JPS6350031B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6350031B2 JPS6350031B2 JP17776780A JP17776780A JPS6350031B2 JP S6350031 B2 JPS6350031 B2 JP S6350031B2 JP 17776780 A JP17776780 A JP 17776780A JP 17776780 A JP17776780 A JP 17776780A JP S6350031 B2 JPS6350031 B2 JP S6350031B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- region
- hair
- outer blade
- hair introduction
- electroforming
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- Expired
Links
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は往復動電気かみそりの外刃の製造方
法に関するものである。
法に関するものである。
一般に、この種外刃の成形法は、プレス法と電
鋳法とに大別される。プレス法は薄板そのものを
プレスするため、外刃基体としての強度に不安は
ないものであり、とくに凹凸状の変形加工が容易
に行なえる利点がある。しかしながら、プレス金
型の関係から、捕毛性のよい複雑な形状の毛導入
孔を打ち抜きできにくく、このためこのプレス法
によるものでは毛導入孔の形状がシンプルなもの
に限られる。
鋳法とに大別される。プレス法は薄板そのものを
プレスするため、外刃基体としての強度に不安は
ないものであり、とくに凹凸状の変形加工が容易
に行なえる利点がある。しかしながら、プレス金
型の関係から、捕毛性のよい複雑な形状の毛導入
孔を打ち抜きできにくく、このためこのプレス法
によるものでは毛導入孔の形状がシンプルなもの
に限られる。
また、電鋳法は、電鋳金属イオンが凹凸状の境
界部分に廻り込みにくいことから特殊な凹凸状の
変形加工に不向きであるものの、複雑な形状をし
た毛導入孔でも平坦な形状である限り、容易に形
成でき、このため電鋳法によるものでは捕毛性が
良いといつた利点がある。
界部分に廻り込みにくいことから特殊な凹凸状の
変形加工に不向きであるものの、複雑な形状をし
た毛導入孔でも平坦な形状である限り、容易に形
成でき、このため電鋳法によるものでは捕毛性が
良いといつた利点がある。
この発明は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、外刃基体における凹凸部の領域をプレス法で
成形し、この成形体を母型上に設定して、毛導入
孔の領域を上記成形体に連成されるように電鋳法
で成形することにより、凹凸部および毛導入孔が
その形状にかかわらず容易に形成でき、捕毛性の
高い往復動電気かみそりの外刃を提供することを
目的としている。
り、外刃基体における凹凸部の領域をプレス法で
成形し、この成形体を母型上に設定して、毛導入
孔の領域を上記成形体に連成されるように電鋳法
で成形することにより、凹凸部および毛導入孔が
その形状にかかわらず容易に形成でき、捕毛性の
高い往復動電気かみそりの外刃を提供することを
目的としている。
以下、この発明の一実施例を図面にしたがつて
説明する。
説明する。
第１図はこの発明の製造方法で得られた往復動
電気かみそりの外刃を湾曲状態で示すものであ
る。同図において、１は可撓性を有する薄板状の
外刃基体、２は外刃基体１の頂部側の領域S1に散
在して形成された多数の毛導入孔であり、毛の捕
捉方向が１方向に限定されないヘの字形になつて
いる。３は上記外刃基板１に形成された凹溝部
で、長毛の起毛用として作用するものであり、こ
の凹溝部３の形成部位が変形部領域S2として設定
されている。４は凹溝部３に形成されたスリツト
である。５は外刃取付用の合成樹脂製の係止リン
グでアウト成形されてある。
電気かみそりの外刃を湾曲状態で示すものであ
る。同図において、１は可撓性を有する薄板状の
外刃基体、２は外刃基体１の頂部側の領域S1に散
在して形成された多数の毛導入孔であり、毛の捕
捉方向が１方向に限定されないヘの字形になつて
いる。３は上記外刃基板１に形成された凹溝部
で、長毛の起毛用として作用するものであり、こ
の凹溝部３の形成部位が変形部領域S2として設定
されている。４は凹溝部３に形成されたスリツト
である。５は外刃取付用の合成樹脂製の係止リン
グでアウト成形されてある。
つぎに、上記外刃の製造方法について説明す
る。
る。
まず、第２図に示すようなプレス金型２０，２
１を用意する。受金型２１には上記凹溝部３に対
応する凹部２２を有するものである。このプレス
金型２０，２１を用いて、厚さ45〜70μｍ程度の
ニツケルステンレス鋼板などの金属薄板２３，２
３を第３図のようにプレス成形する。これにより
外刃基体１における変形部領域S2，S2が形成され
ることになる。この時点でスリツト４も形成され
る。この変形部領域S2，S2は、プレス金型を凸部
状にすることによつて、凸形状とすることもでき
る。
１を用意する。受金型２１には上記凹溝部３に対
応する凹部２２を有するものである。このプレス
金型２０，２１を用いて、厚さ45〜70μｍ程度の
ニツケルステンレス鋼板などの金属薄板２３，２
３を第３図のようにプレス成形する。これにより
外刃基体１における変形部領域S2，S2が形成され
ることになる。この時点でスリツト４も形成され
る。この変形部領域S2，S2は、プレス金型を凸部
状にすることによつて、凸形状とすることもでき
る。
ついで、別途第４図のような電鋳母型２４を用
意する。この電鋳母型２４は合成樹脂などからな
り、カウンタシンク形成用の導電片２５1〜２５
ｎが植設されており、この導電片２５1〜２５ｎ
の植設部分以外予め設定された部位に、第５図の
ように上記プレス成形された金属薄板２３，２３
をセツトするとともに、第６図のように両金属薄
板２３，２３の内端部２３ａ，２３ａを除いて全
面にレジスト層２６，２６を被覆形成する。しか
る後、上記母型２４上に電鋳を行ない、第７図の
ように毛導入孔散在領域S1を構成する電鋳層２７
を形成する。この電鋳層２７の形成により、この
電鋳層２７が金属薄板２３，２３に対してこの金
属薄板２３の各内端部２３ａにも電鋳されること
により、一体に連結される。このあと、不必要な
レジスト層２６を除去すれば、第８図のように毛
導入孔２を有する毛導入孔散在領域S1と、凹溝部
３を有する変形部領域S2とが一体化された外刃が
得られるものである。
意する。この電鋳母型２４は合成樹脂などからな
り、カウンタシンク形成用の導電片２５1〜２５
ｎが植設されており、この導電片２５1〜２５ｎ
の植設部分以外予め設定された部位に、第５図の
ように上記プレス成形された金属薄板２３，２３
をセツトするとともに、第６図のように両金属薄
板２３，２３の内端部２３ａ，２３ａを除いて全
面にレジスト層２６，２６を被覆形成する。しか
る後、上記母型２４上に電鋳を行ない、第７図の
ように毛導入孔散在領域S1を構成する電鋳層２７
を形成する。この電鋳層２７の形成により、この
電鋳層２７が金属薄板２３，２３に対してこの金
属薄板２３の各内端部２３ａにも電鋳されること
により、一体に連結される。このあと、不必要な
レジスト層２６を除去すれば、第８図のように毛
導入孔２を有する毛導入孔散在領域S1と、凹溝部
３を有する変形部領域S2とが一体化された外刃が
得られるものである。
ここで、上記毛導入孔２の散在領域S1は電鋳法
で形成するから、複雑な形状であつても容易に形
成でき、換言すれば捕毛性の良い外刃が得られ、
また凹溝部３のある変形部領域S2はプレス成形に
よるため、加工が容易に行なえるのみならず、外
刃基体１として強度の不安のない外刃を製作でき
る。また変形部領域S2と電鋳法による領域S1との
接合方向を、外刃の湾曲方向と直交方向に設定す
ることによつて、湾曲歪が抑制され、しかも接合
力を高めることができる。
で形成するから、複雑な形状であつても容易に形
成でき、換言すれば捕毛性の良い外刃が得られ、
また凹溝部３のある変形部領域S2はプレス成形に
よるため、加工が容易に行なえるのみならず、外
刃基体１として強度の不安のない外刃を製作でき
る。また変形部領域S2と電鋳法による領域S1との
接合方向を、外刃の湾曲方向と直交方向に設定す
ることによつて、湾曲歪が抑制され、しかも接合
力を高めることができる。
第９図は他の実施例で、ステンレス鋼板の両端
２８を150μｍ程度の厚さt1、中間部分２９の厚さ
t2を45〜65μｍ程度とした偏肉圧延板を用い、両
端２８を取付用補強板とするとともに、中央部分
３０を切り抜き、この部分に前記実施例と同様に
電鋳法によつて領域S1を形成する。領域S2には凸
状部３１をプレス形成するとともに、長孔３２を
設け、さらに領域S1との電鋳接合部３３の面は凹
凸状の微細な接合部を設けることによつて、領域
S2との接合強度を向上させることができる。これ
により、中間部分２９を補強枠として用いること
ができ、また接合強度も高めることができる。
２８を150μｍ程度の厚さt1、中間部分２９の厚さ
t2を45〜65μｍ程度とした偏肉圧延板を用い、両
端２８を取付用補強板とするとともに、中央部分
３０を切り抜き、この部分に前記実施例と同様に
電鋳法によつて領域S1を形成する。領域S2には凸
状部３１をプレス形成するとともに、長孔３２を
設け、さらに領域S1との電鋳接合部３３の面は凹
凸状の微細な接合部を設けることによつて、領域
S2との接合強度を向上させることができる。これ
により、中間部分２９を補強枠として用いること
ができ、また接合強度も高めることができる。
以上のように、この発明にしたがえば、毛導入
孔の散在領域を電鋳法で、また変形部領域をプレ
ス法でそれぞれ形成することにより、機械的強度
が十分で、しかも捕毛および剪断性の良い外刃を
確保できる往復動電気かみそりの外刃の製造方法
を提供することができる。
孔の散在領域を電鋳法で、また変形部領域をプレ
ス法でそれぞれ形成することにより、機械的強度
が十分で、しかも捕毛および剪断性の良い外刃を
確保できる往復動電気かみそりの外刃の製造方法
を提供することができる。
第１図はこの発明の製造方法で得られた往復動
電気かみそりの外刃を示す斜視図、第２図〜第８
図は第１図の外刃の製造方法の説明図、第９図は
他の実施例の説明図である。 １……外刃基体、２……毛導入孔、２０，２１
……プレス金型、２３……金属薄板、２４……電
鋳母型、２７……電鋳金属層、S1……毛導入孔散
在領域、S2……変形部領域。
電気かみそりの外刃を示す斜視図、第２図〜第８
図は第１図の外刃の製造方法の説明図、第９図は
他の実施例の説明図である。 １……外刃基体、２……毛導入孔、２０，２１
……プレス金型、２３……金属薄板、２４……電
鋳母型、２７……電鋳金属層、S1……毛導入孔散
在領域、S2……変形部領域。
Claims (1)
- １ 外刃基体１に多数の毛導入孔２の散在領域S1
と凹もしくは凸状の変形部領域S2を有する往復動
電気かみそりの外刃の製造方法において、上記変
形部領域S2に対応して用意された金属薄板２３を
プレス法で成形加工し、この成形金属薄板２３を
別途用意された電鋳母型２４の所定位置に設置し
たのち、上記成形金属薄板２３の一部を含めた上
記母型２４の主面上に上記毛導入孔散在領域S1を
構成する電鋳金属層２７を形成してこの金属層２
７を上記金属薄板２３に一体に連結したことを特
徴とする往復動電気かみそりの外刃の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17776780A JPS5799984A (en) | 1980-12-15 | 1980-12-15 | Manufacture of outer edge for reciprocating electric razor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17776780A JPS5799984A (en) | 1980-12-15 | 1980-12-15 | Manufacture of outer edge for reciprocating electric razor |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5799984A JPS5799984A (en) | 1982-06-21 |
| JPS6350031B2 true JPS6350031B2 (ja) | 1988-10-06 |
Family
ID=16036764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17776780A Granted JPS5799984A (en) | 1980-12-15 | 1980-12-15 | Manufacture of outer edge for reciprocating electric razor |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5799984A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0481631A (ja) * | 1990-07-25 | 1992-03-16 | Fujitsu Ltd | 防水試験方法及び装置 |
-
1980
- 1980-12-15 JP JP17776780A patent/JPS5799984A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0481631A (ja) * | 1990-07-25 | 1992-03-16 | Fujitsu Ltd | 防水試験方法及び装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5799984A (en) | 1982-06-21 |
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