JPS6350117B2 - - Google Patents

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JPS6350117B2
JPS6350117B2 JP19363485A JP19363485A JPS6350117B2 JP S6350117 B2 JPS6350117 B2 JP S6350117B2 JP 19363485 A JP19363485 A JP 19363485A JP 19363485 A JP19363485 A JP 19363485A JP S6350117 B2 JPS6350117 B2 JP S6350117B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
drive
support
supported
driven
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19363485A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6254597A (ja
Inventor
Haruki Okamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OKAMOTO KOGYO KK
Original Assignee
OKAMOTO KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OKAMOTO KOGYO KK filed Critical OKAMOTO KOGYO KK
Priority to JP19363485A priority Critical patent/JPS6254597A/ja
Publication of JPS6254597A publication Critical patent/JPS6254597A/ja
Publication of JPS6350117B2 publication Critical patent/JPS6350117B2/ja
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  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は配管用の中口径パイプ(外径2インチ
から20インチ程度)等の円筒状被溶接物を、良好
な溶接姿勢を保つたまま、円周突合わせ溶接等の
溶接作業を行なうための回転支持装置に関するも
のである。
(従来の技術) 例えばパイプとパイプを円周突合わせ溶接する
場合や、パイプとエルボあるいはテーを円周突合
わせ溶接する場合、従来は第4図に示すようにパ
イプaの一端側を、V字状に配設した左右のフリ
ーベアリングb上に載置支持すると共に、他端
側、即ち溶接端側を回転軸の平行な左右のローラ
c間に載置支持しこれらの支持高さを調節してパ
イプaを水平に支持した状態で、前記ローラcの
いずれかを回転駆動させることにより、その上に
載置しているパイプaを水平状態で回転させるよ
うにしている。尚、該左右のローラcの上方に
は、パイプaを該ローラcに押圧させるための押
圧ローラdが設けられている。
(発明が解決しようとする問題点) ところが以上の状態に於いてパイプaを回転さ
せた場合に於いて、左右のローラcとパイプaと
の相対位置関係が所定の位置関係にないと、パイ
プaは左右のローラcによつて回転駆動されると
同時に軸方向にも駆動され、回転時のずれ、いわ
ゆる歩みが発生してしまう。そこで前記相対位置
関係を補正するべく、左右のローラcの支持部材
(図示せず)を水平面上に回動すると仮定すると、
パイプaと左右のローラcとの溶接面が変化し
て、この部分のパイプaの支持高さが変化してし
まうので、パイプaは水平でなくなつてしまい、
またこれが新たな歩みの原因となり、これを補正
するために一端側のフリーベアリングを移動する
等の作業が必要となり、非常に煩わしい作業とな
つて実際的でない。
このようにパイプaを載置して支持するローラ
自体を駆動側ローラとする従来の回転支持装置で
は、歩みを安定に補正することは実際上非常に困
難であり、このため歩みが最大1cm/1回転程度
生じてしまつて、溶接に支障を来し易いという問
題点がある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は以上の従来の問題点を解決し、歩みの
補正を安定に、しかも容易に行なえるようにする
ことを目的とするもので、以下実施例に基づいて
詳述する。
実施例に対応する第1図〜第3図に於いて、符
号1は支柱2に昇降可能に支持した昇降部であ
り、この昇降部1に駆動側ローラ支持部3を旋回
可能に支持する。前記駆動側ローラ支持部3には
左右下側に、回転軸4,4′の平行な駆動ローラ
5と従動ローラ6を設け、該駆動ローラ5を電動
機等の回転駆動源7により回転駆動する構成とす
ると共に、従動ローラ6は駆動ローラ5に対して
進退自在に構成する。そして前記駆動側ローラ支
持部3の下方に、左右の載置支持ローラ8を設け
る。
(作 用) 以上の構成に於いて本考案装置はまず油圧シリ
ンダ等によつて昇降部1を上昇させた状態で中口
径パイプ等の円筒状被溶接物9の一端側を本発明
装置の載置支持ローラ8上に載置支持すると共
に、他端は前述したV字状に配設した左右のフリ
ーベアリング19等上に載置支持し、水平に調節
する。しかる後、昇降部1を下降させて、駆動側
ローラ支持部3の駆動ローラ5と従動ローラ6を
前記円筒状被溶接物9の上面に押圧させる。駆動
ローラ5と従動ローラ6の両者が同様に押圧しな
い場合には、従動ローラ6を駆動ローラ5に対し
て進退させることにより押圧させることができ、
このようにして円筒状被溶接物9の径の違いに対
応することができる。尚、駆動ローラ5と従動ロ
ーラ6の、円筒状被溶接物に対する押圧は自重に
よるのが容易であるが、ばね等で弾圧させるよう
にしても良い。
しかして以上の状態に於いて、回転駆動源7を
作動して駆動ローラ5を回転させることにより、
該駆動ローラ5、従動ローラ6及び左右の載置支
持ローラ8とにより円筒状被溶接物9を回転させ
ることができる。かかる際、駆動ローラ5、従動
ローラ6と円筒状被溶接物9との相対位置関係が
所定の状態になつていない場合には、該円筒状被
溶接物9は回転と共に軸方向に移動、即ち歩みが
生じる。この場合には、駆動側ローラ支持部3を
昇降部1に対して回動させると、左右の載置支持
ローラ8及びフリーベアリングによつて支持され
ている円筒状被溶接物9に対して、駆動ローラ5
と従動ローラ6が回動するので、前記相対的位置
関係が変化する。
こうして、駆動側ローラ支持部3を回動し、微
妙に調節することにより、歩みが極少となるよう
に補正することができる。本発明はこうして歩み
を極少とするように補正することができるのであ
るが、円筒状被溶接物9は前述した通り左右の載
置支持ローラ8及びフリーベアリングによつて所
定位置に水平に支持されているのであるから、前
記補正に際して円筒状被溶接物9の水平が狂つて
しまうことがない。
しかして、フリーベアリング等で所定に支持さ
れている隣接の円筒状被溶接物とを、本出願人の
他の出願、例えば特願昭59年第64783号の明細書
及び図面に開示されたパイプ内側クランプ等で所
定位置関係に保持し、しかして前述した調節によ
つて歩みを極少とすることにより、円筒状被溶接
物同士、あるいはこれとエルボやテーとの円周突
合わせ溶接を良好な溶接姿勢を保つたまま行なう
ことができ、自動化も容易である。
(実施例) 本発明の実施例に対応する図面の構成を更に詳
細に説明すると、符号10は昇降部1と駆動側ロ
ーラ支持部3間の回動軸であり、該回動軸10は
昇降部1側に固定すると共に、上側にウオーム歯
車11を構成し、駆動側ローラ支持部3側に設け
たウオーム12をハンドル13によつて回転する
ことによつて、駆動側ローラ支持部3を昇降部1
に対して旋回させるものである。また符号14は
ハンドル15によつて回転させられるねじシヤフ
トで、このねじシヤフト14に螺合する雌ねじ1
6側の部材17に前記従動ローラ6を設置して、
該従動ローラ6を駆動ローラ5に対して進退自在
に支持するものである。また符号18は駆動ロー
ラ5に設けたスプロケツト部、18′は回転駆動
源7に至るチエーンである。尚、以上の構成は前
記各機構の単なる実施例であつて、その具体的構
成は適宜である。
(発明の効果) 本発明は以上の通り、支柱に昇降可能に支持し
た昇降部に駆動側ローラ支持部を旋回可能に支持
すると共に、該駆動側ローラ支持部には左右下側
に回転軸の平行な駆動ローラと従動ローラを設
け、該駆動ローラを回転駆動源により回転駆動す
る構成とすると共に、従動ローラは駆動ローラに
対して進退自在に構成し、前記駆動側ローラ支持
部の下方に、左右の載置支持ローラを設けた構成
として、駆動側ローラは、下方の左右の載置支持
ローラとは独立に上部に設けたので、左右の載置
支持ローラ及びフリーベアリング等で支持されて
いる円筒状被溶接物と、駆動側ローラとの相対位
置関係を、該円筒状被溶接物の支持状態に影響を
及ぼさずに調節を行なうことができ、以つて該円
筒状被溶接物の回転に際しての軸方向の移動、即
ち歩みを容易に、しかも非常に少なく(例えば
0.5mm/1回転)調節することができ、円周突合
わせ溶接等の溶接作業を良好な溶接姿勢を保つた
まま行なうことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の実施例に対応するも
ので、第1図aは正面説明図、第1図bはX―X
線断面説明図、第2図a,bは要部の説明図、第
3図は動作説明図、第4図は従来説明図である。 符号1…昇降部、2…支柱、3…駆動側ローラ
支持部、4,4′…回転軸、5…駆動ローラ、6
…従動ローラ、7…回転駆動源、8…載置支持ロ
ーラ、9…円筒状被溶接部、10…回動軸、11
…ウオーム歯車、12…ウオーム、13,15…
ハンドル、14…ねじシヤフト、16…雌ねじ、
17…部材、18…スプロケツト、18′…チエ
ーン、19…フリーベアリング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 支柱に昇降可能に支持した昇降部に駆動側ロ
    ーラ支持部を旋回可能に支持すると共に、該駆動
    側ローラ支持部には左右下側に回転軸の平行な駆
    動ローラと従動ローラを設け、該駆動ローラを回
    転駆動源により回転駆動する構成とすると共に、
    従動ローラは駆動ローラに対して進退自在に構成
    し、前記駆動側ローラ支持部の下方に、左右の載
    置支持ローラを設けたことを特徴とする円筒状被
    溶接物の回転支持装置。
JP19363485A 1985-09-02 1985-09-02 円筒状被溶接物の回転支持装置 Granted JPS6254597A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19363485A JPS6254597A (ja) 1985-09-02 1985-09-02 円筒状被溶接物の回転支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19363485A JPS6254597A (ja) 1985-09-02 1985-09-02 円筒状被溶接物の回転支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6254597A JPS6254597A (ja) 1987-03-10
JPS6350117B2 true JPS6350117B2 (ja) 1988-10-06

Family

ID=16311205

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19363485A Granted JPS6254597A (ja) 1985-09-02 1985-09-02 円筒状被溶接物の回転支持装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06310346A (ja) * 1993-04-23 1994-11-04 I Kiyuu For:Kk ノイズレストランス

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JPS6254597A (ja) 1987-03-10

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