JPS634904Y2 - - Google Patents

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JPS634904Y2
JPS634904Y2 JP1983152318U JP15231883U JPS634904Y2 JP S634904 Y2 JPS634904 Y2 JP S634904Y2 JP 1983152318 U JP1983152318 U JP 1983152318U JP 15231883 U JP15231883 U JP 15231883U JP S634904 Y2 JPS634904 Y2 JP S634904Y2
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JP
Japan
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electric heater
raised
heating pipe
mounting
indoor
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JP1983152318U
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JPS6060622U (ja
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Publication of JPS634904Y2 publication Critical patent/JPS634904Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本案は空気調和機に暖房用加熱器として組み込
まれる電気ヒータの取付装置に関する。
(ロ) 従来技術 従来、電気ヒータの発熱パイプを取付板に密着
させて固定していたので、発熱パイプの密着して
いる裏側は室内空気流との熱接触が少なく、電気
ヒータの能力を充分発揮させることができなかつ
た。又、電気ヒータを取付板に2個の取付金具で
強く押さえつけると取付金具間の発熱パイプ部分
が熱膨張により変形する為、一方の取付金具は緩
く締め付けなければならず、取付強度が弱まつて
空気調和機の輸送や落下の時に発熱パイプが移動
して外部リード線と外れてしまう欠点を有してい
た。
(ハ) 考案の目的 本案は電気ヒータの能力を充分発揮させると共
に電気ヒータの移動防止を図つた電気ヒータの取
付装置を提供することにある。
(ニ) 考案の構成 本案は発熱パイプの外周に鍔を設けた電気ヒー
タと、このヒータの取付面側に隆起部と立ち上げ
片とを形成した取付板とを備え、鍔を隆起部と立
ち上げ片との隙間に挿入すると共に発熱パイプを
隆起部の面上に載置して固定することにより、発
熱パイプを取付板より浮かして室内空気流との熱
接触を充分行なわせ、且つ鍔を隆起部と立ち上げ
片とで係止させて発熱パイプの移動を阻止するよ
うにしたものである。
(ホ) 実施例 本案の実施例を図面に基づいて説明すると、第
1図は一部を切り欠いた空気調和機の斜視図、第
2図は上方から見た空気調和機の横断面図で、空
気調和機のユニツト本体1内は板金製の縦仕切板
2で室内側室3と室外側室4とに、合成樹脂製の
横仕切板5でこれら室3,4と機械室6とに区画
されている。
7,8は縦仕切板2に添設された発泡スチロー
ル製の室内側及び室外側のフアンケーシング、
9,10は軸受部11,12で枢支され上下方向
に設けられた室内側及び室外側のクロスフローフ
アン、13,14は室内側及び室外側のプレート
フイン型熱交換器、15は風向変更板、16は後
述する電気ヒータで、これらは室内側室3及び室
外側室4に図示の如く内蔵されている。
一方、機械室6内には圧縮機17、運転制御用
の電装部品18、運転操作スイツチ19、運転表
示器20が設けられている。
21はユニツト本体1を前方より覆う化粧カバ
ーで、室内側熱交換器13と対向して吸込グリル
22が、風向変更板15と対応して吐出口23が
夫々設けられている。
24は電気ヒータ16の取付板で、第3図乃至
第6図に示すように電気ヒータ16の取付面側に
座押しで一体に形成した2個の隆起部25,25
と、上方の隆起部25と近接する箇所を切り起し
て形成した2個の立ち上げ片26,26と、テフ
ロン製の絶縁ブツシング27が螺子28止めされ
る折曲片29と、電気ヒータ16の異常過熱を検
温してこのヒータの通電を停止するサーモ30取
付用の切り起し片31とを備えており、取付板2
4は蓋32と絶縁具33を介して固着されてい
る。
34,34は電気ヒータ16の発熱パイプ35
の外周に溶接で固着された鍔、36は発熱パイプ
35内のシーズヒータ線(図示せず)と端子37
で接続されたリード線で、鍔34,34を隆起部
25と立ち上げ片26,26との隙間38に挿入
すると共に発熱パイプ35を隆起部25,25の
面上に載置して押え金具39,39と隆起部2
5,25の螺子孔40,41同志を螺子42,4
3で締めつけると、電気ヒータ16が取付板24
の基板面44より浮いた状態で固着される。
45はユニツト本体1の上板46に、且つ、熱
交換器13の後方位置の延長上に穿設された開
口、46はこの開口45と対応し縦仕切板2にス
ポツト溶接された案内具、47はこの案内具46
に形成され、絶縁ブツシング27の溝48が嵌合
するU字状のレール、49は案内具46に形成さ
れた通気孔である。
従つて、電気ヒータ16の修理、点検時には、
先づ化粧箱21をユニツト本体1から取り外した
後、開口45を塞いでいる蓋32の取付用螺子5
0を取り外し、蓋32を持つて上方へ引き上げる
と、絶縁ブツシング27がレール47を摺動しな
がら第3図の如く引き上げられる。
逆に取り付け時は、電気ヒータ16の下半部を
開口45より挿入した後、取付板24に固着され
ている絶縁ブツシング27の溝48をレール47
の入口51に嵌合させ、然る後、絶縁ブツシング
27がレール47に沿つて摺動されてU字端52
に達する迄押し下げられると蓋32が開口45を
閉塞し、螺子孔53,54同志を螺着すれば良
い。
併せてこの取り付け状態時、絶縁ブツシング2
7が蓋32の螺子50止めによりレール47のU
字端52に圧着されて電気ヒータ16は熱交換器
13の後方側の通風路55中に強固に固定保持さ
れるので、室内側クロスフローフアン9の駆動に
より吸込グリル22から室内側熱交換器13、電
気ヒータ16を経て吐出口23から吹出される室
内空気の風圧で電気ヒータ16が揺れ動くことは
なく、室内側熱交換器13が凝縮器として、室外
側熱交換器14が蒸発器として作用する暖房運転
時、この暖房用の補助加熱器として電気ヒータ1
6は安全に作動する。
しかも、電気ヒータ16は発熱パイプ35が取
付板24の基板面44より浮いた状態で固定され
ているので、室内空気流が発熱パイプ35の裏側
にも回り込み、加熱能力を充分発揮することがで
きる。
又、発熱パイプ35が熱膨張により変形するの
を考慮して螺子42,43の一方を幾分緩く締め
つけているので、空気調和機の輸送や落下時の衝
撃で発熱パイプ35が上下方向へ移動する虞れが
あるが、下方向へのずれは隆起部25で、上方向
へのずれは立ち上げ片26,26で鍔34が係止
されて阻止されるので、例えば下方向へ大きくず
れてリード線36が端子37から外れてしまうの
を未然に防止することができる。
(ヘ) 考案の効果 本案装置によれば、電気ヒータの発熱パイプが
取付板より浮いて固定されるので、発熱パイプの
全体で室内空気を有効に加熱でき、しかも発熱パ
イプを浮かす隆起部を兼用して立ち上げ片ととも
に発熱パイプの移動を阻止するようにしたので、
輸送や落下による衝撃で外部リード線が外れて電
気ヒータが故障するのを未然に防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本案装置の実施例を示すもので、第1図
は一部を切り欠いた空気調和機の斜視図、第2図
は空気調和機の横断面図、第3図は空気調和機の
要部分解斜視図、第4図は取付板の要部斜視図、
第5図は電気ヒータと取付板との組み付き状態を
示す横断面図、第6図は第5図の−′断面図
である。 16……電気ヒータ、24……取付板、25…
…隆起部、26……立ち上げ片、34……鍔、3
5……発熱パイプ、38……隙間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発熱パイプの外周に鍔を設けた電気ヒータと、
    このヒータの取付面側に隆起部と立ち上げ片とを
    形成した取付板とを備え、鍔を隆起部と立ち上げ
    片との隙間に挿入すると共に発熱パイプを隆起部
    の面上に載置して固定したことを特徴とする電気
    ヒータの取付装置。
JP15231883U 1983-09-30 1983-09-30 電気ヒ−タの取付装置 Granted JPS6060622U (ja)

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JP15231883U JPS6060622U (ja) 1983-09-30 1983-09-30 電気ヒ−タの取付装置

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JP15231883U JPS6060622U (ja) 1983-09-30 1983-09-30 電気ヒ−タの取付装置

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Publication Number Publication Date
JPS6060622U JPS6060622U (ja) 1985-04-26
JPS634904Y2 true JPS634904Y2 (ja) 1988-02-09

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ID=30337292

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JP15231883U Granted JPS6060622U (ja) 1983-09-30 1983-09-30 電気ヒ−タの取付装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5530839U (ja) * 1978-08-18 1980-02-28

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5530839U (ja) * 1978-08-18 1980-02-28

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Publication number Publication date
JPS6060622U (ja) 1985-04-26

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