JPS63501684A - こぶ胃で安定なペレット - Google Patents
こぶ胃で安定なペレットInfo
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- JPS63501684A JPS63501684A JP61506299A JP50629986A JPS63501684A JP S63501684 A JPS63501684 A JP S63501684A JP 61506299 A JP61506299 A JP 61506299A JP 50629986 A JP50629986 A JP 50629986A JP S63501684 A JPS63501684 A JP S63501684A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
こぶ胃で安定なペレット
技術分野
本発明は、一般に、第−胃を通過して第四胃および/または腸に到達したあと反
す5動物に有益な、反すう動物への経口投与に適したペレットに関する。更に詳
しく述べると、本発明は、構造の点で栄養剤または医薬などのコア材料と、第−
胃の環境内でコアを保護するが、第四胃および/または腸のより酸性の条件下で
は一体性を失なって、コア材料を動物の利用に供せしめるコア材料上の被覆を有
するペレットに関する。
背景技術
反すう動物では、摂取された飼料は先ず第−胃に入シ、そこで醗酵によシ予備消
化乃至分解される。この醗酵期には、摂取された飼料は口に戻され、そこで唾液
の分泌をうけて咀しやくされる。醗酵期は自然の過程で制御されるもので、動物
および飼料によって変化するが、そのあと消化管の次の部分で消化された栄養の
吸収が開始され継続される。この過程はチャーチ(D 、 C、Chsrch
)の「反すう動物の消化生理学と栄養(Diqast’ivg Phys−io
logy and N5ctritio%of Rum1nants ) J第
1巻(オレゴン州立大プレス)に詳細に記載されている。
第−胃は、その中に存在する微生物の作用により、摂取された飼料を代謝分解す
るための重要な位置として機能する。
反すう動物に投与するための栄養剤および医薬を調製する際には、第−胃の環境
条件すなわち微生物分解と約5.5のpHの影響に対して活性成分を保護し、吸
収の生起する特定位置に達するまで貯蔵することが重要である。
成長を支配する必須アミノ酸源および/または医薬を第一胃内に滞在する微生物
による変性から保護し、あとの胃腸管内で動物が直接吸収できるようにすれば、
食肉、ウールおよびミルクの生産速度を増大させ得ることは周知である。
第一胃内容物による分解に対してコアを保護する材料は、酵素または微生物を含
有する第一胃液の攻撃に耐えるものでなければならないが、正常な生理学的pH
範囲の約2乃至約3.5である更に酸性の第四胃液中では、活性成分を急速に放
出させるものでなげればならない。性性成分を保護材料中に更に容易に被覆乃至
封入するには、保護材料は被覆用のある種の溶剤に可溶でなければならない。
蛋白質は第−胃で分解されるので、微生物分解を受けずに第−胃を経て第四胃に
到達できるよう、反すう動物に与える蛋白質含有栄養を処理することが提案され
た。
提案された方法には、蛋白質材料を例えば脂肪および植物油で被覆すること;蛋
白質材料を熱処理するとと:蛋白質材料をホルムアルデヒド、アセチレン性エス
テル、不飽和脂肪酸または酸無水物の重合物およびホスホニトリルハライドなど
各種の化合物と反応させることが含まれている。
医薬が第−胃の環境から保護されると更に効果的となることは周知である。例え
ば米国特許第3,041,243号および同第3,697.640号を参照され
たい。
第−胃で安定な調合剤を飼料に補足する手段にょシ、第−胃よシあとで栄養剤お
よび医薬を放出する必要性となる書籍(ルイス(H,Lgwtg )lasニュ
ーヨーク州ニューヨーク、プレナムプレス(pt−%%tmPraaa)、19
81、第319頁)のウー(Ws)らによる[反すう動物用の調節放出添加剤:
第−胃で安定な栄養剤にするためのセルロース系被覆組成物(Controll
ed−Release Additi−vaa for Rsmtnasta
: Callslosm−Eased CoatingComposition
for Rstnar−8table Nstrimsta ) Jなる標題
の論文で議論されている。
ダネリー(DasaLlay)らの米国特許第4,117,801号、同第4,
177,255号、同第4,181,708号、同第4,181,709号、同
第4,181,710号および同第4.196,187号は、各種の栄養剤およ
び医薬用の第−胃で安定な被覆を配合する技術を教示している。
米国特許第4181708号は、第−胃の穏かな酸性環境に耐える2−メチル−
5−ビニルピリジンとスチレンの共重合物(コポリ(2M5VP/5T))のよ
うな重合体材料と、該重合体重量の約5乃至50%の疎水性物質および該重合体
重量の約10乃至200%のフレーク材料を連続マトリックスに隈なく分散させ
たものからなる第−胃で安定な被覆の三元組成物を詳細に教示している。米国特
許第4,181.709号は、コポリ(2M5VP/ST)のような重合体材料
、該重合体重量の約2乃至約40%の疎水性材料および該重合体重量の約5乃至
約40%の反応性脂肪酸を含有する、第−胃で安定な被覆の四元組成物を詳細に
教示している。米国特許第4.181,710号は、重合体マトリックスと該重
合体重量の5〜50%の量で存在する疎水性材料からなる、第−胃で安定な被覆
の二元組成物を詳細に教示している。
米国特許第4,177,255号は、酸に耐える重合体マトリックスとその内部
に分散された物質からなり、該物質は第四胃の環境内ではマトリックスから浸出
可能であるが、第−胃ではそうでないような第−胃で安定な被覆用の組成物を詳
細に教示している。
その他の関連特許は下記の通シである。
米国特許第3,619,200号は、ペレットを化学的に変性することおよび/
またはそのために表面被覆を使用することに関する。本特許には、ビニルピリジ
ンとスチレンの共重合体を包含する各種重合体が開示されている。
カナダ国特許第911,649号は、蛋白質と反応して材料表面上に蛋白質重合
体コンプレックスを形成できるよ5な物質で蛋白質材料を処理するとと、あるい
は塩基性ビニル単量体またはアクリル単量体の重合体または共重合体で蛋白質材
料を処理することを開示している。本特許は、第−胃で安定な被覆として、塩基
性基置換アクリレートまたはメタクリレート単量体と一種以上のエチレン性不飽
和化合物から本質的に誘導される共重合体および三元共重合体を使用することも
開示している。米国特許第3,880,990号および英国特許第1,346,
739号は、通常は固体の生理学的に容認できる塩基性重合体に医薬物質を封入
乃至埋置した経口投与可能な反すう動物用組成物に関する。この組成物は、第一
溶剤に医薬物質を分散させ、それに第一溶剤には混和するが、重合体および医薬
物質を実質的に溶解しない第二溶剤を添加して製造される。米国特許第3,04
1,243号は、経口医薬用の被覆に関する。これらの被覆は、水不溶性である
が、酸には可溶なフィルム形成能ある重合体である。本特許には、2−メチル−
5−ビニルピリジント酢酸ビニル、アクリロニトリル、アクリル酸メチルまたは
スチレンとの共重合体が例示されている。
米国特許第3,697,640号は、窒素含有セルロース材料たとえばセルロー
スプロピオネートモルホリノブチレートなどで被覆された、反すう動物用の医薬
)よび栄養剤に関する。米国特許第3,988,480号は、酢酸で処理して第
−胃で安定なものにした、反すう動物用の蛋白質飼料に関する。
米国特許第3,383,283号は、溶融物または溶液状の脂肪酸を多数回装填
して医薬ペレツ)f被覆するととに関する。続いてタルクなどの微細な不活性粉
末を脂肪酸にまぶすのである。
米国特許第3,275,518号は、フィルム形成能ある樹脂またはプラスチッ
クと硬質の水溶性または水分散性物質からなるタブレット被覆組成物に関する。
ステアリン酸が任意選択的な水不溶性ワックスとして示されており、添加剤とし
て含有される。染料、顔料、水不溶性ワックス、可塑剤などの追加材料を被覆に
添加してもよい。
米国特許第3,623,997号は、微小カプセルの重合体材料壁をシールする
方法に関するものであシ、カプセルをワックス状材料で処理することによりなさ
れる。
米国特許第3,073,748号は、両性のフィルム形成重合体の溶液で被覆さ
れたタブレットに関する。この重合体は、(α)ビニルピリジンと(b)3乃至
4炭素原子の低級脂肪族、α、β−不飽和モノカルポン酸との共重合体オよび(
a)、(b)とアクリル酸メチル、アクリロニトリル、酢酸ビニル、メタクリル
酸メチルおよびスチレンからなる群から選択される中性共単量体との共重合体か
らなる群から選択されると記されている。
英国特許第1,217,365号およびそれに対応するカナダ国特許第851,
128号は、反すう動物用の微粒状飼料添加組成物に関するものであり、各粒子
は1種以上のアミノ酸を含有して全体的に保護材料の連続フィルムに収納され、
該保護材料は第−胃を経由して、実質上その中で分解されることなく輸送可能で
あるが、第四胃以降では活性物質を放出するようなものである。保護材料として
提案されているのは、水素化された植物および動物脂肪などの脂肪酸トリグリセ
リド、米ぬか油ワックスや樹脂ワックスブレンドなどのワックス類であシ、これ
らは腸管内で乳化および/または溶解される。
米国特許第4,060,598号も関連があシ、該特許は、活性材料のコアに、
フィルム形成能ある水性合成樹脂分散物と水またはアルカリに可溶な材料から調
製された被覆組成物f、塗付して調製される被覆タブレットに関する。
本発明は、重合体と1種以上の無機物質からなる二元被覆組成物につき記載して
おり、メチオニン、グルコースおよびリジンなどの栄養剤および医薬の第−胃安
定性調合剤用に好適なものである。
本発明は、生理学的に容認できるpH感受性のフィルム形成能ある1合物質と無
機物質からなる、或いは無機物質を重合体材料に隈なく分散させた混合物の被覆
組成物を提供するものである。これら被覆組成物は、第−冑の環境条件には耐え
るが、第四胃および/または腸の環境条件下ではコア材料を放出し、栄養剤また
は医薬を含有するコアの第−胃安定性調合剤用に特に好適である。
発明の開示
本発明の被覆に有用な重合物質は、後記の無機物質と組み合せて、生理学的に容
認可能、かつ、反すう動物の正常体温(37℃)で約5よυ大なるpHには耐え
るが、約3.5未満のpHではペレットのコアを放出できるものを包含する。重
合物質は、その中の窒素含量が約2乃至約14%となる量の塩基性アミン基を有
し、かつ、代表的重量平均分子量が90,000以上である重合体、共重合体お
よび重合体および/または共重合体の混合物を包含する。重合物質は、それを溶
液から沈着させた際および溶剤、分散媒体を除去したあと、あるいは溶融物から
冷却した際にフィルム形成性質を有するために十分な分子量を有する。ここで規
定した諸特性を有する重合物質は、ある種の変性された天然重合体、付加重合法
にて得られる単独重合体および共重合体、縮合重合法にて得られる単独重合体お
よび共重合体およびそれらの混合物を包含する。重合物質は、セルロースプロピ
オネートモルホリノブチレートなどのセルロース誘導体:アクリロニトリル、ピ
リジンのビニル化誘導体、スチレン、メチルスチレンおよびビニルトルエン;ア
ルキル基が1乃至6炭素原子を含有するアクリル酸ジアルキルアミンエチルまた
はメタクリル酸ジアルキルアミノエチルなどメタクリル酸またはアクリル酸のエ
ステルおよびアミド:エチレン、プロピレンまたはブタジェンなどの重合可能な
エチレン性不飽和脂肪族炭化水素単量体;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニルまた
はステアリン酸ビニルなどのビニルエステル:メチル、エチル、プロピルまたは
ステアリルなどのビニルエーテル;ビニルカルバゾール、ビニルキノリン、N−
ビニルピロールおよび5−ビニルピロゾリンなどの塩基性窒素を含有するビニル
置換複素環または縮合環化合物;などの付加型単量体部分を含有する重合体;7
タル酸、テレフタル酸またはコハク酸などの二重を多価アルコールと組み合せて
ポリエステルを形成し、但し酸またはグリコール部分のいずれかが、重合過程で
は反応せぬが、pH環境の変化に反応する塩基性窒素を含有するものおよび同一
もしくは類似の二重が多価アミンと反応して、重合過程では反応せぬ塩基性窒素
を含有するポリアミド型重合体を形成するものなどの縮合型の重合体;ポリブタ
ジェンの残存二重結合にアンモニアを反応させたものなど、予かしめ形成された
重合体に有機または無機部分を含有する窒素を反応させて形成される、その他の
塩基性窒素含有重合体;からなる群から選択される1種以上の重合体、共重合体
または重合体のブレンド(本願では集合的に重合体または重合物質と称すること
もある)からなる。特に好適なものは、ポリビニルピリジン、すなわちビニルピ
リジンの重合誘導体およびビニルピリジンの各種異性体および誘導体を前記の付
加型単量体の1種以上と共重合させた共重合体である。これら重合体は多くのも
のが市販されており、当該技術分野で周知の通常技術により調製することも可能
である。
マタ、セルロースプロピオネートモルホリノブチレートなラヒにビニルピリジン
、スチレン、アクリロニトリル、メタクリレートおよびメタクリル酸メチルから
なる群から選択される重合物、共重合物および重合物ブレンドも特に好適である
。最も好適なものは、ビニルピリジンとスチレンの共重合体、たとえば2−ビニ
ルピリジン/スチレン共重合体(約65/35 )である。
無機物質は、例えば、脂肪酸アルカリ土類金属塩、粘土、ケイ酸塩、酸化ケイ素
、金属フレーク材料およびアルカリ土類金属炭酸塩から選択される。脂肪酸アル
カリ土類脂肪酸塩には、例えば、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネ
シウムなどが包含される。無機粘土には、例えば、メルク、ベントナイト、カオ
リンおよびゼオライトが包含される。無機ケイ酸塩には、例えば、ケイ酸マグネ
シウムが包含される。アルカリ土類金属炭酸塩には、例えば、炭酸カルシウムお
よび炭酸マグネシウムが包含される。金属フレーク材料には、例えば、アルミニ
ウムフレークが包含される。酸化ケイ素には、例えば二酸化ケイ素が包含される
。被覆中の無機物質の量は、被覆重量の約20乃至約84%である。
無機物質は粒径を減少させ、かつ、被覆内での分散性を向上させるために微粉砕
処理を施してもよく、そうすることによって被覆の有効性は更に改善される。微
粉砕は、無機物質の粒径を破砕乃至減少させる任意の手段により実施することが
できる。このような手段にはボールミル粉砕、グラインダー粉砕などがある。粒
子の15%以上の粒径は5ミクロン未−満でなければならず、粒子の85%以上
は10ミクロン未満でなければならない。この指定粒径は、最大寸法たとえば球
または小板ならば最大径で測定された値である。
微粉砕の一好適方法は、無機物質をボールミル粉砕することである。本発明の実
施に有用な一好適ボールミルは、水平に配置されてセラミックボールが部分的に
充填された円筒容器からなる。フレーク材料のアセトン中での表面変性は、ボー
ルミルとその内容物ヲミルの水平軸の周シに回転させ、その際ボールを一方側に
持ち上げたあともう一方の下側に転がし、滑らせかつ混転させる(カスケード)
のに十分な速度で回転させることにより達成される。
本発明を実験室で実施する方法は以下の通りである。
1、約5702のセラミックボールを秤量し、それをボールミルに加える。ボー
ルの全容積は、円筒容器の容積の約15〜25%である。
2、フレーク材料137fとアセトン320ゴの混合物ヲボールミルに加え、操
作時のアセトンの蒸発を極力減少させるために容器を密封する。
3、 ローラー上、〜90 rpmの速度でボールミルを約16時間回転させる
。
4、内容物をデカンテーションにより取シ出し、容器とボールをア七トン洗浄す
る。分散物は、このままで被覆ドープの調製に使用できるが、50℃でアセトン
を蒸発させて乾燥してもよい。乾燥製品は、被覆ドープ調製のため重合体溶液に
再分散される。
ペレットコアは、第−胃を通過して第四胃および/または腸に入った際に宿主反
すう動物に有益となる材料から形成される。このような材料は、麻酔剤(drs
cgs )、抗生物質、砂糖、蛋白質、デンプン、アミノ酸などである。
コアの一調製方法は、コア材料のドウ(do町rA)f:調製し、そのドウを円
筒状ペレットに押し出すことである。
続いてこのペレットヲ、ロール操作その他の適当な手段で丸め、乾燥してドウ形
成の際に使用した水または稀釈剤を除去する。
次にこのペレットに被覆を施こすのである。ペレット被覆用に好都合な一方法は
、適当な溶剤または溶剤混合物中でペレットを被覆材料と接触させる方法である
。重合体材料を溶剤に溶かすのが便利である。しかし、この溶剤は、溶剤蒸発の
際に残渣が残った場合にも、生理学的に容認できるものでなければならない。次
に、無機物質を該溶液に混合する。被覆材料は、浸漬、散布など何等かの便宜的
手段にて塗付される。被覆溶剤を蒸発させると、被覆材料はコアの周囲に連続な
フィルムを形成する。この被覆操作を所望の被覆重量となるまで継続する。
好適な被覆装置は米国特許第4,117,201号に開示されている。
発明を実施するための最良の形態
本発明を、その好適実施態様である以下の実施例により更に説明することができ
る。但し、これらの実施例は単に説明の目的で提示されるものである。実施例中
、無機微粒材料をボールミル粉砕したと記載した場合、粒子015%以上が5ミ
クロン未満であり、かつ、85%以上が10ミクロン未満であることを意味する
。
リジン・HC1約450r(90重量%)と微結晶質セルロース5(1(10重
量%)の混合物を完全に混合したあと、約1102の水を混ぜた。ドウの湿分含
量を約18%に調整した。次にこのドウを、5.080(2インチ)径のダイス
とダイス表面に回転チョッパーブレードを備えた押出機を用い、押し出してペレ
ット化した。ダイスの開口は直径1.61冨であり、チョッパープレードは、円
筒ロンドの長さ/径比が約1乃至1.5となるように調節された。この湿った粗
ペレットに丸みを付け、あるいは研磨して平均アスペクト比を約1.3にした。
次にこの丸みを帯びたペレツ)1乾燥し、湿分含量を1%以下にした。
乾燥ペレットの一部を、2−ビニルピリジン/スチレン(80/20 )共重合
体60重食%とボールミル粉砕タルク40重量%を含有する被覆組成物で、約1
4重量%の被覆重量まで被覆した。このボールミル粉砕タルクは、数平均粒径1
0μの粒子が50%を占めるタルクを24時間にわたυボールミルで粉砕し、指
定範囲(5μ未満が15%で10μ未満が85%)の平均粒径にして調製された
。粒径分布の測定にはコールタ−カウンターを使用した。
被覆されたペレットの試料を、合成緩衝筒−胃試験液で39℃、24時間抽出し
た。X線エミッション分光法を用いて、上澄液のリジン・HClを分析した。
インビトロの第−胃保護値は、24時間後における全アミノ酸の保護百分率とし
て測定された。保護率の計算には次式を用いた。
被覆ペレット試料の第−胃での保護率は90%以上であった。
乾燥ペレットの他の部分に、14%被覆に用いたものと同一の被覆組成物を用い
、約12および10%の被覆重量まで被覆した。これらの被覆ペレットの第−胃
での保護率は夫々、約85%および70%であった。
次にこの第−胃で安定な試料を、合成第四胃試験液に39℃で1時間にわたり配
置した。抽出液はX線エミッション分光法で分析した。放出値を次式で計算した
。
第−胃で安定なペレットの第四胃液中での放出率は約93%であった。
本実施例は、共重合体と40重量%のボールミル粉砕メルクから構成される二成
分被覆が、良好な第−胃での保護率および卓越した第四胃での放出率を与えるこ
とを示すものである。
リジン・HC1約450f(90重量%)と微結晶質セルロース50?(10重
量%)の混合物を完全に混合したあと、水を混ぜて押出し、丸形付与または研磨
を施し、実施例1に従って乾燥した。
この乾燥ペレットを、2−ビニルピリジン/スチレン(80/20)共重合体6
0重量%と平均粒径約10μ以上の粒子が50%占めるタルク約40重量%を含
有する被覆組成物で約14重量%の被覆重量まで被覆した。
この被覆ペレットの試料を、第−胃試験液内に常温で24時間にわたり配置した
。この被覆ペレットの第−胃での保護率は、僅か約15%にすぎなかった。次に
この第−胃で安定なペレットを、第四胃試験液内に常温で1時間にわたり配置し
た。この第−胃で安定なペレットの第四胃試験液における放出率は92%であっ
た。
本実施例は、ボールミル粉砕していないメルクを僅か40%しか含有しない二成
分被覆を、14%の被覆重量しか塗付されていないペレットは、第−胃での安定
性が極めて乏しく、かつ、第四胃液中には、もともと高度に水溶性のアミノ酸を
僅か約12%しか放出しないことを示すものである。
実施例3゜
リジン・HC1約450f(90重量%)と微結晶質セルロース50f(10重
量%)の混合物を完全に混合したあと、水を混ぜ、押出してペレット化し、丸く
するか研磨して実施例1に従って乾燥した。
この乾燥ペレットを、2−ビニルピリジン/スチレン(65/35)共重合体約
31.5%とボールミル粉砕タルク約68.5重量%を含有する被覆組成物で、
約14%の被覆重量まで被覆した。
この被覆ペレットの一試料を第−胃試験液中に常温で24時間にわたり配置した
。この被覆ペレットの第−胃での保護率は約85%であシ、第四胃での放出率は
90%以上であった。
本実施例は、ボールミル粉砕タルクを約70重量%用いた2成分被覆は卓越した
第−胃での安定性を有することを示すものである。
実 施 例 4.(対照例)
リジン・HC1約45(1(90重量%)と微結晶質セルロース5(1(10重
量%)の混合物を完全に混合したあと、水を混ぜ、押し出してペレット化し、丸
くするかまたは研磨し、実施例1に従って乾燥した。
この乾燥ペレットを、2−ビニルピリジン/スチレン(65/35)共重合体3
1.5%と実施例2で使用したタルク約68.5重量%を含有する被覆組成物で
、約14%の被覆重量まで被覆した。
この被覆ペレットの一試料を、第−胃試験液内に常温で24時間にわたり配置し
た。この被覆ペレットの第−胃での保護率は僅か約20%にすぎなかった。
本実施例は、ボールミル粉砕されていないタルクを含有する二成分被覆は、′ボ
ールミル粉砕タルクを含有するものに比べて第−胃での保護率が低いことを示す
ものである。
グルコース約450f(90重量%)と微結晶質セルロース5(1(10重量%
)の混合物を完全に混合したあと、水を混ぜて押出・ペレット化し、丸くするか
研磨して実施例1に従って乾燥した。
この乾燥ペレットを、2−メチル−5−ビニルピリジン/スチレン(80/20
)共重合体31.5%と実施例1のボールミル粉砕タルク68.5%を含有する
被覆組成物で、約14%の被覆重量まで被覆した。
この被覆ペレットの試料を、第−胃試験液内に常温で24時間にわた9配置した
。この被覆ペレットの第−胃での保護率は約90〜95%であり、第四胃での放
出は90%以上であった。
本実施例は、2−メチル−5−ビニルピリジン/スチレン共重合体が、2−ビニ
ルピリジン/スチレン共重合体の代りに使用可能なることを示すものである。
タルクの代りにベントナイト、カオリ/または雲母などその他の無機質粘土を用
いても同様な結果が得られた。
本実施例は、アミノ酸以外の極めて水浴性の均質のコアも、二成分被覆で被覆し
たならば、第−胃で安定なペレットになし得ることを説明するものである。
実施例6゜
メチオニン約4505’(90重量%)と、圧縮性砂糖(6重量%)、ナトリウ
ムカルボキシメチルセルロース(4重量%)からなる結合剤502の混合物を混
合したちと、水な混ぜて押出・ペレット化し、丸くするか研磨して実施例IVC
従い乾燥した。
こあ乾燥ペレットを、2−メチル−5−ビニルピリジン/スチレン(80/20
)共重合体約31.5%と実施例1のメルクすなわちボールミル粉砕タルク約
68.5%を含有する被覆組成物で、約4.5乃至約14%の被覆重量まで被覆
した。
この被覆ペレットの第−胃での保護率および第四胃での放出率を下表で比較する
。
3〔タルクコ:1−ルミル粉砕タルク
実施例7゜
リジン・HC1約40(1(80重量%)とメチオニン100F(20重量%)
の混合物を完全に混合したあと、水を混ぜて押出・ペレット化し、丸くするか研
磨して実施例1に従い乾燥した。
この乾燥ペレットを、2−ビニルピリジン/スチレン(70/30 )共重合体
20%と、ボールミル粉砕タルクおよびボールミルで粉砕してないタルク80重
量%を含有する被覆組成物で、約14%の被覆重量まで被覆した。
各調製物の被覆ペレット試料を、第−胃試験液内に39℃で24時間にわたυ配
置した。被覆中にボールミル粉砕していないタルクを含有する被覆ペレットのリ
ジン保護率は約10%であったが、被覆中にボールミル粉砕タルクを含有する被
覆のリジン保護率は約75%であメチオニン(20℃での水溶解度は水801当
り52未満)約45(1(90重量%)と微結晶質セルロース50グ(10重量
%)を完全に混合したあと、本釣1102t−混ぜた。ドウの水分は約13.8
%に調整した。次にこの湿ったドウを、5.08cm(2インチ)径のダイスと
ダイス面に回転チッパ−プレードを備えた押出機を用いて、押出してペレットに
した。ダイス開口は直径1.6 rawであり、チョッパーブレードは、円筒状
ロンドの長さ/直径比が約1乃至1.5となるように調節された。この湿った粗
ペレツ)f丸め、あるいは研磨して鋭い隅部や端部を除去した。次にこの丸くな
ったペレツ)k乾燥し、水含量t−1%以下にした。
この乾燥ペレットの一部を、2−ビニルピリジン/スチレン(80/20 )共
重合体31.5重量%とボールミル粉砕タルク68.5重量%を含有する被覆組
成物で、約14重量%の被覆重量まで被覆した。
被覆ペレット試料の第−胃保護率は約90%でちゃ、第四胃放出率は90%以上
であった。
乾燥ペレットの他の部分を、14%被覆に用いたものと同一の被覆組成物で、約
12%および10%の被覆重量まで被覆した。これらの被覆ペレットの第−胃保
護率は夫々約85%および70%であった。
次に、この第−胃で安定なペレツ)1−1合成第四胃試験液内に30℃で1時間
にわたり配置した。この第−胃で安定なペレットの第四胃における放出率は約9
3%で実施例8に従って調製した乾燥ペレツ)t−12−ビニルピリジン/スチ
レン(80/20)共重合体80重量%とボールミル粉砕タルク約20重量%を
含有する被覆組成物で、約15重量%の被覆重量まで被覆した。
この被覆ペレットの試料を、第−胃試験液内に39℃で24時間にわたシ装置し
た。この被覆ペレットの第−胃保護率は約90%であった。次に、この第−胃で
安定なペレットを第四胃試験液内に39℃で1時間配置した。
第−胃で安定なペレットの第四胃試験液内での放出率は78%でアシ、ペレット
の22%が溶解せずに残存した。
本実施例は、タルクt−20%しか含有しない二成分被覆t−14%の被覆重量
で被覆したものも、良好な第−胃安定性および第四胃放出率を有するペレットを
提供することを示す。
実施例10゜
実施例8の乾燥ペレットを、2−ビニルピリジン/スチレン(80/20 )共
重合体31.5%とステアリン酸カルシウム68.5重量%を含有する被覆組成
物で、約8%の被覆重量まで被覆した。ステアリン酸カルシウム粒子の15%は
5ミクロン未満であり、その85%は10ミクロン未満であった。
この被覆ペレットの試料を、第−胃試験液内に39℃で24時間にわた勺装置し
た。この被覆ペレットの第−胃保護率は約90〜95%であシ、第四胃放出率は
90%以上であった。
本実施例は、タルクの代りにステアリン酸カルシウムを用いると、僅か8%の被
覆重量で、50%以下の被覆材料を用いた場合にも、卓越した第−冑安定性を与
えることを示す。
以下の実施例11−14では、無機粒子の15%が5ミクロン未満であり、85
%が10ミクロン未満であった。
実施例11゜
実施例8の乾燥ペレットを、2−メチル−5−ビニルピリジン/スチレン(80
/20)共重合体31,5%と炭酸カルシウ、ム微粒子68.5重量%を含有す
る被覆組成物で、約14%の被覆重量まで被覆した。
被覆ペレットの試料を第−胃試験液内に39℃で24時間にわたり配置した。こ
の被覆ペレットの第−胃保護率は約85%であシ、第四胃放出率は90%以上で
あった。
本実施例は、炭酸カルシウムがタルクの代りに使用可能であり、同様な結果を与
えることを示す。
実施例12゜
実施例8の乾燥ペレットを、2−メチル−5−ビニルピリジン/スチレン(80
/20)共重合体31.5%と微粒状ペントナイ)68.5%を含有する被覆組
成物で、約14%の被覆重量まで被覆した。
この被覆ペレットの試料を、第−胃試験液内に39℃で24時間にわたり配置し
た。この被覆ペレットの第−胃保護率は約90%であり、第四胃放出率は90%
以上であった。
ベントナイトの代9にカオリンなとその他の無機粘土を用いても、同様な結果が
得られた。
実施例1の乾燥ペレットを、2−メチル−5−ビニルピリジン/スチレン(80
/20 )共重合体31.5%と微粒状二酸化ケイ素68.5%を含有する被覆
組成物で、約14%の被覆重量まで被覆した。
この被覆ペレットの試料を第−胃試験液内に39℃で24時間にわたり配置した
。この被覆ペレットの第−胃保護率は約90〜95%であり、第四胃放出率は9
0%以上であった。
実施例8の乾燥ペレットを、2−メチル−5−ビニルピリジン/スチレン(80
/20)共重合体31.5%と微粒状ケイ酸マグネシウム68.5%を含有する
被覆組成物で、約14%の被覆重量まで被覆した。
この被覆ペレットの試料を、第−胃試験液内に39℃で24時間にわたシ装置し
た。この被覆ペレットの第−胃保護率は約90〜95%であシ、第四胃放出率は
90%以上であった。
実 施 例 15.(対照例)
実施例8の乾燥ペレットを、2−ビニルピリジン/スチレン(80/20 )共
重合体31.5%と塩化カルシウム68.5%を含有する被覆組成物で、約12
%の被覆重量まで被覆した。
この被覆ペレットの試料を、第−胃試験液内に39℃で24時間にわたシ装置し
た。この被覆ペレットの第−胃保護率は約20%でしかなかった。
実施例8の乾燥ペレットを、2−ビニルピリジン/スチレン(80/20)共重
合体31.5%と硫酸カルシウム68.5%を含有する被覆組成物で、約12%
の被覆重量まで被覆した。
この被覆ペレットの試料を、第−胃試験液内に常温で24時間にわたり配置した
。試験液から未溶解ペレットを取り出し、乾燥して秤量した。この被覆ペレット
の第−胃保護率は約20%でしかなかった。
実施例17゜
実施例8の乾燥ペレットを、2−ビニルピリジン/スチレン(80/20)共重
合体31.5%とステアリン酸マグネシウム68.5%を含有する被覆組成物で
、約12%の被覆重量まで被覆した。
この被覆ペレットの試料を、第−胃試験液内に39℃で24時間にわたり配置し
た。この被覆ペレットの第−胃保護率は約70%であった。
実 施 例 18.(対照例)
実施例1の乾燥したリジン・HC1含有ペレツ)t−12−ビニルピリジン/ス
チレン(80/20 )共重合体31.5%とステアリン酸カルシウム(粒径は
本発明のそれよりも大)68.5%を含有する被覆組成物で、約12%の被覆重
量まで被覆した。
この被覆ペレットの試料を、第−胃試験液内に39℃で24時間にわたり配置し
た。この被覆ペレットの第−胃保護率は約20%でしかなかった。
実施例19゜
フェニルアラニン(20℃での溶解度は水100cCfi#)2f未満)約45
0r(90重量%)と微結晶質セルロース5(1(10重量%)の混合物を完全
に混合したあと、約11()fの水を混ぜた。ドウの水分を約18%に調整した
。次に、この湿ったドウを押し出してペレットにし、丸くするか或いは研磨して
実施例1に従い乾燥した。
この乾燥ペレットを、2−メチル−5−ビニルピリジン/スチレン(80/20
)共重合体31.5%と微粒状ベントナイ)68.5%を含有する被覆組成物で
、約12%の被覆重量まで被覆した。
この被覆ペレットの試料を、第−胃試験液内に39℃で24時間にわたシ装置し
た。この被覆ペレットの第−胃保護率は約90〜95%であり、第四胃放出率は
90%以上であった。
ベントナイトの代りにカオリンなとその他の無機粘土を用いても、同様な結果が
得られた。
ロイシン(20℃での溶解度は水100仁当り3f未満)約4509(90重量
%)と微結晶質セルロース5(1(10重量%)の混合物を完全に混合したあと
、約110tの水を混ぜた。ドウの水分を約18%に調整した。続いて、この湿
ったドウを押し出してペレットにし、丸くするか或いは研磨して実施例1に従い
乾燥した。
この乾燥したペレット’l 2−メチル−5−ビニルピリジン/スチレン(80
/20)共重合体31.5%と微粒状二酸化ケイ素68.5%を含有する被覆組
成物で、約12%の被覆重量まで被覆した。
この被覆ペレットの試料を、第−冑試験液内に39℃で24時間にわたり配置し
た。この被覆ペレットの第−胃保護率は約90〜95%でおり、第四胃放出率は
90%以上であった。
実施例21゜
トリプトファン(20℃での溶解度は水100cc当922未満)約45Of(
90重量%)と微結晶質セルロース5(1(10重量%)の混合物を完全に混合
したあと、約110fの水を混ぜた。ドウの水分を約18%に調整した。続いて
、この湿ったドウを押し出してペレットにし、丸くするか或いは研磨して実施例
1に従い乾燥した。
この乾燥ペレットを、2−メチル−5−ビニルピリジン/スチレン(80/20
)共重合体31.5%と微粒状二酸化ケイ素68.5%を含有する被覆組成物で
、約12%の被覆重量まで被覆した。
この被覆ペレットの試料を第−胃試験液内に39℃で24時間にわたり配置した
。この被覆ペレットの第−胃保護率は約90〜95%であり、第四胃放出率は9
0%以上であった。
実施例1の乾燥ペレットを、2−ビニルピリジン/スチレン(80/20 )共
重合体31.5%と微粒状アルミニウムフレーク68.5%を含有する被覆組成
物で、14%の被覆重量まで被覆した。この被覆ペレットの試料を、第−胃試験
液内に39℃で24時間にわたシ装置した。
第−胃保護率は約82%であシ、第四胃試験液における放出率は約92%であっ
た。
実施例8の乾燥ペレットを、2−ビニルピリジン/スチレン(80/20 )共
重合体30%と微粒状アルミニウムフレーク70%を含有する被覆組成物で、ペ
レット全重量基準で12%の被覆重量まで被覆した。被覆ペレットの試料を、第
−胃試験液内に39℃で24時間にわたシ装置した。第−胃保護率は93%であ
シ、第四胃試験液中での放出率は約90%であった。
実施例17および19−23では、無機材料粒子の15%は5ミクロン未満であ
シ、85%は10ミクロン未満であった。
本願で[固有粘度(1,V、 ) Jなる用語を使用する際には、常に、フェノ
ール60:ii%とテトラクロロエタン40重に%から構成される溶剤10〇−
当#)0.5グラムの重合体を使用し、25℃で測定された粘度を示す。
特記無い限シ、部数、百分率、比塞等は全く重量基準である。
好適実施態様を引用して本発明の詳細な説明してきたが、本発明の精神および範
囲のなかで種々の変法および変更が可能なることは了解されよう。
国際調査報告
m−ma−−−11@、PCB/US 86102461ANNEX To 丁
’ib !NTERNAτl0NAL 5EARCH罠E?OR丁、ohINT
ERNATIONAL APPLICATION No、 PCT/US 86
102461 (SA 15326)
Claims (17)
- 1.(a)塩基性アミノ基を有する重合体、共重合体またはそれらの混合物から なり、その窒素含量が重合物質の2乃至14重量%を占める生理学的に容認可能 なフイルム形成能ある重合物質、および (b)前記の重合物質に隈なく分散された無機微粒状材料、但し該無機微粒状材 料の15%以上は5ミクロン未満の径を有し、かつ、該無機微粒状材料の85% 以上は10ミクロン未満の径を有する、から本質的になることを特徴とし、第一 胃内にあってはペレットのコアを保護して第一胃よりあとではペレットのコアを 放出する、反すう動物に経口投与可能なペレット用の被覆材料としての使用に適 した組成物。
- 2.前記の重合物質が、ビニルピリジンからの繰返し単位を含有する共重合体で あることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の組成物。
- 3.前記のビニルピリジンが、2−ビニルピリジンであることを特徴とする請求 の範囲第2項に記載の組成物。
- 4.前記の重合物質が、2−ビニルピリジンとスチレンからの繰返し単位を含有 する共重合体であることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の組成物。
- 5.2−ビニルピリジン:スチレンの繰返し単位の比が、65:35であること を特徴とする請求の範囲第4項に記載の組成物。
- 6.前記の無機微粒状材料が、脂肪酸アルカリ土類金属塩、無機粘土、無機ケイ 酸塩、二酸化ケイ素および炭酸アルカリ土類金属塩から選択されることを特徴と する請求の範囲第1項に記載の組成物。
- 7.前記の無機微粒状材料が、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシ ウム、タルク、ベントナイト、カオリン、ゼオライト、ケイ酸マグネシウム、炭 酸カルシウム、炭酸マグネシウムおよび二酸化ケイ素から選択されることを特徴 とする請求の範囲第1項に記載の組成物。
- 8.前記の無機材料が、被覆全重量の20〜84%を占めることを特徴とする請 求の範囲第1項に記載の組成物。
- 9.第一胃よりあとで反すう動物に有益なコア材料と、請求の範囲第1項に記載 の組成物を含有する被覆からなる、反すう動物への経口投与に適したペレット。
- 10.第一胃よりあとで反すう動物に有益なコア材料と、請求の範囲第2項に記 載の組成物を含有する被覆からなる、反すう動物への経口投与に適したペレット 。
- 11.第一胃よりあとで反すう動物に有益なコア材料と、請求の範囲第4項に記 載の組成物を含有する被覆からなる、反すう動物への経口投与に適したペレット 。
- 12.第一胃よりあとで反すう動物に有益なコア材料と、請求の範囲第6項に記 載の組成物を含有する被覆からなる、反すう動物への経口投与に適したペレット 。
- 13.第一胃よりあとで反すう動物に有益なコア材料と、請求の範囲第7項に記 載の組成物を含有する被覆からなる、反すう動物への経口投与に適したペレット 。
- 14.(a)塩基性アミノ基を有する重合体、共重合体またはそれらの混合物か らなり、その窒素含量が重合物質の2乃至14重量%を占める生理学的に容認可 能なフイルム形成能ある重合物質、および (b)前記の重合物質に隈赴く分散された無機微粒状材料、但し該無機微粒状材 料の15%以上は5ミクロン未満の径を有し、かつ、該無機微粒状材料の85% 以上は10ミクロン未満の径を有し、前記の無機微粒状材料は脂肪酸アルカリ土 類金属塩、無機ケイ酸塩、二酸化ケイ素および炭酸アルカリ土類金属塩から選択 される、 から本質的になることを特徴とし、第一胃内にあってはペレットのコアを保護し て第一胃よりあとではペレットのコアを放出する、反すう動物に経口投与可能な ペレット用の被覆材料としての使用に適した組成物。
- 15.(a)塩基性アミノ基を有する重合体、共重合体またはそれらの混合物か らなり、その窒素含量が重合物質の2乃至14重量%を占める生理学的に容認可 能なフイルム形成能ある重合物質、および (b)前記の重合物質に隈なく分散された無機微粒状材料、但し該無機微粒状材 料の15%以上は5ミクロン未満の径を有し、かつ、該無機微粒状材料の85% 以上は10ミクロン未満の径を有し、前記の無機微粒状材料はステアリン酸カル シウム、ステアリン酸マグネシウム、べントナイト、カオリン、ゼオライト、ケ イ酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウムおよび二酸化ケイ素から 選択される、から本質的になることを特徴とし、第一胃内にあってはペレットの コアを保護して第一胃よりあとではペレットのコアを放出する、反すう動物に経 口投与可能なペレット用の被覆材料としての使用に適した組成物。
- 16.請求の範囲第14項に記載の組成物からなる被覆を有することを特徴とし 、第一胃よりあとで反すう動物に有益たコア材料を含有する、反すう動物への経 口投与に適したペレット。
- 17.請求の範囲第15項に記載の組成物からなる被覆を有することを特徴とし 、第一胃よりあとで反すう動物に有益なコア材料を含有する、反すう動物への経 口投与に適したペレット。
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