性およびプロテアーゼ合成促進能を有する少なくとも一つの 活性部位を保有する請求の範囲第1項の血管形成誘導因子。
  5. 5.ヒト胎盤から実質的に精製された状態で単離した請求の範囲第1項の血管形 成誘導因子。
  6. 6.有糸分裂促進および化学走性活性およびプロテアーゼ合成促進能を有する少 なくとも一つの活性部位を持つ精製単ポリペプチド鎖蛋白質より成り、該蛋白質 が部分的に次に示すアミノ酸配列より成る血管形成誘導因子。 【配列があります】; 【配列があります】;および 【配列があります】.
  7. 7.有糸分裂促進および化学走性活性およびプロテアーゼ合成促進能を有する少 なくとも一つの活性部位を持つ精製単ポリペプチド鎖蛋白質より成り、該蛋白質 が一部的に次に示すアミノ酸配列より成る血管形成誘導因子。 【配列があります】.
  8. 8.蛋白質のアミノ酸配列が請求の範囲第7項の配列と1個のアミノ酸残基だけ 異なる血管形成誘導因子蛋白質。
  9. 9.蛋白質のアミノ酸配列が請求の範囲第7項の配列と2個のアミノ酸残基だけ 異なる血管形成誘導因子蛋白質。
  10. 10.該蛋白質のN−末端がブロツクされている請求の範囲第7項の血管形成誘 導因子。
  11. 11.組織より純粋に血管形成誘導因子を得るための以下より成る方法: (a)血管形成誘導因子を生産することの出来る組織を集め、 (b)組織中の蛋白性物質を分画することにより組織から血管形成誘導因子を単 離し、 (c)血管形成誘導因子活性を有する画分を同定し;そして (d)血管形成誘導因子がヒト胎盤組織から単離できる天然の血管形成誘導因子 と実質的ホモロジーを示す一本鎖ポリペプチド蛋白質より成り、有糸分裂促進活 性、化学走性活性、プロテアーゼ合成促進能およびそれらの組合せより成るグル ープから選ばれる活性を有する少なくとも一つの活性部位を有する血管形成誘導 因子であるような血管形成誘導因子活性を呈する画分を濃縮する。
  12. 12.血管形成誘導因子を生産することの出来る組織がヒト胎盤組織である請求 の範囲第11項の方法。
  13. 13.該血管形成誘導因子がヒト胎盤組織から単離できる天然の血管形成誘導因 子と実質的ホモロジーを示し、有糸分裂促進活性、化学走性活性、プロテアーゼ 合成促進能およびそれらの組合せより成るグループから選択される活性を有する 少なくとも一つの活性部位を持つ、以下のステツプより成る血管形成誘導因子の 製造方法:(a)血管形成誘導因子をコードするDNA配列を単離し; (b)そのDNA配列を宿主中で発現可能なベクターに挿入し; (c)該DNA配列を含むベクターで血管形成誘導因子を発現できる宿主微生物 を形質転換し;(d)形質転換微生物中で血管形成誘導因子を発現し;そして (d)どの順序ででも発現させた血管形成誘導因子を単離、精製する。
  14. 14.宿主微生物をpGS286−PAFで形質転換する請求の範囲第13項の 方法。
  15. 15.DNA配列が次に示すアミノ酸を含む蛋白質をコードしている請求の範囲 第13項の方法:【配列があります】; 【配列があります】;および 【配列があります】.
  16. 16.DNAが次のアミノ酸配列を含む蛋白質をコードしている請求の範囲第1 3項の方法:【配列があります】.
  17. 17.宿主生物がE.coliである請求の範囲第13項の方法。
  18. 18.宿主生物が酵母である請求の範囲第13項の方法。
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